JPS6157588A - 不斉ヒダントインの製法 - Google Patents

不斉ヒダントインの製法

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JPS6157588A
JPS6157588A JP60180396A JP18039685A JPS6157588A JP S6157588 A JPS6157588 A JP S6157588A JP 60180396 A JP60180396 A JP 60180396A JP 18039685 A JP18039685 A JP 18039685A JP S6157588 A JPS6157588 A JP S6157588A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はi種の価値ある不斉スピロ−ヒダントイン環状
化合物の新規の有効な製法に関する。特許(4S) −
6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−イミダ
ゾリジン] −2/、 s/−ジオン(ツルビニル)お
よびその(2R−メチル誘導体(2−メチルンルピニル
)の改良され次化学的会成法に関するもので、これらは
アルドースリダクターゼ阻害剤として作用したり、糖尿
病性白内障や神経病などの慢性の糖尿病性併発症を効果
的に制御するという既知の活性により医化学の分野にお
いて特に有効である。本発明は工程中の中間体として有
用である種々の新規の化合物をも含む。
従来の技術 従来技術によると、ツルビニルはR,サーゲス(Bar
ges )により米国特許第4,130.714号にd
−6−フルオロ−スピロ−[クロマン−4゜4′−イミ
ダゾリジン] −27、s/−ジオンとして最初に報告
された。それは本質的に青酸カリウムおよび炭酸アンモ
ニウムと6−フルオロ−4−クロマノンとの縮合で相当
するラセミ体の前駆体を形成し、次いで!−プルシンで
dl−化合物を分割することを含めた多工程により初め
は合成された。
この製法に用いられた6−フルオロ−4−クロマノンは
、まずG、C,フィンガー(Finger )らによる
ザ ジャーナル オン ジ アメリカン ケAtner
ican ChetnicαL 5ociety)、第
81巻、p・94 (1959)に記載された方法に従
って6−フルオロフェノールをβ−(1−フルオロフェ
ノキシ)プロピオン酸にし、次いでポリリン酸存在下こ
の中間体の酸を分子内縮合させて目的のクロマノン化合
物に閉環させる一連の工程で誘導される。
製造法全体における最近の進歩は次に示す工程を包含す
るツルビニル製法を与え友。すなわち、(1) p−フ
ルオロフェノールをトリトンB存在下アクリロニトリル
で処理してβ−(p−フルオロフェノキシラプロピオニ
トリルに変え;(2)次いでそのニトリル中間体を塩酸
を用いてβ−<p−フルオロフェノキシ)プロピオン酸
に変え; (3)β−(p−フルオロフェノキシ)フロ
ヒオン酸ヲ濃硫酸存在下50℃で縮合せしめ、6−フル
オロ−4−クロマノ/を得;(4)その後、標準的なブ
チェラー−ベルブ(ElLcherer−Berg )
条件下、エタノール中で青酸カリウムおよび炭酸アンモ
ニウムと縮合するとμm6−フルオロ−スピロ−〔クロ
マン−4,4′−イミダゾリジy ] −2’ I s
’−ジオ/でめるツルビニルのラセミ前駆体が生じ;(
5)このラセミスピロ−ヒダントインを水酸化ナトリウ
ム水溶液で加水分解すると4−アミノ−6−フルオロク
ロマン−4−カルボン酸である相当するスピロ−アミノ
酸が得られ;(6)工程中単離できないこの酸を(水溶
液のpHを調整した後)そのまま青酸ナトリウムまたは
カリウムで処理して6−フルオo−4−ウレイドクロマ
ン−4−カルボン酸である相当するヒダントイン酸に変
え;(7)そのヒダントイン酸をB、W、キュー(Cu
e)Jr、らによる米国特許第4.435.578号に
記載。
された方法に従って、メタノール水溶液中!−(−)−
エフエドリンで処理して、(4S) −6−フルオロ−
4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸の7−(−)−
エフエドリン塩を形成し;(8)その後、そのジアステ
レオマーを氷酢酸中で加熱することにより、その結晶性
塩をツルビニルに変えると目的の(4fi) −6−フ
ルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−イミダゾリジ
ン) −2’、 5’−ジオンが得られる。
ツルビニルの(2β)−メチル誘導体に関しては、K・
ウエダ(Ueda )らにより、英国特許出願第GE2
.080.304A号にこの化合物(d−6−フルオロ
−2−メチル−スピロ−〔クロマン−4,4′−イミダ
ゾリジン) −27,s/−ジオン)が最初に報告され
た。これは上に概説したR、サーゲスの最初の方法とい
くらか類似した方法で合成された。すなわちp−フルオ
ロフェノールを出発物質とし、ポリリン酸存在下、クロ
トン酸と縮合させて6−フルオロ−2−メチル−4−ク
ロマノンを合成し、次いで常法に従って青酸カリウムお
よび炭酸アンモニウムと縮合すると、目的のジアステレ
オマーとしてdll−6−フルオロ−2−メチル−スピ
ロ−〔クロマン−4、4’−イミダゾリジン〕−2・5
′−ジオンが最終的に得られた。キニンメトヒドロキシ
ド水溶液にょるμ−化合物の分割に゛より目的の呈−6
−フルオロ−2−メチル−スピロ−〔クロマ7−4.4
’−イミダゾリジン〕−2,5−ジオン(現在の命名法
では(4互)C2R)−6−フルオロ−2−/チルース
ピロー〔クロマン−4,4′−イミダゾリジン] −2
’、 5’−ジオンの方が適切である)が得られた。
本発明によると、添付する反応機構に概説するように、
適当なβ−(4−フルオロフェノキシ)アルカンハロゲ
ン化物から始まる一連の独特の反応によす(45i) 
−6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−イミ
ダゾリジン) −27、s/−ジオン(ツルビニル)お
よびその(2R)−メチル誘導体の新規で特別有用な製
法を供給する。より特定すると、本発明の製法は次に示
す工程を特徴とする。
1)  Rが水素またはメチルでXがハロゲンである式
Iの適当な低級β−(4−フルオロフェノキシ)アルカ
ンハロゲン化物を酸性溶媒中、N−ベンゾイル−α−ヒ
ドロキシグリシンまたはR′がフェニルまたは炭素数1
〜4のアルキルである式R’C0NHCHCQH)CO
OHのN−(低級アルカノイル)−α−ヒドロキシグリ
シンでアミドアルキル化し、R,R’およびXがそれぞ
れ前に定義さ几たものである式■で表わされる2−アミ
ドアルキル化誘導中間体を形成する; 2)前記アミドアルキル化誘導中間体を脱水剤および塩
基で処理して脱水およびスピロアルキル化し、式■の目
的のスピロアルキル化アズラクトン化合物を得る; 3)式1[1(7)6−フルオロ−スピロ−〔クロマン
−4,4’−2−フェニルオキサゾリジン−5′−オン
〕または6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4、4’
−2’−(低級アルキル)オキサゾリジン−5′−オン
〕化合物を炭素数4までの低級アルカン炭化水素モノカ
ルボン酸と適当なハロゲン化水素酸の混合物と高温で接
触により前記スピロ−オキサゾリジン−5−オン化合物
を加水分解し、相当する式■の目的のスピロ−アミノ酸
のハロゲン化水素酸塩を得る; 4)ハロゲン化水素酸付加塩の形の弐■の4−アミノ−
6−フルオ“ロクロマンー4−カルボン酸または(:2
J−4−アミノ−6−フルオロ−2−メチルクロマン−
4−カルボン酸をチオニルクロ反応工程 NHCOR’ 反応工程(続き) リドおよび適当な低級アルカノールでエステル化し、次
いで塩基化するとR“がメチルま友はエチルである式■
のラセミ体のメチルまたはエチルエステル中間体が形成
される; 5)式Vのラセミエステル中間体をα−キモトリプシン
処理で分割し式■の目的の(星)−メチルまたは(S)
−エチルエステルを得る;6)  式Vlo(5)−メ
チルまたは(、M)−エチルエステルを酸性溶媒中、ア
ルカリ金属シアン化物と接触させ、前記アミノ酸エステ
ル’(Rが水素(すナワチソルピニル)またはメチル〔
すなわち(2R)−メチルンルピニル)である式■の目
的のスピロ−ヒダントイン環状化金物に変える。
本発明は、その範囲に、式■のスピロ−オキサゾリジン
−5−オン化合物や式v〜■および4−アミノ−6−フ
