JPH1081136A - 自動車用チェックリンク装置 - Google Patents

自動車用チェックリンク装置

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JPH1081136A
JPH1081136A JP23799396A JP23799396A JPH1081136A JP H1081136 A JPH1081136 A JP H1081136A JP 23799396 A JP23799396 A JP 23799396A JP 23799396 A JP23799396 A JP 23799396A JP H1081136 A JPH1081136 A JP H1081136A
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JP
Japan
Prior art keywords
check
arm
check link
link arm
guide body
Prior art date
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Pending
Application number
JP23799396A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Saijo
俊久 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイド体と凹部溝との係合時に、チェックリ
ンクアームの戻り量を小さくし、戻り量による当接音を
小さく抑える。 【解決手段】 車体27側に枢支されたチェックリンク
アーム5と、ドア6の開閉により前記チェックリンクア
ーム5に沿って摺動する内部にチェック機構7を内装し
たケース体1とから成る自動車用チェックリンク装置に
おいて、前記チェックリンク機構7のガイド体21と接
触し合うチェックリンクアーム5のアーム表面に、一般
面から隆起するアーム幅より狭い幅で、かつ、幅方向の
凹部溝33が設けられた長手方向に連続する制御面5a
と、制御面5aに対し前記アーム幅方向で離間した位置
のそれぞれに、制御面に沿って配置される一対の支持体
25,25とを形成し、ガイド体21と凹部溝33との
係合時に少ない接触作用領域により戻り量を小さく抑え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドアを所望の開
閉位置で保持する自動車用チェックリンク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用チェックリンク装置
は、例えば、実開昭61−52057号公報に示す如
く、ヒンジを支点として開閉可能なドア側に取付けら
れ、内部にチェック機構を内装したケース体と、ケース
体に挿通され一端が車体に対して水平方向に揺動自在に
枢支されたチェックリンクアームとから成り、チェック
リンクアームの他端となる遊端側には、ドアの全開時に
前記ケース体と当接し合うストッパーが設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チェックリンク装置の
チェック機構は、チェックリンクアームのアーム上面と
アーム下面に設けられた隆起する制御面にガイド体が乗
り上がる時に弾性部材によって強い接触圧の状態になる
と共に、制御面に設けられた凹部溝内にガイド体が係合
し合うことでドアは位置決めされ、例えば、ドアが半分
開いた位置、あるいは、全開位置でそれぞれ支持される
ようになっている。
【0004】ところで、チェック機構が内装されたケー
ス体はドア側に、チェックリンクアームの一端は車体側
にそれぞれ取付けられるために、例えば、図5に示す如
くケース体101は、ドア103のヒンジ支点105と
してチェックリンクアーム107に沿って摺動する動き
となる。
【0005】一方、チェックリンクアーム107は、ド
ア103の開閉に対応して車体側に取付けられるアーム
軸109を支点とする動きとなり、ケース体101のヒ
ンジ105とチェックリンクアーム107のアーム軸1
09がそれぞれ異なる支持点の関係で、ドア103が開
いた時に、チェックリンクアーム107のアーム軸10
9を通る中心線Lに対して、チェックリンクアーム10
7のアーム上面とアーム下面に設けられた幅方向の凹部
溝111は所定角度偏位するようになる。と同時に凹部
溝111内に落ち込み係合し合う時にガイド体113に
よって、チェックリンクアーム107はガイド体113
の軸線Xと平行になろうとする戻り力が作用する。この
時、凹部溝111が全幅Dにわたって設けられているた
め、接触作用領域が多いために、大きい戻り量となって
働く結果、チェックリンクアーム107は、ガイド体1
13の内側壁面と当接し、当接時の打音によって品質感
