JPS6315497Y2 - - Google Patents
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- JPS6315497Y2 JPS6315497Y2 JP1986167176U JP16717686U JPS6315497Y2 JP S6315497 Y2 JPS6315497 Y2 JP S6315497Y2 JP 1986167176 U JP1986167176 U JP 1986167176U JP 16717686 U JP16717686 U JP 16717686U JP S6315497 Y2 JPS6315497 Y2 JP S6315497Y2
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- JP
- Japan
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- door
- case
- lever
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- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Hinge Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の構成〕
(産業上の利用分野)
本考案は自動車のドアを所定の開度に保持する
自動車用ドアチエツク装置に関するものである。
自動車用ドアチエツク装置に関するものである。
従来この種の装置には、摩擦抵抗によりドア開
度を無段階に保持する無段チエツク式、デイテン
ト機構により予め設定したドア開度に保持する段
動チエツク式等が提案されている。
度を無段階に保持する無段チエツク式、デイテン
ト機構により予め設定したドア開度に保持する段
動チエツク式等が提案されている。
無段チエツク式は、ドアを任意な開度に保持す
るという点では有利であるが、自動車が坂路に停
車したときドアを開くも坂の傾斜とドアの自重に
よりドアが開き又は閉じ易く、ドアを所望する位
置に保持しにくい。又、平坦地に停車した場合に
おいても、ドアが開放されている時に突風が生ず
るとドアが開き又は閉じ易く、ドアを所望する位
置に保持しにくいという一面がある。
るという点では有利であるが、自動車が坂路に停
車したときドアを開くも坂の傾斜とドアの自重に
よりドアが開き又は閉じ易く、ドアを所望する位
置に保持しにくい。又、平坦地に停車した場合に
おいても、ドアが開放されている時に突風が生ず
るとドアが開き又は閉じ易く、ドアを所望する位
置に保持しにくいという一面がある。
これを解消しようとしてドア開度を保持する保
持力を大きくするとドアの開閉操作力が増大する
ため、円滑な操作を得るには保持力が限定される
という点で充分とはいえなかつた。
持力を大きくするとドアの開閉操作力が増大する
ため、円滑な操作を得るには保持力が限定される
という点で充分とはいえなかつた。
又、段動チエツク式例えば第一A図示の如き装
置において、ドア閉状態(第1A図示状態)で
は、取付孔12aで周知の固定手段により図示し
ないボデイピラーに固着された固定板12にロー
ラピン15により枢着されたローラ14が、取付
孔10aで周知の固着手段により図示しないドア
に固着されている可動板10にピン19により枢
着されたチエツクアーム18のカム面18aと係
合しており、ストツパ10bはローラピン15と
当接しない。
置において、ドア閉状態(第1A図示状態)で
は、取付孔12aで周知の固定手段により図示し
ないボデイピラーに固着された固定板12にロー
ラピン15により枢着されたローラ14が、取付
孔10aで周知の固着手段により図示しないドア
に固着されている可動板10にピン19により枢
着されたチエツクアーム18のカム面18aと係
合しており、ストツパ10bはローラピン15と
当接しない。
ドアを開方向に操作すると、可動板10はヒン
ジピン13を支点として時計方向に回転し、ロー
ラ14はカム面18aから離脱し、カム面18b
に係合する。この時ドアは中間開放状態に保持さ
れる。この状態ではストツパ10bは前述のドア
閉状態に比較して可動板10とともに回転してロ
ーラピン15に近接するが当接しない。ドアを全
開状態にすればローラ14はカム面18cに当接
し、スプリング11の付勢力により、ローラ14
はこの状態が保持される。又、この時、ストツパ
10bは同時にローラピン15に当接してドアの
全開度を規制する。
ジピン13を支点として時計方向に回転し、ロー
ラ14はカム面18aから離脱し、カム面18b
に係合する。この時ドアは中間開放状態に保持さ
れる。この状態ではストツパ10bは前述のドア
閉状態に比較して可動板10とともに回転してロ
ーラピン15に近接するが当接しない。ドアを全
開状態にすればローラ14はカム面18cに当接
し、スプリング11の付勢力により、ローラ14
はこの状態が保持される。又、この時、ストツパ
10bは同時にローラピン15に当接してドアの
全開度を規制する。
この様な開動操作に於ける操作トルクの変化
は、第1B図の実線20(点21〜点25)の如
く表され、ドア全閉状態からドアが開動される直
前の操作トルクは点21で示される。ドア開動時
ドア中間開放状態は点23、及びドアの全開状態
は点25,35に相当する。又、点22と点23
及び点24と点25との間は、ローラ14がカム
面18b及び18cの底部に向かつて自動降下す
る領域を示している。
は、第1B図の実線20(点21〜点25)の如
く表され、ドア全閉状態からドアが開動される直
前の操作トルクは点21で示される。ドア開動時
