JPS6135483Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135483Y2 JPS6135483Y2 JP1981019429U JP1942981U JPS6135483Y2 JP S6135483 Y2 JPS6135483 Y2 JP S6135483Y2 JP 1981019429 U JP1981019429 U JP 1981019429U JP 1942981 U JP1942981 U JP 1942981U JP S6135483 Y2 JPS6135483 Y2 JP S6135483Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- relay
- handle
- interlocked
- clutch housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、前後進型車輛のステアリング装置に
関し、構造を簡素化し、かつ車体に沿つてコンパ
クトに取付けるようにしたものである。
関し、構造を簡素化し、かつ車体に沿つてコンパ
クトに取付けるようにしたものである。
トラクタその他の作業用車輛では、装着する作
業機によつて前進又は後進で使用することがあ
る。そこで、ハンドルを着脱自在に取付ける取付
部を車体に前後一対設け、進行方向にハンドルの
取付位置を変え、常に進行方向に向いてステアリ
ング操作を行ない得るようにしている。しかし、
従来のこの種装置は、車体内部に前後方向の軸を
設け、この軸にベベルギヤー機構を介して各取付
部を連動させる等、構造が複雑であり、またミツ
シヨン装置等との関係で制約を受ける欠点があつ
た。
業機によつて前進又は後進で使用することがあ
る。そこで、ハンドルを着脱自在に取付ける取付
部を車体に前後一対設け、進行方向にハンドルの
取付位置を変え、常に進行方向に向いてステアリ
ング操作を行ない得るようにしている。しかし、
従来のこの種装置は、車体内部に前後方向の軸を
設け、この軸にベベルギヤー機構を介して各取付
部を連動させる等、構造が複雑であり、またミツ
シヨン装置等との関係で制約を受ける欠点があつ
た。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的としたものであつて、その特徴とする
処は、ハンドルを着脱自在に取付ける取付部を車
体に前後一対設け、進行方向に応じてハンドルの
取付位置を変えるようにした前後進型車輛におい
て、前後方向の中継軸を有する中継ボツクスを車
体を構成するクラツチハウジング19の一側に設
け、車体に沿つて設けた回転連動系を介して該中
継軸の一端を操向車輪に、他端を後部取付部に
夫々連動連結し、前部取付部をクラツチハウジン
グの上面の幅方向略中央に設け、さらに前部取付
部を、クラツチハウジングの側面開口部を貫通す
る上下方向の連動軸を介して中継ボツクス内で中
継軸に連動連結した点にある。
ことを目的としたものであつて、その特徴とする
処は、ハンドルを着脱自在に取付ける取付部を車
体に前後一対設け、進行方向に応じてハンドルの
取付位置を変えるようにした前後進型車輛におい
て、前後方向の中継軸を有する中継ボツクスを車
体を構成するクラツチハウジング19の一側に設
け、車体に沿つて設けた回転連動系を介して該中
継軸の一端を操向車輪に、他端を後部取付部に
夫々連動連結し、前部取付部をクラツチハウジン
グの上面の幅方向略中央に設け、さらに前部取付
部を、クラツチハウジングの側面開口部を貫通す
る上下方向の連動軸を介して中継ボツクス内で中
継軸に連動連結した点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、図面は農用トラクタを例示し、第1図及び第
2図において、1はトラクタ車体で、エンジン2
及びミツシヨンケース3等を構造体として成り、
該トラクタ車体1の前部には前車軸フレーム4、
前車軸ケース5等を介して、操向車輪としての前
輪が支架され、その各前輪は前車軸ケース5に装
着された操向ギヤーボツクス6の摺動杆7の横移
動によりステアリング動作可能とされる。なお摺
動杆7は操向軸8の正逆回転によつてラツクピニ
オン機構を介して横方向に摺動自在である。トラ
クタ車体1の後部両側にはブレーキ装置を内蔵す
るブレーキケース9、後車軸ケース10等を介し
て各後輪が夫々設けられている。11は後輪フエ
ンダー、12は作業機昇降用の油圧装置、13は
エンジン2等を覆うボンネツトである。14は運
