JPH049272Y2 - - Google Patents

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JPH049272Y2
JPH049272Y2 JP18646286U JP18646286U JPH049272Y2 JP H049272 Y2 JPH049272 Y2 JP H049272Y2 JP 18646286 U JP18646286 U JP 18646286U JP 18646286 U JP18646286 U JP 18646286U JP H049272 Y2 JPH049272 Y2 JP H049272Y2
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JP
Japan
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mounting frame
front panel
holding frame
cabin
sealing material
Prior art date
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JP18646286U
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JPS6389883U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌における運転部の構造に関す
る。
(従来の技術) 車輌において、車体に立設した正背面視門形の
取付枠を備え、キヤビンの前面パネルを支持する
正背面視門形の保持枠を備え、該保持枠を前記取
付枠に着脱自在に取付けるとともに、前記取付枠
の上部に、車体の左右方向の雨樋を設け、該雨樋
にオーバーハングしてボンネツトを備えた運転部
の構造があり、ボンネツトの流下水を雨樋で受け
て左右方向に逃がし、運転部等への侵入を防止し
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、キヤビンの前面パネルからの流下水
は、保持枠を介して運転部に侵入することがあつ
た。
また、取付枠と保持枠との相互振動で、前面パ
ネルが振動し、場合によつては割れ、ヒビが生じ
ることもあつた。
本考案は斯る問題点を解決したことを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、車体1に立設した正背面視門形の取
付枠30を備え、キヤビン23の前面パネル28
を支持する正背面視門形の保持枠29を備え、該
保持枠29を前記取付枠30に着脱自在に取付け
るとともに、前記取付枠30の上部に、車体1の
左右方向の雨樋31を設け、該雨樋31にオーバ
ーハングしてボンネツト2を備えたものにおい
て、前述の目的を達成するために、次の技術的手
段を講じている。
すなわち、本考案は、前記保持枠29の上部に
おける前面パネル28に、正背面視門形のシール
材32を取付け、該シール材32の前面に、前記
取付枠30の後面を押付けて添接したことを特徴
とするものである。
(作用) 本考案によれば、前面パネル28に付着等した
雨水等は、このパネル28を流下しても、保持枠
29と取付枠30とのスキマから侵入するのは、
シール材32で阻止される。
シール材32を乗り越えた雨水は、雨樋31に
よつて左右方向に流れ、運転席内への侵入は防止
する。
保持枠29と取付枠30との相互振動はシール
材32で吸収し、前面パネル28のヒビ割れ等は
防止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第5図の
図面に基き説明すれば、第2図はキヤビン付きト
ラクタを示し、第2図において、1はトラクタ車
体、2はボンネツト、3はボンネツト2の後方に
配設された計器パネル、4はハンドル、5は前
輪、6は後輪である。
7は左右一対の後輪フエンダで、車体1の左右
両側部に立設され、後輪6の内側方側、上方側及
び前方側を覆被している。
8は座席で、両後輪フエンダ7間に配置され
て、車体1に支持装置を介して備えられている。
第1図及び第3図にも示すように、一側又は両
側の後輪フエンダ7の側壁部の上部には、傾斜部
9が形成され、この傾斜部9は、上端に向かうに
従つて外側方に移行する傾斜状とされている。
10は小物等が収納される収納部で、傾斜部9
に外側方に凹設状に備えられて、座席8の側方に
位置する。
11は収納部10の蓋体で、その一端部が、傾
斜部9にヒンジ12を介して回動自在に備えられ
て、第3図に示すように、収納部10の開口を閉
鎖する閉鎖位置と、第1図に示すように、内側方
に水平に張出状とされて収納部10の開口を開放
し且つ肘乗せ台として使用される開放位置とに位
置変更自在とされている。蓋体11は、下部側の
基台13と、上部側のクツシヨン14とから構成
されている。
15は蓋体11の保持手段として例示するリン
ク機構で、収納部10内面と蓋体11下面間に介
装されており、一対のリンク16,17等により
屈折自在に構成されている。
リンク機構15は、蓋体11が開放位置とされ
た際に、上方側に突出する屈曲状とされて、蓋体
11側のリンク17に、他方側リンク16のスト
ツパ18が接当することにより、固定状態とされ
て、蓋体11を開放位置に保持する。
尚、蓋体11が閉鎖位置とされた際には、リン
ク機構15は2つ折り状に折畳まれる。
又、蓋体11の下面と、傾斜部9には、夫々、
磁石19,20が固着され、蓋体11が閉鎖位置
の時に、磁石19,20同志が吸着することによ