ドア中間開放状態は点23、及びドアの全開状態
は点25,35に相当する。又、点22と点23
及び点24と点25との間は、ローラ14がカム
面18b及び18cの底部に向かつて自動降下す
る領域を示している。
ドア全開状態から閉動する場合は、前述とは逆
の作用をする(詳述は略す)。この閉動操作に於
ける操作トルクの変化は、第1B図の実線30
(点35〜点39)の如く表され、ドア全閉状態
にした時の操作トルクは点39で示される。ドア
閉動時のドア中間開放状態は点23に相当する。
又、点36と点37及び点38と点39との間
は、ローラ14がカム面18b及び18aの底部
に向かつて自動降下する領域を示している。
の作用をする(詳述は略す)。この閉動操作に於
ける操作トルクの変化は、第1B図の実線30
(点35〜点39)の如く表され、ドア全閉状態
にした時の操作トルクは点39で示される。ドア
閉動時のドア中間開放状態は点23に相当する。
又、点36と点37及び点38と点39との間
は、ローラ14がカム面18b及び18aの底部
に向かつて自動降下する領域を示している。
而して、第1B図における点38と点22及び
点36と点24との両領域では、ドアが平衡保持
される。然し乍らこれら両平衡領域が前記自動降
下領域に比して狭い為、ドアの開動或いは閉動操
作時に両平衡領域に保持されるのは稀であり、ド
アは全閉状態、中間開放状態、全開状態の何れか
に自動揺動し保持される。従つて、第1B図に示
す操作トルクを有する装置は、前記状態以外でド
アを保持する必要がある場合、例えば降車時ドア
を中間開放状態にする以前のドア開度まで開き後
方確認等を行う場合、ドアの自動揺動に抗して、
ドア操作者自身がドアを保持する必要があり、こ
の様な操作を行うには最適な装置とはいえなかつ
た。
点36と点24との両領域では、ドアが平衡保持
される。然し乍らこれら両平衡領域が前記自動降
下領域に比して狭い為、ドアの開動或いは閉動操
作時に両平衡領域に保持されるのは稀であり、ド
アは全閉状態、中間開放状態、全開状態の何れか
に自動揺動し保持される。従つて、第1B図に示
す操作トルクを有する装置は、前記状態以外でド
アを保持する必要がある場合、例えば降車時ドア
を中間開放状態にする以前のドア開度まで開き後
方確認等を行う場合、ドアの自動揺動に抗して、
ドア操作者自身がドアを保持する必要があり、こ
の様な操作を行うには最適な装置とはいえなかつ
た。
この問題点を解消するものとして西独公開特許
第2406906号公報があり、このものでは、自動車
用ドアチエツク装置を、 ボデイ側に枢着されるレバーと、 ドアに取付けられてドア開閉作動に応じて前記
レバー上を弾性的に挾圧しながら変位移動して適
宜のドア開度を保持する保持部材とを有し、 前記レバーのドア全開位置とドア中間開放位置
との間及びドア中間開放位置とドア全閉位置との
間に夫々隆起部を形成するとともに、該隆起部の
少なくとも何れか一方に平坦部を設けている。
第2406906号公報があり、このものでは、自動車
用ドアチエツク装置を、 ボデイ側に枢着されるレバーと、 ドアに取付けられてドア開閉作動に応じて前記
レバー上を弾性的に挾圧しながら変位移動して適
宜のドア開度を保持する保持部材とを有し、 前記レバーのドア全開位置とドア中間開放位置
との間及びドア中間開放位置とドア全閉位置との
間に夫々隆起部を形成するとともに、該隆起部の
少なくとも何れか一方に平坦部を設けている。
従つて、レバー隆起部の平坦部においてもドア
を予め設定したドア開度以外の開度に、外力で支
えることなく平衡保持することができる。
を予め設定したドア開度以外の開度に、外力で支
えることなく平衡保持することができる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の装置では、保持部材
が、ケースと該ケース内に配設されてレバー上を
摺動する摺動体と、該摺動体を付勢する弾性体と
から成り、該弾性体はケース内に充填されてい
る。
が、ケースと該ケース内に配設されてレバー上を
摺動する摺動体と、該摺動体を付勢する弾性体と
から成り、該弾性体はケース内に充填されてい
る。
従つて、ドア開閉に伴い弾性体は弾性変形する
こととなるが、ケース内に充填されている関係
上、弾性体の弾性変形が円滑に行われずドアの開
閉に操作力を要するという問題があつた。
こととなるが、ケース内に充填されている関係
上、弾性体の弾性変形が円滑に行われずドアの開
閉に操作力を要するという問題があつた。
又、ケースをドアに取付可能なように、ケース
の上下を延在して取付部を形成し該取付部に取付
部材を配設するようにしていた。このため、ケー
ス即ちドアチエツク装置が大型化するという問題
もあつた。
の上下を延在して取付部を形成し該取付部に取付
部材を配設するようにしていた。このため、ケー
ス即ちドアチエツク装置が大型化するという問題
もあつた。
更に、ドア開閉操作に伴い弾性体からケースに
作用する荷重をケースから直接ドアに伝達させ、
保持部材のガタ付きを軽減させるよう、実質的に
ケースを、レバー枢支(ドア全閉状態側)方向に
向かつて開放された箱型とし、プレス成形等によ
りケースに取付部を一体に形成していた。
作用する荷重をケースから直接ドアに伝達させ、
保持部材のガタ付きを軽減させるよう、実質的に
ケースを、レバー枢支(ドア全閉状態側)方向に
向かつて開放された箱型とし、プレス成形等によ
りケースに取付部を一体に形成していた。
このため、ケース内に配された弾性体等が脱落
しないようにケースの開放面を覆うようにカバー
を取付るが、ケースの取付部とカバーとが何れも
ドアと面する。従つて、取付部を確実にドアに取
付るには取付部に対しカバーを位置精度良く配設
