JPS6145525Y2 - - Google Patents

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JPS6145525Y2
JPS6145525Y2 JP1980123661U JP12366180U JPS6145525Y2 JP S6145525 Y2 JPS6145525 Y2 JP S6145525Y2 JP 1980123661 U JP1980123661 U JP 1980123661U JP 12366180 U JP12366180 U JP 12366180U JP S6145525 Y2 JPS6145525 Y2 JP S6145525Y2
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JP
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opening
levers
lever
entire length
elastic
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JP1980123661U
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレバー用開口部のシール構造に関し、
レバー用開口部からの粉塵や雨水等の浸入を確実
に防止し得るようにしたものである。
例えば、キヤビン付トラクタでは、ステツプに
レバー用開口部を設け、該開口部にアクセル、ク
ラツチ、ブレーキペダル等の作動用レバーを挿通
して、その上端部をキヤビン内に突出させてお
り、従つてこの開口部からキヤビン内へ粉塵や雨
水等が浸入する惧れがあり、また外部の騒音もう
まく遮断できなかつた。
本考案は上記問題点を解消したもので、その特
徴とするところは、開口部17,23に作動用レ
バー15,21が挿通されたものにおいて、開口
部17,23の開口縁部に、レバー15,21を
両側から挟むように長手方向全長にわたつて幅方
向一対のシール材18,26が設けられ、このシ
ール材18,26には開口縁部を挟持する断面U
字状の取付部19,24と、該取付部19,24
から開口部17,23の幅方向内方に突出した弾
性閉塞部20,25とが一体に備えられ、各シー
ル材18,26の弾性閉塞部20,25が、長手
方向全長に亘る円筒形状に形成されると共に、開
口部17,23を長手方向全長に亘つて閉塞しか
つ弾性変形によりレバー15,21の作動を許す
ように互いに突合わせられている点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従つて説明する
と、第1図及び第2図において、1はトラクタ車
体で、前輪2及び後輪3を有する。4はボンネツ
ト、5は計器パネル、6は操向用ハンドルであ
る。7は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ車
体1の後部に搭載されると共に、油圧アーム軸8
廻りに上下動する左右一対のリフトアーム9を有
する。10は油圧装置7上方に配置した運転席、
11は運転席10等を覆うように設けたキヤビン
である。12は後輪3の内側及び上側を覆う左右
一対のフエンダ、13は車体1両側部に水平状に
設けた左右一対のステツプ、14はフロアシート
で、側面S字形態で弯曲され、その左右前部が各
ステツプ13に支持され中間部が油圧装置7を被
覆し、フロアシート14はステツプ13と共にキ
ヤビン11内を防泥、防水すべくその下方を塞い
でいる。
15は左右一対のブレーキペダルで、左右幅の
薄い板形状に形成され、車体1下側に横設したペ
ダル軸16廻りに回動自在に支持されている。こ
の各ブレーキペダル15は第3図及び第4図に示
す如く右ステツプ13に前後方向に長方形に開口
した各開口部17に挿入されて、その上端部はキ
ヤビン11内に突出され、上端に踏込部15aが
形成されており、この踏込部15aを踏込むこと
によりペダル軸16廻りに回動して、開口部17
中央を前後方向に移動し、左右ブレーキ装置を
夫々作動できるようになつている。開口部17の
左右開口縁部17aにはペダル15を左右両側か
ら挟むように長手方向全長にわたる左右一対のシ
ール材18が設けられている。この各シール材1
8はゴム又はプラスチツク等の耐摩耗性の弾性材
を押出成形により一体形成した後、所定長さに寸
断して成るもので、開口部17の左右開口縁部1
7aをその全長に亘つて挟持する断面U字状の取
付部19と、該取付部19からその全長に亘つて
開口部17の幅方向内方に突出した弾性閉塞部2
0とを一体的に備えて成り、取付部19は比較的
硬質な弾性材にて形成され、弾性閉塞部20は弾
性に富む材質で内部が中空な円筒形に形成され、
両弾性閉塞部20は開口部17を閉塞しかつブレ
ーキペダル15の作動を許すように開口部17全
長に亘つて互いに突合わされている。
21は左右幅の薄い板形状に形成したコントロ
ールレバーで、下端がフロアシート14下方の操
作軸22廻りに前後移動自在に支持され、中途部
が第5図に示す如くフロアシート14の右側部に
前後方向に開口した長方形状の開口部23に挿入
されて、上端部がキヤビン11内にて運転席10
側方に配置され前後操作により前記油圧装置7を
制御できるようになつている。開口部23は第5
図に示す如くその左右の開口縁部23aがその全
長に亘つて下方に折曲され、また開口部23は取
