JPH0312575Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0312575Y2 JPH0312575Y2 JP1984125182U JP12518284U JPH0312575Y2 JP H0312575 Y2 JPH0312575 Y2 JP H0312575Y2 JP 1984125182 U JP1984125182 U JP 1984125182U JP 12518284 U JP12518284 U JP 12518284U JP H0312575 Y2 JPH0312575 Y2 JP H0312575Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- shift lever
- gear shift
- seat
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は農用トラクターのフエンダーとフエン
ダーの直近に配置されて前後に回動される操作レ
バーの構造に関するものである。
ダーの直近に配置されて前後に回動される操作レ
バーの構造に関するものである。
(ロ) 従来技術
従来から農用トラクターのフエンダーの近辺に
操作レバーを設ける構成は公知とされているので
ある。例えば、実公昭58−55071号公報や、実開
昭54−122548号公報や、実開昭56−5221号公報や
実開昭57−140432号の如くである。
操作レバーを設ける構成は公知とされているので
ある。例えば、実公昭58−55071号公報や、実開
昭54−122548号公報や、実開昭56−5221号公報や
実開昭57−140432号の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし上記の従来の技術においては、フエンダ
ーの上に、変速レバーが突出し、該変速レバーの
突出部を被覆するアシストバーが設けられていな
いので、オペレーターが座席に乗降する際におい
て、この変速レバーを誤操作してしまうという不
具合があつたのである。
ーの上に、変速レバーが突出し、該変速レバーの
突出部を被覆するアシストバーが設けられていな
いので、オペレーターが座席に乗降する際におい
て、この変速レバーを誤操作してしまうという不
具合があつたのである。
本考案はこのような従来技術の不具合いを解消
する為に、フエンダーの上の凹部内で回動可能と
して、突出したPTO変速レバーの上端握り部が、
オペレーターの乗降経路に突出しないように、ア
シストバーにより、PTO変速レバーの握り部を
保護したものである。
する為に、フエンダーの上の凹部内で回動可能と
して、突出したPTO変速レバーの上端握り部が、
オペレーターの乗降経路に突出しないように、ア
シストバーにより、PTO変速レバーの握り部を
保護したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段
本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
成する為の構成を説明すると。
座席１とフエンダー７の間で、フエンダー７の
側に接近し、前後回動するPTO変速レバー２を
配置し、該フエンダー７上でアシストバー４と座
席１との間に補強用の凹部７ａを設け、該凹部７
ａ内でPTO変速レバー２の一部を前後回動可能
とし、該PTO変速レバー２の上端握り部がアシ
ストバー４よりも下方位置で回動すべく構成した
ものである。
側に接近し、前後回動するPTO変速レバー２を
配置し、該フエンダー７上でアシストバー４と座
席１との間に補強用の凹部７ａを設け、該凹部７
ａ内でPTO変速レバー２の一部を前後回動可能
とし、該PTO変速レバー２の上端握り部がアシ
ストバー４よりも下方位置で回動すべく構成した
ものである。
(ホ) 実施例と作用
本考案の目的・構成は以上の如くであり添付の
図面に示した実施例の構成を説明する。
図面に示した実施例の構成を説明する。
第１図は本考案の変速レバーとフエンダーの構
成を示す側面断面図、第２図は同じく平面図、第
３図は同じく前面断面図、第４図は従来の構造を
示す前面断面図、第５図は変速レバー３の変速レ
バーガイドの平面図、第６図は変速レバーガイド
の化粧板を取り外した状態の平面図である。
成を示す側面断面図、第２図は同じく平面図、第
３図は同じく前面断面図、第４図は従来の構造を
示す前面断面図、第５図は変速レバー３の変速レ
バーガイドの平面図、第６図は変速レバーガイド
の化粧板を取り外した状態の平面図である。
第１図・第２図・第３図より考案の要部を説明
すると。
すると。
座席１と農用トラクターの左右の後輪との間に
立設して左右のフエンダー７・７が設けられてい
る。
立設して左右のフエンダー７・７が設けられてい
る。
実施例ではその中で右側のフエンダー７を図示
している。農用トラクターのエンジンの後面にク
ラツチハウジング１１が固設され、その後にセン
タープレート１０が固設され、更にその後にミツ
シヨンケース９が固着され、ミツシヨンケース９
の上面に油圧ケース２１が載置されている。油圧
ケース２１上には座席１の前後摺動レール２０ａ
と座席１の前後摺動レール２０ａが一体的に構成
されている。
している。農用トラクターのエンジンの後面にク
