JPH078367Y2 - 作業車のフレーム構造 - Google Patents

作業車のフレーム構造

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JPH078367Y2
JPH078367Y2 JP560589U JP560589U JPH078367Y2 JP H078367 Y2 JPH078367 Y2 JP H078367Y2 JP 560589 U JP560589 U JP 560589U JP 560589 U JP560589 U JP 560589U JP H078367 Y2 JPH078367 Y2 JP H078367Y2
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哲昭 林
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    • Y02E60/12

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は作業車のフレーム構造に関し、詳しくは、車体
にバッテリーを備えるための構造、及び、車体に作業装
置を連結支持するための構造に関するものである。
〔従来の技術〕
作業車として乗用芝刈機を例に挙げると、従来からバッ
テリーを備える位置は様々であり、車体の重量バランス
を向上させるための車体の前部にバッテリーを備えたも
のも存在し、このように車体の前部にバッテリーを備え
るものでは、車体フレームの前部位置に対してバッテリ
ーを支持するための専用の部材が設けられる。
又、ミッドマウント型の乗用芝刈機では、車体の前部、
及び、中央部に基端部が枢支されるリンクによってモア
ーを吊下げ支持するものも存在し、このようにモアーを
支持するリンクは、夫々専用の部材を介して車体に枢支
連結される(参考文献引用せず)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ここで、車体の前部にバッテリーを備え、又、車体の前
部にモアー等の作業装置を支持するための構造を備える
場合について考えるに、前述のように夫々に対応して専
用の部材を設けようとすると、部品数の増大、車体組立
て時の手間の増大等に繋ることとなり改善の余地があ
る。
本考案の目的は、車体の前部にバッテリーを備え、か
つ、作業装置支持用の構造を備える作業車をできるだけ
容易に組立て得る構成を合理的に得る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、左右一対のフレーム部を有する車体フ
レームの前部位置に、このフレーム部の内壁面に接合連
結する第1縦壁部と、この第1縦壁部の下部位置から車
体内方に向けて連設される横壁部と、この横壁部の内方
位置から下方に向けて連設される第2縦壁部とを有した
支持部材を、左右のフレーム部夫々に設け、第2縦壁部
に作業装置を連結支持する係合部を形成し、第1縦壁部
の車体内方側で、かつ、横壁部の上面側にバッテリーの
保持部を形成してある点にあり、その作用、及び、効果
は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴を例えば第1図乃至第3図に示すように構成す
ると、横壁部(20b)の上面にバッテリー(19)を載置
できると共に、第2縦壁部(20c)の係合部(20d)に作
業装置(14)を支持できることになる。
つまり、板材を屈曲成形して比較的容易に製作可能な支
持部材(20)をフレーム部(1a)の内壁面に接合連結す
るという単一種類の部材を用いることにより、専用の二
種類の部品等を用いること無く、バッテリー(19)を車
体に備え、しかも、作業装置の支持も行えるのである。
〔考案の効果〕
従って、車体の前部にバッテリーを備え、かつ、作業装
置支持用の構造を備える作業車を容易に組立て得る構成
が、単一の支持部材を用いることによって得られたので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第3図及び第4図に示すように左右一対のフレーム部
(1a),(1a)を有する車体フレーム(1)の前部にエ
ンジン(2)、ラジエータ(3)夫々を支持し、このエ
ンジン(2)からの動力が伝えられる伝動ケース(4)
を車体フレーム(1)の後部に支持し、この伝動ケース
(4)からの変速動力が伝えられる後部車輪(5)、及
び、操向操作用の前部車輪(6)夫々を設け、又、左右
のリヤフェンダ(7),(7)の中間位置に運転座席
(8)を、その前方位置にステアリングハンドル(9)
を設け、更に前記エンジン(2)、ラジエータ(3)夫
々を収めるボンネット(10)の後部両側方から前記左右
のリヤフェンダ(7),(7)の前部に亘ってステップ
(11),(11)を設けて作業車の一例として芝刈用のト
ラクタを構成する。
同図に示す如く、このトラクタには前部リンク(12)、
及び、後部リンク(13)夫々を介して車体フレーム
(1)に対して吊下げ状態で支持される芝刈用のモアー
(14)を有し、このモアー(14)は後部リンク(13)に
ロッド(15)を介して連係する油圧シリンダ(図示せ
ず)の作動で昇降操作され、その駆動力は車体の前部の