付部24と弾性閉塞部25とを備える前記シール
材18と同様のシール材26により塞がれてい
る。ただしこのシール材26は取付部24が下方
に折曲した開口縁部23aを挟持するため、前記
シール材18ではその弾性閉塞部20が取付部1
9の底壁19aから開口部17の幅方向内方に突
出しているのに対し、弾性閉塞部25が取付部2
4の側壁24bから開口部23の幅方向内方に突
出している。
27は計器パネル5側方に配置した変速レバー
で、第6図に示す如く板バネ28を介して横軸2
9廻りに前後操作可能に支持され、この前後操作
によりリンク30、ロツド31等を介して変容量
形油圧ポンプの吐出量を制御できるようになつて
おり、板バネ28は変速レバー27を計器パネル
5側に付勢している。32は計器パネル5側部に
ボルト33により取付けたガイド板で、第6図乃
至第8図に示す如くガイド板32には中央で左右
方向に階段状に屈曲したガイド孔34が前後方向
に開口され、このガイド孔34に変速レバー27
が挿入されている。またガイド板32の下面に位
置決め部材35がボルト36により固定され、位
置決め部材35の右側端部はガイド孔34の左側
端縁に沿つてガイド孔34側に突出し、その突出
した右側端部に、縦方向全長に亘つて平面円弧状
に没した係合凹部37がガイド孔34左側端縁に
沿つて波形になるように連続形成されている。こ
の係合凹部37に対応して変速レバー27にその
左側面中央から保持孔38が左右方向に没設さ
れ、また変速レバー27にその右側面から上下一
対の丸孔39が保持孔38に連通するように没設
形成されている。保持孔38には係合凹部37に
係脱自在に係合する縦方向のローラ40が位置決
め部材35に向けて出退自在に収納され、各丸孔
39にはその右開口端を塞ぐ蓋体41が着脱自在
に螺合され、各蓋体41とローラ40との間にロ
ーラ40を位置決め部材35側に付勢するように
コイルバネ42が設けられ、各コイルバネ42は
蓋体41の螺合調整によりその付勢力を調整でき
る。さらに第9図にも示す如く変速レバー27の
左側面に保持孔38を塞ぐように係止板43が取
付られ、該係止板43には、ローラ40を脱出不
能としてその左側端部を保持孔38から位置決め
部材35側に突出できるように、ローラ40径よ
り小幅の開口44が開設されている。
上記実施例の構成によれば、ブレーキペダル1
5を踏み込むと、ブレーキペダル15は開口部1
7中央を前後方向に移動するのであるが、このと
き一対のシール材18の各弾性閉塞部20はブレ
ーキペダル15に押されて、開口部17の幅方向
外方に容易に弾性変形するため、ブレーキペダル
15は弾性閉塞部20間を前後方向にスムーズに
移動でき、しかも両弾性閉塞部20の対向端部は
ブレーキペダル15に対応する位置ではその弾性
力によりペダル15に密着状に接触し、またブレ
ーキペダル15から離れた位置では互いに密着状
に突合わさつて開口部17を高精度で密閉する。
またコントロールレバー21についても同様で、
コントロールレバー21をスムーズに前後操作で
きると共に、コントロールレバー21用の開口部
23を一対のシール材26により高精度で密閉で
きる。従つて開口部17,23からキヤビン11
内への粉塵や雨水等の浸入を確実に防止できると
共に、外部の騒音もシール材18,26により効
果的に遮断でき、運転者にとつて非常に快適な乗
り心地となる。
また、変速レバー27を前後操作すると、変速
レバー27は板バネ28により計器パネル5側に
付勢されているが、ローラ40がコイルバネ42
に付勢されて保持孔38から位置決め部材35側
に突出しているので、ローラ40が位置決め部材
35の係合凹部37を順次係脱し、変速レバー2
7はガイド板32に全く接触することなく、スム
ーズに操作方向に移動する。従つて、変速レバー
27の操作が簡単になると共に、変速レバー27
にガイド板32との摩擦による局部的な摩耗が生
ぜず、変速レバー27の寿命を大幅に伸長し得
る。また変速レバー27を、ローラ40が何れか
の係合凹部37に係合する略連続した任意の位置
で確実に停止でき、しかもこのときローラ40の
係合凹部37への係合により車体1の振動等で変
速レバー27の停止位置が不測に変動する惧れも
なくなる。なお、ローラ40に代えてボールを使
用してもよい。
なお、前記実施例ではシール材18,26の弾
性閉塞部20,25を内部が中空な円筒状に形成
しているが、この形状に限定されず、例えば内部
が中実であつてもよく、要するに開口部17,2
3を閉塞しかつブレーキペダル15、コントロー
ルレバー21がスムーズに移動し得るように弾性
変形できればよい。またシール材18,26を設
ける開口部はブレーキペダル15、コントロール
レバー21用に限定されず、クラツチペダル、ア
クセルペダル、変速レバーその他の作動用レバー
開口部にも同様に設けることができる。
本考案によれば、作動用レバーが挿入された開
口部の開口縁部にレバーを両側から挟むように長
手方向全長にわたつて一対のシール材が設けられ
このシール材は、開口部を閉塞しかつレバーの作
動を許すように互いに突合わせられた弾性閉塞部
を備えているので、開口部からの粉塵や雨水等の
浸入を確実に防止し得ると共に、騒音も効果的に
遮断でき、しかも開口部を塞いでいるにも拘わら
ず弾性閉塞部の弾性変形により作動用レバーをス
ムーズに作動でき、そのレバー操作を損なうこと
もない。またシール材は開口縁部を挟持する断面
U字状の取付部を備え、前記弾性閉塞部は該取付