転席で、油圧装置12の上方位置とボンネツト1
3の後部上方位置とに変更可能に設けられる。1
5はハンドルで、ハンドル軸16の上端に固設さ
れ、またそのハンドル軸16はハンドルポスト1
7に回転自在に軸支されている。18はハンドル
15を前向状態に取付ける前部取付部で、ミツシ
ヨンケース3前部のクラツチハウジング部19上
面の幅方向略中央に設けられている。前部取付部
18は第3図に示すように取付台20と、この取
付台20にボール軸受21を介して回転自在に保
持された連結軸23とを有する。取付台20はク
ラツチハウジング部19上面の開口部23を塞ぐ
ように装着されると共に、ハンドルポスト17を
嵌着する受部24が一体形成される。受部24は
筒状部の一部を切欠いたものであつて、この受部
24の上端部には第4図の如く締付具25が着脱
自在に設けられる。締付具25はバンド26と、
これの遊端側に挿通されかつ一方に固着のめねじ
体27に螺着されたねじ軸28と、このねじ軸2
8を回すレバー29と等から構成される。ねじ軸
28はハンドルポスト17の周溝30に係合せし
められ、またハンドルポスト17には抜取り時に
ねじ軸28の通過を許す偏平部31が設けられて
いる。連結軸22は上端にスプライン部32を有
し、これにハンドル軸16下端のスプライン筒部
33が着脱自在に連結される。
と、図面は農用トラクタを例示し、第1図及び第
2図において、1はトラクタ車体で、エンジン2
及びミツシヨンケース3等を構造体として成り、
該トラクタ車体1の前部には前車軸フレーム4、
前車軸ケース5等を介して、操向車輪としての前
輪が支架され、その各前輪は前車軸ケース5に装
着された操向ギヤーボツクス6の摺動杆7の横移
動によりステアリング動作可能とされる。なお摺
動杆7は操向軸8の正逆回転によつてラツクピニ
オン機構を介して横方向に摺動自在である。トラ
クタ車体1の後部両側にはブレーキ装置を内蔵す
るブレーキケース9、後車軸ケース10等を介し
て各後輪が夫々設けられている。11は後輪フエ
ンダー、12は作業機昇降用の油圧装置、13は
エンジン2等を覆うボンネツトである。14は運
転席で、油圧装置12の上方位置とボンネツト1
3の後部上方位置とに変更可能に設けられる。1
5はハンドルで、ハンドル軸16の上端に固設さ
れ、またそのハンドル軸16はハンドルポスト1
7に回転自在に軸支されている。18はハンドル
15を前向状態に取付ける前部取付部で、ミツシ
ヨンケース3前部のクラツチハウジング部19上
面の幅方向略中央に設けられている。前部取付部
18は第3図に示すように取付台20と、この取
付台20にボール軸受21を介して回転自在に保
持された連結軸23とを有する。取付台20はク
ラツチハウジング部19上面の開口部23を塞ぐ
ように装着されると共に、ハンドルポスト17を
嵌着する受部24が一体形成される。受部24は
筒状部の一部を切欠いたものであつて、この受部
24の上端部には第4図の如く締付具25が着脱
自在に設けられる。締付具25はバンド26と、
これの遊端側に挿通されかつ一方に固着のめねじ
体27に螺着されたねじ軸28と、このねじ軸2
8を回すレバー29と等から構成される。ねじ軸
28はハンドルポスト17の周溝30に係合せし
められ、またハンドルポスト17には抜取り時に
ねじ軸28の通過を許す偏平部31が設けられて
いる。連結軸22は上端にスプライン部32を有
し、これにハンドル軸16下端のスプライン筒部
33が着脱自在に連結される。
34はハンドル15を後向状態に取付ける後部
取付部で、取付台35が油圧装置12の側面に装
着される他は、第5図に示す如く受部36、連結
軸37、ボール軸受38、スプライン部39等は
前部連結部18と同一の構成であり、ハンドルポ
スト17、ハンドル軸16等は、この後部取付部
34にも取付け可能である。40は中継ボツクス
で、第3図及び第6図に示すようにクラツチハウ
ジング部19の一側下部に形成された開口部19
aを閉鎖するように取付けられており、この中継
ボツクス40には前後方向の中継軸41が回転自
在に挿支される。中継軸41は自在接手42、連
動軸43及び自在接手44から成る回転連動系4
5を介して操向ギヤーボツクス6の操向軸8に連
動連結されている。連動軸43はエンジン2の側
部下方に、エンジン2に近接して配置されてい
る。中継軸41は後方に大きく延出せしめられ、
その後端は第5図に示す如くミツシヨンケース3
に固設された軸受具46により回転自在に保持さ
れると共に、2個の自在接手47,48、連動軸
