JPS6149735B2 - - Google Patents
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- JPS6149735B2 JPS6149735B2 JP52113864A JP11386477A JPS6149735B2 JP S6149735 B2 JPS6149735 B2 JP S6149735B2 JP 52113864 A JP52113864 A JP 52113864A JP 11386477 A JP11386477 A JP 11386477A JP S6149735 B2 JPS6149735 B2 JP S6149735B2
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/22—Controlling the speed digitally using a reference oscillator, a speed proportional pulse rate feedback and a digital comparator
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ビデオテープレコーダ等の回転系を
制御するデジタルサーボ装置に関する。 通常ビデオテープレコーダ(以下VTRと称す
る)においては、磁気ヘツドとかキヤプスタンの
回転を安定化するための自動周波数制御
(AFC)手段とか、磁気ヘツドとかキヤプスタン
の回転を記録再生する信号に位相同期させるため
の自動位相制御(APC)手段が設けられてい
る。このAFC及びAPCによるサーボ装置は、従
来は、アナログ信号が設けられており、その基本
的な構成は、第1図に示すようなものであつた。 第1図に示すサーボ装置は、VTRのヘツド制
御系であり、磁気ヘツドを回転せしめるヘツドモ
ータ10の回転は、たとえば第1、第2の回転位
相検出器11,12によつてその回転位相が検出
される。回転位相検出器11,12は、たとえ
ば、磁気ヘツドと同様な構成であり、固定位置に
設けられており、ヘツドモータ10のデイスクに
設けられた永久磁石が廻りきたときに検出パルス
(通常タツクパルスと称される)を得る。それぞ
れの検出器11,12の検出パルスは、それぞれ
増幅器13,14を介してフリツプフロツプ回路
15のセツト、リセツト端子に加えられる。これ
によつて、このフリツプフロツプ回路15の出力
は、第2図fに示すように検出パルスが加わるご
とに反転、非反転を繰り返すことができる。この
フリツプフロツプ回路15の出力は、単安定マル
チバイブレータ16に加えられ、所定のたとえば
立下り区間T2(第2図eに示す)を有した方形
波に整形される。そして、この単安定マルチバイ
ブレータ16の出力は、台形状の参照番号を発生
する参照信号発生回路17に加えられる。この参
照信号発生回路17は、第2図dに示すような参
照信号を発生するもので、これを比較及びサンプ
リング回路18に加える。この比較及びサンプリ
ング回路18には、サンプリングパルス発生器1
9からのサンプリングパルス(第2図cに示す)
が加えられている。このサンプリングパルスは、
たとえば、テレビジヨン信号の垂直同期信号を基
準信号としてタイミング調整装置20に加え、第
2図a,bに示すようにタイミングパルスbをつ
くり、これを前記サンプリングパルス発生器19
に加えて得られるものである。 前記比較及びサンプリング回路18において
は、参照信号における傾斜的立上り信号の一部が
サンプリングされることによつて、サンプリング
パルスと参照信号の位相差を識別することができ
るもので、サンプリングされた電圧は、コンデン
サ等のホールド回路21に保持される。このホー
ルド回路21に、蓄積される電圧は、その変化が
ヘツドモータ10の回転と、このヘツドモータの
回転によつて再生されたテレビジヨン信号の垂直
同期の位相変化を示すことになる。したがつてこ
のホールド回路21の出力は、低域波器として
の周波数補償回路22を介してモータ制御回路2
3に加えられ、ヘツドモータ10の回転を制御す
るように利用される。 上記のように従来のVTRにおけるサーボ装置
は、制御情報としてアナログ信号を用いた制御ル
ープを形成しているため、温度変化や電源変動に
よる動作点の変化、さらに外来雑音による制御ル
ープ等の乱れなど不安定要因が多い欠点があり、
精度を向上することは適さない。さらに、ホール
ド回路とか単安定マルチバイブレータ等に大容量
のコンデンサを必要とし、集積回路(IC)化す
る場合にも外付部品が多くなるため小形化に不向
きである。 これを解決するために、制御量をデジタル信号
を用いて計測する回路が考えられている。第3図
において、たとえばキヤプスタン制御系における
AFCループの制御量測定装置を説明する。 すなわち、25はシフトレジスタであつて最終
の転送出力端子にはフリツプフロツプ回路26の
セツト端子Sが接続されている。また、このフリ
ツプフロツプ回路26は、前記シフトレジスタ2
5に加えられるキヤプスタンタツクパルスによつ
てもリセツトされる。 そして、前記フリツプフロツプ回路26は、そ
の出力によつて、カウンタ回路27の入力端に設
けられたクロツクゲート回路28を開閉制御する
ことができる。またこのカウンタ回路27のカウ
ント数は2進数でラツチ回路29に加えられる。
このラツチ回路29の出力はデジタルアナログ変
換器30に加えられるもので、この変換器では、
前記ラツチ回路29のデジタル出力に見合つたア
ナログ変換出力が得られる。 ところで、上記カウンタ回路27及びラツチ回
路29は、前記シフトレジスタ25によつてプロ
セス制御がなされるもので、このシフトレジスタ
25の転送途中の出力端子251からはラツチパ
ルス、出力端子252からはクリアパルスが得ら
れる。 上記の制御量測定装置によると、タツクパルス
がシフトレジスタ25に加わると、シフトレジス
タ25はパルスの転送動作を行い、またフリツプ
フロツプ回路26はリセツトされゲート回路28
を閉じる。そして、出力端子252からクリアパ
ルスが得られると、カウンタ回路27がクリアさ
れ、一相遅れてフリツプフロツプ回路26が反転
される。したがつて、カウンタ回路27は、初期
状態からクロツクパルスのカウントを始め、次の
タツクパルスが前記シフトレジスタ25に加わる
まで数えることになる。そして、出力端子251
からラツチパルスが得られたときに、前記カウン
タ回路27のカウント数は2進数でラツチ回路2
9にラツチされる。このように、タツクパルスの
間隔がクロツクパルスのカウント数によつて計測
され、この数に見合つたデジタルアナログ変換が
なされる。 しかしながら、上記制御量測定装置を多数必要
とするサーボ装置においては、部品数、とくにカ
ウンタ回路を制御するシーケンス部とか出力を制
御する判別回路は、複雑となる欠点が生じる。 本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもの
で、制御情報となる信号をデジタル量で設定し、
温度変化や電源変動に対する動作点のドリフトを
無くし、サンプリングアンドホールドを正確かつ
安全なものとし、雑音による影響を抑え、半導体
集積回路化に好適で小形化を容易にし得、かつデ
ジタル化した際にも部品素子数を低減し得るデジ
タルサーボ装置を提供することを目的とするもの
である。 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。まず第4図においてビデオテープレコー
ダにおける磁気ヘツドのデイスクサーボ系に関
し、本発明の規本的な構成を説明する。すなわ
ち、デイスクサーボ系において、たとえばデイス
クモータの回転速度を制御するためには、連続し
て得られるタツクパルスの時間間隔を測定し、そ
の時間間隔が一定となるようにデイスクモータを
制御すればよく、時間間隔が大きくなつたときは
モータ速度が遅くなり、小さくなつたときはモー
タ速度が早くなつたことで判別する。 第4図は、前記タツクパルスの1周期間の時間
を測定する構成であり、入力端子31にはクロツ
クパルス、入力端子32にはデイスクタツクパル
スが加えられる。前記入力端子31は、カウンタ
回路35に接続されている。このカウンタ回路3
5は、クロツクパルスCpをカウントし、2進数
出力端子には、適当なビツト数の巡回数を出力す
ることができる。(以下この巡回による各出力を
カウンタ数)と称する。また、前記入力端子32
は、インバータ33,34を並列に介して、第
1、第2のラツチ回路36,37のラツチパルス
入力端子に接続されている。第1のラツチ回路3
6は、前記カウンタ回路35の2進数出力端子に
対応した入力端子を有し、カウント数をラツチパ
ルスによつてラツチすることができる。また、第
2のラツチ回路37も前記第1のラツチ回路36
の2進数出力端子に対応した入力端子を有し、こ
こに加わつているデータをラツチパルスによつて
ラツチすることができる。 上記の構成の基本的な動作を説明する。まず、
第1回目のタツクパルスが加わると、カウンタ回
