JP3442313B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録再生装置、
特に、磁気テープの長手方向に傾斜してトラックを形成
するように回転ヘッドにより情報信号を記録再生する磁
気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープの長手方向に傾斜したトラッ
クを形成するように記録する磁気記録再生装置において
は、その記録の際には通常、回転ヘッドによるヘリカル
スキャンが行われ、磁気テープ上に記録される情報信号
はこの記録方式の都合上、トラックごとに分割される。
【0003】従来、このような記録方式を用い、所定時
間ごとに磁気テープを送るキャプスタンモータの起動と
停止を行い順次テープ上に情報を記録する磁気記録再生
装置、いわゆるタイムラプスVTRが知られており、以
下、従来のこの種磁気記録再生装置について、その一例
を挙げて説明する。
【0004】図8は従来の磁気記録再生装置の構成を示
すブロック図である。図8において、10a,10bは
1トラック分高さを異にして回転ドラム1に取り付けら
れたヘッド、8はヘッド10a,10bに出力する情報
信号を発生する情報信号発生器、2は磁気テープ3を所
定の速度で送るキャプスタンモータ、4はキャプスタン
モータ2の回転速度に応じて周波数が変化するFG信号
を検出するFG検出器、5はFG検出器4の出力FG信
号に基づいて速度誤差を出力する速度誤差検出回路、6
は速度誤差検出回路5の出力信号に基づきキャプスタン
モータ2を駆動制御するキャプスタン制御回路、7はキ
ャプスタンモータ2を起動させる制御信号を出力する起
動制御回路である。
【0005】次に、以上のように構成された磁気記録再
生装置について、その動作を説明する。
【0006】図9は従来の磁気記録再生装置に用いられ
るキャプスタンモータの起動時における速度誤差信号の
検出原理の説明図である。図9に示すように従来の速度
誤差信号の検出は、起動期間中に時間t1とt2の時点
で検出されたFG信号に基づいて平均速度((t1+t
2)/2の時間で表される時点の速度Va)における速
度誤差を求めるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では、キャプスタンモータが起動してから通常速
度に引き込む際のオーバーシュートやアンダーシュート
により、記録トラック位置精度や幅精度が劣化し、記録
トラックやせが生じるため、再生時にエンベロープの欠
けが生じるなど画像の品位が落ちるという欠点を有して
いた。すなわち、図8の装置においては、図9に示すよ
うにt2の時点ですでに目標速度V0に達しているにも
係わらず図の網掛け部で示すようにキャプスタンモータ
2をさらに加速する指令を出力することになるため、起
動時にテープ送り速度にオーバーシュートやアンダーシ
ュートを生じることになる。
【0008】タイムラプスVTRにおいては、起動時の
引き込み精度の劣化による記録トラックやせは致命的な
問題であり、特に、狭トラック幅マルチセグメント記録
のディジタルタイムラプスVTRにおいてはこの影響は
顕著で、再生時にエンベロープの欠けが生じるなど画像
の品位が落ちるということになるので、その対策として
例えば、特開昭59−127255号公報に記載されて
いるように、テープを一旦逆方向に戻し、その位置から
正方向に走行させ走行速度が所定速度である期間に記録
を行う磁気記録再生装置があるが、この従来装置では、
タイムラプスVTRとしては単位時間あたりのコマ数に
制限がでたり、記録したいタイミングで直ちに記録する
ことができずに撮りこぼしを発生したり、構成が複雑に
なったりするという問題点があった。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、起動の際の引き込み精度を改善し、特に、狭トラッ
ク幅マルチセグメント記録のディジタルタイムラプスV
TRにおいて記録トラック位置精度と幅精度を確保する
ことができる磁気記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、磁気テープにその長手方向に対して斜めにトラッ
クを形成するように記録を行うヘッドを備えた回転ドラ
ムと、前記磁気テープに記録する情報信号を発生し前記
ヘッドに出力する情報信号発生手段と、前記磁気テープ
を送るキャプスタンモータと、前記キャプスタンモータ
の回転速度に応じて周波数が変化するFG信号を検出す
るFG検出手段と、前記FG信号が入力され速度誤差を
検出する速度誤差検出手段と、前記速度誤差に基づいて
前記キャプスタンモータの回転速度の制御を行うキャプ
