JP2527839Y2 - 車両用収納箱 - Google Patents

車両用収納箱

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JP2527839Y2
JP2527839Y2 JP1990066989U JP6698990U JP2527839Y2 JP 2527839 Y2 JP2527839 Y2 JP 2527839Y2 JP 1990066989 U JP1990066989 U JP 1990066989U JP 6698990 U JP6698990 U JP 6698990U JP 2527839 Y2 JP2527839 Y2 JP 2527839Y2
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JP
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boss
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closing body
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JP1990066989U
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JPH0424844U (ja
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健志 ▲吉▼田
祐二 湯浅
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日野自動車工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、車両用収納箱に関するものである。
[従来の技術] 自動車等の車両には、通常、第5図に示すように、助
手席側1のダッシュボード2の部分に、グローブボック
ス等の収納箱3が向って前後に開閉自在に設けられてい
る。
車両用の収納箱としては、このようなグローブボック
スの他にも、ドアトリム下部の物入れ等種々のものがあ
る。
尚、第5図中4は車両の運転席側、5はステアリン
グ、6はアクセルペダル、7はブレーキペダル、8はメ
ータパネル、9はオートマチック機構のセレクトレバ
ー、10はフロントウインドである。
従来の車両用収納箱の一例として前述したグローブボ
ックスの場合について第6図・第7図を用いて説明す
る。
収納部11の一部であるダッシュボードに開口12を形成
し、該開口12内に、上部位置に収納物の取出口13を有す
る容器状の開閉体14を、前記開口12を閉止し得るように
配設する。
前記開口12の幅方向15両側下部位置内面に、円形のボ
ス支承部16、及び該ボス支承部16の上方に形成されたボ
ス支承部16の径寸法より幅の狭い通路状のボス嵌込口17
を有する平坦なボス受部材18を形成し、開閉体14の両側
部で、前記幅方向15両側のボス受部材18に対応する位置
に、ボス受部材18のボス支承部16に回転自在に嵌込可能
なボス19を幅方向15に向けて突設する。
尚、20は開閉体14の表面上部幅方向15中央位置に設け
られた解放レバーであって、図示しないロック機構によ
り開口12を閉止した状態の開閉体14を開くためのもので
ある。
又、開閉体14は容器状とする代りに蓋状とし、開口12
側を容器状としても良い。
上部位置に形成した取出口13が手前側で、下部位置に
突設したボス19が奥側となるように傾けた開閉体14を、
収納部11に形成された開口12に下部位置から僅かに差し
込んで、開口12のボス受部材18に形成したボス嵌込口17
に開閉体14下部位置のボス19を位置合わせし、その後、
開閉体14全体を下方へ押し下げることにより、ボス19を
ボス19の径寸法より幅の狭いボス嵌込口17を通してボス
受部材18のボス支承部16に圧入する。
これにより、開閉体14が容易に、開口12に対し下部位
置を中心に回動して向って前後に開閉自在に取付けられ
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の車両用収納箱には以下のよ
うな問題があった。
即ち、ボス受部材18にはボス支承部16の上方にボス嵌
込口17が形成されていたため、開閉体14を第8図に仮想
線で示す位置まで開いた場合、開口12の下部位置の辺a
がてこの支点となってボス19に上方へ向う力bが作用
し、その結果ボス19がボス支承部16上方のボス嵌込口17
から飛出して、開閉体14が開口12から外れてしまうおそ
れがあった。
本考案は上述の実情に鑑み、開口に対して容易に開閉
体を取付けることができるようにしたまま開閉体が開口
から外れにくい車両用収納箱を提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は収納部に形成された開口に、該開口を閉止可
能な開閉体を、開口内の下部に設置された開閉体の幅方
向に延びるボス及びボス受部材を介して、開閉体両側下
部位置を中心として向って前後に開閉自在に枢着した車
両用収納箱において、前記ボス受部材が、ボスを回転自
在に支承する円形のボス支承部と、該ボス支承部の前方
或いは後方の位置に形成されて、一端がボス嵌込口と成
り、他端がボス停止端と成って、略上下方向に延びボス
の径寸法と略等しい幅の通路を形成するボス案内部と、
前記ボス支承部とボス案内部のボス停止端との間におけ
る、開閉体を開放限度以上に開こうとした時にボスのボ
ス支承部からボス案内部への移動を防止可能としたの径
寸法より小さい幅の通路を形成するストッパ部とを備え
たことを特徴とする車両用収納箱にかかるものである。
[作用] ボスをボス受部材のボス嵌込口に位置合わせして、開
閉体を下方に移動し、その後開閉体を向って前方に押し
込むことにより、ボスがボス受部材に形成された略上下
方向のボス案内部から前後方向のストッパ部を介してボ
ス支承部に嵌入される。
そして、開閉体を開した場合、開口の下部位置の辺が
てこの支点となってボス及びボス受部材に上方又は下方
へ向う力が作用するが、ボス受部材はボス支承部の上下
部によってボスに係止されるためボスとボス受部材が外
れることが防止される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図・第2図は本考案の一実施例であり、図中第6
図〜第8図と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ている。
開閉体14の幅方向15両側の下部位置に幅方向15に延び
るボス21を突設する。
開口12内部のボス21に対応する位置に、平坦なボス受
部材27を形成する。
該ボス受部材27は、ボス21を回転自在に支承する円形
のボス支承部22と、ボス支承部22の向って後方即ち手前
側に形成されて、上端がボス嵌込口23と成り、下端がボ
ス停止端24と成って、ボス21の径寸法と略等しい幅の通
路を形成する略上下方向のボス案内部25と、ボス支承部
22とボス案内部25のボス停止端24との間を前後方向に接
続するボス21の径寸法より幅の狭い通路を形成するスト
ッパ部26とを備えている。
尚、開閉体14は容器状とする代りに蓋状とし、開口12
側を容器状としても良い。
上部位置に形成した取出口13が手前側で、下部位置に
突設したボス21が奥側となるように傾けた開閉体14を、
収納部11に形成された開口12に下部位置から僅かに差し
込んで、開口12のボス受部材27に形成したボス嵌込口23
に開閉体14下部位置のボス21を位置合わせし、その後、
ボス21がボス停止端24に当るまでボス案内部25に沿って
開閉体14全体を下方へ下げ、更に開閉体14全体を前方即
ち奥側に押し込むことにより、ボス21をボス21の径寸法
より幅の狭い通路状のストッパ部26を介してボス受部材
27のボス支承部22に圧入する。
これにより、開閉体14が容易に、開口12に対し下部位
置を中心に回動して向って前後に開閉自在に取付けられ
る。
そして、開閉体14を第8図に仮想線で示す位置まで開
いた場合、開口12の下部位置の辺aがてこの支点となっ
てボス21に上方へ向う力bが作用するが、ボス21はボス
受部材27のボス支承部22の上部(天井部分)に係止され
るためボス21がボス支承部22から外れることが防止され
る。
第3図・第4図は本考案の他の実施例であり、ボス21
を開口12側に、ボス受部材27を開閉体14側に取付け、且
つボス受部材27を第2図とは上下及び前後に反転させた
状態とした他は、前記実施例と同様の構成とする。
このようにした場合、開閉体14を開いた時に、開口12
の下部位置の辺aがてこの支点となってボス受部材27の
ボス支承部22に下方へ向う力cが作用するが、ボス受部
材27はボス支承部22の下部底部がボス21に係止されるた
めボス21からボス受部材27が外れることが防止できる。
尚、本考案の車両用収納箱は、上述の実施例にのみ限
定されるものではなく、ドアトリム下の物入れやコンソ
ールボックス等グローブボックス以外の収納箱にも適用
し得ること、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の車両用収納箱によれば、
ボス受部材にボス支承部とボス案内部のボス停止端との
間における、開閉体を開放限度以上に開こうとした時に
ボスのボス支承部からボス案内部への移動を防止可能と
したボスの径寸法より小さい幅の通路を形成するストッ
パ部を形成したので、開閉体を開口に対して容易に取付
けることができるようにしたまま開閉体が開口から外れ
るのを防止することができるという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体斜視図、第2図は第1
図のボス受部材部分を拡大した側面図、第3図は本考案
の他の実施例の全体斜視図、第4図は第3図のボス受部
材部分を拡大した側面図、第5図は車両用収納箱の一例
を示す図、第6図は従来例の全体斜視図、第7図は第6
図のボス受部材部分を拡大した側面図、第8図は第6図
に示す車両用収納箱の側方断面図である。 図中11は収納部、12は開口、14は開閉体、15は幅方向、
21はボス、22はボス支承部、23はボス嵌込口、24はボス
停止端、25はボス案内部、26はストッパ部、27はボス受
部材を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部に形成された開口に、該開口を閉止
    可能な開閉体を、開口内の下部に設置された開閉体の幅
    方向に延びるボス及びボス受部材を介して、開閉体両側
    下部位置を中心として向って前後に開閉自在に枢着した
    車両用収納箱において、前記ボス受部材が、ボスを回転
    自在に支承する円形のボス支承部と、該ボス支承部の前
    方或いは後方へずらせた位置に形成されて、一端がボス
    嵌込口と成り、他端がボス停止端と成って、略上下方向
    に延びボスの径寸法と略等しい幅の通路を形成するボス
    案内部と、前記ボス支承部とボス案内部のボス停止端と
    の間における、開閉体を開放限度以上に開こうとした時
    にボスのボス支承部からボス案内部への移動を防止可能
    としたボスの径寸法より小さい幅の通路を形成するスト
    ッパ部とを備えたことを特徴とする車両用収納箱。
JP1990066989U 1990-06-25 1990-06-25 車両用収納箱 Expired - Lifetime JP2527839Y2 (ja)

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JPH0424844U JPH0424844U (ja) 1992-02-27
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ID=31600170

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58136162A (ja) * 1982-02-09 1983-08-13 Iwatsu Electric Co Ltd ダイヤルモ−ド切替方式
JPS6398976U (ja) * 1986-12-17 1988-06-27

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