JP2544649B2 - 自動車用スライドドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用スライドドアハンドル装置

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JP2544649B2 JP12825888A JP12825888A JP2544649B2 JP 2544649 B2 JP2544649 B2 JP 2544649B2 JP 12825888 A JP12825888 A JP 12825888A JP 12825888 A JP12825888 A JP 12825888A JP 2544649 B2 JP2544649 B2 JP 2544649B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/14Handles pivoted about an axis parallel to the wing
    • E05B85/18Handles pivoted about an axis parallel to the wing a longitudinal grip part being pivoted about an axis parallel to the longitudinal axis of the grip part

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のドアハンドル、特に組立の容易な
自動車用のスライドドアハンドル装置に関する。
従来の技術 例えば、実公昭59−22860号公報に記載の自動車用ス
ライドドアハンドルは、乗降に際して外側から引き手操
作されるドア開閉用のハンドル本体と、ハンドル本体を
回動可能に支持しかつドアパネルに固定されるブラケッ
トとを備えている。この自動車用スライドドアハンドル
では、ハンドル本体とブラケットとは、双方の部材に設
けられた一対のアーム部を軸支ピンで連結することによ
り回転自在に連結される。連結された一対のアーム部の
間で軸支ピンの周囲にスプリングが弾着され、ハンドル
本体がスプリングの弾力に抗して引き手操作されること
により車体の外方に回動される。
発明が解決しようとする課題 従来の自動車用スライドドアハンドルでは、組立後の
軸支ピンの脱落を防止するために、軸支ピンをローレッ
ト加工した後、ブラケット及びハンドル本体の双方のア
ーム部に設けた貫通孔に圧入する等の煩わしい工程を必
要とする。さらに、各工程に専用の加工治具を要するた
め、コスト高を招く原因となっている。また、軸支ピン
をアーム部の貫通孔に圧入しても、加工精度誤差及び車
体振動等により軸支ピンが脱落するおそれがある。
本発明は、部品点数及び組立工数を削減することによ
りコスト低減を図ることができる自動車用スライドドア
ハンドルを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明による自動車用スライドドアハンドルは、一対
の支持アーム(21、22)を有しかつドアパネル(P)に
固定されるブラケット(20)と、ブラケット(20)の支
持アーム(21、22)に回転可能に軸着される一対のハン
ドルアーム(11、12)を有するハンドル本体(10)と、
ブラケット(20)に対してハンドル本体(10)を付勢す
るスプリング(40)とを備えている。ハンドル本体(1
0)の外側に開扉用手掛け部(16)が形成されると共
に、ブラケット(20)の外側に閉扉用手掛け部(26)が
形成される。ハンドルアーム(11、12)又は支持アーム
(21、22)の一方に長いシャフト部(23)及び短いシャ
フト部(24)が一体に形成されると共に、ハンドルアー
ム(11、12)又は支持アーム(21、22)の他方に一対の
嵌合孔(13)が形成される。ブラケット(20)の一対の
支持アーム(21、22)の間にドアパネル(P)に固定す
るためのスタッドボルト(25)が設けられる。長いシャ
フト部(23)が形成されたハンドルアーム(11、12)又
は支持アーム(21、22)の一方とハンドルアーム(11、
12)又は支持アーム(21、22)の他方との間で長いシャ
フト部(23)上にスプリング(40)が捲回される。長い
シャフト部(23)及び短いシャフト部(24)をスナップ
作用により同時に一対の嵌合孔(13)に装着できる。
作 用 ハンドル本体(10)がブラケット(20)の外側で回動
可能にブラケット(20)に取り付けられるため、スライ
ドドアにスライドドアハンドル装置を装着したときに、
ハンドル本体(10)の開扉用手掛け部(16)及びブラケ
ット(20)の閉扉用手掛け部(26)を操作して、スライ
ドドアを容易に操作することができる。また、ハンドル
アーム(11、12)又は支持アーム(21、22)の一方に一
体に形成された長いシャフト部(23)及び短いシャフト
部(24)はスナップ作用により同時に嵌合孔(13)に装
着されるため、ハンドル本体(10)とブラケット(20)
との組立がワンタッチで行われ、組立後はハンドル本体
(10)がブラケット(20)から脱落するおそれがない。
また、スプリング(40)は長いシャフト部(23)に捲回
されるため、ハンドル本体(10)とブラケット(20)と
の組立後はスプリング(40)の移動が制限され、所定の
位置からずれる危険がない。
実 施 例 以下、本発明による自動車用スライドドアハンドルの
実施例を第1図〜第4図について説明する。
本発明の第一実施例を第1図及び第2図に示す。乗降
時に操作されるハンドル本体10は、通常エスカッション
と呼ばれ外装飾品を兼ねるブラケット20に回動自在に支
持され、ブラケット20は図中二点鎖線で示す車体のドア
パネルPに固定して取り付けられる。ハンドル本体10及
びブラケット20は、例えばポリアセタール樹脂、ポリカ
ーボネート等の合成樹脂又は亜鉛等の金属による成形品
である。また、ハンドル本体10の外側には開扉用手掛け
部16が形成され、ブラケット20の外側に閉扉用手掛け部
26が形成される。ドアパネルPとブラケット20との間に
は、雨水に対するシール作用及び緩衝作用を目的とする
エンドカバー30が介装される。
ブラケット20の背面には一対の支持アーム21、22が設
けられる。支持アーム21にはピン状の長いシャフト部2
3、支持アーム22にはピン状の短いシャフト部24が一体
に形成される。長いシャフト部23と短いシャフト部24と
は互いに反対方向に突出する。また、一対の支持アーム
21、22の間には一対のドアパネルPに固定するためのス
タッドボルト25がモールド成形により設けられる。ブラ
ケット20はスタッドボルト25によりドアパネルPに固定
される。
ハンドル本体10の背面には、ブラケット20の一対の支
持アーム21、22に回転可能に軸着される一対のハンドル
アーム11、12が設けられる。ハンドルアーム11、12は、
それぞれハンドル本体10から突出する垂直延長部と、垂
直延長部から更に横方向に延びる水平延長部とを有す
る。ハンドルアーム11、12の各水平延長部には一対の嵌
合孔13が形成される。嵌合孔13はくさび状に斜面が形成
されたガイド溝13aと、ガイド溝13aに連なる係止盲孔13
bとを有する。
また、ブラケット20に対してハンドル本体10を付勢す
るスプリング40が設けられる。スプリング40は、長いシ
ャフト部23が形成された支持アーム21とハンドルアーム
11との間で長いシャフト部23上に捲回される。スライド
ドアを開くときは、ハンドル本体10の開扉用手掛け部16
に手を掛け、ハンドル本体10をスプリング40の弾性力に
抗して横方向に引き手操作する。また、スライドドアを
閉じるときは、ブラケット20の閉扉用手掛け部26を把持
して操作する。開扉用手掛け部16及び閉扉用手掛け部26
により、スライドドアを容易に操作することができる。
本発明では、長いシャフト部23及び短いシャフト部24
をスナップ作用により同時に一対の嵌合孔13に装着でき
る。まず、支持アーム21の長いシャフト部23上にスプリ
ング40を捲回し、ハンドルアーム11のガイド溝13aに対
して支持アーム21の長いシャフト部23を、ハンドルアー
ム12のガイド溝13aに対して支持アーム22の短いシャフ
ト部24を当接させる。この状態でハンドル本体10とブラ
ケット20とを接近させると、長いシャフト部23及び短い
シャフト部24はそれぞれハンドルアーム11、12のガイド
溝13aの斜面に案内されて移動し、最奥部に到達したと
きスナップ作用により同時に係止盲孔13bに係合する。
最後に、スプリング40の両端部40a、40bをハンドル本体
10のハンドルアーム11及びブラケット20の支持アーム21
にそれぞれ係止させる。組み立てられたスライドドアハ
ンドル装置は、ブラケット20のスタッドボルト25により
ドアパネルPに固定される。
次に、本発明の第二実施例を第3図及び第4図に示
す。ハンドル本体10のハンドルアーム11、12に設けられ
る一対の嵌合孔13は第一実施例では対面して形成される
のに対し、第二実施例では、一対の嵌合孔13は互いに反
対方向に開口する。対応して、ブラケット20の長いシャ
フト部23及び短いシャフト部24は、支持アーム21、22の
各内側面に対面して設けられる。
第一及び第二実施例から明らかなように、本発明で
は、支持アーム21、22に一体に形成された長いシャフト
部23及び短いシャフト部24はスナップ作用により同時に
嵌合孔13に装着されるため、ハンドル本体10とブラケッ
ト20との組立がワンタッチで行われ、組立後はハンドル
本体10がブラケット20から脱落するおそれがない。ま
た、スプリング40は長いシャフト部23に捲回されるた
め、ハンドル本体10とブラケット20との組立後はスプリ
ング40の移動が制限され、所定の位置からずれる危険が
ない。
ハンドル本体10のハンドルアーム11、12及びブラケッ
ト20の支持アーム21、22において、互いに係合される組
み合わせの少なくとも一方は可撓性の材質又は形状で形
成されることが好ましい。但し、所要の組立剛性が得ら
れれば双方をいずれも可撓性の材質又は形状としてもよ
い。
本発明の上記実施例は更に変更が可能である。例え
ば、前記の実施例ではブラケットの支持アームと一体に
シャフト部を設け、ハンドル本体のハンドルアームに嵌
合孔を形成するのに対し、ハンドルアームにシャフト部
を一体に形成しかつ支持アームに嵌合孔を形成してもよ
い。また、ドアハンドルの右側又は左側の一方の側にお
いて、支持アームに一体に設けたシャフト部をハンドル
アームに形成した嵌合孔に嵌合すると共に、ドアハンド
ルの右側又は左側の他方の側において、ハンドルアーム
に一体に形成したシャフト部を支持アームに形成した嵌
合孔に嵌合させることも可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明では、開扉用手掛け部及
び閉扉用手掛け部によりスライドドアを容易に操作する
ことができる。また、ハンドル本体がブラケットから脱
落したり、スプリングが所定の位置からずれる危険がな
いため、スライドドアハンドル装置の信頼性が向上す
る。さらに、部品点数及び組立工数を削減することによ
りコスト低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明による自動車用スライドドア
ハンドルの第一実施例を示す分解斜視図及び組立側面断
面図、第3図及び第4図は第二実施例の分解斜視図及び
組立側面断面図である。 10……ハンドル本体、11、12……ハンドルアーム、13…
…嵌合孔、16……開扉用手掛け部、20……ブラケット、
21、22……支持アーム、23……長いシャフト部、24……
短いシャフト部、26……閉扉用手掛け部、40……スプリ
ング、P……ドアパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−278835(JP,A) 特開 平1−299967(JP,A) 実開 昭53−15222(JP,U) 実開 昭55−53614(JP,U) 実公 昭58−50029(JP,Y2) 実公 昭59−22860(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の支持アーム(21、22)を有しかつド
    アパネル(P)に固定されるブラケット(20)と、ブラ
    ケット(20)の支持アーム(21、22)に回転可能に軸着
    される一対のハンドルアーム(11、12)を有するハンド
    ル本体(10)と、ブラケット(20)に対してハンドル本
    体(10)を付勢するスプリング(40)とを備えた自動車
    用スライドドアハンドルにおいて、 ハンドル本体(10)の外側に開扉用手掛け部(16)を形
    成すると共に、ブラケット(20)の外側に閉扉用手掛け
    部(26)を形成し、 ハンドルアーム(11、12)又は支持アーム(21、22)の
    一方に長いシャフト部(23)及び短いシャフト部(24)
    を一体に形成すると共に、ハンドルアーム(11、12)又
    は支持アーム(21、22)の他方に一対の嵌合孔(13)を
    形成し、 ブラケット(20)の一対の支持アーム(21、22)の間に
    ドアパネル(P)に固定するためのスタッドボルト(2
    5)を設け、 長いシャフト部(23)が形成されたハンドルアーム(1
    1、12)又は支持アーム(21、22)の一方とハンドルア
    ーム(11、12)又は支持アーム(21、22)の他方との間
    で長いシャフト部(23)上にスプリング(40)を捲回
    し、 長いシャフト部(23)及び短いシャフト部(24)をスナ
    ップ作用により同時に一対の嵌合孔(13)に装着できる
    ことを特徴とする自動車用スライドドアハンドル装置。
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JPS5850029U (ja) * 1981-10-02 1983-04-05 市光工業株式会社 前照灯装置

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