JPS61501696A - 射出成形法又は反応射出成形法でプラスチツク成形品を製造する装置並びに方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 射出成形法又は反応射出成形法でプラスチック成形品を製造する装置並びに方法 本発明は、射出成形法又は反応射出成形法で熱可塑性プラスチック、熱硬化性プ ラスチック及び（又は）エジストマからプラスチック成形品を製造する装置並び に方法であって、同一平面に配置された単数又は複数の型を受容するために水平 又は鉛直な構造形式で単数又は複数の閉鎖ユニットが設けられており、型を連続 的に射出する射出ユニットが型に配属されており、型の各割型がそれぞれ型締め プレートに配置されていて、割型のうちの各一方が可動に配置されている形式の ものに関する。

一平面において移動可能な射出ユニットに複数の定置の閉鎖ユニットが配属され ているか又は、射出ユニットが定置に配置されていて閉鎖ユニットがそれぞれ一 平面において移動可能に配置されている装置は公知である。

成形品の離型のためには方法に関連した冷却時間が必要である。従って大量生産 のためには多ステーシヨン装置も使用される。これらの多ステーシヨン装置は小 型及び中位の寸法のプラスチック成形品を製造するのには適しているが、しかし ながら大型のプラスチック成形品の製造にはあまり適していない。大型成形品の 製造のためには、可動の製造装置の使用は経済的でない。多数の別個の大型成形 品を製造するためには複数の別個の装置が必要であシ、これらの装置は大きな設 備容積、大きな設置面積及び多量のエネルギを必要とする。

公知の形式の装置では一平面に配置された何個の型をそれぞれ射出する場合、方 法に関連した完全な型締め力が必要でちる。高圧法で作業を行うか又は低圧法で 作業を行うかに応じて、この場合エネルギを集中すせた大きな型締め力が必要に なることがある。

本発明の課題は、熱可塑性プラスチック、熱硬化性プラスチック及びエジストマ から成る高価なプラスチック成形品、特に大面積で薄壁でかつ扁平な高品質の成 形品を射出成形法又は反応射出成形法において最小の設備、設置面積及び所要エ ネルギで経済的に大量生産することである。

この課題を解決することは、新た表側用範囲のために新しくかつ高価なプラスチ ックを使用するための前提条件である。このなかには特に、寸法通りの固有形状 を備えた高価な化学材料を自動単車体構造の内外装に用いるために使用するとい う要求が含まれている。

これに関連した、重量節減、非腐食性及び機能の改善並びに特に射出成形された 車体部分の無制限な形状可能性に関する種種の利点は、将来の車体構造のために 大きな意味をもつ。従来複数の金属薄板個別部分の溶接によって構成された構造 グループは、将来著しくわずかな個別部分がまとめられてプラスチック車体部分 が構成されるようになる。高価なプラスチック車体部分は完全に新しい可能性を もたらす。高価な化学材料の使用に関連した機能の改善はこの場合、より高い自 動車安全性及び経済性をめる増増高まる要求に高いグレードで応じる。

プラスチック車体部分は大面積でかつ空間的な支持兼格子構造物並びに、主に平 らな形状を有する内外装部である。これらの部分は多くの個数、狭い許容誤差範 囲及び優良な品質において経済的に製造されねばならない。

前記課題は本発明によれば、水平及び（又は）鉛直な構造形式の単数又は複数の ２段式閉鎖ユニットから成ル多ステーション閉鎖ユニットによって解決され、こ の場合各２段式閉鎖ユニットがそれぞれ２つの型膜を有していて、該型膜に、複 数の案内要素に沿って水平方向又は鉛直方向に可動の各２つの型締めプレートと 、不動に配置された各１つの型締めプレートとが配属されており、単数又は複数 の外側に位置する射出ユニットが高圧射出成形法のため又は反応射出成形法のた めに移動可能に又は定置に配置されている。

多ステーシヨン閉鎖ユニットが全油圧式の閉鎖系を有していて、この場合各２段 式閉鎖ユニットに単数又は複数の閉鎖シリンダが配属されており、該閉鎖シリン ダが不動の端部プレートと結合されかつ、単数又は複数の閉鎖ピストンを介して 外側の可動の型締めプレートと結合されて不動のユニットを形成していると有利 である。本発明の実施態様では、真中の型締めプレートが固有の走行シリンダを 介して可動に配置されている。有利な実施例では、各型膜が同一成形品用の２つ の型から成っていて、該型がそれぞれ２つの割型から成つ１いる。

本発明による装置を用いてプラスチック成形品を製造する本発明による方法では 、３つの型締めプレートの間に配置さ九た、閉鎖ユニットの同一成形品用の２つ の型を、高圧法又は低圧法で射出ユニットによって同時に射出し、この場合各２ 段式閉鎖ユニットの型対を交互にカスケード原理で射出する。

