JPH0517563B2 - - Google Patents
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- JPH0517563B2 JPH0517563B2 JP57115227A JP11522782A JPH0517563B2 JP H0517563 B2 JPH0517563 B2 JP H0517563B2 JP 57115227 A JP57115227 A JP 57115227A JP 11522782 A JP11522782 A JP 11522782A JP H0517563 B2 JPH0517563 B2 JP H0517563B2
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- JP
- Japan
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- servo
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- output
- servo system
- circuit
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 4
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/22—Controlling the speed digitally using a reference oscillator, a speed proportional pulse rate feedback and a digital comparator
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/18—Controlling the angular speed together with angular position or phase
- H02P23/186—Controlling the angular speed together with angular position or phase of one shaft by controlling the prime mover
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、モータの回転制御等を行なうサーボ
回路に関し、特に、誤差情報を計測カウンタによ
りデジタル的なランプ出力として得るようにした
デジタルサーボ回路に関する。
回路に関し、特に、誤差情報を計測カウンタによ
りデジタル的なランプ出力として得るようにした
デジタルサーボ回路に関する。
一般にモータの回転制御を行なうサーボ回路
は、モータの回転速度や回転位相に応じた帰還信
号と基準信号とを比較することにより誤差出力を
得て、該誤差出力により回転制御を行なうように
なつている。上記帰還信号としては、例えば第1
図に一般的なモータ1の回転制御回路を示すよう
に、モータ1の回転により周波数発生器2とパル
ス発生器3とを作動せしめることにより、上記モ
ータ1の回転速度に比例した周波数信号FGを得
るとともに該モータ1の回転位相を示す位相パル
スφPGを得ている。上記周波数信号FGが供給され
る速度サーボ回路4は、目的の回転速度を示す基
準周波数VREFと、上記周波数信号FGとの差周波
数に応じた速度制御信号を形成する。また、上記
位相パルスφPGが供給される位相サーボ回路5は、
基準の回転位相を示す基準パルスφREFと上記位相
パルスφPGとの位相比較を行つて位相差に応じた
位相制御信号を形成する。そして上記速度制御信
号と位相制御信号とを信号加算器6にて合成した
回転制御信号を得て、この回転制御信号にてモー
タ駆動回路7の動作の制御を行なうことにより、
モータ1を目的の回転速度で且つ基準位相にロツ
クした状態で回転せしめる。
は、モータの回転速度や回転位相に応じた帰還信
号と基準信号とを比較することにより誤差出力を
得て、該誤差出力により回転制御を行なうように
なつている。上記帰還信号としては、例えば第1
図に一般的なモータ1の回転制御回路を示すよう
に、モータ1の回転により周波数発生器2とパル
ス発生器3とを作動せしめることにより、上記モ
ータ1の回転速度に比例した周波数信号FGを得
るとともに該モータ1の回転位相を示す位相パル
スφPGを得ている。上記周波数信号FGが供給され
る速度サーボ回路4は、目的の回転速度を示す基