ルオロ−(:?R)−メチルクロマン−4−カルボン酸
(式IY 、 R=Cn3)のメチルやエチルエステル
のような工程中に用いられる種々の新規中間体をも包含
する。典型的で好適な弐■のスピロ−オキサゾリジン−
5−オン化合物としてはRが水素またはメチルでR′が
ベンゾイルまtはアセチルで、例えば6−フルオロ−ス
ピロ−〔クロマン−4,4’−2’−フェニルオキサゾ
リジン−5′−オン〕、6−フルオロ−スピロ−〔クロ
マン−4、4’−2’−メチルオキサゾリジン−5′−
オン〕および6−フルオロ−に4)−メチル−スピロ−
〔クロマ7−4.4’−2’−フェニルオキナシリジン
−57−オンのような化合物が挙げられる。典を的で好
適な式v〜■のメチルおよびエチルエステルとしてはR
が水素またはメチルでR“ゲメチルまたはエチルで例え
ばメチル4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カル
ボキシレイト、(S〕−メチル4rアミノー6−2ルオ
ロクロマン−4−カルボキシレイト、メチル4−アミノ
−6−フルオロ−(1)−メチルクロマン−4−+’+
ルポキシレイトおよび(4S)(2R)−メチル4−ア
ミノ−6−フルオロ−2−メチルクロマン−4−カルボ
キシレイトのようなエステルが挙げられる。
容易に入手できる物質から(4S)−6−フルオロ−ス
ピロ〔クロマン−414’−イミタy−リシン〕−27
,5/−ジオン(ンルビニル)やその(2星)−メチル
誘導体(2−メチルンルビニル)への本発明の製法に従
って、新規の6エ程の合成法を前に示した反応順に模式
的に表わす。
6エ程の合成法の第一段階では、適当な式Iの低級β−
(4−フルオロフェノキシ)アルカンノーロゲン化物の
アミドアルキル化′t−N−ベンゾイル−α−ヒドロキ
シグリシンまたは前に定義されたよりなN−(低級アル
カノイル)−α−ヒドロキシグリシンと酸性溶媒中で縮
合させ、式■の2−アミドアルキル化誘導体を得る。酸
性溶媒としてはメタンスルホン酸、硫酸および硫酸と酢
酸の混合物(例えば酢酸中10〜50%の硫酸)が挙げ
られる。好適な溶媒は氷酢酸中98%硫酸の重量で50
:50の混合液である。反応温度は決定的ではなく、例
えば約10℃から40℃であり、実際には、反応を4温
付近(すなわち〜20℃)で、概して約2から4S時間
の間、実行するのが最も便利である。式Iの化合物のN
−置換グリシンに対するモル比も決定的ではなく、約1
.2 : 1.0から1.0 : 1.5の範囲に及ぶ
。縮合工程完了後、アミドアルキル化誘導体は反応混合
物を氷または氷水に注ぎ、沈殿した生成物を濾過すると
いう従来の方法により容易に単離される。
6エ程の合成法の第二段階では、式■のアミドアルキル
化誘導体の脱水およびスピロアルキル化で弐■のスピロ
アルキル化アズラクトン化合物を形成するため、式■化
合物を脱水剤および塩基で順番にまたは同時に処理する
。脱水剤としては炭素数4までの無水酢酸、無水プロピ
オ/酸などの低級アルカン炭化水素モノカルボン酸から
誘導される酸無水物またはジシクロへキシルカルボジイ
ミド、N 、 N’−カルボニルジイミダゾールまたは
1−シクロへキシル−3−(2−モルホリノエチル)−
カルボジイミドメト−p−トルエンスルホネイトなどの
ようなカルボジイミドが好適でおり、使用される塩基は
無機または有機塩基であるが、トリエチルアミンやピリ
ジンのような三級アミンがアズラクトン中間体(単離は
行なわない)を(HXの脱離を伴なう)分子内アルキル
化を経て目的のスピロアルキル化誘導体に変えるのに好
適である。通常、式■のアミドアルキル化誘導体と脱水
剤をまず疎水性溶媒中、室温から反応混合物の還流点ま
での範囲の温度(約20℃〜100℃の範囲の温度が好
適である)で接触させる。好適な疎水性溶媒としてはジ
オキサ/やテトラヒドロフランのような環状エーテル、
アセトンやメチルエチルクトンのような低級アルキルケ
トン、メチレンクロリドやジクロロエタンのようなハロ
ゲン化炭化水素、酢酸エチルのような低級アルカン炭化
水素モノカルボン酸の低級アルキル(C1〜C4)エス
テル、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミドなどのような低級アルカン炭化水
素上ノカルポン醒から誘導されるアミドの低級N、N−
ジアルキル(Ct〜C’4) 誘導体およびアセトニト
リルが挙げられる。次いで(式■化合物と脱水剤との反
応で形成され−fC,)アズラクトン中間体は単離せず
に、三級アミンをスピロアルキル化を行なうため少なく
とも約2当量用いて、約O℃〜100℃(約0℃〜70
℃が好適である)の温度範囲で反応混合物に添加する。
反応時間は決定的ではなく、約0.5〜24時間に変更
しうる。テトラヒドロ7ランやメチレンクロリドのよう
な非極性溶媒を脱水における最初の溶媒として用いる時
には、分子内アルキル化の全体の速度を増進するため三
級アミン試薬と少なくともほぼ等容量の低級NlN−ジ
アルキルアルカノアミド溶媒を用いるのが望ましい。式
■化合物の脱水剤に対するモル比は決定的ではないが、
出発物質に関して過剰の脱水剤を用いるのが望ましく、
少なくとも三級アミン試薬の約0.5モル過剰が好適で
ある。脱水−スピロアルキル化反応完了後、目的の式■
のスピロアルキル化アズラクトン化合物を、まず三級ア
ミンヒドロハライド副産物t濾過で除去し、生じたF液
を真空下で濃縮し、もし必要であれば後の本明細書の実
験の部の実施例に示すようにして更に精製するというよ
うな従来からの手段を用いて、反応混合物から容易に回
収しうる。
本発明の製法の上述した第二段階の一つの好適な実施態
様としては、Xが塩素、臭素またはヨー素である式■の
アミドアルキル化誘導体と脱水剤(酸無水物が好適であ
るンを室温で2当量の三級アミン試薬で処理する。この
場合では、三級アミン(トリエチルアミンが好適である
ンはアズラクトンへの脱水およびハロゲン置換の両方勿
触媒する。温和な発熱反応では、加熱なしで1時間以内
に目的の生成物が極めて高い収率で形成され、次いで溶
媒抽出により、最も容易な方法で反応混合物から易すく
単離される・ 製法の第二段階のもう一つの好適な実施態様では、Xが
臭素やヨー素である式■のアミノアルキル化誘導体をア
セトンのような低級アルキルケトン溶媒中、室温で酸無
水物1当量とアルカリ金属炭酸塩(例えば炭酸カリウム
)のような無機塩基2当量で処理する。この場合には、
いかなる加熱も必要とせずに反応は数時間で極めてきれ
いに進行する。次いで目的の式■のスピロアルキル化ア
ズラクトン化合物を、まず吸引濾過で反応混合物から固
製副産物を除去し、前記のように系から有機溶媒を留去
することにより単離する。
ついでながら、極めて温和な実施条件下の両方の好適な
実施態様において高収率の目的生成物(例えば75〜9
5%ンが達成され、かなり不活性なアルキル化剤から4
級炭素−炭素結合が形成されるという本当にめったにな
い驚くべき事実に注目すべきである。
本発明の合成類の第三段階は式■の6−フルオロ−スピ
ロ−〔クロマン−4、4’−2’−フェニルオキサゾリ
ジン−5′−オン〕ま友は6−フルオロ−スピロ〔クロ
マン−4、4’−2’−(低級アルキル)オキサゾリジ
ン−5′−オン〕の式ffの相当する4−アミノ−6−
フルオロ−クロマン−4−カルボン酸またはその(21
)−メチル誘導体への加水分解を包含し、両方の酸とも
そのハロゲン化水素酸付加塩の形態で存在する。この工
程は式■化合物を炭素数4までの低級アルカン炭化水素
上ノカルボン酸と適当なハロゲン化水素酸との混合物と
高温(反応混合物の還流点への加熱が好適)で接触させ
て実施する。この方法では、式■化合物の目的の式■の
スピロ−アミノ酸のヒドロハライド塩への加水分解は最
も容易な方法で行なう。好適なアルカン酸はギ酸であり
、好適なハロゲン化水素酸は濃塩酸である。概してアル
カン酸/ハロゲン化水素酸混合物の組成は容積を基準に
して約3:1から1:1に変えうる。必要な反応時間は
決定的ではなく、還流しながら約2〜6時間の期間内で
変えることができ、次に更に必要ならば室温で撹拌する
。この工程完了後、目的の4−アミノ−6−フルオロク
ロマン−4−カルボン酸マたはその(吐)−メチル誘導
体は例えば(1]水を添加し、メチレンクロリドで抽出
し、次いで水層t濾過して留去;または(2)まず反応
混合物を留去して残渣をアセトンなどで粉砕のような従
来の方法によりそのハロゲン化水素酸埴の形態で反応混
合物から容易に単離される。
本発明の全合成方法の第四段階は式IYの4−アミノ−
6−フルオロクロマン−4−カルボン酸マたは(仏)−
