JPH0341022B2 - - Google Patents
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- JPH0341022B2 JPH0341022B2 JP59022100A JP2210084A JPH0341022B2 JP H0341022 B2 JPH0341022 B2 JP H0341022B2 JP 59022100 A JP59022100 A JP 59022100A JP 2210084 A JP2210084 A JP 2210084A JP H0341022 B2 JPH0341022 B2 JP H0341022B2
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- pulse
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/18—Controlling the angular speed together with angular position or phase
- H02P23/186—Controlling the angular speed together with angular position or phase of one shaft by controlling the prime mover
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(利用分野)
本発明は、磁気記録再生装置などにおける回転
体あるいは走行体などを所定の基準信号に位相同
期させる時間を短縮する位相制御装置に関する。
体あるいは走行体などを所定の基準信号に位相同
期させる時間を短縮する位相制御装置に関する。
(背景)
モータなどの回転体、あるいはそれによつて駆
動されるテープなどの走行体を所定の基準信号に
位相同期させる従来の制御装置について、VTR
を例にして説明する。
動されるテープなどの走行体を所定の基準信号に
位相同期させる従来の制御装置について、VTR
を例にして説明する。
第1図は回転ヘツド型VTRにおける再生時の
ヘツドデイスクサーボ制御系を示すブロツク図で
あり、第2図はその動作説明用の波形図である。
ヘツドデイスクサーボ制御系を示すブロツク図で
あり、第2図はその動作説明用の波形図である。
第1図において、6,7は映像信号をフイール
ド毎に磁気テープ5に記録し再生する磁気ヘツド
であり、この二つの磁気ヘツド6,7は、デイス
ク3の上に互いに180°の角度で取付けられて、デ
イスクモータ2によりデイスク3と共に定速回転
される。
ド毎に磁気テープ5に記録し再生する磁気ヘツド
であり、この二つの磁気ヘツド6,7は、デイス
ク3の上に互いに180°の角度で取付けられて、デ
イスクモータ2によりデイスク3と共に定速回転
される。
デイスク3には、磁気ヘツド6の位置に関連し
てマグネツト8が取付けられており、これをタツ
クヘツド1で検出して、磁気ヘツド6の回転に同
期したパルスをタツクヘツド1より得る。このタ
ツクヘツド1からのパルスは位相調整回路10に
より、磁気ヘツド6,7と磁気テープ5が所定の
相対位置関係になるように位相調整されてのち、
ヘツド切換信号形成回路11に供給される。この
ヘツド切換信号形成回路11において、磁気ヘツ
ド6,7の回転に同期したデユーテイ比50%のヘ
ツド切換信号SW(第2図のSW)が形成されて出
力される。
てマグネツト8が取付けられており、これをタツ
クヘツド1で検出して、磁気ヘツド6の回転に同
期したパルスをタツクヘツド1より得る。このタ
ツクヘツド1からのパルスは位相調整回路10に
より、磁気ヘツド6,7と磁気テープ5が所定の
相対位置関係になるように位相調整されてのち、
ヘツド切換信号形成回路11に供給される。この
ヘツド切換信号形成回路11において、磁気ヘツ
ド6,7の回転に同期したデユーテイ比50%のヘ
ツド切換信号SW(第2図のSW)が形成されて出
力される。
この信号SWは位相比較回路32の一方に供給
される。
される。
30はクロツク発生回路である。31はnビツ
トの分周回路で構成される基準信号生成回路であ
り、回路30からのクロツクCPを分周して映像
信号のフレーム周波数にほぼ等しい周波数の基準
信号REF(第2図のREF)を生成する。
トの分周回路で構成される基準信号生成回路であ
り、回路30からのクロツクCPを分周して映像
信号のフレーム周波数にほぼ等しい周波数の基準
信号REF(第2図のREF)を生成する。
