JPH0320209Y2 - - Google Patents

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JPH0320209Y2
JPH0320209Y2 JP8156186U JP8156186U JPH0320209Y2 JP H0320209 Y2 JPH0320209 Y2 JP H0320209Y2 JP 8156186 U JP8156186 U JP 8156186U JP 8156186 U JP8156186 U JP 8156186U JP H0320209 Y2 JPH0320209 Y2 JP H0320209Y2
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JP
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box
lid
console
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partition plate
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JP8156186U
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JPS62191555U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のコンソールボツクスの改良
に関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、自動車のコンソールボツクスとして第2
図及び第3図に示すようなものがある。
即ち、第2図において、自動車の室内床面に設
置されるコンソール本体52には内部に上方が開
口した小物を収納し得るボツクス53が形成され
ており、このボツクス53の上部開口を開閉可能
に閉蓋するためコンソール本体52にはヒンジ5
4を介しリツド55が回動可能に設けられてい
る。このリツド55は運転者のアームレストを兼
用するものであり、前記コンソール本体52の前
方に立設されたシフトレバー56のシフト操作を
支障なく行なわせるため、このシフトレバー56
とリツド55の前端部間には相当の間隔が形成さ
れており、図に示すように運転者の肘部のみが僅
かにリツド55上に載せることができる程度の間
隔となつている。
第2図のような間隔を有するリツド55におい
ては、シフトレバー56のシフト操作は支障なく
行なうことができるが、自動車が自動変速車であ
る場合とか高速道路走行時等において変速操作を
必要としない場合等には運転者が腕を置きにくく
アームレストとしての役目は十分に果たしていな
いものであり、運転者の腕が疲れるという問題点
があつた。かといつてアームレストとしての役目
を重視し第3図のようにリツド65の前端部を前
方に突出させた形状とし、運転者の腕が置きやす
い形状にすれば、シフトレバー66のシフト時に
シフトレバー66の操作に支障をきたし、又シフ
ト操作を容易化するためリツド65をヒンジ64
を介しコンソール本体62に対し後方に回動させ
ると、リツド65の長さが従来のものに比し寸
法分長いため、後席乗員の邪魔になり後席の居住
性が悪化するという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はシフトレバーの操作に何ら支障をきた
すことなく、しかもアームレストとしての役割を
十分に発揮することのできるコンソールボツクス
の構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、
仕切板と後方壁面間に形成される後方ボツクス
と、該後方ボツクスよりも小容量で前記仕切板と
前方壁面間に形成される前方ボツクスとを有する
コンソール本体と、該コンソール本体の前記仕切
板上に設けられた回転軸に一端部を支承され前方
側へ倒した時に前記前方ボツクスの上面を覆蓋し
かつ他端部が前記前方壁面より前方側に突出する
とともに、後方側へ倒した時に前記後方ボツクス
の上面を覆蓋して他端部が前記後方壁面上に当接
するリツドを備えたことである。
(作用) コンソール本体には前部に位置する前方ボツク
スと後部に位置する後方ボツクスの2つのボツク
スが形成されており、この両ボツクス間を仕切る
仕切板の上面に設けられた回転軸にリツドの一端
部が支承され、リツドは回転軸を介し回動可能な
構造とされ、リツドが回転軸を介し前方側に倒さ
れる時には前方ボツクスを上方より閉蓋するとと
もに、リツドの他端部はコンソール本体の前端部
より前方に突出状とされシフトレバー側に突出さ
れることとなる。一方、回転軸を介しリツドを後
方側に倒す時には後方ボツクスを上方より閉蓋す
ることができる構造となつているため、頻繁にシ
フトレバーの操作を必要とする時にはリツドを回
転軸を介し後方に倒すことにより、シフトレバー
側にはコンソール本体の前端部との間に相当の間
隔が形成され、シフトレバーの操作を支障なく行
なうことができる。しかもその場合には後方ボツ
クスはリツドにより閉蓋され、リツドが後部座席
方向に突出することがなく、後部座席乗員の居住
性が悪化することはない。一方、シフトレバーの
操作を殆ど必要としない高速道路走行時等におい
ては、リツドを回転軸を介し前方に倒すことによ
り、リツドの他端部はコンソール本体の前方側に
突出状となるため、運転者の腕の置きやすい位置
にリツドが位置し運転者はリツド上に腕を容易に
置くことができる。その時には前方ボツクスをリ
ツドが閉塞することとなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本例のコンソールボツクス1の側面図
を示し、コンソールボツクス1はコンソール本体
2とリツド8とを主体として構成されており、コ
ンソール本体2は自動車の前部座席の中央部の室
内フロア上に設置され、自動車のフロアより立設
されている変速用のシフトレバー5と連設状に設
置されている。即ち、シフトレバー5とコンソー
