JP2545331Y2 - 小型作業車の運転部構造 - Google Patents
小型作業車の運転部構造Info
- Publication number
- JP2545331Y2 JP2545331Y2 JP1554692U JP1554692U JP2545331Y2 JP 2545331 Y2 JP2545331 Y2 JP 2545331Y2 JP 1554692 U JP1554692 U JP 1554692U JP 1554692 U JP1554692 U JP 1554692U JP 2545331 Y2 JP2545331 Y2 JP 2545331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work vehicle
- small work
- engine
- driving unit
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】乗用小型バックホウの小型作業車
の運転部構造に関する。
の運転部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記小型作業車の特徴として、一
般作業車で作業ができない狭い場所での作業ができるこ
とや、小さなスペースで収納できることにあり車体全体
をできるだけ小型化することが好ましい。その為に作業
車の車幅において、車体フレームとエンジンボンネット
及びこのエンジンボンネット上に設けられたの運転座席
の各々の横幅が略同幅に構成して車幅を狭く構成すると
ともに、前記エンジンボンネットをエンジンのメンテナ
ンスを容易にする為に揺動開閉自在に構成した小型作業
車の運転部構造が知られている。
般作業車で作業ができない狭い場所での作業ができるこ
とや、小さなスペースで収納できることにあり車体全体
をできるだけ小型化することが好ましい。その為に作業
車の車幅において、車体フレームとエンジンボンネット
及びこのエンジンボンネット上に設けられたの運転座席
の各々の横幅が略同幅に構成して車幅を狭く構成すると
ともに、前記エンジンボンネットをエンジンのメンテナ
ンスを容易にする為に揺動開閉自在に構成した小型作業
車の運転部構造が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
小型作業車において、運転環境の改善を図る為に上記運
転座席の両横側に肘当てを備えるとともに、上記車体フ
レームの左右から日除け(雨除け)取付け用の支柱を立
設すると、上記エンジンボンネットを揺動開閉すると
き、前記肘当てが前記支柱に邪魔されて開閉できなくな
ったり、また、開閉できるように左右支柱間隔を大きく
構成すると支柱を含めた全体の車幅が広くなって、上記
小型作業車としての特徴を損なうという不具合があっ
た。また肘当ては、操縦者の体重を支えるだけの頑丈強
固な物にする必要があり、肘当てをエンジンボンネット
上の運転座席に設けるとボンネットの開閉時重くなる不
具合があった。本考案の目的は、小型作業車の特徴を損
なうことなく日除け及び、運転座席用の肘当てを装備で
きる運転部構造を提供することにある。
小型作業車において、運転環境の改善を図る為に上記運
転座席の両横側に肘当てを備えるとともに、上記車体フ
レームの左右から日除け(雨除け)取付け用の支柱を立
設すると、上記エンジンボンネットを揺動開閉すると
き、前記肘当てが前記支柱に邪魔されて開閉できなくな
ったり、また、開閉できるように左右支柱間隔を大きく
構成すると支柱を含めた全体の車幅が広くなって、上記
小型作業車としての特徴を損なうという不具合があっ
た。また肘当ては、操縦者の体重を支えるだけの頑丈強
固な物にする必要があり、肘当てをエンジンボンネット
上の運転座席に設けるとボンネットの開閉時重くなる不
具合があった。本考案の目的は、小型作業車の特徴を損
なうことなく日除け及び、運転座席用の肘当てを装備で
きる運転部構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、車体フ
レームの左右から日除け取付け用の支柱を、エンジンボ
ンネットの開閉を許す左右間隔をもって立設するととも
に、この支柱に運転者用の肘当てを備えた点にある。
レームの左右から日除け取付け用の支柱を、エンジンボ
ンネットの開閉を許す左右間隔をもって立設するととも
に、この支柱に運転者用の肘当てを備えた点にある。
【0005】
【作用】上記構成によると、上記肘当てを上記支柱に備
え付けることによって日除け取付け用支柱の取付け幅或
いは左右の肘当ての幅だけ車幅が拡がるだけで上記エン
ジンボンネットは支障なく開閉できる。
え付けることによって日除け取付け用支柱の取付け幅或
いは左右の肘当ての幅だけ車幅が拡がるだけで上記エン
ジンボンネットは支障なく開閉できる。
【0006】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
は、頑丈強固な機体フレームに取付けた日除けに肘当て
を備えるという意外性をもった構成によって、頑丈強固
な日除けを装備できるとともに、その頑丈に構成された
日除けに肘当てを備えることによって、肘当てを操縦者
の体重を支えることができる頑丈な構成にし易くく、小
型作業車の特徴を損なうことなく日除け及び肘当てを装
備することができる。更に、エンジンのメンテナンスを
行うエンジンボンネットの開閉作業において、頑丈に構
成された肘当てはエンジンボンネット上の運転座席に備
えていないので、エンジンボンネットは比較的簡単かつ
軽く揺動開閉することができる。
は、頑丈強固な機体フレームに取付けた日除けに肘当て
を備えるという意外性をもった構成によって、頑丈強固
な日除けを装備できるとともに、その頑丈に構成された
日除けに肘当てを備えることによって、肘当てを操縦者
の体重を支えることができる頑丈な構成にし易くく、小
型作業車の特徴を損なうことなく日除け及び肘当てを装