路35の出力は、第1のラツチ回路36にラツチ
され、次に第2回目のタツクパルスが加わると、
第1のラツチ回路36の記憶内容は、第2のラツ
チ回路37に移され、第1のラツチ回路36には
第2回目のタツクパルスが加わつたときのカウン
ト数が記憶される。したがつてこの回路による
と、タツクパルスが加わる毎に、第2のラツチ回
路37には、第1のラツチ回路36に保持されて
いた情報が移され、第1のラツチ回路36にはカ
ウンタ回路35のカウンタ情報が移されることに
なる。ここで、第1のラツチ回路36の出力情報
A(a1〜an)と第2のラツチ回路37の出力情報
B(b1〜bn)との差をとれば、1つ前のタツク
パルスとこのパルスの次のタツクパルス間の時間
間隔を、クロツクパルスのカウント数で表せるこ
とになる。 次に前記出力情報(a1〜an)、(b1〜bn)を処理
するダータ処理回路の構成例を第5図に示す。す
なわち、40は、第1の全減算器であり、この第
1の全減算器40の計算結果は、第2の全減算器
41に加えられる。この第2の全減算器41に
は、定数K(k1〜kn)も計算要素として加えら
れている。この定数Kは、出力情報A(a1〜an)
とB(b1〜bn)の演算結果から、一定の定数を
差引くことによつて目標のデータ附近を得るため
のものである。したがつて、前記第2の全減算器
41から出力される情報D(d1〜dn)は、A(a1
〜an)−B(b1〜bn)が目標値であれば、所定の
情報量をあらわすことになる。 たとえば、制御量の最大範囲を10ビツトのデジ
タル情報であらわされるものとすると、1023が最
大数であり、0が最少数であり、512が中央の数
である。したがつて、前記第2の全減算器41の
計算結果が512であれば、この第2の全減算器4
1の出力はラツチ回路42に、512をあらわすデ
ジタル量としてあらわされる。したがつて、前記
定数K(k1〜kn)は、演算{A(a1〜an)−B
(b1〜bn)}が所望の設定値であれば、この結果
から定数K(k1〜kn)を引くことによつて512の
出力が得られるような値に設定されている。すな
わち、 D=2m/2=2m-1(512)(mは制御用として
利用される最大ビツト数)となるように前記定数
K(k1〜kn)は設定してある。 さらに上記した第2の全減算器41の上位の数
ビツトは、条件判別回路38によつて判別され
る。この条件判別回路38は、第2の全減算器4
1の上位数ビツトの論理をとるものである。つま
り なる論理判定を行うもので、D(b1〜dn)0
であれば、A(a1〜an)とB(b1〜bn)の情報差
が定数K(k1〜kn)より小さくタツクパルス時
間間隔が狭く、モータの速度が大きくなつたこと
で、あらかじめ設定された制御範囲(AFC範
囲)から離れたことである。したがつて、ラツチ
回路42の出力E(e1〜em)=(0……………
0)とし、アナログ変換したときに直流レベルが
下限の方へ下がるようにしたものである。また、
D2mとなることは、A(a1〜an)とB(b1〜
bn)の情報差が定数K(k1〜kn)より大きくタ
ツクパルスの時間間隔が大きく、モータの速度が
遅くなつたことで、あらかじめ設定された制御範
囲(AFC範囲)から離れたことである。したが
つて、ラツチ回路42の出力E(e1〜em)=
(1、……………1)とし、アナログ変換した場
合に直流レベルが上限の方へ上がるようにしたも
のである。また、0<D<2mならば、AFC範囲
内であるから演算結果がそのままラツチ回路42
に記憶され制御情報となる。また、出力E(e1〜
em)の条件判別回路38においては、0<D<
2m、D2m、D0は、上位桁(11〜16ビツ
ト)をみて、その6ビツトの数値が0か+1以上
かあるいは負かを判別するが0のときはEの下位
ビツト(1〜10ビツト)を出力し、+1以上のと
きは1023(1〜10ビツトの全ビツトが1)を、負
のときは0(1〜10ビツトの全ビツトが0)を出
力するようにしている。 上記の第4図、第5図で説明した回路構成の場
合は、磁気ヘツドモータの位相検出器から得られ
るタツクパルスの時間間隔をカウント数の差によ
つて測定し、ラツチ回路にデジタル情報で記憶
し、これをデジタルアナログ変換し直流モータの
駆動回路に加えるものである。したがつてデイス
クサーボ系のAFC回路として用いた場合であ
る。 上記の本発明の基本的な回路は、デイスクサー
ボ系におけるAPCループにおいても同様に用い
ることができる。この場合は、タツクパルスとテ
レビジヨン信号の垂直同期信号間の時間間隔を計
ればよいから、第6図に示すように第1、第2の
ラツチ回路群36′,37′の各ラツチパルス入力
端子45,46にそれぞれタツクパルスTと垂直
同期信号Vを加えればよい。そして、第1、第2
のラツチ回路群31′,32′の各出力情報を第5
図で示したような回路で計算しすればよい。 次に実際に応用した例を説明する。まず、クロ
ツクパルスをつくる水晶発振器の発振周波数を
o=3579140Hzとし、最下位桁C1の周波数をその
1/4すなわちC1の周期をTo=4/=1.117……
………(μsec)、カウンタ回路35の出力情報を
15ビツト(n=15)、出力を10ビツト(m=10)
とする。このように設定すると、最大数は215−
1=32767でその周期は36.62……………msec
(=27.30……………Hz)となり、垂直同期信号の
周期(16.66msec)は、カウンタ数で14928とな
る。たとえば、デイスクタツクパルスの繰り返し
周波数(AFCの目標値)を60Hz、垂直同期信号
との位相差を180゜、つまりタツクパルスと垂直
同期信号との時間差を8.33……………msec
(APCの目標値)とすると、各目標値は、カウン
ト数が14928及び7464となる。第7図にその時系
列を示す。カウンタ回路の出力は他に関係なく上
記数値(32767)周期(36.62……………msec)
を巡回することになるから第7図7aに示すよう
に時刻をあらわすことになる。この出力情報(カ
ウント数)をタツクパルス(同図7bに示す)及
び垂直同期パルス(同図7cに示す)により、ラ
ツチ回路にそれぞれラツチして、それらの差をと
り、AFCではD=A−B−(14928−512)(第7
図7gではD=900)、APCではD=A−B′−
(7464−512)(第7図7iではD=300)のように
操作量が計算される。同図7f,7hはそれぞれ
AFC、APCにおける操作量とアナログ量の相関
を示すものである。 次に第8図に示す回路は、たとえば垂直同期信
号をラツチパルスとして利用する場合に、垂直同
期信号が何らかの原因で無くなつたときにこれを
補償する回路であり、凝似垂直同期信号発生回路
である。すなわち36′は、ラツチ回路であり、
ラツチパルスとなる垂直同期信号は、オア回路4
7を介して加えられる。この場合、垂直同期信号
の周期が一定値であることが利用される。従つ
て、第1の垂直同期信号によるラツチパルスでラ
ツチ回路36′にラツチされたデータに、一定値
L(l1〜ln)を加えてやれば、次の第2の垂直同
期信号で得られるラツチ用のデータをつくること
ができる。第8図の垂直同期補償回路によると、
第1の垂直同期信号でラツチされたデータにはさ
らに一定値Lが全加算器48で加算される。した
がつて、この全加算器48の出力情報は、常にそ
の次の垂直同期信号でラツチされるべきカウント
情報を予測している。全加算器48の出力情報
は、カウンタ回路35の出力情報(C1〜Cn)と
の論理がとられており、両情報が一致したときに
は、比較回路49から一致パルスが得られ凝似垂
直同期信号として、前記オア回路47に加えられ
る。従つて、ラツチ回路36′には、垂直同期信
号が無い場合でも、その同期タイミングに対応し
たカウント数がラツチされることになる。 上記したように、本発明によると、カウンタ回
路において、適当な2進の巡回数で時刻を作り、
その数を基準位相となる垂直同期信号や制御すべ
きモータのタツク信号によりラツチして、それぞ
れのラツチされた数の差をとるようにして、操作
量を計算する場合、計算部は、市販の計算用回路
を用いることも可能である。 更に本発明においては、使用部品数の削減に一
層有効となるように、第9図に示すような構成を
用いてもよい。この回路は、垂直同期信号の周期
とカウンタ回路の一巡する時間の周期が整数比と
なるように、クロツクパルス周期及びカウンタ回
路35のビツト数nが選定されている。このよう
にすると、VTRのデイスク及びキヤプスタン
が、安定した時間の垂直同期信号を基準にして定
値制御(タツクパルスの時間間隔及びタツクパル
スと垂直同期信号等との時間差がある一定値)で
あるためタツクパルスによつてラツチされた数
(制御量)が目標値であつた場合、ラツチ回路の
出力A(a1〜an)とB(b1〜bn)は、上位数ビツ
トを除いて全て等しくなる。したがつて、各ラツ
チ回路36,37、あるいは36′,37′の出力
A(a1〜an)、B(b1〜bn)の下位mビツトは、
パルス幅変調を行うための時間差データ処理部5
1の入力データとされ、上位数ビツトは、条件判
別回路52の入力データとされる。ここでは、カ
