JPH0547654Y2 - - Google Patents

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JPH0547654Y2
JPH0547654Y2 JP6048188U JP6048188U JPH0547654Y2 JP H0547654 Y2 JPH0547654 Y2 JP H0547654Y2 JP 6048188 U JP6048188 U JP 6048188U JP 6048188 U JP6048188 U JP 6048188U JP H0547654 Y2 JPH0547654 Y2 JP H0547654Y2
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platen
head
ink sheet
thermal head
arm
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は熱転写印字装置のサーマルヘツドを
プラテンに押接、あるいは開離する機構に関する
ものである。
[従来の技術] 第4図は例えば実開昭59−110649号公報に示さ
れた熱転写印字装置の従来のサーマルヘツドのプ
ラテンへの押接機構の概略構造図である。図にお
いて、1はサーマルヘツド、1aはサーマルヘツ
ド1の支持と放熱作用を行うヒートシンク、2は
プラテン、3はプリント用紙、4は印字色剤を供
給するインクシート、5はインクシート4をプラ
テン2へ添わせる案内ローラ、6はサーマルヘツ
ド1へプラテン2への押接力を付与する押バネ、
7はソレノイド7aとヒートシンク1aへ連結さ
れたプランジヤー7bから成りサーマルヘツド1
をプラテン2へ接離させるものである。8はイン
クシート供給ロール、9はインクシート巻取ロー
ルである。
上記の様に構成されたサーマルヘツドとプラテ
ンの押接機構において、第4図では印字中の押接
状態を示したものであり、プラテン2を図中時計
方向へ回転させることにより矢印A方向より進行
してきたプリント用紙3とインクシート4はサー
マルヘツド1のプラテン2への押接部でサーマル
ヘツド1へ印加される電気信号によりインクシー
ト4の色剤をプリント用紙3へ加熱転写印字され
る。印字後のインクシート4は矢印B方向へ送ら
れインクシート巻取ロール9へ巻取られる。一般
に熱転写カラー印字の場合はイエロー、マゼン
タ、シアンの印字原色色剤をプリント用紙3の同
一位置へ各々所定の濃度に重ね印字することで所
望の色採を得るので、例えばイエローの印字が終
了するとサーマルヘツド1とプラテン2の押接を
解除し、プラテン2を反時計方向へ逆転しプリン
ト用紙3を戻し、インクシート4は矢印B方向へ
送り次色のマゼンタ色剤の先頭とプリント用紙3
の先頭をリセツト位置に合わせ再びサーマルヘツ
ド1をプラテン2へ押接し次色の印字を行う。こ
の動作を印字原色の回数繰返えしてカラー印字が
完成する。インクシート3は一度転写に使用され
た部分は色剤が無くなり再使用できないためイン
クシート供給ロール8が空になると、新らしいイ
ンクシート供給ロール8を補充しなけれなならな
い。このためには、プラテン2をサーマルヘツド
1から大きく持ち上げ開離する必要がある。
第5図は例えば特開昭61−242863号公報に示さ
れた他の従来例を示す熱転写印字装置の概略構造
図である。図において、1〜4,8,9は上記従
来例にて説明のものと同様であり、10は印字装
置本体に軸20で支持された開閉カバー、11は
プリント用紙3を送るためのキヤプスタンロー
ラ、12はキヤプスタンローラ11にプリント用
紙3を押接するピンチローラ、13は固定部に支
軸14で支承され一端にピンチローラ12が設け
られ他端にストツパー13aが設けられたへの字
形のレバー、15は一端を開閉カバー10にジヨ
イント19により支承され他端には図に示された
形状のガイド溝15aを有するロツクプレイト、
16は固定部に立設されガイド溝15a内を摺動
するガイドピン、17はロツクプレイト15の略
中央に立設されたストツプピン、18はレバー1
3の中央部とガイド溝15a端間に張設された引
バネである。この他の従来例においてはサーマル
ヘツド1、インクシート供給ロール8、インクシ
ート巻取ロール9が開閉カバー10へ組込まれて
おり開閉カバー10を開くことでプラテン2とサ
ーマルヘツド1間が開離できインクシート供給ロ
ール8の補充取替を行い易くしている。該他の従
来例のカラー印字動作は上記従来例の説明と同様
である。またインクシート供給ロール8の補充取
替等の開離動作時には開閉カバー10を時計方向
へ少し持ち上げるとロツクプレイト15の支承部
が引き上げられストツプピン17がストツパー1
3aへ当接する。さらに開閉カバー10を持上げ
るとガイド溝15aに沿つてガイドピン16が移
動し、引バネ18の付勢力を支える位置がガイド
ピン16からジヨイント19へ移り、引バネ18
の付勢力が開閉カバー10の操作重量を軽減させ
る機構となつている。
