JP2003165369A - アームレスト装置 - Google Patents

アームレスト装置

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JP2003165369A
JP2003165369A JP2001367704A JP2001367704A JP2003165369A JP 2003165369 A JP2003165369 A JP 2003165369A JP 2001367704 A JP2001367704 A JP 2001367704A JP 2001367704 A JP2001367704 A JP 2001367704A JP 2003165369 A JP2003165369 A JP 2003165369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドブレーキレバーの上方に設けるアーム
レスト装置において、従来に比べて使用感に優れ、小物
などの収納性をも向上することができるアームレスト装
置を提供する。 【解決手段】 コンソールボックス1のサイドブレーキ
カバー部3の上に、収納部29を有するアームレスト21を
設ける。このアームレスト21は後側の枢着部41を中心に
前側が起伏可能に設けられている。アームレスト21の前
側をサイドブレーキカバー部3の上面より前側に位置さ
せる。そして、アームレスト21を後側に立て、サイドブ
レーキレバー4を操作できる。また、コンソールボック
ス1を利用してアームレスト21を設けることができると
共に、コンソールボックス1の収納性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のアームレス
ト装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般にアームレスト装
置としては、座席の背もたれの側部に設けるものが知ら
れている。また、このように座席と一体に設けるタイプ
の他に、コンソールボックスを利用するものがあり、例
えば、実用新案登録第2512540号公報には、コン
ソールボックス本体の下部に回転可能に取り付けられた
リンクと、このリンクの他端に取り付けられたアームレ
ストとを備え、前記リンクを後方に回転させることによ
り、コンソールボックス本体の後部にアームレストが配
置され、上記リンクを前方に回転させることによりアー
ムレストがコンソールボックス本体の上部に載置される
アームレスト付きコンソールボックスが提案され、ま
た、同公報には、アームレストと、アームレストを支持
するアームレスト支持部材と、アームレスト支持部材を
収納するための収納孔を形成したコンソールボックス本
体と、アームレスト支持部材と収納孔の底部の間に設け
られアームレスト支持部材を上方に付勢するスプリング
と、アームレスト支持部材を少なくとも下方後退位置と
上方突出位置でコンソールボックス本体に係止させるス
トッパ機構とを備えたアームレスト付きコンソールボッ
クスにおいて、収納孔は上方に向かうにしたがって前方
に進むように斜めに延びており、アームレスト支持部材
は上記収納孔の傾斜に沿って上記下方後退位置と上方突
出位置との間で移動可能であるアームレスト付きコンソ
ールボックスが提案されている。
【0003】しかし、上記実用新案登録第251254
0号公報のアームレスト付きコンソールボックスは、い
ずれもコンソールボックス本体上部からアームレストの
突出寸法が変えられるようにアームレストを移動可能に
設けたものであるが、コンソールボックスにおける収納
性の向上などは考慮されていない。また、上述した座席
と一体に設けるアームレスト及びコンソールボックスの
場合、上記実用新案登録第2512540号公報の図1
にあるように、サイドブレーキに近接してアームレスト
を設ける場合、サイドブレーキの上方にアームレストを
配置することができず、アームレストとしての使用感に
劣る面がある。
【0004】そこで、本発明は、サイドブレーキレバー
の上方に設けるアームレスト装置において、従来に比べ
て使用感に優れ、小物などの収納性をも向上することが
できるアームレスト装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、運転
席の側方にサイドブレーキレバーが設けられ、このサイ
ドブレーキレバーが後側の枢着部を中心に前側が起伏可
能に設けられた車両に設けられるアームレスト装置にお
いて、前記サイドブレーキレバーの上方に有底な収納部
を有するアームレストを設けると共に、このアームレス
トは後側の枢着部を中心に前側が起伏可能に設けられて
