JPH0643409Y2 - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH0643409Y2
JPH0643409Y2 JP12319889U JP12319889U JPH0643409Y2 JP H0643409 Y2 JPH0643409 Y2 JP H0643409Y2 JP 12319889 U JP12319889 U JP 12319889U JP 12319889 U JP12319889 U JP 12319889U JP H0643409 Y2 JPH0643409 Y2 JP H0643409Y2
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JP
Japan
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handle
lock
door
base body
lock member
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JP12319889U
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JPH0362977U (ja
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健二 栗原
稔 満多野
精一 佐藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、例えば自動車のインストルメントパネルに設
けられるグローブボックス等のドアロック装置の改良に
関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種ドアロック装置として、実開昭61-25467号
公報に示すものが存する。
該従来のドアロック装置は、第4図に示す如く、グロー
ブボックスのドア側に固定される基体1と、該基体1内
に昇降動可能に支承されるロック部材2と、基体1に回
動可能に軸支されるハンドル3とを備え、上記基体1
は、上部側にインストルメントパネルに設けられたスト
ライカシャフト13を係入するロック凹部4を形成すると
共に、下部側に上記ロック部材2を昇降動可能に支承す
る空所5を形成して、該空所5内にコイルばね6を介在
させて、ロック部材2を常時上記ロック凹部4を閉塞す
る方向に付勢する構成となっている。
又、ロック部材2は、上部側にストライカシャフト13に
当接するテーパーガイド面部7を形成すると共に、下部
側に横方向に延びる受け部8を一体に形成して、該受け
部8を後述するハンドル3の押圧部で下方に押圧するこ
とにより、基体1の空所5内をコイルばね6に抗して降
下して、基体1のロック凹部4を開放できる構成となっ
ている。
更に、ハンドル3は、上部側に基体1の対向面部に形成
されたスリット9から上記空所5内に突出する押圧部10
を一体に形成して、基体1に軸11を介して回動可能に軸
支される一方、該軸11に装着された捩じりばね12のばね
圧で、常時反操作方向へ付勢されて、特にロック部材2
がロック凹部4を開放するために降下した時に、該ハン
ドル3が操作方向に移動してガタつくことを防止できる
構成となっている。
そして、実際の使用に際しては、具体的には図示しない
が、グローブボックスのドア所定個所に上記基体1をネ
ジ部材等を用いて固定して、ハンドル3を介してドアを
上方に移動すると、インストルメントパネル側のストラ
イカシャフト13が、ロック部材2のテーパーガイド面部
7に当接しながら、該ロック部材2をコイルばね6に抗
して降下させて、ストライカシャフト13が基体1のロッ
ク凹部4内に係入すると同時に、ロック部材2が再びコ
イルばね6のばね圧により上昇して、ロック凹部4の開
口を閉塞するので、これにより、グローブボックスのド
アが、閉状態に確実にロックされることとなる。
逆に、ドアのロックを解除する場合には、今度は、ハン
ドル3を捩じりばね12に抗して操作方向即ち手前に回動
させると、該ハンドル3の押圧部10がロック部材2の受
け部8をコイルばね6に抗して下方に押圧させながら、
ロック部材2自体を降下させて、基体1のロック凹部4
を開放し、ストライカシャフト13がロック凹部4から外
れることを許容するので、これにより、ドアのロック状
態が解除されて、後は、ドアを下方に移動させるだけ
で、グローブボックスが開状態となる。
「考案が解決しようとする課題」 然し乍ら、上記従来のドアロック装置にあっては、グロ
ーブボックスの閉操作時、詳しくは、ストライカシャフ
ト13でロック部材2が下方に押圧される時に、ハンドル
3が自動的に操作方向に回動してガタつくことを防止す
