JPH0354202Y2 - - Google Patents

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JPH0354202Y2
JPH0354202Y2 JP18458485U JP18458485U JPH0354202Y2 JP H0354202 Y2 JPH0354202 Y2 JP H0354202Y2 JP 18458485 U JP18458485 U JP 18458485U JP 18458485 U JP18458485 U JP 18458485U JP H0354202 Y2 JPH0354202 Y2 JP H0354202Y2
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JP
Japan
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cabin
windshield
attached
hood
tractor
Prior art date
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JP18458485U
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JPS6294154U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタのキヤビン構造に関する。
トラクタ車体上の運転席を取囲むキヤビンを備
えると共に、キヤビンの前方側近傍でトラクタ車
体の左右両側に作業機取付台を備え、キヤビンを
付けたままの状態で、作業機取付台にフロントロ
ーダ等の作業機を取付けるようにしたものが、実
開昭58ー106458号等によつて既に知られている。
(考案が解決しようとする問題点) この種のものでは、キヤビンと作業機取付台と
が非常に近接した状態にあるため、作業機の脱着
の際にキヤビンの前面側を損傷する惧れがあり、
取扱いが不便であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、キ
ヤビンを損傷することなく、作業機を容易に脱着
できるようにしたものであつて、そのための具体
的手段として、トラクタ車体上の運転席を取囲む
キヤビンを設けると共に、該キヤビンの前方側近
傍でトラクタ車体の左右両側の作業機取付台に作
業機を取付けるようにしたトラクタにおいて、キ
ヤビンの前面側上半部に、フロントガラスを左右
方向に挿抜自在に設け、キヤビンの前面側下半部
に、作業機の装着時に該作業機の操縦装置をキヤ
ビン内部側に突出させ得るように、前面幌を着脱
自在に設けたものである。
(作用) フロントローダ36を取付台34,35に取付
ける際には、フロントガラス16及び前面幌17
を取外す。即ち、先ず前面幌17の横棒29と係
止具30から外し、取付具32による取付けを解
除して、前面幌17を取外す。次に固定具24に
よる固定を解き、フロントガラス16をガイドレ
ール22に沿つて左右方向に摺動させて抜取る。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図乃至第3図において、1はトラクタ車
体で、エンジン2、ミツシヨンケース3等から成
る。4はエンジン2等をおおうボンネツト、5は
ハンドル、6はトラクタ車体1の左右両側に装着
されたステツプである。7は前輪、8は後輪、9
は後輪フエンダー、10は作業機昇降用の油圧装
置、11は運転席である。
12は運転席11を取囲む簡易型のキヤビン
で、ステツプ6の前外側端に立設された左右一対
の前部支柱13と、左右の後輪フエンダー9の後
端部に立設された左右一対の後部支柱14と、こ
れら支柱13,14の上端に支持された天蓋15
とからなる骨組構造として備え、この骨組構造に
フロントガラス16、前面幌17、側部ドアー1
8、側面幌19、及び後面幌20が装着されてい
る。
フロントガラス16はキヤビン12の前面側上
半部に装着されるものであつて、フロントガラス
枠21に嵌込まれている。
フロントガラス枠21の上端部には、第4図は
のように左右の前部支柱13の上端間を連結する
ガイドレール22に対して横方向摺動自在に係合
する係合部23が設けられている。従つて、フロ
ントガラス16は、ガイドレール22に上端側を
引掛けた状態で左右方向に挿抜自在であり、また
左右の前部支柱13間をふさぐ位置で、前面又は
後面側からボルト等の固定具24で前部支柱13
に固定できるようになつている。
前面幌17は第5図のように、キヤビン12の
前面側上半部に装着されたものであつて、中央側
にボンネツト形状に沿う切欠部25を有すると共
に、縁取部26を除く範囲内に透明部27が形成
されている。前面幌17の上端には第6図及び第
7図のように袋部28が形成され、その袋部28
に横棒29が挿入されている。そして、横棒29
はフロントガラス枠21の下縁部に横方向等間隔
おきに設けられた3個の係止具30に対応して係
脱自在に掛止めされている。なお、係止具30に
対応して袋部28側には、横棒29が露出するよ
うに切欠部31が設けられている。前面幌17の
左右両端縁及び下端縁は前部支柱13、ステツプ
6等に面フアスナー、ホツク等の取付具32によ
つて着脱自在に止められている。側部ドアー18
にはドアー幌33が取付けられており、またドア
ー幌33、側面幌19、後面幌20は透明部の周
縁を縁取りしたものであつても、その縁取部で面
フアスナー、ホツク等の取付具により固定側に着
脱自在に取付けられている。
34はトラクタ車体1の前端部両側に設けられ
た前部取付台、35はキヤビン12の前方近傍で
トラクタ車体1の中央部両側に設けられた後部取
付台であつて、これらを介してトラクタ車体1に
フロントローダ36が脱着自在に取付けられてい
る。前部取付台34には固定ピン37が挿抜自在
に挿入されている。後部取付台35は前面及び上
面が開放した箱状であり、その左右側板に固定の
係合ピン38と挿抜自在な固定ピン39とが設け
られている。
フロントローダ36は左右一対の縦方向のマス