いるものである。
【0006】この請求項1の構成によれば、駐車した後
は、アームレストは使用しないから、アームレストを立
てるように後に回し、サイドブレーキレバーから離れた
位置に収納しておくことができ、また、アームレストの
使用時にサイドブレーキレバーの前側を起すように操作
しても、アームレストは枢着部を中心に回って逃げるこ
とができるため、サイドブレーキレバーの操作の邪魔に
はならない。また、そのアームレストは有底な収納部を
有するから、小物などをコンパクトに収納しておくこと
ができる。
【0007】また、請求項2の発明は、前記収納部の上
部に蓋体が開閉可能に設けられているものである。
【0008】この請求項2の構成によれば、蓋体を閉め
てアームレストとして使用し、このアームレスト使用時
に、アームレストから肘を外して、上に位置する蓋体を
開くことにより、収納部内の小物などの出し入れを簡便
に行うことが行うことができる。
【0009】また、請求項3の発明は、前記アームレス
トの枢着部が前記サイドブレーキレバーの枢着部の真上
又は後方に位置するものである。
【0010】この請求項3の構成によれば、サイドブレ
ーキレバーの調整時や設定時より引き代が大きくなった
場合などにおいて、サイドブレーキレバーの前側を上方
に引き上げても、アームレストを後に回せて立てておけ
ば邪魔にならない。
【0011】また、請求項4の発明は、運転席の側方の
床にコンソールボックスを設けると共に、このコンソー
ルボックスは前記サイドブレーキレバーの後側を覆うサ
イドブレーキカバー部を有し、このサイドブレーキカバ
ー部の上部に前記アームレストを回動可能に設けたもの
である。
【0012】この請求項4の構成によれば、コンソール
ボックスを利用してアームレストを設けることができる
と共に、コンソールボックスの収納性を向上できる。ま
た、使用者の体格に合せて座席を調整すれば、サイドブ
レーキレバーとアームレストの両者が使用者の使い易い
位置に設定することができる。
【0013】さらに、請求項5の発明は、前記アームレ
ストの前側が前記サイドブレーキレバーの上限位置より
前方に位置するものである。
【0014】この請求項5の構成によれば、コンソール
ボックスに設ける従来タイプに比べて、アームレストの
前側を長く設定できるため、アームレストとしての使用
感が向上すると共に、アームレストの収納部を大きく取
ることができる。
【0015】さらに、請求項6の発明は、前記アームレ
ストの前側下面が前記サイドブレーキレバーのブレーキ
作動位置に近接して設けられているものである。
【0016】この請求項6の構成によれば、効果的にア
ームレストを長く設定できると共に、収納部を大きく取
ることができる。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を添付図面
を参照して説明する。図1〜図11は本発明の第1実施
形態を示し、この例はコンソールボックスの上部にアー
ムレストを取り付けており、同図に示すように、車両室
内用のコンソールボックス1は運転席の側方で助手席と
の間の床面2に固定され、後側にサイドブレーキカバー
部3を有する。
【0018】前記サイドブレーキカバー部3には、サイ
ドブレーキレバー4の後部が収納配置される。サイドブ
レーキレバー4は、その後側を枢着部5により床面2側
に回動可能に固定し、その前側が所定範囲で起伏可能と
なっており、枢着部5側に図示しないラチェット板が設
けられ、このラチェット板に係止してサイドブレーキレ
バー4の下方回動を規正する一方向係合式のラチェット
爪(図示せず)が、サイドブレーキレバー4の枢着部5
側に設けられ、そのラチェット爪とラチェット板との係
合を、摘み6操作により解除できるように構成されたも
のである。そして、サイドブレーキレバー4を上方に回
動すると、図示しないワイヤーによりブレーキが作動
し、一方、下方に回動することにより、ブレーキの作動
を解除し、前記ワイヤーなどの調整によりサイドブレー
キレバー4が所定引き代を有するようになっている。そ
して、サイドブレーキレバー4は、図1に示すように前
に倒れた位置(鎖線で示すサイドブレーキレバー4)が
ブレーキ解除位置Kであり、使用者が通常の力で引き起
こした位置(実線で示すサイドブレーキレバー4)がブ
レーキ作動位置Sであり、ほぼ45度の角度に調整され
ている。また、図2の鎖線のサイドブレーキレバー4の
位置が、前記ワイヤーや中間部品などの伸びにより負荷
が低減した場合にサイドブレーキレバー4を最大上方に
回動できる上限位置Jであり、この位置でもブレーキは
作動する。
【0019】前記コンソールボックス1は合成樹脂など
