JPH0638923Y2 - 車輌の作業機装着装置 - Google Patents

車輌の作業機装着装置

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JPH0638923Y2
JPH0638923Y2 JP7768788U JP7768788U JPH0638923Y2 JP H0638923 Y2 JPH0638923 Y2 JP H0638923Y2 JP 7768788 U JP7768788 U JP 7768788U JP 7768788 U JP7768788 U JP 7768788U JP H0638923 Y2 JPH0638923 Y2 JP H0638923Y2
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fitting
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spring
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敏央 石黒
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌の作業機装着装置に関するものである。
(従来の技術) トラクタ等の車輌の後方にバックホー等の作業機を着脱
自在に装着する作業機装着装置として、車体の後方で左
右一対の後輪間に、上受け金具と左右一対の下受け金具
とを備え、作業機の機枠側の上下嵌合部を各上・下受け
金具に上方側から嵌脱自在にテーパー嵌合させた後、こ
れら上・下嵌合部を上・下ロック手段で上・下受け金具
にロックするようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) 従来のこの種装置では、左右一対のロック手段にウエッ
ジボルトを使用し、このウエッジボルトの後方側から締
込むことによって嵌合部を受け金具に締付けてロックす
るようにしていたので、作業機を着脱するに際して、こ
のウエッジボルトの操作が非常に煩わしいと云う欠点が
あった。
即ち、車体の後方に近接して作業機の機枠があり、しか
も装着装置の左右両側には後輪があるので、左右一対の
下ロック手段は位置的に非常に操作し難い位置に配置せ
ざるを得ず、従って、そのような制約された位置でウエ
ッジボルトを操作することは非常に煩雑であった。
本考案は、このような従来の課題に鑑み、下ロック手段
を簡単に操作できるようにすることを目的として提供さ
れたものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、そのための手段として、車体1の後方で左右
一対の後輪4間に、上受け金具38と左右一対の下受け金
具42とを備え、作業機20の機枠21側の上・下嵌合部46,5
0を各上・下受け金具38,42に上方側から嵌脱自在にテー
パー嵌合させると共に、これら上・下嵌合部46,50を上
・下ロック手段47,51で上・下受け金具38,42にロックす
るようにした車輌の作業機装着装置において、左右一対
の下ロック手段51は、先端の傾斜係合部52が下受け金具
42に下面側から係合するように機枠21側に前後摺動自在
に取付けられたロック杆53と、このロック杆53を下受け
金具42側に付勢するバネ54と、下嵌合部50の下受け金具
42への嵌脱時にロック杆53が下受け金具42と干渉しない
ように該ロック杆53をバネ54に抗して退避位置に保持す
る保持具56とを備えたものである。
(作用) 下ロック手段51でロックする際には、下嵌合部50を下受
け金具42に嵌合させた後、ハンドル55を切欠部60から外
す。するとロック杆53がバネ54によって退避位置から前
方に摺動し、先端の傾斜係合部52が下受け金具42の下面
側に係合する。これによって下嵌合部50は下受け金具42
から離脱不能にロックされる。
ロックを解除する時には、ハンドル55を後方へと引き、
ロック杆53をバネ54に抗して退避位置まで摺動させ、そ
のハンドル55を切欠部60に係合させる。
(実施例) 以下、図示の実施例について本考案を詳述すると、第5
図において、1はトラクタ車体で、エンジン、ミッショ
ンケース2等から成り、前輪3及び後輪4を有する。5
はボンネット、6は運転席、7はハンドルである。8は
作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ車体1の後部に設
けられており、この油圧装置8は油圧アーム軸廻りに回
動する左右一対のリフトアーム9を有する。
10はトラクタ車体1の前部に装着されたフロントローダ
で、左右一対のマスト11、各マスト11から前方に突出す
る左右一対のブレース12、各マスト11の上端に枢着され
た左右一対のブーム13、各ブーム13を昇降させるための