本発明のその他の有利な実施態様はその他の従属項に記載されている。

型をカスケード原理で交互に射出することによって、方法に関連した冷却時間は 製造経過において著しく補償される。また、出来上がったプラスチック成形品を 個個の型膜から取り出す場合にも利点が得らｎる。２つの型膜のためには１つ型 開放距離しか必要ない。これによって、自動式の１つの取出し装置を用いて出来 上がったプラスチック成形品を４つの型膜から相前後して取り出すことができる 。相前後して位置する同一成形品用の２つの型を水平な構造形式において又は、 互いに上下に位置する同一成形品用の２つの型を鉛直な構造形式において各閉鎖 ユニットに配置することによって、製造品生産高は所要閉鎖力が等しいままで倍 化される。

高圧射出成形法において後圧力段階の終了後における、方法に関連した冷却時間 、つまりプラスチック成形品の離型のために第１の閉鎖ユニットの型において必 要である冷却時間は、駆動側において、次の型光てん過程のだめの第２の閉鎖ユ ニットにおける型締め作業のために利用される。

本発明によれば、射出成形法又は反応射出成形法においてプラスチックから大面 積でかつ複雑な車体部分を製造することができる。閉鎖二ニットは最小の輪郭面 積において十分な型組付は高さ及び相応な開放距離を有している。コラム構造形 式によって型の範囲において側部の開いた配置形式が得られ、これによっていか なる位置においても成形品取出し装置ｔ−取り付けることが可能でちる。

閉鎖ユニット、射出ユニット、駆動ユニット及び制御系のような装置の個個の部 材グループは、種種様様に組み合わせることができる規格化された構造グループ から積木式組立システムでまとめられている。全油圧式の閉鎖系によって、大面 積のプラスチック車体部分のための理性でかつ面平行な型締めが保証される。

閉鎖兼走行ユニットの閉鎖及び開放速度は段階的に調整可能である。同様なこと は、圧力を同時に監視す、る場合における低圧段階（工具保護）に対しても言え る。

高圧射出成形法において複数の可塑化シリンダ及び可塑比ウオームを備えた複数 の射出ユニットを配置することによって、２つの型を同時に射出することができ る。高い射出速度及び射出圧との関連において、長さと壁厚との極端な比をもつ 大面積の成形品をも高い品質でかつ多数経済的に製造することができる。

高圧射出成形法は特に、複雑化された精密成形品の製造のためて適している。新 たな変えられた熱可塑性及び熱硬化性の成形材料は、この場合特に大型成形品の ために新規な進歩した使用可能性を提供する。従来の材料に比べてこれらの材料 はしかしながら同様に狭い許容誤差範囲内でかつ高い品質において経済的に大量 生産で加工されねばならない。材料、材料に適合した型形状及び最適な型構造と 共に、大量生産において極めて一定の加工温度を保証する製造装置が必要であに 関する根本的な必要条件を提示する。

溶融物の優良な流動特性、高い射出速度及び射出圧、適正なスプル系及び適正な 湯口位置はこの場合、高品質でかつ寸法一定の精密成形品を得るために重要な前 においてはこれらの実施例を詳説する。

第１図は水平な段構造形式における、２つの閉じられた型を備えた多ステーシヨ ン閉鎖ユニットの鉛直断面図： 第２図は各水平な型膜における、閉じられた型と開かれた型とを１つずつ備えた 多ステーシヨン閉鎖ユニットの水平断面図： 第３図は型配置形式の変化実施例による水平な段構造形式における、定置の型締 めプレートに不動に配置された２つの割型の鉛直断面図； 第４図は真中の可動の２つの型締めプレートの、定置の型締めプレートの方向に おける鉛直断面図；第５図は高圧射出成形法用の射出ユニットと組み合わされた 、第１図と同様の鉛直断面図：第６図は高圧射出成形法用の２つの射出ユニット と組み合わされた２つの真中の型締めプレートの、型膜Ａ２及びＢ２の方向にお ける鉛直断面図；第７図は各鉛直な型膜における、閉じられた型と開かれた型と を１つずつ備えた多ステーシヨン閉鎖ユニットの鉛直断面図； 第８図は型配置形式の変化実施例による鉛直な構造形式における、摺動テーブル に不動に配置された２つの割型の水平断面図； 第９図は高圧射出成形法用の射出ユニットと組み合わされた、鉛直な構造形式に おける閉じられた２つの型を備えた多ステーシヨン閉鎖ユニットの鉛直断１面図 である。

多ステー７ヨン閉鎖ユニット１は水平又は鉛直な構造形式において２つの２段式 閉鎖ユニットＡ；Ｂから成っており、この場合各２段式閉鎖ユニツｍＡ；Ｂはそ れぞれ２つの型膜Ａ　１　ｒ　Ａ　２及びＢ１；Ｂ２′ｔ−有している。各型段 階Ａ１；Ａ２及びＢ、；Ｂ２はさらに同一成形品用の各１つの型１８及び１９を 有しており、これらの型はそれぞれ２つの割型１８’　：　１８”及び１９’： 　１９”から成っている。