49、自在接手50,51′から成る回転連動系
52を介して連結軸37に連動連結されている。
連動軸49はブレーキケース9の前方に前下がり
状に配置され、かつミツシヨンケース3に装着さ
れた軸受具50′により回転自在に保持されてい
る。51は上下方向の回転連動系を構成する連動
軸で、クラツチハウジング部19の開口部19a
を斜めに貫通して外下がりに配置されており、こ
の連動軸51の上端は自在接手52を介して連結
軸22に、下端は中継ボツクス40内のベベルギ
ヤー機構53を介して中継軸41に夫々連動連結
されている。ベベルギヤー機構53は連動軸51
の下端に套嵌されたベベルギヤー54と、中継軸
41に套嵌されたベベルギヤー55とから成る。
なお各取付台20,35の受部24,36には水
抜き孔56,57が形成されている。
取付部で、取付台35が油圧装置12の側面に装
着される他は、第5図に示す如く受部36、連結
軸37、ボール軸受38、スプライン部39等は
前部連結部18と同一の構成であり、ハンドルポ
スト17、ハンドル軸16等は、この後部取付部
34にも取付け可能である。40は中継ボツクス
で、第3図及び第6図に示すようにクラツチハウ
ジング部19の一側下部に形成された開口部19
aを閉鎖するように取付けられており、この中継
ボツクス40には前後方向の中継軸41が回転自
在に挿支される。中継軸41は自在接手42、連
動軸43及び自在接手44から成る回転連動系4
5を介して操向ギヤーボツクス6の操向軸8に連
動連結されている。連動軸43はエンジン2の側
部下方に、エンジン2に近接して配置されてい
る。中継軸41は後方に大きく延出せしめられ、
その後端は第5図に示す如くミツシヨンケース3
に固設された軸受具46により回転自在に保持さ
れると共に、2個の自在接手47,48、連動軸
49、自在接手50,51′から成る回転連動系
52を介して連結軸37に連動連結されている。
連動軸49はブレーキケース9の前方に前下がり
状に配置され、かつミツシヨンケース3に装着さ
れた軸受具50′により回転自在に保持されてい
る。51は上下方向の回転連動系を構成する連動
軸で、クラツチハウジング部19の開口部19a
を斜めに貫通して外下がりに配置されており、こ
の連動軸51の上端は自在接手52を介して連結
軸22に、下端は中継ボツクス40内のベベルギ
ヤー機構53を介して中継軸41に夫々連動連結
されている。ベベルギヤー機構53は連動軸51
の下端に套嵌されたベベルギヤー54と、中継軸
41に套嵌されたベベルギヤー55とから成る。
なお各取付台20,35の受部24,36には水
抜き孔56,57が形成されている。
58は前部クラツチペダル、59,59は左右
一対のブレーキペダルで、これらは何れも前進走
行用のものであり、トラクタ車体1の下腹部に横
架されたペダル軸60により支持されている。6
1は後部クラツチペダル、62,62は左右一対
の後部ブレーキペダルで、これらは後進走行用の
ものであつて、第7図及び第8図の如くトラクタ
車体1の後部両側に配置されている。後部クラツ
チペダル61はペダル軸63に、後部ブレーキペ
ダル62,62はペダル軸64により夫々支持さ
れ、その各後部ブレーキペダル62,62は油圧
装置12の側方位置に図外の取付ブラケツトを介
して並設された一対のマスタシリンダ65,65
に、ロツド66,66を介して連動連結される。
また前部ブレーキペダル59,59はレバー6
7,67、ロツド68,68等を介して後部ブレ
ーキペダル62,62に連動連結されている。ペ
ダル軸63,64は同一軸心上にあり、そのペダ
ル軸63には油圧装置12の上方に延設されたア
ーム69が後部クラツチペダル61と一体回動す
るように設けられ、またペダル軸64には油圧装
置12の上方に延設されたアーム70が回動自在
に支持されている。そしてこの両者アーム69,
70は油圧装置12上で、アーム69側から操作
力をアーム70側へと伝達するように前後に接当
せしめられる。アーム70はレバー71、ロツド
72、レバー73を介して前部クラツチペダル5
8に連動連結されている。74,74はトラクタ
車体1の両側に配置されたステツプである。
一対のブレーキペダルで、これらは何れも前進走
行用のものであり、トラクタ車体1の下腹部に横
架されたペダル軸60により支持されている。6
1は後部クラツチペダル、62,62は左右一対
の後部ブレーキペダルで、これらは後進走行用の
ものであつて、第7図及び第8図の如くトラクタ
車体1の後部両側に配置されている。後部クラツ