左右一対のブームシリンダ14、ブーム13の先端に枢着さ
れたバケット15、バケット15を回動させるための左右一
対のバケットシリンダ16等から成る。各マスト11はトラ
クタ車体1に沿って設けられた補強フレーム17のマスト
取付台18に着脱自在に取付けられ、また各ブレース12の
前端はエンジンの両側から前方に突出する前車軸フレー
ム19に着脱自在に取付けられている。
20はトラクタ車体1の後方に装着されたバックホーで、
機枠21、機枠21に縦軸廻りに左右揺動可能に枢着された
揺動枠22、揺動枠22に枢着されたブーム23、ブーム23を
昇降させるためのブームシリンダ24、ブーム23の先端に
枢着されたアーム25、アーム25を屈伸させるためのアー
ムシリンダ26、アーム25の先端に枢着されたバケット2
7、バケット27を回動させるためのバケットシリンダ2
8、機枠21上に取付けられたコントロールボックス29及
び運転席30等から成る。機枠21には左右一対のアウトリ
ガー31が設けられている。
トラクタ車体1後端の左右両側には、第1図乃至第3図
にも示すように、ヒッチ取付板32がボルト等で固着さ
れ、この一対のヒッチ取付板32の下端部間にヒッチボッ
クス33が取付けられている。各ヒッチ取付板32の上端部
は、逆U字状に形成された連結体34の脚部35に夫々ボル
ト36で固設されている。連結板34の天板部37には側面視
U字状の上受け金具38が側板39等を介して左右一対取付
けられている。この上受け金具38はトラクタ車体1の後
端に取付けられたトップリンクブラケット40よりも後方
で、かつ該ブラケット40に取付けられるトップリンクと
干渉しないように若干左右に離間して配置されている。
各ヒッチ取付板32には、下端から後方に突出する突出部
41が設けられ、この突出部41上に側面視U字状の下受け
金具42が取付けられている。この上・下受け金具38,42
は左右一対の後輪4間に位置し、かつ左右一対の下受け
金具42は上受け金具38よりも後輪4に接近して外側に配
置されている。
一方、バックホー20の機枠21には、第1図乃至第3図に
示すように、上取付アーム43と下取付アーム44とが夫々
前方に突出すべく左右一対設けられている。上取付アー
ム43は機枠21の上部中央にあり、その前端部は上横杆45
で連結されている。この上横杆45の左右両側部には、U
字状の板を固着して成る上嵌合部46が設けられており、
この上嵌合部46は上受け金具38に対して上方側から嵌脱
自在にテーパー嵌合され、かつ上ロック手段47によりロ
ックされている。上ロック手段47はL字状のボルト47a
により構成され、このボルト48は上横杆45、上嵌合部4
6、上受け金具38に上方から挿入した状態で、上受け金
具38に固着のナット48に螺合されている。下取付アーム
43は機枠21下部の左右両側部にあり、その前端部は下横
杆49で連結されている。下横杆49には下取付アーム44の
内方側近傍に下嵌合部50が設けられており、この下嵌合
部50は下受け金具42に対して上方側から嵌脱自在にテー
パー嵌合され、かつ下ロック手段51によりロックされて
いる。
下ロック手段51は、第4図に示すように、各下取付アー
ム44の内側に夫々配置されており、この下ロック手段51
は先端の傾斜係合部52が下受け金具42に下面側から係合
するように下取付アーム44に前後摺動自在に取付けられ
たロック杆53と、このロック杆53を下受け金具42側に付
勢するバネ54と、ロック杆53をバネ54に抗して後方に移
動させる時に把持するハンドル55と、下嵌合部50の下受
け金具42への嵌脱時にロック杆53をバネ54に抗して退避
位置に保持する保持具56とを備えて成る。ロック杆53は
下取付アーム44内側のガイド筒57及びガイド板58により
支持され、またバネ54はロック杆53の段部59とガイド板
58との間でロック杆53に套嵌されている。ハンドル55は
ロック杆53に直角状に設けられ、また保持具56は下取付
アーム44の下端縁に形成された切欠部60に、ハンドル55
を係脱自在に係合させるようにすることによって構成さ
れている。
なお、61はロアリンク、62はロアリンク取付ピン、63は
PTO軸である。64は縦連結杆で、上取付アーム43と、下
横杆49とを上下に連結する。
トラクタ車体1にバックホー20を装着する際には、次の
ようにして行う。即ち、バックホー20は、通常、左右一
対のアウトリガー31とバケット27とを地面に接地させて
置いているので、トラクタ車体1を後退させ、バックホ
ー20の上・下嵌合部46,50の下方にトラクタ車体1側の
上・下受け金具38,42を位置させる。そして、両者の位
置が一致すれば、トラクタ車体1側とバックホー20側と
の油圧系統を接続した後、左右一対のアウトリガー31の
油圧シリンダを縮め、機枠21を下降させる。すると上・
下嵌合部46,50がトラクタ車体1側の上・下受け金具38,