4−アミノ−6−フルオロ−2−メチルクロマン−4−
カルボン酸(両方ともハロゲン化水素酸付加塩である)
の式WCR“はメチルまたはエチルである)のメチルま
たはエチルエステルへの変換である。この工程は従来の
エステル化の技法で容易に達成され、そのうち最も好適
なのは前記の酸をチオニルクロリドと標準的手順に従っ
て選択される適当な低級アルカノールと反応させるもの
である〔例えばり、!、フィーザー(Fiesttr 
)およびにフイーザ−(Fiesgr )による”リエ
ージエンッ フォー オーガニック シンセシス(Re
agents for Organic 5ynthe
sis)”第1巻、 John Wiley & 5o
ns、Inc、、New York。
N、Y、(1967)、p、1160 を参照せよ〕。
酸を約−15℃〜10℃の範囲の温度で、選択さレタア
ルカノール溶媒(例えばメタノールやエタノール)中チ
オニルクロリドと反応させ相当する酸塩化物を形成し、
次いでその酸塩化物中間体を含んだ反応混合物を500
からその混合物の還流点までに加熱して、酸塩化物を目
的のエステルに変換する。この反応では時間は通常決定
的因子ではないが、少な(とも約1時間の期間が好まし
く思われる。もちろん、これは実施する反応温度の高低
に依存して変化しつる。この工程終了後、得られたラセ
ミ体のエステルは、例えば、まず反応混合物を真空下濃
縮して過剰のアルカノールおよび他の揮発物を除去し、
次いで残渣をジエチルエーテルのような非極性溶媒で粉
砕するというような従来の方法で反応混合物から容易に
単離される。
このようにして単離されたスピロ−アミノ酸はハロゲン
化水素酸付加塩の形態をしており、更に従来通りの手法
で塩基処理を施こすと式Vの遊離のラセミスピロ−アミ
ノ酸メチルまたはエチルエステル(すなわち塩ではない
)が得られる。本方法では式■の4−アミノ−6−フル
オロクロマン−4−カルボン酸の塩酸付加塩を、その酸
塩化物中間体を経て、最終的には式Vのメチル4−アミ
ノ−6−フルオロクロマン−4−カルボキシレイトに変
換する。あ2いは式Vエステルのハロゲン化水素酸付加
塩を更に処理することなしに次の工程に用いることもで
きる。
本発明の6エ程の合成法の第五段階は式Vのラセミ体の
エステル中間体をα−キモトリプシンで処理して分割し
、目的の式■の(司−メチルまたは(S)−エテルエス
テルを得るものである。この工程はpH約5の弱酸性水
溶液中のラセミ体エステルを前記プロテアーゼ酵素(こ
の酵素は(R)−エステルを選択的に加水分解して相当
する酸にし、(S)−エステルは大半がそのまま残る)
の活性に委ねることにより容易に達成される。α−アミ
ノ酸エステルの選択的加水分解へのα−キモトリプシン
や関連プロテアーゼの使用は既知である〔例えば、J、
プライアン ジョーンズ(BryanJongs)やJ
、F、ベック(Bgc&)による“テクニックス オン
 ケミストリー(Techniqses ofCher
nistτy)1第10巻〔アプリケイションズオフハ
イオケミカル システム イン オーガニック ケミス
トリー(Applicatイons ofBioche
mical Systems in Organic 
Cん−is t −ry))、ジョーンズ(Jones
 )、シー(Sih)およびパール−r y (Per
lman )編、Joんn VVile/ &5ons
、Inc、、Ntw York、N、Y、、 1970
、第4章を参照せよ〕が、本工程はスピロ−アミノ酸エ
ステルを分割した最初の実例を示している。本分割は、
分割剤として商業的に入手できるα−キモトリプシンを
用いてpH制御器の助けで約pH5,0付近に保持され
た希釈食塩水またはアルコール(すなわち、炭素i4ま
での低級アルコール)水溶液中で実施する。分割剤とし
て用いられるα−キモトリプシンの量は、立体特異的加
水分解を触媒するのに十分な量存在する場合には決定的
ではないが、最適の結果を達成するためには重量で少な
くとも約5%使用することが最も好適である。
分割工程においては時間と温度は決定的因子ではないが
、立体選択的加水分解はpH制御器でそれ以上の塩基の
吸収が観察されなくなるまでの時間、室温(例えば20
〜25℃)で行なわれる。この工程の完了後、目的の(
5)−メチルまたは(廻−エチルエステルは、まずpH
を約1.5〜2.0に調整し、酢醒エチルのような水と
混合しない有機溶媒で抽出し、次いで水層を約pH10
に再調整して目的の生成物を単離するため前記有機溶媒
で更に抽出することにより反応混合水溶液から容易に抽
出される。本方法では、式VCR−H)のメチル4−ア
ミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボキシレートを
ツルビニル前駆体である式■の(S)−メチル4−アミ
ノ−6−フルオロクロマ/−4−カルボキシレートに変
換する。同様の方法で、式V CH=CH2)F)tf
k4−7ミ/−6−フルオロ−(2fi) −メチルク
ロマ7−4−)’Jルボキシレートを(2:)−メチル
ンルピニルの前駆体である式■の(4S)(24)−メ
チル4−アミノ−6−フルオロ−2−メチルクロマン−
4−カルボキシレートに変換する。
多工程の本発明の第六(最終)工程は式■の(S)−メ
チル4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボキ
シレートまたは(4i)C2R)−メチル4−アミノ−
6−フルオロ−2−メチルクロマン−4−カルボキシレ
ートを(Rがそれぞれ水素とメチルである)式■のスピ
ロ−ヒダントイン環状化合物へ変換するものである。こ
の工程は式■の(S)−メチルまたは(亙)−エチルエ
ステルを酸性溶媒中アルカリ金属シアネイトと接触させ
て、前記アミノ酸エステルをRが水素(すなわちツルビ
ニル)またはメチル〔すなわち(2R)−メチルツルビ
ニル〕である目的の式■のスピロ−ヒダントイン環状化
合物に変換させる。この最終工程は式■のエステルを氷
酢酸のように炭素数4までの低級アルカン炭化水素モノ
カルボン酸である酸溶媒中、約20℃〜120℃の範囲
の温度で過剰の青酸ナトリウムまたはカリウムのような
アルカリ金属シアン化物で、前記スピロ−ヒダントイン
環状化合物の形成が実質上完了するまで処理することに
より実施される。時間は全工程で決定的ではないが、初
期反応を室温(例えば約20℃)で少なくとも約16時
間、次いで反応を完了させるため高温(例えば約100
〜120℃)で約2〜5時間行なうのがしばしば最も好
適である。本方法では分割されたアミノ酸エステルをま
ず室温における一次反応産物であ慝4−ウレイド誘導体
に変換する。生成物は単離しないが、薄層クロマトグラ
フィー(TLC)や高速液体クロマトグラフィーCHP
LC)により、ヒダントイン最終生成物が室温でゆっく
りと形成するのに従って検出される。アミノ酸エステル
がウレイドエステルに完全に変換し、次いで高温での熱
処理によりスピロ−ヒダントイン化合物への閉環を促進
される(すなわち反応完了へ進行する)。前に示したよ
うに、変換のための好適なアルカリ金属シアネイトは青
酸ナトリウムまたはカリウムであり、出発の式■のエス
テルに関して当量存在することが必要であるが、過剰に
用いるのが最も好ましく、少なくとも1モル過剰が好適
である。この工程完了後、目的のスピロ−ヒダントイン
最終生成物は、まず反応混合物を真空下濃縮し、次いで
濃縮物から生成物を沈殿するために水を添加するかまた
は濃縮物を酢駿エチルのような水と混合しない有機溶媒
で処理し、次いで生じた有機溶液を精製して、そこから
有機溶媒を除去するなどのような従来の方法により反応
混合物から容易に単離される。本方法では、式Vl (
R=H) (D (S、)−メチ#4−アミノ−6−フ
ルオロクロマン−4−カルボキシレートハ(S)−メチ
ル6−フルオロ−4−ウレイドクロ4ンー4−カルボキ
シレートを経てツルビニルである式■の(4互) −6
−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−イミダゾ
リジン)−2’、5’−ジオンに変換し、式VICR=
CHs)の(4Σ)(2色)−メチル6−フルオロ−2
−メチル−4−カルボキシレートは(4Σ) (2,f
i)−メチル6−フルオロ−2−メチル−4−ウレイド
クロマン−4−カルボキシレートを経て(2fi)−メ
チルツルビニルである式■の(4互)(2芒)−6−フ
ルオロ−2−メチル−スピロ−〔クロマン−4,4′−
イミダゾリジン)−2’、5ζジオンに変換する。
あるいは、式■のスピロ−アミノ酸ハロゲン化水素酸塩