ヘツド切換信号形成回路11からの信号SW
は、位相比較回路32にて回路31からの基準信
号REFと位相比較され、両者の位相差に応じた
位相誤差信号が位相比較回路32より出力され
る。この位相誤差信号は、加算回路33とモータ
駆動増幅回路34を介してデイスクモータ2に供
給される。
は、位相比較回路32にて回路31からの基準信
号REFと位相比較され、両者の位相差に応じた
位相誤差信号が位相比較回路32より出力され
る。この位相誤差信号は、加算回路33とモータ
駆動増幅回路34を介してデイスクモータ2に供
給される。
4は周波数発生器で、デイスクモータ2に取付
けられており、デイスクモータ2の回転数に応じ
た周波数の信号FGを発生し、このFG信号は増幅
回路20で増幅された矩形整形されてから周波数
弁別回路21に供給される。
けられており、デイスクモータ2の回転数に応じ
た周波数の信号FGを発生し、このFG信号は増幅
回路20で増幅された矩形整形されてから周波数
弁別回路21に供給される。
該周波数弁別回路21において周波数発生器4
からのFG信号の周波数が弁別されて、モータ2
の回転数の変動に応じた速度誤差信号が出力さ
れ、加算回路33にて位相比較回路32からの位
相誤差信号と加算される。
からのFG信号の周波数が弁別されて、モータ2
の回転数の変動に応じた速度誤差信号が出力さ
れ、加算回路33にて位相比較回路32からの位
相誤差信号と加算される。
以上の構成によつて構成される制御系により、
デイスクモータ2は一定速で回転するように速度
制御され、かつ基準信号REFに対しヘツド切換
信号SWが一定位相差τ0(第2図のτ0)で同期する
ように位相制御される。
デイスクモータ2は一定速で回転するように速度
制御され、かつ基準信号REFに対しヘツド切換
信号SWが一定位相差τ0(第2図のτ0)で同期する
ように位相制御される。
このヘツド切換信号SWは、図示されていない
再生映像回路に供給され、磁気ヘツド6,7より
フイールド毎に交互に再生される映像信号を一つ
に連続する信号に切換えるために用いられる。
再生映像回路に供給され、磁気ヘツド6,7より
フイールド毎に交互に再生される映像信号を一つ
に連続する信号に切換えるために用いられる。
以上が従来から公知のVTRにおけるヘツドデ
イスクサーボ系の基本的な制御動作である。
イスクサーボ系の基本的な制御動作である。
以上のような従来の位相制御装置において、始
動時の同期引込時間を短縮することは従来から重
要な課題であり、例えばVTRなどの磁気記録再
生装置において、その引込時間が長いと安定した
再生画の映出開始時間が遅くなつて装置の機動性
が著しく損なわれる問題があつた。
動時の同期引込時間を短縮することは従来から重
要な課題であり、例えばVTRなどの磁気記録再
生装置において、その引込時間が長いと安定した
再生画の映出開始時間が遅くなつて装置の機動性
が著しく損なわれる問題があつた。
この引込時間を短縮する方法として、位相制御
系のループゲインを同期引込時に一時的に増加さ
せたり、あるいは移送検波された誤差信号の大き
さに応じて負帰還量を制御したりして系の応答速
度を改善させる方法が従来から公知である。しか
し、こうした従来方法では複雑な調整回路を必要
としたり、あるいは制御特性に多少の悪影響を及
ぼし、起動特性が改善される反面定常時の制御特
性が悪化したりするという欠点があつた。
系のループゲインを同期引込時に一時的に増加さ
せたり、あるいは移送検波された誤差信号の大き
さに応じて負帰還量を制御したりして系の応答速
度を改善させる方法が従来から公知である。しか
し、こうした従来方法では複雑な調整回路を必要
としたり、あるいは制御特性に多少の悪影響を及
ぼし、起動特性が改善される反面定常時の制御特
性が悪化したりするという欠点があつた。
また、一般に回転体、走行体などは所定速度を
越えてしまうと、すなわち飛越状態になると、そ
の慣性効果によつて同期引込が一層遅くなるとい
う性質がある。ところが、上記の従来方法はこう
した飛越状態を起し易いので、同期引込が遅くな
り、所望の効果がなかなか得られないという欠点
があつた。
越えてしまうと、すなわち飛越状態になると、そ
の慣性効果によつて同期引込が一層遅くなるとい
う性質がある。ところが、上記の従来方法はこう
した飛越状態を起し易いので、同期引込が遅くな
り、所望の効果がなかなか得られないという欠点
があつた。
(目的)
本発明の目的は、前記した従来装置の欠点を除
去し、定常時の制御特性に全く影響を与えること
なく、しかも前記した飛越状態を起しにくくして
