JPH0127501B2 - - Google Patents

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JPH0127501B2
JPH0127501B2 JP60058303A JP5830385A JPH0127501B2 JP H0127501 B2 JPH0127501 B2 JP H0127501B2 JP 60058303 A JP60058303 A JP 60058303A JP 5830385 A JP5830385 A JP 5830385A JP H0127501 B2 JPH0127501 B2 JP H0127501B2
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signal
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gate
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pulse
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Takashi Furuhata
Kenji Sato
Juhei Abe
Yasuhei Nakama
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、VTRなどの磁気記録再生装置のサ
ーボ制御における同期引込時間を短縮する磁気記
録再生装置のサーボ制御回路に関する。
〔発明の背景〕
回転ヘツド型VTRにおいて、映像信号をテー
プの規定位置に正しく録画するためには、ヘツド
の回転位相を映像信号より分離した垂直同期信号
に位相同期させるサーボ制御装置が必須である。
このサーボ制御装置において、録画開始後、位相
同期状態に落着くまでの過渡期間では、映像信号
がテープ上に正規に記録されないため、その期間
で再生画像が乱れる問題があり、この画像乱れを
軽減するために、サーボ系の起動特性を高めてそ
の同期引込時間を短縮することが従来から重要な
課題であつた。
従来の回転2ヘツド型VTRの記録時のサーボ
制御装置の一例を第1図に示す。第2図は、第1
図の各部波形を示す図である。第1図において、
磁気テープ1はキヤプスタンモータ6により定速
走行される。21,22は、映像信号をフイール
ド毎に交互に磁気テープ1に記録する磁気ヘツド
であり、この二つの磁気ヘツド21,22はデイ
スク2の上に互いに180゜の角度で取付けられてデ
イスクモータ4によりデイスク2と共に回転され
る。デイスク2には、図示していないが互いに
180゜の角度で二つのマグネツトが取付けられてお
り、これをタツクヘツド3で検出することによ
り、磁気ヘツド21,22の回転に同期したパル
スをタツクヘツド3より得る。このパルスは、位
相調整回路10で位相調整されたのち、パルス形
成回路11に供給される。
パルス形成回路11からは、デユーテイ比50%
のパルスS1(第2図のS1)が出力される。パルス
S1は台形波信号形成回路12に供給され、回路1
2からは第2図のS2に示す台形波信号S2が出力さ
れる。台形波信号S2はサンプルホールド回路13
の被サンプリング入力に供給される。30は記録
すべき映像信号が供給される端子で、この端子3
0からの映像信号は垂直同期分離回路31に供給
され、この回路31にて垂直同期信号V(第2図
のV)が分離されて出力される。垂直同期信号V
は、遅延マルチ回路32に供給される。垂直同期
信号Vは、周知の如く、記録時のサーボ制御系の
基準信号として供給されるものであり、その繰返
し周波数は映像信号のフイールド周波数に等しい
が、回転2ヘツド型VTRの場合、デイスクモー
タ4をフレーム周波数に等しい回転数で回転させ
る必要があるため、このフイールド周波数の垂直
同期信号Vを周波数1/2に逓降してフレーム周波
数の基準信号を得るために、この遅延マルチ回路
32が一般に用いられている。すなわち、遅延マ
ルチ回路32からは、垂直同期信号Vでトリガさ
れ、1フイールド周期以上の時間遅延されて周波
数が1/2に逓降されたフレーム周波数の信号P1
(第2図のP1)が出力される。
信号P1はサンプルパルス形成回路33に供給
され、回路33からは信号P1の立上りでサンプ
ルパルスP2(第2図のP2)が形成されて出力され
る。サンプルパルスP2はサンプルホールド回路
13のサンプリング入力に供給される。回路13
にて信号S2とパルスP2が位相比較され、両者の
位相差に応じた電圧の位相差信号E1が出力され
る。この位相誤差信号E1は、加算回路14の一
方に供給される。デイスクモータ4には、その回
転数に比例した周波数の信号を発生する信号発生
器5が取付けられており、この信号発生器5から