ラツチハウジング１１が固設され、その後にセン
タープレート１０が固設され、更にその後にミツ
シヨンケース９が固着され、ミツシヨンケース９
の上面に油圧ケース２１が載置されている。油圧
ケース２１上には座席１の前後摺動レール２０ａ
と座席１の前後摺動レール２０ａが一体的に構成
されている。
本考案の要部であるPTO変速レバー２、変速
レバー３はこの座席１のブラケツト２０ｂに回動
枢支軸１４，１５を設けている。
レバー３はこの座席１のブラケツト２０ｂに回動
枢支軸１４，１５を設けている。
PTO変速装置のシフトフオークに連結された
アーム１２はリンク１３を介してPTO変速レバ
ー２の逆端のアーム１９に連結されている。
アーム１２はリンク１３を介してPTO変速レバ
ー２の逆端のアーム１９に連結されている。
PTO変速レバー２はその中途部を枢支軸１４
に枢支しており、上端は第３図の如く外側へ座席
１を避けて曲折され、フエンダー７の上面で上方
に向けて曲折されている。
に枢支しており、上端は第３図の如く外側へ座席
１を避けて曲折され、フエンダー７の上面で上方
に向けて曲折されている。
従来は第４図に示す如く、フエンダー７の内面
に沿つて曲折され座席１の右端から突出されてい
たのであるが、狭い空間を通過しているので変速
の為に前後へ回動するとフエンダー７又は座席１
の一部に干渉する恐れがあつたのである。
に沿つて曲折され座席１の右端から突出されてい
たのであるが、狭い空間を通過しているので変速
の為に前後へ回動するとフエンダー７又は座席１
の一部に干渉する恐れがあつたのである。
本考案ではこの不具合を解消する為にフエンダ
ー７のアシストバー４の基部において、座席側に
補強を兼ねる凹部７ａを設け、この凹部７ａ内で
PTO変速レバー２の一部を前後回動自在として
いる。
ー７のアシストバー４の基部において、座席側に
補強を兼ねる凹部７ａを設け、この凹部７ａ内で
PTO変速レバー２の一部を前後回動自在として
いる。
本実施例においては、PTO変速レバー２の上
方への曲折部をこの凹部７ａ内に嵌装させている
が、他のレバーでもよいのである。
方への曲折部をこの凹部７ａ内に嵌装させている
が、他のレバーでもよいのである。
又走行変速装置はミツシヨンケース９内に配置
された油圧クラツチ式の変速装置にて構成されて
おり、この油圧制御弁がセンタープレート１０内
に配置されている。アーム１８にて油圧制御弁を
操作して前進２段・後進１段に変速する。リンク
１７を介してアーム１６へ連結され、リンク６と
アーム１６は、ブラケツト２０ａの枢支軸１５に
枢支されている。
された油圧クラツチ式の変速装置にて構成されて
おり、この油圧制御弁がセンタープレート１０内
に配置されている。アーム１８にて油圧制御弁を
操作して前進２段・後進１段に変速する。リンク
１７を介してアーム１６へ連結され、リンク６と
アーム１６は、ブラケツト２０ａの枢支軸１５に
枢支されている。
そして更にピンジヨイント２５を介して走行変
速レバー３に連結されている。
速レバー３に連結されている。
ピンジヨイント２５部分はフエンダー７の下面
に構成された補強箱８内にて、前後に回動可能と
されている。リンク６は第２図の如くフエンダー
７の内面に開口７ｂより補強箱８に挿入されてい
る。
に構成された補強箱８内にて、前後に回動可能と
されている。リンク６は第２図の如くフエンダー
７の内面に開口７ｂより補強箱８に挿入されてい
る。
変速レバー３の回動幅はフエンダー７の上部平
面から前方傾斜面７ｄまで至つており、第１図に
示す如く側面視「く」の字形の変速レバーガイド
５をフエンダー７の上面に貼設している。そし
て、フエンダー７の上部平面７と前方傾斜面７ｄ
の曲折開始域を中立Ｎの位置とし、これより前の
前方傾斜面７ｄ側を前進域とし、これより後の上
部平面域を後進域として、オペレーターの前進又
は後進への操作を認識させるべく構成している。
操作レバーを前方傾斜面のみに設けると押し下げ
る際、引き上げる際にどうしても同じ方向である
ので過大な力がかかり、リンクを曲げたりアーム
を曲げたりする危険があるが、曲折開始域で前進
と後進を分けることにより、オペレーターの連続
的な過大操作及びこれに伴う誤操作の傾向をなく
すことができたものである。
面から前方傾斜面７ｄまで至つており、第１図に
示す如く側面視「く」の字形の変速レバーガイド
５をフエンダー７の上面に貼設している。そし
て、フエンダー７の上部平面７と前方傾斜面７ｄ
の曲折開始域を中立Ｎの位置とし、これより前の
前方傾斜面７ｄ側を前進域とし、これより後の上
部平面域を後進域として、オペレーターの前進又
は後進への操作を認識させるべく構成している。
操作レバーを前方傾斜面のみに設けると押し下げ
る際、引き上げる際にどうしても同じ方向である
ので過大な力がかかり、リンクを曲げたりアーム
を曲げたりする危険があるが、曲折開始域で前進
と後進を分けることにより、オペレーターの連続
的な過大操作及びこれに伴う誤操作の傾向をなく
すことができたものである。
第５図・第６図に示す如く、変速レバー３のガ
イド溝は蛇行しており、できるだけ一気に後進か
ら前進２速又はこの逆が行えないように構成して
いる。
イド溝は蛇行しており、できるだけ一気に後進か
ら前進２速又はこの逆が行えないように構成して
いる。
又中立位置に行つ入つた変速レバーが走行位置