は一連の3つの反応工程を含んだ既知の方法で目的の式
■のスピロ−ヒダントイン環状化合物に変換しつる。よ
り特定すると、このもう一つの経路はスピロ−アミノ酸
ハロゲン化水素酸塩を水中でアルカリ金属シアン化物で
処理して相当する4−ウレイド誘導体を形成し、次いで
L−(ト)−(1−フェニルエチル)アミン−?4−(
−)−エフエドリン塩としてラセミ体の中間体を分割し
、目的のジアステレオマー塩を得、次いで氷酢酸中加熱
して最終生成物に環化するものを包含する。この方法を
この特定経路による(4星) (2fi) −6−フル
オロ−2−メチル−スピロ−〔クロマ7−4゜4′−イ
ミダゾリジン:l−2’、5’−ジオ7Cfな−bち(
2R)−メチルツルビニル〕の新規合成を説明するため
本明細書の実施例32〜37にも示す。
(2R)−メチルノルビニルすなわち4−アミノ−6−
フルオロ−(2fi)−メチルクロマン−4−カルボン
酸、6−フルオロ−(2R)−メチル−4−フレイドク
ロマ/−4−カルボンL  C45)C2R)−6−7
にオー−2−メチル−4−ウレイドクロマン−4−カル
ボン酸の菟−(1)−(1−フェニルエチル)アミンや
/−(→−エフエドリン塩を製造するためのこのもう一
つの特定経路に含まれる中間体は全て新規化合物である
本発明の合成経路の全体の6エ程の方法の第一段階にお
ける使用に必要である根本の出発物質、すなわちRが水
素またはメチルでXがハロゲンである式rの低級β−(
4−フルオロフェノキ7)アルカ/ハライドやR′がフ
ェニルや炭素数1〜4のアルキルである式R’C0NC
HCOH)COOHのN−アシルーα−ヒドロキシグリ
シンは商業的または文献の方法で入手できる既知物質で
あるか、そうでなければ通常の化学試薬から出発し、従
来のM機合成法を用いて当事者により容易に合成される
。これに関する詳細はすぐ後に続く実験の部の製造例A
−Gに示す。
前に記述したように本発明の経路で提示された利点は多
数ある:例えば多容積の溶媒と一緒に強い毒性のプル7
/を使用することを避け;反応工程の全体の数が8から
6に減少し、それによって時間と金銭を節約し;本経路
の脱水−スピロアルキル化工程において、得られた収率
は極めて高いものであり;全体の経路はアセトニトリル
やfrRカリウムを用いず(両方とも特別の操作条件を
要求する);経路の工程(3)は式■の目的のスピロ−
アミノ酸の単離を容易にし、そnは次には、相当するメ
チルエステルの酵素的分割を可能にし;(2R)−メチ
ルノルビニル(式■、R= CH,)の製造において、
2位でのメチル基の絶対配置は工程がC−2でラセミ体
を経由しないでむしろ構造式!(最終的には天然の(S
)−エチルラクトンから誘導される)に相当する出発化
合物から進行することなどである。
製造例A フェノキシエチルプロミドのためC,S、マーペル(M
arvel )らによる文献(c、s、r−ベルら、”
オーガニ7り’/7セシス(OrgcLnic 5yn
tんe−sis )′、集約第1巻、H,ギル−r :
y (Gilrruxn)およびA、H,プラット(B
latt)編、John Witty& 5ons、I
nc、、New York、N、Y、e 1944 、
 p。
436を参照〕に記述された標準的手順に従って・ 2
− (4’−フルオロフェノキシ〕エチルプロミドfr
、p−フルオロフェノールt!:、1.2−ジブロモエ
タンから一工程で合成した。本例では、フェノールのt
tl)にp−フルオロフェノールを出発物質として用い
た。得られた純粋の最終産物、すなわチ2−〔4′−フ
ルオロフェノキシ〕エチルプロミトヤ4− (2’−フ
ロモエトキシ)フルオロベンゼン(収率86%)は58
−60℃で融ける無色固体であり核磁気共鳴資料や元素
分析の両方により更ニ%徴スケラレfc : NMR(
CDCIs”)δ7.1(yyc。
41芳香族CH)、4.3 (t 、 2 、 OCH
,−)、3.7(t 、 2 J BrCH,)。
元素分析 CBH,BrFOの計算値:C、43,84
; H、3,65゜ 実測値: C、44,03: H、3,70’  * 
 (!’J  E 1.2−ジブロモエタンの代りに1,2−ジクロロエタ
ンを試薬として使用することを除いて製造例Aに記述さ
れた手順を、同じモル比で繰返した。本例では、!られ
る最終生成物は次の核磁気共鳴資料で特徴ずけられる無
色油状物の2− (4’−フルオロフエノキシ)エチル
クロリドまたは4− (2’−クロロエトキシ)フルオ
ロベンゼン(収率68%)であった: NuR(cnc
ls)δ7.0 (m。
4 ) 4.2 (t 、 2 )、3.8 (t 、
 2 )。
製造例C トリフェニルホスフィン(139,9,0,53モル)
のベンゼン(1,5J )溶液に、ヨー素(134,5
&、0.53モル)を6回に分けて添加した。次いで生
じた混合物を室温で2時間撹拌し、ピリジン(79ゴ、
0.98モル)を添加し、米国特許第4.341.90
5号の記述に従って合成した2−(4’−フルオロフェ
ノキシ)エタノール(so、p。
0.32モル)のベンゼン溶液(250m)を添加した
。次いで生じた反応混合物を室温で18時間撹拌し、そ
の後メタノール(200mj)で希釈した。次いで、こ
の時点で既に形成された固型物を吸引濾過で回収し、そ
の後F液を水(500mj)、19%重亜硫酸ナトリウ
ム水溶液(500mj)、水(500m)、IN塩酸(
2X 500mJ)および塩水(200Wdl)で洗浄
した。この工程終了後、ベンゼン溶媒を減圧下留去し、
濃縮物にヘキサンを添加すると白色固型物として純粋の
2− (4”フルオロフェノキシ)エチルヨーディトま
たは4−(2/−ヨードエトキシ)フルオロベンゼンが
78.57(92%)得られた、rn、p、41〜43
℃;NMR(CD Cl 3)δ7.0(yyh、4)
、4.2(1:、2)、3.4Ct、2)。
製造例D p−フルオロフェノール(7,5g、0.067モル)
、σ)−エチルラフティト(7,9g、0.067モル
)およびトリフェニルホスフィy (18,75、p、
0.067モル)をテトラヒドロフラン(100d)に
溶解して撹拌する溶液にジエチルアゾジカルボキシレー
)(12,5g、0.067モル)のテトラヒドロフラ
ン(50ral)溶液を15分間に滴加した。次いで生
じた反応溶液を室温で18時間撹拌し、この時点で、テ
トラヒドロフランを真空下留去し、ジエチルエーテル(
15OmJ) トヘキサン(150m7)から成る混合
液を添加す、ると固型物が沈殿した。固型物を濾過で分
離し、ヘキサンで洗浄し廃棄した。得られたF液をIN
水酸化ナトリウム水溶液(2X50m)、水(50ゴ)
および塩水(50m)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。乾燥剤を濾過で除去し、溶媒を減圧下で留
去した後、真空蒸留により油状物として純粋の(S)−
エチル2− (4’−フルオロフェノキシ)プロピオネ
イトが10.2,9(72%)得25’ られた、b、p、90〜92℃10.7龍Ht:Cα〕
9十37.4’(c = 2.14S、CHCn、 )
、(R(cgclls )174S(C=0 ンの一’
 ;NMR(CDCIs)  δ7.0(扉、4.芳香
族CH)、4.8(q、1)、4.3(q、2)、1.
6 (d 、 3 )、1.3 (t 、 3 )。
元素分析 CIIH13FO3の計算値:C,62,2
6;H,6,13゜ 実測値: C、62,25; H、6,22゜製 造・
例 E 製造例りの記述に従って合成した(芒)−エテル2−(
4’−フルオロフェノキシ)プロピオネイト(27,3
9,0,129モル)の無水テトラヒドロフラン(10
0mJ?)溶液をリチウムアルミニウムヒドリド(3,
8g、0.1モル)の無水テトラヒドロ7ラン(150
iJ)溶液に撹拌しながら滴加した。次いで生じた反応
混合物を添加後3時間撹拌し、その撹拌した混合物に1
0%テトラヒドロフラン水溶液(30ml)、硫酸ナト
リウム飽和水溶液(8rILt)および固体の硫酸す)
 IJウム〔51〕の順に注意深く滴加した。反応混合
物を室温で一晩(〜16時間)撹拌し、過剰のヒドリド
に関する反応を確実に完了させた。次いで生じた固体を
一過し、温テトラヒドロフラン(2x75rILj)で
洗浄した。p液と洗液を一緒にし、減圧下でテトラヒド
ロフランを留去して得られた油状物をメチレンクロリド
(150mA’)に溶解し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。一過て乾燥剤、減圧下留去で溶媒を除去した後
、油状物が得られ、真空蒸’tlfると純粋の(7?)