を損なう問題があった。
【0006】そこで、この発明は、チェックリンクアー
ムの戻り量を小さくし打音を小さく抑えると共に円滑な
作動が得られるようにした自動車用チェックリンク装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、ヒンジを支点として開閉可能なドア側
に取付けられ、内部にチェック機構を内装したケース体
に、チェックリンクアームを挿通し、チェックリンクア
ームの一端を車体に揺動自在に枢支し、チェックリンク
アームの他端となる遊端側に、前記ドアの全開時にケー
ス体と当接し合うストッパーを設けた自動車用チェック
リンク装置において、前記チェックリンク機構のガイド
体と接触し合うチェックリンクアームのアーム表面に、
一般面から隆起するアーム幅より狭い幅で、かつ、幅方
向の凹部溝が設けられた長手方向に連続する制御面と、
制御面に対し前記アーム幅方向を離間した位置のそれぞ
れに制御面に沿って配設され、一対の支持体とを形成す
る。
【0008】そして好ましい実施形態として支持体を制
御面の高さより低くする。
【0009】かかる自動車用チェックリンク装置によれ
ば、ドアを開くと、ケース体は、チェックリンクアーム
に沿って摺動する。この動作時において、ガイド体は幅
の狭い制御面によって摺動するが、この時両サイドの支
持体によって大きく傾くことなく支持されるため円滑な
作動状態が得られる。
【0010】また、ドアが例えば、半分開いた時に、ガ
イド体が凹部溝内に落ち込み係合し合うことで、ドアは
半分開いた状態で支持される。と同時に、向きの異なる
ガイド体と凹部溝との関係によってガイド体の軸線に対
してチェックリンクアームは平行に戻ろうとする作用が
働くが、ガイド体と凹部溝との接触作用領域が少ないた
めに戻り量は小さくて済むようになる。この結果、当接
音は発生しない。あるいは発生しても小さく抑えられ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照しなが
らこの発明の実施の形態を説明する。
【0012】図2において、1はチェックリンク装置3
のケース体、5はケース体1を貫通したチェックリンク
アームをそれぞれ示している。
【0013】ケース体1は、ヒンジPを支点として開閉
可能なドア6側に取付けられると共に、チェック機構7
が内装されたケース本体9と、ケース本体9の前面開放
側を閉塞するカバー部材11とから成っている。カバー
部材11はケース本体9に対して一体に取付けられ、図
4に示す如くカバー部材11及びケース本体9の上下に
は、ボルト13,13が螺合されることで、シール部材
15を挟んで、ドア側に取付けられる取付孔19,19
が設けられている。
【0014】ケース本体9内に内装されたチェック機構
7は、チェックリンクアーム5のアーム上面とアーム下
面とに設けられた制御面5a,5aに作用する上下一対
のガイド体21,21と、ガイド体21,21の動きに
対応して弾性変形する上下一対の弾性体23,23とか
ら成り、弾性体23は、ゴム等の材質で作られている。
この場合、ガイド体21及び弾性体23は必ずしも上下
一対設ける必要はなく、チェックリンクアーム5の一方
のアーム表面に作用するよう片側のみに設ける構造とし
てもよい。
【0015】チェックリンクアーム5は、図2に示す如
くアーム上面とアーム下面の一般面のほぼ中央部から隆
起するアーム幅Dより狭い長手方向に連続する制御面5
a,5aと、制御面5aの両サイドに沿って配置され、
所定の厚み(制御面5aより狭い寸法)を有する一対の
支持体25,25とが設けられ、一端は車体27に取付
けられるブラケット29にアーム軸31を介して回動自
在に結合されている。
【0016】制御面5aには、ドア6が半分開いた時に
ガイド体21が係合し合う凹部溝33が幅方向に沿って
設けられると共にアーム幅Dより小さくすることで凹部
溝33は、幅方向を狭い寸法とすることが可能となり、
ガイド体21が係合し合う時に、接触作用領域を少なく
してガイド体21の軸線Xと平行になろうとする戻り量
を小さく抑えるよう設定されてる。
【0017】また、一対の支持体21には、前記制御面
5aに設けられた凹部溝33より径が大きくガイド体2
1に影響を与えることのない凹部溝35,35がそれぞ
れ設けられ、各支持体21,21の高さは制御面5aよ
り低い寸法に設定されている。
【0018】一方、自由端側となるチェックリンクアー
ム5の他端には、全開時にケース体1と当接して全開扉
位置に規制するストッパー37が設けられている。スト
ッパー37は、ゴム又は合成樹脂材からなる弾性変形可
能な弾性部材39と、当接面となる内側垂直面39aを
残して弾性部材39を保持する金属製のブラケット41
と、ブラケット41の動きを拘束する金属製のピン43
とから成っている。
【0019】かかるチェックリンク装置3によれば、ド