ウンタビツト数nを15とり、14ビツト目(最大数
値は16383)が一巡する周期を垂直同期信号の周
期と同じ16.66msec、すなわちカウンタのクロツ
ク周期を1.01827μsecとしている。前記時間差デ
ータ処理部51においては、情報(a1〜a10)がク
ロツクパルスによる情報(c1〜c10)と一致したと
きに、フリツプフロツプ回路53のリセツトパル
スを導出し、情報(b1〜b10)がクロツクパルスに
よる情報(c1〜10)と一致したときに前記フリ
ツプフロツプ回路53のセツトパルスを導出する
ものである。したがつて前記フリツプフロツプ回
路53から出力されるパルスに、カウンタの10ビ
ツト目の周期(1.01827×1024=1.0427msec)で
繰り返すパルス幅変調された出力となる。この場
合、情報(a1〜a10)と情報(b1〜b10)の差が零と
なるようなとき、すなわち制御量が目標値となつ
たときは、パルス幅を50%位のデユーテイにする
ために、情報(b1〜b10)と比較するカウンタ回路
の情報は最上位桁のみ10として反転して加え
る。つまり、第10図に示すように、カウンタ回
路35の出力(第10図10a)のうち(c1……
………c10)及び(c1………………10)が0となる
時は、同図10b,10cに示すように互いに1/
2時間間隔でずれることになる。そして、情報
(a1〜a10)、(a1〜b10)が共に例えば300で一致した
とすると、カウント開始点がずれているから、フ
リツプフロツプ回路53に対するセツトパルス
(第10図10d)、リセツトパルス(第10図1
0e)は50%のずれを生じ、結果としては、フリ
ツプフロツプ回路53からは第10図10fに示
すように1/2のパルス幅の出力が得られることに
なる。 一方、条件判別回路部52においては、情報
(a10〜a15)及び情報(b10〜b15)の減算が全減算器
53によつて計算され、その差出力情報G(g10
〜g15)の論理がとられ、その論理結果によつて
は、ゲート回路54,55を制御して、1あるい
は0、またはフリツプフロツプ回路53からのパ
ルス幅変調波を出力端子56に導出するものであ
る。差出力情報G(g10〜g15)がすべて0のとき
を中心にして、第11図11a〜11gに各部の
波形を示す。第11図11aは、情報g15の変化
を示すもので、これが“1”のときは全減算器5
21の引算結果は負数であり、“0”のときは正
数であることを示す。第11図11bはアンド回
路522の出力、同図11cはノア回路523の
出力、同図11dはオア回路524の出力、同図
11eはオア回路525の出力を示す。そして同
図11fは、出力端子56の直流平均レベルを示
すものである。この判別回路によると、ゲート回
路54,55の各一方の入力端子に“1”、“1”
が加わつているときは、直流平均レベルの傾斜部
X1の範囲内であり、パルス幅変調波が出力端子
56に導出される。次に引算結果が第11図11
fに示すX2になれば、同図11d,11eから
わかるように、ゲート回路54,55の各一方の
端子には“0”、“1”がそれぞれ加わり、出力端
子56は必らず低レベルとなる。また逆に引算結
果が第11図11fに示すX3の範囲になれば、
ゲート回路54,55の各一方の端子には
“1”、“0”がそれぞれ加わり、出力端子56は
必らず高レベルに固定される。つまり、出力条件
は、引算結果が214−512以下か、214−512乃至214
+512かあるいは214+512以上かによつて、0、
パルス幅変調波、1023を出力するように設定され
る。これは、512単位での精度で良いので、10ビ
ツト以上の桁を引算するもので、表1に示すよう
に 【表】 【表】 上位ビツトを判別すれば制御範囲と制御範囲外を
区別することができる。そして10〜14ビツトが全
て1か、0のときは、パルス幅変調部からの変調
出力を得るようにし、それ以外のときは、正負を
判別し(14ビツトが1のとき負、0のとき正)出
力条件を決めている。 上記した第9図の回路は、情報A(a1〜an)及
びB(b1〜bn)がラツチパルスによつて得られ
るときに、垂直同期信号の周期とカウンタ回路群
の巡回周期とが整数比となるように設定してお
き、下位10ビツトはクロツクカウンタによる走査
でパルス幅変調するものである。そして上位5位
ビツトの情報のみに計算し、条件判別を行うもの
である。この場合パルス幅変調波は約1kHzの周
波数であるので、モータはその直流に応答し、第
5図で示したような計算回路部を省略できる。 さらに、垂直同期信号と他のパルス、たとえば
タツクパルス間の時差を測定し、その時間差に対
応したパルス幅のパルスをつくる場合に、垂直同
期信号の欠落を補償するには、第12図のような
回路が有効である。この回路によるとカウンタ回
路35による現時間情報の2進数による巡回時間
を、垂直同期信号の整数倍として設定しているの
で、垂直同期信号がインバータ63を介して加わ
る時刻と現時間情報とは常に一定の関係となるこ
とが利用される。したがつてラツチ回路36″に
カウント情報がラツチされた場合、ラツチされた
情報は、第5図、第9図で説明した。計算要素と
して導出されるが、このとき、ラツチされた情報
は、カウンタ回路の出力情報とともに比較回路6
0において比較される。そして、この比較回路6
0は、比較情報が一致した際に論理回路61,6
2を介してパルスを導出するから、これを凝似垂
直同期信号として用いることができる。 さらにまた、本発明によると、カウンタ回路の
クリアパルスとして垂直同期信号を用いれば、カ
ウンタ回路の出力情報が(0……………0)のと
きを基準とすることができるので計算が容易とな
るとともに素子数も削減することができる。 上記した本発明の装置をVTRサーボにおける
デイスク系AFC,APC及びキヤプスタ系AFC,
APCに用いたブロツク構成にまとめると、第1
3図、第14図の如くなる。 第13図に示す構成は、第5図に示したような
演算方式を利用したものである。 すなわち。35は、1個のカウンタ回路であ
り、入力端子に加えられるクロツクパルスをカウ
ントしその巡回するカウント数を出力する。この
カウンタ回路35のカウント数は、任意のパルス
によつて、ラツチ回路65,66,67,68,
69,70,71によつてラツチすることができ
る。前記ラツチ回路65,66は、キヤプスタン
タツクパルスの時間間隔を計測するもので、第4
図で説明したような構成で接続されており、各ラ
ツチ回路65,66の出力は、演算回路部73に
加えられる。この演算回路部73は第5図で説明
したような構成である。この演算回路部73の出
力は、キヤプスタンAFC出力として用いられ
る。 前記ラツチ回路67,68は、記録時はキヤプ
スタンタツクパルスと垂直同期信号(凝似垂直同
期信号)との時間間隔を計測し、再生時はスイツ
チ72が切換えられて、コントロールパルスと垂
直同期信号(凝似垂直同期信号)との時間間隔を
計測することができる。前記ラツチ回路67,6
8は、第6図で説明したような構成で接続されて
おり、各ラツチ回路67,68の出力は、第5図
で説明したような演算回路部74に加えられる。
この演算回路部74の出力はキヤプスタンAPC
出力として用いられる。 前記ラツチ回路69,70は、デイスクタツク
パルスの時間間隔を計測できるもので、第4図で
設明したような構成で接続されており、各出力
は、第5図で説明したような演算回路部75に加
えられる。演算回路部75の出力は、デイスク
AFC出力として用いられる。 前記ラツチ回路70,71は、デイスクタツク
パルスと垂直同期信号(凝似垂直同期信号)との
時間間隔を計測することができるもので、第6図
で説明したような構成で接続されており、各ラツ
チ回路70,71の出力は、第5図で説明したよ
うな演算回路部76に加えられる。この演算回路
部76の出力はデイスクAPC出力として用いら
れる。さらに78は、第8図で説明したような凝
似垂直同期信号発生回路であつて、ラツチ回路7
1の出力に定数Lを加え、その加算結果とカウン
タ回路35の出力とを比較し、一致したときにい
わゆる凝似ラツチパルスを出力するものである。 次に第14図に示す構成は、第9図に示したよ
うな時間差データ処理方式を利用したものであ
る。 すなわち、35は1個のカウンタ回路であり、
入力端子に加えられるクロツクパルスをカウント
巡回カウント数を出力するが、垂直同期信号によ
つてクリアされる。このカウンタ回路35のカウ
ント数は、任意のパルスによつてラツチ動作する
ラツチ回路80,81,82,83,84,85
に加えられる。また、カウント数は、走査パルス
としても利用されるもので、第9図で説明したよ
うな時間差データ処理及びパルス幅変調回路部8
7,88,89,90にも加えられる。 前記ラツチ回路80,81は、キヤプスタンタ
ツクパルスの時間間隔を計測できるもので、各ラ
ツチ回路80,81の出力は、時間差データ処理
及びパルス幅変調回路部87に加えられる。ここ
では、第9図で説明したような処理が行なわれ、
この出力はキヤプスタンAFC出力として利用さ
れる。 前記ラツチ回路82,83は、記録時はキヤプ