出力軸(17)、及び、中間軸(18)を介して伝えられ
る。
第1図及び第2図に示すように、このトラクタでは車体
の前部にバッテリー(19)を備えると共に、このバッテ
リー(19)の支持部材(20)に、前記前部リンク(12)
を連結支持するように構成されている。
つまり、支持部材(20)は、前記フレーム部(1a)の内
壁面に接合連結する第1縦壁部(20a)と、この第1縦
壁部(20a)の下部位置から車体内方に向けて連設され
る横壁部(20b)と、この横壁部(20b)の内方位置から
下方に向けて連設される第2縦壁部(20c)とを有して
成る板金部材であり、左右のフレーム部(1a),(1a)
夫々に接合連結することで、横壁部(20b)の上面側に
バッテリー(19)の保持部(A)が形成されると共に、
第2縦壁部(20c)には前記前部リンク(12)が連結す
る凹状の係合部(20d)が形成されている。
尚、前記バッテリー(19)は、押圧部材(21)の両端部
を、車体フレーム(1)に係止されるロッド材(22),
(22)によって締付けることで保持され、このバッテリ
ー(19)は一方の支持部材(20)に設けた平面視形状チ
ャンネル状の帯板材(23)によって前後方向への移動が
規制される。
また、前記前部リンク(12)は、横向きロッド(12a)
の両端部にブラケット(12b)を介してアーム材(12c)
を連結して成り、左右の支持部材(20),(20)は単一
の支軸(24)を介して連結する係合アーム(25),(2
5)が支承され、この係合アーム(25),(25)を揺動
操作するレバー(26)、及び、係合アーム(25)を係合
姿勢に保持するロックロッド(27)が一方の側の係合ア
ーム(25)に設けられている。
そして、前部リンク(12)を支持する際には、係合アー
ム(25),(25)を解放操作して、支持部材(20)の係
合部(20d)に、前記横向きロッド(12a)を嵌め込んだ
後、係合アーム(25)を係合姿勢(第2図に実線で示す
姿勢)に保持し、前部リンク(12)を取外す際には逆の
操作を行うようになっている。
因みに、車種に応じて小さい容量のバッテリーを備える
場合には、第1図に仮想線で示す如く、支持部材(20)
の第2縦壁部(20c)に補助ブラケット(28)をボルト
(29)によって取付けることになる。又、エンジン
(2)からの出力はベルト伝動機構(30)を介して前車
輪支持用のフレーム(31)に貫通する前記出力軸(17)
に伝えられる。
第5図及び第6図に示すように、前後車輪(6),
(5)夫々に嵌め込まれるホイルキャップ(C)は、デ
ィスク部(32)と、内面側の補強リブ(33)と、位置決
めリブ(34)と、車輪のリム(36)の溝部(36a)に嵌
込まれる係合型(35)とを有して成り、このホイルキャ
ップ(C)を車輪から容易に取外せるよう補強リブ(3
3)、位置決めリブ(34)の連結部、及び、この近傍の
ディスク部(32)にはマイナスドライバ(図示せず)の
挿入を許す切欠り部(37)が形成されている。
〔別実施例〕
本考案は上記実施例以外に例えば、前体の前部に作業装
置を取付ける構成の作業車に適用して良く、又、係合部
を係合用のピンの突設によって形成する等、様々に実施
可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車のフレーム構造の実施例を示
し、第1図はバッテリーの配置を表す縦断正面図、第2
図はバッテリーの配置を表す側面図、第3図はトラクタ
の全体側面図、第4図はトラクタの全体平面図、第5図
はホイルキャップの取付構造を表す断面図、第6図はホ
イルキャップの裏面図である。 (1)……車体フレーム、(1a)……フレーム部、(1
4)……作業装置、(19)……バッテリー、(20)……
支持部材、(20a)……第1縦壁部、(20b)……横壁
部、(20c)……第2縦壁部、(20d)……係合部、
(A)……保持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対のフレーム部(1a),(1a)を有
    する車体フレーム(1)の前部位置に、このフレーム部
    (1a)の内壁面に接合連結する第1縦壁部(20a)と、
    この第1縦壁部(20a)の下部位置から車体内方に向け
    て連設される横壁部(20b)と、この横壁部(20b)の内
    方位置から下方に向けて連設される第2縦壁部(20c)
    とを有した支持部材(20)を、左右のフレーム部(1
    a),(1a)夫々に設け、第2縦壁部(20c)に作業装置
    (14)を連結支持する係合部(20d)を形成し、第1縦
    壁部(20a)の車体内方側で、かつ、横壁部(20b)の上
    面側にバッテリー(19)の保持部(A)を形成してある
    作業車のフレーム構造。
JP560589U 1989-01-21 1989-01-21 作業車のフレーム構造 Expired - Lifetime JPH078367Y2 (ja)

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JPH0296359U JPH0296359U (ja) 1990-08-01
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