JPH075012Y2 - 農用作業車 - Google Patents
農用作業車Info
- Publication number
- JPH075012Y2 JPH075012Y2 JP1986154106U JP15410686U JPH075012Y2 JP H075012 Y2 JPH075012 Y2 JP H075012Y2 JP 1986154106 U JP1986154106 U JP 1986154106U JP 15410686 U JP15410686 U JP 15410686U JP H075012 Y2 JPH075012 Y2 JP H075012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main frame
- gear box
- agricultural work
- steering gear
- sheet metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンを搭載する機体前部のメインフレー
ムと、走行系のギヤミッションを内装するミッションケ
ースとを連結して機体フレームを構成してある農用作業
車に関する。
ムと、走行系のギヤミッションを内装するミッションケ
ースとを連結して機体フレームを構成してある農用作業
車に関する。
農用作業車に装備されるステアリングギヤボックスは、
一般にはフレームと別体に構成されて、フレームに取り
付けるようにしていた(例えば、実開昭60-50077号公報
参照)。
一般にはフレームと別体に構成されて、フレームに取り
付けるようにしていた(例えば、実開昭60-50077号公報
参照)。
ところが、上記構成ではステアリングギヤボックスを構
成する部品点数が多くなるとともに、ステアリングギヤ
ボックスを組み立てた後に、このステアリングギヤボッ
クスを車体のメインフレームに取り付ける作業が必要で
あって、組み付け性に劣り、改善の余地があった。
成する部品点数が多くなるとともに、ステアリングギヤ
ボックスを組み立てた後に、このステアリングギヤボッ
クスを車体のメインフレームに取り付ける作業が必要で
あって、組み付け性に劣り、改善の余地があった。
本考案は上記の実情に着目してなされたものであって、
ステアリングギヤボックスの部品点数を削減することが
できるとともに、組み付け性を向上することができる農
用作業車を提供することを目的とする。
ステアリングギヤボックスの部品点数を削減することが
できるとともに、組み付け性を向上することができる農
用作業車を提供することを目的とする。
本考案に係る農用作業車の特徴構成は、前記機体前部の
メインフレームを操縦部フロアを構成する広幅の板金製
の板材で構成すると共に、この板金製板材からなるメイ
ンフレームの、後部ミッションケースから離れたステア
リングハンドル回転軸下方部位に、絞り加工による凹部
を形成し、この凹部と、この凹部に対向してメインフレ
ームの板面に取付けられるカバー体とでステアリングギ
ヤボックスを構成した点にあり、その作用及び効果は次
の通りである。
メインフレームを操縦部フロアを構成する広幅の板金製
の板材で構成すると共に、この板金製板材からなるメイ
ンフレームの、後部ミッションケースから離れたステア
リングハンドル回転軸下方部位に、絞り加工による凹部
を形成し、この凹部と、この凹部に対向してメインフレ
ームの板面に取付けられるカバー体とでステアリングギ
ヤボックスを構成した点にあり、その作用及び効果は次
の通りである。
つまり、メインフレームの一部を凹入することによっ
て、メインフレームをステアリングギヤボックスの構成
部材に兼用構成することができる。
て、メインフレームをステアリングギヤボックスの構成
部材に兼用構成することができる。
その結果、従来のようにステアリングギヤボックスを構
成するケース体を排して、ステアリングギヤボックスを
構成する備品点数を削減することができ、しかもカバー
体をメインフレームに取り付ける作業が同時にステアリ
ングギヤボックスを構成することとなるので、ステアリ
ングギヤボックスの組み付け性を向上することができる
ようになった。
成するケース体を排して、ステアリングギヤボックスを
構成する備品点数を削減することができ、しかもカバー
体をメインフレームに取り付ける作業が同時にステアリ
ングギヤボックスを構成することとなるので、ステアリ
ングギヤボックスの組み付け性を向上することができる
ようになった。
また、メインフレームの一部を絞り加工してギヤボック
ス形成用の凹部を形成したので、板金フレームの補強が
はかれる利点がある。
ス形成用の凹部を形成したので、板金フレームの補強が
はかれる利点がある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は農用作業車の一例として示す農用トラクタの概
略側面図を示したもので、この農用トラクタは、操縦部
フロアを構成する広幅の板金を加工して形成されるメイ
ンフレーム(1)の前部にエンジン(2)を搭載すると
ともに、メインフレーム(1)の後部にミッションケー
ス(3)を連結し、メインフレーム(1)の前部を操向
操作可能な左右一対の前車輪(9)で軸支するととも
に、ミッションケース(3)の後部を左右一対の後車輪
(10)で軸支し、メインフレーム(1)に操縦部(7)
及びステアリングハンドル(8)を備えて走行機体を構
成し、この走行機体の後部に、油圧シリンダ(12)によ
って作業装置を昇降自在に操作するリフトアーム(6)
を備えて構成されている。
略側面図を示したもので、この農用トラクタは、操縦部
フロアを構成する広幅の板金を加工して形成されるメイ
ンフレーム(1)の前部にエンジン(2)を搭載すると
ともに、メインフレーム(1)の後部にミッションケー
ス(3)を連結し、メインフレーム(1)の前部を操向
操作可能な左右一対の前車輪(9)で軸支するととも
に、ミッションケース(3)の後部を左右一対の後車輪
(10)で軸支し、メインフレーム(1)に操縦部(7)
及びステアリングハンドル(8)を備えて走行機体を構
成し、この走行機体の後部に、油圧シリンダ(12)によ
って作業装置を昇降自在に操作するリフトアーム(6)
を備えて構成されている。
第1図に示すように、メインフレーム(1)の後部ミッ
ションケース(3)から離れたステアリングハンドル回
転軸(11)の下方部位には、メインフレーム(1)を下
方へ絞り加工して形成された凹部(15)が形成されてい
る。そして、この凹部(15)の上面開口には板金で形成
されるカバー体(5)が覆設されて、その周囲のフラン
ジがメインフレーム(1)にボルト連結され、このよう
にメインフレーム(1)の一部とカバー体(5)とによ
ってステアリングギヤボックス(4)が構成されてい
る。そして、前記ステアリングハンドル(8)の回転軸
(11)基端部がステアリングギヤボックス(4)内に配
置され、このステアリングギヤボックス(4)内に配設
された減速ギア(16)を介してステアリングハンドル
(8)とピットマンアーム(17)とが連動連結されてい
