JPS6141644Y2 - - Google Patents

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JPS6141644Y2
JPS6141644Y2 JP15897478U JP15897478U JPS6141644Y2 JP S6141644 Y2 JPS6141644 Y2 JP S6141644Y2 JP 15897478 U JP15897478 U JP 15897478U JP 15897478 U JP15897478 U JP 15897478U JP S6141644 Y2 JPS6141644 Y2 JP S6141644Y2
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JP
Japan
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cover
cockpit
rear cover
floor
floor cover
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JP15897478U
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JPS5575542U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタ等の車輌における収納部構
造に関し、操縦席後方のデツドスペースを利用し
て工具箱等の収納部を設けると共に、その収納部
をフロアカバーと後部カバーとの補強用として利
用するようにしたものである。
トラクタ等の車輌では、左右のフエンダー間で
車体の上方に操縦席を設けると共に、そのフエン
ダー間に、操縦席の下方を覆うフロアカバーと、
操縦席の後方を覆う後部カバーとを連設してい
る。この場合、フロアカバーと後部カバーとは側
面視略L字状となるので、両者を接合した連接部
には或る程度の剛性があるが、フロアカバー及び
後部カバーは共に板金製であるため、大型化した
場合は、その剛性が大きな問題となる。またこの
種のカバー構造を採用した場合、操縦席の後方に
大きな空間ができるが、従来、その空間はデツド
スペースとなつており、何等有効に利用されてい
なかつた。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ようにしたものであつて、その特徴とするところ
は、左右のフエンダー間に、操縦席の下方を覆う
フロアカバーと、このフロアカバーの後端から起
立して操縦席を後方から覆う後部カバーとを連続
状に設けた車輌において、フロアカバーと後部カ
バーとの隅部に、上方側が開放する収納部ができ
るように、フロアカバー及び後部カバーの両者に
囲い板を設け、この囲い板上端との間に、収納部
に対する被収納物の出入れ空間をおいて該収納部
を上方から覆う上部カバーを、後部カバーの上端
から連結状に左右のフエンダー間に設けた点にあ
る。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図乃至第3図において、1はトラクタ車
体で、ミツシヨンケースにより構成され、このト
ラクタ車体1の後部両側には後車軸2に外嵌する
ように、ブレーキケース3を介して後車軸ケース
4が装着されている。各後車軸ケース4の外端に
は最終減速装置を介して後輪5が支持され、また
その後輪5を覆うフエンダー6は後車軸ケース4
及びステツプ7の後端部外側面に夫々取付けられ
ている。8は作業機昇降用の油圧装置で、トラク
タ車体1の後部に搭載されると共に、左右一対の
リフトアーム9を有する。10は操縦席で、後述
する支持構造を介して油圧装置8上に取付けられ
ている。11は操縦席10の下方を覆うフロアカ
バーであつて、横方向に配置された前枠12と後
枠13、及びこの両者間を油圧装置8両側で前後
に連結する縦枠14から成る支持枠により支持さ
れると共に、その横方向両端部は各フエンダー6
にボルト等で接続されている。前枠12はU字状
の取付部材15を介して油圧装置8の前端部、後
枠13は油圧装置8の後端部に夫々取付けられて
いる。操縦席10は前後調整自在とされた支持台
16を介してフロアカバー11と共に前枠12に
取付けられ、かつ支持台16前端の横軸17廻り
に起伏自在とされている。18は操縦席10の後
部を下側から受けるクツシヨンロールで、各縦枠
14側にブラケツト、支軸等を介して回動自在に
枢支されている。19は前部カバーで、トラクタ
車体1とフエンダー6とステツプ7とフロアカバ
ー11との間にできる空間をふさぐためのもので
あり、その周縁部は対応する部材に取付けられて
いる。20は後部カバーで、操縦席10の後方を
覆うように、フロアカバー11の後端部に連続し
て後上がり状に設けられており、この後部カバー
20の両端は各フエンダー6に連結されている。
21は囲い板で、第4図に示す如く操縦席10後
方のデツドスペースを利用して、フロアカバー1
1と後部カバー20とで形成される隅部に収納部
Aができるように、両カバー11,20にまたが
つて設けられており、この囲い板21は後部カバ
ー20を補強する機能をも同時に備えている。な
お、この収納部Aは横方向に長く構成されている
が、両端には各フエンダー6との間に若干の間隙
がある。22は収納部Aの開閉蓋であつて、収納
部Aは勿論のこと、その両端の間隙までをも覆う
だけの長さと大きさとを有し、後部カバー20に
ヒンジ23により上下動自在に枢着されると共
に、ロツク具24により閉塞状にロツク可能であ
り、閉塞状態では操縦席10後方で左右フエンダ
ー6間に形成される空間を完全にふさいでいる。
25は上部カバーであつて、囲い板21の上端と
の間に、収納部Aに対して工具等の被収納物を出
入れする出入れ空間Bをおいて、該収納部Aの上
方を覆うように左右フエンダー6間に取付けられ
ている。この上部カバーは後部カバー20とく字
状を呈すべく後下がり状に傾斜する傾斜部26を
有し、その下端縁は後部カバー20の上端縁に接
合されている。傾斜部26はトラクタ車体1後方
に装着した作業機を操縦席10側より容易に調整
できるようにするためのものである。なお開閉蓋