多ステーシヨン閉鎖ユニット１はフレーム状のスタンド機構９内に配置されてい る。各閉鎖ユニットＡ；Ｂには４つの案内要素６が配属されており、この場合真 中の案内要素６は半片側だけ両閉鎖ユニットＡ；Ｂに配属されているっ案内要素 ６は端面側において片側だけフレーム状のスタンド機構に支承されている。水平 な構造形式において案内要素６はビームとしてかつ鉛直な構造形式においてコラ ムとして構成されている。

しかしながらまた各閉鎖二二ツ）Ａ；Ｂに態別に４つの案内要素６が配属されて いてもよく、この場合には個個の２段式閉鎖ユニツ）Ａ及びＢがそれぞれ多ステ ーシヨン閉鎖ユニットにまとめられている。

２段式閉鎖ユニットＡ；Ｂは可動の２つの型締めプレート３及び４ないしは４′ 及び不動に配置さルた１つの型締めプレート２を有している。不動に配置された 型締めプレート２は水平な構造形式では閉鎖ユニツ・トの外側にかつ鉛直な構造 形式では閉鎖ユニットの下側に配置されている。２段式閉鎖ユニットＡ及び日の 、水平又は垂直に可動０２つの型締めプレート３及び４ないし４′は、半割シェ ル軸受８において各４つの案内要素６に支承されかつ案内されている。真中の型 締めプレー）　４　；　４’は固有の走行シリンダ１３を介して可動疋配置され ていて、取外し可能な軸受保持体７を有している。さらに加えて、可動の型締め プレート３；４；４′はフレーム状のスタンド機構９に固定された案内軌道１０ に泊って摺動可能に配置されている。このためには支承部１１が働く。

多ステーシヨン閉鎖ユニット１は全油圧式の閉鎖系を有しており、この場合各２ 段式閉鎖二二ツ）Ａ；Ｂには単数又は複数の閉鎖シリンダ１２が配属されていて 、この閉鎖シリンダは不動に配置された端部プレート５とかつ、単数又は複数の 閉鎖ピストン１２′を介して外側の可動の型締めプレート３と結合されて不動の ユニットヲ形成している。不動に配置された端部プレート５には、ポンプ系と弁 ステーションとを備えたオイルタンク１４が接続されている。

不動に配置された型締めプレート２及び不動に配置された端部プレート５は力接 続的に案内要素６と結合されている。不動の型締めプレート２と真中の可動の型 締めプレート４　：　４’との間並びに外側の可動の型締めプレート３と真中の 可動の型締めプレー）　４　：　４’との間には、各１つの型１８：１９が配置 されている。

真中の可動の型締めプレー）　４　：　４’には両側て各１つの割型１８”：　 １９’が不動に配置されている。割型１８〃；１９′の注入側は型締めプレー） 　４　：　４’に固定されている。他方の割型１８′及び１９〃は不動に配置さ れた型締めプレート２と外側の可動の型締めプレート３とに固定されている。

鉛直な構造形式では各２段式閉鎖ユニツｌ−Ａ：Ｂには、縦及び横方向において 走入及び走出可能な摺動テーブル１５が配属されておシ、この摺動テーブル１５ は、床２０の上級と同一平面に位置する摺動テーブルプレート１６に支承されて おり、この摺動テーブルプレート１６の下にはさらにベースプレート２′が配置 されている。製造位置においてロックするために摺動テーブル１５は固定装置を 有している。摺動テーブル１５には割型１８′が固定されているので、この構成 では不動の型締めプレート２の配置を省くことができる。

２段式構造形式における多ステーシヨン閉鎖ユニット１は、熱可塑性成形材料又 は熱硬化性成形材料を加工する装置によって、つまり高圧射出成形法ではウオー ムユニット２２及び駆動装置２３によって、また反応・低圧法では貯蔵タンク、 調量装置及び混合ヘッドによって完全なものになる。多ステーシヨン閉鎖ユニッ ト１はこの場合経済上の理由から構造的に始めから、その都度の方法のためにち ょうど必要なだけの型締め力でしか設計されていない。

高圧射出成形法においてウオームユニット２２を用いて成形材料を加工する場合 、各２段式閉鎖ユニットに各１つの射出ユニット２１が外側において型締めプレ ー）　２　：　３　：　４　：　４’に対して平行に可動に配置されている。各 射出ユニット２１は単数又は複数の熱可塑化シリンダ及びウオーム２２とウオー ム駆動装置２３とから成っている。ウオームユニット２２は互いに上下にかつ射 出ユニット２１の内部において縦横方向移動可能に配置されている。