−2−(4’−フルオロフェノキシ)プロパツールが2
0.39C94%)iられ25’ た、b、9.85〜95℃10.6朋H?;〔α〕。
−33,0°(c−2,125、MeOH) ; NI
IRCCDCIs)δ7.1(rrL、4)、4.4(
?FL、1)、3.8 (d 。
2)、3.0(広域s、OH)、1.3 (d 、 3
 ”)。
製造例F 臭素(19,8&、0.124モル)を製造例Eの記述
に従って合成した(g)−2−(4’−フルオロフェノ
キシ)プロパツール(20g、0.118モ#l−トリ
フェニルホスフイン(32,4,p、0.124モル)
のジメチルホルムアミド(75m)溶液に氷水浴で25
℃以下の温度に保持しながら滴加した。次いで反応混合
物を室温(〜20℃)で18時間撹拌し、酢酸エテル(
s o OmJ)で希釈した後、水(3X 200m)
、重炭酸す) IJウム飽和水溶液(150m)および
塩水(75M)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
して、濾過し、次いでF液を箕空下濃縮するとスラリー
が得られた。このスラリーをヘキサン(250ur)で
希釈し、30分間撹拌した。この時点で形成された沈殿
を濾過により除去し、ヘキサ〉のF液を減圧下留去する
と油状物が得られ、これを真空蒸留すると純粋の(、f
i)−1−プロモー2−(4’−フルオロフェノキシ)
プロパンが22.16g(80%)得られた、b、p、
83〜85℃10.15朋Has25゜ 〔αE、  −10,2°(c =2.258、MeO
H) ;I R(CHCl5 ) 2956 ・(wλ
 2922 Cw)、1726 (yn)、 1495
 (m)crIL−弓NMRCCDC1s)δ7.1(
m、4)、4.5(m、1)、3.5(yrL。
2)、1.4 (d 、 3 ) ;質量スペクトk 
、(rn/ e )233/231 (M+)、112
(基準ピーク、pフルオロフェノール)。
元素分析 CgHI6BrFOの計算値:C、46,3
5; H、4,29゜ 実測値: C、46,36; H、4,26゜製造例G アセトアミド(6,li’、0.1モル)とグリオキシ
ル酸ヒトレート(9g、0.12モル)ヲアセトン(1
00rIIl)に溶解し、室温(〜20℃)で−晩(1
6時間)撹拌した。次いでアセトンを減圧下留去すると
結晶化しない無色油状物が得られた。
N−7*チル−α−ヒドロキシグリクン〔プレテンプラ
リ7エテケミクデフランス(IhLl l Joc 。
Chim、Fr、)U、p、24S (1978)Kよ
ると純粋のモノヒトレートはm、p、57℃である〕と
アセトアミドの混合物(NMR分析による)から成る組
成物(収量6.7 fl )を更に組成することなく、
中間体とし1使用した。NMR(DMSO−d4)δ8
.6(d、1.#H)、5.4 (d 、 1、−cg
)、6.7(H2O)、2.8(2,9)、2.0 (
s 、 3 )。
実施例 製造例Aの記述に従って合成した4 −(2’−ブロモ
エトキ7)フルオロベンゼン(188,5g、0.86
モル)を機械的に撹拌した冷メタンスルホから入手した
N−ベンゾイル−α−ヒドロキシグリクン(156g、
0.8モル)をα−ヒドロキシ馬尿酸として、20分間
に数回に分けて添加した。
次いで反応混合物を徐々に室温(〜20℃)に暖め、更
に40分間室温で撹拌した。得られた粘性゛溶液を一定
速度で撹拌しながら氷(〜1.5Iりに注ぎ込むと黄色
固型物として組成物が沈殿し、これを吸引濾過で集め、
水、次いでエタノールで洗浄し、一定重量になるまで風
乾すると白色粉末として純粋のN−ベンゾイル−2−(
2’−ブロモエトキーy)−5−フルオロフェニルグリ
シンカ31Og(95%)得られた、m−p、208℃
(軟化)、216〜219℃(分解)。次いで温メタノ
ールから再結晶化すると分析的に純粋な物質が得られた
、m、、p、221℃(軟化)、232.5〜234℃
(分解) ; IRCKEr)3568〜2400 (
広域入1744(8)、H3O(s)、1632(a)
、1605(、s)cm一覧; NMRCCDCl5/
DME 0−d6)δ8.9 (d 、 1 、 NH
)、8.0(n、2.o−ベンゾイルCH)、6.1 
[: d 、 1、−CH(NHCOフェニル) C0
OH]、4.4 (t、 2 、−CH20−)、3.
8(1、2、−CM、Er) ;  質量スペクトル、
(m/ g )395.9 CM+)、3 s 1 (
M+−cooH)。
元素分析 C1tH1aNE rF Q4の計算値:c
 、 51.56 ; H,3,82; # 、 3.
54゜実測値:c 、 51.42 ; g 、 3.
96 ; 71/ 、 3.64゜実施例2゜ α−ヒドロキシ馬尿酸(L3に9.6.6モル〕を水浴
で冷却して32℃以下の温度に保持した98%硫酸(1
,6n )に25分間に数回に分けて添加した。生じた
溶液を撹拌し、そこへ氷酢酸(1,61J)に溶解した
4 −(2’−ブロモエトキシ)フルオロベンゼア (
1,421C9,6,5モル)を30〜36℃の範囲に
反応温度を保持するように冷却しながら45分間かけて
、徐々に添加した。添加終了後、反応混合物を30℃で
1,5時間撹拌した。
次いで氷(1,S#I)を撹拌中の反応溶液に添加し、
それへ25℃以下の温度に調整されるように冷却しなが
ら10℃に冷した水(12,51)を添加した。得られ
た沈殿生成物を1時間で粒状にし、次いで吸引濾過で集
め、水(4りでよく洗浄し、一定重量になるまで風乾す
ると実施例1の生成物と全ての点で同一である純粋のM
−ベンンイルー2−(2’−7’ロモエトキシ)−5−
フルオロフェニルグリシンが2.3に9 (90%)得
られた。
実施例3゜ 4−(2’−7”ロモエトキシ)フルオロベンゼンの代
りに製造例Bの記述に従って合成した4−(2”10ロ
エトキシ)フルオロベンゼアに出発物質としたことを除
いて実施例1に記述された手順を、同じモル比で用いて
繰返した。この場合、得られた最終生成物は■−ベンゾ
イルー2−(2’−クロロエトキシ)−5−フルオロフ
ェニルクリシン(収率、92%)であった、rn、p、
221〜224℃; uhrn (Duso−da )
δ9.0 (d 、 J=7H,)、8.1(yyL、
2)、7.8〜7.1(yrL、6)、6.2 (d 
、 !=7H3)、4.4(m、2)、4.0(?7L
、2);質量スペクトル、(7FL/ g ) 352
/354(M+、CI同位体)、105(基準ピーク、
C6H,C:E O+ )。
元素分析 Cs7H1sF CI N 04の計算値:
C、58,09; H、4,31; N 、 3.99
゜実測値: C、57,56; H、4,38; N 
、 3.81゜実施例4゜ 4− (2’−ブロモエトキシ)フルオロベンゼンの代
りに製造例Cの記述に従って合成した4−(2’−ヨー
ドエトキシ)フルオロベンゼンを出発物質にしたことを
除いて実施例1に記述された手順を、同じモル比で用い
て繰返した。この場合、得られた最終生成物はぎ一ベン
ゾイルー2− (2’−ヨードエトキシ)−5−フルオ
ロフェニルグリシン(収率88%)であった、m、p、
210〜220℃(暗化)、229〜232℃(分解)
 ; IR(KEr )3432 (s)、1745 
(s)、1632(S)、1576 (S)、 153
0 (1)、1498(5)鑞−1;NMRCDMSO
−da )δ9.os(d、1)、8.2〜7.0(r
rL、8)、6.3Cd、1)、4.4 (t 。
2)、3.6 (t 、 2 ) ;質量スペクトル、
Cm/ e )444 CM+)、39 s (7V+
−gco2)、105(基準ピーク、06H,CO+)
元素分析 CnHIsFINO4の計算値:C、46,
09; H、3,42; N 、 3.16゜実測値:
c’、46.07;H,3,52;N、3.07゜実施
例5゜ 4−(2’−7”ロモエトキシ)フルオロベンゼン(4
,35g、0.02モル)と製造例Gの記述に従って合
成した■−アセチルーα−ヒドロキシグリシン(4,7
y、  10.0%物質として0.035モル)を冷却
して一緒に撹拌し、メタンスルホン酸(13M)を5分
間で滴加した。次いで生じた反応混合物、を室温(20
℃)で18時間撹拌した。ここで反応混合物を氷水に注
ぎ込み、沈殿した生成物を吸引濾過し、真空下、一定重
量になるまで乾燥すると純粋のN−アセチル−2−(2
’−ブロモエトキシ)−5−フルオロフェニルグリシン
カ3.8g(56%)得られた、m、p、170〜17
8℃(分解) ; IRCKEr) 3367 (5)
、1731(8)、1595 (,9)、1536 (
a)、1502 (5)α−1;NMECDMSO−d
a)δ8.6(d、1)、z3(m、3)、5.9 (
d 、 1 )、5.5〜4.5 (広域、OH)、4
.5 (t 、 2 )、3.9(nz、2)、2.0
(,913);質量スペクトル、(yrL/g) 33
4/336(f+、Br) 実施例6゜ 4−(2’−7’ロモエトキシ)フルオロベンゼンの代
りに製造例Fの記述に従って合成した〔り〕−〕1−ブ
ロモー2− (−4’−フルオロフェノキシ)フロパン
を出発物質として用いることを除いて、実施例1の記述
された手順を、同じモル比で繰返した。この場合、得ら
れた最終生成物はぎ一ベンゾイルー2−C2’R)−1
’−ブロモプロポキシツー5−フルオロ−CR)(S)
−フェニルグリシン(収率、83%)であった。m、、
2.203〜210℃;NMR(DMSO−da)δ8
.9 (t 、 1 )、8.2〜7.1(yyL。
8)、6.1(d、2)、4.7(扉、1)、3.7(
d、2)、1.3(cd、3)。
元素分析 CIBHI7FE rNO4の計算値:  
  〜C、52,73: H、4,18; N 、 3
.42゜実測値:C,52,78;H,4,22;N、
3.40゜実施例7゜ 実施例1の記述に従って合成した■−ペンシイ/L/−
2−(2’−y’ロモエトキシ)−5−フルオロフェニ
ルグリシン(50p、0.126モル)ト無水酢酸(2
5g、0.252モル)をテトラヒドロフラン(250
