JP2000154672A - スライド扉用ハンドル装置 - Google Patents

スライド扉用ハンドル装置

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JP2000154672A
JP2000154672A JP32909498A JP32909498A JP2000154672A JP 2000154672 A JP2000154672 A JP 2000154672A JP 32909498 A JP32909498 A JP 32909498A JP 32909498 A JP32909498 A JP 32909498A JP 2000154672 A JP2000154672 A JP 2000154672A
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JP
Japan
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handle
sliding door
case body
handle body
section
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Pending
Application number
JP32909498A
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English (en)
Inventor
Akishi Yamada
晃史 山田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】スライド扉を閉じる際に指を掛けることが
できる閉扉専用の指掛け部を備えるスライド扉用ハンド
ル装置を提供する。 【手段】ケース体10の凹部10'に収まった状態のハ
ンドル体20の左右両側に左方凹部10'L及び右方凹
部10'Rが生じるように設計し、ハンドル体20の一
の側部に、スライド扉1のラッチ錠等を解除する際、左
方凹部10'Lを介して把手可能な取手部21'を設け、
ハンドル体20の他の側部に、開放されてスライド扉1
を閉じる際、右側凹部10'Rを介して指を掛け得る指
掛け部23を設定する。また揺動体40を通すケース体
基部11の開口周囲にはスライドパッキン16を配置し
て確実な防水を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はスライド扉用ハンド
ル装置に関し、特に車両、倉庫等のスライド扉(引戸)
の開閉操作を行うためのハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば軽トラックの荷室等のスライド扉
には該扉を開放可能/開放不能とするラッチ錠等の施錠
手段が設置されると共に、この施錠手段をハンドル操作
によって解除して該扉の開閉操作を行うためのハンドル
装置が取り付けられている。かかるハンドル装置は、一
般に扉に設置される凹状のケース体と、このケース体に
出没可能に連結・収容されるハンドル体とを備え、ハン
ドル体にはケース体の開口からケース体裏側へ突出し、
ケース体からのハンドル体の引き出しに連動してロッド
棒等を介してラッチ錠等を解除させるための揺動体が連
結される。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら従来のハンドル
装置では、開放されたスライド扉を閉じる際に指を掛け
るための専用部分が設けられておらず、例えば扉を力強
くスムーズに閉じることができないといった問題があっ
た。また、ハンドル体に連動しての揺動体の変位を許容
すべく揺動体を余裕を持って通す上記開口の隙間から雨
水等が扉内側に浸入するといった問題もあった。
【0004】従って本発明の目的は、スライド扉を閉じ
る際に指を掛けることができる閉扉専用の指掛け部を備
えるスライド扉用ハンドル装置を提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、確実に防水可能なス
ライド扉用ハンドル装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、スライ
ド扉に取り付ける凹状のケース体と、このケース体に回
動可能に連結して出没可能に収容するハンドル体と、こ
のハンドル体を前記ケース体に収まる方向に付勢する弾
性部材と、一端が前記ハンドル体に連結され、他端が前
記ケース体の開口を通って当該ケース体の裏側へ突出す
る揺動体とを備え、前記ハンドル体を前記ケース体から
引き出すことにより前記揺動体が揺動し、前記スライド
扉の施錠手段を解除して当該スライド扉を開放可能とす
るハンドル装置であって、前記ケース体に収まった状態
の前記ハンドル体の左右両側における当該ケース体内に
第1の凹部及び第2の凹部を設け、前記ハンドル体に、
前記施錠手段を解除する際、前記第1の凹部を介して把
手可能な取手部と、前記スライド扉を閉じる際、前記第
2の凹部を介して指を掛け得る指掛け部とを設定したこ
とを特徴とするスライド扉用ハンドル装置が提供され
る。
【0007】即ち、本ハンドル装置では、ケース体に収
まった状態のハンドル体の一側方におけるケース体内に
第2の凹部を設けると共に、ハンドル体の一側部に第2
の凹部を介して指を掛け得る閉扉専用の指掛け部を設定
