JP3419171B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3419171B2
JP3419171B2 JP27084595A JP27084595A JP3419171B2 JP 3419171 B2 JP3419171 B2 JP 3419171B2 JP 27084595 A JP27084595 A JP 27084595A JP 27084595 A JP27084595 A JP 27084595A JP 3419171 B2 JP3419171 B2 JP 3419171B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生
装置において、記録トラック上に記録されている情報信
号を精度よく再生するためには、テープを一定速度で安
定に走行させるためのトラッキング制御が必要である。
【0003】ビデオテープレコーダのトラッキング制御
の方法として実用化されているものには、記録トラック
上に記録されているコントロール信号(以下CTL信号
と称す)を用い、このCTL信号と基準信号の位相差が
所定の位相差になるように位相制御を行うことにより、
テープを安定に走行させることが可能である。
【0004】図10は、従来の磁気記録再生装置のブロ
ック図である。図10において、1001は磁気テー
プ、1002は磁気テープ1001上に記録されたCT
L信号を再生するCTLヘッド、1003はCTLヘッ
ド1002から再生されるCTL信号を波形整形する波
形整形回路、1004は端子1005から入力される基
準信号と波形整形回路1003の出力信号との位相比較
をテープ速度指令回路1010から出力されるテープ速
度指令信号に応じて行い、キャプスタンモータ1013
の駆動データを出力する位相比較回路、1006はキャ
プスタンモータ1013に備え付けられたFGヘッド1
012から出力されるFG信号の周期を端子1008か
ら入力される外部クロック(foscで表す)でカウント
するカウンタA回路、1007はテープ速度指令回路1
010から出力されるテープ速度指令信号をもとにカウ
ンタA回路1006の出力信号が所定の周期になるよう
にキャプスタンモータ1013に駆動データを演算作成
し出力する速度比較回路、1009は位相比較回路10
04の出力信号と速度比較回路1007の出力信号を加
算演算する加算回路、1011は加算回路1009の出
力信号に応じてキャプスタンモータ1013を駆動させ
るドライブ回路である。
【0005】以下に、従来の磁気記録再生装置の動作に
ついて説明する。図11は、従来の磁気記録再生装置の
位相比較回路1004の詳細を説明するためのブロック
図であり、図12は従来の磁気記録再生装置のカウンタ
A回路1006と速度比較回路1007の詳細を説明す
るためのブロック図である。
【0006】図11において、1101は波形整形回路
1003から出力される整形されたCTL信号が入力さ
れる端子、1102は基準信号が入力される端子、11
03は端子1101から入力されるCTL信号の立ち下
がりエッジを検出するための立ち下がりエッジ検出回
路、1104は立ち下がりエッジ検出回路1103から
出力されるCTL信号の立ち下がりエッジと端子110
2から入力される基準信号の立ち下がりエッジの位相差
を検出するための位相差検出回路、1106は端子11
09から入力されるテープ速度指令信号に応じて所定の
位相差をリファレンスデータとして出力するリファレン
スAデータ発生回路、1105は位相差検出回路110
4から出力される位相差とリファレンスAデータ発生回
路1106から出力されるリファレンスデータとの減算
演算を行う減算A回路、1108は端子1109から入
力されるテープ速度指令信号をもとにテープ速度が1倍
速であるかどうかを判定し、テープ速度が1倍速の時は
HIGHレベル(位相制御を行う)を、1倍速以外のテ
ープ速度の時はLOWレベル(位相制御を行わない)を
出力する位相制御判定回路、1107は位相制御判定回
路1108の出力信号がHIGHレベルの時は減算A回
路1105の出力信号を出力し、LOWレベルの時はデ
ータ0を出力する切り替え回路で構成される。
【0007】図12において、1201はFG信号が入
力される端子、1202は外部クロック(fosc)が入
力される端子、1203は端子1201から入力される
FG信号の周期を端子1202から入力されるfoscで
カウントするFG信号周期演算回路、1205は端子1
206から入力されるテープ速度指令信号に応じて所定
の周期をリファレンスデータとして出力するリファレン
スBデータ発生回路、1204はカウンタA回路100
6の出力とリファレンスBデータ発生回路1205から
出力されるリファレンスデータとの減算演算を行う減算
B回路で構成される。
【0008】図13は、従来の磁気記録再生装置の動作
を説明するための動作波形図である。
【0009】図13において、(a)は基準信号、
(b)は再生されるCTL信号、(c)は位相制御判定
回路1108の出力信号、(d)は位相比較回路100
4の出力信号、(e)はFG信号、(f)は速度比較回
路1007の出力信号、(g)は加算回路1009の出
力信号を示す。同図の符号H1,H2は基準信号とCT
L信号の位相差、符号i1,i2は位相差H1,H2に
相当する駆動データ、符号j1,j2,j3はFG信号