il)中で還流して4’−(2−(2−ブoモーcト*
シ)−5−フルオロフェニルツー2′−フエニルオキサ
ゾリン−5′−オンに変換した。
次いで反応混合物を5℃に冷却し、トリエチルアミン(
25,5g、0.252モル)のジメチルホルムアミド
(35mA’)溶液を滴加した。生じた反応混合物を室
温に徐々に暖め、18時間室温で撹拌した。この時点で
、沈殿したトリエチルアミンヒドロプロミドを濾過で取
り除き、テトラヒドロフランで洗浄した。テトラヒドロ
フランと過剰の無水酢酸を減圧下留去し、得られた残渣
の油状物を酢酸エチルに溶かした。この有機溶液を水(
2回)、5%重炭酸ナトリウム水溶液、IN塩酸および
塩化ナトリウム飽和水溶液(塩水)の順に洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤を濾過により除去
し、溶媒を減圧下で留去した後、残留生成物として橙色
油状物が75〜95%の収率で得られた。この物質は次
の反応に用いるのに適した品質で実質的に純粋の6−フ
ルオロ−スピロ−(りo77−4 、4’−2’−フェ
ニルオキサソリシン−5′−オン〕であることがわかっ
た、IR(Cfftc4t)1825 (8λ 181
9 (s)、1651(8)、1492 ($ )cm
−’ ;NMRCCDCls)  δ8.2(m 、 
d 、芳香族aH)、7−8 (、WL r 3 r 
m + 9−ベンゾイルCH)、7.0(?FL、2)
、5.7(yrL、1゜フルオロ芳香族CH)、4.5
 (rn 、 2 、  CHzO−)、2.3 (t
 、 2 、−CH,−CM、) ;質量スペクトル、
+ (m/g) 297 (M)、269 (M”−Co)
、253(M+−CO2)、104.9 (基準)ピー
ク、C,H,C!c)十)。
実施例8゜ 無水ジメチルホルムアミド(1,8J )中のN−ペン
ソイル−2−(2’−ブロモエトキシ)−5−フルオロ
フェニルグリ−/7 (2,363#、6.0 モル)
の懸濁液を無水酢酸(1,218#、11.9モル)と
一度に処理した。生じた混合物を10℃に保持した水浴
で20℃に冷却し、トリエチルアミン(L218kg、
12モル)を40分間に徐々に添加した。添刀口の間に
、反応混合物は溶液になり、その後、じきに(添加の終
了近り)トリエチルアミンヒドロプロミドの結晶化が起
こった。この間、反応混合物の温度は20℃から55℃
へ徐々に上昇し、この工程の完了時(は40℃に下降し
た。
この時点で、反応を確実に完了させるため反応混合物を
30分間50℃に暖めた。次いで得られた混合物を25
℃に冷却し、トルエン(6j)次に水(61〕を添加す
ると二層に分離した。分離した水層を再びトルエン(3
1)で抽出し、−給圧したトルエン層を水(3X3Il
)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム(21bs、)で乾
燥した。乾燥剤を一過で除去し、揮発物を減圧下留去し
た後に、目的の生成物、すなわち6−フルオロ−スピロ
−〔クロマン−4,4’−2’−フェニルオキサ/ +
7−)ノー5′−オンが黄褐色の油状濃縮物として得ら
れた。
実施例9゜ 実施例5の記述に従って合成したN−アセチル−2−(
2’−ブロモエトキシ)−5−フルオロフェニルグリシ
/(1,5fi、0.0045モル)を無水酢酸(0,
9fl、0.009モル)を含んだジメチルホルムアミ
ド(5−)に溶解した。生じた有機溶液を室温(〜20
℃)で撹拌し、トリエチルアミン(0,99,0,00
9モル)を一度に素速く添加した。得られた反応混合物
を室温で15分間撹拌し、次いで60℃で1時間撹拌し
た。反応混合物を冷却し、酢酸エテル(25d)で希釈
し、水(2X25mj)、IN塩酸(I X 15d)
、水(IXlom)、塩水(Long)(Q順に洗浄シ
フ’c。
洗浄した抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥して濾過
し、P液を真空下濃縮すると油状物が得られた。この生
成物は純粋の6−フルオロ−スピロ−〔クロマ/−4#
 4’−2’−メチルオキサゾリジン−57−オ7](
1,0g、100%収率)であることがわかった、5u
n(cncls)δ7.1(yyc、2)、6.7 C
m、 1 )、4.4(m、2)、2.4〜1.8(?
FL、5)。
上記生成物は3N水酸化ナトリウム水溶液(6rnl 
)中で2時間還流し、次いで冷却し酸性にするとN−ア
セデル−4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カル
ボンmがo、tg(ブロモエトキシ出発物質を基準にし
て60%収率)得られるという特徴を有した、rn、1
.229〜234℃(分解);質量スにクトル、(nV
′g) 253 CM+)、209(M+−CO2〕。
実施例10゜ 実施例6の記述に従って合成したN、ベンゾイル−2−
[(2’R)−1’−ブロモプロピオキシ]−5−フル
オロ−CR)C8)−フェニルグリシン(25p、0.
061モル)と炭酸カリウム(16,85g、0.12
2モル)をアセトン中に懸濁させ、室温で無水酢酸(9
,2R  O,09モル)で処理した。次いで反応混合
物を室温で24時間撹拌すると、その間に塩(すなわち
臭化カリウム)の沈殿が生じた。反応混合物を濾過し、
F液を真空下濃縮すると橙色油状物(収量17g)が得
られ、これは実質上純粋の6−フルオロ−(2R)−メ
チル−スピロ−〔クロマン−4,4’−2’−フェニル
オキサソリジン−57−オン〕であることがわかった、
NMRCcDCls)δ8.2(yx、2)、7.7(
rIL、3)、7.1(yrL、2)、5.7(m、1
)、4.7(yrL、1)、2.4〜2.0(rrL、
2)、1.5(rrL、3)。
に」L」L−U・ 実施例7の記述に従って合成した6−フルオロ−スピロ
−〔クロマン−4,4’−2’−フェニルオキサゾリジ
ン−ぎ−オン)(37,4g、0.126モル)をギ酸
(12sy)に溶解し、濃塩酸(36%、100M)を
その溶液に添加した。反応混合物を3時間還流し、次い
で室温〔〜20’C)で−晩(〜16時間〕撹拌した。
この時点で、反応混合物に水(25Qag)を添加し、
メチレンクロリドで2回抽出し濾過した。水性F液を真
空下で留去すると塩酸塩の形で粗製4−アミノ−6−フ
ルオロクロマン−4−カルボン酸が得られた。水を含ん
だこの塩をインプロパツールに溶解し、その溶液を真空
下で濃縮して大部分の水を共騰させた。
本目的を確実に完了させるためこの工程をすぐに繰り返
し、その後、残留油状物をアセトンに溶解し、ジエチル
エーテルで処理すると溶液から目的の塩が沈殿した。沈
殿した生成物を吸引濾過で集め、ジエチルエーテルで洗
浄し、一定重量になるまで乾燥すると純粋の4−アミノ
−6−フルオロクロマン−4−カルボン酸塩酸塩が60
〜85%の収率で得られた、m−p、253〜254℃
(分解):IR(KEr) 3650〜2300 (広
域)、1731(5、C00H)、 1497 (s)
ca−’。
実施例12゜ 実施例9の記述に従って合成したN−アセチル−4−ア
ミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボン酸(49,
0,016モ+)をギff(15m)と濃塩酸(10m
Aりの混合液中、6時間還流した。
次いで揮発物を反応混合物から減圧下留去し、得られた
湿った固型物をアセトンで粉砕し、吸引濾過で集め、一
定重量になるまで風乾した。この方法で、純粋の4−ア
ミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボン酸塩酸塩、
扉、p、266〜267℃(分解)、が3.5J188
%)得られた。この生成物は元素分析とともに赤外吸収
スペクトル(JR)、薄層クロマトグラフィーCTLC
)および高速液体クロマトグラフィーCHPLC)によ
り更に特徴づけられた。
元素分析 C1oHIoFNO,の計算領:C、4S,
50; H、4,4S; N 、 5.66゜実測値:
C,4S,37;H,4゜51;7’/、5.54゜艮
−1二1−且・ 実施例1Oの記述に従って合成された6−フルオロ−C
21f;)−メチルスピロー〔クロマン−4゜4/ −
2/−フェニルオキサソリジン−5′−オン〕(3,0
,7,0,0096モル〕をギ酸(10プ)と濃塩酸(
10m)の混合液中で6時間還流した。
次いで反応混合物を室温(〜20℃)に冷却し、真空下
で濃縮すると固型物のかたまりが得られた。
この固体、すなわち粗製4−アミノ−6−フルオロ−C
2R)−メチルクロマンー4−カルボン酸塩酸塩と安息
香酸、を水に溶解し、ジエチルエーテルで2回抽出した
。水層をIN水酸化ナトリウム水溶液でpH5に、;l
!1ffiし、減圧下留去すると油状物が得られた。こ
の油状物をインプロパツールに溶解し、生じたアルコー
ル溶液を真空下、はぼ乾燥するまで濃縮すると残渣が得
られた。これをアセトンで処理すると目的の生成物が結
晶性固型物として得られた。この方法で、純粋の4−ア
ミノ−6−フルオロ−(27?)−メチルクロマン−4
−カルボン酸が1.+1(46%)得られた、rIL、
1゜229〜233℃(分解) n IE CKBr 
) 1624(り、1564 (s)、14S9 (a
)、1444b)cut−’ : NMR(250MH
,、D、O)δ7.25〜6.9(m、3)、4.9 
CHOD)、 4.35 (m、 0.5 。
CH,一方のジアステレオマー)、2.7〜2.28(
m 、 2 )、1.5と1.4S (dd、3)。
実施例14゜ 一10℃〜0℃に保持して、よく撹拌した冷メタノール
(7smJ)にチオニルクロリド(19mJ)を撹拌し
ながら滴加した。実施例11の記述に従って合成した4
−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボン酸塩酸
塩(15g、0.071モル)を固型物のまま添加し、
生じた混合物を室温に徐々に暖めた。4時間撹拌したこ
の時点で、得られた混合物を約16時間(すなわち−晩
)還流した。