することにより、開放されたスライド扉を指掛け部に指
を掛けて閉じることができる。尚、ケース体からハンド
ル体を引き出してラッチ錠等の施錠手段を解除する場合
は、第1の凹部からハンドル体の取手部を把手して行う
ことができる。
【0008】弾性部材としてはスプリングやゴム等を用
いることができ、特にねじりコイルスプリングを好まし
く用いることができる。
【0009】本発明に係るスライド扉用ハンドル装置で
は、前記開口を常に防水可能な防水手段を設けることが
できる。防水手段の具体例としては、揺動体の周囲に密
着すると共に、揺動体に連動して開口と揺動体との間の
隙間(クリアランス)を常に塞ぐスライド可能なパッキ
ン等を好ましく挙げることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0011】図1は本発明に係るスライド扉用ハンドル
装置Iの正面図であり、図2は図1の透視図、図3は図
1のA−A線断面図、図4は図1のB−B線断面図であ
る。ハンドル装置Iはスライド扉1(図6参照)に取り
付けられるケース体10と、ケース体10に対して回動
・出没可能に連結・収容されるハンドル体20とを備え
る。
【0012】ケース体10は左右方向に若干長い矩形板
状の基部11と、基部11の周縁から前方へ突出して、
基部前方にハンドル体20を収容するための凹部10'
を規定する上部12、下部12'、左側部13及び右側
部13'と、上下部12,12'及び左右両側部13,1
3'の前端部から若干拡開する周枠部14とを有する。
左右両側部13,13'は基部11の厚さを中央から左
右両側へと次第に増した形で形成され(図3参照)、従
って凹部10'は左右両端から中央にかけて湾曲しなが
ら深くなる。
【0013】図5はハンドル体20の背面図である。ハ
ンドル体20は、上下方向に若干長い略矩形の表面を規
定すると共に、左方に板状の取手部21'(図3参照)
を規定する表部21と、表部21の上下端縁の右側から
後方へ突出してケース体上下部12,12'の内側に重
なり、上下部12,12'間に架設した枢軸30が通さ
れる上片部22及び下片部22'と、上下片部22,2
2'間に渡って延長し、ハンドル体20の右側面を規定
する指掛け部23とを有する。ハンドル体20がケース
体凹部10'に収まった没状態において、ハンドル体2
0の左右両側には、凹部10'の一部である第1の凹部
としての左側凹部10'L及び第2の凹部としての右側凹
部10'Rが残る。
【0014】ハンドル体20には、ケース体10の基部
11に設けた開口11'から基部裏側へと突出する揺動
体40が連結される。即ち、揺動体40の基端側(前半
部)は、ハンドル体20の表部裏面から後方へ突出する
角筒状の揺動体連結部24に収容され、連結部24を貫
通する枢軸30を該揺動体基端側にも通すことによって
ケース体10に連結される。また、ケース体裏側へ突出
する揺動体40の先端部(後端部)41には、スライド
扉1の開放不能状態/開放可能状態を切り替える施錠手
段としてのラッチ錠(図示せず)に連絡するロッド棒
(又はワイヤーロープ等)42が接続される(図3参
照)。
【0015】枢軸30には上下一対のねじりコイルスプ
リング31が環装され、各スプリング31の一端はケー
ス体基部11に突設したスプリング受け部材15に、他
端はハンドル体20に備わるスプリング受け部25にそ
れぞれ受け止められる。ハンドル体20は枢軸30を中
心に回動してケース体10の凹部10'に対して出没可
能となり、ねじりコイルスプリング31は凹部10'か
ら脱出したハンドル体20を弾性的復元力によって凹部
10'に戻すように作用する。また、ケース体10に対
するハンドル体20の回動に伴って揺動体40も枢軸3
0を中心に回動(揺動)し、これによってロッド棒42
を引き戻しする。
【0016】ケース体基部11の開口11'には揺動体
40の変位を許容すべく、揺動体40との間に若干のク
リアランス11"が設定される。かかるクリアランス1
1"から雨水等が扉内側(基部裏側)に浸入するおそれ
が生じるため、ケース体基部11の開口周囲には、矩形
環状のスライドパッキン16がスライド可能に配置され
る。
【0017】ハンドル体20にはまた、表部裏側の中央
から後方へとシリンダー状のロックユニット50が突設
される。ロックユニット50はハンドル体表部21の表
面に面一にて露出する鍵穴51に対するキー操作によっ
て止め金具52を90°正逆回動させ、ケース体基部1
1の中央付近に設けた止め金具受け17(図3参照)に
対し該止め金具52を係合及び係合解除させることによ
り、ケース体10に対しハンドル体20を脱出不能(ロ
ック状態)及び脱出可能(ロック解除状態)とする。
【0018】以上のスライド扉用ハンドル装置Iは、図
6に示すように、例えば軽トラックの荷室等のスライド
扉1にケース体10を嵌め込む形で設置される。そし
て、閉状態にあるスライド扉1を開ける場合には、図7
に略示するように、左側凹部10'Lからハンドル体2
0の取手部21'を把手してハンドル体20をケース体
凹部10'から引き出す。これによって揺動体40が左
方へ揺動し(図10参照)、ロッド棒42を介してラッ
チ錠を解除し、扉1を開放可能状態とする。尚、一旦解
除されたラッチ錠は、取手部21'から手を離し、スプ
リング31の作用によってハンドル体20がケース体凹
部10'に自動的に収容されても施錠せず、開放した扉
