JPS6342700Y2 - - Google Patents

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JPS6342700Y2
JPS6342700Y2 JP1982029935U JP2993582U JPS6342700Y2 JP S6342700 Y2 JPS6342700 Y2 JP S6342700Y2 JP 1982029935 U JP1982029935 U JP 1982029935U JP 2993582 U JP2993582 U JP 2993582U JP S6342700 Y2 JPS6342700 Y2 JP S6342700Y2
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JP
Japan
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transmission case
pitman arm
cover
drag link
arm
Prior art date
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JP1982029935U
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English (en)
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JPS58132783U (ja
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、伝動ケースの左右位置にステツプを
設け、前記伝動ケースの上方位置に操向ハンドル
を設けるとともに、操向ハンドルの操作に連動し
て前記伝動ケースの横側部に沿つて前後揺動する
ピツトマンアームを前記伝動ケースの上方に枢支
し、前記ピツトマンアームにドラグリンクを連動
連結してあるトラクターに関する。
冒記したトラクターは、伝動ケースの上方位置
に操向ハンドルを設ける構造上、ピツトマンアー
ムを伝動ケースの上方に枢支して伝動ケースの横
側部に沿つて前後揺動させるように構成したもの
であるが、従来、ピツトマンアームとドラグリン
クとをステツプよりも低い位置で連動連結してい
た(例えば実開昭53−52510号公報参照)ため、
ピツトマンアームとドラグリンクとの連結部が車
体下方に突出して車高が実質的に低くなり、この
連結部が走行面の突出箇所に接当して操向不能に
なるおそれがあるとともに、この連結部に泥が付
着したりワラ屑等が巻き付き易く、円滑な操向操
作が行えなくなるおそれがあつた。
そこで、例えば第6図に示すように、ピツトマ
ンアーム32をステツプ14よりも高い位置で揺
動させるように構成して、ピツトマンアーム32
とドラグリンク33との連結部がステツプ14下
方側へ突出する欠点を解消し、同時にこの連結部
への泥やワラ屑等の付着巻き付きを防止すること
が考えられるが、この場合、連結部と伝動ケース
4或いはステツプ14との間に手足が挾み込まれ
ることがないよう連結部を覆うカバー040を設
けて安全性を確保する必要があるので、連結部の
点検或いは潤滑油の補充といつた簡単な整備作業
においてもその都度カバー040を外す必要があ
り、点検整備に手間がかかる欠点がある。
本考案は上記実状に鑑みて為されたものであつ
て、ステツプの取付構造を工夫することにより、
操向操作が確実に行えるものでありながら操縦者
の安全を確保でき、しかも点検整備が容易に行え
るようにすることを目的とする。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
冒記トラクターにおいて、 A 〓前記ピツトマンアームとドラグリンクとを
前記ステツプよりも高い位置で連動連結するこ
と。〓 B 〓前記伝動ケースをその上方から横側方に亘
つて覆う伝動ケースカバーに前記ステツプを一
体連設すること。〓 C 〓前記伝動ケースと前記伝動ケースカバーと
の間に前記ピツトマンアームの揺動空間を形成
すること。〓 上記A,B,Cの構成を備えている点にあり、
かかる構成から次の作用効果を奏する。
(1) 前記Aの構成により、ピツトマンアームとド
ラグリンクとの連結部がステツプよりも下方に
突出しないから、この連結部が走行面の突出箇
所に接当しにくいとともに、泥の付着やワラ屑
等の巻き付きが少ない。
(2) 前記B,Cの構成により、ステツプ上面の空
間とピツトマンアームの揺動空間とが隔離され
る。
(3) 前記A,B,Cの構成により、前記連結部の
上方並びに左右方向が伝動ケースと伝動ケース
カバーとで囲まれるので、泥の付着やワラ屑等
の付着やワラ屑等の付着が一層少なくなる。
(4) 前記A,B,Cの構成により、前記連結部を
車体の下面側空間に臨ませることができる。
従つて、前記(1),(3)の作用により、操向不
能の事態や円滑な操向操作が行えなくなると
いつた事態の発生するおそれが少なく、操向
操作が確実に行える効果がある。
前記(2)の作用により、安全性を確保できる
効果がある。
前記(4)の作用により、車体下面側から点検
整備が容易に行える効果がある。
次に本考案の実施例を説明する。
1はトラクターのシヤーシで、前部のエンジン
2と後部のミツシヨンケース3とが伝動ケース4
にて相互に一体連結され、前後に夫々車輪5,6
が設けられている。
7は、前記シヤーシ1の前半部を覆うカバー体
であつて、エンジンボンネツト部8と操縦パネル
取付部9と前輪フエンダー部10,10とが一体
に成形されているものである。
11は、前記シヤーシ1の後半部を覆うカバー
であつて、座席フレーム部12と後輪フエンダー
部13,13′と左右ステツプ部14,14′と門
型の伝動ケースカバー部15とが一体に成形され
たものである。そして、これら両カバー体7,1
1は、その対向端部で相互に接合されている。
前記座席フレーム部12は、シート16を載置
固定する底板17と、前記左右フエンダー部1
3,13′と上端で連続された左右側壁18,1
8′と左右のフエンダー部13,13′の後部が相
互に一体連結される門型フレーム19が上部に一
体成形された背もたれ板20とが相互に一体一連
に成形されたものである。
そして前記シヤーシ1のミツシヨンケース3の
上面には、載置台21がボルトにて固定され、こ