準周波数VREFと、上記周波数信号FGとの差周波
数に応じた速度制御信号を形成する。また、上記
位相パルスφPGが供給される位相サーボ回路5は、
基準の回転位相を示す基準パルスφREFと上記位相
パルスφPGとの位相比較を行つて位相差に応じた
位相制御信号を形成する。そして上記速度制御信
号と位相制御信号とを信号加算器6にて合成した
回転制御信号を得て、この回転制御信号にてモー
タ駆動回路7の動作の制御を行なうことにより、
モータ1を目的の回転速度で且つ基準位相にロツ
クした状態で回転せしめる。
第2図は上述の如きサーボ回路として用いられ
る一般的なデジタルサーボ回路の原理的な構成を
示すブロツク図である。すなわち、第2図におい
て、基準信号SREFと帰還信号SFBとにてトリガー
されるフリツプフロツプ回路11は、上記各信号
の位相誤差に比例したパルス幅の計測用ウインド
パルスを形成する。そして、計測用カウンタ14
は、上記計測用ウインドパルスにてゲート制御さ
れるANDゲート回路13を介してクロツク発生
器12から供給されるクロツクパルスを計数する
ことにより、上記位相誤差をデジタル的に示す計
数出力をデジタル・アナログ変換器15に供給す
る。上記デジタル・アナログ変換器15は、計測
用カウンタ14からのデジタル位相誤差情報をア
ナログ情報に変換して制御信号を出力する。すな
わち、上記計測用カウンタ14は、計測用ウイン
ドパルネのパルス幅でゲートされたクロツクパル
スを計数することにより、第3図に示すように位
相誤差を示すアナログランプに対応したデジタル
情報を出力する。上記第3図に示したランプ出力
は、その振幅がサーボ回路のダイナミツクレンジ
に対応し、その時間軸レンジがロツクレンジに対
応する。従つて、計測用カウンタ14を用いたデ
ジタルサーボ回路では、クロツク周波数を高くし
てより細かな量子化を行ない、且つ同じ時間軸
(ロツク)レンジを確保するには、該計測用カウ
ンタ14のビツト数を増さなければならない。ま
た、クロツク周波数が同じで時間軸(ロツク)レ
ンジを長くしても、上記ビツト数を増さなければ
ならない。
る一般的なデジタルサーボ回路の原理的な構成を
示すブロツク図である。すなわち、第2図におい
て、基準信号SREFと帰還信号SFBとにてトリガー
されるフリツプフロツプ回路11は、上記各信号
の位相誤差に比例したパルス幅の計測用ウインド
パルスを形成する。そして、計測用カウンタ14
は、上記計測用ウインドパルスにてゲート制御さ
れるANDゲート回路13を介してクロツク発生
器12から供給されるクロツクパルスを計数する
ことにより、上記位相誤差をデジタル的に示す計
数出力をデジタル・アナログ変換器15に供給す
る。上記デジタル・アナログ変換器15は、計測
用カウンタ14からのデジタル位相誤差情報をア
ナログ情報に変換して制御信号を出力する。すな
わち、上記計測用カウンタ14は、計測用ウイン
ドパルネのパルス幅でゲートされたクロツクパル
スを計数することにより、第3図に示すように位
相誤差を示すアナログランプに対応したデジタル
情報を出力する。上記第3図に示したランプ出力
は、その振幅がサーボ回路のダイナミツクレンジ
に対応し、その時間軸レンジがロツクレンジに対
応する。従つて、計測用カウンタ14を用いたデ
ジタルサーボ回路では、クロツク周波数を高くし
てより細かな量子化を行ない、且つ同じ時間軸
(ロツク)レンジを確保するには、該計測用カウ
ンタ14のビツト数を増さなければならない。ま
た、クロツク周波数が同じで時間軸(ロツク)レ
ンジを長くしても、上記ビツト数を増さなければ
ならない。
ところで、例えば回転磁気ヘツド装置を用いた
NTSC方式ビデオテープレコーダにおけるドラム
モータの位相サーボでは、記録時、再生時とも30
Hzの位相基準信号φREFが用いられ、そのランプ出
力も30Hz周期が標準である。そして、ロツクレン
ジをランプ出力lAの繰返周期1/30secの約1/10、
すなわち3.3ms程度に設定している。ここで、ラ
ンプ出力の傾き、ダイナミツクレンジ、時間軸レ
ンジは、モータの回転制御系全体の条件を考慮し
て設定されるものであるが、例えば第4図中に実
線にて示すランプ出力lAを最適値とした場合に、
ダイナミツクレンジを狭くしたランプ出力lBでは
サーボ系のゲインが高く振動的な制御状態になり
易く、また外乱によつてロツクレンジから外れて
しまう虞れが大きいという問題点を生じ、ダイナ
ミツクレンジを広くしたランプ出力lCではゲイン
が低く応答速度が遅くなつてしまうという問題点