しカバーがドアと干渉しないようにしなければな
らない。これに対処するように通常はカバーをケ
ース内側に位置させるが、これはレバー長手方向
に関するケース即ち保持部材の厚さを増大させる
という問題があつた。
しないようにケースの開放面を覆うようにカバー
を取付るが、ケースの取付部とカバーとが何れも
ドアと面する。従つて、取付部を確実にドアに取
付るには取付部に対しカバーを位置精度良く配設
しカバーがドアと干渉しないようにしなければな
らない。これに対処するように通常はカバーをケ
ース内側に位置させるが、これはレバー長手方向
に関するケース即ち保持部材の厚さを増大させる
という問題があつた。
そこで、本考案は、上述した従来装置の問題点
に鑑み、この問題点を解消することを技術的課題
とする。
に鑑み、この問題点を解消することを技術的課題
とする。
(問題点を解決するための手段)
この技術的課題を解決するために、本考案では
次の技術的手段を講じた。即ち、上記従来装置に
比して、 金属製のストツパプレートと弾性体製の緩衝部
材とからなるストツパ体を前記レバーに設け、 前記保持部材を、 略箱状を呈し、前記レバーの長手方向先端と面
する側面が開放されるとともに、該レバーの長手
方向枢支端と面する側面にて前記ドアに取り付け
られるケースと、 該ケースの開放面に装着されて該ケース内に閉
空間を形成するとともに、前記ストツパ体と当接
してドア全開状態を設定するカバーと、 前記ケースの閉空間に内蔵された、前記レバー
上を転動するローラ、該ローラを回転可能に支持
する保持体、及び、該保持体をレバー側に付勢す
る弾性体とから構成するとともに、 該弾性体の一端を前記ケースに当接させるとと
もに、前記弾性体の他端と前記各保持体とを係合
支持させて前記ケースと前記弾性体との間に空間
を形成し、 前記ケースのドア側側面と前記弾性体との間隙
に前記ケースをドアに取り付ける取付手段を配設
したことにある。
次の技術的手段を講じた。即ち、上記従来装置に
比して、 金属製のストツパプレートと弾性体製の緩衝部
材とからなるストツパ体を前記レバーに設け、 前記保持部材を、 略箱状を呈し、前記レバーの長手方向先端と面
する側面が開放されるとともに、該レバーの長手
方向枢支端と面する側面にて前記ドアに取り付け
られるケースと、 該ケースの開放面に装着されて該ケース内に閉
空間を形成するとともに、前記ストツパ体と当接
してドア全開状態を設定するカバーと、 前記ケースの閉空間に内蔵された、前記レバー
上を転動するローラ、該ローラを回転可能に支持
する保持体、及び、該保持体をレバー側に付勢す
る弾性体とから構成するとともに、 該弾性体の一端を前記ケースに当接させるとと
もに、前記弾性体の他端と前記各保持体とを係合
支持させて前記ケースと前記弾性体との間に空間
を形成し、 前記ケースのドア側側面と前記弾性体との間隙
に前記ケースをドアに取り付ける取付手段を配設
したことにある。
(作用)
このように、本考案では、保持部材において、
弾性体を保持体に係合支持させてケースと弾性体
との間に空間を形成し、ケースのドア側取付面と
弾性体との間隙にケースをドアに取付る取付手段
を配設している。
弾性体を保持体に係合支持させてケースと弾性体
との間に空間を形成し、ケースのドア側取付面と
弾性体との間隙にケースをドアに取付る取付手段
を配設している。
従つて、弾性体の弾性変形が円滑となりドアの
開閉操作が極めて容易となるとともに、常に保持
体が所定の箇所を安定的に付勢する。よつて、ド
アの開閉操作が極めて円滑となる。
開閉操作が極めて容易となるとともに、常に保持
体が所定の箇所を安定的に付勢する。よつて、ド
アの開閉操作が極めて円滑となる。
しかも、格別な取付部を必要とせず、ケースを
実質的に箱状とでき、ドアチエツク装置の外形が
小型となる。
実質的に箱状とでき、ドアチエツク装置の外形が
小型となる。
その上、ドアに対向する面がケースのドア取付
面だけとなるから、ケースをドアにガタ付くこと
なく固定できる。しかも、ケースの開放面に取付
られるカバーは、何等ドアに対面しないので格別
な取付位置精度を要しなくて済み、保持部材のレ
バー長手方向に関する厚さが従来装置に比して薄
くなる。
面だけとなるから、ケースをドアにガタ付くこと
なく固定できる。しかも、ケースの開放面に取付
られるカバーは、何等ドアに対面しないので格別
な取付位置精度を要しなくて済み、保持部材のレ
バー長手方向に関する厚さが従来装置に比して薄
くなる。
又、ドアの開閉作動に応じて変位移動する保持
部材は、ドアの全開位置においてカバーとストツ
パ体の金属製のストツパプレートとが当接するこ
とにより規制されるため、ドアの全開位置にばら
つきが生じることがなく、ドアを常に一定の全開
位置で保持させることができる。
部材は、ドアの全開位置においてカバーとストツ
パ体の金属製のストツパプレートとが当接するこ
とにより規制されるため、ドアの全開位置にばら
つきが生じることがなく、ドアを常に一定の全開
位置で保持させることができる。
更に、ケースはカバーにより閉空間を形成する
ため、ケース内にゴミ、埃等が進入することがな
く、ケース内の弾性体及びローラがゴミ、埃等に
より作動不良をきたすことはない。
ため、ケース内にゴミ、埃等が進入することがな
く、ケース内の弾性体及びローラがゴミ、埃等に
より作動不良をきたすことはない。
(実施例)
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第2図、第3図、及び第4図を参照して10
0はドアチエツク装置でレバー120と保持部材
110により構成されており、レバー120の一
端はボデーのピラー103のドアのヒンジ中心か