スタンタツクパルスと垂直同期信号(凝似垂直同
期信号)との時間間隔を計測し、再生時はスイツ
チ86が切換えられて、コントロールパルスと垂
直同期信号(凝似垂直同期信号)との時間間隔を
計測することができる。そして、各ラツチ回路8
2,83の出力は、第9図で説明したような時間
データ処理及びパルス幅変調回路部88に加えら
れ、この回路部の出力はキヤプスタンAPC出力
として利用される。 前記ラツチ回路84,85は、デイスクタツク
パルスの時間間隔を計測することができるもの
で、各ラツチ回路84,85の出力は、第9図で
説明したような時間差データ処理及びパルス幅変
調回路部89に加えられ、この回路部89の出力
はデイスクAFC出力としとて利用される。 次に前記ラツチ回路85とカウンタ回路35の
出力は、デイスクタツクパルスと垂直同期信号
(凝似垂直同期信号)の時間間隔を計測できるも
ので、その出力は、時間差データ処理及びパルス
幅変調回路部90に加えられる。そしてこの回路
部の出力はデイスクAFC出力として利用され
る。つまり前記カウンタ回路35は、垂直同期信
号によつてクリアされるからこの時点が基準とな
り得る。さらに91は、第12図で説明したよう
な凝似垂直同期信号発生回路部である。 上記した本発明の装置によると、複数の制御ル
ープがあつても、各ループにおいて制御量を得る
のに用いるカウンタ回路は、1個でよく、2進数
である巡回数を常時出力するよにうにすればよ
い。そして、各制御ループで用いられる第1、第
2のラツチ回路に対しては、時間間隔を測定しよ
うとする第1、第2の測定信号をラツチパルスと
して加えればよい。そして、測定しようとする信
号のうち一方の信号(垂直同期信号)が欠けた場
合は、第8図、第2図に示したような凝似垂直同
期信号発生回路によつてパルスを発生させ正確な
動作を得る。第8図の回路の場合は、垂直同期信
号の1周期間の時間差を補うような定数のデータ
を用意し、これを1つ前にラツチした時間情報に
全加算器48で加え、その結果がカウンタ数と一
致しするのを比較回路49において待ち、一致し
たときに凝似垂直同期信号を発生し、カウンタ出
力をラツチするものである。また第12図の回路
の場合は、カウンタ回路の出力と垂直同期信号の
加わる時とが特定の関係となるように設定してあ
るから、ラツチ回路の出力をそのまま比較回路6
0に加えておき、カウンタ回路の出力と一致する
まで待つようにした回路である。また、本発明に
おいて、カウンタ回路のカウント数の巡回が、垂
直同期信号の周期を表わす数の整数倍となるよう
に設定すれば、第1、第2のラツチ回路にラツチ
された各出力情報は、上位数ビツトを除いてすべ
て等しくなり、計算回路が簡略化されるととも
に、出力情報の計算結果予測ができるので素子数
を削減することができる。さらにまた、本発明で
は、第5図、第9図に示したように条件判別回路
部を設け、APCループ等の引き込み動作を円滑
にしている。 さらにまた、第9図に示した時間差処理及びパ
ルス幅変調回路部は、クロツクパルスの数ビツト
mのカウントデータを変調用として用い、ラツチ
回路の出力情報mビツトを一挙にパルス幅変調し
ているから、別途デジタルアナログ変換器を必要
とせず安価となるとともに素子数も大きく削減す
ることができる。また、上記のようにパルス幅変
調する場合、第1、第2のラツチ回路の出力情報
mビツトが一致し、差が零となつたときは、出力
パルス幅が50%のデユーテイとなるように比較す
るカウンタの出力情報mビツトをそれぞれの出力
情報(a1〜am)(b1〜bm)に対して、(c1〜cm)
(c1〜)のように一方の比較情報に関しては、
最上位桁の出力を反転して加えるようにし、制御
量と目標値の差が0のとき操作量を中央部に設定
したものである。なお本発明は、マイクロコンピ
ユータと組合せて用いる場合は、加算減算処理
部、条件判別部、データ比較部等はコンピユータ
内のプログラムによる処理が可能である。なお、
制御するモータの立上がり時等、タツクパルスの
周波数が極めて低いときには、それがカウンタの
巡回周期より長くなつていわゆるオーバーフロー
を起こし、正しい制御量が得られなくなるが、一
般のサーボ回路同様にモータの立上がり時に強制
的にモータの回転をサーボ制御可能範囲内に立上
げる周知の手段を設けることによつてその問題は
容易に解決できる。その手段として、例えばカウ
ンタの巡回周期に対するタツクパルスの周期の長
短を判別する周知の回路を備え、タツクパルスの
周期が長い場合、モータに最大駆動電圧を与える
ように構成したものを適用することができる。 上記した本発明によれば、サーボ系がすべて量
子化された2進数のデジタル信号を扱うように構
成されるため、高集積化が可能であるが、時間差
計算及びパルス幅変調部は、マイクロ計算回路に
よる情報処理も容易となる。そして、従来のアナ
ログ信号を扱うサーボ装置に比し格段と小形化で
きる。さらに、位相差とか周波数差をあらわす情
報は、2進数で記録できるもので、温度、電源変
動の影響を受けることがなく、またサンプリング
アンドホールドが確実となる。また、直流増幅器
が単安定マルチバイブレータ等の大きなコンデン
サ等を有するものが系の中に含まれなくなるの
で、動作点のドリフトやゲイン変動がなく安定な
動作が得られる。さらにまた、各構成のブロツク
は、クロツクパルスを媒介として動作をするの
で、周囲環境に左右されず、不要信号の重量など
の影響をうけにくい。そして、カウント回路の数
が少く、これを制御する回路もほとんど必要がな
く素子数が少くてよい。 以上説明したように本発明は、制御情報となる
信号をデジタル量で設定し、温度変化や電源変動
に対する動作点のドリフトを無くし、サンプリン
グアンドホールドを正確かつ安全なものとし、雑
音による影響を抑え、半導体集積回路化に好適で
小形化を容易にし得、かつデジタル化した際にも
部品素子数を低減し得るデジタルサーボ装置を提
供することができる。
制御するデジタルサーボ装置に関する。 通常ビデオテープレコーダ(以下VTRと称す
る)においては、磁気ヘツドとかキヤプスタンの
回転を安定化するための自動周波数制御
(AFC)手段とか、磁気ヘツドとかキヤプスタン
の回転を記録再生する信号に位相同期させるため
の自動位相制御(APC)手段が設けられてい
る。このAFC及びAPCによるサーボ装置は、従
来は、アナログ信号が設けられており、その基本
的な構成は、第1図に示すようなものであつた。 第1図に示すサーボ装置は、VTRのヘツド制
御系であり、磁気ヘツドを回転せしめるヘツドモ
ータ10の回転は、たとえば第1、第2の回転位
相検出器11,12によつてその回転位相が検出
される。回転位相検出器11,12は、たとえ
ば、磁気ヘツドと同様な構成であり、固定位置に
設けられており、ヘツドモータ10のデイスクに
設けられた永久磁石が廻りきたときに検出パルス
(通常タツクパルスと称される)を得る。それぞ
れの検出器11,12の検出パルスは、それぞれ
増幅器13,14を介してフリツプフロツプ回路
15のセツト、リセツト端子に加えられる。これ
によつて、このフリツプフロツプ回路15の出力
は、第2図fに示すように検出パルスが加わるご
とに反転、非反転を繰り返すことができる。この
フリツプフロツプ回路15の出力は、単安定マル
チバイブレータ16に加えられ、所定のたとえば
立下り区間T2(第2図eに示す)を有した方形
波に整形される。そして、この単安定マルチバイ
ブレータ16の出力は、台形状の参照番号を発生
する参照信号発生回路17に加えられる。この参
照信号発生回路17は、第2図dに示すような参
照信号を発生するもので、これを比較及びサンプ
リング回路18に加える。この比較及びサンプリ
ング回路18には、サンプリングパルス発生器1
9からのサンプリングパルス(第2図cに示す)
が加えられている。このサンプリングパルスは、
たとえば、テレビジヨン信号の垂直同期信号を基
準信号としてタイミング調整装置20に加え、第
2図a,bに示すようにタイミングパルスbをつ
くり、これを前記サンプリングパルス発生器19
に加えて得られるものである。 前記比較及びサンプリング回路18において
は、参照信号における傾斜的立上り信号の一部が
サンプリングされることによつて、サンプリング
パルスと参照信号の位相差を識別することができ
るもので、サンプリングされた電圧は、コンデン
サ等のホールド回路21に保持される。このホー
ルド回路21に、蓄積される電圧は、その変化が
ヘツドモータ10の回転と、このヘツドモータの
回転によつて再生されたテレビジヨン信号の垂直
同期の位相変化を示すことになる。したがつてこ
のホールド回路21の出力は、低域波器として
の周波数補償回路22を介してモータ制御回路2
3に加えられ、ヘツドモータ10の回転を制御す
るように利用される。 上記のように従来のVTRにおけるサーボ装置
は、制御情報としてアナログ信号を用いた制御ル
ープを形成しているため、温度変化や電源変動に
よる動作点の変化、さらに外来雑音による制御ル
ープ等の乱れなど不安定要因が多い欠点があり、
精度を向上することは適さない。さらに、ホール