[考案が解決しようとする課題] 上記の様に構成された熱転写印字装置の従来の
サーマルヘツドのプラテンへの押接機構ではイン
クシートの補充等を行う場合にプラテンとサーマ
ルヘツドの間を大きく開離しなければならず、そ
のためにプラテンの回転駆動源全体を含めて持上
げる必要があり、従つて開離操作が重くなる。
また、他の従来例に示された熱転写印字装置は
上記の説明のとおり、サーマルヘツド、インクシ
ート供給ロール、インクシート巻取ロールが開閉
カバーに組込まれており開閉カバー操作が重くな
るのを開閉カバー支持機構に設けられたバネの力
で軽減させる構造となつているため、その支持機
構が複雑となる。
この考案は上記の様な課題を解決するためにな
されたものでインクシートの補充取替等の場合に
サーマルヘツドとプラテンを大きく開離でき、そ
の支持機構が簡単な熱転写印字装置を得ることを
目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る熱転写印字装置はプラテン及び
その駆動源、インクシート供給ロール、インクシ
ート巻取ロール、サーマルヘツドのプラテンへの
接離駆動源等の重量の嵩む部分を固定部へ装着
し、サーマルヘツド部を可動側として、サーマル
ヘツドをプラテンに接離可能に支持するヘツドア
ームと、プラテンにサーマルヘツドの押接力を付
与するバネを介してヘツドアームに連結された連
結フツクと、この連結フツクとの係合時にヘツド
アームを駆動し開放時にヘツドアームの自由動を
許す固定部に回動可能に支持された係合部材を設
けたものである。
[作用] この考案における熱転写印字装置の係合部材と
連結フツクは係合時にサーマルヘツドとプラテン
間の接離駆動力を伝達し、開放時はサーマルヘツ
ド部の自由動を許す。
[実施例] 以下この考案の熱転写印字装置の一実施例にお
けるサーマルヘツドのプラテンへの押接機構を第
1図ないし第3図において説明する。図において
1,3〜5は前記従来例において説明のものと同
様である。2は駆動源を含め固定部に支持された
プラテン、8,9は固定部へ着脱可能に装着され
たインクシート供給ロール及びインクシート巻取
ロール、21は一端が軸20に支持された他端は
回動自由なヘツドアーム、21aはヘツドアーム
21の他端に設けられたストツパー、1aはヘツ
ドアーム21の他端側に取付けられサーマルヘツ
ド1を支持するヒートシンク、23は略u字形の
一端に案内ローラ5が取付けられ他端にカムロー
ラ23aが設けられ中間をアームピン22に支承
された案内アーム、25は案内アーム23を時計
方向へ付勢する案内バネ、26はカムローラ23
aに係合する外周カム26aと所定の回動位置関
係を持つ溝カム26bからなり固定部に装着され
た駆動源により回動される二重カム、29は一端
をピン30に支持され他端の上法に係合ピン28
が、そして下方に溝カム26bに係合するカムピ
ン27が各々立設されたカムレバー、カムレバー
で、これらカムピン27、係合ピン28、カムレ
バー29から係合部材が構成されている。31は
一端が軸20に支持されヘツドアーム21との間
に挿入された押バネ24によりサーマルヘツド1
へプラテン2への押接力を与えるヘツド押えアー
ム、31aはヘツド押えアーム31の他端にヘツ
ドアーム21のストツパー21aに対向して設け
られたストツパー、32はヘツド押えアーム31
に立設されたレバーピン、33はレバーピン32
に支持され係合ピン28と係合するための係合溝
33aと係合ピン28を案内する傾斜面33bが
設けられた連結フツク、35は連結フツク33を
時計方向へ付勢する連結バネ、34は軸20に支
持された開閉カバーであり、開閉動作に連動させ
開閉カバー34を開く動作で連結フツク33を時
計方向へ回動させ係合ピン28と係合溝33aの
係合を解きサーマルヘツド部を開離し、開閉カバ
ー34を閉じる動作で係合ピン28と係合溝33
aの係合を復帰する。
次に動作について説明する。まず第1図は印字
状態を示す概略構成図であり、図において、係合
ピン28と係合溝33aは係合されており溝カム
26bの回転位置はカムピン27、カムレバー2
9、係合ピン28、連結フツク33を介してヘツ
ド押えアーム31を引張る位置にあり、従つてヘ
ツド押えアーム31は押バネ24を圧縮しヘツド
アーム21を介してサーマルヘツド1をプラテン
2へ押接させている。この状態でプラテン2を時
計方向へ回転させプリント用紙3及びインクシー
ト4を送りながらサーマルヘツド1へ電気信号を
印加しインクシート4の色剤をプリント用紙3へ
熱転写してゆく。この時外周カム26aはカムロ
ーラ23aに接しない位置にあり案内ローラ5は
案内バネ25の付勢力によりプラテン2へ当接し
インクシート4をプリント用紙3へ添わせてい
る。そして、一色の印字が終了してから次色印字
へのリセツトを行う動作を次に説明する。二重カ
ム26を時計方向へ回転させ外周カム26aでカ
ムローラ23aを右方へ押し案内ローラ5をプラ
テン2から離し、さらに二重カム26を回転させ
溝カム26bがカムピン27を介してカムレバー
29を押し上る位置とし係合ピン28、連結フツ