がある。また、最適なランプ出力lAを用いたとし
ても、実際にサーボ系が位相ロツクした定常状態
では、そのロツクレンジの約10%以下の変動に対
して応答すれば十分であつて、上記ロツクレンジ
の大半が利用されていない。
NTSC方式ビデオテープレコーダにおけるドラム
モータの位相サーボでは、記録時、再生時とも30
Hzの位相基準信号φREFが用いられ、そのランプ出
力も30Hz周期が標準である。そして、ロツクレン
ジをランプ出力lAの繰返周期1/30secの約1/10、
すなわち3.3ms程度に設定している。ここで、ラ
ンプ出力の傾き、ダイナミツクレンジ、時間軸レ
ンジは、モータの回転制御系全体の条件を考慮し
て設定されるものであるが、例えば第4図中に実
線にて示すランプ出力lAを最適値とした場合に、
ダイナミツクレンジを狭くしたランプ出力lBでは
サーボ系のゲインが高く振動的な制御状態になり
易く、また外乱によつてロツクレンジから外れて
しまう虞れが大きいという問題点を生じ、ダイナ
ミツクレンジを広くしたランプ出力lCではゲイン
が低く応答速度が遅くなつてしまうという問題点
がある。また、最適なランプ出力lAを用いたとし
ても、実際にサーボ系が位相ロツクした定常状態
では、そのロツクレンジの約10%以下の変動に対
して応答すれば十分であつて、上記ロツクレンジ
の大半が利用されていない。
そこで、本発明は上述の如き従来のデジタルサ
ーボ回路における問題点に鑑み、ビツト数の少な
い計測カウンタにて、最適なロツクレンジを確保
し、定常状態では量子化精度も十分に得られるよ
うにした新規な構成のデジタルサーボ回路を提供
するものである。
ーボ回路における問題点に鑑み、ビツト数の少な
い計測カウンタにて、最適なロツクレンジを確保
し、定常状態では量子化精度も十分に得られるよ
うにした新規な構成のデジタルサーボ回路を提供
するものである。
以下、本発明に係るデジタルサーボ回路の一実
施例について図面に従い詳細に説明する。
施例について図面に従い詳細に説明する。
第5図のブロツク図に示す実施例は、上述のモ
ータ制御回路における位相サーボ回路に本発明を
適用したものであり、位相パルスφPGと位相基準
信号φREFとの位相誤差に応じたパルス数のクロツ
クパルスを計数する7ビツトの計測用カウンタ2
4と、上記クロツクパルスの1/8分周出力を計数
する7ビツトのメモリ用カウンタ25とを備えて
いる。
ータ制御回路における位相サーボ回路に本発明を
適用したものであり、位相パルスφPGと位相基準
信号φREFとの位相誤差に応じたパルス数のクロツ
クパルスを計数する7ビツトの計測用カウンタ2
4と、上記クロツクパルスの1/8分周出力を計数
する7ビツトのメモリ用カウンタ25とを備えて
いる。
上記計測用カウンタ24は、クロツクパルス発
生器22からANDゲート回路23を介して位相
誤差に応じたパルス数のクロツクパルスが供給さ
れるようになつている。すなわち、上記ANDゲ
ート回路23は、位相パルスφPGと位相基準信号
φREFとにてトリガーされるフリツプフロツプ回路
21にて形成される上記位相誤差に応じたパルス
幅の計測用ウインドパルスにてゲート制御される
ことによつて、上記位相誤差に応じたパルス数の
クロツクパルスを上記計測用カウンタ24に供給
する。
生器22からANDゲート回路23を介して位相
誤差に応じたパルス数のクロツクパルスが供給さ
れるようになつている。すなわち、上記ANDゲ
ート回路23は、位相パルスφPGと位相基準信号
φREFとにてトリガーされるフリツプフロツプ回路
21にて形成される上記位相誤差に応じたパルス
幅の計測用ウインドパルスにてゲート制御される
ことによつて、上記位相誤差に応じたパルス数の
クロツクパルスを上記計測用カウンタ24に供給
する。
そして、上記計測用カウンタ24は、上記
ANDゲート回路23を介して供給されるクロツ
クパルスを計数することによつて上記位相誤差を
7ビツトのデジタルデータとして示す計数出力を
得て、この計数出力をロツクレンジ検出回路27
に供給するとともに第1の信号選択回路31を介
してデジタル・アナログ変換器26に供給する。
また、上記計測用カウンタ24は、その第3ビツ
ト出力すなわち上記クロツクパルスを8個計数す
る毎に1個出力される1/8分周出力を第2の信号
選択回路32を介して上記メモリ用カウンタ25
に供給している。上記ロツクレンジ検出回路27
は、上記計測用カウンタ24にて与えられるロツ
クレンジL2内に設定した不感帯L3の判定を行な
い、その検出出力にて訂正クロツクパルス発生器