スタン駆動制御手段と、前記キャプスタンモータの起動
時に前記キャプスタンモータをあらかじめ決められた加
速度で加速する起動制御手段を備え、前記速度誤差検出
手段は、前記起動制御手段により前記キャプスタンモー
タをあらかじめ決められた加速度で加速している期間に
検出された前記FG信号から得られる平均FG周期をT
とするときT’=T/f(T)(f(T)はTを変数と
する関数)によって示される補正FG周期T’に基づい
て速度誤差を出力するようにしたものである。
【0011】この発明によれば、起動の際の引き込み精
度が改善され、特に、狭トラック幅マルチセグメント記
録のディジタルタイムラプスVTRにおいて記録トラッ
ク位置精度と幅精度を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。なお、前記従来のも
のと同一部分については同一符号を用いるものとする。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の磁気記録
再生装置の実施の形態1における構成を示すブロック図
である。図1において、1は回転ドラム、10a,10
bは1トラック分高さを異にして回転ドラム1に取り付
けられたヘッド、8はヘッド10a,10bに出力する
情報信号を発生する情報信号発生器、2は磁気テープ3
を所定の速度で送るキャプスタンモータ、7はキャプス
タンモータ2を起動させる制御信号を出力する起動制御
回路、4はキャプスタンモータ2の回転速度に応じて周
波数が変化するFG信号を検出するFG検出器、50は
FG検出器4の出力FG信号に基づいて起動時の速度誤
差を補正した補正速度誤差信号を出力する速度誤差補正
回路、6は速度誤差補正回路50の出力信号に基づきキ
ャプスタンモータ2を駆動制御するキャプスタン制御回
路である。なお、速度誤差補正回路は起動制御回路7の
出力制御信号に基づいて、起動期間中は強制加速する信
号を出力するとともに目標速度に達する所定のタイミン
グで補正速度誤差信号を出力するように動作する。
【0014】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、その動作を図2を参照しながら説明する。図
2は本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1における
キャプスタンモータの起動時における速度誤差信号(こ
こではモータ電流で表す)の補正動作原理の説明図であ
り、従来の速度誤差信号の検出では、起動期間中に時間
t1とt2で検出されたFG周期に基づく平均速度
((t1+t2)/2の時間で表される時点の速度V
a)における速度誤差を求めていたが、本実施の形態に
おいては、あらかじめ設定された加速度αを用いて、t
2の時点における速度V0’を予測し、その予測値に基
づいて速度誤差を求めるようにしており、V0’を目標
速度V0,目標FG周期T0,加速度α、起動時のFG検
出周期Tで表すと(数1)のようになる、
【0015】
【数1】 V0’=V00/T+αT/2( VaT=V00) また、速度誤差を周期で検出する場合には、上式の逆数
をとりT’=V00/V0’として(数2)で表すこと
ができる。
【0016】
【数2】T’=T/(1+kT2) このときk=α/(2V00) このように速度誤差を補正することによって、起動期間
中に正確な速度誤差を検出し、安定した速度系への引き
込みを実現することができる。
【0017】図3は本発明の磁気記録再生装置の実施の
形態1における速度誤差の補正方法の説明図であり、マ
イコン等によって実現した場合において処理の遅延分△
Tを考慮した速度誤差の補正方法の説明図である。図3
において、t2’の時点における速度V0”を予測し、
その予測値に基づいて速度誤差を求める場合、V0”を
同様にV0,T0,α,Tで表すと(数3)のようにな
る。
【0018】
【数3】V0”=V00/T+α(T/2+△T)(
VaT=V00) また、同様に速度誤差を周期で検出する場合には、上式
の逆数をとり、T”=T00/V0’として、(数4)
で表すことができる。
【0019】
【数4】T”=T/{1+kT(T+2△T)} このときk=α/(2V00) このようにマイコン等によって制御系を実現した場合に
生じる処理遅延分も以上のように補正することで、起動
期間中に正確な速度誤差を検出し、安定した速度系への
引き込みを実現することができる。
【0020】また、加速度αを起動時に、これまでに説
明した速度誤差補正式に代入することでより正確な速度
誤差を求めることができる。
【0021】
【数5】Va=α(t1+t2)/2 Va(t2−t1)=V00 (数5)の2式よりVaを消去してαを求めると(数