部から開口部の幅方向内方に突出して一体形成さ
れているので、シール材を開口部の開口縁部に簡
単に装着でき、しかも構造簡単にして製造容易で
ありかつ安価に提供できる。また開口部を植毛に
て塞ぐようにしたものに比べても、耐久性に優れ
外観上もスツキリして体裁もよい。
しかも、各シール材18,26の弾性閉塞部2
0,25が、長手方向全長に亘る円筒形状に形成
されているので、弾性閉塞部20,25が円筒形
に戻ろうとする弾性力を有効に利用して弾性閉塞
部20,25の対向端部同志を確実に面接触させ
ることができ、シール効果及び妨害効果をより顕
著に発揮することができる。また弾性閉塞部2
0,25はレバー15,21に対して周方向の一
部が湾曲面にて接触するため、レバー15,21
との摺動によつて弾性閉塞部20,25が損傷す
る惧れも非常に少なくなるし、また弾性閉塞部2
0,25がレバー15,21の作動に対して大き
な抵抗になるようなこともなく、レバー15,2
1をスムーズにレバー操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同要部の拡大側面図、第3図は第2図のA−
A線断面図、第4図は第2図のB−B線断面図、
第5図は第2図のC−C線断面図、第6図は変速
レバー部分の拡大側面図、第7図は同平面図、第
8図は第7図のD−D線断面図、第9図は変速レ
バーの側面図である。 15……ブレーキペダル(作動用レバー)、1
7……開口部、17a……開口縁部、18……シ
ール材、19……取付部、20……弾性閉塞部、
21……コントロールレバー(作動用レバー)、
23……開口部、23a……開口縁部、24……
取付部、25………弾性閉塞部、26……シール
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部17,23に作動用レバー15,21が
    挿通されたものにおいて、開口部17,23の開
    口縁部に、レバー15,21を両側から挟むよう
    に長手方向全長にわたつて幅方向一対のシール材
    18,26が設けられ、このシール材18,26
    には開口縁部を挟持する断面U字状の取付部1
    9,24と、該取付部19,24から開口部1
    7,23の幅方向内方に突出した弾性閉塞部2
    0,25とが一体に備えられ、各シール材18,
    26の弾性閉塞部20,25が、長手方向全長に
    亘る円筒形状に形成されると共に、開口部17,
    23を長手方向全長に亘つて閉塞しかつ弾性変形
    によりレバー15,21の作動を許すように互い
    に突合わせられていることを特徴とするレバー用
    開口部のシール構造。
JP1980123661U 1980-08-28 1980-08-28 Expired JPS6145525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980123661U JPS6145525Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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JP1980123661U JPS6145525Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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Publication Number Publication Date
JPS5746913U JPS5746913U (ja) 1982-03-16
JPS6145525Y2 true JPS6145525Y2 (ja) 1986-12-22

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ID=29484227

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JP1980123661U Expired JPS6145525Y2 (ja) 1980-08-28 1980-08-28

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4797400B2 (ja) * 2005-02-25 2011-10-19 井関農機株式会社 走行車輌
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JPS5122424U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19

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JPS52115022U (ja) * 1976-02-27 1977-09-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122424U (ja) * 1974-08-07 1976-02-19

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JPS5746913U (ja) 1982-03-16

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