1をスライドさせて閉じる動作によってのみ施錠され
る。また、図9及び図10に略示するように、ケース体
10に対するハンドル体20の出没に伴う揺動体40の
揺動時において、スライドパッキン16は揺動体40の
周囲に密着しながらスライドし、開口11'のクリアラ
ンス11"を常に閉鎖し、これによって開口11'の防水
が常に図られる。
【0019】更に一旦開放されたスライド扉1を閉じる
場合は、図8に示すように、右方凹部10'Rからハン
ドル体20の指掛け部23に指を掛けることにより、該
扉1を力強くスムーズに閉じることができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るスライ
ド扉用ハンドル装置では、ケース体に収まった状態のハ
ンドル体の一側方におけるケース体内に第2の凹部を設
けると共に、ハンドル体の一側部に第2の凹部を介して
指を掛け得る閉扉専用の指掛け部を設定したことによ
り、開放されたスライド扉を指掛け部に指を掛けて力強
くスムーズに閉じることができる。また、防水手段によ
って揺動体を変位可能に通すハンドル体の開口を常に閉
鎖して確実に防水することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド扉用ハンドル装置の正面
図である。
【図2】図1におけるハンドル体の表部を透視する透視
図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】ハンドル体の背面図である。
【図6】本装置を軽トラックの荷室のスライド扉に設置
した状態を略示する斜視図である。
【図7】ハンドル体を引き出す状態を略示する使用状態
説明図である。
【図8】スライド扉を閉じる状態を略示する使用状態説
明図である。
【図9】ハンドル体の没状態におけるスライドパッキン
の位置を示す説明図である。
【図10】ハンドル体の出状態におけるスライドパッキ
ンの位置を示す説明図である。
【符号の説明】
I スライド扉用ハンドル装置 1 スライド扉 10 ケース体 10' 凹部 10'L 左側凹部 10'R 右側凹部 11 基部 11' 開口 11" クリアランス 12 上部 12' 下部 13 左側部 13' 右側部 14 周枠部 15 スプリング受け部材 16 スライドパッキン 17 止め金具受け 20 ハンドル体 21 表部 21' 取手部 22 上片部 22' 下片部 23 指掛け部 24 揺動体連結部 25 スプリング受け部 30 枢軸 31 ねじりコイルスプリング 40 揺動体 41 揺動体の先端部 42 ロッド棒 50 ロックユニット 51 鍵穴 52 止め金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド扉に取り付ける凹状のケース体
    と、このケース体に回動可能に連結して出没可能に収容
    するハンドル体と、このハンドル体を前記ケース体に収
    まる方向に付勢する弾性部材と、一端が前記ハンドル体
    に連結され、他端が前記ケース体の開口を通って当該ケ
    ース体の裏側へ突出する揺動体とを備え、前記ハンドル
    体を前記ケース体から引き出すことにより前記揺動体が
    揺動し、前記スライド扉の施錠手段を解除して当該スラ
    イド扉を開放可能とするハンドル装置であって、前記ケ
    ース体に収まった状態の前記ハンドル体の左右両側にお
    ける当該ケース体内に第1の凹部及び第2の凹部を設
    け、前記ハンドル体に、前記施錠手段を解除する際、前
    記第1の凹部を介して把手可能な取手部と、前記スライ
    ド扉を閉じる際、前記第2の凹部を介して指を掛け得る
    指掛け部とを設定したことを特徴とするスライド扉用ハ
    ンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記開口を常に防水可能な防水手段を設
    けた請求項1に記載のスライド扉用ハンドル装置。
JP32909498A 1998-11-19 1998-11-19 スライド扉用ハンドル装置 Pending JP2000154672A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101645672B1 (ko) * 2016-03-24 2016-08-04 이노인스트루먼트 (차이나) 인코포레이션 풀-푸시 겸용 핸들을 구비한 도어락

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698959U (ja) * 1979-12-27 1981-08-05
JPS57286A (en) * 1980-05-30 1982-01-05 Nissan Motor Door outside handle device for automobiles
JPH01299966A (ja) * 1988-05-27 1989-12-04 Kokusan Kinzoku Kogyo Co Ltd 自動車用ドアハンドル
JPH0932366A (ja) * 1995-07-18 1997-02-04 Oi Seisakusho Co Ltd 車両用ドアのハンドル装置

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