確実に同期引込時間を短縮させる位相制御装置を
提供することにある。
去し、定常時の制御特性に全く影響を与えること
なく、しかも前記した飛越状態を起しにくくして
確実に同期引込時間を短縮させる位相制御装置を
提供することにある。
(概要)
本発明の特徴は、回転体あるいは走行体の始動
時に、所定速度よりやや低めの速度に到達したこ
とを検知し、その時点で位相制御系の同期引込位
相と同位相あるいはその近傍の信号を少なくとも
1パルス形成し、この信号で位相基準となる基準
信号を同期化して引込時間を短縮するようにした
点にある。
時に、所定速度よりやや低めの速度に到達したこ
とを検知し、その時点で位相制御系の同期引込位
相と同位相あるいはその近傍の信号を少なくとも
1パルス形成し、この信号で位相基準となる基準
信号を同期化して引込時間を短縮するようにした
点にある。
(実施例)
以下に、本発明を実施例によつて説明する。
第3図は本発明の一実施例のブロツク図を示
す。図において、40はロツク位相パルス形成回
路、50はパルス抜き取り回路を示し、これら以
外の符号は第1図と同一物を示す。
す。図において、40はロツク位相パルス形成回
路、50はパルス抜き取り回路を示し、これら以
外の符号は第1図と同一物を示す。
また、第4図は第3図の主要部の信号のタイム
チヤートを示す。
チヤートを示す。
次に本発明に係わる位相制御の同期引込時間を
短縮させる回路の動作について説明する。なお、
第3図の基本的な位相制御動作については、背景
の所で述べたのと同一であるので、説明を省略す
る。
短縮させる回路の動作について説明する。なお、
第3図の基本的な位相制御動作については、背景
の所で述べたのと同一であるので、説明を省略す
る。
周波数弁別回路21は上記したように周波数発
生器4からのFG信号の周波数を弁別する。この
弁別の結果、FG信号の周波数fが、同期引込時
の周波数f0よりやや低めの周波数f1及びf0よりや
や高めの周波数f2に対して、f1≦f≦f2であると
検知されると、該回路21からは高レベル
(“H”)の検知信号が出力される。一方、前記周
波数fがf<f1又はf>f2であると検知されると
低レベル(“L”)となる検知信号X(第4図のX)
が出力される。
生器4からのFG信号の周波数を弁別する。この
弁別の結果、FG信号の周波数fが、同期引込時
の周波数f0よりやや低めの周波数f1及びf0よりや
や高めの周波数f2に対して、f1≦f≦f2であると
検知されると、該回路21からは高レベル
(“H”)の検知信号が出力される。一方、前記周
波数fがf<f1又はf>f2であると検知されると
低レベル(“L”)となる検知信号X(第4図のX)
が出力される。
この検知信号Xはパルス抜き取り回路50の一
方に供給される。
方に供給される。
40はロツク位相パルス形成回路であり、ヘツ
ドデイスクサーボ系の同期引込位相と同位相ない
しその近傍の位相パルスLPを形成する。
ドデイスクサーボ系の同期引込位相と同位相ない
しその近傍の位相パルスLPを形成する。
この実施例では、第4図のLPに示すように、
ヘツド切換信号形成回路11からの信号SWの立
上り位相より時間τ0で遅延した位相、すなわち同
期引込位相と同位相でパルスLPが形成される。
ヘツド切換信号形成回路11からの信号SWの立
上り位相より時間τ0で遅延した位相、すなわち同
期引込位相と同位相でパルスLPが形成される。
ロツク位相パルス形成回路40からのパルス
LPはパルス抜き取り回路50の他方に供給され
る。
LPはパルス抜き取り回路50の他方に供給され
る。
パルス抜き取り回路50において、ロツク位相
パルス形成回路40からのパルスLPより、周波
数弁別回路21からの検知信号Xが“L”から
“H”に変化してから最初の1パルスだけが抜き
取られて出力される。
パルス形成回路40からのパルスLPより、周波
数弁別回路21からの検知信号Xが“L”から
“H”に変化してから最初の1パルスだけが抜き
取られて出力される。
この出力パルスRPは基準信号生成回路31に
供給される。
供給される。
モータ2の始動後、周波数発生器4からのFG
信号の周波数fが所定値f0よりやや低めのf1にな
るまでは検知信号Xは“L”であり、この期間で
は回路50からはパルスは出力されない。
信号の周波数fが所定値f0よりやや低めのf1にな
るまでは検知信号Xは“L”であり、この期間で
は回路50からはパルスは出力されない。
しかし、FG信号の周波数fがf1を越えると検
知信号Xは“H”となり、パルス抜き取り回路5
0においてパルスLPより最初の1パルス(第4