ク33を介してヘツド押えアーム31を押し上げ
る。これに伴い押バネ24の付勢力によりヘツド
押えアーム31とヘツドアーム21は離れるがス
トツパー31aとストツパー21aが当接しヘツ
ドアーム21はヘツド押えアーム31に追従し上
方へ押し上げられて第2図の状態となる。
第2図において、次色の印字を行うためには、
インクシート4を次色色剤のヘツダー部へセツト
するまで矢印A方向へ送り、同時にプラテン2を
矢印B方向へ逆転させプリント用紙3を印字初期
位置まで戻す。そして二重カム26を時計方向へ
回転させ溝カム26bがカムピン27、カムレバ
ー29、係合ピン28、連結フツク33を介して
ヘツド押えアーム31を下方へ引下げる。この動
作によりヘツド押えアーム31は押バネ24を圧
しヘツドアーム21を介してサーマルヘツド1を
プラテン2へ押接し、上記説明の印字動作を再実
行する。
また、第2図の状態から連結フツク33を反時
計方向へ回動させると係合ピン28と係合溝33
aの係合が解かれヘツド押えアーム31及びヘツ
ドアーム21は軸20を中心に反時計方向へ開き
第3図の状態となる。
第3図において、ヘツドアーム21とプラテン
2の間を束縛するものはなく大きく開離すること
ができインクシート4及びインクシート供給ロー
ル8の補充取替が容易に行なえる。
インクシート4及びインクシート供給ロール8
の補充取替後の印字への復帰は、連結フツク33
は連結バネ35の付勢力により二点鎖線の位置に
戻つておりヘツド押えアーム31を下方へ押える
ことにより傾斜面33bと係合ピン28の当接か
らさらに押えると傾斜面33bでの分力により連
結バネ35の付勢力に抗して連結フツク33を反
時計方向へ回動させ、係合ピン28と係合溝33
aの係合が復帰し第2図の状態となる。
以下、前記説明の動作を繰返し、印字の続行が
できる。
上記説明のサーマルヘツド押接機構では軸20
一本でヘツドアーム21、ヘツド押えアーム31
及び開閉カバー34を支持する簡単な支持機構と
することができる。
なお、上記一実施例においてはヘツドアーム2
1とヒートシンク1aを別体の構成で説明した
が、これを一体とした構成でも同様の効果があ
る。
[考案の効果] この考案は以上説明したとおり、プラテン及び
その駆動源、インクシート供給ロール、インクシ
ート巻取ロール、サーマルヘツドのプラテンへの
接離駆動源等の重量の嵩む部分を固定部へ装着
し、サーマルヘツド部を可動側として、サーマル
ヘツドをプラテンに接離可能に支持するヘツドア
ームに連結された連結フツクと係合、開放が可能
な固定部に支持された係合部材を設けたことによ
り、インクシートの補充取替等の場合にサーマル
ヘツドとプラテンが軽く、大きく開離でき、その
支持機構が簡単な熱転写印字装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案における熱転写印字装置の一
実施例のサーマルヘツドのプラテンへの押接機構
の印字状態を示す概略構造図、第2図は上記一実
施例の印字色変更状態を示す概略構造図、第3図
は上記一実施例のサーマルヘツドとプラテンの開
離状態を示す概略構造図、第4図は従来の熱転写
印字装置のサーマルヘツドのプラテンへの押接機
構の概略構造図、第5図は他の従来例を示す熱転
写印字装置の概略構造図である。 図において、1はサーマルヘツド、2はプラテ
ン、3はプリント用紙、4はインクシート、6,
24は押バネ、8はインクシート供給ロール、9
はインクシート巻取ロール、21はヘツドアー
ム、26は二重カム、26bは溝カム、27はカ
ムピン、28は係合ピン、29はカムレバー、3
1はヘツド押えレバー、33は連結フツク、33
aは係合溝である。なお、各図中同一符号は同一
または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部に回動自在に支持されたプラテン、上記
    固定部に着脱可能に装着されたインクシート供給
    ロール及びインクシート巻取ロール、上記プラテ
    ンに重ねて当接されたプリント用紙及びインクシ
    ート、上記インクシートの色剤をプリント用紙へ
    熱転写するサーマルヘツド、このサーマルヘツド
    を上記インクシート上から上記プラテンに接離可
    能に支持するヘツドアーム、上記プラテンに上記
    サーマルヘツドの押接力を付与するバネを介して
    上記ヘツドアームに連結された連結フツク、上記
    固定部に回動可能に支持され、上記連結フツクと
    の係合時に上記サーマルヘツドを上記ヘツドアー
    ムを介して上記プラテンへの接離および押接の駆
    動を行い、開放時に上記ヘツドアームの自由動を
    許す係合部材を備えたことを特徴とする熱転写印
    字装置。
JP6048188U 1988-05-07 1988-05-07 Expired - Lifetime JPH0547654Y2 (ja)

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