JP2798870B2 - ドラムサーボ制御システム - Google Patents

ドラムサーボ制御システム

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JP2798870B2
JP2798870B2 JP5170171A JP17017193A JP2798870B2 JP 2798870 B2 JP2798870 B2 JP 2798870B2 JP 5170171 A JP5170171 A JP 5170171A JP 17017193 A JP17017193 A JP 17017193A JP 2798870 B2 JP2798870 B2 JP 2798870B2
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drum
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servo control
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欣治 宇野
茂 清宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTRのドラムサーボ制
御システムに関するものであり、特に外部から入力され
る垂直同期信号を1つおきにマスクする回路を備えたド
ラムサーボ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】VTRのドラムサーボ制御回路では外部
から入力される50Hz又は60Hzの垂直同期信号を
1/2の周波数(25Hz又は30Hz)に成すために
垂直同期信号の入力路に、図4に示す如く、同期信号規
制回路50を設けて同期信号を1つおきにマスクするよ
うにしている。
【0003】同図において、51は外部からの垂直同期
信号の入力路であり、52はスイッチである。このスイ
ッチ52のON/OFFはスイッチ制御信号発生回路5
3の出力によって制御される。スイッチ制御信号発生回
路53はスイッチ52の出力の垂直同期信号「図5
(c)に示す(ハ)」をリセット信号として線路55を
通して与えられるドラムFG信号「図5(b)」をカウ
ントし、このリセット信号から20カウントまでの間、
ローレベルとし、20カウント以降をハイレベルにする
が、24カウント目で垂直同期信号(ホ)によりリセッ
トされるので、24カウント目以降をローレベルとする
信号「図5(d)」を出力する。
【0004】スイッチ52は、そのハイレベル期間のみ
ONとなり、ローレベル期間ではOFFとなる。このた
め図5(c)に示す、次の垂直同期信号(ニ)はマスク
される。(ホ)と(ヘ)は同様の動作の繰り返しによっ
て、(ホ)が許可され、(ヘ)はマスクされる。図5
(e)はスイッチ52の出力路54に生じる出力信号、
即ち25/30Hzの垂直同期信号を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTRにお
いて、録画をする時のドラムAPC(自動位相制御)は
レファレンス信号を基準とするモード(D-REF基準
モード)から垂直同期信号を基準とするモード(VSY
NC基準モード)へ切り換えられるが、この基準モード
切り換え時に、上記従来例の同期信号規制回路では、D
-REF基準モードの時にヘッド切り換え信号「図5
(a)」に対して任意の位置にあった垂直同期信号を基
準にして前記マスク期間の切り換え設定を行うことにな
るため、VSYNC基準モードに切り換えた時の最初の
垂直同期信号とヘッド切り換え信号(a)間の位相と、
ドラムAPCの目標値(位相)との差(以下「ドラム位
相誤差」という)が大きくなる場合があった。そして、
この大きなドラム位相誤差が生じると、目標値へ引き込
むまでの時間が長くかかってしまう。これは、明らかに
録画開始時の画質劣化を招く。
【0006】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、VSYNC基準モードへの切り換え時の最初
のドラム位相誤差の最大量を小さくするように工夫した
新規なドラムサーボ制御システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のドラムサーボ制御システムは、VTRのドラ
ムサーボ制御回路と、外部から入力される垂直同期信号
を前記ドラムサーボ制御回路へ入力する入力路に設けら
れたスイッチ手段と、前記ドラムサーボ制御回路へ入力
される垂直同期信号をリセット信号とし該リセット信号
からドラムFG信号をカウントして所定カウント値まで
の時間に対応する幅の第1マスク信号を生じるととも
に、該第1マスク信号期間以外は第1セット信号を生じ
る第1の信号発生手段と、ドラムPG信号をリセット信
号とし該リセット信号からドラムFG信号をカウントし
て第1のカウント値と第2のカウント値で決まる幅の第
2セット信号を生じるとともに、該第2セット信号以外
は第2マスク信号を生じる第2の信号発生手段と、前記
第1、第2セット信号が共に存在する期間の幅の第3セ
ット信号を出力するとともに、該第3セット信号期間以
外は第3マスク信号を生じ、前記第3セット信号によっ
て前記スイッチ手段をONさせ、第3マスク信号によっ
て前記スイッチ手段をOFFさせるように前記スイッチ
手段を制御する論理手段とを備えている。
【0008】
【作用】このような構成によると、第2マスク信号はス
イッチ手段を通過した垂直同期信号によって生じ、この
垂直同期信号の次の垂直同期信号は論理手段から得られ
る第3セット信号の期間に入らないので、スイッチ手段
を通過できずマスクされることになる。第2セット信号
はドラム位相目標をその第2セット信号の略中央に位置
するような関係にセットでき、この第2セット信号と第
1セット信号の論理積出力でスイッチ手段を制御するこ
とにより、そのドラム位相目標の前と後に位置する垂直