次いで反応混合物を冷却し、減圧下でメタノールを留去
すると残渣として粘性液体が得られた。この液体はすぐ
に固化し、ジエチルエーテルでスラリーにし、吸引濾過
で集めた。この方法で、純粋のメチル4−アミノ−6−
フルオロクロマン−4−カルボキシレート塩酸塩、m、
p、200〜202℃(分解)が18J(97%)得ら
れた。
上記の固体スピロ−アミノ酸メチルエステル塩酸塩(1
81を酢酸エチルと水(6oコ)に溶解し、氷水浴で冷
却し、水層の7)HはpH10に調整した。次いで2層
を分離し、水層を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を
一緒にし、塩化ナトリウム飽和水溶液(塩水)で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥し濾過した。乾燥剤を一
過で除去し、溶媒を減圧下留去した後、すぐに結晶化す
る油状物が残渣として得られた。この固型物のかたまり
をヘキサン中で砕き、吸引濾過で集めると、白色固型物
として純粋のメチル4−アミノ−6−フルオロクロマン
−4−カルボン酸力11.71 g(73%)得られた
、m、p、64〜65.5℃;MeCcncls)δ7
.0(yrL+3+芳香族CH)、4.4(tn 、 
2、−0CH2−)、3.8 (S 、 3 、−0C
Hs )、2.13〜2.3 (m、 110H2)、
 2.1〜1.7 (mとs 、 3 、  MHlと
CH,)。
元素分析 C,、H,、FNO,の計算値:C,58,
66:H,5,37:N、6.22゜実測値:c、ss
、4s;H,s、24;N、s、os。
実施例156 実施例10の記述に従って合成した6−フルオロ−C2
E)−メfルースピロ−〔クロマン−4゜4/−2/−
フェニルオキサゾリジン−51−オン〕(18,6、p
、  0.06モル)をギ駿(75ゴ)と製塩rjR(
30m)の混合液中で16時間還流した。
次いで生じた反応混合物を室温(〜20℃)に冷却し、
真空下で20WLlの容量に濃縮した。この濃縮液を水
(50mJ)で希釈し、ジエチルエーテルで2回抽出し
た。得られた水層を真空下濃縮すると固型物が得られた
。この固型物を共沸させてイノプロパツールの蒸発を経
由して水を除去し、精製された物質をメタノールに溶解
した。4−アミノ−6−フルオロ−C2R)−メチルク
ロマ/−4−カルボン酸塩酸塩を含んだメタノール溶液
をチオニルクロリド(7ml)をメタノール(150m
J)に溶解して冷却した溶液に一定に撹拌しながら添加
した。次いで反応混合物を18時間還流し、室温に冷却
した。この時点で、メタノールを減圧下で留去し、残留
の褐色油状物を水(100m/)に溶解し、酢酸エチル
で2回抽出した。分離した水層を冷却し、pHを6N水
酸化ナトリウム水溶液でpH10に調整し、酢酸エチル
で2回抽出した。
有機層を一緒にし、塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。乾燥剤を一過で除去し、溶媒を減圧下留
去した後、淡褐色油状物として純粋のメチル4−アミノ
−6−フルオロ−C2R)−メチルクロマン−4−カル
ボキシレートカフ、28g(51%)得られた、IR(
CHC6,>2947 (V)、1732 Cs)、1
4S4 C8)、1425 Cm>an−’ ;NMR
CCDCIs)δ7.5〜6.8 (m 、 3 )、
4.6(m、 1 )、3.8 (8、3)、2.65
〜1.65(m 、 4 # CH25MHz )、1
.5と1.4 (dd、3);質量ス(クトル、 (z
/g)239 (、M+)、180(M+−COOCH
,、基準ピーク)。
上記のメチルエステルは2つのジアステレオマーの混合
物であった。これらの異性体は中圧液体クロマトグラフ
ィーでシリカゲルを用いてクロロホルム中1%メタノー
ルを溶離液として分離された。目的の(4&)(1)−
メチル4−アミノ−6−フルオロ−2−メチルクロマ/
−4−カルボキシレートは2番目の溶出エステルであり
、淡黄色油状物として単離された、〔α〕25°+13
2.2゜D (c −0、696、CHCis ) s NMR(C
D Cls )δ7.4〜6.8 (m、 3 )、4
.8〜4.2 (rn 、 1 )、3.8(a、3)
、2.5と2,3 (dd、 1)、2.1 (8。
2 、Nlh )、1.8 (d 、 1 )、1.3
5 (d、3)。
!−里−lL」ふ 実施例14で合成したラセミ体のスピロ−アミノ酸メチ
ルエステルであるメチル4−アミノ−6−フルオロクロ
マン−4−カルボキシレート(11,5g、0.051
モル)を6N塩酸を添加してpH5にした0、125 
M塩化ナトリウム水溶液に溶解した。α−キモトリプシ
ンC750mg、Sigrm  Chernical 
 Cornpany(St、Lowis、Misso−
シデi)〕を室温(〜20℃)で撹拌しながら混合物に
添加した。数時間の初期導入期の後、加水分解が始まっ
た、これはpH5,1に反応溶液のpgを保持するため
pH制御器からの0.5N水酸化ナトリウム溶液の吸収
により証明された。反応は塩基の吸収が終るまで続けた
。次いで反応混合物を6N塩酸でpH2の酸性にし、活
性炭(1g)を添加した。2時間撹拌後、スーパーセル
Cswpercel。
0.51を添加し、撹拌を更に3時間続けた。反応混合
物をスーパーヒルを通して濾過し、酢酸エチルで抽出し
た。得られた水層を6N水酸化ナトリウム水溶液でpH
10’に調整し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を
一緒にし、塩水で洗浄し無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾過で除去し、溶媒を減圧下で留去した後
、無色油状物として純粋の(L)−メチル4−アミノ−
6−フルオロクロマン−4−カルボキレート(入手でき
る対掌体を基準にして73%収率)が4.17g得25
@ られた、[α]   +51.2”(c=0.64、C
HCム);Nu R(CD Cl s )ラセミ体アミ
ノ酸エステルと同 □O 実施例17゜ 実施例15で金属したジアステレオマーのエステルの混
合物、すなわち、メチル4−アミノ−6−フルオロ−C
2R)−メチルクロマンー4−カルボキシレート(2g
)をメタノール(3IrLl)に溶解し、−当量のIN
塩T!lI(〜6g)を添加した。
生じた溶液を蒸留水で50MIに希釈し、T)Hを0.
5N水酸化ナトリウム水溶液でpH5,0に調整した。
次いでα−キモトリプシン(0,2g)を添加し、塩基
の吸収が終るまでpH制御器で制御しながら撹拌した。
生じた混合物のpHを6N塩酸でpH1,5よりも下に
し、次いで活性炭(0,5g)とスーパーセル(0,5
,V)を添加した。2時間撹拌後、混合物を濾過し、酢
酸エチルで抽出した。
得られた水層を10℃に冷却し、pHを6N水酸化ナト
リウム水溶液でpH10に調整し、酢酸エチル(3X2
5111j)で抽出した。次いで有機層を一緒にし、塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。乾燥剤
を濾過で除去し、溶媒を減圧下で留去した後、実施例1
5の相当する最終生成物と全てに関して同一である、純
粋の(4S) (2R)−メチル4−アミノ−6−フル
オロ−2−メチルクロマン−4−カルボキシレートが0
.75.9 (38%)得られた。
実施例18゜ 実施例16の記述に従って合成した(Σ)−メチル4−
アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルホキシレー)
 (4,17p、0.0185モル)を氷酢酸C40m
1)中背酸ナトリウム(2,55g、0.0392モル
〕と室温(〜20℃)で24時間(完全な溶液は2時間
後に生じた)撹拌した。この工程の完了後、反応混合物
を90℃で3時間加熱し、その後真空下で20FrLl
の容積に濃縮した。
この時点で温水(60m)を添加し、次いで冷却して濾
過した。濾過ケーキとして得られた粗製物をインプロパ
ツールから再結晶すると純粋の(4δ)−6−フルオロ
−スピロ−(クロマン−4、4’−イミダゾリジン) 
−2/ 、 s/−ジオン(ツルビニル)が2.589
 (61%)得られた、rn、p、235℃(収縮)、
240〜241℃;〔α〕j” + 54.1゜(c=
0.9、MeOH)。この生成物はR,サーゲス(3a
rges)による米国特許第4,130,714号の実
施例1における右旋性異性体として初めて報告された相
当する最終生成物と全てに関して同一であった。
実施例17の記述に従って合成した( 4S) C2R
)−メチル4−アミノ−6−フルオロ−2−メチルクロ
マン−4−カルボキシレート(1,84LO,0077
モル)と青酸ナトリウム(1,Og、0.015モル)
を氷酢酸(15m)中で20時間撹拌した。生じた溶液
を4時間還流し、真空下で濃縮すると残留物が得られた
。この物質を酢酸エチル(50mg)に溶解し、得られ
た有機溶液をそれぞれ25ゴのIN塩酸、水、重炭酸ナ
トリウム飽和水溶液および塩水の順に洗浄した。次いで
、その有機溶液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過
して得られた炉液を減圧下で留去すると油状物が得られ
た。この油状物をアセトン/ヘキサンから結晶化すると
白色固型物として純粋の(4S)C2R) −6−フル
オロ−2−メチル−スピロ−〔クロマン−4,4′−イ
ミダゾリジン)−”、5’−ジオン(2−メチルツルビ
ニル)が1.52g(79%)得られた、扉、p、23
1〜234℃;〔α)B”+ 212.2@(c +0
.55.71/eOH)。この生成物はに、クエダ(U
edα)らによる英国特許出願第GB2,080.30
4A号の実施例1において右旋性異性体として初めて報
告された相当する最終生成物と全てに関して同一であっ
た。
実施例20゜ 実施例10の記述に従って合成した6−フルオロ−(2
R)−メチル−スピロ−〔クロマン−4゜4/−2/−
フェニルオキサゾリジン−5′−オン〕(17g、0.