の載置台21から、後方上方に向つて左右二本の
保持アーム22,22′が一体延出されている。
このアーム22,22′の上端には、前記門型フ
レーム部19内に入いる固定ブラケツト23が溶
着されており、この固定ブラケツト23に前記門
型フレーム部19がボルト24,24′にて固定
してある。そして、前記固定ブラケツト23には
円筒ブラケツト25,25′が固定され、この円
筒ブラケツト25,25′に背もたれ延長部材2
6の脚柱27,27′が嵌入固定されている。
又、前記伝動ケースカバー部15の下面には、
夫々固定ブラケツト辺28,28′が一体延出さ
れていて、前記伝動ケース4に螺合のボルトに
て、このブラケツト辺28,28′が伝動ケース
4から延出の支えアーム37,37′の遊端に固
定のブラケツト38,38′にボルトにて固定さ
れている。
そして、この伝動ケースカバー部15には、伝
動ケース4に設けた上方の操向ハンドル36に連
結されたステアリングギヤーボツクス31とこの
ボツクス31から横一側方に突出したピツトマン
アーム32とこのアーム32に連結されたドラツ
グリンク33の後部とを覆う膨出部34,35を
一体形成して、伝動ケース4と伝動ケースカバー
15との間にピツトマンアーム32の揺動空間を
形成してある。
21は操縦パネルであつて、前記カバー体7,
11とパネル29は合成樹脂による一体成形品で
ある。そして、前記ミツシヨンケース3の左右側
には、後輪6,6とのミツシヨンケース3との間
を区画する遮ヘイ板30,30′が取付けられて
ある。
前記実施例において、次の一つの又は複数の組
合せにより構成を変更することも良い。
前記座席フレーム部12を他の部分とは別の
別体成形したものとすること。
前記底板17を座席シートとし別途シートを
設けないこと。
カバー体7,11やパネル29を薄肉鉄板製
とすること。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクターの実施例を示
し、第1図は全体側面図、第2図はカバー体を示
す分解斜視図、第3図は後部カバー体を示す縦断
側面図、第4図は後部カバー体の取付構造を示す
縦断背面図、第5図は、第3図−線断面図で
ある。第6図は、比較例を示す斜視図である。 2……エンジン、3……ミツシヨンケース、4
……伝動ケース、14,14′……ステツプ、1
5……伝動ケースカバー、32……ピツトマンア
ーム、33……ドラグリンク、35……膨出部、
36……操向ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伝動ケース4の左右位置にステツプ14,1
    4′を設け、前記伝動ケース4の上方位置に操向
    ハンドル36を設けるとともに、操向ハンドル3
    6の操作に連動して前記伝動ケース4の横側部に
    沿つて前後揺動するピツトマンアーム32を前記
    伝動ケース4の上方に枢支し、前記ピツトマンア
    ーム32にドラグリンク33を連動連結してある
    トラクターにおいて、前記ピツトマンアーム32
    とドラグリンク33とを前記ステツプ14,1
    4′よりも高い位置で連動連結するとともに、前
    記伝動ケース4をその上方から横側方に亘つて覆
    う伝動ケースカバー15に前記ステツプ14,1
    4′を一体連設し、前記伝動ケース4と前記伝動
    ケースカバー15との間に前記ピツトマンアーム
    32の揺動空間を形成してあることを特徴とする
    トラクター。
JP2993582U 1982-03-02 1982-03-02 トラクタ− Granted JPS58132783U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2993582U JPS58132783U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 トラクタ−

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JP2993582U JPS58132783U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 トラクタ−

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Publication Number Publication Date
JPS58132783U JPS58132783U (ja) 1983-09-07
JPS6342700Y2 true JPS6342700Y2 (ja) 1988-11-08

Family

ID=30041694

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JP2993582U Granted JPS58132783U (ja) 1982-03-02 1982-03-02 トラクタ−

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59164268A (ja) * 1983-03-09 1984-09-17 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 乗用田植機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644973B2 (ja) * 1976-08-27 1981-10-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352510U (ja) * 1976-10-06 1978-05-06
JPS6117866Y2 (ja) * 1979-09-18 1986-05-31

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644973B2 (ja) * 1976-08-27 1981-10-23

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JPS58132783U (ja) 1983-09-07

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