JPH0633765Y2 - キャビン付トラクタの操作レバー装置 - Google Patents

キャビン付トラクタの操作レバー装置

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JPH0633765Y2
JPH0633765Y2 JP2564288U JP2564288U JPH0633765Y2 JP H0633765 Y2 JPH0633765 Y2 JP H0633765Y2 JP 2564288 U JP2564288 U JP 2564288U JP 2564288 U JP2564288 U JP 2564288U JP H0633765 Y2 JPH0633765 Y2 JP H0633765Y2
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JP
Japan
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cabin
tractor
opening
operation lever
floor
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Application number
JP2564288U
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JPH01130601U (ja
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光彦 遠部
勝 中田
留男 梅本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キャビン付トラクタの操作レバー装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、トラクタ車体上にキャビンを搭載し、そのキャビ
ンの底部を構成するフロアシートの下方に油圧コントロ
ールバルブを配置し、キャビンの室内にそのコントロー
ルバルブを作動する操作レバーが支軸廻りに回動操作自
在に備えられたものがある。前記支軸はフロアシート上
に突設したブラケットに固着され、操作レバーとコント
ロールバルブとはフロアシートに形成した開口部を通る
ロッドを介して連動連結されている。前記ロッドは操作
レバーの回動操作に伴なって揺動する。そのため、開口
部はロッドの揺動に対応して長方形状に形成されてい
る。そして、キャビンの室内の気密性を保つため前記開
口部はスリットを有するゴム板材によって閉塞され、前
記スリット内をロッドが移動するようにされている。
(考案が解決するための手段) 前記従来にあっては、開口部を閉塞するために特別にゴ
ム板材を必要とし、それが作製コストの向上に係わるも
のであった。
そこで本考案は、製作コストの低減を企図したキャビン
付トラクタの操作レバー装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案が、前記目的を達成するために講じた技術的手段
は、車体1上に搭載されたキャビン6の室内に支軸24廻
りに回動操作される操作レバー19を設け、キャビン6の
底部を構成するフロアシート8の下方に油圧コントロー
ルバルブ18を配置し、前記操作レバー19と油圧コントロ
ールバルブ18とをフロアシート8に形成した開口部21を
通して連動連結したキャビン付トラクタの操作レバー装
置において、 前記支軸24に套嵌される操作レバー19のボス部20を、フ
ロアシート8の開口部21を閉塞するように配置した点に
ある。
(作用) 本考案によれば、キャビン6室内の操作レバー19とフロ
アシート8下方の油圧コントロールバルブ6とを連係す
るために形成されたフロアシート8の開口部21が、操作
レバー19のボス部20で閉塞されて、開口部21を塞ぐ特別
な部材を必要とせずにキャビン6室内の気密性が保たれ
ている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、1はトラクタ車体で、その前部にはエ
ンジン2が搭載され、エンジン2はボンネット3で覆わ
れている。前記トラクタ車体1の後部両側には後車軸ケ
ース4を介して後輪5が支持されている。また、トラク
タ車体1の後部上には一体形のキャビン6が搭載されて
いる。
前記キャビン6は、キャビン本体7と、キャビン本体7
の底部側に装着されたフロアシート8と、キャビン本体
7の左右両側に装着された後輪フェンダー9等とからな
る。そして、キャビン6の前端部はトラクタ車体1から
外側方に突出した前ブラケット10に、後端部は後車軸ケ
ース4上の後ブラケット11に夫々防振材12,13を介して
支持されている。前記キャビン6の室内前部にはハンド
ル14及びアクセルペダル装置15等が備えらえている。
前記フロアシート8の後部は車体1から離隔して形成さ
れ、その上方に座席16が、下方に作業機昇降用の油圧装
置17が夫々配置されている。前記油圧装置17の前下部の
一側(右側)には補助コントロールバルブ18が設けら
れ、このバルブ18を介してトラクタ車体1の外部へ油圧
が取出される。
前記座席16の一側(右側)には、前記バルブ18の作動用
の操作レバー19が配置されている。第2図乃至第4図に
おいてこの操作レバー19は2本並設されており、したが
って、バルブ18も2個並設されている。前記操作レバー