の信号は、周波数弁別回路16に供給される。周
波数弁別回路16において、信号発生器5からの
信号の周波数を弁別して、デイスクモータ4の回
転速度変動に応じた電圧の速度誤差信号E2が出
力される。この速度誤差信号E2は加算回路14
の他方に供給される。加算回路14にて上記の位
相誤差信号E1と速度誤差信号E2が加算され、そ
の出力はモータ駆動増幅回路15を介してデイス
クモータ4に供給される。デイスクモータ4を含
む周波数弁別回路16、加算回路14及び増幅回
路15のループはいわゆる速度制御系を構成し、
デイスクモータ4は所定の回転数で回転するよう
に負帰還制御される。
デイスクモータ4を含む位相調整回路10、パ
ルス形成回路11、台形波信号形成回路12、サ
ンプルホールド回路13、加算回路14及び増幅
器15のループはいわゆる位相制御系を構成し、
デイスクモータ4はこのサーボ制御系の基準信号
に相当する端子30からの映像信号の垂直同期信
号Vに位相同期するように負帰還制御される。以
上のサーボ制御系の負帰還制御動作により、デイ
スクモータ4はフレーム周波数に等しい回転数
で、かつヘツドの回転位相が記録すべき映像信号
の垂直同期信号と所定の位相同期関係になるよう
に回転され、その結果テープ1の規定位置に映像
信号が正しく記録される。以上が従来の回転2ヘ
ツド型VTRの記録時におけるサーボ制御系の動
作である。第2図の波形図は、サーボ制御系の位
相同期引込状態におけるタイミングを示し、位相
同期引込状態ではサンプルパルスP2が台形波信
号S2の傾斜部分のほぼ中央A点をサンプリングす
る位相関係にある。
この従来のサーボ制御系において、記録開始時
にデイスクモータ4を起動させたのち、上記の速
度制御動作によりデイスクモータ4が所定速度に
到達してから、位相制御動作によつて位相同期状
態に落着くまでの期間における信号S2とパルス
P2の相対的な位相関係の一例を第3図に示す。
第3図のaはモータ4が所定速度より少し低速の
状態に到達して、信号S2の同期引込点Aがサーボ
系の基準信号に相当するパルスP2に対して位相
進みの状態にある場合を示す。bは、モータ4が
所定速度より少し低速の状態に到達して、信号S2
の同期引込点AがパルスP2に対して位相遅れの
状態にある場合を示す。
一般に速度制御系と位相制御系で構成されるサ
ーボ系においては、被制御体であるモータ4が所
定速度に到達するまでは速度制御系が支配的に作
用し、位相制御系はモータ4が所定速度に到達し
てから制御動作が開始される。従つて、第3図に
おいて、モータ4が起動されたのち所定速度に到
達するまでは、速度制御系が支配的に作用し、a
及びb共にモータ4が所定速度より低速状態にあ
ることから、パルスP2と信号S2の同期引込点A
とは相対的に同図の矢印に示す方向で除々に近接
して行き、モータ4が所定速度近傍に到達した時
点で位相制御系が作用して、同期引込点Aで安定
状態に引込まれる。
この第3図から、aの如く、パルスP2が同期
引込点Aに近接した時点で同期引込が開始される
場合は、その同期引込時間は短縮されるがbの如
く、パルスP2とA点の位相差時間が大きい(そ
の最大値は信号S2のほぼ一週期に等しい)場合に
は、同期引込時間は長くなり、aの場合の約2倍
になることが明らかである。同期引込時間を短縮
するために、従来は速度制御系の起動特性を改善
するなどの対策がなされていたが、上記の如き位
相制御系の過渡的な位相同期引込時間のバラツキ
があつて、それを短縮することが困難とされてい
た。
〔発明の目的〕
本発明は上記に鑑み、簡単な構成でかつ定常時
の制御特性に全く影響を与えることなく、起動時
の同期引込時間を短縮させるサーボ制御回路を提
供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明は、磁気
記録再生装置のサーボ系において記録すべき映像
信号より分離した垂直同期信号Vを、回転磁気ヘ
ツドの回転に同期して生成したパルス信号S1でゲ
ートし、そのゲートされた垂直同期信号を基準信
号としてサーボ系に供給し、その基準信号に上記
回転磁気ヘツドを位相同期させるように制御し、
その位相同期引込後には、上記ゲートを解除し
て、上記垂直同期信号Vの周波数を1/2に逓降し
た信号P1を基準信号としてサーボ系に供給する
ように切換えることにより、位相同期引込時間を
短縮し、かつ位相同期引込後定常状態での制御安
定化を図るものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例により詳細に説明する。第
4図は、本発明を回転2ヘツド型VTRに適用し
た場合の一実施例を示す図である。この実施例
は、第1図に示したサーボ制御回路と一部共通で
あり、その共通部分には同一番号を付した。その