へ入らないように凹部も構成している。
へ入らないように凹部も構成している。
(ヘ) 考案の効果
以上の如く本考案は構成したので次のような効
果を奏するものである。
果を奏するものである。
即ち、PTO変速レバー２の上端握り部が、ア
シストバー４よりも上方に出ないような位置で、
前後に回動すべく構成したので、該PTO変速レ
バー２が操作後において、どの位置にある場合で
も、上端握り部がアシストバー４から上方に突出
しないので、オペレーターが座席１に乗降する場
合において、このPTO変速レバー２を衣服に引
つ掛けたり、誤操作するという不具合いが無くな
つたのである。
シストバー４よりも上方に出ないような位置で、
前後に回動すべく構成したので、該PTO変速レ
バー２が操作後において、どの位置にある場合で
も、上端握り部がアシストバー４から上方に突出
しないので、オペレーターが座席１に乗降する場
合において、このPTO変速レバー２を衣服に引
つ掛けたり、誤操作するという不具合いが無くな
つたのである。
第１図は本考案の操作レバーとフエンダーの構
成を示す側面断面図、第２図は同じく平面図、第
３図は同じ前面断面図、第４図は従来の構造を示
す前面断面図、第５図は変速レバー３の変速レバ
ーガイドの平面図、第６図は変速レバーガイドの
化粧板を取り外した状態の平面図である。 １……座席、２……PTO変速レバー、３……
走行変速レバー、４……アシストバー、７……フ
エンダー、７ａ……フエンダー凹部。
成を示す側面断面図、第２図は同じく平面図、第
３図は同じ前面断面図、第４図は従来の構造を示
す前面断面図、第５図は変速レバー３の変速レバ
ーガイドの平面図、第６図は変速レバーガイドの
化粧板を取り外した状態の平面図である。 １……座席、２……PTO変速レバー、３……
走行変速レバー、４……アシストバー、７……フ
エンダー、７ａ……フエンダー凹部。
Claims (1)
- 座席１とフエンダー７の間で、フエンダー７の
側に接近し、前後回動するPTO変速レバー２を
配置し、該フエンダー７上でアシストバー４と座
席１との間に補強用の凹部７ａを設け、該凹部７
ａ内でPTO変速レバー２の一部を前後回動可能
とし、該PTO変速レバー２の上端握り部がアシ
ストバー４よりも下方位置で回動すべく構成した
ことを特徴とする農用トラクターの操作レバー構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12518284U JPS6139633U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 農用トラクタ−の操作レバ−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12518284U JPS6139633U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 農用トラクタ−の操作レバ−構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6139633U JPS6139633U (ja) | 1986-03-13 |
| JPH0312575Y2 true JPH0312575Y2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=30683867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12518284U Granted JPS6139633U (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 農用トラクタ−の操作レバ−構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139633U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0674059B2 (ja) * | 1990-05-29 | 1994-09-21 | 三菱農機株式会社 | 農用トラクタにおける制御操作具の配置構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855071U (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-14 | 松田 雅也 | 包装用容器 |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP12518284U patent/JPS6139633U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5855071U (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-14 | 松田 雅也 | 包装用容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6139633U (ja) | 1986-03-13 |
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