からなり、前記サイドブレーキカバー部3の前側に第1
及び第2の前側収納部7,8を一体に有する。
【0020】図3及ぶ図4などに示すように、前記サイ
ドブレーキカバー部3は、サイドブレーキレバー4の後
側を両側から挟むように配置される側面部11,11と、こ
れら側面部11,11の後側を連結して塞ぐ後面部12と、側
面部11,11の前側を連結すると共に前側に向って低くな
る傾斜をなす前面部13と、それら側面部11,11と後面部
12と前面部13の上部を塞ぐほぼ水平方向の上面部14とを
有し、前面部13と上面部14とに連続する前面開口部15と
上面開口部16とを有し、これら開口部15,16から前記サ
イドブレーキレバー4が部分的に外部に突出する。
【0021】図5,図6及び図7などに示すように、ア
ームレスト21は、上部が開口した有底箱型のボックス本
体22と、このボックス本体22の上部開口に開閉自在に設
けられた蓋体23とを備え、蓋体23が運転者の肘を受ける
ように構成されている。前記ボックス本体22は、図5に
示すように、合成樹脂製の外ケース24と内ケース25とか
らなり、外ケース24の内面に圧接リブ26を複数縦設し、
該外ケース24内に内ケース25に挿入すると、圧接リブ26
が内ケース25の外面に圧接し、また、内ケース25の下面
に突設した位置決め突起部27が外ケース24のボス部28に
圧入されて位置決め固定され、さらに、固定手段として
のビス30などにより両者が固定される。そして、前記内
ケース25の内部がアームレスト21の収納部29となる。ま
た、アームレスト21の使用位置において、前記外ケース
24の下面が前記上面部14に載置され、前記前面開口部15
を塞ぐ。
【0022】前記蓋体23は、図6及び図7などに示すよ
うに、合成樹脂製の外蓋31と内蓋32とからなり、その外
蓋31の外面にクッション材層33を設け、クッション材層
33の外面にはコーティングが施されている。また、外蓋
31内に内蓋32を内嵌すると共に固定手段であるビス34に
より固定し、その外蓋31の内面には前後及び左右方向の
補強リブ31Rが複数設けられている。また、前記内蓋32
の内面には棒状部材を係止する段発係止片32Hが設けら
れ、この段発係止片32Hに棒状部材であるペンなどを係
止することができる。さらに、前記蓋体23の後部は、枢
軸35により前記ボックス本体22に回動可能に連結され、
蓋体23の前部には、開閉操作ノブ36が揺動可能に設けら
れ、この開閉操作ノブ36の係止爪37が、前記内ケース25
の係止孔38に係止することにより、蓋体23が閉成状態で
固定され、開閉操作ノブ36の前方の突出された操作部39
を持ち上げるように操作すると、前記係止爪37が係止孔
38から外れて蓋体23を開くことができる。尚、前記係止
爪37は、開閉操作ノブ36の自由端である下端側に設けら
れているから、前記係止孔38に段発的に係止する。
【0023】前記アームレスト21は、図6などに示すよ
うに、その後側が回動連結機構40の枢着部41により前記
サイドブレーキカバー部3の上面部14の後部に回動可能
に連結されている。前記外ケース24の後部下面は前記枢
着部41を中心とした底円弧面42に形成されると共に、前
記サイドブレーキカバー部3の上面部14の後部は前記枢
着部41を中心とした上円弧面43に形成されている。前記
回動連結機構40は、図8に示すように、サイドブレーキ
カバー部3に固定されたコンソール側連結金具44と、図
9に示すように、アームレスト21に固定されたレスト側
連結金具45とを備え、これら金属製からなる連結金具4
4,45が前記枢着部41により連結され、この例の枢着部4
1はボルト軸により構成している。
【0024】図6,図7及び図8に示すように、コンソ
ール側連結金具44は、ベース部51の後部上面に一対の連
結アーム部52,52を斜め後向きに突設し、これら連結ア
ーム部52,52に、枢着部41を挿通する挿通孔53,53を設
け、前記ベース部51を固定手段であるビス54により前記
上面部14の下面に固定すると共に、前記一対の連結アー
ム部52,52を前記上円弧面43に形成した縦溝部43A,43
Aから外部に突出する。また、図4及び図7に示すよう
に、前記底円弧面42には、前記連結アーム部52,52を挿
入する縦溝部42A,42Aが形成されている。
【0025】図6,図7,図9及び図10に示すよう
に、レスト側連結金具45は、ベース部61の後部にほぼ縦
方向の立上り部62を一体に有し、立上り部62の上部には
横方向のフランジ部63が後方に突出されている。そし
て、ベース部61が固定手段たるビス64等により前記内ケ
ース25の下面に固定され、前記立上り部62の内ケース25