射出ユニット２１の個個のウオームユニット２２は共に、固定部分２９を備えた 複数の走行ブリッジ２６に支承されている。この場合走行ブリッジ２６は必要な 対応支承部２７と共に、フレーム状のスタンド機構９に不動に配置された案内軌 道２５に油って水平方向及び（又は）鉛直方向に案内される。各射出ユニット２ １には、ブリッジ構成体の内部に配置された複数の別体の走行シリンダ２８が配 属されている。

反応・低圧法において多成分成形材料を加工する場合には、各２段式閉鎖ユニッ トＡ；Ｂに単数又は複数の射出ユニットが一階において多ステーシヨン閉鎖ユニ ット１のそばに配置されている。

多成分成形材料のだめの射出ユニットにはタンク・作業容器、調量ポンプ及び多 成分混合ヘラＦが設けられている。多ステーシヨン閉鎖ユニット１は高圧射出成 形法において、型１８：１９ｔ−金型パーティング面１ｓ／／／　；　１９／／ ／におけるスプル系を介して又は面をおおう中央のホットランナ系を介して射出 するという可能性を提供する。２つのスプル系では２段式運転のための各１つの 射出ユニット１に２つのウオームユニット２２が設けられている。各ウオームユ ニット２２はこの場合それぞれ型膜Ａ、；Ａ２又はＢ１：Ｂ２に配属されている 。２段式閉鎖ユニットにおける型１８：１９の射出はその都度同時に行われる。

金型パーティング面１　ｓ／／／　：　１９／／／における型１８；１９の射出 には、流動距離と壁厚との比に基づいて特に成形品が大きくかく薄壁である場合 には限界がある。

金型パーティング面を介して注型が可能である成形品の場合には、型の射出は９ ０°成形体を介して行われる。

射出動作のためては２つのウオームユニット２２ｔｌ−備えた射出ユニット２１ が型１８；１９の９０°成形体のスプルブシュにまで移動する。この動作のため に２つのウオームユニット２２は射出ユニット２１内において付加的に短い距離 だけ移動できるように配置されている。この構成形式は、複数の型ブシュへの複 数の射出シリンダノズルの正確な力接続的な接触を可能にする。型１８：１９の 射出後に射出ユニット２１は走行シリンダ２８を介して型１８：１９から離され る。この後で型１８：１９ｔ−開放して、成形品を取り出すことができる。

金型パーティング面１　ｓ／／／　：　ｔ　９／／／　ｆ介して行われる型１８ ：１９の射出は選択的に、−階において２段式閉鎖ユニットＡ：ＢのためのＬ字 形位置に配置された射出ユニット２１によっても可能である。この配置形式では 型１８：１９の射出は射出シリンダノズルを介して直接金型パーティング面１８ ″′；１９″′内に行われる。この場合９００成形体は不要である。この配置形 式の場合にも２つのウオームユニット２２を備えた射出ユニット２１が、型膜Ａ 、；Ａ２及びＢ１１Ｂ２における型１８：１９を同時に射出するために設けられ ている。

型Ｌ８：１９を射出するために射出ユニット２１は金型パーティング面における 型ブシュに移動し、この型ブシュを型１８：１９とないしは真中の可動の型締め プレート４と錠止する。成形品を取シ出す前に射出ユニット２１は型１８：１９ から再び離れる。いずれにせよ全装置のための設置面積に対するかなり大きな必 要性は、射出ユニット２１のＬ字形位置に関連している。

ホットランナ系における型１８：１９の射出は特に熱可塑性プラスチックを加工 する場合に用いられる。

ホットランナは、熱損失又は過熱なしに溶融物を射出シリンダノズルから加熱さ れたホットランナブロック３０及びノズルを介してキャピテイ内にまで導くとい う課題を担っている。大面積でかつ薄壁の成形品ではしばしば、多重ノズルを備 えたホットランナ系を介してのみ、成形品を成形技術的に申し分なく製造するこ とができる。ホットランナ法は特に経済性の点で傑出している。注入材料の節約 、成形品の後処理及び短いサイクル時間はこの方法の大きな利点である。

ホットランナ系の使用時には真中の可動の型締めプレートは、分割されたプレー ト４′つｔ！？２つの別個のプレートから成っている。両プレート４′の間には 、２つの型１８：１９のための加熱された中央のホラトラ固有の中央のホットラ ンナを有している。並んで位置する２つのウオームユニット２２による同時的な 射出は、この場合同様に加熱されたＹ字形の９０°成形体を介して行われ、この 成形体は中央のホットランナブロックと堅く結合されている。溶融物の入口にお いてＹ字形の９０°成形体には、加熱された油圧作動式の２つの閉鎖ノズル３１ が設けられている。中央のホットランナブロック３０からの溶融物の出口には、 互いに向かい合って２つの機械ノズル３２が位置している。これらのノズルは型 締めプレート４′のセンタリング孔を貫いて直接、型１８及び１９の各ホットラ ンナ系の中央の型ブシュにまで延びている。２つの中央のノズル３２は加熱され かつ短行程可能に支承されていて、型１８及び１９における型ブシュへの力接続 的な接触のために油圧によって押し付けられる。射出ユニット２１の射出シリン ダは溶融物の出口に同様に油圧式の閉鎖ノズルを備えている。

