JPH0416779Y2 - - Google Patents

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JPH0416779Y2
JPH0416779Y2 JP1987046598U JP4659887U JPH0416779Y2 JP H0416779 Y2 JPH0416779 Y2 JP H0416779Y2 JP 1987046598 U JP1987046598 U JP 1987046598U JP 4659887 U JP4659887 U JP 4659887U JP H0416779 Y2 JPH0416779 Y2 JP H0416779Y2
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JP
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bonnet
fuel tank
mower
engine
driver
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフロントモーアのボンネツト支持装置
に関する。
(従来の技術) フロントモーアとして、例えば、実開昭61−
2019号公報に開示のもが公知である。
このフロントモーアは、車体の前部にモーアを
装着し、車体の後部にエンジンを搭載し、該エン
ジンの前方に燃料タンクを配置し、その前方に運
転席を配置すると共に、前記タンク及びエンジン
をボンネツトで被覆して成るものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来技術においては、ボンネツト内
部のメンテナンスをするために、ボンネツトを開
閉自在にする必要があり、ボンネツトの後部を枢
支して上下回動させることが考えられている。
しかし、ボンネツトが燃料タンクの前方も覆つ
ていると、その開閉のために燃料タンクと運転席
との間を広くしなけらばならなく、燃料タンクが
小さくなつたり、車体前後長さが長くなつたり
し、種々の面で不都合が生じる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解決するため、次の手
段を講じた。即ち、本考案の特徴とする処は、車
体の前部にモーアを装着し、車体の後部にエンジ
ンを搭載し、該エンジンの前方に燃料タンクを配
置し、燃料タンクの前方に運転席を設け、エンジ
ン及び燃料タンクをボンネツトで覆つたフロント
モーア作業機において、 前記ボンネツトの後下端を車体に枢支して前下
端が後上方へ移動すべく回動自在にし、ボンネツ
トの前縁を燃料タンクの前端に密に嵌合する門形
開口縁に形成すると共にその左右幅を運転席より
広く設定し、運転席の背もたれ部に対向する燃料
タンクの前面と前記門形開口縁とを下部より上部
が後方に位置する後倒れ傾斜状に形成している点
にある。
(作用) 本考案によれば、ボンネツトは前端が門形開口
縁になつていて、燃料タンクの前端に略密に嵌合
するため前壁が不要であり、このボンネツトをそ
の後下端を中心に回動するため、燃料タンクと運
転席の背もたれ部との間にボンネツト開閉のため
の空間が不要になり、ボンネツトは前下端が後上
方へ移動するものであり且つ門形開口縁は下部よ
り上部が後方に位置する後倒れ傾斜状であるた
め、門形開口縁の枢支点からの距離が短く、運転
席との間の空間が小さくてすみ、燃料タンクの前
面も門形開口縁と共に後倒れ傾斜状であるため、
燃料タンクをボンネツトで覆い得る形状でより大
容量になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第2図及び第3図において、1はフロントモー
アであり、該フロントモーア1は、走行車両2
と、その前部に装着されたモーア3とから成る。
前記走行車両1は、前輪4及び後輪5を有し、
車体6の前部に操向装置7を有し、その操向装置
7の後方に運転席8が配置され、その運転席8の
後方に燃料タンク9が配置され、該タンク9の後
方にエンジン10が配置されている。前記燃料タ
ンク9及びエンジン10は、ボンネツト11で被
覆されている。
第1図に示す如く、前記燃料タンク9は、左右
一対のバンド12によつて車体6に固定されてい
る。このバンド12の上面でかつタンク9の上面
の前後方向略中央部に、防振部材13が固定され
ている。この防振部材13は、ゴム又はスポンジ
のような弾性体から形成されている。
第4図に示す如く、前記防振部材13は、中空
のカマボコ状に形成され、バンド12に設けられ
た係止片14が防振部材13の中空部15に挿入
され、該防振部材13はバンド12に着脱自在に
係止されている。
前記ボンネツト11は、後面グリル16と、天
板17と、左右の側板18とから成り、断面門形
に形成され、その前端面は開口している。ボンネ
ツト11の後部下部にブラケツト19が設けら
れ、このブラケツト19は、車体6の左右両側部
に上下方向回動自在に支持されている。
前記ボンネツト11がエンジン10や燃料タン
ク9を被覆した状態において、ボンネツト11の
前端縁は燃料タンク9の前面に位置し、前部開口
部は燃料タンク9によつて塞さがれる。そして、
ボンネツト11の天板17の前部下面は、前記防
振部材13の上面に当接する。
即ち、ボンネツト11はエンジン10及び燃料
タンク9の全体を覆つていて、前端縁の門形開口
縁は燃料タンク9の上面及び左右側面に略密に嵌
合していて、燃料タンク9がボンネツト11の前
壁の代りになつていて、熱風の運転席側への流出
を可及的に防止しており、また、防振部材13を
介して燃料タンク9との衝突が防止されている。
このボンネツト11の門形開口縁の左右幅は、第
2図から明らかなように、運転席の左右幅より広
く形成され、運転席との間の前後間隔を狭くして
も、ボンネツト11の開閉が可能になつており、
車体6の前後長さを短かくすることを可能にして
いる。また、第1,2図に示すように、ボンネツ
ト11の門形開口縁は下部より上部が後方に位置
する後倒れ傾斜状になつていて、前下端が後上方
へ移動する軌跡に対して前上部が余り突出しない
ように形成されており、運転席8の背もたれ部と
の間の空間が小さくとも、前上部が背もたれ部に
当らない。燃料タンク9の前面は門形開口縁と同