ル本体2の前方壁面2aとはシフト操作の容易な
間隔をおいて設置されており、コンソール本体2
の内部には小物入れとなる前方ボツクス3と後方
ボツクス4が設けられている。前方ボツクス3は
後方ボツクス4よりも小容量に形成され、両ボツ
クス3,4は仕切板6により仕切られている。こ
の仕切板6はコンソール本体2と一体形成された
ものであり、仕切板6の上方には回転軸7が回動
可能に固定されており、この回転軸7にはリツド
8の一端部が回動可能に支承されている。リツド
8は回転軸7を介しコンソール本体2の上方にて
回動させることができ、前方側にリツド8を倒し
た時にはリツド8の下面は前記コンソール本体2
の前方壁面2aの上面と当接し、前方ボツクス3
の開口部を上方より閉蓋するとともに、その先端
部を前方壁面2aより前方に突出させ水平状態と
なる。この状態においては運転者の腕をリツド8
の上面に容易に置くことができ、リツド8はアー
ムレストとしての役割を十分に果たすことができ
る位置に置かれたこととなる。一方、リツド8を
回転軸7を介し後方に倒す場合には、リツド8は
前記後方ボツクス4の開口を上方より閉蓋すると
ともに、その端部はコンソール本体2の後方壁面
2bの上面と当接し水平状態となる。従つて、リ
ツド8の後端部はコンソール本体2の後端部とほ
ぼ一致した位置となる。
このように本例のコンソールボツクス1におい
ては、コンソール本体2に2つの前方ボツクス3
及び後方ボツクス4を設け、仕切板6上に回転軸
7を設け、この回転軸7を介しリツド8を前後方
向に回動可能な構成としたため、頻繁にシフトレ
バー5の操作を必要とする時にはリツド8を後方
に回動させ、後方ボツクス4の上面を閉蓋する位
置にリツド8を置き、シフトレバー5を容易に操
作することができ、一方、高速道路等においてシ
フト操作を殆ど必要としない走行時においては、
リツド8を回転軸7を介し前方に倒すことにより
リツド8の前端部はシフトレバー5側に突出した
状態となり、運転者の腕を置きやすい位置にリツ
ド8が置かれ、運転者はこのリツド8上に腕を置
き腕の疲れをいやすことができ、アームレストと
しての役割が発揮される。又、自動変速装置を備
えた自動車においてはリツド8を常に前方方向に
倒しておけば、運転者の腕の疲れを少なくするこ
とができるものである。又、リツド8を後方に倒
す時にもリツド8の先端部は後方座席に何ら影響
を与えることなく後席乗員の居住性が悪化するこ
とはない。
(考案の効果) 本考案のコンソールボツクスは、仕切板と後方
壁面間に形成される後方ボツクスと、該後方ボツ
クスよりも小容量で前記仕切板と前方壁面間に形
成される前方ボツクスとを有するコンソール本体
と、該コンソール本体の前記仕切板上に設けられ
た回転軸に一端部を支承され前方側に倒した時に
前記前方ボツクスの上面を覆蓋しかつ他端部が前
記前方壁面より前方側に突出するとともに、後方
側へ倒れた時に前記後方ボツクスの上面を覆蓋し
て他端部が前記後方壁面上に当接するリツドを備
えたことにより、回転軸を介しリツドを前方側へ
倒した時には前方ボツクスが良好に覆蓋されると
ともに、リツドの先端部が前方側に突出してアー
ムレストとして有効に使用することができ、又、
後方側に倒した時には後方ボツクスが良好に覆蓋
され、後方座席の居住性を何ら悪化させることな
くシフトレバー等の操作を良好化させることがで
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すコンソールボ
ツクスの側面図、第2図及び第3図は従来例を示
し、第1図に対応させたコンソールボツクスの側
面図である。 1……コンソールボツクス、2……コンソール
本体、2a……前方壁面、2b……後方壁面、3
……前方ボツクス、4……後方ボツクス、5……
シフトレバー、6……仕切板、7……回転軸、8
……リツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 仕切板と後方壁面間に形成される後方ボツクス
    と、該後方ボツクスよりも小容量で前記仕切板と
    前方壁面間に形成される前方ボツクスとを有する
    コンソール本体と、 該コンソール本体の前記仕切板上に設けられた
    回転軸に一端部を支承され前方側へ倒した時に前
    記前方ボツクスの上面を覆蓋しかつ他端部が前記
    前方壁面より前方側に突出するとともに、後方側
    へ倒した時に前記後方ボツクスの上面を覆蓋して
    他端部が前記後方壁面上に当接するリツドを備え
    てなる自動車のコンソールボツクス。
JP8156186U 1986-05-29 1986-05-29 Expired JPH0320209Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156186U JPH0320209Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156186U JPH0320209Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191555U JPS62191555U (ja) 1987-12-05
JPH0320209Y2 true JPH0320209Y2 (ja) 1991-04-30

Family

ID=30933414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8156186U Expired JPH0320209Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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JP (1) JPH0320209Y2 (ja)

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JPS62191555U (ja) 1987-12-05

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