ド回路とか単安定マルチバイブレータ等に大容量
のコンデンサを必要とし、集積回路(IC)化す
る場合にも外付部品が多くなるため小形化に不向
きである。 これを解決するために、制御量をデジタル信号
を用いて計測する回路が考えられている。第3図
において、たとえばキヤプスタン制御系における
AFCループの制御量測定装置を説明する。 すなわち、25はシフトレジスタであつて最終
の転送出力端子にはフリツプフロツプ回路26の
セツト端子Sが接続されている。また、このフリ
ツプフロツプ回路26は、前記シフトレジスタ2
5に加えられるキヤプスタンタツクパルスによつ
てもリセツトされる。 そして、前記フリツプフロツプ回路26は、そ
の出力によつて、カウンタ回路27の入力端に設
けられたクロツクゲート回路28を開閉制御する
ことができる。またこのカウンタ回路27のカウ
ント数は2進数でラツチ回路29に加えられる。
このラツチ回路29の出力はデジタルアナログ変
換器30に加えられるもので、この変換器では、
前記ラツチ回路29のデジタル出力に見合つたア
ナログ変換出力が得られる。 ところで、上記カウンタ回路27及びラツチ回
路29は、前記シフトレジスタ25によつてプロ
セス制御がなされるもので、このシフトレジスタ
25の転送途中の出力端子251からはラツチパ
ルス、出力端子252からはクリアパルスが得ら
れる。 上記の制御量測定装置によると、タツクパルス
がシフトレジスタ25に加わると、シフトレジス
タ25はパルスの転送動作を行い、またフリツプ
フロツプ回路26はリセツトされゲート回路28
を閉じる。そして、出力端子252からクリアパ
ルスが得られると、カウンタ回路27がクリアさ
れ、一相遅れてフリツプフロツプ回路26が反転
される。したがつて、カウンタ回路27は、初期
状態からクロツクパルスのカウントを始め、次の
タツクパルスが前記シフトレジスタ25に加わる
まで数えることになる。そして、出力端子251
からラツチパルスが得られたときに、前記カウン
タ回路27のカウント数は2進数でラツチ回路2
9にラツチされる。このように、タツクパルスの
間隔がクロツクパルスのカウント数によつて計測
され、この数に見合つたデジタルアナログ変換が
なされる。 しかしながら、上記制御量測定装置を多数必要
とするサーボ装置においては、部品数、とくにカ
ウンタ回路を制御するシーケンス部とか出力を制
御する判別回路は、複雑となる欠点が生じる。 本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもの
で、制御情報となる信号をデジタル量で設定し、
温度変化や電源変動に対する動作点のドリフトを
無くし、サンプリングアンドホールドを正確かつ
安全なものとし、雑音による影響を抑え、半導体
集積回路化に好適で小形化を容易にし得、かつデ
ジタル化した際にも部品素子数を低減し得るデジ
タルサーボ装置を提供することを目的とするもの
である。 以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。まず第4図においてビデオテープレコー
ダにおける磁気ヘツドのデイスクサーボ系に関
し、本発明の規本的な構成を説明する。すなわ
ち、デイスクサーボ系において、たとえばデイス
クモータの回転速度を制御するためには、連続し
て得られるタツクパルスの時間間隔を測定し、そ
の時間間隔が一定となるようにデイスクモータを
制御すればよく、時間間隔が大きくなつたときは
モータ速度が遅くなり、小さくなつたときはモー
タ速度が早くなつたことで判別する。 第4図は、前記タツクパルスの1周期間の時間
を測定する構成であり、入力端子31にはクロツ
クパルス、入力端子32にはデイスクタツクパル
スが加えられる。前記入力端子31は、カウンタ
回路35に接続されている。このカウンタ回路3
5は、クロツクパルスCpをカウントし、2進数
出力端子には、適当なビツト数の巡回数を出力す
ることができる。(以下この巡回による各出力を
カウンタ数)と称する。また、前記入力端子32
は、インバータ33,34を並列に介して、第
1、第2のラツチ回路36,37のラツチパルス
入力端子に接続されている。第1のラツチ回路3
6は、前記カウンタ回路35の2進数出力端子に
対応した入力端子を有し、カウント数をラツチパ
ルスによつてラツチすることができる。また、第
2のラツチ回路37も前記第1のラツチ回路36
の2進数出力端子に対応した入力端子を有し、こ
こに加わつているデータをラツチパルスによつて
ラツチすることができる。 上記の構成の基本的な動作を説明する。まず、
第1回目のタツクパルスが加わると、カウンタ回
路35の出力は、第1のラツチ回路36にラツチ
され、次に第2回目のタツクパルスが加わると、
第1のラツチ回路36の記憶内容は、第2のラツ
チ回路37に移され、第1のラツチ回路36には
第2回目のタツクパルスが加わつたときのカウン
ト数が記憶される。したがつてこの回路による
と、タツクパルスが加わる毎に、第2のラツチ回
路37には、第1のラツチ回路36に保持されて
いた情報が移され、第1のラツチ回路36にはカ
ウンタ回路35のカウンタ情報が移されることに
なる。ここで、第1のラツチ回路36の出力情報
A(a1〜an)と第2のラツチ回路37の出力情報
B(b1〜bn)との差をとれば、1つ前のタツク
パルスとこのパルスの次のタツクパルス間の時間
間隔を、クロツクパルスのカウント数で表せるこ
とになる。 次に前記出力情報(a1〜an)、(b1〜bn)を処理
するダータ処理回路の構成例を第5図に示す。す
なわち、40は、第1の全減算器であり、この第
1の全減算器40の計算結果は、第2の全減算器
41に加えられる。この第2の全減算器41に
は、定数K(k1〜kn)も計算要素として加えら
れている。この定数Kは、出力情報A(a1〜an)
とB(b1〜bn)の演算結果から、一定の定数を
差引くことによつて目標のデータ附近を得るため
のものである。したがつて、前記第2の全減算器
41から出力される情報D(d1〜dn)は、A(a1
〜an)−B(b1〜bn)が目標値であれば、所定の
情報量をあらわすことになる。 たとえば、制御量の最大範囲を10ビツトのデジ
タル情報であらわされるものとすると、1023が最
大数であり、0が最少数であり、512が中央の数
である。したがつて、前記第2の全減算器41の
計算結果が512であれば、この第2の全減算器4
1の出力はラツチ回路42に、512をあらわすデ
ジタル量としてあらわされる。したがつて、前記
定数K(k1〜kn)は、演算{A(a1〜an)−B
(b1〜bn)}が所望の設定値であれば、この結果
から定数K(k1〜kn)を引くことによつて512の
出力が得られるような値に設定されている。すな
わち、 D=2m/2=2m-1(512)(mは制御用として
利用される最大ビツト数)となるように前記定数
K(k1〜kn)は設定してある。 さらに上記した第2の全減算器41の上位の数
ビツトは、条件判別回路38によつて判別され
る。この条件判別回路38は、第2の全減算器4
1の上位数ビツトの論理をとるものである。つま
り なる論理判定を行うもので、D(b1〜dn)0
であれば、A(a1〜an)とB(b1〜bn)の情報差
が定数K(k1〜kn)より小さくタツクパルス時
間間隔が狭く、モータの速度が大きくなつたこと
で、あらかじめ設定された制御範囲(AFC範
囲)から離れたことである。したがつて、ラツチ
回路42の出力E(e1〜em)=(0……………
0)とし、アナログ変換したときに直流レベルが
下限の方へ下がるようにしたものである。また、
D2mとなることは、A(a1〜an)とB(b1〜
bn)の情報差が定数K(k1〜kn)より大きくタ
ツクパルスの時間間隔が大きく、モータの速度が
遅くなつたことで、あらかじめ設定された制御範
囲(AFC範囲)から離れたことである。したが
つて、ラツチ回路42の出力E(e1〜em)=
(1、……………1)とし、アナログ変換した場
合に直流レベルが上限の方へ上がるようにしたも
のである。また、0<D<2mならば、AFC範囲
内であるから演算結果がそのままラツチ回路42
に記憶され制御情報となる。また、出力E(e1〜
em)の条件判別回路38においては、0<D<
2m、D2m、D0は、上位桁(11〜16ビツ
ト)をみて、その6ビツトの数値が0か+1以上
かあるいは負かを判別するが0のときはEの下位
ビツト(1〜10ビツト)を出力し、+1以上のと
きは1023(1〜10ビツトの全ビツトが1)を、負
のときは0(1〜10ビツトの全ビツトが0)を出
力するようにしている。 上記の第4図、第5図で説明した回路構成の場
合は、磁気ヘツドモータの位相検出器から得られ
るタツクパルスの時間間隔をカウント数の差によ
つて測定し、ラツチ回路にデジタル情報で記憶
し、これをデジタルアナログ変換し直流モータの
駆動回路に加えるものである。したがつてデイス
クサーボ系のAFC回路として用いた場合であ
る。 上記の本発明の基本的な回路は、デイスクサー
ボ系におけるAPCループにおいても同様に用い
ることができる。この場合は、タツクパルスとテ