22は、その上部に物を載置できるように構成し
ても良い。27は化粧カバーである。
28はポジシヨン制御レバー、29はドラフト
制御レバーで、これら制御レバー28,29は、
油圧装置8の一側に操作軸30,31を介して
夫々前後揺動自在に枢支されると共に、フロアカ
バー11に形成された開口を介して操縦席10の
側方近傍に突出せしめられている。32は制御レ
バー28,29を前後方向に案内する円弧状の案
内板であつて、前後両端部の外側に設けられた取
付板33,34を介してフエンダー6の内側面に
取付けられると共に、前端部から後方に折曲状に
設けられた取付板31を介してフロアカバー11
と前枠12に共締めされており、この案内板32
はフエンダー6の中間部とフロアカバー11とを
橋絡する補強部材をも兼ねた構造とされている。
案内板32は前述の如く円弧状であり、全体的に
は操縦席10と略同高さ或いは若干高い程度に位
置設定されているが、その円弧の略中央部、即ち
ドラフト制御等に際してドラフト制御レバー29
を特に微調整する必要がある微調整域は、操縦席
10の着座部10aの側壁より若干上方に位置せ
しめられており、従つて、ドラフト制御レバー2
9を微調整域で微調整する際には、指を案内板3
2上に乗せた状態でレバー基部を前後方向に押圧
すると云う調整方法を取ることができる。34は
制御レバー28,29を位置決めするためのスト
ツパーである。
35は変速レバーで、副変速機構及びクリープ
変速機構を協働して変速操作させるためのもので
あつて、制御レバー28,29とは反対側におい
て、フロアカバー11に形成された開口を介して
操縦席10の側方近傍に突出せしめられている。
36は変速レバー35を案内する変速案内板で、
操縦席10の着座部10aと略同程度の高さにあ
り、前述の案内板32と略同様にして取付けられ
ており、この変速案内板36も案内板32と同様
にフエンダー6の補強部材を兼用したものであ
る。
なお、収納部Aは底板をフロアカバー11で兼
用する構造としたが、後部カバー19を一側板と
して並用するようにしても良い。又、収納部Aは
フエンダー6間の全幅にわたつて設けることも可
能であり、その横方向の長さは、収納する工具等
の寸法に応じて適宜決定されるものである。
以上実施例に詳述したように本考案では、フロ
アカバーと後部カバーとの隅部に、上方側が開放
する収納部ができるように、フロアカバー及び後
部カバーの両者に囲い板を設けているので、操縦
席後方のデツドスペースを有効に利用して、工具
等を収納することが可能である。また位置的にも
フエンダー操縦席、後部カバー等によつて取囲ま
れているので、全体的な外観を損なうこともな
い。しかも囲い板はフロアカバーと後部カバーと
にまたがつているので、この囲い板が後部カバー
の補強部材として機能し、後部カバーの強度が大
となる。また囲い板上端との間に、収納部に対す
る被収納物の出入れ空間をおいて該収納部を上方
からおおう上部カバーを設けているから、これが
収納部に対する一種の屋根的なものとなり、収納
部の汚れ、雨水の浸入等を防止でき、更に上部カ
バーは後部カバーから連続上にフエンダー間に設
けられており、これでフエンダーの上端部間を補
強できる利点があり、また上部カバーは後部カバ
ーに対して屈折状となるので、後部カバー及び上
部カバーの相乗効果によつて剛性も大になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側断
面図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図
は要部の拡大断面図である。 1……トラクタ車体、6……フエンダー、10
……操縦席、11……フロアカバー、20……後
部カバー、21……囲い板、22……開閉蓋、2
5……上部カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右のフエンダー6間に、操縦席10の下方を
    覆うフロアカバー11と、このフロアカバー11
    の後端から起立して操縦席10を後方から覆う後
    部カバー20とを連続状に設けた車輌において、
    フロアカバー11と後部カバー20との隅部に、
    上方側が開放する収納部Aができるように、フロ
    アカバー11及び後部カバー20の両者に囲い板
    21を設け、この囲い板21上端との間に、収納
    部Aに対する被収納物の出入れ空間Bをおいて該
    収納部Aを上方から覆う上部カバー25を、後部
    カバー20の上端から連続状に左右のフエンダー
    6間に設けたことを特徴とする車輌における収納
    部構造。
JP15897478U 1978-11-17 1978-11-17 Expired JPS6141644Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15897478U JPS6141644Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15897478U JPS6141644Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5575542U JPS5575542U (ja) 1980-05-24
JPS6141644Y2 true JPS6141644Y2 (ja) 1986-11-27

Family

ID=29151347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15897478U Expired JPS6141644Y2 (ja) 1978-11-17 1978-11-17

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JP (1) JPS6141644Y2 (ja)

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JPS5575542U (ja) 1980-05-24

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