同期信号のいずれか一方が取り出され、他方がマスクさ
れる。従って、取り出された垂直同期信号とドラムの位
置目標との差は小さく抑えられることになる。
【0009】
【実施例】本発明を実施した図1において、1は同期信
号規制回路であり、この回路1は外部回路からの垂直同
期信号を伝送する入力路2に設けられたスイッチ3と、
このスイッチ3の出力側の線路4に出力される垂直同期
信号(25/30Hzの垂直同期信号)をリセット信号
としてドラムFG信号をカウントし、第1マスク信号を
発生するとともに第1マスク信号期間以外は第1セット
信号を発生する第1の信号発生回路5と、ドラムPG信
号をリセット信号としてドラムPG信号をカウントし、
第2セット信号を発生するとともに第2セット信号以外
の期間は第2マスク信号を発生する第2の信号発生回路
6と、第1、第2の信号発生回路5、6からの信号の論
理積をとり、その出力によってスイッチ4のON/OF
Fを制御するAND回路7とから成っている。線路4の
25/30Hzの垂直同期信号はドラムサーボ回路8へ
与えられる。
【0010】第2の信号発生回路6は、図2のに示す
ドラムPG信号PG1が入力されると、リセットされ、
カウントを1から開始し、10カウント目で立ち上が
り、22カウント目で立ち下がる第2セット信号PS2
を出力する。この第2セット信号PS2の略中央にドラ
ムの位相目標が位置する。第2の信号発生回路6は前記
第2セット信号以外の期間は第2マスク信号PM2を出
力する。この第2の信号発生回路6は次のドラムPG信
号PG2がくると、再びリセットされ、同じような動作
を繰り返す。
【0011】一方、第1の信号発生回路5は図2ので
示す垂直同期信号(イ)をリセット信号としてカウント
を開始し、リセット信号[従って、垂直同期信号
(イ)]で立ち下がり、11カウント目で立ち上がる第
1マスク信号PM1を出力するとともに、第1マスク信
号PM1の期間以外は第1セット信号PS1を出力する。
【0012】前記第1、第2の信号発生回路5、6の出
力を入力するAND回路7は図2のに示すように、第
3セット信号PS3、PS3'と第3マスク信号PM3を出
力する。第3セット信号PS3、PS3'は第1、第2セ
ット信号PS1、PS2の同時存在に基いて生じる。
【0013】スイッチ3はAND回路7から与えられる
電圧がハイレベルのときONで、ローレベルのときOF
Fになるように構成されている。従って、第3セット信
号PS3、PS3'の期間はONする。このとき、PS3
期間に垂直同期信号(イ)がドラムサーボ制御回路8へ
供給されるが、PS3'の期間に垂直同期信号(ロ)は位
置していないので、スイッチ3を通過することはでき
ず、マスクされる。この図2の信号関係の場合、最大の
ドラム位相誤差Wは図5の従来例のそれに比して小さく
なっている。
【0014】次に図3は、垂直同期信号(イ)(ロ)・・
・が図2の場合に対し左側へ少しずれている場合におけ
る図1の回路による動作波形を示している。この信号関
係の場合は、垂直同期信号(イ)がマスクされ、垂直同
期信号(ロ)が通過される。この場合も最大のドラム位
相誤差Wは図5の従来例に比して小さくなっている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
TRにおいてVSYNC基準モードへの切り換え時の最
初のドラム位相誤差を目標値へ引き込むまでの時間が短
時間で済み、VSYNC基準モードへの切り換え時の画
質の劣化を実質的に抑えることができる。また、位相同
期引き込みの前/後に関わらず同一の回路動作でよいの
で、位相同期引き込みの前/後を判断する必要がなく、
回路が簡略化される。また、映像信号が途絶え再度入力
が開始された場合や、外乱によりサーボ位相が大きく変
化した場合でも垂直同期信号との位相誤差が小さくなる
方の垂直同期信号が自動的にサーボ基準として選択され
るので、サーボ引き込み時間を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したVTRのドラムサーボ制御シ
ステムの同期信号規制回路部分を示す回路図。
【図2】その動作説明波形図。
【図3】同じく、垂直同期信号が図2の場合に対しずれ
たときの、その動作説明波形図。
【図4】従来例の回路図。
【図5】従来例の動作説明波形図。
【符号の説明】
1 同期信号規制回路 2 垂直同期信号入力路 3 スイッチ 4 スイッチの出力側の線路 5 第1の信号発生回路 6 第2の信号発生回路 7 AND回路 8 ドラムサーボ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】VTRのドラムサーボ制御回路と、 外部から入力される垂直同期信号を前記ドラムサーボ制
    御回路へ入力する入力路に設けられたスイッチ手段と、 前記ドラムサーボ制御回路へ入力される垂直同期信号を
    リセット信号とし該リセット信号からドラムFG信号を
    カウントして所定カウント値までの時間に対応する幅の
    第1マスク信号を生じるとともに、該第1マスク信号期
    間以外は第1セット信号を生じる第1の信号発生手段
    と、 ドラムPG信号をリセット信号とし該リセット信号から
    ドラムFG信号をカウントして第1のカウント値と第2
    のカウント値で決まる幅の第2セット信号を生じるとと
    もに、該第2セット信号以外は第2マスク信号を生じる
    第2の信号発生手段と、 前記第1、第2セット信号が共に存在する期間の幅の第
    3セット信号を出力するとともに、該第3セット信号期
    間以外は第3マスク信号を生じ、前記第3セット信号に
    よって前記スイッチ手段をONさせ、第3マスク信号に
    よって前記スイッチ手段をOFFさせるように前記スイ
    ッチ手段を制御する論理手段と、 を備えるドラムサーボ制御システム。
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