28を作動せしめる。上記訂正クロツクパルス発
生器28は、上記不感帯L3に対するずれ量に応
じた訂正クロツクパルスを第2の信号選択回路3
2を介して上記メモリ用カウンタ25に供給す
る。
ANDゲート回路23を介して供給されるクロツ
クパルスを計数することによつて上記位相誤差を
7ビツトのデジタルデータとして示す計数出力を
得て、この計数出力をロツクレンジ検出回路27
に供給するとともに第1の信号選択回路31を介
してデジタル・アナログ変換器26に供給する。
また、上記計測用カウンタ24は、その第3ビツ
ト出力すなわち上記クロツクパルスを8個計数す
る毎に1個出力される1/8分周出力を第2の信号
選択回路32を介して上記メモリ用カウンタ25
に供給している。上記ロツクレンジ検出回路27
は、上記計測用カウンタ24にて与えられるロツ
クレンジL2内に設定した不感帯L3の判定を行な
い、その検出出力にて訂正クロツクパルス発生器
28を作動せしめる。上記訂正クロツクパルス発
生器28は、上記不感帯L3に対するずれ量に応
じた訂正クロツクパルスを第2の信号選択回路3
2を介して上記メモリ用カウンタ25に供給す
る。
また、上記メモリ用カウンタ25は、上記クロ
ツクパルスの1/8分周出力を計数して、7ビツト
のデジタルデータとして位相誤差を示す計数出力
を得て、この計数出力をサーボ状態検出回路41
に供給するとともに上記第1の信号選択回路31
を介してデジタル・アナログ変換器26に供給す
る。
ツクパルスの1/8分周出力を計数して、7ビツト
のデジタルデータとして位相誤差を示す計数出力
を得て、この計数出力をサーボ状態検出回路41
に供給するとともに上記第1の信号選択回路31
を介してデジタル・アナログ変換器26に供給す
る。
このデジタル・アナログ変換器26にて得られ
るアナログ出力は、第3の信号選択回路33を介
して第1、第2のホールド回路51,52に供給
される。そして、上記各ホールド回路51,52
のホールド出力がそれぞれバツフア増幅器53,
54を通じて信号加算器55に供給され、該信号
加算器55よりサーボ制御信号として出力され
る。
るアナログ出力は、第3の信号選択回路33を介
して第1、第2のホールド回路51,52に供給
される。そして、上記各ホールド回路51,52
のホールド出力がそれぞれバツフア増幅器53,
54を通じて信号加算器55に供給され、該信号
加算器55よりサーボ制御信号として出力され
る。
ここで、上記第1ないし第3の信号選択回路3
1,32,33は、上記サーボ状態検出回路41
の検出出力に応じて作動する制御回路42にて次
のように動作制御されている。
1,32,33は、上記サーボ状態検出回路41
の検出出力に応じて作動する制御回路42にて次
のように動作制御されている。
すなわち、上記サーボ状態検出回路42はサー
ボ系がロツクした定常状態にあるか否かを検出す
る。そして、モータを起動してサーボ系がロツク
状態に引込まれるまでの間は、計測用カウンタ2
4にて1/8分周したクロツクパルスをメモリ用カ
ウンタ25にて計数し、該メモリ用カウンタ25
からの計数出力をデジタル・アナログ変換器26
にてアナログ信号に変換してサーボ制御信号とし
て出力するように、各信号選択回路31,32,
33の選択動作が制御回路42にて制御される。
この動作状態を第5図に示してある。
ボ系がロツクした定常状態にあるか否かを検出す
る。そして、モータを起動してサーボ系がロツク
状態に引込まれるまでの間は、計測用カウンタ2
4にて1/8分周したクロツクパルスをメモリ用カ
ウンタ25にて計数し、該メモリ用カウンタ25
からの計数出力をデジタル・アナログ変換器26
にてアナログ信号に変換してサーボ制御信号とし
て出力するように、各信号選択回路31,32,
33の選択動作が制御回路42にて制御される。
この動作状態を第5図に示してある。
すなわち、サーボ系がロツクレンジに引込まれ
るまでは、メモリ用カウンタ25による計数出力
が位相誤差情報として用いられる。このメモリ用
カウンタ25は、計測用カウンタ24にて1/8分
周されたクロツクパルスを計数しているので、第
6図に実線にて示すような広いロツクレンジL1
の位相誤差情報を与える。
るまでは、メモリ用カウンタ25による計数出力
が位相誤差情報として用いられる。このメモリ用
カウンタ25は、計測用カウンタ24にて1/8分
周されたクロツクパルスを計数しているので、第
6図に実線にて示すような広いロツクレンジL1
の位相誤差情報を与える。
そして、上記メモリ用カウンタ25の計数出力