チペダル61はペダル軸63に、後部ブレーキペ
ダル62,62はペダル軸64により夫々支持さ
れ、その各後部ブレーキペダル62,62は油圧
装置12の側方位置に図外の取付ブラケツトを介
して並設された一対のマスタシリンダ65,65
に、ロツド66,66を介して連動連結される。
また前部ブレーキペダル59,59はレバー6
7,67、ロツド68,68等を介して後部ブレ
ーキペダル62,62に連動連結されている。ペ
ダル軸63,64は同一軸心上にあり、そのペダ
ル軸63には油圧装置12の上方に延設されたア
ーム69が後部クラツチペダル61と一体回動す
るように設けられ、またペダル軸64には油圧装
置12の上方に延設されたアーム70が回動自在
に支持されている。そしてこの両者アーム69,
70は油圧装置12上で、アーム69側から操作
力をアーム70側へと伝達するように前後に接当
せしめられる。アーム70はレバー71、ロツド
72、レバー73を介して前部クラツチペダル5
8に連動連結されている。74,74はトラクタ
車体1の両側に配置されたステツプである。
上記構成において、前進走行で使用する場合に
は、第1図の実線に示す如くハンドル15を前部
取付部18側に取付けると共に、運転席14を油
圧装置12の上方に取付ける。この場合、ハンド
ルポスト17を取付台20の受部24に内嵌させ
れば、ハンドル軸16のスプライン筒部33が連
結軸22にスプライン嵌合するので、ねじ軸28
をハンドルポスト17の周溝30に係合させた
後、レバー29によりねじ軸28を回し、締付具
25の締付けによつてハンドルポスト17を受部
24に固定する。なおハンドルポスト17の挿入
時には、その偏平部31をねじ軸28に合わせた
後、ハンドルポスト17を下方に押下げる。そし
てねじ軸28が周溝30まで達すれば、ハンドル
ポスト17を回動させてねじ軸28から偏平部3
1を周方向にずらせておく。このようにしてハン
ドル15の取付た後、ハンドル15を操作する
と、ハンドル軸16、連結軸22、自在接手5
2、連動軸51、ベベルギヤー機構53、中継軸
41、自在接手42、連動軸43、自在接手44
を介して操向ギヤーボツクス6の操向軸8が正逆
回動し、前輪をステアリング動作させることがで
きる。この時、連動軸49等も一体に回動する。
前部クラツチペダル58を踏込めばクラツチが切
断すると共に、レバー73、ロツド72及びレバ
ー71を介してアーム70もペダル軸62廻りに
回動する。また前部ブレーキペダル59,59を
踏込むと、ロツド68,68を介して後部ブレー
キペダル62.62がペダル軸64廻りに回動
し、ロツド66,66を介してマスタシリンダ6
5,65が作動し、各ブレーキが働く。
は、第1図の実線に示す如くハンドル15を前部
取付部18側に取付けると共に、運転席14を油
圧装置12の上方に取付ける。この場合、ハンド
ルポスト17を取付台20の受部24に内嵌させ
れば、ハンドル軸16のスプライン筒部33が連
結軸22にスプライン嵌合するので、ねじ軸28
をハンドルポスト17の周溝30に係合させた
後、レバー29によりねじ軸28を回し、締付具
25の締付けによつてハンドルポスト17を受部
24に固定する。なおハンドルポスト17の挿入
時には、その偏平部31をねじ軸28に合わせた
後、ハンドルポスト17を下方に押下げる。そし
てねじ軸28が周溝30まで達すれば、ハンドル
ポスト17を回動させてねじ軸28から偏平部3
1を周方向にずらせておく。このようにしてハン
ドル15の取付た後、ハンドル15を操作する
と、ハンドル軸16、連結軸22、自在接手5
2、連動軸51、ベベルギヤー機構53、中継軸
41、自在接手42、連動軸43、自在接手44
を介して操向ギヤーボツクス6の操向軸8が正逆
回動し、前輪をステアリング動作させることがで
きる。この時、連動軸49等も一体に回動する。
前部クラツチペダル58を踏込めばクラツチが切
断すると共に、レバー73、ロツド72及びレバ
ー71を介してアーム70もペダル軸62廻りに
回動する。また前部ブレーキペダル59,59を
踏込むと、ロツド68,68を介して後部ブレー
キペダル62.62がペダル軸64廻りに回動
し、ロツド66,66を介してマスタシリンダ6
5,65が作動し、各ブレーキが働く。
後進走行で使用する際には、ハンドルポスト1
7を前部取付部18から外すと共に、締付具25
を外し、これらを後部取付部34に取付けて固定
する。一方、運転席14を油圧装置12上から取
外し、ボンネツト13の後部上方に装着する。こ
の場合にも、ハンドル15を操作すれば、連結軸