共通部分の機能動作は、第1図で述べた通りであ
るので詳細説明は省略する。第4図において、第
1図との相違点は、垂直同期分離回路31と遅延
マルチ回路32の間にゲート回路40を設け、こ
のゲート回路40に供給するゲート信号Gを生成
するゲート信号生成回路50を設けた点であり、
他はすべて第1図と同じである。
このゲート回路40とゲート信号生成回路50
の動作について、第5図の波形図を用いて説明す
る。ゲート回路40は、例えばANDゲートで構
成されるものであつて、その一方に供給されるゲ
ート信号生成回路50からのゲート信号Gが高レ
ベルのときにのみ、その他方に供給される垂直同
期分離回路31からの垂直同期信号Vがゲートさ
れて出力され、ゲート信号Gが低レベルのときに
は垂直同期信号Vは出力されない。ゲート信号生
成回路50には、パルス形成回路11からのパル
ス信号S1とサンプルパルス形成回路33からのサ
ンプルパルスP2が供給され、このゲート信号生
成回路50からは、デイスクモータ4を起動して
からサーボ制御によつて位相同期引込状態になる
までの期間では、パルス信号S1がゲート信号Gと
して出力され、一度位相同期引込状態になつてか
らのちは、高レベルを維持するゲート信号Gが出
力される。サーボ系が位相同期引込状態になつた
か否かは、ゲート信号生成回路50にて判別され
る。
すなわち、回路50にて第5図のLに示すよう
に、パルス信号S1の立上りに同期して同期引込点
Aを含むような所定パルス幅のパルスLが生成さ
れ、このパルスLの上記所定のパルス幅の期間内
にサンプルパルスP2が少なくとも一度到来すれ
ば同期引込状態とみなして、以後高レベルを維持
するゲート信号Gが生成されて出力され、それ以
外では、すなわちデイスクモータ4を起動してか
ら上記パルスLの所定パルス幅期間内にサンプル
パルスP2が到来するまでは、パルス信号S1がゲ
ート信号Gとして出力される。前記したように、
デイスクモータ4が所定速度近傍に到達したとき
の信号S1は、デユーテイ比が50%であつて、その
周波数は映像信号のフレーム周波数にほぼ等しい
から、信号S1の高レベル(あるいは低レベル)の
期間はフイールド周期の時間にほぼ等しい。
デイスクモータ4を起動してから同期引込状態
と判別されるまでの期間では回路50から上記信
号S1がゲート信号Gとして出力されて、ゲート回
路40に供給されるから、このゲート回路40か
らは、フイールド周波数の垂直同期信号Vが丁度
周波数1/2に逓降されてフレーム周波数の信号P0
(第5図のP0)が出力される。この信号P0は遅延
マルチ回路32に供給され、回路32からは、こ
の信号P0でトリガされて形成された信号P1(第5
図のP1)が出力される。遅延マルチ回路32以
降の動作は、前記第1図とまつたく同じであり、
デイスクモータ4は基準信号に相当する信号P0
に位相同期するよう制御される。
以上の同期引込状態と判別されるまでの期間に
おいて、ゲート回路40は、上記したように垂直
同期信号Vを周波数1/2に逓降する効果があるが、
それ以外に本発明の着目点であるサーボ系の同期
引込時間を短縮する効果がある。
それを第5図を用いて説明する。第5図のa,
bはそれぞれタイミング的に第3図のa,bに対
応するもので、いずれもデイスクモータ4が所定
速度に到達してから位相制御動作によつて同期状
態に引込むまでの様子を図示したものである。第
5図aは、第3図aと同様に同期引込時間が短縮
される場合であつて、同図矢印の方向に同期引込
開始されてA点で安定状態に引込まれる。第3図
bで述べた如く、従来方法では同期引込点Aとパ
ルスP2との位相差時間が、最大信号S2のほぼ一
周期、すなわちフレーム周期の時間にまで及ぶこ
とがあつて、このため同期引込時間を著しく遅ら
せ、同期引込時間のバラツキを大きくさせる原因
となつていた。
これに対し、本発明によれば、第5図bのタイ
ミングからも明らかなように、パルスP2は信号
S1のフイールド周期の時間に等しい高レベルの期
間でのみ出力されるから、同期引込点Aとパルス
P2との位相差時間は、最大でもフイールド周期
の時間までであり、従つて、同期引込時間を従来
より短縮させることができ、またそのバラツキを
小さくさせることができる。以上の理由により、
第5図bの場合においてもaと同様に同期引込時
間は短縮され、同図矢印の方向に同期引込開始さ
れてA点で安定状態に引込まれる。かくして一度
同期引込状態になれば回路50にてそれが判別さ
れ、それ以降では高レベルを維持するゲート信号
Gが出力され、従つて以後は垂直同期信号Vが常
時回路32に供給されて、第1図の従来例とまつ
たく同様の制御態様に切換えられる。このゲート
信号Gの切換えは、同期引込状態になつたことを
判別して、タイミング的には第5図の相対的な位
相関係が保持された状態で速やかに行なわれるか