レビジヨン信号の垂直同期信号間の時間間隔を計
ればよいから、第6図に示すように第1、第2の
ラツチ回路群36′,37′の各ラツチパルス入力
端子45,46にそれぞれタツクパルスTと垂直
同期信号Vを加えればよい。そして、第1、第2
のラツチ回路群31′,32′の各出力情報を第5
図で示したような回路で計算しすればよい。 次に実際に応用した例を説明する。まず、クロ
ツクパルスをつくる水晶発振器の発振周波数を
o=3579140Hzとし、最下位桁C1の周波数をその
1/4すなわちC1の周期をTo=4/=1.117……
………(μsec)、カウンタ回路35の出力情報を
15ビツト(n=15)、出力を10ビツト(m=10)
とする。このように設定すると、最大数は215−
1=32767でその周期は36.62……………msec
(=27.30……………Hz)となり、垂直同期信号の
周期(16.66msec)は、カウンタ数で14928とな
る。たとえば、デイスクタツクパルスの繰り返し
周波数(AFCの目標値)を60Hz、垂直同期信号
との位相差を180゜、つまりタツクパルスと垂直
同期信号との時間差を8.33……………msec
(APCの目標値)とすると、各目標値は、カウン
ト数が14928及び7464となる。第7図にその時系
列を示す。カウンタ回路の出力は他に関係なく上
記数値(32767)周期(36.62……………msec)
を巡回することになるから第7図7aに示すよう
に時刻をあらわすことになる。この出力情報(カ
ウント数)をタツクパルス(同図7bに示す)及
び垂直同期パルス(同図7cに示す)により、ラ
ツチ回路にそれぞれラツチして、それらの差をと
り、AFCではD=A−B−(14928−512)(第7
図7gではD=900)、APCではD=A−B′−
(7464−512)(第7図7iではD=300)のように
操作量が計算される。同図7f,7hはそれぞれ
AFC、APCにおける操作量とアナログ量の相関
を示すものである。 次に第8図に示す回路は、たとえば垂直同期信
号をラツチパルスとして利用する場合に、垂直同
期信号が何らかの原因で無くなつたときにこれを
補償する回路であり、凝似垂直同期信号発生回路
である。すなわち36′は、ラツチ回路であり、
ラツチパルスとなる垂直同期信号は、オア回路4
7を介して加えられる。この場合、垂直同期信号
の周期が一定値であることが利用される。従つ
て、第1の垂直同期信号によるラツチパルスでラ
ツチ回路36′にラツチされたデータに、一定値
L(l1〜ln)を加えてやれば、次の第2の垂直同
期信号で得られるラツチ用のデータをつくること
ができる。第8図の垂直同期補償回路によると、
第1の垂直同期信号でラツチされたデータにはさ
らに一定値Lが全加算器48で加算される。した
がつて、この全加算器48の出力情報は、常にそ
の次の垂直同期信号でラツチされるべきカウント
情報を予測している。全加算器48の出力情報
は、カウンタ回路35の出力情報(C1〜Cn)と
の論理がとられており、両情報が一致したときに
は、比較回路49から一致パルスが得られ凝似垂
直同期信号として、前記オア回路47に加えられ
る。従つて、ラツチ回路36′には、垂直同期信
号が無い場合でも、その同期タイミングに対応し
たカウント数がラツチされることになる。 上記したように、本発明によると、カウンタ回
路において、適当な2進の巡回数で時刻を作り、
その数を基準位相となる垂直同期信号や制御すべ
きモータのタツク信号によりラツチして、それぞ
れのラツチされた数の差をとるようにして、操作
量を計算する場合、計算部は、市販の計算用回路
を用いることも可能である。 更に本発明においては、使用部品数の削減に一
層有効となるように、第9図に示すような構成を
用いてもよい。この回路は、垂直同期信号の周期
とカウンタ回路の一巡する時間の周期が整数比と
なるように、クロツクパルス周期及びカウンタ回
路35のビツト数nが選定されている。このよう
にすると、VTRのデイスク及びキヤプスタン
が、安定した時間の垂直同期信号を基準にして定
値制御(タツクパルスの時間間隔及びタツクパル
スと垂直同期信号等との時間差がある一定値)で
あるためタツクパルスによつてラツチされた数
(制御量)が目標値であつた場合、ラツチ回路の
出力A(a1〜an)とB(b1〜bn)は、上位数ビツ
トを除いて全て等しくなる。したがつて、各ラツ
チ回路36,37、あるいは36′,37′の出力
A(a1〜an)、B(b1〜bn)の下位mビツトは、
パルス幅変調を行うための時間差データ処理部5
1の入力データとされ、上位数ビツトは、条件判
別回路52の入力データとされる。ここでは、カ
ウンタビツト数nを15とり、14ビツト目(最大数
値は16383)が一巡する周期を垂直同期信号の周
期と同じ16.66msec、すなわちカウンタのクロツ
ク周期を1.01827μsecとしている。前記時間差デ
ータ処理部51においては、情報(a1〜a10)がク
ロツクパルスによる情報(c1〜c10)と一致したと
きに、フリツプフロツプ回路53のリセツトパル
スを導出し、情報(b1〜b10)がクロツクパルスに
よる情報(c1〜10)と一致したときに前記フリ
ツプフロツプ回路53のセツトパルスを導出する
ものである。したがつて前記フリツプフロツプ回
路53から出力されるパルスに、カウンタの10ビ
ツト目の周期(1.01827×1024=1.0427msec)で
繰り返すパルス幅変調された出力となる。この場
合、情報(a1〜a10)と情報(b1〜b10)の差が零と
なるようなとき、すなわち制御量が目標値となつ
たときは、パルス幅を50%位のデユーテイにする
ために、情報(b1〜b10)と比較するカウンタ回路
の情報は最上位桁のみ10として反転して加え
る。つまり、第10図に示すように、カウンタ回
路35の出力(第10図10a)のうち(c1……
………c10)及び(c1………………10)が0となる
時は、同図10b,10cに示すように互いに1/
2時間間隔でずれることになる。そして、情報
(a1〜a10)、(a1〜b10)が共に例えば300で一致した
とすると、カウント開始点がずれているから、フ
リツプフロツプ回路53に対するセツトパルス
(第10図10d)、リセツトパルス(第10図1
0e)は50%のずれを生じ、結果としては、フリ
ツプフロツプ回路53からは第10図10fに示
すように1/2のパルス幅の出力が得られることに
なる。 一方、条件判別回路部52においては、情報
(a10〜a15)及び情報(b10〜b15)の減算が全減算器
53によつて計算され、その差出力情報G(g10
〜g15)の論理がとられ、その論理結果によつて
は、ゲート回路54,55を制御して、1あるい
は0、またはフリツプフロツプ回路53からのパ
ルス幅変調波を出力端子56に導出するものであ
る。差出力情報G(g10〜g15)がすべて0のとき
を中心にして、第11図11a〜11gに各部の
波形を示す。第11図11aは、情報g15の変化
を示すもので、これが“1”のときは全減算器5
21の引算結果は負数であり、“0”のときは正
数であることを示す。第11図11bはアンド回
路522の出力、同図11cはノア回路523の
出力、同図11dはオア回路524の出力、同図
11eはオア回路525の出力を示す。そして同
図11fは、出力端子56の直流平均レベルを示
すものである。この判別回路によると、ゲート回
路54,55の各一方の入力端子に“1”、“1”
が加わつているときは、直流平均レベルの傾斜部
X1の範囲内であり、パルス幅変調波が出力端子
56に導出される。次に引算結果が第11図11
fに示すX2になれば、同図11d,11eから
わかるように、ゲート回路54,55の各一方の
端子には“0”、“1”がそれぞれ加わり、出力端
子56は必らず低レベルとなる。また逆に引算結
果が第11図11fに示すX3の範囲になれば、
ゲート回路54,55の各一方の端子には
“1”、“0”がそれぞれ加わり、出力端子56は
必らず高レベルに固定される。つまり、出力条件
は、引算結果が214−512以下か、214−512乃至214
+512かあるいは214+512以上かによつて、0、
パルス幅変調波、1023を出力するように設定され
る。これは、512単位での精度で良いので、10ビ
ツト以上の桁を引算するもので、表1に示すよう
に 【表】 【表】 上位ビツトを判別すれば制御範囲と制御範囲外を
区別することができる。そして10〜14ビツトが全
て1か、0のときは、パルス幅変調部からの変調
出力を得るようにし、それ以外のときは、正負を
判別し(14ビツトが1のとき負、0のとき正)出
力条件を決めている。 上記した第9図の回路は、情報A(a1〜an)及
びB(b1〜bn)がラツチパルスによつて得られ
るときに、垂直同期信号の周期とカウンタ回路群
の巡回周期とが整数比となるように設定してお
き、下位10ビツトはクロツクカウンタによる走査
でパルス幅変調するものである。そして上位5位
ビツトの情報のみに計算し、条件判別を行うもの
である。この場合パルス幅変調波は約1kHzの周
波数であるので、モータはその直流に応答し、第
