JPS6328004Y2 - - Google Patents

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JPS6328004Y2
JPS6328004Y2 JP1979163867U JP16386779U JPS6328004Y2 JP S6328004 Y2 JPS6328004 Y2 JP S6328004Y2 JP 1979163867 U JP1979163867 U JP 1979163867U JP 16386779 U JP16386779 U JP 16386779U JP S6328004 Y2 JPS6328004 Y2 JP S6328004Y2
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JP
Japan
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housing
reinforcing connecting
seats
transmission shaft
clutch housing
Prior art date
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JP1979163867U
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JPS5679423U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、板金製のクラツチハウジングと、こ
の後方に位置する板金製の伝動軸ハウジングとを
溶接連結するとともに、前記クラツチハウジング
と伝動軸ハウジングとにわたつて、他物取付座を
備えた補強連結材を設けてあるトラクタのハウジ
ング構造に関する。
この種のトラクタのハウジング構造としては、
従来より、例えば実開昭51−119229号公報に示さ
れているように、クラツチハウジングと伝動軸ハ
ウジングとの夫々の外周面に沿わせて補強連結板
を設ける技術が知られている。
しかしながら、この従来技術のものでは、補強
連結板が単に両ハウジングの外周面形状に沿う状
態に設けられているだけのものであつたため、ク
ラツチハウジングと伝動軸ハウジングとの溶接連
結部に対する補強効果が乏しく、また、他物取付
座を充分機体前方側へ寄せて、操縦部空間を広く
することなどは望めないものであつた。
すなわち、この従来技術によれば、両ハウジン
グの上側面に取付けられる補強連結板は、単にク
ラツチハウジングや伝動軸ハウジングの上面に沿
う状態で屈曲形成された一枚の平板状部材であ
り、その板厚の増加による強度の増加以上の補強
効果は望めないものであり、また、両ハウジング
の下側に取付けられる補強連結板は、断面コの字
状に折曲げられてはいるものの、その折曲げられ
た部分は、伝動軸ハウジング側にのみ連結され、
クラツチハウジング側へは単なる舌片様の部分が
延設されているだけであるため、応力の集中し易
いクラツチハウジングと伝動軸ハウジングとの溶
接連結部に対する充分な補強とはなり得ないもの
であつた。
さらに、前記従来技術に示される補強連結板の
他物取付座は、伝動軸ハウジングの外周にのみ位
置する状態で設けられていたため、必然的に他物
を伝動軸ハウジングの外周相当位置にしか設けら
れず、他物を充分に機体前方側へ寄せた状態に取
付けることで操縦部空間を広くするということま
ではできないものであつた。
本考案は、クラツチハウジングおよび伝動軸ハ
ウジングに対する補強連結板の取付け方、ならび
に補強連結板の構造を工夫して、クラツチハウジ
ングと伝動軸ハウジングとの溶接連結箇所に対す
る補強強度の向上、ならびに、操縦部空間の拡大
を図り得るトラクタのハウジング構造を提供する
ことにその目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、前記補強連結材を設けてあるトラクタの
ハウジング構造において、前記補強連結材を、そ
の他物取付座部分が両ハウジングの外周面との間
に間隙を有する状態に離れ、かつ、その他物取付
座の周辺部分からハウジング外周面側へ屈曲され
た脚片部分の端縁が前記クラツチハウジングおよ
び伝動軸ハウジング夫々の外周面に沿うように形
成された板材から構成するとともに、この補強連
結材を、その他物取付座の一部がクラツチハウジ
ングの外周相当位置にあるように、クラツチハウ
ジング側へ寄せて取付けた点にあり、かかる構成
から次の作用効果を奏する。
補強連結材は、その他物取付座部分が両ハウ
ジングの外周面から離れて位置するように、周
辺に脚片部分を備えて、両ハウジングとの間に
間隙を形成してあるので、この他端取付座を、
両ハウジングの外周形状に影響されることな
く、自由な形状で、しかも、自由な位置へ配置
することが可能となる。従つて、他物取付座の
一部がクラツチハウジングの外周相当位置にあ
るように、クラツチハウジング側へ寄せて補強
連結材を取付けられ、その結果、この補強連結
材に取付けられるステアリングギヤボツクスな
どの他物を充分に機体前方側へ寄せた状態に設
置でき、操縦部空間を広く確保することのでき
る効果がある。
また、補強連結材は、他物取付座と脚片部分
とで全体が箱状に構成され、かつ、クラツチハ
ウジングと伝動軸ハウジングとの溶接連結箇所
の前後にわたつてその箱状の補強連結材が設け
られているので、一枚の板材を両ハウジング間
にわたつて設ける場合に比べて、前記溶接連結
箇所に対して、遥かに大きな補強効果を得られ
るものである。
以下に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は農用トラクタの全体側面を示し、エン
ジン1の後部に板金製のクラツチハウジング2、
板金製の伝動軸ハウジング3及び鋳造製のギヤミ
ツシヨンケース4を順次連結してなる機体の前後
部夫々に前輪5,5及び後輪6,6を駆動自在に
設け、機体前後中間の上部にはステアリングハン
ドル7及び運転シート8を有する運転部9を配備
してある。
前記クラツチハウジング2と伝動軸ハウジング
3とは夫々板金製であつて、第4図及び第3図に
示すように溶接にて接合連結してある。
又、両ハウジング2,3の接続部の上部には板
材を屈曲形成してなる補強連結材11を両ハウジ
ング2,3にまたがつて溶接固着するとともに、
両ハウジング2,3の接続部の左右両側に、板材
を屈曲形成した別の補強連結材17,17を両ハ
ウジング2,3にまたつて溶接固着してある。
そして、上側の補強連結材11は、その上面
を、ステアリングギヤボツクス10を取付けるた
めの他物取付座aに構成してあり、かつ、この他
物取付座aの周辺からハウジング外周面側へ屈曲
された脚片部分dを備えて、他物取付座aと両ハ