37、自在接手50,51′連動軸49、自在接
手47,48を介して中継軸41が回動するの
で、前述同様に連動軸43、操向軸8等を介して
前輪をステアリング動作させることができる。ま
た後部クラツチペダル61を踏込めば、アーム6
9、アーム70及びロツド72等を介してクラツ
チが切断する。後部クラツチペダル62,62を
踏込むと、ロツド66.66を介してマスタシリ
ンダ65,65が作動する。これらの踏込み時
に、前部クラツチペダル58及び前部ブレーキペ
ダル59,59も共に作動するが、別段問題はな
い。
7を前部取付部18から外すと共に、締付具25
を外し、これらを後部取付部34に取付けて固定
する。一方、運転席14を油圧装置12上から取
外し、ボンネツト13の後部上方に装着する。こ
の場合にも、ハンドル15を操作すれば、連結軸
37、自在接手50,51′連動軸49、自在接
手47,48を介して中継軸41が回動するの
で、前述同様に連動軸43、操向軸8等を介して
前輪をステアリング動作させることができる。ま
た後部クラツチペダル61を踏込めば、アーム6
9、アーム70及びロツド72等を介してクラツ
チが切断する。後部クラツチペダル62,62を
踏込むと、ロツド66.66を介してマスタシリ
ンダ65,65が作動する。これらの踏込み時
に、前部クラツチペダル58及び前部ブレーキペ
ダル59,59も共に作動するが、別段問題はな
い。
なお、取付台20,35の各受部24,36に
は、ハンドルポスト17を取付けない側に盲栓を
装着するようにしても良い。
は、ハンドルポスト17を取付けない側に盲栓を
装着するようにしても良い。
また締付具25は実施例のように取外して兼用
しても良いが、各受部24,36の夫々に別個に
独立して設けておいても良い。
しても良いが、各受部24,36の夫々に別個に
独立して設けておいても良い。
本考案では、前後方向の中継軸を有する中継ボ
ツクスを車体の側部に設け、車体に沿つて設けた
回転連動系を介して中継軸を操向車輪及び一方の
取付部に夫々連動連結しているので、中継ボツク
ス、中継軸、回転連動系等のすべてが車体に沿つ
ており、全体をコンパクトにできる。また車体の
側部にあるので、ミツシヨン等との関係を考慮す
る必要がなく、設計が容易である。
ツクスを車体の側部に設け、車体に沿つて設けた
回転連動系を介して中継軸を操向車輪及び一方の
取付部に夫々連動連結しているので、中継ボツク
ス、中継軸、回転連動系等のすべてが車体に沿つ
ており、全体をコンパクトにできる。また車体の
側部にあるので、ミツシヨン等との関係を考慮す
る必要がなく、設計が容易である。
更に本考案によれば、使用頻度の高い前向運転
時にハンドルを操向操作し易いように、前部取付
部をクラツチハウジングの上面の幅方向略中央に
位置させると共に、この場合の構造の簡素化が図
られている。すなわち、車体上面の幅方向略中央
の前部取付部と車体側部の中継軸との連動連結
は、車体上面と側面の双方に沿う連動軸を介して
行なうことが通常考えられるが、そうすると連動
軸は途中で略直角に交叉させて連結する必要があ
り、連結構造が必要である。これに対し本考案で
は、前部取付部と中継軸とをクラツチハウジング
の一側の開口部を貫通する連動軸を介して連動連
結したので、連動軸を途中で連結することなく中
継軸と前部取付部とを連動連結でき、構造簡単な
ものとできる。
時にハンドルを操向操作し易いように、前部取付
部をクラツチハウジングの上面の幅方向略中央に
位置させると共に、この場合の構造の簡素化が図
られている。すなわち、車体上面の幅方向略中央
の前部取付部と車体側部の中継軸との連動連結
は、車体上面と側面の双方に沿う連動軸を介して
行なうことが通常考えられるが、そうすると連動
軸は途中で略直角に交叉させて連結する必要があ
り、連結構造が必要である。これに対し本考案で
は、前部取付部と中継軸とをクラツチハウジング
の一側の開口部を貫通する連動軸を介して連動連
結したので、連動軸を途中で連結することなく中
継軸と前部取付部とを連動連結でき、構造簡単な
ものとできる。
図面は本考案の一実施例を例示し、第1図は概
略側面図、第2図は同平面図、第3図は前部取付
部及び中継ボツクス部の破断側面図、第4図は第
3図の−矢視拡大図、第5図は後部取付部の
破断側面図、第6図は第3図の−矢視図、第
7図は後部ペダル系の側面図、第8図は同平面図
である。 1……トラクタ車体、6……操向ギヤボツク
ス、14……運転席、15……ハンドル、16…
…ハンドル軸、17……ハンドルポスト、18…