の周期、符号K1,K2,K3は周期j1,j2,j3
に相当する駆動データ、符号Lはテープ速度が1倍速に
到達した点を示す。同図は説明を容易にするため1/3
倍速から1倍速に変化する状態を示す。
【0010】同図において、同図の(e)に示すFG信
号が入力されたとき、カウンタA回路1006でFG信
号の周期j1を検出する。検出した結果を速度比較回路
1007でリファレンスデータ(同図ではj3がこれに
相当)との比較を行い同図の(f)に示すK1の駆動デ
ータを出力する。テープ速度が速くなるにしたがって同
図の(e)に示すようにFG信号の周期は周期j2と短
くなり、速度比較回路1007の出力は同図の(f)に
示すようにK2の駆動データを出力する。テープ速度が
1倍速に到達したとき(同図のL点)、FG信号の周期
は同図の(e)に示すようにリファレンスデータj3に
一致し、速度比較回路1007から出力される駆動デー
タはK3(すなわち0)を出力する。このとき同図の
(c)に示すように位相制御判定回路1108の出力信
号はLOWレベルからHIGHレベルに変化し、位相制
御を可能にする。すなわち、同図の(a)に示す基準信
号と同図の(b)に示すCTL信号の位相差H1を位相
差検出回路1104で検出し、得られた位相差をリファ
レンスデータ(同図では0に設定)に一致するように、
位相比較回路1004で駆動データを演算作成する。演
算した結果同図の(d)に示すようにi1の駆動データ
を位相比較回路1004から出力する。CTL信号の立
ち下がりで再度基準信号との位相差H2を検出し、得ら
れた位相差H2に相当する駆動データi2を位相比較回
路1004から出力する。以上のように位相比較回路1
004および速度比較回路1007で演算作成された駆
動データは加算回路1009で加算され、同図の(g)
に示すような駆動データが求められ、ドライブ回路10
11でキャプスタンモータ1013を駆動するための電
圧に変換される。
【0011】以上の操作を行うことにより、テープを安
定に移送させることが可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の磁気記録再生装置では、テープ速度が1倍速に立
ち上がってから位相制御を行うため、またCTL信号が
入力されるまで位相制御ができないため、テープ走行が
安定するまで時間がかかるという問題点を有していた。
【0013】本発明は上記の問題点を解決するもので、
キャプスタンモータが所定速度に立ち上がるときにテー
プ位置の所定のタイミング(1/4フレーム毎または1
/2フレーム毎)で擬似パルス信号を作成し、作成した
擬似パルス信号と基準信号との位相比較を行い、検出し
た位相差に応じて駆動データの変更を行うことにより、
キャプスタンモータが所定の速度に立ち上がったときに
は、CTL信号と基準信号の位相差がリファレンスのデ
ータにほぼ一致させることができ、テープ走行を安定さ
せるまでの時間を短縮する磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、キャプスタンモータが所定の回転数に立ち
上がるまでは、FG信号をもとにCTL信号に代わる擬
似パルスを所定のタイミング(テープ速度およびテープ
走行位置に応じてCTL信号の1/4周期毎に擬似パル
スを発生)で作成し、作成した擬似パルスと基準信号の
位相差を所定のタイミングで検出し、駆動データを変化
させるように構成したものである。
【0015】これにより、キャプスタンモータが所定の
回転数に立ち上がったときには、すでにCTL信号と基
準値の位相差が所定のリファレンスにほぼ一致させるこ
とができ、テープ走行を安定させるまでの時間を大幅に
短縮することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、キャプスタンモータを駆動し、磁気テープに記録さ
れたコントロール信号をもとに、磁気テープの位相制御
を行う装置において、磁気テープ上に記録されたコント
ロール信号を波形整形する波形整形手段と、テープ速度
に応じてテープ速度入力信号を出力するテープ速度入力
手段と、テープ速度入力信号をもとにテープ速度がN倍
速(Nは自然数)の時に波形整形手段の出力と基準信号
の位相比較を行い所定の位相差になるようにキャプスタ
ンモータの駆動データを演算作成する第1の位相比較手
段と、キャプスタンモータの回転速度を検出するために
周波数発電信号(FG信号)の周期を検出する第1のカ
ウンタ手段と、テープ速度入力信号をもとに第1のカウ
ンタ手段の出力であるFG信号の周期を所定の周期にな
るようにキャプスタンモータの駆動データを演算作成す
る速度比較手段と、FG信号の周期からキャプスタンモ
ータの速度と磁気テープの走行位置を検出し所定の速度
に到達するまでは検出した磁気テープ走行位置と基準信
号の位相比較を行いキャプスタンモータの駆動データを
演算作成する第2の位相比較手段と、第1の位相比較手
段の出力信号と速度比較手段の出力信号を加算演算する
第1の加算手段と、第1の加算手段の出力信号と第2の
位相比較手段の出力信号の加算演算を行う第2の加算手
段と、第2の加算手段の出力結果をもとにキャプスタン
モータを駆動制御させるための電圧に変換するドライブ
手段とを備えたものであり、テープ速度が目標とする速
度に達成したときは、基準信号とCTL信号との位相差