50に上方から嵌合するので、次に上・下ロック手段47,5
1で夫々ロックすれば良い。
この場合、下ロック手段51は、ハンドル55を後方に引い
て切欠部60に係合させ、ロック杆53を退避位置に保持し
ておく。そして、下嵌合部50が下受け金具42に嵌合する
と、ハンドル55を若干下方に押下げて切欠部60から外す
だけで、バネ54によってロック杆53が前方に押圧されて
摺動し、先端の傾斜係合部52が下受け金具42の下面側に
係合し、下嵌合部50が下受け金具42から離脱しないよう
にロックする。従って、下ロック手段51は左右一対の後
輪4間と云う非常に操作し難い位置にあるにも拘らず、
ハンドル55を切欠部60から外すだけで良いため、ロック
時の取扱いを極めて簡単に行い得る。
ロックを解除する際には、逆にハンドル55を引いて切欠
部60に係合させれば良い。
なお、作業機はバックホー20以外でも良い。また上ロッ
ク手段47はボルト47aを使用したもの、或いはウエッジ
ボルトを使用したものであっても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、先端の傾斜係合部52が下受け金具42に
下面側から係合するように機枠21側に前後摺動自在に取
付けられたロック杆53と、このロック杆53を下受け金具
42側に付勢するバネ54と、下嵌合部50の下受け金具42へ
の嵌脱時にロック杆53が下受け金具42と干渉しないよう
に該ロック杆53をバネ54に抗して退避位置に保持する保
持具56とにより左右一対の下ロック手段51を構成してい
るので、左右の後輪4間と云う非常に操作し難い位置に
あるにも拘らず、下ロック手段51によってロック及び解
除の操作を極く簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
要部の側面図、第2図は同平面図、第3図は同背面断面
図、第4図は下ロック手段の側面断面図、第5図はバッ
クホー付きトラクタの側面図である。 1……トラクタ車体、4……後輪、20……バックホー、
21……機枠、32……ヒッチ取付板、34……連結板、38…
…上受け金具、42……下受け金具、43……上取付アー
ム、44……下取付アーム、46……上嵌合部、47……上ロ
ック手段、47……上ロック手段、50……下嵌合部、51…
…下ロック手段、52……傾斜係合部、53……ロック杆、
54……バネ、56……保持具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体1の後方で左右一対の後輪4間に、上
    受け金具38と左右一対の下受け金具42とを備え、作業機
    20の機枠21側の上・下嵌合部46,50を各上・下受け金具3
    8,42に上方側から嵌脱自在にテーパー嵌合させると共
    に、これら上・下嵌合部46,50を上・下ロック手段47,51
    で上・下受け金具38,42にロックするようにした車輌の
    作業機装着装置において、左右一対の下ロック手段51
    は、先端の傾斜係合部52が下受け金具42に下面側から係
    合するように機枠21側に前後摺動自在に取付けられたロ
    ック杆53と、このロック杆53を下受け金具42側に付勢す
    るバネ54と、下嵌合部50の下受け金具42への嵌脱時にロ
    ック杆53が下受け金具42と干渉しないように該ロック杆
    53をバネ54に抗して退避位置に保持する保持具56とを備
    えたことを特徴とする車輌の作業機装着装置。
JP7768788U 1988-05-23 1988-06-11 車輌の作業機装着装置 Expired - Lifetime JPH0638923Y2 (ja)

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GB8911162A GB2218891B (en) 1988-05-23 1989-05-16 Device for attaching working machine to vehicle
US07/353,466 US5000269A (en) 1988-05-23 1989-05-18 Device for attaching working machine to vehicle
FR8906635A FR2631513B1 (fr) 1988-05-23 1989-05-22 Dispositif servant a raccorder une machine de travail a un vehicule
CA000600412A CA1322993C (en) 1988-05-23 1989-05-23 Device for attaching working machine to vehicle

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