図のA)が抜き取られ、その出力パルスRP(第4
図のRP)によつて、後述するように、基準信号
REFは瞬時的にパルスRPに同期化される。
知信号Xは“H”となり、パルス抜き取り回路5
0においてパルスLPより最初の1パルス(第4
図のA)が抜き取られ、その出力パルスRP(第4
図のRP)によつて、後述するように、基準信号
REFは瞬時的にパルスRPに同期化される。
その結果、第4図に示すように、位相制御系の
位相基準となる基準信号REFが同期引込み位相、
すなわち信号SWの立上り位相より時間τ0遅延し
た位相の近傍に瞬時的に位相シフトされることと
なる。このため、以後の位相制御動作によつて速
やかに短時間で位相同期状態に引き込まれる。パ
ルスRPは同期引込みまでの過度期間でのみ出力
されるから、同期引込み後の定常状態での制御特
性には何ら影響を与えない。また、パルスRPは
モータ2が所定速度に到達する前に検知出力され
て同期状態に引込まれるから、被越状態を起すこ
となく確実に引込み時間を短縮させることができ
る。
位相基準となる基準信号REFが同期引込み位相、
すなわち信号SWの立上り位相より時間τ0遅延し
た位相の近傍に瞬時的に位相シフトされることと
なる。このため、以後の位相制御動作によつて速
やかに短時間で位相同期状態に引き込まれる。パ
ルスRPは同期引込みまでの過度期間でのみ出力
されるから、同期引込み後の定常状態での制御特
性には何ら影響を与えない。また、パルスRPは
モータ2が所定速度に到達する前に検知出力され
て同期状態に引込まれるから、被越状態を起すこ
となく確実に引込み時間を短縮させることができ
る。
第5図に、本発明に係わるパルス抜き取り回路
50と基準信号生成回路31の一具体例を示す。
50と基準信号生成回路31の一具体例を示す。
図において、101はクロツク発生回路30か
ら出力されたクロツクCPが入力するクロツクCP
の入力端子、102は周波数弁別回路21からの
検知信号Xの入力端子、103はロツク位相パル
ス形成回路40からのパルスLPの入力端子であ
る。104は基準信号REFの出力端子である位
相比較回路32の入力に接続される。
ら出力されたクロツクCPが入力するクロツクCP
の入力端子、102は周波数弁別回路21からの
検知信号Xの入力端子、103はロツク位相パル
ス形成回路40からのパルスLPの入力端子であ
る。104は基準信号REFの出力端子である位
相比較回路32の入力に接続される。
また、61はnビツトのカウンタ、62,63
はデコーダ、64はR/Sフリツプフロツプ回
路、65,66はORゲート、67,53,54
はANDゲート、52はインバータ、51はDフ
リツプフロツプである。
はデコーダ、64はR/Sフリツプフロツプ回
路、65,66はORゲート、67,53,54
はANDゲート、52はインバータ、51はDフ
リツプフロツプである。
まず、基準信号生成回路31の動作、および該
回路31から第4図に示されているような波形の
信号REFが得られる理由について説明する。
回路31から第4図に示されているような波形の
信号REFが得られる理由について説明する。
カウンタ61において端子101から入力して
くるクロツクCPが計数され、その計数出力がデ
コーダ62,63でデコードされる。カウンタ6
1の計数値がN0になるとデコーダ62から“H”
が出力される。フリツプフロツプ64は、このデ
コーダ62からの“H”出力によつてゲート67
を介してセツトされ、そのQ出力は“H”とな
る。またゲート67からの出力はゲート65を介
してカウンタ61のリセツト入力Rに入力され、
これによりカウンタ61はリセツトされてその計
数値は零となり、デコーダ62の出力は“L”と
なる。
くるクロツクCPが計数され、その計数出力がデ
コーダ62,63でデコードされる。カウンタ6
1の計数値がN0になるとデコーダ62から“H”
が出力される。フリツプフロツプ64は、このデ
コーダ62からの“H”出力によつてゲート67
を介してセツトされ、そのQ出力は“H”とな
る。またゲート67からの出力はゲート65を介
してカウンタ61のリセツト入力Rに入力され、
これによりカウンタ61はリセツトされてその計
数値は零となり、デコーダ62の出力は“L”と
なる。
カウンタ61は引続き計数し、その計数値が
N0になると、デコーダ62から“H”が出力さ
れる。しかし、この時はANDゲート67が閉じ
ているので、この“H”は該ゲート67によつて
遮断される。
N0になると、デコーダ62から“H”が出力さ
れる。しかし、この時はANDゲート67が閉じ
