JP3277891B2 - ラゲージボックスのカバー体の案内構造 - Google Patents

ラゲージボックスのカバー体の案内構造

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JP3277891B2 JP19672498A JP19672498A JP3277891B2 JP 3277891 B2 JP3277891 B2 JP 3277891B2 JP 19672498 A JP19672498 A JP 19672498A JP 19672498 A JP19672498 A JP 19672498A JP 3277891 B2 JP3277891 B2 JP 3277891B2
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高行 浅尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラゲージボックスの
カバー体の案内構造に関し、特にカバー体を閉鎖位置へ
戻す際の案内構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4には1ボックスカーの後部荷室の斜
視図を示し、図5にはその前後方向の垂直断面図を示
す。後部荷室のフロアには前後位置にラゲージボックス
1,2が配設されている。これらラゲージボックス1,
2は上方へ開放する箱体で、その開口を覆ってそれぞれ
カバー体3,4が位置し、前後のカバー体3,4は同一
高さで連続してフロア面を構成している。これらカバー
体3,4は荷室の側壁を構成するトリムT(図4に一方
のみ示す)によって車幅方向への移動は規制されてい
る。
【0003】後側カバー体4は前後方向の中央で折り曲
げ可能となっており、後半部42の中央に凹陥形成され
た把手43を上方へ引き上げると、図6に示す前半部4
1の前縁が、前側ラゲージボックス1の開口11後縁に
形成された軸支片12を中心に図の鎖線で示すように回
動して、後側カバー体4全体が側面視で三角山形に折り
畳み開放される。前側カバー体3は、後縁上面の中央に
凹陥形成された把手31を掴んで上方へ引き上げること
によりカバー体後縁が上方へ回動開放される。さらに、
前側カバー体3には、乗員が前席シートS(図5)に着
座したままで開放できるように、その前縁中央にストラ
ップ32が設けられており、このストラップ32を掴ん
で引き上げることによって図4、図5の鎖線で示すよう
に、カバー体前縁が上方へ回動開放される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前側カバー
体3をストラップ32を掴んで引き上げ開放すると、そ
の後縁両側部34は図6の鎖線で示すように、後側カバ
ー体4の前縁をその開放時に案内するガイド片13の前
斜面に沿って前側ラゲージボックス1の開口11後縁へ
滑り下りる。この時、前側カバー体3の後縁中央部33
はガイド片13が存在しない分、図7に示すようにその
フランジ壁331が高くなっているため、前側カバー体
3の開放に伴って、図7の鎖線で示すように上記フラン
ジ壁331が前側ラゲージボックス1の開口11内へ落
ち込む。このため、前側カバー体3を閉鎖しようとして
これを前席シートSから後方へ押しても、フランジ壁3
31がボックス開口11の開口縁に当たって前側カバー
体3がスムーズに移動せず、閉鎖に難渋するという問題
があった。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、開放したラゲージボックスのカバー体を再び
円滑に閉鎖位置へ戻すことができるラゲージボックスの
カバー体の案内構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、上方へ開放する車両のラゲージボック
ス(1)に覆着されてその開口(11)を閉鎖するカバ
ー体(3)の案内構造であって、ラゲージボックス
(1)の開口(11)の両側縁上面にそれぞれ、閉鎖位
置へ移動するカバー体(3)の後縁両側部(34)を当
接させて当該後縁両側部(34)を持ち上げ案内する昇
り傾斜面(14a)を形成した案内部(14)を設け
る。本発明においては、カバー体を閉鎖位置へ移動させ
る際に、案内部の昇り傾斜面によってカバー体の後縁両
側部が持ち上げられるから、カバー体の後縁中央部に高
いフランジ壁が形成されていても、これがラゲージボッ
クスの開口縁と干渉することはなく、カバー体をスムー
ズに閉鎖位置へ移動させることができる。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は前側ラゲージボックス1の
開口11後縁コーナ部の平面図であり、図2は当該コー
ナ部を含む前側ラゲージボックス1の、前側カバー体3
で閉鎖された状態での前後方向垂直断面図である。前側
カバー体3で閉鎖される前側ラゲージボックス1の開口
11後縁コーナ部(図1には一方のコーナ部のみ図示)
には上面に、ほぼ一定幅で開口11の側縁を前後方向へ
延びる案内壁14が突出形成されており、この案内壁1
4は前側面14aが、後方へ向けて一定角度で傾斜する
昇り傾斜面となっている。閉鎖状態の前側カバー体3の
後縁は案内壁14の頂面段付部14bに位置している。
案内壁14以外の構造は既に説明した従来のものと同一
である。
【0009】前側カバー体3の前縁中央に設けたストラ
ップ32を引き上げて、当該カバー体3の前縁を上方へ
回動開放すると、前側カバー体3の後縁両側部34は図
3の実線で示すように案内壁14の前側面14a上を下
降する。開放した前側カバー体3を再び閉鎖位置へ戻す
場合には、前席シートSから前側カバー体3を後方(図
3の右方)へ押すと、これに伴い、前側カバー体3の後
縁両側部34は案内壁14の前側面14a上をこれに沿
って図3の鎖線で示すように上昇し、案内壁14の頂面
段付部14bに戻る。この間、前側カバー体3の後縁中
央部33のフランジ壁331(図7参照)は、当該カバ
ー体3の後縁全体が案内壁14の前側面14aに沿って
上昇させられるため、ボックス開口11の開口縁と干渉
することなく当該開口11内から脱出して、閉鎖位置
(図7の実線位置)へ速やかに戻る。これにより、前席
シートSの乗員が片手で押すだけで前側カバー体3全体
がスムーズに前側ラゲージボックス1の開口11を閉鎖
する位置へ戻される。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るラゲージボ
ックスのカバー体の案内構造によれば、開放したラゲー
ジボックスのカバー体を再び円滑に閉鎖位置へ戻すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、前側ラゲージボッ
クスの開口後縁コーナ部の平面図である。
【図2】開口後縁コーナ部を含む前側ラゲージボックス
の、前側カバー体で閉鎖された状態での前後方向垂直断
面図で、断面部は図1のII−II線に沿うものである。
【図3】案内壁形成部の拡大垂直断面図である。
【図4】1ボックスカーの後部荷室の斜視図である。
【図5】図4のV −V 線に沿った垂直断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿った拡大垂直断面図であ
る。
【図7】図4のVII −VII 線に沿った拡大垂直断面図で
ある。
【符号の説明】
1…前側ラゲージボックス、11…開口、14…案内
壁、14a…前側面、3…前側カバー体、34…後縁両
側部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−2642(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 5/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方へ開放する車両のラゲージボックス
    に覆着されてその開口を閉鎖するカバー体の案内構造で
    あって、前記ラゲージボックスの開口の両側縁上面にそ
    れぞれ、閉鎖位置へ移動する前記カバー体の後縁両側部
    を当接させて当該後縁両側部を持ち上げ案内する昇り傾
    斜面を有する案内部を設けたことを特徴とするラゲージ
    ボックスのカバー体の案内構造。
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