がリファレンストして設定した位相差にほぼ一致させる
ことができ、テープ走行を安定させる時間を短縮させる
ことができるという作用を有する。
【0017】請求項3に記載の発明は、キャプスタンモ
ータを駆動し、磁気テープに記録されたコントロール信
号をもとに、磁気テープの位相制御を行う装置におい
て、磁気テープ上に記録されたコントロール信号を波形
整形する波形整形手段と、テープ速度に応じてテープ速
度指令信号を出力するテープ速度指令手段と、キャプス
タンモータの回転速度を検出するために周波数発電信号
(FG信号)の周期を検出する第1のカウンタ手段と、
テープ速度指令信号をもとに第1のカウンタ手段の出力
であるFG信号の周期を所定の周期になるようにキャプ
スタンモータの駆動データを演算作成する速度比較手段
と、FG信号と波形整形手段の出力からキャプスタンモ
ータの速度と磁気テープの走行位置を検出し所定のタイ
ミングで磁気テープ走行位置と基準信号の位相比較を行
いキャプスタンモータの駆動データを演算作成する第4
の位相比較手段と、速度比較手段の出力信号と第4の位
相比較手段の出力信号を加算演算する第3の加算手段
と、第3の加算手段の出力結果をもとにキャプスタンモ
ータを駆動制御させるための電圧に変換するドライブ手
段とを備えたものであり、テープ速度が目標とする速度
に到達したのちは、CTL信号の1/2周期毎に位相比
較を行うことで、テープ走行が安定する時間を大幅に短
縮させることができるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図9を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施例における
磁気記録再生装置のブロック図である。
【0019】図1において、101は磁気テープ、10
2は磁気テープ101上に記録されているCTL信号を
再生するためのCTLヘッド、103はキャプスタンモ
ータ115の回転数に応じたFG信号を再生するFGヘ
ッド、104はCTLヘッド102から再生されるCT
L信号の波形整形を行う波形整形回路、105は波形整
形回路104の出力信号と端子106から入力される基
準信号との位相差をテープ速度入力回路113から出力
されるテープ速度入力信号(テープ速度が1倍速未満の
時およびN倍速(Nは自然数)以外はLOWレベル、N
倍速の時はHIGHレベル)をもとに検出し、テープ速
度入力信号がHIGHレベルの時にキャプスタンモータ
115を駆動するための駆動データを出力する第1の位
相比較回路である。
【0020】107はFGヘッド103から出力される
FG信号の周期を端子112から入力される外部クロッ
ク(fosc)をもとに求める第1のカウンタ回路、10
8は第1のカウンタ回路107の出力信号であるFG信
号の周期をテープ速度入力信号がLOWレベルの時に、
予め設定したリファレンスデータ(目標とする速度のF
G周期)に一致するようにキャプスタンモータ115を
駆動させるための駆動データを出力する速度比較回路、
109は第1の位相比較回路105の出力信号と速度比
較回路108の出力信号の加算演算を行う第1の加算回
路である。
【0021】110はテープ速度入力回路113から出
力されるテープ速度入力信号がLOWレベルの時、端子
112から入力される外部クロック(fosc)をもとに
FG信号の周期を求め、求めたFG信号の周期と波形整
形回路104から出力される波形整形したCTL信号か
らテープ走行位置およびテープ速度を検出し、テープ速
度が1/4倍速度以下の時は1/4フレーム毎、テープ
速度が1/2倍速度以上1倍速未満の時は1/2フレー
ム毎に擬似パルス信号を作成し、作成した擬似パルス信
号と端子106から入力される基準信号との位相比較を
行い、キャプスタンモータ115を駆動させるための駆
動データを出力し、テープ速度入力信号がHIGHレベ
ルの時はデータ0を出力する第2の位相比較回路、11
1は第1の加算回路109の出力信号と第2の位相比較
回路110の出力信号の加算演算を行う第2の加算回
路、114は第2の加算回路で加算演算された結果をも
とにキャプスタンモータ115を駆動するドライブ回路
である。
【0022】図2は本発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置の詳細を示すブロック図である。
【0023】図2において、201は波形整形回路10
4から出力される波形整形したCTL信号1周期毎にF
G信号をカウントする第2のカウンタ回路、202は第
2のカウンタ回路201の出力信号をもとに任意のテー
プ位置を検出し、検出した位置検出信号203と第2の
カウンタ回路201の出力信号をそのままカウンタ出力
信号204として出力する位置検出回路、205はFG
ヘッド103から出力されるFG信号をもとに現在のキ
ャプスタンモータ115の回転速度を端子112から入
力される外部クロック(fosc)を使用して求める速度
検出回路、206は位置検出回路202から出力される
位置検出信号203とカウンタ出力信号204と速度検
出回路205から出力される出力信号をもとにテープ速
度入力回路から出力されるテープ速度入力信号がLOW
レベルの時に、テープ速度およびテープ走行位置から作
成したCTL信号に代わる擬似パルスを出力し、テープ
速度入力信号がHIGHレベルの時はデータ0を出力す
る擬似パルス発生回路、207はテープ速度入力信号が