ら、その切換え時に位相同期が乱されることはな
く、また切換え後においては、従来と何ら変わり
ない制御態様になるから、常に安定した制御動作
が維持される。次に本発明に係わる第4図に示し
たゲート信号生成回路50の一実施例を第6図に
示す。51は、第4図の垂直同期分離回路31か
らの垂直同期信号Vの入力端子であり、信号Vは
ANDゲート40の一方に供給される。52は、
パルス形成回路11からのパルス信号S1の入力端
子であり、信号S1はORゲート44、遅延マルチ
回路48に供給される。53はANDゲート40
からの出力P0の出力端子であり、出力P0は第4
図の遅延マルチ回路32に供給される。54は制
御信号Zの入力端子である。この制御信号Zはデ
イスクモータ4が起動されたのち所定速度に到達
するまでの期間では高レベル“H”を、所定速度
に到達してからのちは低レベル“L”を維持する
信号である。デイスクモータ4が所定速度に到達
したか否かは、例えば第4図の周波数弁別回路1
6にて所定速度近傍で周波数弁別された状態にあ
るか否かで判別され、その状態に応じて上記制御
信号Zが生成される。
あるいは、デイスクモータ4が起動されてのち
所定速度に到達するまでの時間にほぼ等しい一定
時間だけ高レベルとなりそれ以降は低レベルとな
るように制御信号Zを生成しても良い。
この制御信号ZはD形フリツプ・フロツプ47
のリセツト端子RとORゲート45に供給され
る。48は遅延マルチ回路であり、端子52から
の信号S1の立上りでトリガされ第5図のLに示し
た如く同期引込点Aを含む所定パルス幅のパルス
Lが生成されて出力される。このパルスLは
ANDゲート42、インバータ41に供給される。
インバータ41の出力はANDゲート43に供給
される。46はR/Sフリツプ・フロツプであ
り、ANDゲート42からの出力がセツト端子S
に供給され、ORゲート45からの出力がリセツ
ト端子Rに供給される。R/Sフリツプ・フロツ
プ46の出力Q1はDフリツプ・フロツプのD入
力に供給される。Dフリツプ・フロツプのクロツ
ク入力φには、ANDゲート42からの出力が供
給される。Dフリツプ・フロツプのQ2出力はOR
ゲート44へ、2出力はANDゲート43へそれ
ぞれ供給される。
第4図の実施例では、サンプルパルス形成回路
33からのサンプルパルスP2をゲート信号生成
回路50に供給するように接続した場合を示した
が、本発明ではこれに限らずサンプルパルスP2
の代わりに、ANDゲート40からの出力P0を供
給するようにしても良く、いずれにしてもその効
果は同じである。即ち、この第6図の実施例で
は、サンプルパルスP2の代わりに、ANDゲート
40からの出力P0がANDゲート42,43に供
給されるように接続される。
第4図のゲート信号生成回路50の動作説明で
は、サンプルパルスP2が同期引込点Aを含むパ
ルスLのパルス幅期間内に少なくとも一度到来す
れば同期引込状態とみなした場合を示したが、こ
の第6図の実施例では、ANDゲート40からの
出力P0が同期引込点Aを含むパルスLのパルス
幅期間内に少なくとも二度続けて到来したことを
もつて同期引込状態とみなすように動作する場合
を示す。
次にこの第6図の動作を説明する。まず、端子
54からの制御信号Zが高レベル“H”の期間、
即ちデイスクモータ4が起動してから所定速度に
到達するまでの期間では、制御信号Zにより、D
フリツプ・フロツプ47はリセツト状態になりま
た制御信号ZはORゲート45を介してR/Sフ
リツプ・フロツプ46のリセツト端子に供給され
るため、R/Sフリツプ・フロツプ46もリセツ
ト状態になり、Q1,Q2は“L”,12は“H”
となる。デイスクモータ4が所定速度に到達する
と制御信号Zは“L”となり、フリツプ・フロツ
プ46,47のリセツトは解除される。フリツ
プ・フロツプ47の出力Q2が“L”の期間では、
ORゲート44からはゲート信号Gとして端子5
2からの信号S1がそのまま出力されて、ANDゲ
ート40に供給される。従つて、ANDゲート4
0からは、信号S1の高レベル“H”の期間でのみ
端子51からの信号Vがゲートされて出力され
る。このANDゲート40の出力P0はANDゲート
42,43に供給され、この出力P0が回路48
からのパルスLの低レベル“L”の期間内にあれ
ばANDゲート43からP0が出力されてORゲー
ト45を介してR/Sフリツプ・フロツプ46の
リセツト端子Rに供給されるため、フリツプ・フ
ロツプ46はリセツト状態にされる。
ANDゲート40からの出力P0が回路48から
のパルスLの高レベル“H”の期間、即ち同期引
込点Aを含む期間内にあれば、ANDゲート42
から出力P0が出力されてフリツプ・フロツプ4
6のセツト端子Sに供給されてフリツプ・フロツ
プ46がセツト状態になり、出力Q1は“L”か