型１８及び１９を射出するために射出ユニット２１は走行シリンダ２８を介して 射出シリンダ閉鎖ノズルと共にホットランナブロック３０の中央の機械閉鎖ノズ ル３１にまで移動する。射出動作の開始と共に、並んで位置する油圧式の２つの 閉鎖ノズルが開いて溶融物の流れを開放する。２段式閉鎖ユニットの２つの型の ためには、全部で４つの加熱された閉鎖ノズルから成る系が必要である。

型を射出するため及び成形品を取り出すためには射出ユニット２１は走行シリン ダ２８を介して型１８；１９に対して平行にその都合射出位置又は取出し位置に 移動する。ノズルの出入口における溶融物の凍結及び低温のしずくを回避するた めに、閉鎖機構によって溶融物はすべての系において常に流動性に保たれる。

多ステーシヨン閉鎖ユニット１において２Ｘ２の同一の成形品を製造する場合に は、１つの射出ユニット２１と２つのウオームユニット２２とを用いるだけで全 部で４つの型を射出することができる。この目的のために射出ユニット２１は型 締めプレート２；３；４；４′に対して平行なだけではなくて、２つの２段弐° 閉鎖ユニットＡ；Ｂに関して横方向にも移動可能に配置されている。この場合型 の射出は所与のプログラムに応じて同様にカスケード原理において行われる。

選択的に、射出ユニット２１を真中の可動の型締めプレート４′と堅く結合する ことも可能である。この構成ではウオームユニット２２は加熱された２つのホッ トランナアダプタを介して同様にホットランナブロック３０と堅く結合される。

その都度の型開放運動又は型閉鎖運動時に２段式閉鎖二二ツ）Ａ及びＢの全射出 ユニット１は強制的に型開放距離だけ一緒に移動する。

閉鎖シリンダ１２及び走行シリンダ１３を介して実施される運動は、この場合射 出ユニット２１の走行シリンダ２８によって開明的に助成される。

フレーム状のスタンド機構９の外側には、通行可能な作業兼検査台３３が配置さ れており、この作業兼検査台には安全性の理由からですりが設けられている。

第５図及び第６図には材料光てんホッパが符号２４で示されている。

３つの型締めプレー）　２　；　３　：　４　Ｓ　４’の間に配置された、閉鎖 二二ツ）Ａ：Ｂの同一成形品用の２つの型１８：１９は、高圧法又は低圧法にお いて射出ユニットによって同時に射出され、この場合各２段式閉鎖ユニッ）Ａ： Ｂの型対１８；１９は交互にカスケード原生産能力は倍化される。このためには 同一成形品用の２つの型１８：１９を用いることが前提であり、この場合成形品 の面は物理的な理由から閉鎖系の方向に合同に配置されている。これによって、 さもなくば必要な第２の製造装置が省かれる。

本発明のその他の利点は、複数の２段式閉鎖ユニットが１つの多ステーション閉 鎖二ニット１にまトメラれていることにある。この付加的な配置形式は、１つの 油田駆動系による複数の２段式閉鎖ユニットの交互運転を可能にし、油田駆動系 は型膜のための所与の駆動出力を利用するだけでよく、この駆動出力によって交 互作業形式で４つの型膜Ａ、；Ａ２及びＢ１：　Ｂ、、が稼動される。