の後面に沿うと共に、フランジ部63がビス64により内ケ
ース25の上縁部25Fに固定される。さらに、前記ベース
部61の後部下面には、一対の連結アーム部65,65が斜め
後向きに突出され、これら一対の連結アーム部65,65間
に筒体66Aを設け、この筒体66Aにより前記挿通部41を
挿通する挿通孔66が貫通形成されている。そして、図5
及び図7に示すように、前記底円弧面42の両側面には孔
67,67が形成され、この孔67からボルト軸である前記枢
着部41を挿通孔53,66,53に挿通し、先端をナット41A
で固定することにより、両連結金具44,45を回動可能に
連結し、前記孔67はキャップ68を固定して塞ぐ。
【0026】また、前記両連結金具44,45には、アーム
レスト21を収納位置であるほぼ90°後方に回動した位
置で位置決めする収納位置決め手段が設けられている。
この例では、収納位置決め手段として、図10及び図1
1に示すように、前記連結アーム部65,65の後側縁に係
合突起71,71を設け、この係合突起71はアームレスト21
が使用位置である水平位置から後方に90度回転するま
でコンソール側連結金具44に係合せず、図11に示すよ
うに、90度回転した位置で連結アーム部52の係合縁52
Fに当接して位置決めされる。
【0027】尚、図5及び図6において、81は収納部29
を前後に仕切る仕切り板であり、内ケース25の内面に形
成した溝部82に上方から挿脱可能である。
【0028】図1及び図3に示すように、前記アームレ
スト21の前側は前記上面部14の前端から前方に突出して
いる。前記ボックス本体22の前側下部は、前側から後側
に向って低くなる傾斜面24Kに形成され、アームレスト
21の使用位置で前記傾斜面24Kがブレーキ作動位置Sの
サイドブレーキレバー4に近接した上方に位置してい
る。また、前記サイドブレーキレバー4の枢着部5とア
ームレスト21の枢着部41とは平行であり、枢着部41が枢
着部5の上方で、枢着部5より枢着部41が後方に位置す
る。尚、図1では、枢着部5が枢着部41の後方に位置す
る例を図示したが、その枢着部5を枢着部41の真上にし
てもよい。
【0029】次に、前記アームレスト装置の使用方法に
つき説明する。アームレスト21を前側に倒し、サイドブ
レーキカバー部3の上面部14に載置した状態で、アーム
レスト21の蓋体23上に肘を置き、安定して使用すること
ができる。そして、駐車時には、アームレスト21を後側
に倒し、図2に示すように立てた状態とし、サイドブレ
ーキレバー4を上方に持ちあがるようにして引き、ブレ
ーキ作動位置まで引いてブレーキを作動させることがで
きる。また、アームレスト21を使用位置としてサイドブ
レーキレバー4を操作しても、アームレスト21は後方に
回動して逃げることができるから、レバー操作の邪魔に
ならない。そして、図1に示すように、ボックス本体22
をサイドブレーキカバー部3の上面部14より前側に突出
して設けることができるから、従来に比べて、ボックス
本体22の長さを大きく取ることができるから、内部の収
納部29を大きくすることができ、コンソールボックス1
における小物などの収納性を向上することができる。
【0030】このように本実施形態では、請求項1に対
応して、運転席の側方にサイドブレーキレバー4が設け
られ、このサイドブレーキレバー4が後側の枢着部5を
中心に前側が起伏可能に設けられた車両に設けられるア
ームレスト装置において、サイドブレーキレバー4の上
方に有底な収納部29を有するアームレスト21を設けると
共に、このアームレスト21は後側の枢着部41を中心に前
側が起伏可能に設けられているから、駐車した後は、ア
ームレスト21は使用しないから、アームレスト21を立て
るように後に回し、サイドブレーキレバー4から離れた
位置に収納しておくことができ、また、アームレスト21
の使用時にサイドブレーキレバー4の前側を起すように
操作しても、アームレスト21は枢着部41を中心に回って
後側に逃げることができるため、サイドブレーキレバー
4の操作の邪魔にはならない。また、そのアームレスト
21は有底な収納部29を有するから、小物などをコンパク
トに収納しておくことができる。
【0031】また、このように本実施形態では、請求項
2に対応して、収納部29の上部に蓋体23が開閉可能に設
けられているから、蓋体23を上にしてアームレスト21と
して使用し、このアームレスト21使用時に、アームレス
ト21から肘を外して、上に位置する蓋体23を開くことに
より、収納部29内の小物などの出し入れを簡便に行うこ
とが行うことができる。
【0032】また、このように本実施形態では、請求項