るために、該ハンドル3を常時反操作方向に付勢する捩
じりばね12を使用しているが、斯る捩じりばね12の使用
は、部品点数の増加は勿論であるが、特にその組付け作
業が頗る大変となって、作業性が著しく低下すると共
に、これに応じてコスト高となってしまう大きな問題点
を有していた。
「課題を解決するための手段」 而して、本考案は、従来の課題を有効に解決するために
開発されたもので、ストライカシャフトを係入するロッ
ク凹部を有してドア側に固定される基体と、該基体内に
昇降動可能に弾持されて上記ロック凹部を開閉するロッ
ク部材と、基体に回動可能に軸支されてロック部材をロ
ック凹部の開放方向に移動させるハンドルとを備えるド
アロック装置を前提として、上記基体又はハンドルの一
方に、相手方に当接してハンドルに反操作方向の回動力
を付与する弾性片を一体に形成して、該一体形成の弾性
片でハンドルの姿勢を保持する構成を採用した。
「作用」 依って、本考案にあっては、ドアの適所に基体を固定し
て、ハンドルを介してドアを所定方向に移動すると、ス
トライカシャフトがロック部材を基体のロック凹部を開
放する方向に移動させて、該ストライカシャフトが基体
のロック凹部に係入すると同時に、ロック部材が再びロ
ック凹部を閉塞する方向に移動するので、これにより、
ドアは確実にロックされることとなる。
しかも、本考案にあっては、基体又はハンドルの一方に
形成された弾性片で、ハンドルに常時反操作方向の回動
力を付与しているので、ドアの閉操作時に、ロック部材
がロック凹部を開放する方向に移動しても、ハンドル自
体は操作方向に回動してガタつくことが全くなくなるの
で、その姿勢が確実に保持されることとなる。
又、ドアのロックを解除する場合には、今度は、ハンド
ルを弾性片の回動力に抗して操作方向に回動させると、
該ハンドルがロック部材をロック凹部を開放する方向に
移動させて、ストライカシャフトがロック凹部から外れ
ることを許容するので、これにより、ドアのロック状態
が簡単に解除されることとなる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係るドアロック装置も、第1図A・Bに
示す如く、いずれも合成樹脂で一体成形された基体21と
ロック部材22とハンドル23とを備えるものである。
そして、基体21は、上部側にインストルメントパネルに
固設されたストライカシャフトを係入するロック凹部24
を一体に形成すると共に、下部側にロック部材22を昇降
動可能に支承する空所25を形成して、該空所25内にコイ
ルばね26を介在させて、ロック部材22を常時上記ロック
凹部24を閉塞する方向に付勢する構成となっている。
又、ロック部材22は、上部にストライカシャフトに当接
するテーパーガイド面部27を形成すると共に、下部に横
方向に延びる受け部28を一体に形成し、ハンドル23は、
上部側に基体21のスリット29から上記空所25内に突出す
る押圧部30を一体に形成する構成となっている。
しかし、本実施例にあっては、従来と異なり、ハンドル
23を単に軸31を介して基体21に回動可能に軸支するだけ
で、該軸31には従来の如き捩じりばねを装着せずに、下
記の構成により、ハンドル23に対して反操作方向の回動
力を付与することを特徴とするものである。
即ち、図示する如く、基体21のハンドル23と対向する壁
面部に、逆L字状を呈する一対の弾性片32・32を一体に
形成する一方、ハンドル23の基体21と対向する裏面上部
に、該一対の弾性片32・32に常時当接する水平当接片33
を一体に形成して、各弾性片32から得られる弾性押圧力
を水平当接片33を介して、ハンドル23に反操作方向の回
動力として付与する構成を採用している。
又、本実施例にあっては、基体21側の同一壁面部に2条
の突起部34・34を一体に形成する一方、ハンドル23の裏
面下部に、該各突起部34に当接する水平ストッパー片35
を一体に形成して、上記ハンドル23の反操作方向に対す
る回動位置を規制する構成となしている。
依って、本実施例のドアロック装置にあっても、第2図
に示す如く、グローブボックス36のドア36aの所定個所
に上記基体21をネジ部材等を用いて固定して、ハンドル
23を介してドア36aを上方に移動すると、インストルメ
ントパネル37側のストライカシャフト38が、ロック部材
2のテーパーガイド面部27に当接しながら、該ロック部
材22をコイルばね26に抗して降下させて、ストライカシ
ャフト38が基体21のロック凹部24に係入すると同時に、
ロック部材22が再びコイルばね26のばね圧により上昇し
て、ロック凹部24の開口を閉塞するので、これにより、
グローブボックス36のドア36aは、閉状態に確実にロッ
クされることとなる。
しかし、本実施例にあっては、従来の如き組付けが大変