積が節約され、すなわち所要スペースは従来必要であった面積の約２５チにしか ならない。鉛直な構成では公知の装置に対する必要な設置面積の比はさらに有利 でちる。

ｔ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、９ 国際調査報告 −齢−−１リー−−ｉｉｂＰＣＴ／ＤＥ　８５１００２５２ＡＮＮＥＸＴｏ”ｋ ｎＥ工ＮＴＩミニＲ）ＩＡＴＩＯＮノー！ＳＥニー’ＩＣＭＲＥＤ’ＯＲτ０Ｎ ｎＬ−Ａ−１３８０６ｆ１９　Ｎｏｎ＠ＤＥ−Ｂ−１１２４２３５Ｎｏｎ＠ ＺＮＴＥＲＮＡＴ工０ＮＡｒ、ＡＰＰ（ＪＣＡＴＩＯＮＮＯ，ＰＣＴ／ＤＥ５１ Ｓ１００２５２（ＳＡ　１０３３８）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．射出成形法文は反応射出成形法で熱可塑性プラスチツク、熱硬化性プラスチ ツク及び（又は）エラストマからプラスチツク成形品を製造する装置であつて、 同一平面に配置された単数又は複数の型を受容するために水平又は鉛直な構造形 式で単数又は複数の閉鎖ユニツトが設けられており、型を連続的に射出する射出 ユニツトが型に配属されており、型の各割型がそれぞれ型締めプレートに配置さ れていて、割型のうちの各一方が可動に配置されている形式のものにおいて、水 平及び（又は）鉛直な構造形式の単数又は複数の２段式閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ） から成る多ステーシヨン閉鎖ユニツト（１）が設けられており、この場合各段式 閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）がそれぞれ２つの型段（Ａ１；Ａ２及びＢ１；Ｂ２）を 有していて、該型段に、複数の案内要素（６）に沿つて水平方向又は鉛直方向に 可動の各２つの型締めプレート（３；４；４′）と、不動に配置された各１つの 型締めプレート（２）とが配属されており、単数又は複数の外側に位置する射出 ユニツトが高圧射出成形法のため又は反応射出成形法のために移動可能に又は定 置に配置されていることを特徴とする、射出成形法又は反応射出成形法でプラス チツク成形品を製造する装置。 ２．多ステーシヨン閉鎖ユニツト（１）が全油圧式の閉鎖系を有していて、この 場合各段式閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）に単数又は複数の閉鎖シリンダ（１２）が配 偶されており、該閉鎖シリンダが不動の端部プレート（５）と結合されかつ、単 数又は複数の閉鎖ピストン（１２′）を介して外側の可動の型締めプレート（３ ）と結合されて不動のユニツトを形成している、請求の範囲第１項記載の装置。 ３．真中の型締めプレート（４；４′）が固有の走行シリンダ（１３）を介して 可動に配置されている、請求の範囲第１項又は第２項記載の装置。 ４．各型段（Ａ１；Ａ２又はＢ１；Ｂ２）が同一成形品用の型（１８；１９）を 有していて、該型がそれぞれ２つの割型（１８′；１８′′及び１９′；１９′ ′）から成つている、請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載の装 置。 ５．閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）において、不動に配置された２つの型締めプレート （２）が結合されてユニツトを形成している、請求の範囲第１項から第４項まで のいずれか１項記載の装置。 ６．多ステーシヨン閉鎖ユニツト（１）がフレーム状のスタンド機構（９）に配 置されている、請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載の装置。 ７．２段式閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）の可動の型締めプレート（３；４；４′）が 半割シエル軸受（８）において各４つの案内要素（６）に支承されかつ該案内要 素に沿つて案内されている、請求の範囲第１項から第６項までのいずれか１項記 載の装置。 ８．半割シエル軸受（８）が交換可能に配置されている、請求の範囲第７項記載 の装置。 ９．真中の可動の型締めプレート（４；４′）に取外し可能な軸受保持体（７） が配属されている、請求の範囲第１項から第８項までのいずれか１項記載の装置 。 １０．２段式閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）の真中の可動の型締めプレート（４；４′ ）が真中において、共通の案内要素対（６）に支承されかつ該案内要素対に沿つ て案内されている、請求の範囲第１項から第９項までのいずれか１項記載の装置 。 １１．案内要素（６）が、不動に配置された型締めプレート（２）と不動に配置 された端部プレート（５）とに力接続的に結合されている、請求の範囲第１項か ら第１０項までのいずれか１項記載の装置。 １２．