3に対応して、アームレスト21の枢着部41がサイドブレ
ーキレバー4の枢着部5の真上又は後方に位置するか
ら、サイドブレーキレバー4の調整時や設定時より引き
代が大きくなった場合などにおいて、アームレスト21を
後に回せて立てておけば邪魔にならず、サイドブレーキ
レバー4の操作を円滑に行うことができる。
【0033】また、このように本実施形態では、請求項
4に対応して、運転席の側方の床にコンソールボックス
1を設けると共に、このコンソールボックス1はサイド
ブレーキレバー4の後側を覆うサイドブレーキカバー部
3を有し、このサイドブレーキカバー部3の上部にアー
ムレスト21を回動可能に設けたから、コンソールボック
ス1を利用してアームレスト21を設けることができると
共に、コンソールボックス1の収納性を向上できる。ま
た、使用者の体格に合せて座席を調整すれば、サイドブ
レーキレバー4とアームレスト21の両者が使用者の使い
易い位置に設定することができる。
【0034】さらに、このように本実施形態では、請求
項5に対応して、アームレスト21の前側がサイドブレー
キレバー4の上限位置Jより前方に位置するから、コン
ソールボックス1に設ける従来タイプに比べて、アーム
レスト21の前側を長く設定できるため、アームレスト21
としての使用感が向上すると共に、アームレスト21の収
納部29を大きく取ることができる。
【0035】さらに、このように本実施形態では、請求
項6に対応して、アームレスト21の前側下面である傾斜
面24Kがサイドブレーキレバー4のブレーキ作動位置S
に近接して設けられていることを特徴とする請求項5記
載のアームレスト装置。効果的にアームレストを長く設
定できると共に、収納部を大きく取ることができる。
【0036】また、実施例上の効果として、金属製から
なる連結金具44,45を用い、これらを回動可能に連結し
たから、コンソールボックス1に対してアームレスト21
の回動連結構造を強度的安定したものとし、動作を信頼
性の高いものとすることができる。また、両連結金具4
4,45には、アームレスト21を収納位置であるほぼ90
°後方に回動した位置で位置決めする収納位置決め手段
が設けられ、この収納位置決め手段の係合突起71と係合
縁52Fとを連結金具44,45に設けたから、収納位置にお
けるアームレスト21が安定したものとなる。
【0037】図12は本発明の第2実施形態を示し、上
記第1実施形態と同一部分に同一符号を付し、その詳細
な説明を省略して説明する。同図に示すように、前記ア
ームレスト21を、運転席の座席91の背もたれ92や座席91
のフレーム(図示せず)に対して枢着部93により取り付
けており、この例においても、運転席の側方にサイドブ
レーキレバー4が設けられ、このサイドブレーキレバー
4が後側の枢着部5を中心に前側が起伏可能に設けられ
た車両に設けられるアームレスト装置において、サイド
ブレーキレバー4の上方に有底な収納部29を有するアー
ムレスト21を設けると共に、このアームレスト21は後側
の枢着部93を中心に前側が起伏可能に設けられているか
ら、アームレスト21としての使用感が向上すると共に、
アームレスト21の収納部29を大きく取ることができ、請
求項1〜3,5及び6に対応して、上記第1実施例と同
様な作用・効果を奏する。
【0038】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形実施が可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は、運転席の側方にサイ
ドブレーキレバーが設けられ、このサイドブレーキレバ
ーが後側の枢着部を中心に前側が起伏可能に設けられた
車両に設けられるアームレスト装置において、前記サイ
ドブレーキレバーの上方に有底な収納部を有するアーム
レストを設けると共に、このアームレストは後側の枢着
部を中心に前側が起伏可能に設けられているものであ
り、サイドブレーキレバーの上方に設けるアームレスト
装置において、従来に比べて使用感に優れ、小物などの
収納性をも向上することができるアームレスト装置を提
供することができる。
【0040】また、請求項2の発明は、前記収納部の上
部に蓋体が開閉可能に設けられているものであり、サイ
ドブレーキレバーの上方に設けるアームレスト装置にお
いて、従来に比べて使用感に優れ、小物などの収納性を
も向上することができるアームレスト装置を提供するこ
とができる。
【0041】また、請求項3の発明は、前記アームレス
トの枢着部が前記サイドブレーキレバーの枢着部の真上
又は後方に位置するものであり、サイドブレーキレバー
の上方に設けるアームレスト装置において、従来に比べ