LOWレベルの時に、擬似パルス発生回路206から出
力される擬似パルスと端子106から入力される基準信
号の位相差を検出し、位相差に応じた駆動データを出力
し、テープ速度入力信号がHIGHレベルの時にデータ
0を出力する第3の位相比較回路である。
【0024】図3は位置検出回路202と速度検出回路
205と擬似パルス発生回路206の詳細を示すブロッ
ク図である。
【0025】なお、図1において、第1の加算回路10
9に至る経路(符号101→102→104→105→
109および符号103→107→108→109)
は、従来例と同じであり、実施例のポイントは、この第
1の加算回路109の出力に、別の駆動データ(第3の
位相比較回路207の出力である駆動データ)を加えて
いる点と、テープ速度が1倍速未満の時およびN倍速
(Nは自然数)以外の時はLOWレベル、N倍速の時は
HIGHレベルのテープ速度入力信号を出力するテープ
速度入力回路113に変更されている点にある。
【0026】図3において、301は第2のカウンタ回
路201の出力信号が入力される端子であり、そのまま
カウンタ出力信号204として出力される。303は所
定のカウント値(CTL信号1周期のうちの1/4、1
/2、3/4、1周期に相当するFG信号カウント値)
を出力する第1のリファレンスデータ発生回路、302
は端子301から入力されるカウント値と第1のリファ
レンスデータ発生回路303から出力される所定のカウ
ント値との比較を行う第1の比較回路、第1の比較回路
302の出力信号は位置検出信号203として出力され
る。304はFG信号が入力される端子、305は外部
クロック(fosc)が入力される端子、306はFG信
号の周期をfoscでカウントする第3のカウンタ回路、
308は所定の速度(1/N倍速(Nは偶数))に相当
するFG信号の周期をリファレンスデータとして出力す
る第2のリファレンスデータ発生回路、307は第3の
カウンタ回路306から出力されるカウント値と第2の
リファレンスデータ発生回路308の出力信号との比較
を行う第2の比較回路、312は第2の比較回路307
の比較結果をもとにテープ速度が1/N倍速(Nは4以
上の偶数)の時はCTL信号の1/4,1/2,3/
4,1周期に相当するFG信号カウント値を出力し、テ
ープ速度が1/N倍速(Nは2または1)の時はCTL
信号の1/2,1周期に相当するFG信号のカウント値
をリファレンスデータとして出力する第3のリファレン
スデータ発生回路、311は位置検出回路202から出
力されるカウンタ出力信号204と第3のリファレンス
データ発生回路312の出力信号との比較を行う第3の
比較回路、309は位置検出信号203と第3の比較回
路311の出力信号のAND論理演算を行うAND回
路、310は端子313から入力されるテープ速度入力
信号に応じて、テープ速度入力信号がLOWレベルの時
はAND回路309出力信号をそのまま出力し、テープ
速度入力信号がHIGHレベルの時はデータ0を出力す
る第1のスイッチ回路で構成される。
【0027】図4は本発明の第1の実施例における位置
検出回路202と速度検出回路205と擬似パルス発生
回路206の動作を説明するための動作波形図である。
【0028】図4において、(a)は基準信号、(b)
は再生されるCTL信号、(c)はCTL信号の1周期
毎にリセットされるFG信号のカウント値すなわち第2
のカウンタ回路201の出力信号、(d)はCTL信号
の1/4,1/2,3/4,1周期に相当するタイミン
グで作成される第1の比較回路302の出力信号、
(e)はFG信号、(f)はFG信号の周期を演算した
結果を示す第3の位相比較回路207の出力信号、
(g)は所定のテープ速度に対する第3の比較回路31
1の出力信号、(h)はテープ速度入力信号、(i)は
擬似パルス発生回路206の出力信号を示す。同図の符
号AはCTL信号1周期に相当するFG信号のカウント
数、B1,B2,B3はFG信号の周期を示し、B1は
テープ速度が1/4倍速、B2はテープ速度が1/2倍
速、B3はテープ速度が1倍速を検出した周期を示す。
C1,C2,C3は基準信号と第1の比較回路の出力信
号との位相差を示す。D1,D2,D3はC1,C2,
C3で検出された位相差より作成したキャプスタンモー
タ115の駆動データを示す。同図の区間1はテープ速
度が1倍速に到達するまでの区間を示し、区間2はテー
プ速度が1倍速に到達した区間を示す。
【0029】図4の区間1において、同図の(b)に示
すようにCTL信号が再生されたとき、第2のカウンタ
回路201の出力は同図の(c)に示すようにCTL信
号の周期毎にFG信号をカウントするカウンタ出力を得
る。第1の比較回路302ではカウンタ出力に応じて同
図の(d)に示すようにCTL信号の1/4周期毎に出
力信号を得る。同図の(c)に示す第2のカウンタ回路
201の出力信号に応じて同図の(g)に示すようなゲ
ート信号を第3の比較回路311から出力する。AND
回路309では、同図の(d)に示す第1の比較回路3
02の出力信号と同図の(g)に示す第3の比較回路3
11の演算を行い、擬似パルス信号を出力する。擬似パ
ルス発生回路206では、同図の(h)に示すテープ速
度入力信号をもとに、テープ速度入力信号がLOWレベ
ルの時はAND回路309の演算結果をそのまま出力
し、テープ速度入力信号がHIGHレベルの時はデータ
0を出力する(同図の(i)に示す)。
【0030】同図の(e)に示すFG信号が入力された
とき速度検出回路205でFG信号の1周期に相当する
B1を検出し、検出したB1よりテープ速度が1/4倍
速であることを検出し、第3の位相比較回路207では
基準信号と同図の(i)に示す擬似パルス発生回路20
6の出力信号との位相差C1を検出し、同図の(f)に
示す駆動データD1を出力する。テープ速度が1/4倍
速を越え1/2倍速に到達するまでは、第3の位相比較
回路207はデータ0の信号を出力する。また同図の
(e)に示すようにFG信号の周期がB2になったと
き、すなわちテープ速度が1/2倍速に到達したことを
検出した時、第3の位相比較回路207では基準信号と
同図の(i)に示す擬似パルス発生回路206の出力信
号の位相差C2を検出する。検出したC2に応じて第3
の位相比較回路207では同図の(f)に示す駆動デー
タD2を出力する。同様にテープ速度が1/2倍速を越
え、テープ速度が1倍速に到達するまでは同図の(f)
に示すようにデータ0を第2の位相比較回路207から
出力し、テープ速度が1倍速に到達したとき、第3の位
相比較回路207では基準信号と同図の(i)に示す擬
似パルス発生回路206の出力信号との位相差C3を検
出し、検出した位相差C3に応じた駆動データD3を同
図の(f)に示すように出力する。
【0031】図5は、本発明の第1の実施例における磁
気記録再生装置の動作を示す動作波形図である。
【0032】図5において、(a)は基準信号、(b)
は再生されるCTL信号、(c)はCTL信号の1周期
毎にリセットされるFG信号のカウント値を示す第2の
カウンタ回路201の出力信号、(d)は擬似パルス発
生回路206から出力される擬似パルス信号、(e)は
第3の位相比較回路207で擬似パルス信号と基準信号
の位相差より演算作成された駆動データ、(f)は第1
の加算回路109の出力信号、(g)は第2の加算回路
111の出力信号を示す。同図の符号C1,C2は基準
信号と擬似パルス信号の位相差を示し、符号D1,D2
は位相差C1,C2に相当する第3の位相比較回路20
7で演算作成された駆動データを示す。また同図の区間
1はテープ速度が1倍速に到達するまでの区間、区間2
はテープ速度が1倍速の時の動作を示す。
【0033】図5において、同図の区間1の(b)に示
すようにCTL信号が再生された時、第2のカウンタ回
路201の出力は同図の区間1の(c)に示すように、
最大値Aとなるカウント値出力を得る。テープ速度が1
/4倍速に到達したことを検出したとき、第3の位相比
較回路207では、擬似パルス発生回路206の出力信
号と基準信号の位相差、同図の区間1の(d)に示すC
1を検出し、検出した位相差C1に応じた駆動データD
1を同図の区間1の(e)に示すように出力する。ま
た、テープ速度が1/2倍速に到達したことを検出した
とき、第3の位相比較回路207では、擬似パルス発生
回路206の出力信号と基準信号の位相差、同図の区間
1の(d)に示すC2を検出し、検出した位相差C2に
応じた駆動データD2を同図の区間1の(e)に示すよ
うに出力する。第1の加算回路109の出力信号はキャ
プスタンモータ115を所定の速度に立ち上げるために
同図の区間1の(f)に示すように速度比較回路108
の出力信号をそのまま(目標とするテープ速度すなわち
1倍速に近づくにつれて減少する駆動データ)出力し、
第2の加算回路111では同図の区間1の(g)に示す
ように、同図の区間1の(e)と(f)を加算演算した
結果を出力し、ドライブ回路114によりキャプスタン
モータ115を駆動制御する。同図の区間2において、
テープ速度が目標とする1倍速に到達したとき、再生さ
れるCTL信号は同図の区間3の(b)に示すCTL信
号を得る。このとき擬似パルス発生回路206の出力信
号は、テープ速度が1倍速になったため、同図の区間3
の(d)に示すようにデータ0を出力する。第1の加算
回路109の出力信号は、同図の区間3の(f)に示す
ように第1の位相比較回路105からの出力信号がその
まま出力され、第2の加算回路111で第3の位相比較
回路207の出力信号と加算演算を行い、同図の区間3
の(g)に示すようなキャプスタンモータ115を駆動
するための駆動データを出力する。以上の操作を行うこ
とにより、キャプスタンモータ115が所定の速度に立
ち上がる期間に、位相制御を行うことで、目標とする速
度に到達したときには、基準信号と再生されるCTL信
号の位相差がリファレンス(予め設定した位相差、同図
では基準信号とCTL信号の位相差が0の時を示す)と
なる位相差にほぼ一致させることができる。
【0034】以上説明したように本実施例によれば、再
生されるCTL信号とキャプスタンモータ115の回転
速度を示すFG信号をもとに、キャプスタンモータ11
5が目標とする速度に立ち上がる期間に、CTL信号の
1/N周期に相当する擬似パルスを発生させる擬似パル
ス発生回路206と、擬似パルス発生回路206の出力
信号と基準信号の位相差を検出し、キャプスタンモータ
を駆動させるための駆動データを演算作成する第3の位
相比較回路207を設けることにより、キャプスタンモ
ータ115の位相引き込み時間を短縮させることがで
き、テープ走行を短時間で安定させることが可能とな
る。
【0035】(実施の形態2)図6は、本発明の第2の
実施例における磁気記録再生装置のブロック図である。
【0036】図6において、図1の磁気記録再生装置の
ブロック図と異なる点は、第1の位相比較回路105の
代わりに第4の位相比較回路601と、速度比較回路1
08の出力信号と第4の位相比較回路601の出力信号
との加算演算を行う第3の加算回路602を設けた点で
ある。
【0037】図7は、本発明の第2の実施例における磁
気記録再生装置の詳細を示すブロック図である。
【0038】図7において、701は端子106から入
力される基準信号と端子112から入力される外部クロ
ック(fosc)をもとに所定の擬似基準信号702(以
下の説明では1/2周期毎に出力する基準信号)を出力
する擬似基準信号発生回路、704は位置検出回路20
2から出力される位置検出信号203とカウンタ出力信
号204と速度検出回路205から出力される出力信号
をもとに、所定のタイミングでCTL信号に代わる擬似
パルスを出力する第2の擬似パルス発生回路、703は
テープ速度入力回路113から出力されるテープ速度入
力信号がHIGHレベルの時は、擬似基準信号発生回路
701から出力される擬似基準信号702と第2の擬似
パルス発生回路704の出力との位相比較を行い、テー
プ指令信号がLOWレベルの時はデータ0を出力する第
5の位相比較回路である。
【0039】図8は、本発明の第2の実施例における擬
似基準信号発生回路701と第5の位相比較回路703
の詳細を示すブロック図である。
【0040】図8において、801は基準信号が入力さ
れる端子、802は外部クロック(fosc)が入力され
る端子、803は端子801から入力される基準信号を
端子802から入力される外部クロック(fosc)でそ
の周期をカウントする第4のカウンタ回路、805は基
準信号の1周期のうちの1/2,1周期に相当するカウ
ント値をリファレンスデータとして出力する第4のリフ
ァレンスデータ発生回路、804は第4のカウンタ回路
803の出力信号と第4のリファレンスデータ発生回路
805の出力の比較を行い、一致する時にHIGHレベ
ルの信号を擬似基準信号702として出力する第4の比
較回路、806は第2の擬似パルス発生回路704(擬
似パルス発生回路206と異なる点は、出力信号がテー
プ指令信号に依存せず、図3のAND回路309の出力
信号がそのまま第2の擬似パルス発生回路の出力信号と
して出力される点である)から出力される擬似パルスが
入力される端子、807はテープ速度入力信号(テープ
速度がN倍速(Nは自然数)の時はHIGHレベル、テ
ープ速度がN倍速以外の時はLOWレベル)が入力され
る端子、808は擬似基準信号702と端子806から
入力される擬似パルス信号の位相差を検出し、キャプス
タンモータ115を駆動させるための駆動データを出力
する第6の位相比較回路、809は端子807から入力
されるテープ速度入力信号に応じて、テープ速度入力信
号がHIGHレベルの時は第6の位相比較回路808の
出力信号をそのまま出力し、テープ速度入力信号がLO
Wレベルの時はデータ0を出力する第2のスイッチ回路
で構成される。
【0041】図9は、本発明の第2の実施例における磁
気記録再生装置の動作を説明するための動作波形図であ
る。
【0042】図9において、(a)は基準信号、(b)
は基準信号を外部クロック(fosc)でカウントしたカ
ウント値を出力する第4のカウンタ回路803の出力信
号、(c)は擬似基準信号発生回路701から出力され
る擬似基準信号702、(d)は再生されるCTL信
号、(e)は第2の擬似パルス発生回路704から出力
される擬似パルス、(f)はテープ速度入力信号、
(g)は第5の位相比較回路703の出力信号を示す。
同図の符号Eは基準信号の1周期に相当するカウント値
の最大値、符号F1,F2,F3は擬似基準信号702
と第2の擬似パルス発生回路704から出力される擬似
パルスとの位相差、符号G1,G2,G3は位相差F
1,F2,F3をもとに演算作成されたキャプスタンモ
ータ115の駆動データを示す。同図の区間1はテープ
速度が1/2倍速の時、同図の区間2、区間3および区
間4はテープ速度が1倍速の時を示す。
【0043】図9の区間1において、同図の(b)に示
すように第4のカウンタ回路803で基準信号を外部ク
ロック(fosc)でカウントした結果をもとに、同図の
(c)に示すように基準信号の1/2周期毎に擬似基準
信号702を第4の比較回路804から出力する。同図
の区間1の(d)に示すCTL信号が入力されたとき、
第2の擬似パルス発生回路704ではテープ速度が1/
2倍速であるため、同図の区間1の(e)に示す擬似パ
ルスを発生させる。このときテープ速度入力信号は同図
の区間1の(f)に示すようにLOWレベルであるた
め、第5の位相比較回路703は同図の区間1の(g)
に示すようにデータ0を出力する。同図の区間2におい
て、テープ速度が1倍速に到達したとき、同図の区間2
の(f)に示すようにテープ速度入力信号はHIGHレ
ベルに変化する。同図の区間2の(d)に示すCTL信
号が得られた時、第2の擬似パルス発生回路704から
は同図の区間2の(e)に示すような擬似パルスが出力
される。第5の位相比較回路703では、同図の(c)
に示す擬似基準信号702と同図の区間2の(e)に示
す擬似パルスとの位相比較を行い、位相差F1を検出
し、同図の区間2の(g)に示すように、この位相差F
1に相当する、キャプスタンモータ115を駆動させる