ら“H”になる。この出力Q1はDフリツプ・フ
ロツプ47のD入力に供給される。一方、この
ANDゲート42からの出力P0は同時にフリツ
プ・フロツプ47のクロツク入力φに供給される
が、この出力P0が立上る時点ではフリツプ・フ
ロツプ46の出力Q1は“L”であるため、フリ
ツプ・フロツプ47の出力の状態は何ら変化せず
Q2は“L”,2は“H”を維持する。次に、これ
に引続いてANDゲート40から出力されるP0
前記同様、回路48からのパルスLの高レベル
“H”の期間内にあれば、ANDゲート42から再
びP0が出力されてフリツプ・フロツプ46のセ
ツト端子S及びフリツプ・フロツプ47のクロツ
ク入力φに同時に供給される。
この結果、フリツプ・フロツプ46の出力Q1
は前と同様“H”を維持すると共に、この出力
P0が立上る時点ではフリツプ・フロツプ46の
出力が“H”であるため、フリツプ・フロツプ4
7の出力の状態は反転してQ2は“H”,2
“L”に変わる。
このように、ANDゲート40から出力される
P0が回路48からの同期引込点Aを含むパルス
Lの“H”の期間に少なくとも二度引続いて到来
して始めて即ちこの状態を位相同期引込状態とみ
なして、フリツプ・フロツプ47の出力Q2
“L”から“H”に2は“H”から“L”に変わ
る。
かくして、2が一度“L”になればANDゲー
ト43は閉じられ、以後Q1は“H”,1は“L”
を維持する。また、Q2が“H”になればORゲー
ト44からの出力Gは常時“H”となり、AND
ゲート40は常時開いて端子51からのVは
ANDゲート40を介してそのまま端子53に出
力される。このようにして、位相同期引込後は従
来と何ら変わらない制御態様になり、安定した制
御動作が保持される。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば比較的簡単
な構成でもつて、サーボ制御系の同期引込時間を
短縮させ、そのバラツキを軽減させることがで
き、同期引込後においても安定な制御動作を維持
させることができ、速応性、安定性の優れたサー
ボ制御回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転ヘツド2型VTRにおける
サーボ制御回路のブロツク図、第2図、第3図
a,bはそれぞれ第1図の動作説明用の波形図、
第4図は本発明の磁気記録再生装置のサーボ制御
回路の実施例のブロツク図、第5図a,bは第4
図の動作説明用の波形図、第6図は本発明のゲー
ト信号発生回路の一実施例を示すブロツク図であ
る。 31…垂直同期分離回路、40…ゲート回路、
50…ゲート信号生成回路、32…遅延マルチ回
路、33…サンプルパルス形成回路、13…サン
プルホールド回路、12…台形波信号形成回路、
11…パルス形成回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転磁気ヘツドを介し磁気テープに映像信号
    を記録し再生する磁気記録再生装置において、記
    録する映像信号より垂直同期信号を分離する垂直
    同期分離回路と、上記磁気ヘツドの回転に同期し
    たパルス信号を形成するパルス形成回路と、上記
    磁気ヘツドの回転位相同期状態を判別し、位相同
    期状態にない場合には上記パルス形成回路からの
    パルス信号を出力し、少なくとも一度位相同期状
    態になれば一定レベルの信号を出力するゲート信
    号生成回路と、上記ゲート信号生成回路からの出
    力信号で上記垂直同期分離回路からの垂直同期信
    号をゲートするゲート回路と、上記ゲート回路か
    らの出力信号によつてトリガされる遅延マルチ回
    路を有し、上記遅延マルチ回路から出力される信
    号に上記磁気ヘツドの回転位相を同期させるよう
    に制御するように構成したことを特徴とする磁気
    記録再生装置のサーボ制御回路。
JP60058303A 1985-03-25 1985-03-25 磁気記録再生装置のサーボ制御回路 Granted JPS60223054A (ja)

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JPS5528527A (en) * 1978-08-17 1980-02-29 Mitsubishi Electric Corp Magnetic picture recording reproduction device

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JPS60223054A (ja) 1985-11-07

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