JPH0565688U - コンソ−ルボックス - Google Patents
コンソ−ルボックスInfo
- Publication number
- JPH0565688U JPH0565688U JP1431692U JP1431692U JPH0565688U JP H0565688 U JPH0565688 U JP H0565688U JP 1431692 U JP1431692 U JP 1431692U JP 1431692 U JP1431692 U JP 1431692U JP H0565688 U JPH0565688 U JP H0565688U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- console box
- link
- opening
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納容量を大きくすると共に、収納部の蓋の
開閉操作が簡単なコンソ−ルボックスを提供する。 【構成】 コンソ−ルボックス10の収納部18の両側
壁181、182に案内孔191、192を設け、案内
孔191、192に第1のリンク301、302を挿通
する。第1のリンク301、302は下端をコンソ−ル
ボックス10の本体に回動自在にピン止め31し、その
上端は蓋20の前端部に回動自在に取り付ける。収納部
18の後壁面183に凹部15を設け、凹部15に第2
のリンク40の下端を回動自在にピン止め41し、その
上端は蓋20の後端部に回動自在にピン止め42する。
蓋20を拡開するとき、蓋20は第1のリンク191、
192、および第2のリンク40を半径とする狭い範囲
で移動する。
開閉操作が簡単なコンソ−ルボックスを提供する。 【構成】 コンソ−ルボックス10の収納部18の両側
壁181、182に案内孔191、192を設け、案内
孔191、192に第1のリンク301、302を挿通
する。第1のリンク301、302は下端をコンソ−ル
ボックス10の本体に回動自在にピン止め31し、その
上端は蓋20の前端部に回動自在に取り付ける。収納部
18の後壁面183に凹部15を設け、凹部15に第2
のリンク40の下端を回動自在にピン止め41し、その
上端は蓋20の後端部に回動自在にピン止め42する。
蓋20を拡開するとき、蓋20は第1のリンク191、
192、および第2のリンク40を半径とする狭い範囲
で移動する。
Description
【0001】
本考案は、自動車等の座席間に設置するセンタ−コンソ−ルボックスの蓋の開 閉構造に関する。
【0002】
従来のコンソ−ルボックスの一例を図5、図6に示す。 自動車の左右の座席の間隙に設置するコンソ−ルボックス本体50の収納部5 2の開口部は、蓋53で開閉自在に閉塞されている。蓋53はコンソ−ルボック ス本体50の開口部の端部にヒンジ55で回動自在に装着されている。このよう に構成されているコンソ−ルボックス50の蓋53はヒンジ55の回転軸57を 中心に矢印Xで示すように回動する。
【0003】 しかし、このように構成されたコンソ−ルボックスにおいては、収納部52の 容量を大きくするためには開口部分の面積を大きくする必要がある。そして、開 口部分が広がると、開口部分を閉鎖する蓋53はそれに合わせて大型となってい る。蓋53が大型となるとコンソ−ルボックスの収納部分52の蓋53の開閉時 、使用者が開閉操作で把持する操作部59と、蓋53の回転中心である回転軸5 7との距離L1が長くなり、蓋53の開閉操作がしずらくなると共に、蓋53の 拡開時には座席間に大きなスペ−スを必要とした。しかし、ア−ムレストを設置 したキャプテンシ−トを装備する自動車等においては、蓋の開閉スペ−スを大き くとることができないため、収納部52の容量を大きくすることができなかった 。 さらに、自動車の運転席側、および助手席側の両方からコンソ−ルボックスに 収納した物が見えたり、取り出しやすくするため、蓋60を中心から左側蓋62 と右側蓋64とに分離して設け、リンク機構を用いてそれぞれの蓋が独自に開閉 自在とした構成が、特開昭59−102637号公報に開示されている(図7、 図8参照)。このコンソ−ルボックスの蓋60を開くには、まず、蓋60の操作 部分を持ち上げ、止め具61をスライド孔63内を摺動させ、リンク機構66を 上昇させる。そして、左側蓋62と右側蓋64をそれぞれ左右に回動すると、リ ンク機構66は軸68を中心に上部杆69がそれぞれ左右に回動して蓋60を左 右に拡開する構成となっている。このコンソ−ルボックスは両側から収納部分の 内部をみることができると共に、収納部分を大きくすることもできるが、構成が 複雑で部品点数が多く組立て効率が悪い不都合があった。
【0004】
そこで、本考案は簡単な構成で収納容量を大きくすることができ、かつ、蓋の 開閉操作が簡単なコンソ−ルボックスを提供するものである。
【0005】
本考案のコンソ−ルボックスは、対向する両側壁に案内孔を設け、開口部を蓋 で被覆した収納部と、収納部の案内孔に挿入されて、下端をコンソ−ルボックス 本体に回動自在に取り付けると共に、上端を蓋の前端部に回動自在に取り付けら れる第1のリンクと、収納部の後壁面に下端を回動自在に取り付けると共に、上 端を蓋の後端部に回動自在に取り付けられた第2のリンクとを具備する。
【0006】
コンソ−ルボックスの収納部を被覆した蓋を開閉する際、蓋は第1のリンクお よび第2のリンクを半径とする範囲で移動する。
【0007】
本考案のコンソ−ルボックスを図面を参照して説明する。 図1はコンソ−ルボックスの蓋の開閉の説明図、図2は蓋の開放状態を示す斜 視図である。 自動車の左右の座席の間隙部分に設置されるコンソ−ルボックス10にはサイ ドブレ−キの操作レバ−12を設置したり、小物置き部14等が設けられている 。さらに、端部には上部を開口した収納部18が設けられている。収納部18の 開口面は蓋20で閉鎖され、蓋20は開閉自在な構成となっている。
【0008】 蓋20の開閉構造を説明する。 コンソ−ルボックス10の収納部18の両側壁181、182にはその板厚を 縦方向に貫通する案内孔191、192が設けられている。この案内孔191、 192には第1のリンク301、302が挿入される。第1のリンク301、3 02の下端部はコンソ−ルボックス10本体に回動自在にピン31止めされ、第 1のリンク301、302の上端部は蓋20の前端部にピン32で回動自在に取 り付けられる。 コンソ−ルボックス10の後壁183の外表面には凹部15を設け、この凹部 15に第2のリンク40の下端部を回動自在にピン留め41する。第2のリンク 40の上端部は蓋20の第1のリンク301、302の上端部のピン32を取り 付けた前端部に対向する後端部に、ピン42で回動自在に取り付けられる。また 、第2のリンク40は凹部15内に収納できる大きさとする。
【0009】 上記構成の蓋20の開閉操作を説明する。 蓋20はコンソ−ルボックス10の収納部18の開口部分を被覆している。こ の状態で第1のリンク301、302は図1で2点鎖線で示すように案内孔18 1、182の前部端に係止している。第2のリンク40はコンソ−ルボックス1 0の後壁183の凹部15に収納されている。 (1)蓋20を移動して収納部18を開口する。 蓋20の前端部分(操作部分)を持って、蓋20を矢印Y1方向に持ち上げる 。第1のリンク301、302は蓋20と共に、ピン31を回転中心として回動 し、収納部18の両側壁181、182の案内孔191、192に案内されて移 動する。また、第2のリンク40は蓋20の移動と共に、ピン41を回転中心と して回動する。第1のリンク301、302が案内孔191、192の終端部ま で移動すると、図2に示すように、蓋20は完全に収納部18の開口部分を開口 させる。 (2)蓋20を移動して収納部18を閉鎖する。 蓋20の前端部分を持って矢印Y2方向に回動する。第1のリンク301、3 02、及び第2のリンク40は蓋20の移動と共にピン31、ピン41を回転中 心として回動する。第1のリンク181、182が案内孔191、192の前端 部まで移動し、第2のリンク40が後壁183の凹部15に収納された状態で、 蓋20は収納部18の開口を閉塞する。 収納部18の開口、閉鎖操作時に蓋20が移動する範囲は、ピン31、ピン4 1を中心とした第1のリンク181、182、あるいは第2のリンク40の長さ を半径とする範囲である。
【0010】 このように、この実施例に示すコンソ−ルボックス10は蓋20を開閉する際 、蓋20は収納部18の上面から高さL2で示す範囲の移動ですみ、従来のコン ソ−ルボックス50の蓋53の開閉時に占める作動範囲に比較して、狭い範囲で 蓋53の開閉操作ができる。また、収納部18の容量を大きくする場合には、収 納部の開口部分を被覆する蓋も大型となるが、第1のリンク181、182の下 端のコンソ−ルボックス本体へのピン留め位置を収納部の前側としたり、第1の リンク181、182の寸法を長くして、コンソ−ルボックスの本体へのピン止 め位置を下方にすることによって、蓋20の開閉操作時の移動範囲を小さくする ことができる。
本考案はコンソ−ルボックスの収納部の蓋の前端部および後端部を、コンソ− ルボックス本体に取り付けた2本のリンクで支持した構成としたことにより、蓋 の開閉に要する移動範囲を小さくすることができる。さらに、コンソ−ルボック スの蓋の開閉移動範囲を小さくすることにより、収納部の容量を大きく取ること ができる。そして、容量の大きな収納部を被覆する大型の蓋であっても、蓋の開 閉操作時の蓋の移動範囲が狭いので、どのようなスタイル、例えばキャプテンシ −トを装備した自動車等にも容量の大きな収納部を有するコンソ−ルボックスを 備えることができる。
【図1】コンソ−ルボックスの収納部の蓋の開閉状態の
断面説明図。
断面説明図。
【図2】コンソ−ルボックスの収納部の蓋開放状態の斜
視図。
視図。
【図3】コンソ−ルボックスの斜視図。
【図4】コンソ−ルボックスの後方からの斜視図。
【図5】従来のコンソ−ルボックスの斜視図。
【図6】従来の収納部の蓋の開閉状態説明図。
【図7】コンソ−ルボックスの他の従来例の断面図。
【図8】蓋を拡開状態の説明図。
10 コンソ−ルボックス 15 凹部 18 収納部 181、182 側壁 183 後壁 191、192 案内孔 20 蓋 301、302 第1のリンク 31、32 ピン 40 第2のリンク 41、42 ピン
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋で被覆する収納部を備えたコンソ−ル
ボックスであって、 対向する両側壁に案内孔を設けた収納部と、 収納部の案内孔に挿入されて、下端をコンソ−ルボック
ス本体に回動自在に取り付けると共に、上端を蓋の前端
部に回動自在に取り付けられる第1のリンクと、収納部
の後壁面に下端を回動自在に取り付けると共に、上端を
蓋の後端部に回動自在に取り付けられた第2のリンクと
を備えてなるコンソ−ルボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431692U JPH0565688U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | コンソ−ルボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1431692U JPH0565688U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | コンソ−ルボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565688U true JPH0565688U (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=11857692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1431692U Pending JPH0565688U (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | コンソ−ルボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0565688U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202843A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Kojima Press Co Ltd | 自動車用コンソールボックス |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP1431692U patent/JPH0565688U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009202843A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Kojima Press Co Ltd | 自動車用コンソールボックス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1078795A2 (en) | Opening/closing rear component structure of a vehicle | |
JPH04107129U (ja) | カツプホルダ装置 | |
JP3524524B2 (ja) | コンバーチブルハードトップの格納構造 | |
JP2772752B2 (ja) | ミッドシップ車両における脱着ルーフの収納構造 | |
JP2010030377A (ja) | パネル移動装置 | |
JPH0565688U (ja) | コンソ−ルボックス | |
JP3635309B2 (ja) | 両開き可能なルーフボックス | |
JP4943603B2 (ja) | 車載用ルーフボックス | |
JP3700651B2 (ja) | 自動車用トランク構造 | |
JP4203196B2 (ja) | 車両用内装部材 | |
JPS6344298Y2 (ja) | ||
JP2003260986A (ja) | 自動車の荷室構造 | |
JP4109868B2 (ja) | 小型車両におけるシート開閉構造 | |
JP3765227B2 (ja) | 車両用コンソールボックスの配置構造 | |
JP4231377B2 (ja) | グローブボックス構造 | |
KR200143824Y1 (ko) | 자동차용 콘솔박스의 덮개 개폐구조 | |
JP3965616B2 (ja) | 自動車用スライドドア | |
JP4890861B2 (ja) | 蓋体の開閉装置 | |
JPH0453292Y2 (ja) | ||
JPS609084Y2 (ja) | 自動車におけるリアパ−セルの開閉装置 | |
JPH0529957Y2 (ja) | ||
JPS6317143A (ja) | 自動車の後部荷室構造 | |
JPH0712186Y2 (ja) | グローブボックス | |
JP2623866B2 (ja) | 自動車用トランク | |
JPH0344600Y2 (ja) |