ら離れた位置に固着されたブラケツト104にプ
ツシユ126を介してピン106による枢着され
ている。107はドア、108は窓ガラスで、該
ドア107には保持部材110が該保持部材のケ
ース111に固着されたボルト113,113に
より固着され、ドアのヒンジ中心105を支点と
するドア回動作動に応じて、保持部材110はレ
バー120上を第3図の実線位置から2点鎖線位
置間を摺動変位できるようになつている。
る。第2図、第3図、及び第4図を参照して10
0はドアチエツク装置でレバー120と保持部材
110により構成されており、レバー120の一
端はボデーのピラー103のドアのヒンジ中心か
ら離れた位置に固着されたブラケツト104にプ
ツシユ126を介してピン106による枢着され
ている。107はドア、108は窓ガラスで、該
ドア107には保持部材110が該保持部材のケ
ース111に固着されたボルト113,113に
より固着され、ドアのヒンジ中心105を支点と
するドア回動作動に応じて、保持部材110はレ
バー120上を第3図の実線位置から2点鎖線位
置間を摺動変位できるようになつている。
レバー120の他端には保持部材110の変位
を規制するストツパプレート127が固着されて
おり、該プレート127と保持部材110との当
接面には当接衝撃を緩和する緩衝部材128が取
付けてある。129はストツパプレートをレバー
120に固着するためのピンである。
を規制するストツパプレート127が固着されて
おり、該プレート127と保持部材110との当
接面には当接衝撃を緩和する緩衝部材128が取
付けてある。129はストツパプレートをレバー
120に固着するためのピンである。
またレバー120は2枚の板材101,102
よりなり、その上下方向に隆起する各隆起部10
1a,102a及び101b,102bは、レバ
ー長手方向に連続する溝状接圧部123及び12
4を中心に第4図示の如くレバー120の幅端部
方向に隆起しており、該隆起部に隣接する接圧部
121c,122c,121d,122d、及び
121e,122eへ斜面により連接している。
この様な形状のレバー120は、2枚の板材の代
に一体で形成することもできる。そして保持部材
110がピン106寄りの接圧部121c,12
2cに位置する時はドア全閉状態、隆起部101
a,102aと101b,102bとの間に位置
する接圧部121d,122dに位置する時は半
開状態、レバー120の回動端寄りの接圧部12
1e,122eに位置する時は全開状態であり、
更に保持部材110が接圧部121e,122e
に位置する場合は緩衝部材128に当接してい
る。又接圧部121d,122dは隆起部101
a,102aと101b,102bとの間の窪部
となつている。
よりなり、その上下方向に隆起する各隆起部10
1a,102a及び101b,102bは、レバ
ー長手方向に連続する溝状接圧部123及び12
4を中心に第4図示の如くレバー120の幅端部
方向に隆起しており、該隆起部に隣接する接圧部
121c,122c,121d,122d、及び
121e,122eへ斜面により連接している。
この様な形状のレバー120は、2枚の板材の代
に一体で形成することもできる。そして保持部材
110がピン106寄りの接圧部121c,12
2cに位置する時はドア全閉状態、隆起部101
a,102aと101b,102bとの間に位置
する接圧部121d,122dに位置する時は半
開状態、レバー120の回動端寄りの接圧部12
1e,122eに位置する時は全開状態であり、
更に保持部材110が接圧部121e,122e
に位置する場合は緩衝部材128に当接してい
る。又接圧部121d,122dは隆起部101
a,102aと101b,102bとの間の窪部
となつている。
保持部材110のカバー112とケース111
は、スプリング119,119を内蔵するよう一
体に固着されている。スプリング119,119
の夫々内側には該スプリングの付勢作用を受け、
レバー120を挾着して摺動抵抗を生じるローラ
117,117を保持する保持体115,115
が装着されている。保持体115,115のスプ
リング119,119と当接する側の面には突部
が形成されている。よつて、スプリング119,
119は保持体115,115により支持される
こととなつて、ケース111とカバー112との
間にスプリング変形用の空間を形成できる。従つ
て、スプリング119,119は円滑に変形し、
しかも、スプリング119,119は常に保持体
115,115の所定箇所を安定的に付勢する。
又、この空間に前述のケース111の取付手段た
るボルト113,113が配設されている。ボル
ト113,113がスプリング119,119に
併設されているから、ケース111即ちチエツク
装置が小型になつている。前記ローラ117,1
17は、前記保持体115,115のU字形の両
側板(図示せず)に嵌装されたピン118,11
8によつて回転可能に支持されている。又該ロー
ラ117,117及び保持体115,115の何
れか一方を固定すると共に、その側のスプリング
を除去し、他方のスプリングのみとしてもよい。
は、スプリング119,119を内蔵するよう一
体に固着されている。スプリング119,119
の夫々内側には該スプリングの付勢作用を受け、
レバー120を挾着して摺動抵抗を生じるローラ
117,117を保持する保持体115,115
が装着されている。保持体115,115のスプ
リング119,119と当接する側の面には突部
が形成されている。よつて、スプリング119,
119は保持体115,115により支持される
こととなつて、ケース111とカバー112との
間にスプリング変形用の空間を形成できる。従つ