ア6を開くと、ケース体1は、チェックリンクアーム5
に沿って摺動する。この動作時において、ガイド体21
は幅の狭い制御面5aに沿って摺動するが両サイドの支
持体25,25によって大きく傾くことなく支持される
ため円滑で安定した作動状態が得られるようになる。
【0020】また、ドア6が例えば、半分開いた時に、
ガイド体21が凹部溝33内に落ち込み係合し合うこと
でドア6は半分開いた状態で支持される。と同時に、図
2鎖線で示す如くガイド体21の向きと凹部溝33の向
きとの関係によって、ガイド体1の軸線Xに対してチェ
ックリンクアーム5は平行に戻ろうとする作用が働く。
この時、凹部溝33とガイド体21との接触作用領域d
が少ないために戻り量は小さくて済むため、当接音は発
生しない。あるいは発生しても小さく抑えられるため、
当接音によって品質感を損なうことがなくなる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明の自動車
用チェックリンク装置によれば、アーム幅より狭い制御
面に設けられた凹部溝により、ガイド体との係合時に、
少ない接触領域によってガイド体の軸線に対して平行に
戻ろうとするチェックリンクアームの戻り量を小さくす
ることができる。このために、当接音は小さく抑えら
れ、当接音によって品質感を損なうことがなくなると共
に両サイドの支持体によって大きく傾くことなく円滑な
作動状態が得られる。また、アーム幅より狭い制御面と
する簡単な構造で達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るチェックリンクアームの斜視
図。
【図2】チェックリンク装置の概要平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】従来例を示した説明図。
【符号の説明】
1 ケース体 5 チェックリンクアーム 5a 制御面 6 ドア 7 チェック機構 21 ガイド体 25 支持体 33 凹部溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジを支点として開閉可能なドア側に
    取付けられ、内部にチェック機構を内装したケース体
    に、チェックリンクアームを挿通し、チェックリンクア
    ームの一端を車体に揺動自在に枢支し、チェックリンク
    アームの他端となる遊端側に、前記ドアの全開時にケー
    ス体と当接し合うストッパーを設けた自動車用チェック
    リンク装置において、前記チェック機構のガイド体と接
    触し合うチェックリンクアームのアーム表面に、一般面
    から隆起するアーム幅より狭い幅で、かつ、幅方向の凹
    部溝が設けられた長手方向に連続する制御面と、制御面
    に対し、前記アーム幅方向で離間した位置のそれぞれ
    に、制御面に沿って配設される一対の支持体とを形成し
    たことを特徴とする自動車用チェックリンク装置。
  2. 【請求項2】 支持体は、制御面の高さより低くしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用チェックリンク
    装置。
JP23799396A 1996-09-09 1996-09-09 自動車用チェックリンク装置 Pending JPH1081136A (ja)

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JP23799396A JPH1081136A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動車用チェックリンク装置

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JP23799396A Pending JPH1081136A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 自動車用チェックリンク装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109209079A (zh) * 2018-11-16 2019-01-15 丰业迪睦斯(芜湖)汽车部件有限公司 新型的侧门限位器限位臂结构
WO2019052600A1 (de) * 2017-09-15 2019-03-21 Edscha Engineering Gmbh Türfeststeller
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CN110359794A (zh) * 2016-04-26 2019-10-22 三井金属爱科特株式会社 用于车辆的门限位连杆装置

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