を制御データとしてサーボ系の引込み動作制御を
行なつて、サーボ系が上記ロツクレンジL1内に
引込まれたことをサーボ状態検出回路41が検出
すると、その検出出力により制御回路42は、第
1および第3の信号選択回路31,33を交互に
作動せしめるとともに、第2の信号選択回路32
にて訂正パルス発生器28を選択させる。この動
作状態では、メモリ用カウンタ25の内容をサー
ボ系のDCバイアスデータとして与え、計測用カ
ウンタ24の計数出力にて第6図に示すように狭
いロツクレンジL2の位相情報を与えたサーボ制
御信号が得られる。このとき、上記メモリ用カウ
ンタ25の内容すなわちDCバイアスデータは、
ロツクレンジ検出器27の検出出力に応じて作動
する訂正クロツクパルス発生器28からの訂正ク
ロツクパルスにより順次に訂正される。そして、
計測用カウンタ24にて与えられるロツクレンジ
L2内の不感帯L3に入つた状態でサーボ系がロツ
クされる。
を制御データとしてサーボ系の引込み動作制御を
行なつて、サーボ系が上記ロツクレンジL1内に
引込まれたことをサーボ状態検出回路41が検出
すると、その検出出力により制御回路42は、第
1および第3の信号選択回路31,33を交互に
作動せしめるとともに、第2の信号選択回路32
にて訂正パルス発生器28を選択させる。この動
作状態では、メモリ用カウンタ25の内容をサー
ボ系のDCバイアスデータとして与え、計測用カ
ウンタ24の計数出力にて第6図に示すように狭
いロツクレンジL2の位相情報を与えたサーボ制
御信号が得られる。このとき、上記メモリ用カウ
ンタ25の内容すなわちDCバイアスデータは、
ロツクレンジ検出器27の検出出力に応じて作動
する訂正クロツクパルス発生器28からの訂正ク
ロツクパルスにより順次に訂正される。そして、
計測用カウンタ24にて与えられるロツクレンジ
L2内の不感帯L3に入つた状態でサーボ系がロツ
クされる。
すなわち、7ビツトカウンタを用いたメモリ用
カウンタ25にて与えられるDCバイアス情報と
計測用カウンタ24による位相誤差情報とによる
サーボ制御信号すなわちランプ出力Roは27=128
種類あるので、サーボ系の外乱に応じて最適なラ
ンプ出力を選択するようにしている。上記ロツク
レンジ検出回路27にて判定する不感帯L3は、
第7図に示すように、計測カウンタ24にて与え
られるロツクレンジL2内で目的のロツク位相誤
差の許容値以下の幅に設定され、且つ、上記メモ
リ用カウンタ25にて与えられるDCバイアスの
1ステツプ内に少なくとも1つのランプ出力が存
在するように設定される。また、上記ロツクレン
ジ検出回路27による検出出力に応じて作動する
訂正クロツクパルス発生器28は、例えば、第6
図に示すように、ロツクレンジL2内で不感帯L3
から外れている場合(の領域)には1発の訂正
クロツクパルスを発生し、さらに大きな外乱等に
よりロツク点がロツクレンジL3よりも大きく外
れたときには上記外乱量に応じて多数の訂正クロ
ツクパルスを発生することにより、外乱に対する
サーボ系の応答速度を改善することができる。第
6図の例では、各領域,,内で、それぞれ
2発、4発、8発の訂正クロツクパルスを発生す
るようにしてある。
カウンタ25にて与えられるDCバイアス情報と
計測用カウンタ24による位相誤差情報とによる
サーボ制御信号すなわちランプ出力Roは27=128
種類あるので、サーボ系の外乱に応じて最適なラ
ンプ出力を選択するようにしている。上記ロツク
レンジ検出回路27にて判定する不感帯L3は、
第7図に示すように、計測カウンタ24にて与え
られるロツクレンジL2内で目的のロツク位相誤
差の許容値以下の幅に設定され、且つ、上記メモ
リ用カウンタ25にて与えられるDCバイアスの
1ステツプ内に少なくとも1つのランプ出力が存
在するように設定される。また、上記ロツクレン
ジ検出回路27による検出出力に応じて作動する
訂正クロツクパルス発生器28は、例えば、第6
図に示すように、ロツクレンジL2内で不感帯L3
から外れている場合(の領域)には1発の訂正
クロツクパルスを発生し、さらに大きな外乱等に
よりロツク点がロツクレンジL3よりも大きく外
れたときには上記外乱量に応じて多数の訂正クロ
ツクパルスを発生することにより、外乱に対する
サーボ系の応答速度を改善することができる。第
6図の例では、各領域,,内で、それぞれ
2発、4発、8発の訂正クロツクパルスを発生す
るようにしてある。
ここで、上記サーボ状態検出回路41は、上記
メモリ用カウンタ25による計数出力を制御デー