6)のようになる。
【0022】
【数6】 α=2V00/{(t2+t1)(t2−t1)} このとき、k=1/{(t2+t1)(t2−t1)} 図4は本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1におけ
る加速度調整方法の説明図であり、起動時のFG信号の
2種類の検出位相パターンを示し、パターン1は起動し
た直後にFG信号が検出された場合、パターン2は起動
してから最も遅いタイミングで最初のFG信号が検出さ
れた場合を示している。起動してからはじめて速度誤差
を検出できるタイミングは2発目のFG信号が検出され
たときである。起動する度ごとにFG信号の検出位相が
異なるが、2発目のFG検出範囲は図に示す範囲にな
る。そこで、パターン2において検出された速度誤差信
号が0になるように加速度を調整することによって、起
動毎にFG信号の検出位相が異なることによる引き込み
精度の劣化を最小限に抑えることができる。
【0023】以上のように、本実施の形態によれば、起
動の際に引き込み精度を改善し、特に、狭トラック幅マ
ルチセグメント記録のディジタルタイムラプスVTRに
おいて記録トラック位置精度と幅精度を確保することが
可能となり、再生時においてもエンベロープの欠けを生
じることなく安定した画像を得ることができる。また、
タイムラプスVTRにおけるさらなる狭トラック高密度
記録による長時間化が可能となり、さらにまた、プリロ
ールを必要とせず記録指令に合わせて直ちに記録すると
いった用途にも応用することができるので、撮りこぼし
を生じることもない。
【0024】(実施の形態2)図5は本発明の磁気記録
再生装置の実施の形態2における構成を示すブロック図
である。なお、前記実施の形態1における磁気記録再生
装置と同様に機能する構成については同一の符号を付し
て説明を省略する。図5において、40はFG検出器4
の出力FG信号を分周したFG分周信号を出力するとと
もにキャプスタン制御回路60からのリセット信号によ
って分周出力をリセットするFG信号2分周回路、51
はFG信号2分周回路40の出力FG分周信号に基づい
て起動時の速度誤差を補正した補正速度誤差信号を出力
する速度誤差補正回路、60は速度誤差補正回路51か
らの速度系引き込みタイミング信号と速度誤差信号に基
づいてキャプスタンモータ2の駆動制御を行うキャプス
タン制御回路である。なお、速度誤差補正回路51は起
動制御回路7の出力制御信号に基づいて、起動期間中は
強制加速する信号を出力するとともに目標速度に達する
所定のタイミングでは補正速度誤差信号を出力するよう
に動作する。また、後に説明するキャプスタン制御回路
60に含まれる低域補償回路のためのタイミング信号を
出力する。
【0025】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、その動作を図6を参照しながら説明する。図
6は本発明の磁気記録再生装置の実施の形態2における
FG分周信号の検出動作の説明図である。図では、起動
時のFG分周信号の2種類の検出位相パターンを示して
おり、パターン1は起動した直後にFG信号が検出され
た場合、パターン2は起動してから最も遅いタイミング
で最初のFG信号が検出された場合を示している。図6
に示すように、起動する直前にFG信号2分周回路40
をリセットすることで、パターンに係わらず最初に速度
誤差が検出できるのは4番目のFG信号の検出タイミン
グである。このようにFG信号2分周回路を起動直前に
リセットすることによって、リセット処理を入れない場
合に比べて速度系への引き込みタイミングのずれを小さ
くすることができ、引き込み精度を向上することができ
る。
【0026】図7は本発明の磁気記録再生装置の実施の
形態2におけるキャプスタン制御回路の構成を示すブロ
ック図であり、キャプスタン制御回路60を、速度誤差
信号の低域成分を演算して保持する低域成分演算回路6
2と、速度誤差信号と低域成分演算回路62の出力信号
とを加算する加算器63と、加算器63の出力信号に基
づいてキャプスタンモータ2を駆動制御するモータ駆動
回路61とで構成して低域補償回路を形成し、図に示す
ようにスイッチ64とスイッチ65によって速度誤差補
正回路51からの速度系引き込みタイミング信号に基づ
いて低域補償機能の動作のON/OFFを制御する。こ
れにより、定常走行状態における走行負荷分を起動して
から速度系への引き込みに合わせて補償することによっ
て引き込み直後に生じるアンダーシュートを改善するこ
とができる。
【0027】以上のように、本実施の形態によれば、起
動の際に引き込み精度を改善し、特に、狭トラック幅マ