な捩じりばねを使用しないで、その代わりに、基体21側
に形成された一対の弾性片32・32と、ハンドル23側に形
成された水平当接片33の当接状態を得て、水平ストッパ
ー片35の規制を受けるまで、ハンドル23を反操作方向に
回動付勢する構成を採用しているので、ドア36aの閉操
作時に、ロック部材22がストライカシャフト38に押され
て降下しても、ハンドル23は操作方向に回動してガタつ
くことがなくなり、従来と同様に、その姿勢を確実に保
持することが可能となる。
逆に、ドア36aのロックを解除する場合には、今度は、
第3図に示す如く、ハンドル23を一対の弾性片32・32に
抗して操作方向即ち手前に回動させると、該ハンドル23
の押圧部30がロック部材22の受け部28をコイルばね26に
抗して下方に押圧させながら、ロック部材22自体を基体
21内で降下させて、基体21のロック凹部24を開放して、
ストライカシャフト38がロック凹部24から外れることを
許容するので、これにより、ドア36aのロック状態が解
除されて、後は、ドア36aを下方に移動させるだけで、
グローブボックス36が開状態となる。
尚、上記の実施例にあっては、基体21側に形成された一
対の弾性片32・32から得られる弾性押圧力を、ハンドル
23側に形成された水平当接片33を介して、ハンドル23上
部に回動力として伝達するように構成したものである
が、本考案はこれに限定されるものではなく、弾性片32
と水平当接片33を夫々逆に形成したり、或いは基体21と
ハンドル23のいずれか一方に、所望形状の弾性片32のみ
を一体に形成して、該弾性片32を相手方に直接当接させ
て、ハンドル23に対して、反操作方向の回動力を付与す
るように構成することも実施に応じ任意である。
「考案の効果」 以上の如く、本考案のドアロック装置は、従来の如き捩
じりばねを使用しなくとも、単に基体又はハンドルの一
方に、相手方に当接してハンドルに反操作方向の回動力
を付与する弾性片を一体に形成するだけで、ハンドルの
姿勢を保持して、ロック部材がストライカシャフトでロ
ック凹部を開放する方向に移動した時に、ハンドルが自
動的に操作方向に移動してガタつくことを有効に防止す
ることが可能となった。
従って、本考案にあっては、部品点数の削減は勿論のこ
と、特に、捩じりばねの煩雑な組付け作業が全く不要と
なるので、組付け作業の簡素化とコスト低廉化に大いに
貢献できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の実施例に係るドアロック装置を一部
分解して示す斜視図、同図Bは同装置の組付け状態を示
す断面図、第2図はグルーブボックスのドアをロックし
た状態を示す要部断面図、第3図は該ドアのロックを解
除した状態を示す要部断面図、第4図は従来のドアロッ
ク装置を示す断面図である。 21……基体、22……ロック部材、23……ハンドル、24…
…ロック凹部、26……コイルばね、31……軸、36a……
ドア、38……ストライカシャフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストライカシャフトを係入するロック凹部
    を有してドア側に固定される基体と、該基体内に昇降動
    可能に弾持されて上記ロック凹部を開閉するロック部材
    と、基体に回動可能に軸支されてロック部材をロック凹
    部の開放方向に移動させるハンドルとを備えるドアロッ
    ク装置において、上記基体又はハンドルの一方に、相手
    方に当接してハンドルに反操作方向の回動力を付与する
    弾性片を一体に形成して、該一体形成の弾性片でハンド
    ルの姿勢を保持するように構成したことを特徴とするド
    アロック装置。
JP12319889U 1989-10-23 1989-10-23 ドアロック装置 Expired - Lifetime JPH0643409Y2 (ja)

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JP12319889U JPH0643409Y2 (ja) 1989-10-23 1989-10-23 ドアロック装置

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JPH0362977U JPH0362977U (ja) 1991-06-19
JPH0643409Y2 true JPH0643409Y2 (ja) 1994-11-14

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JPH0362977U (ja) 1991-06-19

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