て使用感に優れ、小物などの収納性をも向上することが
できるアームレスト装置を提供することができる。
【0042】また、請求項4の発明は、運転席の側方の
床にコンソールボックスを設けると共に、このコンソー
ルボックスは前記サイドブレーキレバーの後側を覆うサ
イドブレーキカバー部を有し、このサイドブレーキカバ
ー部の上部に前記アームレストを回動可能に設けたもの
であり、サイドブレーキレバーの上方に設けるアームレ
スト装置において、従来に比べて使用感に優れ、小物な
どの収納性をも向上することができるアームレスト装置
を提供することができる。
【0043】さらに、請求項5の発明は、前記アームレ
ストの前側が前記サイドブレーキレバーの上限位置より
前方に位置するものであり、サイドブレーキレバーの上
方に設けるアームレスト装置において、従来に比べて使
用感に優れ、小物などの収納性をも向上することができ
るアームレスト装置を提供することができる。
【0044】さらに、請求項6の発明は、前記アームレ
ストの前側下面が前記サイドブレーキレバーのブレーキ
作動位置に近接して設けられているものであり、サイド
ブレーキレバーの上方に設けるアームレスト装置におい
て、従来に比べて使用感に優れ、小物などの収納性をも
向上することができるアームレスト装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すもので、アームレ
スト使用位置の断面図である。
【図2】同上、アームレスト収納位置の断面図である。
【図3】同上、アームレスト使用位置の斜視図である。
【図4】同上、アームレスト収納位置の斜視図である。
【図5】同上、内ケースと外ケースの斜視図である。
【図6】同上、アームレストの断面図である。
【図7】同上、アームレストの枢着部回りの断面図であ
る。
【図8】同上、コンソール側連結金具の側面図である。
【図9】同上、レスト側連結金具の側面図である。
【図10】同上、図9のA−A線矢視図である。
【図11】同上、コンソール側連結金具とレスト側連結
金具とを連結し、アームレスト収納位置の側面図であ
る。
【図12】本発明の第2実施形態を示すもので、アーム
レストの側面図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス 2 床面 3 サイドブレーキカバー部 4 サイドブレーキレバー 5 枢着部 K ブレーキ解除位置 S ブレーキ作動位置 J 設計上限位置 21 アームレスト 23 蓋体 24K 傾斜面(アームレストの前側下面) 41 枢着部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転席の側方にサイドブレーキレバーが
    設けられ、このサイドブレーキレバーが後側の枢着部を
    中心に前側が起伏可能に設けられた車両に設けられるア
    ームレスト装置において、前記サイドブレーキレバーの
    上方に有底な収納部を有するアームレストを設けると共
    に、このアームレストは後側の枢着部を中心に前側が起
    伏可能に設けられていることを特徴とするアームレスト
    装置。
  2. 【請求項2】 前記収納部の上部に蓋体が開閉可能に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のアームレ
    スト装置。
  3. 【請求項3】 前記アームレストの枢着部が前記サイド
    ブレーキレバーの枢着部の真上又は後方に位置すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のアームレスト装置。
  4. 【請求項4】 運転席の側方の床にコンソールボックス
    を設けると共に、このコンソールボックスは前記サイド
    ブレーキレバーの後側を覆うサイドブレーキカバー部を
    有し、このサイドブレーキカバー部の上部に前記アーム
    レストを回動可能に設けたことを特徴とする請求項2又
    は3記載のアームレスト装置。
  5. 【請求項5】 前記アームレストの前側が前記サイドブ
    レーキレバーの上限位置より前方に位置することを特徴
    とする請求項2又は3記載のアームレスト装置。
  6. 【請求項6】 前記アームレストの前側下面が前記サイ
    ドブレーキレバーのブレーキ作動位置に近接して設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載のアームレスト
    装置。
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