備することができる。更に、エンジンのメンテナンスを
行うエンジンボンネットの開閉作業において、頑丈に構
成された肘当てはエンジンボンネット上の運転座席に備
えていないので、エンジンボンネットは比較的簡単かつ
軽く揺動開閉することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、小型作業車の一例として小型バックホウ
の全体の側面を示し、図2は、その平面を示している。
この小型バックホウ1は、クローラ式走行機台2の上方
に縦軸芯X周りで全旋回自在に車体フレーム3を搭載す
るとともに、この車体フレーム3の一端部にバックホウ
装置4を縦軸芯Y周りに揺動格納自在に連結し、また、
前記車体フレーム3のバックホウ装置4と反対側部位に
エンジン部5を配設するとともに、前記バックホウ4と
前記エンジン部5との間に操縦部ポスト6が立設してあ
る。また、前記エンジン部5は、運転座席7を載設した
エンジンボンネット8によって覆ってある。このエンジ
ンボンネット8は、エンジンボンネット8の後方下部に
位置する横軸芯Z周りに揺動開閉自在に前記車体フレー
ム3に設けてあり、エンジンボンネット8を開くことに
よってエンジン部5のメンテナンスを容易にしてある。
また、図2に示すように、前記車体フレーム3、前記エ
ンジンボンネット8、及び前記運転座席7の横幅は夫々
略同幅に構成するとともに、前記車体フレーム3の左右
から運転者用の肘当て10を備えた日除け取付け用の支
柱9を、前記エンジンボンネット8の開閉を許す左右間
隔をもって立設し、前記両支柱9の上方に日除け11を
取付てある。尚、前記肘当て10を上方に折り込み可能
に構成しておくと乗降時に便利である。
する。図1は、小型作業車の一例として小型バックホウ
の全体の側面を示し、図2は、その平面を示している。
この小型バックホウ1は、クローラ式走行機台2の上方
に縦軸芯X周りで全旋回自在に車体フレーム3を搭載す
るとともに、この車体フレーム3の一端部にバックホウ
装置4を縦軸芯Y周りに揺動格納自在に連結し、また、
前記車体フレーム3のバックホウ装置4と反対側部位に
エンジン部5を配設するとともに、前記バックホウ4と
前記エンジン部5との間に操縦部ポスト6が立設してあ
る。また、前記エンジン部5は、運転座席7を載設した
エンジンボンネット8によって覆ってある。このエンジ
ンボンネット8は、エンジンボンネット8の後方下部に
位置する横軸芯Z周りに揺動開閉自在に前記車体フレー
ム3に設けてあり、エンジンボンネット8を開くことに
よってエンジン部5のメンテナンスを容易にしてある。
また、図2に示すように、前記車体フレーム3、前記エ
ンジンボンネット8、及び前記運転座席7の横幅は夫々
略同幅に構成するとともに、前記車体フレーム3の左右
から運転者用の肘当て10を備えた日除け取付け用の支
柱9を、前記エンジンボンネット8の開閉を許す左右間
隔をもって立設し、前記両支柱9の上方に日除け11を
取付てある。尚、前記肘当て10を上方に折り込み可能
に構成しておくと乗降時に便利である。
【0008】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】小型バックホウ全体を示す側面図
【図2】小型バックホウの要部を示す平面図
5 エンジン部 7 運転座席 8 エンジンボンネット 9 支柱 10 肘当て 11 日除け
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレーム(3)、開閉自在なエンジ
ンボンネット(8)、および前記エンジンボンネット
(8)上の運転座席(7)の横幅が夫々略同幅に構成さ
れた小型作業車の運転部構造であって、前記車体フレー
ム(3)の左右から日除け(11)の取付け用の支柱
(9)を、前記エンジンボンネット(8)の開閉を許す
左右間隔をもって立設するとともに、この支柱(9)に
運転者用の肘当て(10)を備えてある小型作業車の運
転部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1554692U JP2545331Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 小型作業車の運転部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1554692U JP2545331Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 小型作業車の運転部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577348U JPH0577348U (ja) | 1993-10-22 |
JP2545331Y2 true JP2545331Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=11891788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1554692U Expired - Lifetime JP2545331Y2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 小型作業車の運転部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545331Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP1554692U patent/JP2545331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577348U (ja) | 1993-10-22 |
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