JPS599949Y2 - 車輌における座席設置部分の構造 - Google Patents

車輌における座席設置部分の構造

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Publication number
JPS599949Y2
JPS599949Y2 JP6033178U JP6033178U JPS599949Y2 JP S599949 Y2 JPS599949 Y2 JP S599949Y2 JP 6033178 U JP6033178 U JP 6033178U JP 6033178 U JP6033178 U JP 6033178U JP S599949 Y2 JPS599949 Y2 JP S599949Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
installation part
tool box
cover
seat installation
Prior art date
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Expired
Application number
JP6033178U
Other languages
English (en)
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JPS54162025U (ja
Inventor
勇 山西
直樹 沖田
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタ等の車輌における座席設置部分の構造
に関する。
例えば、I・ラクタにおいては、運転者の体型等に合わ
せるため座席を前後調整自在とすべく、また1〜ラクタ
を野外に放置したとき、座席の着座面に雨水等が溜まる
のを防止するため座席を倒伏自在とすべく、座席の前部
を左右一対の可動レールに横軸廻り回動自在に枢着し、
その可動レールをトラクタ機体の座席設置部に前後方向
移動調整自在に取付けている。
ところが、座席の後部は座席設置部に固定した受け台に
載せているので、座席を前後調整する際、座席がスムー
ズで前後移動せず、その前後調整が非常に煩雑であった
一方、トラクタは修理や保守点検を行なうための種々の
工具を必要とし、これら工具を収容する工具箱はスペー
ス等の関係から、前記座席設置部の座席下方に設けられ
ている。
しかし、この工具箱は単に座席設置部に上方開口状の凹
部を設けたものであるから、これに開閉自在のカバーを
取付けることは困難であるので工具箱は開口状態のまま
とされ、座席により工具箱のカバーを兼用させていた。
従ってこの工具箱に工具を収容した場合トラクタの振動
等により座席設置部と座席との隙間から工具が飛び出る
心配があった。
本考案は上記問題点に鑑み、座席を容易に前後調整でき
、しかも座席設置部と座席との隙間から工具が飛び出る
心配のない座席設置部分の構造を提供することを目的と
し、その特徴とするところは、座席設置部に座席の前部
を前後方向に移動調整自在かつ倒伏回動自在に取付け、
座席設置部の座席下方に上方開口状の工具箱を設けたト
ラクター等の車輌において、座席設置部に座席の後部に
位置する左右方向の支持軸を固着し、該支持軸に座席の
後部を受ける受けロールを軸心廻り回動自在に嵌合する
と共に、工具箱の開口を塞ぐカバーを軸心廻り回動自在
に支持させた点にある。
以下、本考案は図示の実施例に従って説明すると、1は
トラクタ機体、2はそのミッションケース、3は左右一
対の後車輪、4は作業機昇降用の油圧装置、5は各後車
輪3の内側と上側を覆う左右一対のフエンダである。
6はフエンダ5間に設けられた泥除カバーで、その各側
端部は各フエンダ5に固定されており、その前部中央に
はミッションケース2及び油圧装置4を格納状にするU
字形の切込部7が設けられており、また、上面は座席設
置部とされ、その中央部には第3図に示す如く上方が開
口8した凹状の工具箱9が設けられている。
10は工具箱9の開口8を塞ぐように泥除カバー6上面
の座席設置部に設置された座席で、その前部下端は左右
一対のL字形の脚11を介して左右一対の水平支承板1
2に横軸13廻り回動自在に支持され、水平支承板12
は左右一対の可動レール14に夫々固着されており、可
動レール14は泥除カバー6上面に固定された固定レー
ル15に前後方向移動調整自在に支持され、従って座席
10は前後調整自在かつ倒伏回動自在とされている。
座席10の後部下端は、第2図及び第3図に示す如く、
ゴム材等の防振用弾性材からなる左右一対の円筒状の受
けロール16に載置され、受けロール16は座席10の
後部に位置する左右方向の支持軸17に軸心廻り回動自
在に嵌合されており、支持軸17は泥除カバー6に固定
された支持ブラケット18に左右の受けロール16間が
固着されている。
そして、支持軸17の両受けロール16の外側には筒状
に屈曲した保合部19を有する左右一対の腕20がその
係合部19により軸心廻り回動自在に係合し、その腕2
0の前端部は下方が開口した箱形状のカバー21の後部
側壁22に溶着され、カバー21はその開口縁が泥除カ
バー6上面に当接し、工具箱9の開口8.を塞いでいる
カバー21の上面にはカバー21と座席10との間の隙
間を埋めるようにスポンジ23が固着されている。
上記実施例の構或によれば、座席10の後部下端は左右
方向の支持軸17に軸心廻り回動自在に嵌合した円筒状
の受けロール16に載置されているから、受けロール1
6の回動により座席10をスムーズに前後移動できるの
で、座席10を容易に前後調整することができる。
また、工具箱9の開口8を塞ぐカバー21を前記支持軸
17に腕20を介して軸心廻り回動自在に支持させてい
るから、座席10を矢印B方向に倒伏回動した後、カバ
ー21を矢印C方向に回動することができ、その回動に
より工具箱9を開閉することができるので、工具箱9に
カバーを支持させることなく開閉自在として容易に取付
けたこととなり、従って工具箱9に工具を収容した場合
、トラクタの振動等により座席設置部と座席10との隙
間から工具が飛び出るということがなくなる。
しかも、カバー21の上面にはカバー21と座席10と
の間の隙間を埋めるようにスポンジ23が固着されてい
るので、座席10がスポンジ23を介してカバー21を
下方へ押圧し、カバー21は工具箱を確実に密閉するか
ら、工具をより確実に収容することができる。
本考案は、座席設置部に座席の後部に位置する左右方向
の支持軸を固着し、該支持軸に座席の後部を受ける受け
ロールを軸心廻り回動自在に嵌合したものであるから、
受けロールの回動により座席をスムーズに前後移動でき
るので、座席を容易に前後調整することができる。
また、前記支持軸に工具箱の開口を塞ぐカバーを軸心廻
り回動自在に支持させているから、その回動により工具
箱を開閉することができ、工具箱に工具を収容した場合
、振動等により座席設置部と座席との隙間から工具が飛
び出る心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体正面図、第2図は
同全体側面図、第3図は同要部の拡大側断面図、第4図
は第3図のA−A線断面図である。 1・・・・・・トラクタ機体、9・・・・・・工具箱、
10・・・・・・座席、16・・・・・・受けロール、
17・・・・・・支持軸、21・・・・・・カノ〈一

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席設置部に座席の前部を前後方向に移動調整自在かつ
    倒伏回動自在に取付け、座席設置部の座席下方に上方開
    口状の工具箱を設けたトラクター等の車輌において、座
    席設置部に座席の後部に位置する左右方向の支持軸を固
    着し、該支持軸に座席の後部を受ける受けロールを軸心
    廻り回動自在に嵌合すると共に、工具箱の開口を塞ぐカ
    バーを軸心廻り回動自在に支持させたことを特徴とする
    車輌における座席設置部分の構造。
JP6033178U 1978-05-04 1978-05-04 車輌における座席設置部分の構造 Expired JPS599949Y2 (ja)

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JP6033178U JPS599949Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 車輌における座席設置部分の構造

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Publication Number Publication Date
JPS54162025U JPS54162025U (ja) 1979-11-13
JPS599949Y2 true JPS599949Y2 (ja) 1984-03-29

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ID=28960761

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JP6033178U Expired JPS599949Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 車輌における座席設置部分の構造

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JPS54162025U (ja) 1979-11-13

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