タとするサーボ系の引込み動作において、上記メ
モリ用カウンタ25による計数出力(0000000〜
1111111)として与えられる広いロツクレンジL1
内の位相誤差情報が当該サーボ系に設定された所
望の位相誤差範囲(上記計測用カウンタ24によ
る計数出力(0000000〜1111111)として与えられ
る狭いロツクレンジL2)に入つた状態を上記サ
ーボ系がロツクした定常状態として検出する。
メモリ用カウンタ25による計数出力を制御デー
タとするサーボ系の引込み動作において、上記メ
モリ用カウンタ25による計数出力(0000000〜
1111111)として与えられる広いロツクレンジL1
内の位相誤差情報が当該サーボ系に設定された所
望の位相誤差範囲(上記計測用カウンタ24によ
る計数出力(0000000〜1111111)として与えられ
る狭いロツクレンジL2)に入つた状態を上記サ
ーボ系がロツクした定常状態として検出する。
また、上記メモリ用カウンタ25からの計数出
力を上記デジタル・アナログ変換器26にてアナ
ログ化したサーボ制御信号が上記ホールド回路5
1を介して供給される上記バツフア増幅器53の
利得は、上記計測用カウンタ24からの計数出力
を上記デジタル・アナログ変換器26にてアナロ
グ化したサーボ制御信号が上記ホールド回路52
を介して供給される上記バツフア増幅器54の利
得の8培に設定されている。
力を上記デジタル・アナログ変換器26にてアナ
ログ化したサーボ制御信号が上記ホールド回路5
1を介して供給される上記バツフア増幅器53の
利得は、上記計測用カウンタ24からの計数出力
を上記デジタル・アナログ変換器26にてアナロ
グ化したサーボ制御信号が上記ホールド回路52
を介して供給される上記バツフア増幅器54の利
得の8培に設定されている。
従つて、この実施例では、メモリ用カウンタ2
5にて与えられる広いロツクレンジL1のランプ
出力にて位相サーボをかけてこの時モータに加わ
る駆動電圧V4に相当するメモリ用カウンタ25
の計数内容を記憶しておき、計測用カウンタ24
にて与えられる狭いロツクレンジL2のランプ出
力に応じた駆動電圧VBと上記駆動電圧VAとにて
モータを駆動することにより第6図中の点Aで位
相ロツクがかかることになる。ここで、位相サー
ボ系では、所定のロツクレンジ内のある所に位相
をロツクされることを目的とするものであるか
ら、上述の如き構成の実施例によればビツト数の
少ない計測用カウンタ24、メモリ用カウンタ2
5、デジタルアナログ変換器26にて広いロツク
レンジでサーボ系の引込み動作制御を迅速に行な
い、かつ定常状態では量子化誤差の少ない高精度
の位相サーボ制御することができる。
5にて与えられる広いロツクレンジL1のランプ
出力にて位相サーボをかけてこの時モータに加わ
る駆動電圧V4に相当するメモリ用カウンタ25
の計数内容を記憶しておき、計測用カウンタ24
にて与えられる狭いロツクレンジL2のランプ出
力に応じた駆動電圧VBと上記駆動電圧VAとにて
モータを駆動することにより第6図中の点Aで位
相ロツクがかかることになる。ここで、位相サー
ボ系では、所定のロツクレンジ内のある所に位相
をロツクされることを目的とするものであるか
ら、上述の如き構成の実施例によればビツト数の
少ない計測用カウンタ24、メモリ用カウンタ2
5、デジタルアナログ変換器26にて広いロツク
レンジでサーボ系の引込み動作制御を迅速に行な
い、かつ定常状態では量子化誤差の少ない高精度
の位相サーボ制御することができる。
上述の如く、本発明によれば、誤差情報に応じ
たパルス数のクロツクパルスを計数する第1のN
ビツトウンタと、上記第1のNビツトカウンタに
よる上記クロツクパルスの1/M分周出力を計数す
る第2のNビツトカウンタと、上記第1のNビツ
トカウンタによる計数出力に基づいてサーボ系の
ロツク点が所定のロツクレンジからはずれたか否
かを検出するロツクレンジ検出回路と、上記ロツ
クレンジ検出回路の出力に応じて上記第2のNビ
ツトカウンタの計数内容を訂正する訂正クロツク
パルスを発生する訂正クロツクパルス発生器とを
備え、上記第2のNビツトカウンタによる計数出
力を制御データとしてサーボ系の引込み動作制御
を行ない、サーボ系がロツクした定常状態では該
サーボ系の外乱量に応じて上記第2のNビツトカ
ウンタの計数内容を変更しながら上記第1および
第2のNビツトカウンタによる各計数出力を合成
した制御データにてサーボ系の動作制御を行なう
ことを特徴としたことによつて、サーボ系を広い
ロツクレンジで迅速に引込んで、定常状態では量