5図で示したような計算回路部を省略できる。 さらに、垂直同期信号と他のパルス、たとえば
タツクパルス間の時差を測定し、その時間差に対
応したパルス幅のパルスをつくる場合に、垂直同
期信号の欠落を補償するには、第12図のような
回路が有効である。この回路によるとカウンタ回
路35による現時間情報の2進数による巡回時間
を、垂直同期信号の整数倍として設定しているの
で、垂直同期信号がインバータ63を介して加わ
る時刻と現時間情報とは常に一定の関係となるこ
とが利用される。したがつてラツチ回路36″に
カウント情報がラツチされた場合、ラツチされた
情報は、第5図、第9図で説明した。計算要素と
して導出されるが、このとき、ラツチされた情報
は、カウンタ回路の出力情報とともに比較回路6
0において比較される。そして、この比較回路6
0は、比較情報が一致した際に論理回路61,6
2を介してパルスを導出するから、これを凝似垂
直同期信号として用いることができる。 さらにまた、本発明によると、カウンタ回路の
クリアパルスとして垂直同期信号を用いれば、カ
ウンタ回路の出力情報が(0……………0)のと
きを基準とすることができるので計算が容易とな
るとともに素子数も削減することができる。 上記した本発明の装置をVTRサーボにおける
デイスク系AFC,APC及びキヤプスタ系AFC,
APCに用いたブロツク構成にまとめると、第1
3図、第14図の如くなる。 第13図に示す構成は、第5図に示したような
演算方式を利用したものである。 すなわち。35は、1個のカウンタ回路であ
り、入力端子に加えられるクロツクパルスをカウ
ントしその巡回するカウント数を出力する。この
カウンタ回路35のカウント数は、任意のパルス
によつて、ラツチ回路65,66,67,68,
69,70,71によつてラツチすることができ
る。前記ラツチ回路65,66は、キヤプスタン
タツクパルスの時間間隔を計測するもので、第4
図で説明したような構成で接続されており、各ラ
ツチ回路65,66の出力は、演算回路部73に
加えられる。この演算回路部73は第5図で説明
したような構成である。この演算回路部73の出
力は、キヤプスタンAFC出力として用いられ
る。 前記ラツチ回路67,68は、記録時はキヤプ
スタンタツクパルスと垂直同期信号(凝似垂直同
期信号)との時間間隔を計測し、再生時はスイツ
チ72が切換えられて、コントロールパルスと垂
直同期信号(凝似垂直同期信号)との時間間隔を
計測することができる。前記ラツチ回路67,6
8は、第6図で説明したような構成で接続されて
おり、各ラツチ回路67,68の出力は、第5図
で説明したような演算回路部74に加えられる。
この演算回路部74の出力はキヤプスタンAPC
出力として用いられる。 前記ラツチ回路69,70は、デイスクタツク
パルスの時間間隔を計測できるもので、第4図で
設明したような構成で接続されており、各出力
は、第5図で説明したような演算回路部75に加
えられる。演算回路部75の出力は、デイスク
AFC出力として用いられる。 前記ラツチ回路70,71は、デイスクタツク
パルスと垂直同期信号(凝似垂直同期信号)との
時間間隔を計測することができるもので、第6図
で説明したような構成で接続されており、各ラツ
チ回路70,71の出力は、第5図で説明したよ
うな演算回路部76に加えられる。この演算回路
部76の出力はデイスクAPC出力として用いら
れる。さらに78は、第8図で説明したような凝
似垂直同期信号発生回路であつて、ラツチ回路7
1の出力に定数Lを加え、その加算結果とカウン
タ回路35の出力とを比較し、一致したときにい
わゆる凝似ラツチパルスを出力するものである。 次に第14図に示す構成は、第9図に示したよ
うな時間差データ処理方式を利用したものであ
る。 すなわち、35は1個のカウンタ回路であり、
入力端子に加えられるクロツクパルスをカウント
巡回カウント数を出力するが、垂直同期信号によ
つてクリアされる。このカウンタ回路35のカウ
ント数は、任意のパルスによつてラツチ動作する
ラツチ回路80,81,82,83,84,85
に加えられる。また、カウント数は、走査パルス
としても利用されるもので、第9図で説明したよ
うな時間差データ処理及びパルス幅変調回路部8
7,88,89,90にも加えられる。 前記ラツチ回路80,81は、キヤプスタンタ
ツクパルスの時間間隔を計測できるもので、各ラ
ツチ回路80,81の出力は、時間差データ処理
及びパルス幅変調回路部87に加えられる。ここ
では、第9図で説明したような処理が行なわれ、
この出力はキヤプスタンAFC出力として利用さ
れる。 前記ラツチ回路82,83は、記録時はキヤプ
スタンタツクパルスと垂直同期信号(凝似垂直同
期信号)との時間間隔を計測し、再生時はスイツ
チ86が切換えられて、コントロールパルスと垂
直同期信号(凝似垂直同期信号)との時間間隔を
計測することができる。そして、各ラツチ回路8
2,83の出力は、第9図で説明したような時間
データ処理及びパルス幅変調回路部88に加えら
れ、この回路部の出力はキヤプスタンAPC出力
として利用される。 前記ラツチ回路84,85は、デイスクタツク
パルスの時間間隔を計測することができるもの
で、各ラツチ回路84,85の出力は、第9図で
説明したような時間差データ処理及びパルス幅変
調回路部89に加えられ、この回路部89の出力
はデイスクAFC出力としとて利用される。 次に前記ラツチ回路85とカウンタ回路35の
出力は、デイスクタツクパルスと垂直同期信号
(凝似垂直同期信号)の時間間隔を計測できるも
ので、その出力は、時間差データ処理及びパルス
幅変調回路部90に加えられる。そしてこの回路
部の出力はデイスクAFC出力として利用され
る。つまり前記カウンタ回路35は、垂直同期信
号によつてクリアされるからこの時点が基準とな
り得る。さらに91は、第12図で説明したよう
な凝似垂直同期信号発生回路部である。 上記した本発明の装置によると、複数の制御ル
ープがあつても、各ループにおいて制御量を得る
のに用いるカウンタ回路は、1個でよく、2進数
である巡回数を常時出力するよにうにすればよ
い。そして、各制御ループで用いられる第1、第
2のラツチ回路に対しては、時間間隔を測定しよ
うとする第1、第2の測定信号をラツチパルスと
して加えればよい。そして、測定しようとする信
号のうち一方の信号(垂直同期信号)が欠けた場
合は、第8図、第2図に示したような凝似垂直同
期信号発生回路によつてパルスを発生させ正確な
動作を得る。第8図の回路の場合は、垂直同期信
号の1周期間の時間差を補うような定数のデータ
を用意し、これを1つ前にラツチした時間情報に
全加算器48で加え、その結果がカウンタ数と一
致しするのを比較回路49において待ち、一致し
たときに凝似垂直同期信号を発生し、カウンタ出
力をラツチするものである。また第12図の回路
の場合は、カウンタ回路の出力と垂直同期信号の
加わる時とが特定の関係となるように設定してあ
るから、ラツチ回路の出力をそのまま比較回路6
0に加えておき、カウンタ回路の出力と一致する
まで待つようにした回路である。また、本発明に
おいて、カウンタ回路のカウント数の巡回が、垂
直同期信号の周期を表わす数の整数倍となるよう
に設定すれば、第1、第2のラツチ回路にラツチ
された各出力情報は、上位数ビツトを除いてすべ
て等しくなり、計算回路が簡略化されるととも
に、出力情報の計算結果予測ができるので素子数
を削減することができる。さらにまた、本発明で
は、第5図、第9図に示したように条件判別回路
部を設け、APCループ等の引き込み動作を円滑
にしている。 さらにまた、第9図に示した時間差処理及びパ
ルス幅変調回路部は、クロツクパルスの数ビツト
mのカウントデータを変調用として用い、ラツチ
回路の出力情報mビツトを一挙にパルス幅変調し
ているから、別途デジタルアナログ変換器を必要
とせず安価となるとともに素子数も大きく削減す
ることができる。また、上記のようにパルス幅変
調する場合、第1、第2のラツチ回路の出力情報
mビツトが一致し、差が零となつたときは、出力
パルス幅が50%のデユーテイとなるように比較す
るカウンタの出力情報mビツトをそれぞれの出力
情報(a1〜am)(b1〜bm)に対して、(c1〜cm)
(c1〜)のように一方の比較情報に関しては、
最上位桁の出力を反転して加えるようにし、制御
量と目標値の差が0のとき操作量を中央部に設定
したものである。なお本発明は、マイクロコンピ
ユータと組合せて用いる場合は、加算減算処理
部、条件判別部、データ比較部等はコンピユータ
内のプログラムによる処理が可能である。なお、
制御するモータの立上がり時等、タツクパルスの
周波数が極めて低いときには、それがカウンタの
巡回周期より長くなつていわゆるオーバーフロー
を起こし、正しい制御量が得られなくなるが、一
般のサーボ回路同様にモータの立上がり時に強制
的にモータの回転をサーボ制御可能範囲内に立上
げる周知の手段を設けることによつてその問題は
容易に解決できる。その手段として、例えばカウ
ンタの巡回周期に対するタツクパルスの周期の長
短を判別する周知の回路を備え、タツクパルスの