19の下端にはボス部20が設けられ、各ボス部20は同心状
に配置され、これらボス部20の平面形状に略対応してフ
ロアシート8には長方形状の開口部21が形成されてい
る。この開口部21の長手方向一端部には軸受22が固着さ
れ、他端部には切欠部23が形成されている。また、開口
部21内には支軸24が切欠部23から軸受22に亘って配置さ
れている。この支軸24の切欠部23側には板材25が固着さ
れ、この板材25はフロアシート8上にボルト26を介して
固定されている。この板材25及び軸受22によって支軸24
は支持されている。そして、この支軸24に前記各操作レ
バー19のボス部20が回動自在に套嵌され、これにより、
開口部21はボス部20によって閉塞されている。なお、図
例では前記支軸24の軸心はフロアシート8の上面と同高
とされているが、ボス部20により開口部21を閉塞する位
置であれば多少上下に変位しても良い。27はシール材
で、ボス部20と開口部21の縁部との隙間28をシールする
ものである。
前記ボス部20の下部にはアーム29がフロアシート8の下
方側に突設され、そのアーム29にはロッド30の一端が連
結され、ロッド30の他端はコントロールバルブ18に連結
されている。
第5図及び第6図は、前記キャビン6を支持する前ブラ
ケット10を示している。この前ブラケット10は前後壁10
a,10bと上壁10cとから下方に開口状の断面コ字形に形成
され、車体1にボルト締結された固定板31に溶着されて
いる。前ブラケット10の前後壁10a,10b間には工具箱32
が配置され、固定板31側がピン33によって前後壁10a,10
bに回動自在に枢結されている。そして、工具箱32の左
右方向外方側が固定具34によって前ブラケット10の上壁
10cに係脱自在に係止される。
第7図はアクセルペダル装置15を示し、このアクセルペ
ダル装置15はペダル35及びステム36等から成る。前記ス
テム36は上部が支軸(図示省略)廻りに回動自在に取付
けられて後方から踏込み自在とされている。また、ステ
ム36の下端にはペダル35に当接するローラ37が回転自在
に設けられている。前記ペダル35はゴム製のフロアマッ
ト38に一体形成され、芯材39が埋設されている。前記フ
ロアマット38は防音材40を介してフロアシート8の前部
に敷設されている。
第8図はアクセルペダル装置15の変形例を示しており、
ペダル35がフロアマット38に設けた支点軸41廻りに回動
自在に取付けられたものである。
なお、本考案はポジション操作用及びドラフト操作用の
操作レバーに採用しても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、操作レバー19のボス部20をフロアシー
ト8の開口部21を閉塞するように配置したので、従来に
おけるゴム板のような特別な部材を必要とせずに開口部
21を閉塞することができ、これによって製作コストの低
減が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はトラクタ車体の
側面図、第2図は要部の側断面図、第3図は同平面図、
第4図は同分解斜視図、第5図は第1図のV−V線矢視
図、第6図は前ブラケットの斜視図、第7図はペダル装
置の側断面図、第8図はペダル装置の変形例を示す側断
面図である。 1…トラクタ車体、6…キャビン、8…フロアシート、
18…補助コントロールバルブ、19…操作レバー、20…ボ
ス部、21…開口部、24…支軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体1上に搭載されたキャビン6の室内に
    支軸24廻りに回動操作される操作レバー19を設け、キャ
    ビン6の底部を構成するフロアシート8の下方に油圧コ
    ントロールバルブ18を配置し、前記操作レバー19と油圧
    コントロールバルブ18とをフロアシート8に形成した開
    口部21を通して連動連結したキャビン付トラクタの操作
    レバー装置において、 前記支軸24に套嵌される操作レバー19のボス部20を、フ
    ロアシート8の開口部21を閉塞するように配置したこと
    を特徴とするキャビン付トラクタの操作レバー装置。
JP2564288U 1988-02-26 1988-02-26 キャビン付トラクタの操作レバー装置 Expired - Lifetime JPH0633765Y2 (ja)

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JP2564288U JPH0633765Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 キャビン付トラクタの操作レバー装置

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JP2564288U JPH0633765Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 キャビン付トラクタの操作レバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130601U JPH01130601U (ja) 1989-09-05
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