て、スプリング119,119は円滑に変形し、
しかも、スプリング119,119は常に保持体
115,115の所定箇所を安定的に付勢する。
又、この空間に前述のケース111の取付手段た
るボルト113,113が配設されている。ボル
ト113,113がスプリング119,119に
併設されているから、ケース111即ちチエツク
装置が小型になつている。前記ローラ117,1
17は、前記保持体115,115のU字形の両
側板(図示せず)に嵌装されたピン118,11
8によつて回転可能に支持されている。又該ロー
ラ117,117及び保持体115,115の何
れか一方を固定すると共に、その側のスプリング
を除去し、他方のスプリングのみとしてもよい。
尚、スプリング119,119に代え他の弾性
体としても良いことは云うまでもない。
体としても良いことは云うまでもない。
このように、ケース111のドアと対向する面
にボルト113,113を取付けるので、ケース
111は、レバー120の長手方向先端と面する
側面が開放された略箱状とできる。即ち、該レバ
ー120の長手方向枢支端と面する側面にて前記
ドアに取付けられる。カバー112はケース11
1の開放面に装着固定されて該ケース111内に
閉空間を形成する。そして、カバー112はレバ
ー120先端に設けられたストツパプレート12
7と当接してドア全開状態を設定する。従つて、
ドア全開時まずストツパプレート127とカバー
112とが当接することとなり、当接荷重が緩和
された上でケース111に伝えられる。よつて、
ケース111が過度の荷重に晒されず、変形を生
じ難い。
にボルト113,113を取付けるので、ケース
111は、レバー120の長手方向先端と面する
側面が開放された略箱状とできる。即ち、該レバ
ー120の長手方向枢支端と面する側面にて前記
ドアに取付けられる。カバー112はケース11
1の開放面に装着固定されて該ケース111内に
閉空間を形成する。そして、カバー112はレバ
ー120先端に設けられたストツパプレート12
7と当接してドア全開状態を設定する。従つて、
ドア全開時まずストツパプレート127とカバー
112とが当接することとなり、当接荷重が緩和
された上でケース111に伝えられる。よつて、
ケース111が過度の荷重に晒されず、変形を生
じ難い。
前記保持体115,115には円弧状のガイド
部116,116が設けられており、該ガイド部
116,116は夫々側板(図示せず)にその円
弧面が対向すると共に、同円弧面先端間の距離は
その間に挿入されたレバー120の巾よりも僅か
に大きく形成されて、レバー120との間に隙間
が形成されるようになつている。114は保持部
材110の内部へ雨水、塵芥等が侵入しないよう
にするためのシール部材である。なお、ガイド部
116,116は図面のような円弧状でなく、斜
面又は円弧を持つた突部であつてもよい。
部116,116が設けられており、該ガイド部
116,116は夫々側板(図示せず)にその円
弧面が対向すると共に、同円弧面先端間の距離は
その間に挿入されたレバー120の巾よりも僅か
に大きく形成されて、レバー120との間に隙間
が形成されるようになつている。114は保持部
材110の内部へ雨水、塵芥等が侵入しないよう
にするためのシール部材である。なお、ガイド部
116,116は図面のような円弧状でなく、斜
面又は円弧を持つた突部であつてもよい。
次に以上の如く構成された実施例について作用
を説明すると、ドア107の全閉状態では保持部
材110は第3図の実線で示す接圧部121c,
122c上に位置する。次いでドア開動に応じ保
持部材110は、その保持体115,115に保
持されたローラ117,117がスプリング11
9,119の弾発力によりレバー120を上下よ
り挾付けながら右方向へ移動しレバー120の隆
起部101a,102aを乗り越え、接圧部12
1d,122dに達する。この位置はドアの中間
開放状態であり、この状態でドアは確実にその窪
部形状によりホールドされる。
を説明すると、ドア107の全閉状態では保持部
材110は第3図の実線で示す接圧部121c,
122c上に位置する。次いでドア開動に応じ保
持部材110は、その保持体115,115に保
持されたローラ117,117がスプリング11
9,119の弾発力によりレバー120を上下よ
り挾付けながら右方向へ移動しレバー120の隆
起部101a,102aを乗り越え、接圧部12
1d,122dに達する。この位置はドアの中間
開放状態であり、この状態でドアは確実にその窪
部形状によりホールドされる。
次いで更にドアを開くと、保持部材110は次
の隆起部101b,102bを乗り越えてレバー
120の回動端寄りの接圧部121e,122e
に至り、2点鎖線で示す位置で緩衝部材128に
衝突して停止する。この位置はドアの全開状態で
ある。又ドアを全開状態から全閉状態にする際に
は、保持部材110は前記と逆作動する。そして
この間レバー120は第2図の矢印A〜A′方向
に揺動することになるが、保持体115,115
のガイド116,116に隣接するピラー103
寄り位置には切欠き(図示せず)が形成してある
ので、レバー120はこの保持体115,115
と緩衝することなく矢印A〜A′方向に容易に揺
動できる。この様なドアの開動及び閉動操作に於
ける操作トルクの変化は、第5図に示す如くであ
り、実線200(点201〜205)がドア開動
操作トルクの変化を、又、実線300(点305
〜309)がドア閉動操作トルクの変化を表わし
ている。
の隆起部101b,102bを乗り越えてレバー
120の回動端寄りの接圧部121e,122e
に至り、2点鎖線で示す位置で緩衝部材128に