周期が長い場合、モータに最大駆動電圧を与える
ように構成したものを適用することができる。 上記した本発明によれば、サーボ系がすべて量
子化された2進数のデジタル信号を扱うように構
成されるため、高集積化が可能であるが、時間差
計算及びパルス幅変調部は、マイクロ計算回路に
よる情報処理も容易となる。そして、従来のアナ
ログ信号を扱うサーボ装置に比し格段と小形化で
きる。さらに、位相差とか周波数差をあらわす情
報は、2進数で記録できるもので、温度、電源変
動の影響を受けることがなく、またサンプリング
アンドホールドが確実となる。また、直流増幅器
が単安定マルチバイブレータ等の大きなコンデン
サ等を有するものが系の中に含まれなくなるの
で、動作点のドリフトやゲイン変動がなく安定な
動作が得られる。さらにまた、各構成のブロツク
は、クロツクパルスを媒介として動作をするの
で、周囲環境に左右されず、不要信号の重量など
の影響をうけにくい。そして、カウント回路の数
が少く、これを制御する回路もほとんど必要がな
く素子数が少くてよい。 以上説明したように本発明は、制御情報となる
信号をデジタル量で設定し、温度変化や電源変動
に対する動作点のドリフトを無くし、サンプリン
グアンドホールドを正確かつ安全なものとし、雑
音による影響を抑え、半導体集積回路化に好適で
小形化を容易にし得、かつデジタル化した際にも
部品素子数を低減し得るデジタルサーボ装置を提
供することができる。
第1図は従来のアナログサーボ装置を示す構成
説明図、第2図は第1図の装置の動作説明図であ
り、第2図a〜fは各部の信号波形図、第3図は
本発明に供するパルス間隔測定回路の一例、第4
図は、本発明の要部となるパルス間隔測定回路例
を示す回路図、第5図は、第4図の回路の出力を
処理する演算回路部を示す回路図、第6図は本発
明の要部となるパルス間隔測定回路例を示す回路
図、第7図は、本発明装置の動作例を説明するの
に示した時系列の図、第8図は凝似垂直同期信号
発生回路例を示す回路図、第9図は時間差データ
処理及びパルス幅変調回路部を示す回路図、第1
0図は、第9図の回路の動作を説明するのに示し
た時系例の図、第11図は、第9図の回路の動作
を説明するのに示した信号波形図、第12図は、
凝似垂直同期信号発生回路部の例を示す回路図、
第13図、第14図は、それぞれ本発明を用いた
サーボ装置の概略的なブロツク構成を示す図であ
る。 35……カウンタ回路、36,37……ラツチ
回路、40,41……全減算器、38……条件判
別回路、42……ラツチ回路、48……全加算
器、49,60……比較回路、51……時間差デ
ータ処理部、52……条件判別回路、53……フ
リツプフロツプ回路。
説明図、第2図は第1図の装置の動作説明図であ
り、第2図a〜fは各部の信号波形図、第3図は
本発明に供するパルス間隔測定回路の一例、第4
図は、本発明の要部となるパルス間隔測定回路例
を示す回路図、第5図は、第4図の回路の出力を
処理する演算回路部を示す回路図、第6図は本発
明の要部となるパルス間隔測定回路例を示す回路
図、第7図は、本発明装置の動作例を説明するの
に示した時系列の図、第8図は凝似垂直同期信号
発生回路例を示す回路図、第9図は時間差データ
処理及びパルス幅変調回路部を示す回路図、第1
0図は、第9図の回路の動作を説明するのに示し
た時系例の図、第11図は、第9図の回路の動作
を説明するのに示した信号波形図、第12図は、
凝似垂直同期信号発生回路部の例を示す回路図、
第13図、第14図は、それぞれ本発明を用いた
サーボ装置の概略的なブロツク構成を示す図であ
る。 35……カウンタ回路、36,37……ラツチ
回路、40,41……全減算器、38……条件判
別回路、42……ラツチ回路、48……全加算
器、49,60……比較回路、51……時間差デ
ータ処理部、52……条件判別回路、53……フ
リツプフロツプ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基準周波数のパルスを発生する第1のパルス
発生手段と、 被制御回転体の回転に比例した周波数のパルス
を発生する第2のパルス発生手段と、 クロツクパルスをカウントしカウント値を2進
数で出力する巡回型カウンタ回路と、 前記第1のパルスによつて前記カウント値がラ
ツチされそれを記憶する第1の動作態様かまたは
前記第2のパルスによつて前記カウント値がラツ
チされそれを記憶する第2の動作態様をとる第1
の記憶回路手段と、 前記第1の記憶回路手段のラツチパルスとなる
第1のパルスに続いて発生する前記第2のパルス
によつて前記カウント値がラツチされそれを記憶
する第1の動作態様かまたは前記第1の記憶回路
手段のラツチパルスとなる第2のパルスに続いて
発生する前記第2のパルスによつて前記カウント
値がラツチされそれを記憶する第2の動作態様を
とる第2の記憶回路手段と、 前記第1、第2の記憶回路手段の各第1の動作
態様による記憶データ間の差かまたは各第2の動
作態様による記憶データ間の差を求めその値から
前記被制御回転体の制御量を計算するデータ処理
回路手段とを具備したことを特徴とするデジタル
サーボ装置。 2 前記データ処理回路手段は、前記第1、第2
の記憶回路手段の各出力差をとる第1の減算回路
及びこの減算回路の出力から定数を差し引く第2
の減算回路を具備し、第1の減算回路の出力がサ
ーボで制御する目的値と一致したとき(制御量が
目標値であるとき)操作量を操作量の動作範囲内
の中心値に設定できるように前記定数を設定した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
ジタルサーボ装置。 3 前記第1のパルスは、前記基準周波数パルス
の周期と同じ時間差を表わす定数を、基準位相信
号により記憶されたカウンタ回路のカウント値に
加算器で加え、その結果の値と前記カウンタ回路
の巡回カウント値とを比較回路で比較して一致し
たときに得られるパルスを含むことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のデジタルサーボ装
置。 4 前記カウンタ回路の一巡する周期は、前記基
準周波数パルスの周期の整数比となるように、前
記カウンタ回路のクロツクパルス周波数を選んだ
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデ
ジタルサーボ装置。 5 前記データ処理回路手段は、前記第1、第2
の記憶回路手段にそれぞれ記憶された2つの数値
の各々下位mビツトと前記カウンタ回路の下位m
ビツトをそれぞれ比較せしめる比較部とそれぞれ
の比較情報が一致したときに得られる各一致パル
スでセツト、リセツトされるパルス幅変調部でパ
ルス幅変調波を得るとともに、前記2つの数の上
位数ビツトは、全減算回路または等価な回路によ
つて差をとり前記パルス幅変調波の出力条件を決
める条件判別回路に加えられるようにしたことを
特徴とする特許請求の範囲第4項記載のデジタル
サーボ装置。 6 前記データ処理回路手段の前記パルス幅変調
部で第1、第2の記憶回路手段にラツチされた各
数値の下位mビツトに対してそれぞれ比較される
前記カウンタ回路の第1のカウンタ出力mビツト
と第2のカウンタ出力mビツトは、片方がmビツ
トで表わされる2進数の1/2程度の数だけ他方よ
りずれたカウント出力として前記比較部に加えら
れるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第5項記載のデジタルサーボ装置。 7 2進数による巡回カウント数を出力する前記
カウンタ回路は、前記基準周波数パルスと同じ周
期で一巡するビツト数分を前記基準周波数パルス
によつてクリアして前記基準周波数パルスの周期
とカウンタ回路の初期状態との位相を一致させた
ことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のデ
ジタルサーボ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11386477A JPS5447610A (en) | 1977-09-21 | 1977-09-21 | Digital servo apparatus |
US05/943,645 US4278924A (en) | 1977-09-21 | 1978-09-18 | Digital servo apparatus |
DE2841123A DE2841123C2 (de) | 1977-09-21 | 1978-09-21 | Digitale Servovorrichtung, insbesondere für Videobandgeräte |
GB7837608A GB2005871B (en) | 1977-09-21 | 1978-09-21 | Digital servo apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
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