り、蓋体11は閉鎖位置に保持される。
尚、第1図において、21,22は作業機昇降
用油圧制御レバー、41はガイド体である。
ところで、トラクタの運転部はキヤビン23に
より囲繞されている。キヤビン23は、立設状と
された前支柱24,中支柱25及び後支柱26
と、上記支柱24,25,26の上端に固設され
た天蓋フレーム27と、キヤビン23の壁を構成
するパネル28等から成り、中支柱25及び後支
柱26は後輪フエンダ7の天蓋部から立設されて
いる。
第4図にも示すように、キヤビン23の前面パ
ネル28は、ボンネツト2と計器パネル3間に配
設されており、前面パネル28の下部の左右方向
中央部には正背面視門形状の保持枠29が固設さ
れている。
30は門形状の取付枠で、車体に立設されてい
て、前記保持枠29に着脱自在に取付けられて、
前面パネル28の前方で且つボンネツト2の下方
に位置する。取付枠30の上端部には、左右方向
の雨樋31が形成されている。
32はシール材で、保持枠29の上部で前面パ
ネル28前面に貼着されて、前面パネル28と保
持枠29の上端部間に介装されている門形状で、
このシール材32の前面に、取付枠30の後面が
押付けられ、シール材32の弾性で振動を吸収し
ている。
第6図は、座席支持装置を示すもので、両後輪
フエンダ7はフロアシート34により連結され、
フロアシート34上には、クツシヨン付き支持機
構35が備えられている。
座席8は支持機構35にL型状の揺動レバー3
6を介して左右方向に関して傾動自在に備えられ
ると共に、揺動レバー36と支持機構35間に
は、座席8を傾動させる傾動シリンダ37が介装
されている。
38は傾動シリンダ37を制御する傾動用制御
レバーで、座席8側方に配置され、このレバー3
8による制御弁39の操作により、傾動シリンダ
37が伸縮して、座席8が左右方向に関して傾動
せしめられる。
尚、作業機昇降用油圧制御レバー21を作業機
最上昇位置に操作した際には、制御弁39が制御
されて、座席8は所定の正規位置に復帰する。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、前面パ
ネルを流下した水が保持枠と取付枠との間から運
転部に侵入しようとしても、シール材でこれを防
止できる。
シール材を乗り越えた水は、雨樋により左右に
流動され、運転部に侵入するのを防止する。
更に、保持枠と取付枠はシール材で緩衝される
ので、前面パネルのヒビ割れを防止するととも
に、運転部内への音の侵入も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は要部の背面断面図、第2図はキヤビン付
きトラクタの側面図、第3図は第1図とは異なる
作動状態を示す要部の背面断面図、第4図は、第
2図の一部縦側断面図、第5図はキヤビンの前面
パネル等の分解斜視図、第6図は本考案とは異な
る座席支持装置を示す正面断面図である。 1……トラクタ車体、2……ボンネツト、23
……キヤビン、28……前面パネル、29……保
持枠、30……取付枠、31……雨樋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1に立設した正背面視門形の取付枠30を
    備え、キヤビン23の前面パネル28を支持する
    正背面視門形の保持枠29を備え、該保持枠29
    を前記取付枠30に着脱自在に取付けるととも
    に、前記取付枠30の上部に、車体1の左右方向
    の雨樋31を設け、該雨樋31にオーバーハング
    してボンネツト2を備えたものにおいて、 前記保持枠29の上部における前面パネル28
    に、正背面視門形のシール材32を取付け、該シ
    ール材32の前面に、前記取付枠30の後面を押
    付けて添接したことを特徴とする車輌における運
    転部の構造。
JP18646286U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH049272Y2 (ja)

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JP18646286U JPH049272Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JP18646286U JPH049272Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JPS6389883U JPS6389883U (ja) 1988-06-10
JPH049272Y2 true JPH049272Y2 (ja) 1992-03-09

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ID=31136042

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JP18646286U Expired JPH049272Y2 (ja) 1986-12-02 1986-12-02

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JPH0539969Y2 (ja) * 1988-11-10 1993-10-12

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JPS6389883U (ja) 1988-06-10

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