衝突して停止する。この位置はドアの全開状態で
ある。又ドアを全開状態から全閉状態にする際に
は、保持部材110は前記と逆作動する。そして
この間レバー120は第2図の矢印A〜A′方向
に揺動することになるが、保持体115,115
のガイド116,116に隣接するピラー103
寄り位置には切欠き(図示せず)が形成してある
ので、レバー120はこの保持体115,115
と緩衝することなく矢印A〜A′方向に容易に揺
動できる。この様なドアの開動及び閉動操作に於
ける操作トルクの変化は、第5図に示す如くであ
り、実線200(点201〜205)がドア開動
操作トルクの変化を、又、実線300(点305
〜309)がドア閉動操作トルクの変化を表わし
ている。
ドア全閉状態からドアが開動される直前の操作
トルクは点201で示され、ドア開働に応じ保持
部材110が前述の如く右動し、ローラ117,
117が斜面をのぼり始めると操作トルクは上昇
し隆起部101a,102aの平坦部に前記ロー
ラがのぼりきると操作トルクは下降し、その後前
記平坦部を前記ローラが転動する間は略一定値と
なる。次いで、前記ローラが隆起部101a,1
02aから接圧部121d,122dに向つて自
動降下すると、ドアは外力無しでも開動し操作ト
ルクは点202から点203へと変化する。前記
ローラが接圧部121d,122dに達するとド
アは中間開放状態となり、これが点203で表わ
される。この状態から更にドアを開くと、保持部
材110が右動し、ローラ117,117が隆起
部101b,102bの斜面をのぼり始めると操
作トルクは点203から上昇し、該ローラが隆起
部101b,102bの平坦部にのぼりきると操
作トルクは下降し、該ローラが隆起部101b,
102bの平坦部を転動する間は略一定値とな
る。次にローラ117,117が隆起部101
b,102bから接圧部121e,122eに向
つて自動降下すると、ドアは外力無しでも開動し
操作トルクは点204から点205へと変化す
る。ローラ117,117が接圧部121e,1
22eに達するとドアは全開状態となり、点20
5で表わす状態となる。この状態でドアを更に開
こうとした場合あるいは勢いよくドアが全開され
た場合、保持部材110のカバー112が緩衝部
材128を弾縮する為操作トルクが急上昇する。
その後ドアを開く方向の外力が除かれても緩衝部
材128の復元ヒステリシス等により、一般的に
ドア弁開状態が点204から点205へ僅かに変
移する。
トルクは点201で示され、ドア開働に応じ保持
部材110が前述の如く右動し、ローラ117,
117が斜面をのぼり始めると操作トルクは上昇
し隆起部101a,102aの平坦部に前記ロー
ラがのぼりきると操作トルクは下降し、その後前
記平坦部を前記ローラが転動する間は略一定値と
なる。次いで、前記ローラが隆起部101a,1
02aから接圧部121d,122dに向つて自
動降下すると、ドアは外力無しでも開動し操作ト
ルクは点202から点203へと変化する。前記
ローラが接圧部121d,122dに達するとド
アは中間開放状態となり、これが点203で表わ
される。この状態から更にドアを開くと、保持部
材110が右動し、ローラ117,117が隆起
部101b,102bの斜面をのぼり始めると操
作トルクは点203から上昇し、該ローラが隆起
部101b,102bの平坦部にのぼりきると操
作トルクは下降し、該ローラが隆起部101b,
102bの平坦部を転動する間は略一定値とな
る。次にローラ117,117が隆起部101
b,102bから接圧部121e,122eに向
つて自動降下すると、ドアは外力無しでも開動し
操作トルクは点204から点205へと変化す
る。ローラ117,117が接圧部121e,1
22eに達するとドアは全開状態となり、点20
5で表わす状態となる。この状態でドアを更に開
こうとした場合あるいは勢いよくドアが全開され
た場合、保持部材110のカバー112が緩衝部
材128を弾縮する為操作トルクが急上昇する。
その後ドアを開く方向の外力が除かれても緩衝部
材128の復元ヒステリシス等により、一般的に
ドア弁開状態が点204から点205へ僅かに変
移する。
ドア全開状態から閉動する場合は前述した開動
の作用と操作トルクの関係から容易に理解される
ので詳述は略す。この閉動操作時のドア中間開放
状態は点307に相当し、開動操作時の点203
に対して僅かにずれているのは、隆起部101
a,102a及び隆起部101b,102bの接
圧部121d,122d側斜面の勾配の違いある
いはローラ117,117の曲率、更にはスプリ
ング119,119の弾発力等の関係から生ずる
ヒステリシスである。又点309は、閉動操作に
よりドアを全閉にした時を示している。点306
と点307及び点308と点309との間は、ロ
ーラ117,117が隆起部101b,102b
から接圧部121d,122dへ及び隆起部10
1a,102aから接圧部121c,122cへ
自動降下する領域であり、ドアは外力無しでも閉
動する。
の作用と操作トルクの関係から容易に理解される
ので詳述は略す。この閉動操作時のドア中間開放
状態は点307に相当し、開動操作時の点203
に対して僅かにずれているのは、隆起部101
a,102a及び隆起部101b,102bの接
圧部121d,122d側斜面の勾配の違いある
いはローラ117,117の曲率、更にはスプリ
ング119,119の弾発力等の関係から生ずる
ヒステリシスである。又点309は、閉動操作に
よりドアを全閉にした時を示している。点306
と点307及び点308と点309との間は、ロ
ーラ117,117が隆起部101b,102b
から接圧部121d,122dへ及び隆起部10
1a,102aから接圧部121c,122cへ