子化誤差の少ない高精度のデジタルサーボ制御を
行なうことができ、しかもビツト数の少ないカウ
ンタにて上記デジタルサーボ制御を行なうことが
できる。
たパルス数のクロツクパルスを計数する第1のN
ビツトウンタと、上記第1のNビツトカウンタに
よる上記クロツクパルスの1/M分周出力を計数す
る第2のNビツトカウンタと、上記第1のNビツ
トカウンタによる計数出力に基づいてサーボ系の
ロツク点が所定のロツクレンジからはずれたか否
かを検出するロツクレンジ検出回路と、上記ロツ
クレンジ検出回路の出力に応じて上記第2のNビ
ツトカウンタの計数内容を訂正する訂正クロツク
パルスを発生する訂正クロツクパルス発生器とを
備え、上記第2のNビツトカウンタによる計数出
力を制御データとしてサーボ系の引込み動作制御
を行ない、サーボ系がロツクした定常状態では該
サーボ系の外乱量に応じて上記第2のNビツトカ
ウンタの計数内容を変更しながら上記第1および
第2のNビツトカウンタによる各計数出力を合成
した制御データにてサーボ系の動作制御を行なう
ことを特徴としたことによつて、サーボ系を広い
ロツクレンジで迅速に引込んで、定常状態では量
子化誤差の少ない高精度のデジタルサーボ制御を
行なうことができ、しかもビツト数の少ないカウ
ンタにて上記デジタルサーボ制御を行なうことが
できる。
第1図は一般的なモータの回転制御回路の構成
を示すブロツク図である。第2図はデジタルサー
ボ回路の従来例を示すブロツク図である。第3図
および第4図は上記従来例における位相誤差情報
に応じたランプ出力についての各説明図である。
第5図は本発明に係るデジタルサーボ回路の一実
施例を示すブロツク図である。第6図は上記実施
例の動作を説明するための説明図である。第7図
は同じくランプ出力の選択動作を説明するための
説明図である。 21……フリツプフロツプ回路、22……クロ
ツクパルス発生回路、23……ANDゲート回路、
24,25,64,65,66……カウンタ、2
6……デジタル・アナログ変換器、27……ロツ
クレンジ検出回路、28……訂正クロツクパルス
発生器、31,32,33,70……信号切換回
路、41……サーボ状態検出回路、55,83…
…信号加算器。
を示すブロツク図である。第2図はデジタルサー
ボ回路の従来例を示すブロツク図である。第3図
および第4図は上記従来例における位相誤差情報
に応じたランプ出力についての各説明図である。
第5図は本発明に係るデジタルサーボ回路の一実
施例を示すブロツク図である。第6図は上記実施
例の動作を説明するための説明図である。第7図
は同じくランプ出力の選択動作を説明するための
説明図である。 21……フリツプフロツプ回路、22……クロ
ツクパルス発生回路、23……ANDゲート回路、
24,25,64,65,66……カウンタ、2
6……デジタル・アナログ変換器、27……ロツ
クレンジ検出回路、28……訂正クロツクパルス
発生器、31,32,33,70……信号切換回
路、41……サーボ状態検出回路、55,83…
…信号加算器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 誤差情報に応じたパルス数のクロツクパルス
を計数する第1のNビツトカウンタと、 上記第1のNビツトカウンタによる上記クロツ
クパルスの1/M分周出力を計数する第2のNビツ
トカウンタと、 上記第1のNビツトカウンタによる計数出力に
基づいてサーボ系のロツク点が所定のロツクレン
ジからはずれたか否かを検出するロツクレンジ検
出回路と、 上記ロツクレンジ検出回路の出力に応じて上記
第2のNビツトカウンタの計数内容を訂正する訂
正クロツクパルスを発生する訂正クロツクパルス
発生器とを備え、 上記第2のNビツトカウンタによる計数出力を
制御データとしてサーボ系の引き込み動作制御を
行ない、サーボ系がロツクした定常状態では該サ
ーボ系の外乱量に応じて上記第2のNビツトカウ
ンタの計数内容を変更しながら上記第1および第
2のNビツトカウンタによる各計数出力を合成し
た制御データにてサーボ系の動作制御を行なうこ
とを特徴とするデジタルサーボ回路。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115227A JPS595306A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | デジタルサ−ボ回路 |