様に後倒れ傾斜状に形成され、側面の全面をボン
ネツトで覆つた上で可及的に大容量になつてい
る。
第5図に示すように、前記ボンネツト11の側
板18の下端縁は、車体6の側面より張出し状に
設けられた底板20の立上縁部に嵌着された防振
部材21に当接している。
前記ボンネツト11の側板18の前部に、固定
ハンドル22が回動自在に設けられ、このハンド
ル軸にフツク23が設けられている。このフツク
23は、車体6に設けられた固定ピン24に係脱
自在に係合する。この固定ピン24及びフツク2
3等から固定手段25が構成されている。
前記フツク23が固定ピン24に係合した状態
で、バンド12に設けられた防振部材13及び底
板20に設けられた防振部材21は、ボンネツト
11により下方押圧される。尚、固定手段25は
ボンネツト11を下方に付勢するスプリング等で
あつてもよい。
また、第1図に示すように、前記固定ピン24
とフツク23との係合を解除して、ボンネツト1
1を上方に回動させたとき、該回動角度を規制す
る吊ひも26が設けられている。この吊ひも26
の一端は、前記バンド12の締付けボルト27に
係止され、他端は、ボンネツト11の内面に係止
されている。
第6図に示す如く、前記モーア3は、モーアデ
ツキ28の下面に3組のカツタ29を有し、モー
アデツキ28の前側には左右一対の刈高さ調整輪
30を有する。またモーアデツキ28の前側の左
右中央部に前リミツトゲージ輪31が設けられ、
同後側には左右一対の後リミツトゲージ輪32が
設けられている。
更に、モーアデツキ28の後部には、アンチス
キヤルプ性能を向上させるために、カツタ29に
可及的に接近させたアンチスキヤルプローラ33
が左右一対に設けられている。
このアンチスキヤルプローラ33は、モーアデ
ツキ28の下面に設けられているため、草や泥が
詰りやすい。そこで、第7図に示す如く、モーア
デツキ28に開口部34を設け、草の詰まりを防
止している。また第8図に示すように、前記開口
部34の周縁にアンチスキヤルプローラ33の外
周面を接触させて、スクレーパの機能をもたせる
ことにより、より一層、草や泥の詰りが防止され
る。
尚、本考案は、前記実施例に限定されるもので
はない。
(考案の効果) 本考案によれば、ボンネツトの後下端を車体に
枢支して前下端が後上方へ移動すべく回動自在に
し、ボンネツトの前縁を燃料タンクの前端に密に
嵌合する門形開口縁に形成すると共にその左右幅
を運転席より広く設定し、運転席の背もたれ部に
対向する燃料タンクの前面と前記門形開口縁とを
下部より上部が後方に位置する後倒れ傾斜状に形
成しているので、ボンネツトの前端と運転席の背
もたれ部との間の空間が小さくともボンネツトの
回動ができ、車体前後長さ短かくすることが可能
になり、燃料タンクを可及的に大容量にすること
ができ、また燃料タンクがボンネツトの前壁の代
りになり、エンジンからの熱風の流出を防止した
上で、運転席の背もたれ部と燃料タンクとの間と
いう見えない部分で部材を削減し、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は全体平面図、第3図は同側面図、第4図は防振
部材の斜視図、第5図は固定手段の断面図、第6
図はモーアの平面図、第7図及び第8図はアンチ
スキヤルプローラを示す断面図である。 1……フロントモーア、3……モーア、6……
車体、8……運転席、9……燃料タンク、10…
…エンジン、11……ボンネツト、13……防振
部材、17……天板、18……側板、21……防
振部材、25……固定手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の前部にモーアを装着し、車体の後部にエ
    ンジンを搭載し、該エンジンの前方に燃料タンク
    を配置し、燃料タンクの前方に運転席を設け、エ
    ンジン及び燃料タンクをボンネツトで覆つたフロ
    ントモーア作業機において、 前記ボンネツトの後下端を車体に枢支して前下
    端が後上方へ移動すべく回動自在にし、ボンネツ
    トの前縁を燃料タンクの前端に密に嵌合する門形
    開口縁に形成すると共にその左右幅を運転席より
    広く設定し、運転席の背もたれ部に対向する燃料
    タンクの前面と前記門形開口縁とを下部より上部
    が後方に位置する後倒れ傾斜状に形成しているこ
    とを特徴とするフロントモーア作業機。
JP1987046598U 1987-03-27 1987-03-27 Expired JPH0416779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987046598U JPH0416779Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JP1987046598U JPH0416779Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JPS63152780U JPS63152780U (ja) 1988-10-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612019B2 (ja) * 1978-10-04 1986-01-22 Satake Eng Co Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52156023U (ja) * 1976-05-20 1977-11-26
JPS612019U (ja) * 1984-06-08 1986-01-08 株式会社クボタ 作業機昇降装置

Patent Citations (1)

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JPS612019B2 (ja) * 1978-10-04 1986-01-22 Satake Eng Co Ltd

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JPS63152780U (ja) 1988-10-06

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