ルチセグメント記録のディジタルタイムラプスVTRに
おいて記録トラック位置精度と幅精度を確保することが
可能となり、再生時においてもエンベロープの欠けを生
じることなく安定した画像を得ることができる等、前記
実施の形態1と同様の特徴を有するとともに、定常走行
状態における走行負荷分を起動してから速度系への引き
込みに合わせて補償しているので、引き込み直後に生じ
るアンダーシュートをより改善することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、起動の際
に引き込み精度を改善し、特に、狭トラック幅マルチセ
グメント記録のディジタルタイムラプスVTRにおいて
記録トラック位置精度と幅精度を確保することができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1にお
ける構成を示すブロック図
【図2】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1にお
けるキャプスタンモータの起動時における速度誤差信号
の補正動作原理の説明図
【図3】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1にお
ける速度誤差の補正方法の説明図
【図4】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態1にお
ける加速度調整方法の説明図
【図5】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態2にお
ける構成を示すブロック図
【図6】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態2にお
けるFG分周信号の検出動作の説明図
【図7】本発明の磁気記録再生装置の実施の形態2にお
けるキャプスタン制御回路の構成を示すブロック図
【図8】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
【図9】従来の磁気記録再生装置に用いられるキャプス
タンモータの起動時における速度誤差信号の検出原理の
説明図
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 キャプスタンモータ 3 磁気テープ 4 FG検出器 6 キャプスタン制御回路 7 起動制御回路 8 情報信号発生器 10a,10b ヘッド 50 速度誤差補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−162614(JP,A) 特開 平3−40256(JP,A) 特開 平5−30772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/467

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープにその長手方向に対して斜め
    にトラックを形成するように記録を行うヘッドを備えた
    回転ドラムと、前記磁気テープに記録する情報信号を発
    生し前記ヘッドに出力する情報信号発生手段と、前記磁
    気テープを送るキャプスタンモータと、前記キャプスタ
    ンモータの回転速度に応じて周波数が変化するFG信号
    を検出するFG検出手段と、前記FG信号が入力され速
    度誤差を検出する速度誤差検出手段と、前記速度誤差に
    基づいて前記キャプスタンモータの回転速度の制御を行
    うキャプスタン駆動制御手段と、前記キャプスタンモー
    タの起動時に前記キャプスタンモータをあらかじめ決め
    られた加速度で加速する起動制御手段を備え、前記速度
    誤差検出手段は、前記起動制御手段により前記キャプス
    タンモータをあらかじめ決められた加速度で加速してい
    る期間に検出された前記FG信号から得られる平均FG
    周期をTとするときT’=T/f(T)(f(T)はT
    を変数とする関数)によって示される補正FG周期T’
    に基づいて速度誤差を出力することを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】 速度誤差検出手段は、f(T)=1+k
    2(kは定数)として求められた補正FG周期T’に
    基づいて速度誤差を出力することを特徴とする請求項1
    記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 速度誤差検出手段は、駆動制御手段の処
    理遅延時間を△Tとするときf(T)=1+kT(T+