AU16192/83A AU570922B2 (en) | 1982-06-30 | 1983-06-23 | Digital servo circuit for motor control |
US06/508,191 US4506202A (en) | 1982-06-30 | 1983-06-27 | Digital servo circuit |
CA000431240A CA1202672A (en) | 1982-06-30 | 1983-06-27 | Digital servo circuit |
GB08317488A GB2123584B (en) | 1982-06-30 | 1983-06-28 | Digital servo control circiuts |
AT0241583A AT390342B (de) | 1982-06-30 | 1983-06-30 | Digitale phasenregeleinrichtung fuer die rotation des drehmagnetkopfes eines videorecorders |
FR838310929A FR2530358B1 (fr) | 1982-06-30 | 1983-06-30 | Circuit d'asservissement numerique comportant notamment un compteur a n bits |
DE19833323600 DE3323600A1 (de) | 1982-06-30 | 1983-06-30 | Digitale steuerungs-servoschaltung zur steuerung der drehrung eines motors |
NL8302331A NL193515C (nl) | 1982-06-30 | 1983-06-30 | Digitale servobesturingsschakeling. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57115227A JPS595306A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | デジタルサ−ボ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS595306A JPS595306A (ja) | 1984-01-12 |
JPH0517563B2 true JPH0517563B2 (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=14657495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57115227A Granted JPS595306A (ja) | 1982-06-30 | 1982-07-02 | デジタルサ−ボ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595306A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110092U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-21 | ソニー株式会社 | モータの回転制御回路 |
JPS62131780A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | モ−タ制御装置 |
DE3719582C2 (de) * | 1987-06-12 | 1999-01-28 | Philips Broadcast Television S | Schaltungsanordnung zur Erzeugung eines Phasenreferenzsignals |
JPH02168882A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-28 | Sharp Corp | Vtrのサーボ制御装置 |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP57115227A patent/JPS595306A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS595306A (ja) | 1984-01-12 |
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