JP2603728Y2 - 傘立て用錠前 - Google Patents

傘立て用錠前

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JP2603728Y2
JP2603728Y2 JP1993048387U JP4838793U JP2603728Y2 JP 2603728 Y2 JP2603728 Y2 JP 2603728Y2 JP 1993048387 U JP1993048387 U JP 1993048387U JP 4838793 U JP4838793 U JP 4838793U JP 2603728 Y2 JP2603728 Y2 JP 2603728Y2
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umbrella
lock
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純三 立野
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UNION CO.,LTD.
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、傘立てに使用される
錠前の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】傘の柄を取り出し不能に係止して傘を保
管する傘立て用錠前には、従来より図7に示すようなも
のがある。この傘立て用錠前は、傘の柄を垂直方向に挿
通しうるU字形の凹所aを形成した錠前本体bと、前記
錠前本体bの一端に軸支され、前記凹所aの開放端側に
蝶着されて開閉する錠止可能な開閉扉cよりなってい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の傘立て用錠前では、一方の手で凹所aに傘の柄を押
し込んでおいてから、もう一方の手で開閉扉cを閉めな
ければならず、片手で操作できず、荷物を手に持ってい
るときなど不便であるという問題点があった。また、折
り畳み傘などのように長さの短い傘では、凹所aより抜
け落ちてしまい、保管できないという問題があった。
【0004】そこで、この考案では、従来の傘立て用錠
前が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、片手で簡単に操作でき、
しかも長さの短い傘でも保管できる傘立て用錠前を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのためこの考案では、
傘の柄を挿入しうる凹所4を形成した本体ケース1と、
本体ケース1の凹所4より前端7aを突出させて摺動可能
に本体ケース1に取り付けられた押圧ボタン7と、本体
ケース1に軸支され、同一平面内で開閉運動し、閉時に
傘の柄を取り出し不能に係止する2本の挟持腕9と、前
記押圧ボタン7の後方への移動により2本の挟持腕9を
閉じ、押圧ボタン7の前方への移動により2本の挟持腕
9を拡開する開閉機構と、押圧ボタン7を後方へ移動さ
せたときに押圧ボタン7を錠止する錠機構とを有する傘
立て用錠前であって、押圧ボタン7の前端7aに上方が開
放されたフック部7bを形成し、押圧ボタン7を後方への
移動させて施錠したときに前記フック部7bの開放端が本
体ケース1により塞がれるようにした傘立て用錠前とし
た。
【0006】
【0007】
【作用】本体ケース1の凹所4に傘の柄を挿入し、凹所
4より突出した押圧ボタン7の前端7aを傘の柄で押し、
押圧ボタン7を後方へ移動させる。すると、開閉機構に
より2本の挟持腕9が傘の柄を包み込むように閉じる。
このとき、押圧ボタン7は錠機構により錠止されるの
で、2本の挟持腕9は開かなくなる。
【0008】折り畳み傘などのように長さの短い傘を保
管する場合は、押圧ボタン7の前端7aに形成されたフッ
ク部7bに傘の紐を通し、押圧ボタン7を押して後方へ移
動させると、フック部7bの開放端が本体ケース1により
閉じられるので、傘を保管できるようになる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に従って説明
する。1は、本体ケースであり、上部ケース2と下部ケ
ース3からなり、傘の柄を垂直方向に挿通しうるU字形
の凹所4を形成している。5は、傘立てに架設したパイ
プ6を挿通するための孔であり、下部ケース3とパイプ
6とは、ねじ(図示せず)で固定されるようになってい
る。
【0010】7は、本体ケース1に摺動可能に取り付け
られている押圧ボタンであり、本体ケース1の凹所4よ
り前端7aを突出させている。さらに、前端7aにはフック
部7bを形成している。8は、押圧ボタン7を前方(図示
手前側)に付勢するコイルスプリングである。
【0011】9は、本体ケース1に中間部を軸支された
2本の挟持腕であり、これらは同一平面内で開閉運動
し、閉時には傘の柄を取り出し不能に係止するようにな
っている。挟持腕9の押圧ボタン7側には長孔9aが形成
されており、長孔9aを挿通するピン10により押圧ボタン
7に係着され、開閉機構を形成している。開閉機構は、
この実施例に限定するものではなく、同一作用をするも
のに変更することも可能である。
【0012】11は、錠部材であり、この実施例ではシリ
ンダー錠を使用している。12は、錠部材11の下部に取り
付けられた係止爪であり、押圧ボタン7の係止孔7cと係
合して錠止するようになっている。このように、この実
施例の錠機構は、錠部材11、係止爪12、押圧ボタン7の
係止孔7cで構成されている。
【0013】13は、係止爪12を押圧ボタン7の方に付勢
するネジリコイルバネである。
【0014】以上が実施例であり、次に使用時の各部の
作動について説明する。図3及び図4は、開錠された状
態を示しており、図3は水平方向に切断した断面図であ
り、図4は垂直方向に切断した断面図である。開錠され
た状態では、押圧ボタン7はコイルスプリング8により
付勢され、図示手前側に移動している。そして、挟持腕
9は拡開している。
【0015】本体ケース1の凹所4に傘の柄を挿入し、
押圧ボタン7を押すと、開閉機構により挟持腕9が閉じ
る。図5及び図6は、閉錠された状態を示しており、図
5は水平方向に切断した断面図であり、図6は垂直方向
に切断した断面図である。図5に示した通り、挟持腕9
が閉じた状態では、傘の柄が取り出し不能に係止された
状態になる。そして、このとき、ネジリコイルバネ13に
付勢された係止爪12が係止孔7cと係合し、押圧ボタン7
を錠止している。
【0016】また、施錠された状態では、図6に示した
通り、フック部7bの開放端が本体ケース1により塞がれ
るので、折り畳み傘などのように長さの短い傘を保管す
る場合でも、フック部7bに傘の紐を通しておけば保管で
きる。開錠するときには、錠止部材11にキーを挿入し、
開錠方向にキーを回すと、戻り係止爪12が回転し、係止
孔7cと係合が解除される。
【0017】すると、コイルスプリング8により、押圧
ボタン7が元の位置に戻り、挟持体8も元の位置に戻
る。
【0018】
【考案の効果】この考案の傘立て用錠前は上述のように
構成されており、本体ケース1の凹所4に傘の柄を挿入
し、押圧ボタン7を後方へ移動させるだけで、挟持腕9
が傘の柄を包み込むように閉じるので、片手で簡単に操
作できるだけでなく、折り畳み傘などのように長さの短
い傘である場合には、押圧ボタン7の前端7aに形成され
たフック部7bに傘の紐を通し、押圧ボタン7を押せば、
傘の紐が係止され、保管できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の傘立て用錠前の分解斜視図。
【図2】この考案の傘立て用錠前の斜視図。
【図3】この考案の傘立て用錠前の開錠時の水平方向の
断面図。
【図4】この考案の傘立て用錠前の開錠時の垂直方向の
断面図。
【図5】この考案の傘立て用錠前の閉錠時の水平方向の
断面図。
【図6】この考案の傘立て用錠前の閉錠時の垂直方向の
断面図。
【図7】従来の傘立て用錠前の斜視図。
【符号の説明】
1 本体ケース 4 凹所 7 押圧ボタン 7a 前端 7b フック部 9 挟持腕 9a 長孔 11 錠部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘の柄を挿入しうる凹所(4)を形成し
    た本体ケース(1)と、本体ケース(1)の凹所(4)
    より前端(7a)を突出させて摺動可能に本体ケース
    (1)に取り付けられた押圧ボタン(7)と、本体ケー
    ス(1)に軸支され、同一平面内で開閉運動し、閉時に
    傘の柄を取り出し不能に係止する2本の挟持腕(9)
    と、前記押圧ボタン(7)の後方への移動により2本の
    挟持腕(9)を閉じ、押圧ボタン(7)の前方への移動
    により2本の挟持腕(9)を拡開する開閉機構と、押圧
    ボタン(7)を後方へ移動させたときに押圧ボタン
    (7)を錠止する錠機構とを有する傘立て用錠前であっ
    て、押圧ボタン(7)の前端(7a)に上方が開放された
    フック部(7b)を形成し、押圧ボタン(7)を後方への
    移動させて施錠したときに前記フック部(7b)の開放端
    が本体ケース(1)により塞がれるようにしたことを特
    徴とする傘立て用錠前。
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