案内要素（６）が装置の長辺側に沿つて片側だけフレーム状のスタンド機 構（９）に保持されている、請求の範囲第１項から第１１項までのいずれか１項 記載の装置。 １３．水平な構造形式において可動の型締めプレート（３；４；４′）が、フレ ーム状のスタンド機構（９）に固定された案内軌道（１０）に付加的に摺動可能 に配置されている、請求の範囲第１項から第１２項までのいずれか１項記載の装 置。 １４．真中の可動の型締めプレート（４；４′）の両側に各１つの割型（１８′ ′；１９′′）が不動に配置されている、請求の範囲第１項から第１３項までの いずれか１項記載の装置。 １５．それぞれ割型（１８′′；１９′′）のスプル側が、真中の可動の型締め プレート（４；４′）に配置されている、請求の範囲第１４項記載の装置。 １６．不動に配置された型締めプレート（２）と外側の可動の型締めプレート（ ３）とに、各１つの割型（１８′′；１９′′）が不動に配置されている、請求 の範囲第１項から第１５項までのいずれか１項記載の装置。 １７．鉛直な構造形式において各段式閉鎖ユニツト▽（Ａ；Ｂ）に、縦方向及び 横方向において走入及び走出可能な摺動テーブル（１５）が配属されている、請 求の範囲第１項から第１６項までのいずれか１項記載の装置。 １８．摺動テーブル（１５）が固定装置を有している、請求の範囲第１７項記載 の装置。 １９．摺動テーブル（１５）が製造位置において、床（２０）の上縁と同一平面 に位置する摺動テーブルプレート（１６）に支承されている、請求の範囲第１７ 項又は第１８項記載の装置。 ２０．摺動テーブル（１５）に割型（１８′）が不動に配置されている、請求の 範囲第１項から第１９項までのいずれか１項記載の装置。 ２１．各射出ユニツト（２１）が、駆動装置（２３）を備えた単数又は複数のウ オームユニツト（２２）から形成されている、請求の範囲第１項から第２０項ま でのいずれか１項記載の装置。 ２２．射出ユニツト（２１）が型締めプレート（２；３；４；４′）に対して平 行に配置されている、請求の範囲第１項から第２１項までのいずれか１項記載の 装置。 ２３．ウオームユニツト（２２）が互いに上下にかつ、射出ユニツト（２１）内 部で縦横方向移動可能に配置されている、請求の範囲第１項から第２２項までの いずれか１項記載の装置。 ２４．ウオームユニツト（２２）が、固定部分（２９）を備えた複数の走行ブリ ツジ（２６）に支承されている、請求の範囲第１項から第２３項までのいずれか １項記載の装置。 ２５．走行ブリツジ（２６）が対応支承部（２７）によつて、フレーム状のスタ ンド機構（９）に固定された案内軌道（２５）に摺動可能に配置されている、請 求の範囲第１項から第２４項までのいずれか１項記載の装置。 ２６．各射出ユニツト（２１）に複数の走行シリンダ（２８）が配属されている 、請求の範囲第１項から第２５項までのいずれか１項記載の装置。 ２７．射出ユニツト（２１）が走行シリンダ（２８）を介して２段式閉鎖ユニツ ト（Ａ；Ｂ）に対して縦及び（又は）横方向に移動可能に配置されている、請求 の範囲第１項から第２６項までのいずれか１項記載の装置。 ２８．金型パーイング面（１８′′′；１９′′′）における型（１８；１９） のノズル側に、９０°射出成形体が配置されている、請求の範囲第１項から第２ ７項までのいずれか１項記載の装置。 ２９．２つの型段（Ａｌ；Ａ２及びＢ１；Ｂ２）のための２つのウオームユニツ ト（２２）を用いて同時に射出するために、９０°射出成形体が型中心から側方 にずらされて配置されている、請求の範囲第１項から第２８項までのいずれか１ 項記載の装置。 ３０．真中の可動の型締めプレートが分割された型締めプレート（４′）として 構成されている、請求の範囲第１項から第２６項までのいずれか１項記載の装置 。 ３１．真中の可動でかつ分割された型締めプレート（４′）が迅速緊締装置を用 いて錠止可能である、請求の範囲第３０項記載の装置。 ３２．真中の可動でかつ分割された型締めプレート（４′）のプレートパーテイ ング面に、加熱可能な中央のホツトランナブロツク（３０）が配置されている、 請求の範囲第１項から第３１項までのいずれか１項記載の装置。 ３３．２つのウオームユニツト（２２）を用いて２つの型（１８；１９）を同時 に射出するために、ホツトランナブロツク（３０）が外側に加熱可能なＹ字形の ９０°成形体を有している、請求の範囲第１項から第３２項までのいずれか１項 記載の装置。 ３４．外側に位置するＹ字形の９０°成形体に、各１つのウオームユニツト（２ ２）のために加熱可能な油圧作動式の２つの閉鎖ノズル（３１）が不動に配置さ れている、請求の範囲第１項から第３３項までのいずれか１項記載の装置。 ３５．ホツトラナブロツク（３０）が真中の可動でかつ分割された型締めプレー ト（４′）の中央において内側に、中央において加熱される２つのノズル（３２ ）を有している、請求の範囲第１項から第３４項までのいずれか１項記載の装置 。 ３６．前記２つのノズル（３２）が油圧によつて短行程可能に支承されており、 真中の可動でかつ分割された型締めプレート（４′）のセンタリング孔を貫いて それぞれ型（１８；１９）の型ブシユに圧着可能である、請求の範囲第１項から 第３５項までのいずれか１項記載の装置。 ３７．ホツトランナブロツク（３０）に、２つのウオームユニツト（２２）から ２つの型（１８；１９）への別個の溶融物流のために２つの別個のホツトランナ 孔が設けられている、請求の範囲第１項から第３６項までのいずれか１項記載の 装置。 ３８．ホツトランナブロツク（３０）がそれぞれ、加熱された閉鎖ノズル（３１ ）の後と中央の加熱されたノズル（３２）の前とに９０°湾曲体を有している、 請求の範囲第１項から第３７項までのいずれか１項記載の装置。 ３９．ウオームユニツト（２２）がウオーム先端において加熱可能なホツトラン ナアダプタを介して、真中の可動でかつ分割された型締めプレート（４′）と力 接続的に結合されている、請求の範囲第１項から第３８項までのいずれか１項記 載の装置。 ４０．射出ユニツト（２１）の射出シリンダに油圧作動式の閉鎖ノズルが設けら れている、請求の範囲第１項から第３９項までのいずれか１項記載の装置。 ４１．射出ユニツト（２１）の走行シリンダ（２８）が、真中の可動でかつ分割 された型締めプレート（４′）の走行シリンダ（１３）と同期的に走行可能であ る、請求の範囲第１項から第４０項までのいずれか１項記載の装置。 ４２．フレーム状のスタンド機構（９）の外側に、通行可能な作業兼検査台（３ ３）が配置されている、請求の範囲第１項から第４１項までのいずれか１項記載 の装置。 ４３．２段式閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）のための油圧駆動装置が単に型段（Ａ１； Ａ２；Ｂｌ；Ｂ２）用に設計されている、請求の範囲第１項から第４２項までの いずれか１項記載の装置。 ４４．請求の範囲第１項から第４３項に記載の装置を用いてプラスチツク成形品 を製造する方法において、３つの型締めプレート（２；３；４；４′）の間に配 置された、閉鎖ユニツト（Ａ；Ｂ）の同一成形品用の２つの型（１８；１９）を ，高圧法又は低圧法で射出ユニツトによつて同時に射出し、各段式閉鎖ユニツト （Ａ；Ｂ）の型対を交互にカスケード原理で射出することを特徴とする、射出成 形法又は反応射出成形法でプラスチツク成形品を製造する方法。 ４５．複数の型（１８；１９）を金型パーテイング面（１８′′′；１９′′′ ）においてか又は、真中の可動でかつ分割された型締めプレート（４′）に一体 に組み込まれたホツトランナブロツク（３０）を介して、同時に射出する、請求 の範囲第４４項記載の方法。 ４６．型段（Ａ１；Ａ２；Ｂ１；Ｂ２）における型（１８；１９）を同時に射出 する際に、射出ユニツト（２１）の射出シリンダの閉鎖ノズルと、加熱された中 央のホツトランナブロツク（３０）の加熱された閉鎖ノズルとを力接続的にかつ 互いに密に接触させ、ノズル系における溶融物流を油圧を用いて閉放・閉鎖する 、請求の範囲第４４項又は第４５項記載の方法。 ４７．請求の範囲第１項から第４３項に記載の装置の型を組み付けかつ調整する 方法においで、型（１８；１９）を縦組立ての場合にはクレーン装置によつて、 かつ横組立ての場合には行程摺動テーブル（１５）を介して油圧を用いて案内軌 道に沿つて型締めプレート（２；３；４；４′）に走入させることを特徴とする 、射出成形法又は反応射出成形法でプラスチツク成形品を製造する装置の型を組 み付けかつ調整する方法。 ４８．まず初めに下位の型（１８）を摺動テーブル（１５）に、次に真中の可動 の型締めプレート（４；４′）を下位の型（１８）に、その後で上位の型（１９ ）を真中の型締めプレート（４；４′）に固定し、次いで摺動テーブル（１５） を全型セツト及び真中の型締めプレート（４；４′）と共に２段式閉鎖ユニツト （Ａ；Ｂ）に走入し、軸受保持体（７）を半割シエル軸受（８）と共に真中の型 締めプレート（４，４′）に組み付け、型セツトを調整し、割型（１８′；１９ ′）を不動の型締めプレート（２）ないしは不動の端部プレート（５）に固定し 、次いで型段（Ａ１；Ｂ１）のための走行シリンダ（１３）を不動の型締めプレ ート（２）と真中の可動の型締めプレート（４；４′）との間に組み付け、中央 の油圧系に接続する、請求の範囲第４７項記載の方法。 ４９．請求の範囲第１項から第４３項に記載の装置の型から出来上がつたプラス チツク成形品を取り出す方法において，まず初めに、外側の可動の型締めプレー ト（３）を閉鎖シリンダ（１２）を介して真中の可動の型締めプレート（４；４ ′）と共に同期的に走行シリンダ（１３）に沿つて移動させ、これによつて型段 （Ａ１ないしはＢ１）をプラスチツク成形品取出しのために開放し、次いで真中 の可動の型締めプレート（４；４′）を走行シリンダ（１３）を介して再び出発 位置に戻し移動させ、これによつて型段（Ａ１ないしはＢ１）を閉鎖し、この際 に同時に真中の可動の型締めプレート（４；４′）と外側の不動の型締めプレー ト（３）との間における型段（Ａ２ないしはＢ２）を開放することを特徴とする 、射出成形法文は反応射出成形法でプラスチツク成形品を製造する装置の型から 出来上がつたプラスチツク成形品を取り出す方法。