055モル)をギ酸(70Itl)と濃塩酸(25++
4りの混合液中で5時間還流した。反応混合物を室温(
〜20℃)で約16時間(すなわち−晩)撹拌し、真空
下で濃縮すると粘性スラリーが得られた。実質的には粗
製の4−アミノ−6−フルオロ−C2R)−メチルクロ
マン−4−カルボン酸塩酸塩と安息香酸であるこのスラ
リーを水(10Qd)で希釈し、ジエチルエーテル(2
X75m)で抽出し、次いで水層を真空下で50aの容
積に更に濃縮した。濃縮水溶液のpHを6N水酸化す)
 IJウム水溶液で調整し、固体の青酸ナトリウムを一
度に添加した。反応混合物を18時間(室温で)撹拌し
た後、pH8,8に上昇したpHをIN塩酸でpH7に
調整した。次いで反応混合物を室温で更に24時間撹拌
した。この時点で、反応混合物をスーパーセルを通して
濾過し、もやを除去し、次いで約10℃に冷却し、6N
塩酸でpH2,2にpH調整を行なった。この混合物を
15分間撹拌し、形成された固型物を吸引濾過で集め、
真空下で一定重量になるまで乾燥した。
この方法で、純粋の6−フルオロ−(2fi)−メチル
−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸力10.39
 (実施例6のN−ベンゾイル生成物を基準にして63
%収率)が得られた、扉・p・186〜189℃(分解
) ; IE CKEr)  34S5 (s)、33
33 (&)、16.95 Cs)、1620(s)、
 1594 (5)、1 s 4s (8)、14S5
 (S)cm−’ ;NME (DMS 0d6) (
250MHz)δ7.3〜6.7(m 、 4 )、5
.6((!、2)、4.45(yi。
0.45 )、4.15 Cm、 0.55 )、3.
4(広域、H,O)、2.7 (t 、 1 )、2.
2 (dd、0.55 )、1.8 (t 、 0.4
5 )、1.35 CM、 3 )、。
実施例20の記述に従って合成した6−フルオロ−(2
R)−メチル−4−ウレイドクロマン−4−カルボ7r
R(1,51,0,005モル)とJ−(−)−エフエ
ドリン(0,925fi、0.0056モル)を10%
メタノール水溶液(6d)中で一緒にし、溶液とした。
次いで減圧下で溶媒を留去すると粘性油状物が得られ、
これをアセトン(10m)中で粉砕した。この工程の完
了後、生じた混合物を蒸気浴上で加熱して油状塩を溶解
し、塩が溶解すると目的のジアステレオマーの結晶化が
始まった。
次いで混合物を室温(〜20℃)に冷却し、−過した。
この方法で集めた塩を再びアセ)/(15ml )中で
5分間加熱し、次いで冷却して前と同様にして集めた。
この方法で、純粋のC41)C2R)−6−フルオロ−
2−メチル−4−ウレイドクロマン−4−カルボン酸の
1−(−)−エフエドリン塩が得られた、m、p−19
9,5〜201℃(分解);〔α〕p” +45−7@
(c = 1−0、MeOH)元素分析 CnHuFN
30sの計算領:C,61,05:H,6,98;N、
9.70゜実測値: C、60,99; H、6,60
; N 、 9.52゜実施例22゜ 実施例21の記述に従って合成した(4ε)(2y)−
6−フルオロ−2−メチル−4−ウレイドクロマン−4
−カルボ/酸のJ−(−)−エフエドリン塩(i、sg
、0.0047モル)を氷酢酸(20m)中で4時間還
流した。生じた反応混合物を濾過して不溶物を除去し、
F液を真空下で濃縮すると粘性スラリーが得られた。こ
の時点で、水(40111t)を混合物に添加すると目
的の生成物が沈殿し、これを吸引濾過で回収し、一定重
量になるまで風乾した。乾燥した固体生成物をアセトン
(15m)に溶解し、有機溶液をテ遇し、次いでp液を
真空下で濃縮し、そこにヘキサノを添加すると精製され
た固体生成物が得られた。この方法で、純粋の(4互)
(1)−6−フルオロ−2−メチル−スピロ−〔クロマ
ン−4,4′−イミダゾリジン)、2/。
5′−ジオンが最終的に得られた、m、p、230〜2
33℃:〔α):”+ 212℃Cc=sO,5゜Me
OH); IRCKEr)3269 (8)、1778
(a)、1720 Cs)、14S7(s)儂−’:N
MRCDMSO−d、) (250MM、 )δ8.4
 (s 、  l )、7.1 (dt 。
1)、6.9(yrL、2)、4.8(yrL、1)、
3.4(広域8,1)、2.3 (d 、 1 )、1
.85(1:。
1)、t3s〔d、3);質量スペクトル、Cm/e)
250CP+、基率ピーク〕、207CM+−HNC0
)。
元素分析 ClxH+ 1FNz Os (7) 計t
X 値’C,57,65;H,4,44;N、11.2
1゜実測値:C,57,70;ff、4.89;#、1
0.95゜(外5名)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相当する(¥S¥)−メチルまたは(¥S¥)−
    エチル4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボ
    キシレートエステルを酸性媒体中、アルカリ金属シアン
    化物と接触させて前記アミノ酸エステルを目的のスピロ
    −ヒダントイン環状化合物に転化することを特徴とする
    、(4¥S¥)−6−フルオロ−スピロ〔クロマン−4
    ,4′−イミダゾリジン〕−2′,5′−ジオンまたは
    それらの(2¥R¥)−メチル誘導体の製法。
  2. (2)(a)チオニルクロリドと適切な低級アルカノー
    ルによるエステル化、次いで塩基化によるラセミメチル
    またはエチルエステル中間体の形成および(b)前記ラ
    セミエステル中間体をα−キモトリプシン処理で分割し
    て目的の(¥S¥)−メチルまたは(¥S¥)−エチル
    エステルを純品として得ることからなる一連の工程に、
    4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボン酸ま
    たは(2¥R¥)−4−アミノ−6−フルオロ−2−メ
    チルクロマン−4−カルボン酸をハロゲン化水素酸付加
    塩の形で委ねることによつて(¥S¥)−メチルまたは
    (¥S¥)−エチル4−アミノ−6−フルオロクロマン
    −4−カルボキシレート出発物質を合成する特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. (3)4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−カルボ
    ン酸のメチルまたはエチルエステルまたはそれらの(2
    ¥R¥)−メチル誘導体。
  4. (4)相当する6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4
    ,4′−2′−フェニルオキサゾリジン−5′−オン〕
    または6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−
    2′−(低級アルキル)−オキサゾリジン−5′−オン
    〕化合物を低級アルカン炭化水素モノカルボン酸と適当
    なハロゲン化水素酸の混合物と還流温度で接触せしめ、
    前記スピロ−オキサゾリジン−5−オンの加水分解を行
    ない目的のスピロ−アミノ酸ハロゲン化水素酸塩を得る
    ことからなる4−アミノ−6−フルオロクロマン−4−
    カルボン酸またはその(2¥R¥)−メチル誘導体のハ
    ロゲン化水素酸付加塩の製法。
  5. (5)(a)酸性媒体中N−ベンゾイル−α−ヒドロキ
    シグリシンまたはN−(低級アルカノイル)−α−ヒド
    ロキシグリシンによるアミドアルキル化によるそれらの
    2−アミドアルキル化誘導中間体の形成、および (b)前記アミドアルキル化誘導中間体を脱水剤および
    塩基で処理して脱水及びスピロアルキル化を行ない目的
    のスピロアルキル化アズラクトン化合物を得ることから
    なる一連の工程に適当な低級β−(4−フルオロフェノ
    キシ)アルカンハロゲン化物を委ねて6−フルオロ−ス
    ピロ−〔クロマン−4,4′−2′−フェニルオキサゾ
    リジン−5′−オン〕または6−フルオロ−スピロ−〔
    クロマン−4,4′−2′−(低級アルキル)オキサゾ
    リジン−5′−オン〕出発物質を合成する特許請求の範
    囲第4項記載の製法。
  6. (6)6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−
    2′−(低級アルキル)オキサゾリジン−5′−オン〕
    、6−フルオロ−スピロ−〔クロマン−4,4′−2′
    −フェニルオキサゾリジン−5′−オン〕またはそれら
    の(2R)−メチル誘導体であるスピロ−オキサゾリジ
    ン−5−オン化合物。
  7. (7)4−アミノ−6−フルオロ−(2¥R¥)−メチ
    ルクロマン−4−カルボン酸。
  8. (8)6−フルオロ−(2¥R¥)−メチル−4−ウレ
    イドクロマン−4−カルボン酸。
  9. (9)アミンがd−(t)−(1−フェニルエチル)ア
    ミンまたはl−(−)−エフエドリンである(4¥S¥
    )(2¥R¥)−6−フルオロ−2−メチル−4−ウレ
    イドクロマン−4−カルボン酸のアミン塩。
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