ているので、この“H”は該ゲート67によつて
遮断される。
したがつて、カウンタ61はさらに計数を続
け、その計数値がN1になるとデコーダ63から
“H”が出力される。フリツプフロツプ64は、
ゲート66を介して伝達されてきた該デコーダ6
3からの“H”出力によつてリセツトされ、その
Q出力は“L”となる。またゲート66からの出
力はゲート65を介してカウンタ61に供給さ
れ、カウンタ61は再びリセツトされ、その計数
値は零となりデコーダ63の出力は“L”とな
る。
け、その計数値がN1になるとデコーダ63から
“H”が出力される。フリツプフロツプ64は、
ゲート66を介して伝達されてきた該デコーダ6
3からの“H”出力によつてリセツトされ、その
Q出力は“L”となる。またゲート66からの出
力はゲート65を介してカウンタ61に供給さ
れ、カウンタ61は再びリセツトされ、その計数
値は零となりデコーダ63の出力は“L”とな
る。
以上の動作が繰返し行なわれ、その結果フリツ
プフロツプ64のQ出力(第4図のREF)は、
カウンタ61がN0を計数する期間では“L”、
N1を計数する期間では“H”となる。このQ出
力は基準信号REFとして端子104より出力さ
れる。
プフロツプ64のQ出力(第4図のREF)は、
カウンタ61がN0を計数する期間では“L”、
N1を計数する期間では“H”となる。このQ出
力は基準信号REFとして端子104より出力さ
れる。
次にパルス抜き取り回路50の動作について説
明する。
明する。
フリツプフロツプ51のD入力には常時“H”
が入力されており、リセツト入力Rが“L”のと
きにクロツク入力に入力されるゲート53から
のパルス立下りでトリガされて、そのQ出力は
“H”、出力は“L”となる。
が入力されており、リセツト入力Rが“L”のと
きにクロツク入力に入力されるゲート53から
のパルス立下りでトリガされて、そのQ出力は
“H”、出力は“L”となる。
一方、端子102からの検知信号Xが“L”の
期間では、インバータ52の出力が“H”となつ
てフリツプフロツプ51はリセツトされる。この
ため、その出力は“H”となる。また、ゲート
53,54は閉じられる。
期間では、インバータ52の出力が“H”となつ
てフリツプフロツプ51はリセツトされる。この
ため、その出力は“H”となる。また、ゲート
53,54は閉じられる。
検知信号が“H”になると、ゲート53は開
く。また、インバータ52の、出力は“L”とな
つてフリツプフロツプ51はリセツト解除され
る。このため、端子103からパルスA(第4図
のA)が入力してくると、このパルスAはゲート
53を介してフリツプフロツプ51のクロツク入
力に入力され、その立下りで出力は“L”と
なり、以後その状態が保持される。
く。また、インバータ52の、出力は“L”とな
つてフリツプフロツプ51はリセツト解除され
る。このため、端子103からパルスA(第4図
のA)が入力してくると、このパルスAはゲート
53を介してフリツプフロツプ51のクロツク入
力に入力され、その立下りで出力は“L”と
なり、以後その状態が保持される。
したがつて、ゲート54からは、パルスLPよ
り、検知信号Xが“H”になつてから最初のパル
スAだけが抜き取られて出力される。
り、検知信号Xが“H”になつてから最初のパル
スAだけが抜き取られて出力される。
このゲート54からの出力パルスRPは基準信
号生成回路31のORゲート66を通つてフリツ
プフロツプ64のリセツト入力Rに入力され、こ
れによりQ出力、すなわち基準信号REFは“L”
になる。また同時にカウンタ61はこのパルス
RPによつてリセツトされ、以後N0,N1の計数順
で計数を再開始するように状態設定される。
号生成回路31のORゲート66を通つてフリツ
プフロツプ64のリセツト入力Rに入力され、こ
れによりQ出力、すなわち基準信号REFは“L”
になる。また同時にカウンタ61はこのパルス
RPによつてリセツトされ、以後N0,N1の計数順
で計数を再開始するように状態設定される。
以上の動作によつて、第4図に示されているよ
うに、基準信号REFは瞬時的にパルスRPに同期
化される。それ以後は、前記の位相制御動作によ
つてヘツド切換信号SWは基準信号REFに速やか
に位相同期化される。
うに、基準信号REFは瞬時的にパルスRPに同期
化される。それ以後は、前記の位相制御動作によ
つてヘツド切換信号SWは基準信号REFに速やか
に位相同期化される。
また、本実施例によれば、同期引込後に突発的
な外乱などによつて同期外れを生じた場合でも速
やかに同期引込状態に復帰させることができる。