…前部取付部、20,35……取付台、22,3
7……連結軸、24,36……受部、25……締
付具、40……中継ボツクス、41……中継軸、
43,49,51……連動軸。
略側面図、第2図は同平面図、第3図は前部取付
部及び中継ボツクス部の破断側面図、第4図は第
3図の−矢視拡大図、第5図は後部取付部の
破断側面図、第6図は第3図の−矢視図、第
7図は後部ペダル系の側面図、第8図は同平面図
である。 1……トラクタ車体、6……操向ギヤボツク
ス、14……運転席、15……ハンドル、16…
…ハンドル軸、17……ハンドルポスト、18…
…前部取付部、20,35……取付台、22,3
7……連結軸、24,36……受部、25……締
付具、40……中継ボツクス、41……中継軸、
43,49,51……連動軸。
Claims (1)
- ハンドル15を着脱自在に取付ける取付部1
8,34を車体に前後一対設け、進行方向に応じ
てハンドル15の取付位置を変えるようにした前
後進型車輌において、前後方向の中継軸41を有
する中継ボツクス40を車体1を構成するクラツ
チハウジング19の一側に設け、車体1に沿つて
設けた回転連動系45,42を介して該中継軸4
1の一端を操向車輪に、他端を後部取付部34に
夫々連動連結し、前部取付部18をクラツチハウ
ジング19の上面の幅方向略中央に設け、さらに
前部取付部18を、クラツチハウジング19の一
側に形成された開口部19aを貫通する上下方向
の連動軸51を介して中継ボツクス40内で中継
軸41に連動連結したことを特徴とする前後進型
車輌のステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981019429U JPS6135483Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981019429U JPS6135483Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57133469U JPS57133469U (ja) | 1982-08-19 |
JPS6135483Y2 true JPS6135483Y2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=29817363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981019429U Expired JPS6135483Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135483Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5957270U (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-14 | 株式会社クボタ | 前後反転型車輛のハンドル支持装置 |
JPS59180962U (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-03 | 株式会社クボタ | 車輛のハンドルポスト取付部のカバ−構造 |
JPH0441008Y2 (ja) * | 1985-11-06 | 1992-09-25 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427429B2 (ja) * | 1975-07-14 | 1979-09-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427429U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-22 |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP1981019429U patent/JPS6135483Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5427429B2 (ja) * | 1975-07-14 | 1979-09-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57133469U (ja) | 1982-08-19 |
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