る。上記構成によれば、ステアリングギヤボックス
(4)の一部がメインフレーム(1)の下面に突出する
ためにボンネット(18)内のスペースを大きくできる利
点があり、またメインフレーム(1)に形成され凹部
(15)の位置が設定されているので、ステアリングギヤ
ボックス(4)の組み付け箇所の精度が向上する利点も
ある。
ションケース(3)から離れたステアリングハンドル回
転軸(11)の下方部位には、メインフレーム(1)を下
方へ絞り加工して形成された凹部(15)が形成されてい
る。そして、この凹部(15)の上面開口には板金で形成
されるカバー体(5)が覆設されて、その周囲のフラン
ジがメインフレーム(1)にボルト連結され、このよう
にメインフレーム(1)の一部とカバー体(5)とによ
ってステアリングギヤボックス(4)が構成されてい
る。そして、前記ステアリングハンドル(8)の回転軸
(11)基端部がステアリングギヤボックス(4)内に配
置され、このステアリングギヤボックス(4)内に配設
された減速ギア(16)を介してステアリングハンドル
(8)とピットマンアーム(17)とが連動連結されてい
る。上記構成によれば、ステアリングギヤボックス
(4)の一部がメインフレーム(1)の下面に突出する
ためにボンネット(18)内のスペースを大きくできる利
点があり、またメインフレーム(1)に形成され凹部
(15)の位置が設定されているので、ステアリングギヤ
ボックス(4)の組み付け箇所の精度が向上する利点も
ある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にするために符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
にするために符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る農用作業車の実施例を示し、第1図
は農用トラクタの縦断側面図、第2図はメインフレーム
の斜視図である。 (1)……メインフレーム、(2)……エンジン、
(3)……ミッションケース、(4)……ステアリング
ギヤボックス、(5)……カバー体、(11)……ステア
リンハンドル回転軸。
は農用トラクタの縦断側面図、第2図はメインフレーム
の斜視図である。 (1)……メインフレーム、(2)……エンジン、
(3)……ミッションケース、(4)……ステアリング
ギヤボックス、(5)……カバー体、(11)……ステア
リンハンドル回転軸。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン(2)を搭載する機体前部のメイ
ンフレーム(1)と、走行系のギヤミッションを内装す
るミッションケース(3)とを連結して機体フレームを
構成してある農用作業車であって、前記機体前部のメイ
ンフレーム(1)を操縦部フロアを構成する広幅の板金
製の板材で構成すると共に、この板金製板材からなるメ
インフレーム(1)の、後部ミッションケース(3)か
ら離れたステアリングハンドル回転軸(11)下方部位
に、絞り加工による凹部(15)を形成し、この凹部(1
5)と、この凹部に対向してメインフレーム(1)の板
面に取付けられるカバー体(5)とでステアリングギヤ
ボックス(4)を構成してある農用作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986154106U JPH075012Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 農用作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986154106U JPH075012Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 農用作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6359073U JPS6359073U (ja) | 1988-04-20 |
| JPH075012Y2 true JPH075012Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31073597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986154106U Expired - Lifetime JPH075012Y2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 農用作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075012Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009125061A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
| JP2009159894A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5391134U (ja) * | 1976-12-27 | 1978-07-26 | ||
| JPS5639746U (ja) * | 1979-09-05 | 1981-04-14 | ||
| JPS56105439U (ja) * | 1980-01-17 | 1981-08-17 | ||
| JPS56150621U (ja) * | 1980-04-11 | 1981-11-12 | ||
| JPS602014U (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-09 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 垂直軸型内燃機関のクランク軸用スラストメタル |
| JPS6050077U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-08 | 本田技研工業株式会社 | 乗用型作業機のステアリング装置 |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP1986154106U patent/JPH075012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009125061A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
| JP2009159894A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6359073U (ja) | 1988-04-20 |
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