ト40と、これから前方に派出する左右一対のブ
レイス41と、マスト40の上端部に枢支された
左右一対のブーム42と、ブーム42の先端に設
けられたバケツト43と、ブーム42を昇降操作
する左右一対のブームシリンダ44と、バケツト
43を操作するバケツトシリンダ45と、左右の
マスト40間を連結するコネクタ46とを備えて
成る。マスト40は係合ピン38に上方から係脱
自在に係合する係合部47を下端に有し、この係
合部47が係合ピン38に係合した状態で固定ピ
ン39により後部取付台35に取付けられてい
る。ブレイス41は前端で固定ピン37により前
部取付台34に取付けられている。左右一対のマ
スト40の内、一方のマスト40にはバルブ装置
48と制御レバー49とから成る操縦装置50が
前面幌17を取外した部位からキヤビン12内部
に突出するように設けられている。バルブ装置4
8はブームシリンダ44及びバケツトシリンダ4
5を制御するためものであつて、1本の制御レバ
ー49の前後、左右の操作で夫々のシリンダ4
4,45を制御できるようになつている。
前部支柱13及び後部支柱14としては、通常
角筒体が使用されているため、運転席11に着座
したオペレータの耳元近傍で共鳴音を発生しない
ように、その内側面に静振材50が吹付け等で設
けられている(第8図参照)。静振材50として
は、例えばゴム、プラスチツク材等が使用され
る。
上記構成において、通常、キヤビン12の前面
側はフロントガラス16及び前面幌17でふさが
れている。
フロントローダ36を前後部取付台34,35
に取付ける際には、フロントガラス16及び前面
幌17を取外す。この場合には、先ず横棒29を
係止具30から外すと共に、取付具32による前
面幌17の取付けを解除し、前面幌17をキヤビ
ン12から取外す。次にフロントガラス枠21の
固定具24により固定を解除し、フロントガラス
16を第5図仮想製の如くガイドレール22に沿
つて左右方向に摺動させ、フロントガラス16を
抜取る。これによつてキヤビン12の前面側がす
べて開放状態となるので、フロントローダ36の
マスト40をキヤビン12に接近させて行つた時
にも、キヤビン12側を損傷する惧れがなく、安
全かつ能率的に取付作業が行える。取付状態にお
いては、操縦装置50、即ちバルブ装置48及び
制御レバー49がキヤビン12内に突出するた
め、運転席11のオペレータが制御レバー49を
容易に操作できる。
フロントローダ作業の際には、フロントガラス
16は取外しておいても良いし、また必要であれ
ば、フロントローダ36の装着後に再度取付けて
も良い。この場合には、取外し時とは逆にガイド
レール22に引掛けて摺動させながら押込んで行
けば良く、その後に固定具24でフロントガラス
16を固定する。
なお作業機は、フロントローダ36以外のもの
であつても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、作業機を着脱する際には、フ
ロントガラス及び前面幌を取外すことができ、キ
ヤビン側を損傷することなく着脱作業を行なえ
る。またフロントガラスは左右方向に挿抜自在に
しているから、その取付取外しも容易である。更
に前面幌を外したとき、作業機の操縦装置がキヤ
ビン内部側に突出するようになつているので、そ
の操縦も容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の側面図、第2図は作業機取付部の正面図、第3
図は同平面図、第4図はフロントガラスのガイド
部の断面図、第5図はキヤビン部の正面図、第6
図はキヤビン要部の正面図、第7図は同断面側面
図、第8図は支柱の断面図である。 1……トラクタ車体、11……運転席、12…
…キヤビン、13……前部支柱、16……フロン
トガラス、17……前面幌、34,35……取付
台、36……フロントローダ、50……操縦装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ車体上の運転席を取囲むキヤビンを設
    けると共に、該キヤビンの前方側近傍でトラクタ
    車体の左右両側の作業機用取付台に作業機を取付
    けるようにしたトラクタにおいて、キヤビンの前
    面側上半部に、フロントガラスを左右方向に挿抜
    自在に設け、キヤビンの前面側下半部に、作業機
    の装着時に該作業機の操縦装置をキヤビン内部側
    に突出させ得るように、前面幌を着脱自在に設け
    たことを特徴とするトラクタのキヤビン構造。
JP18458485U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH0354202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18458485U JPH0354202Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18458485U JPH0354202Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6294154U JPS6294154U (ja) 1987-06-16
JPH0354202Y2 true JPH0354202Y2 (ja) 1991-11-28

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JP18458485U Expired JPH0354202Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JP2006088734A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Iseki & Co Ltd 作業車両のキャビン

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JPS6294154U (ja) 1987-06-16

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