    2・△T)(kは定数)として求められた補正FG周期
    T”に基づいて速度誤差を出力することを特徴とする請
    求項1記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 速度誤差検出手段は、起動制御手段によ
    りキャプスタンモータを強制加速している期間に検出さ
    れた少なくとも2発のFG信号が起動を開始してから各
    々t1,t2の時間を経過して検出されたとするときk
    =1/{(t2+t1)(t2−t1)}とすることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の磁気記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 磁気テープにその長手方向に対して斜め
    にトラックを形成するように記録を行うヘッドを備えた
    回転ドラムと、前記磁気テープに記録する情報信号を発
    生し前記ヘッドに出力する情報信号発生手段と、前記磁
    気テープを送るキャプスタンモータと、前記キャプスタ
    ンモータの回転速度に応じて周波数が変化するFG信号
    を検出するFG検出手段と、前記FG信号が入力され速
    度誤差を検出する速度誤差検出手段と、前記速度誤差に
    基づいて前記キャプスタンモータの回転速度の制御を行
    うキャプスタン駆動制御手段と、前記キャプスタンモー
    タの起動時に前記キャプスタンモータを強制加速する起
    動制御手段を備え、前記起動制御手段は、前記キャプス
    タンモータを起動して略通常速度になった時点の少なく
    とも2発のFG信号から得られる速度誤差が0を上限と
    した正の値(遅い方向)となるように前記キャプスタン
    モータの起動トルクを調整する起動トルク調整手段をさ
    らに有することを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 磁気テープにその長手方向に対して斜め
    にトラックを形成するように記録を行うヘッドを備えた
    回転ドラムと、前記磁気テープに記録する情報信号を発
    生し前記ヘッドに出力する情報信号発生手段と、前記磁
    気テープを送るキャプスタンモータと、前記キャプスタ
    ンモータの回転速度に応じて周波数が変化するFG信号
    を検出するFG検出手段と、前記FG信号が入力され速
    度誤差を検出する速度誤差検出手段と、前記速度誤差に
    基づいて前記キャプスタンモータの回転速度の制御を行
    うキャプスタン駆動制御手段と、前記キャプスタンモー
    タの起動時に前記キャプスタンモータをあらかじめ決め
    られた加速度で加速する起動制御手段を備え、FG検出
    手段は、FG信号を分周したFG分周信号を速度誤差検
    出手段へ出力するFG分周信号発生手段を有し、起動制
    御手段によりキャプスタンモータをあらかじめ決められ
    た加速度で加速する直前に前記FG分周信号発生手段を
    リセットすることを特徴とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 磁気テープにその長手方向に対して斜め
    にトラックを形成するように記録を行うヘッドを備えた
    回転ドラムと、前記磁気テープに記録する情報信号を発
    生し前記ヘッドに出力する情報信号発生手段と、前記磁
    気テープを送るキャプスタンモータと、前記キャプスタ
    ンモータの回転速度に応じて周波数が変化するFG信号
    を検出するFG検出手段と、前記FG信号が入力され速
    度誤差を検出する速度誤差検出手段と、前記速度誤差に
    基づいて前記キャプスタンモータの回転速度の制御を行
    うキャプスタン駆動制御手段と、前記キャプスタンモー
    タの起動時に前記キャプスタンモータを強制加速する起
    動制御手段を備え、キャプスタン駆動制御手段は、キャ
    プスタンモータが略通常速度における速度誤差の低域成
    分を検出し保持するとともに速度誤差に加算する低域補
    償手段を有し、前記低域補償手段は、起動制御手段によ
    り前記キャプスタンモータを強制加速して略通常速度に
    なった時点の少なくとも2発目のFG信号から得られる
    速度誤差に前記キャプスタンモータが前回略通常速度で
    回転していた期間に検出保持した速度誤差低域成分を加
    算することを特徴とする磁気記録再生装置。
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