すなわち、外乱などによつて制御撹乱されて、例
えばモータ2の回転速度がFG信号の周波数にし
てf1より低くなるような速度に低下した場合に
は、周波数弁別回路21でそれが検知されて検知
信号Xは“L”となる。これとは逆に、FG信号
の周波数がf2より高くなるような速度に上昇した
場合にも、前記したように検知信号Xは“L”と
なる。したがつて、再び前記の位相同期化作用が
働いて、以後速やかに同期状態に引込まれる。
な外乱などによつて同期外れを生じた場合でも速
やかに同期引込状態に復帰させることができる。
すなわち、外乱などによつて制御撹乱されて、例
えばモータ2の回転速度がFG信号の周波数にし
てf1より低くなるような速度に低下した場合に
は、周波数弁別回路21でそれが検知されて検知
信号Xは“L”となる。これとは逆に、FG信号
の周波数がf2より高くなるような速度に上昇した
場合にも、前記したように検知信号Xは“L”と
なる。したがつて、再び前記の位相同期化作用が
働いて、以後速やかに同期状態に引込まれる。
以上の第3図の実施例は、回転体の位相制御装
置に本発明を適用した場合であるが、本発明はこ
れに限定される走行体の位相制御装置、例えば第
3図のテープ5の走行位相を制御するような、い
わゆるキヤプスタンサーボ制御装置にも本発明を
適用できることは明らかであろう。
置に本発明を適用した場合であるが、本発明はこ
れに限定される走行体の位相制御装置、例えば第
3図のテープ5の走行位相を制御するような、い
わゆるキヤプスタンサーボ制御装置にも本発明を
適用できることは明らかであろう。
また、第5図の具体例では、検知信号Xに基づ
き1個のパルスだけ抜き取つた場合を示したが、
これに限らず複数個のパルスを抜き取るようにし
ても良い。更には、検知信号Xとして回転体、走
行体の速度に基づいて直接的に検出する代わり
に、始動後に所定時間経過したことをもつて間接
的に検出した信号、例えば起動開始を指令する信
号を単安定マルチ回路などによつて所定時間遅延
した信号を用いても良く、これらいずれの場合に
おいても得られる効果は同じである。
き1個のパルスだけ抜き取つた場合を示したが、
これに限らず複数個のパルスを抜き取るようにし
ても良い。更には、検知信号Xとして回転体、走
行体の速度に基づいて直接的に検出する代わり
に、始動後に所定時間経過したことをもつて間接
的に検出した信号、例えば起動開始を指令する信
号を単安定マルチ回路などによつて所定時間遅延
した信号を用いても良く、これらいずれの場合に
おいても得られる効果は同じである。
(効果)
以上述べたように、本発明によれば、定常状態
での制御特性に何ら影響を与えることなく、しか
も飛越状態を起さずに確実に同期引込時間を短縮
することができる。
での制御特性に何ら影響を与えることなく、しか
も飛越状態を起さずに確実に同期引込時間を短縮
することができる。
また、同期引込み近傍に到達したか否かを検知
する手段を具備しているため、高い精度で同期引
込み時間の短縮を図ることができ、装置間で同期
引込み時間のばらつきを小さく抑えることができ
る。
する手段を具備しているため、高い精度で同期引
込み時間の短縮を図ることができ、装置間で同期
引込み時間のばらつきを小さく抑えることができ
る。
また、基準信号生成手段のリセツトは、同期引
込みまでの過渡期間では行われないため、所定速
度に到達していない過度期間において、制御系の
目標値となる基準信号の位相がリセツトによつて
擾乱されることはなく、速やかに安定した同期引
込みを行なわせることができる。
込みまでの過渡期間では行われないため、所定速
度に到達していない過度期間において、制御系の
目標値となる基準信号の位相がリセツトによつて
擾乱されることはなく、速やかに安定した同期引
込みを行なわせることができる。
さらに、同期引込後に外乱などによつて同期外
れを生じても速やかに同期引込状態に復帰させる
ことができ、装置の機動性、安定性を高めること
ができる。
れを生じても速やかに同期引込状態に復帰させる
ことができ、装置の機動性、安定性を高めること
ができる。
第1図は従来の位相制御装置のブロツク図、第
2図は第1図の主要部の信号のタイムチヤート、
第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第
4図はその各部のタイムチヤート、第5図は第3
図における本発明に係わる回路の一具体例を示す
ブロツク図である。 21……周波数弁別回路、31……基準信号生
成回路、40……ロツク位相パルス形成回路、5
0……パルス抜き取り回路。