ための駆動データG1を、演算作成し出力する。この駆
動データG1によりキャプスタンモータ115を駆動制
御することにより、同図の区間3の(d)に示すCTL
信号が得られ、第2の擬似パルス発生回路704では同
図の区間3の(e)に示すような擬似パルスを発生させ
る。第5の位相比較回路703では同図の区間2と同様
に擬似基準信号との位相差F2を検出し、同図の区間3
の(g)に示すようにキャプスタンモータ115を駆動
させるための駆動データG2を出力し、キャプスタンモ
ータを駆動制御する。同様に、キャプスタンモータ11
5を駆動制御した結果、同図の区間4の(d)に示すC
TL信号が得られ、第2の擬似パルス発生回路704で
は同図の区間4の(e)に示す擬似パルスを発生させ
る。第5の位相比較回路703では擬似パルスと同図の
区間4の(c)に示す擬似基準信号との位相差F3(リ
ファレンスデータに一致)を検出し、同図の区間4の
(g)に示すように位相差F3に相当するキャプスタン
モータ115を駆動制御するための駆動データG3を出
力する。以上の操作を行うことにより、キャプスタンモ
ータ115が目標とする速度に到達したのちは、擬似基
準信号と擬似パルスとの位相制御を行うことにより、短
時間で位相引き込みが可能になり、すなわちテープ走行
を短時間で安定させることができる。
【0044】以上説明したように本実施例によれば、基
準信号から擬似基準信号702を作成する擬似基準信号
発生回路701と、作成した擬似基準信号702と第2
の擬似パルス発生回路704から出力される擬似パルス
との位相差を検出し、検出した位相差に相当するキャプ
スタンモータ115を駆動させるための駆動データを出
力する第5の位相比較回路703を設けることにより、
キャプスタンモータ115が目標とする速度に到達した
のちは、擬似基準信号702を用い作成した擬似パルス
との位相比較を行うことで、短時間で位相引き込みが可
能となり、テープ走行を安定させるまでの時間を大幅に
短縮することができる。
【0045】なお、本実施例では、擬似パルスを基準信
号の1/2周期毎に作成する方法で説明したが、基準信
号の周期より短い周期に設定すればよく、1/2周期に
限定されるものではない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
生されるCTL信号、FG信号およびテープ速度をもと
に、擬似パルスを作成する擬似パルス発生手段と、作成
した擬似パルスと基準信号との第3の位相比較手段を設
けること、また擬似基準信号を作成する擬似基準信号発
生手段と、テープ速度が1倍速に到達したとき作成した
擬似基準信号とCTL信号から作成した擬似パルスとの
位相比較を行う第5の位相比較手段を設けることによ
り、基準信号とCTL信号の位相引き込み時間を短縮す
ることが可能になり、テープ走行を安定させるまでの時
間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置の詳細なブロック図
【図3】同実施例の磁気記録再生装置の位置検出回路と
速度検出回路と擬似パルス発生回路のブロック図
【図4】同実施例の磁気記録再生装置の位置検出回路と
速度検出回路と擬似パルス発生回路の動作を説明するた
めの動作波形図
【図5】同実施例の磁気記録再生装置の動作を説明する
ための動作波形図
【図6】本発明の第2の実施例における磁気記録再生装
置のブロック図
【図7】本発明の第2の実施例における磁気記録再生装
置の詳細なブロック図
【図8】同実施例の磁気記録再生装置の擬似基準信号発
生回路と第5の位相比較回路のブロック図
【図9】同実施例の磁気記録再生装置の動作を説明する
ための動作波形図
【図10】従来の磁気記録再生装置のブロック図
【図11】従来の磁気記録再生装置の位相比較回路のブ
ロック図
【図12】従来の磁気記録再生装置のカウンタA回路と
速度比較回路のブロック図
【図13】従来の磁気記録再生装置の動作を説明するた
めの動作波形図
【符号の説明】
104 波形整形回路 105,110,207,601,703,808 位
相比較回路 107,201,306,803 カウンタ回路 108 速度比較回路 109,111,602 加算回路 113 テープ速度入力回路 114 ドライブ回路 202 位置検出回路 203 位置検出信号 205 速度検出回路 206,704 擬似パルス発生回路 302,307,311,804 比較回路 303,308,312,805 リファレンスデータ
発生回路 309 AND回路 310,809 スイッチ回路 701 擬似基準信号発生回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャプスタンモータを駆動し、磁気テー
    プに記録されたコントロール信号をもとに、磁気テープ
    の位相制御を行う装置において、 磁気テープ上に記録されたコントロール信号を波形整形
    する波形整形手段と、 テープ速度に応じてテープ速度指令信号を出力するテー
    プ速度指令手段と、 前記テープ速度指令信号をもとにテープ速度がN倍速
    (Nは自然数)の時に前記波形整形手段の出力と基準信
    号の位相比較を行い所定の位相差になるようにキャプス
    タンモータの駆動データを演算作成する第1の位相比較
    手段と、 前記キャプスタンモータの回転速度を検出するために周
    波数発電信号(FG信号)の周期を検出する第1のカウ
    ンタ手段と、 前記テープ速度指令信号をもとに前記第1のカウンタ手
    段の出力である前記FG信号の周期を所定の周期になる
    ようにキャプスタンモータの駆動データを演算作成する
    速度比較手段と、 前記FG信号の周期から前記キャプスタンモータの速度
    と前記磁気テープの走行位置を検出し所定の速度に到達
    するまでは検出した前記磁気テープ走行位置と基準信号
    の位相比較を行い前記キャプスタンモータの駆動データ
    を演算作成する第2の位相比較手段と、 前記第1の位相比較手段の出力信号と前記速度比較手段
    の出力信号を加算演算する第1の加算手段と、 前記第1の加算手段の出力信号と前記第2の位相比較手
    段の出力信号の加算演算を行う第2の加算手段と、 前記第2の加算手段の出力結果をもとにキャプスタンモ
    ータを駆動制御させるための電圧に変換するドライブ手
    段とを有する磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の位相比較手段は、 前記波形整形手段の出力信号をもとに前記コントロール
    信号の1周期当たりの前記FG信号の数を計数する第2
    のカウンタ手段と、 前記第2のカウンタ手段の出力信号をもとに現在のテー
    プの位置を検出し、検出した結果を位置検出信号として
    出力し、かつ入力される前記第2のカウンタ手段の値を
    そのまま出力する位置検出手段と、 前記FG信号の周期よりキャプスタンモータの回転速度
    を検出する速度検出手段と、 前記テープ速度信号をもとに前記位置検出手段の出力で
    ある前記位置検出信号と前記第2のカウンタ手段出力信
    号と前記速度検出手段の出力から位相制御を行うための
    擬似パルスを発生させる擬似パルス発生手段と、 前記テープ速度信号をもとに前記擬似パルス発生手段の
    出力信号と前記基準信号の位相比較を行い比較結果に応
    じてキャプスタンモータの駆動データの演算を行い、所
    定の速度に達成した後は駆動データを出力しない第3の
    位相比較手段とを有する請求項1記載の磁気記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 キャプスタンモータを駆動し、磁気テー
    プに記録されたコントロール信号をもとに、磁気テープ
    の位相制御を行う装置において、 磁気テープ上に記録されたコントロール信号を波形整形
    する波形整形手段と、 テープ速度に応じてテープ速度指令信号を出力するテー
    プ速度指令手段と、 前記キャプスタンモータの回転速度を検出するために周
    波数発電信号(FG信号)の周期を検出する第1のカウ
    ンタ手段と、 前記テープ速度指令信号をもとに前記第1のカウンタ手
    段の出力である前記FG信号の周期を所定の周期になる
    ようにキャプスタンモータの駆動データを演算作成する
    速度比較手段と、 前記FG信号と前記波形整形手段の出力から前記キャプ
    スタンモータの速度と前記磁気テープの走行位置を検出
    し所定のタイミングで前記磁気テープ走行位置と基準信
    号の位相比較を行い前記キャプスタンモータの駆動デー
    タを演算作成する第4の位相比較手段と、 前記速度比較手段の出力信号と前記第4の位相比較手段
    の出力信号を加算演算する第3の加算手段と、 前記第3の加算手段の出力結果をもとにキャプスタンモ
    ータを駆動制御させるための電圧に変換するドライブ手
    段とを有する磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第4の位相比較手段は、 基準信号を外部クロックで計数し擬似基準信号を発生さ
    せる擬似基準信号発生手段と、 前記波形整形手段の出力信号をもとに前記コントロール
    信号の1周期当たりの前記FG信号の数を計数する第2
    のカウンタ手段と、 前記第2のカウンタ手段の出力信号をもとに現在のテー
    プの位置を検出し、検出した結果を位置検出信号として
    出力し、かつ入力される前記第2のカウンタ手段の値を
    そのまま出力する位置検出手段と、 前記FG信号の周期よりキャプスタンモータの回転速度
    を検出する速度検出手段と、 前記テープ速度信号をもとに前記位置検出手段の出力で
    ある前記位置検出信号と前記第2のカウンタ手段出力信
    号と前記速度検出手段の出力から位相制御を行うための
    擬似パルスを発生させる擬似パルス発生手段と、 前記擬似パルス発生手段の出力信号と前記擬似基準信号
    発生手段の出力信号との位相比較を行う第5の位相比較
    手段を有し、 前記テープ速度指令信号に応じて所定の回転速度にキャ
    プスタンモータが立ち上がったとき前記擬似基準信号と
    前記擬似パルス発生手段の出力信号の位相差を求めキャ
    プスタンモータの駆動データとして出力する第3の位相
    比較手段とを有し、擬似基準信号を新たに作成し位相比
    較のタイミングを変更することを特徴とする請求項3記
    載の磁気記録再生装置。
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