ウジング2,3外周面との間に間隙Sを形成する
ように構成されており、前記脚片部分dの下端縁
は両ハウジング2,3の外周面に沿うように形成
されていて、その外周面に溶接固着してある。そ
して、この他物取付座aに取付けられた前記ステ
アリングギヤボツクス10から上方に延出してあ
るステアリングポスト12の上部に前記ステアリ
ングハンドル7を取付けるとともに、ギヤボツク
ス10の側面に取付けたピツトマンアーム13と
前輪ステアリング用ドラグリンク14とを枢支連
結してある。
又、左右両側に取付けられる別の補強連結材1
7,17の横側面は、ステツプ取付フレーム16
の前部を取付けるための他物取付座bに構成して
あつて、この補強連結材17,17も、両ハウジ
ング2,3の外周面との間に間隙Sを形成する状
態で、その脚片部分eを両ハウジング2,3の外
周面に溶接固着してある。そして、この補強連結
材7と伝動軸ハウジング3の後部側面に設けた取
付座cに亘つてステツプ取付フレーム16の前後
をボルト止めし、このフレーム16上にステツプ
15をボルト止めするよう構成してある。
又、上側の補強連結材11は、その左右両側の
脚片部分d,dの側面が、他物を取付けるための
補助他物取付座に形成してあり、これを用いて別
の横架フレームを左右張出し状に取付けて、この
横架フレームとステツプ取付フレーム16に亘つ
てフートカバーを取付けたり、横架フレームの端
部とステツプ取付フレーム16の前部外端とにわ
たつて、門形に構成した安全フレームの脚部分を
取付けたりできるようにしてある。
又、伝動軸ハウジング3は角筒状に構成したも
のであつて、その上面の後端を一定の巾で切欠く
とともに、この切欠き部18に立上り辺19aを
有する補強板19を溶接固着し、又、伝動軸ハウ
ジング3の左右側面後端の外面には補強板20を
夫々溶接固着してある。もつて、ギヤミツシヨン
ケース4の前端を伝動軸ハウジング3の左右側壁
の補強された後端辺間に挾んで側方からボルト連
結するとともに、ギヤミツシヨンケース4の前端
上部と補強板19の立上り辺19aとを前後方向
にボルト連結し、更にギヤミツシヨンケース4の
前端下面と伝動軸ハウジング3の底壁後端とを上
下方向にボルト連結し、ハウジングとギヤミツシ
ヨンケース4とを頑丈に接続してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に番号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタのハウジング構造
の実施例を示し、第1図は全体側面図、第2図は
概略平面図、第3図はハウジング部の分解斜視
図、第4図はハウジング部の一部切欠き平面図、
第5図はハウジング部の一部切欠き側面図であ
る。 2……クラツチハウジング、3……伝動軸ハウ
ジング、11,12……補強連結材、a,b……
他物取付座、d,e……脚片部分、S……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板金製のクラツチハウジング2と、その後方
    に位置する板金製の伝動軸ハウジング3とを溶
    接連結するとともに、前記クラツチハウジング
    2と伝動軸ハウジング3とにわたつて、他物取
    付座a,bを備えた補強連結材11,17を設
    けてあるトラクタのハウジング構造において、
    前記補強連結材11,17を、その他物取付座
    a,b部分が両ハウジング2,3の外周面との
    間に間隙Sを有する状態に離れ、かつ、その他
    物取付座a,bの周辺部分からハウジング外周
    面側へ屈曲された脚片部分d,eの端縁が前記
    クラツチハウジング2および伝動軸ハウジング
    3夫々の外周面に沿うように形成された板材か
    ら構成するとともに、この補強連結材11,1
    7を、その他物取付座a,bの一部がクラツチ
    ハウジング2の外周相当位置にあるように、ク
    ラツチハウジング2側へ寄せて取付けてあるこ
    とを特徴とするトラクタのハウジング構造。 前記補強連結材11,17は、両ハウジング
    2,3の上側面および横側面の夫々に対して各
    別に設けられたものである実用新案登録請求の
    範囲第項に記載のトラクタのハウジング構
    造。 前記上側面に設けられる補強連結材11の上
    面部の他物取付座aは、ステアリングギヤボツ
    クス取付用のものである実用新案登録請求の範
    囲第項に記載のトラクタのハウジング構造。 前記上面側に設けられる補強連結材11は、
    その脚片部分d,dのうち、左右両側面が補助
    他物取付座に構成されている実用新案登録請求
    の範囲第項に記載のトラクタのハウジング構
    造。 上側面に設けられた補強連結材11の左右両
    側面の補助他物取付座と、横側面に設けられる
    別の補強連結材17の側面に設けた他物取付座
    bとを略々上下に並べて配置してある実用新案
    登録請求の範囲第項に記載のトラクタのハウ
    ジング構造。
JP1979163867U 1979-11-26 1979-11-26 Expired JPS6328004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979163867U JPS6328004Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979163867U JPS6328004Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS5679423U JPS5679423U (ja) 1981-06-27
JPS6328004Y2 true JPS6328004Y2 (ja) 1988-07-28

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ID=29674831

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979163867U Expired JPS6328004Y2 (ja) 1979-11-26 1979-11-26

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JPS621006Y2 (ja) * 1981-01-11 1987-01-10

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JPS5679423U (ja) 1981-06-27

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