2図は第1図の主要部の信号のタイムチヤート、
第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第
4図はその各部のタイムチヤート、第5図は第3
図における本発明に係わる回路の一具体例を示す
ブロツク図である。 21……周波数弁別回路、31……基準信号生
成回路、40……ロツク位相パルス形成回路、5
0……パルス抜き取り回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転体あるいは走行体を位相制御する位相制
御装置において、前記回転体あるいは走行体が予
定速度の近傍に到達したことを検知する検知手段
と、前記位相制御の同期引込位相と同位相あるい
はその近傍の位相のパルス信号を形成するロツク
位相パルス形成手段と、該形成手段によつて形成
されたパルスの少なくとも1個のパルスを前記検
知手段からの検知信号に関連して抜き取るパルス
抜き取り手段と、クロツク信号をもとにして所定
の基準信号を生成すると共に、該基準信号を前記
パルス抜き取り手段からの信号に同期化する基準
信号生成手段を具備し、前記基準信号生成手段か
ら出力される基準信号に前記回転体あるいは走行
体を位相同期させるように負帰還制御するように
したことを特徴とする位相制御装置。 2 前記検知手段は、前記回転体あるいは走行体
が予定速度の近傍に到達したことを、その速度に
関連して直接的に検知するようにしたことを特徴
とする前記特許請求の範囲第1項記載の位相制御
装置。 3 前記検知手段は、前記回転体あるいは走行体
が予定速度の近傍に到達したことを、時間的に間
接検知するようにしたことを特徴とする前記特許
請求の範囲第1項記載の位相制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022100A JPS60167010A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 位相制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59022100A JPS60167010A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 位相制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167010A JPS60167010A (ja) | 1985-08-30 |
JPH0341022B2 true JPH0341022B2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=12073463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59022100A Granted JPS60167010A (ja) | 1984-02-09 | 1984-02-09 | 位相制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167010A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170946A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転シリンダ用サ−ボ装置 |
JPH02260266A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気記録再生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832412A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 気相成長装置 |
-
1984
- 1984-02-09 JP JP59022100A patent/JPS60167010A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5832412A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 気相成長装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60167010A (ja) | 1985-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |