JP2573273Y2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2573273Y2
JP2573273Y2 JP1992068063U JP6806392U JP2573273Y2 JP 2573273 Y2 JP2573273 Y2 JP 2573273Y2 JP 1992068063 U JP1992068063 U JP 1992068063U JP 6806392 U JP6806392 U JP 6806392U JP 2573273 Y2 JP2573273 Y2 JP 2573273Y2
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JP
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backhoe
vertical wall
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sunshade
control unit
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仁雄 那須
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、旋回台の前部の左右中
央部位にバックホウ装置の基部を連接するとともに、旋
回台の横一側部位に操縦部を配設し、かつ、前記操縦部
のバックホウ装置側の側脇に縦壁を立設し、この縦壁の
上端より前記操縦部上方を覆う屋根を片持ち状に連設し
てなる日除けを備えたバックホウに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような操縦部に日除けを備え
たバックホウとしては、実開平4‐15654号公報に
示されるものが知られており、日除けは、土砂の降りか
かり防止、日除け、及び雨除けとして用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、バックホウ
での作業において、作業路面の凹凸が激しく機体が頻繁
に大きく揺すられたり、機体が大きく傾いた状態で作業
をしなければならない場合、作業者の身体が機体と同様
に揺すられたり、傾いた状態で作業をすることになり、
作業者が著しく疲労し作業効率が低下する虞れがあっ
た。又、その対策としてシートベルト等により、作業者
の身体をしっかり操縦席に支持する手段を講じることが
考えられるが、作業者の身体を支持することによって、
身体の融通性が多少なりともなくなって操作性が低下
し、バックホウ装置等の装置類の操作を頻繁に行う作業
では、かえって作業効率が低下する虞れがあった。本考
案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、上記課
題を解決し、作業効率の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるバックホ
ウは、旋回台の前部の左右中央部位にバックホウ装置の
基部を連接するとともに、旋回台の横一側部位に操縦部
を配設し、かつ、前記操縦部のバックホウ装置側の側脇
に縦壁を立設し、この縦壁の上端より前記操縦部上方を
覆う屋根を片持ち状に連設してなる日除けを備えたバッ
クホウであって、前記日除けの後部に、前記操縦部の背
部及び前記縦壁とは反対側の操縦部側部を囲む枠体を着
脱自在に設けてあることを特徴構成とする。
【0005】
【作用】上記構成によると、機体が頻繁に大きく揺すら
れたり、機体が大きく傾いた状態での作業では、操縦部
の背部及び縦壁とは反対側の操縦部側部を囲む枠体によ
って、作業者の身体の支持を図ることができるので、そ
の枠体によって前記縦壁とは反対側においても作業者の
身体の補助的な支持がなされることになって、作業者は
疲労少なく作業ができる。この場合、シートベルト等で
作業者の体を操縦席に完全に固定してしまう手段に比べ
て、操縦部内において作業者が体を動かし易い。又、前
記枠体は、日除けに対して着脱可能に設けてあるので、
バックホウ装置等の装置類を頻繁に操作しなければなら
ない場合等においては、必要に応じて枠体を日除けから
取り外して操作作業を行うことで、作業者の身体の融通
性が損なわれることなくバックホウ装置の操作作業がで
きるようになる。
【0006】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、操縦部
内で作業者がある程度動けるようにしながらも疲労の抑
制を図る状態で作業者の身体を支持できるようになって
いるので、バックホウ装置の操作における作業効率を高
めることができるとともに、作業状況に応じて枠体を着
脱することで、バックホウの作業効率の向上を図ること
のできる作業の汎用性が高められる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本考案に係るバックホウを示している。
このバックホウは、ドーザ付きのクローラ式走行機体1
に、旋回台2を全旋回可能に取付け、この旋回台2前部
の左右中央部位にバックホウ装置3の基部を連結すると
ともに、旋回台2の横一側部位に操縦部4を配備した構
造になっている。前記操縦部4のバックホウ装置3側の
側脇に、図1に示すように、土砂の降りかかり防止用の
強化硝子、或いは透明な合成樹脂材からなる透視壁5を
備えた縦壁6を立設し、この縦壁6の上端より前記操縦
部4上方を覆う屋根7を片持ち状に連設してなる日除け
8が備え付けられている。そして、この日除け8の屋根
7の後端、及び縦壁6の上部後端に、前記操縦部4の操
縦席9の背凭れ部分9aの背部を囲み、さらにその背部
より縦壁6とは反対側の横側部も囲むように湾曲形状に
構成して、作業者の身体を支持する枠10で形成される
枠体11が着脱自在に取付けられている。つまり、機体
1が大きく揺すられたり、機体1が大きく傾いた状態で
の作業では、作業者の身体を作業中に旋回径よりはみ出
すことなく枠体11で支持することで、バックホウの小
幅旋回機能を損なうことなく、作業者の疲労を低減し、
かつ、バックホウ装置3等の装置類を激しく操作しなけ
ればならない作業では、枠体11を日除け8から取り外
して作業を行うことで、作業者は融通性良く各装置を操
作して作業ができ、作業効率を高めるように構成してい
る。
【0008】(1) 枠体11を、図3に示すように、
板状のもので形成してもよく、例えば、透明な合成樹脂
等で形成することで、後方の視界が良くなるとともに、
雨除け、土砂除けとしても効果を得ることができる。
【0009】(2) 図4に示すように、枠体11の操
縦席9側の部分に、作業者の背凭れ12を上下調節自在
に配設し、作業者に好適な背凭れ12を現出できるよう
に構成してもよい。
【0010】(3) 上記実施例の枠体11を、屋根7
の後端又は縦壁6の後端に片持ち状に取付けるだけの構
成にしてもよい。
【0011】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る日除けを備えた操縦部の構造を示
す斜視図
【図2】本考案に係るバックホウの全体を示す側面図
【図3】別実施例における枠体を示す斜視図
【図4】別実施例における枠体を示す斜視図
【符号の説明】
2 旋回台 3 バックホウ装置 4 操縦部 6 縦壁 7 屋根 8 日除け 11 枠体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回台(2)の前部の左右中央部位にバ
    ックホウ装置(3)の基部を連接するとともに、旋回台
    (2)の横一側部位に操縦部(4)を配設し、かつ、前
    記操縦部(4)のバックホウ装置(3)側の側脇に縦壁
    (6)を立設し、この縦壁(6)の上端より前記操縦部
    (4)上方を覆う屋根(7)を片持ち状に連設してなる
    日除け(8)を備えたバックホウであって、前記日除け
    (8)の後部に、前記操縦部(4)の背部及び前記縦壁
    (6)とは反対側の操縦部( 4)側部を囲む枠体(1
    1)を着脱自在に設けてあるバックホウ。
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JP3047286U (ja) * 1997-07-14 1998-04-10 株式会社コルグ 鍵盤楽器用譜面台

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