自動降下する領域であり、ドアは外力無しでも閉
動する。
而して、点308と点202及び点306と点
204との両領域が広く取れる。従つてこの両領
域でドアが平衡保持されやすくなることは云うま
でもない。又、ドアの平衡保持は降車時等に於て
ドアを中間開放状態にする以前のドア開度まで開
き、車輌後方の確認等を行なう場合に特に有効で
ある。従つてドア全閉状態とドア中間開度状態と
の間だけに操作トルクが略一定になる領域を設け
るだけでもよく、この場合第3図のレバー120
の隆起部101a,102aを図示の如く平坦部
を設けたものとし隆起部101b,102bには
平担部を設けなくてもよいことは云うまでもな
い。
204との両領域が広く取れる。従つてこの両領
域でドアが平衡保持されやすくなることは云うま
でもない。又、ドアの平衡保持は降車時等に於て
ドアを中間開放状態にする以前のドア開度まで開
き、車輌後方の確認等を行なう場合に特に有効で
ある。従つてドア全閉状態とドア中間開度状態と
の間だけに操作トルクが略一定になる領域を設け
るだけでもよく、この場合第3図のレバー120
の隆起部101a,102aを図示の如く平坦部
を設けたものとし隆起部101b,102bには
平担部を設けなくてもよいことは云うまでもな
い。
尚、隆起部101b,102bの断面形状は隆
起部101a,102aの断面形状と同じであ
る。
起部101a,102aの断面形状と同じであ
る。
以上詳細に説明した如く本考案によれば、保持
部材において、弾性体を保持体に係合支持させて
ケースと弾性体との間に空間を形成し、ケースの
ドア側側面と弾性体との間隙にケースをドアに取
付ける取付手段を配設している。
部材において、弾性体を保持体に係合支持させて
ケースと弾性体との間に空間を形成し、ケースの
ドア側側面と弾性体との間隙にケースをドアに取
付ける取付手段を配設している。
従つて、弾性体の弾性変形が円滑となるととも
に常に保持体が所定の箇所を安定的に付勢する。
よつて、ドアの開閉操作が極めて円滑となる。し
かも、レバー隆起部の平坦部においてドアを予め
設定したドア開度以外の開度に、外力で支えるこ
となく平衡保持できる。又、ローラがレバー上を
転動するので、スプリングからの付勢力が大きく
なつたとして小さな操作力で、その上大きな操作
力の変動もなく略一定の操作トルク範囲を介して
ドアが全閉状態←→中間開放状態←→全開状態とデイ
テントされる為良好な操作フイーリングを持たせ
ることができる。
に常に保持体が所定の箇所を安定的に付勢する。
よつて、ドアの開閉操作が極めて円滑となる。し
かも、レバー隆起部の平坦部においてドアを予め
設定したドア開度以外の開度に、外力で支えるこ
となく平衡保持できる。又、ローラがレバー上を
転動するので、スプリングからの付勢力が大きく
なつたとして小さな操作力で、その上大きな操作
力の変動もなく略一定の操作トルク範囲を介して
ドアが全閉状態←→中間開放状態←→全開状態とデイ
テントされる為良好な操作フイーリングを持たせ
ることができる。
しかも、格別な取付部を必要とせず、ケースを
実質的に箱状とでき、ドアチエツク装置の外形が
小型となる。
実質的に箱状とでき、ドアチエツク装置の外形が
小型となる。
その上、ドアに取付けられたケースをレバー先
端に対し開放された箱状とし、この開放面をケー
スに装着されたカバーで覆い閉空間を形成する。
従つて、ケース内にゴミ、埃等が進入することが
なく、ケース内の弾性体及びローラがゴミ、埃等
により作動不良をきたすことはない。又、ドア全
開位置において、カバーが、ストツパ体の金属製
のストツパプレートと当接して、保持部材の変位
移動が規制されドアが全開位置保持されるため、
ドアの全開位置にばらつきが生じることがなく、
ドアを常に一定の全開位置で保持させることがで
きる。更に、この時作用するドア開放荷重はカバ
ーにて緩和されてケースに伝えられることとな
る。よつて、ケースに機械的変形を来さず、ドア
チエツク装置の円滑な操作性を長期にわたり確保
できるという利点もある。
端に対し開放された箱状とし、この開放面をケー
スに装着されたカバーで覆い閉空間を形成する。
従つて、ケース内にゴミ、埃等が進入することが
なく、ケース内の弾性体及びローラがゴミ、埃等
により作動不良をきたすことはない。又、ドア全
開位置において、カバーが、ストツパ体の金属製
のストツパプレートと当接して、保持部材の変位
移動が規制されドアが全開位置保持されるため、
ドアの全開位置にばらつきが生じることがなく、
ドアを常に一定の全開位置で保持させることがで
きる。更に、この時作用するドア開放荷重はカバ
ーにて緩和されてケースに伝えられることとな
る。よつて、ケースに機械的変形を来さず、ドア
チエツク装置の円滑な操作性を長期にわたり確保
できるという利点もある。
因に、上述の従来装置では、ストツパと当接す
るケースが直接ドアに固定されているので、ドア
開放荷重が全てケースに作用することとなりケー
スが変形し易い。
るケースが直接ドアに固定されているので、ドア
開放荷重が全てケースに作用することとなりケー
スが変形し易い。
第1A図は従来の段動チエツク式ドアチエツク
装置を示す平面図、第1B図は第1A図に示す装
置のドア開度−操作トルク特性線図、第2図は本
考案によるドアチエツク装置の取付状態図、第3
図は本考案によるドアチエツク装置の縦断面図、
第4図は第3図の線−断面図、及び第5図は
本考案によるドアチエツク装置のドア開度−操作
トルク特性線図である。 100……ドアチエツク装置、110……保持
部材、120……レバー、101a,102a…
…隆起部、101b,102b……隆起部。
装置を示す平面図、第1B図は第1A図に示す装
置のドア開度−操作トルク特性線図、第2図は本
考案によるドアチエツク装置の取付状態図、第3
図は本考案によるドアチエツク装置の縦断面図、
第4図は第3図の線−断面図、及び第5図は
本考案によるドアチエツク装置のドア開度−操作
トルク特性線図である。 100……ドアチエツク装置、110……保持
部材、120……レバー、101a,102a…
…隆起部、101b,102b……隆起部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボデー側に枢着されるレバーと、 ドアに取り付けられてドア開閉作動に応じて前
記レバー上を弾性的に挾持しながら変位移動して
適宜のドア開度を保持する保持部材とを有し、 前記レバーのドア全開位置とドア中間開放位置
との間及びドア中間開放位置とドア全閉位置との
間に夫々、隆起部を形成するとともに、該隆起部
の少なくとも何れか一方に平坦部を設けて成る自
動車用ドアチエツク装置において、 金属製のストツパプレートと弾性体製の緩衝部
材とからなるストツパ体を前記レバーに設け、 前記保持部材を、 略箱状を呈し、前記レバーの長手方向先端と面
する側面が開放されるとともに、該レバーの長手
方向枢支端と面する側面にて前記ドアに取り付け
られるケースと、 該ケースの開放面に装着されて該ケース内に閉
空間を形成するとともに、前記ストツパ体と当接
してドア全開状態を設定するカバーと、 前記ケースの閉空間に内蔵された、前記レバー
上を転動するローラ、該ローラを回転可能に支持
する保持体、及び、該保持体をレバー側に付勢す
る弾性体とから構成するとともに、 該弾性体の一端を前記ケースに当接させるとと
もに、前記弾性体の他端と前記各保持体とを係合
支持させて前記ケースと前記弾性体との間に空間
を形成し、 前記ケースのドア側側面と前記弾性体との間隙
に前記ケースをドアに取り付ける取付手段を配設
した 自動車用ドアチエツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986167176U JPS6315497Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986167176U JPS6315497Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131072U JPS62131072U (ja) | 1987-08-19 |
JPS6315497Y2 true JPS6315497Y2 (ja) | 1988-04-30 |
Family
ID=31098865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986167176U Expired JPS6315497Y2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6315497Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190016777A (ko) * | 2017-08-09 | 2019-02-19 | 현대자동차주식회사 | 2 축형 도어 체커 및 차량 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2321409A (en) * | 1937-05-17 | 1943-06-08 | Nat Stamping Company | Door check |
DE2406906A1 (de) * | 1974-02-14 | 1975-08-28 | Volkswagenwerk Ag | Tuerfeststeller, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
GB1505703A (en) * | 1974-07-31 | 1978-03-30 | Paumellerie Electrique | Door-opening detent device |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP1986167176U patent/JPS6315497Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2321409A (en) * | 1937-05-17 | 1943-06-08 | Nat Stamping Company | Door check |
DE2406906A1 (de) * | 1974-02-14 | 1975-08-28 | Volkswagenwerk Ag | Tuerfeststeller, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
GB1505703A (en) * | 1974-07-31 | 1978-03-30 | Paumellerie Electrique | Door-opening detent device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190016777A (ko) * | 2017-08-09 | 2019-02-19 | 현대자동차주식회사 | 2 축형 도어 체커 및 차량 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62131072U (ja) | 1987-08-19 |
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