JP2536260Y2 - 油圧ショベル - Google Patents

油圧ショベル

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JP2536260Y2
JP2536260Y2 JP9821290U JP9821290U JP2536260Y2 JP 2536260 Y2 JP2536260 Y2 JP 2536260Y2 JP 9821290 U JP9821290 U JP 9821290U JP 9821290 U JP9821290 U JP 9821290U JP 2536260 Y2 JP2536260 Y2 JP 2536260Y2
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諭 宮岡
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油谷重工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、油圧ショベルの構造に関する。
従来の技術 第5図は、従来技術の油圧ショベル1の側面図であ
る。図において、2は油圧ショベル1の下部走行体、3
は下部走行体2のシャーシ、4は上部旋回体、5は作業
アタッチメント、6は作業アタッチメント5のブーム、
7はアーム、8は作業工具のうちバケット、9はブーム
シリンダ、10はアームシリンダ、11はバケットシリンダ
である。
油圧ショベル1では、下部走行体2の上部に上部旋回
体4を設け、その上部旋回体4のフロントに作業アタッ
チメント5が装着されている。
考案が解決しようとする課題 油圧ショベルは多目的の作業に使用されるので、作業
アタッチメントのアーム泉端部に対し、種々の作業工
具,作業機などの取付け替えを行う。作業工具としては
標準型のバケットの他にたとえば特殊バケットが色々あ
るし、また作業機としてはたとえばフレーカ,ニブラな
どがある。
上記のような作業工具などの取付け替えを頻繁に行っ
て作業を実施する場合には、油圧ショベル自体に作業工
具などの収納場所がないので、作業現場のあちこちに作
業工具などを放置状態に置いていた。そのために作業工
具などの保管・管理は悪く、作業を行うとき邪魔になる
ことがあった。また行工具などの取付け替えを行うとき
には、油圧ショベルが所要の作業工具などのある場所へ
走行移動するか、あるいは所要の作業工具などを別の移
動式クレーンでつってもってこなければならなかった。
また、放置状態にある作業工具など、あるいは運搬して
きた作業工具などはその置き方の方向が一定していない
ので、所要の作業工具などを作業アタッチメントのアー
ム先端部に取付けるとき結合ピンの嵌着が困難であっ
た。
この考案は上記の課題を解決し、上記取付け替え用の
作業工具,作業機などを油圧ショベル自体に収納し、ま
た油圧ショベルの作業アタッチメントを操作することに
より上記作業工具などを油圧ショベルに収納したり、あ
るいは油圧ショベルに収納している作業工具などをアー
ム先端部に対し取付けることができる油圧ショベルを提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段
は、 (1)イ.下部走行体のシャーシの前部及び後部に収納
ブラケットを設け、 ロ.上記収納ブラケットに作業アタッチメント用の作業
工具,作業機などを収納するようにした。
(2)イ.実用新案登録請求の範囲第1項記載の油圧シ
ョベルにおいて、 ロ.作業アタッチメント先端部に装着した作業工具,作
業機などを、作業アタッチメントを操作することにより
収納ブラケットに移動して収納するようにし、 ハ.また収納ブラケットに収納している作業工具,作業
機などに対し作業アタッチメントを操作して、作業アタ
ッチメントのアーム先端部に上記作業工具,作業機など
を取付けるように構成した。
作用 (1)イ.油圧ショベルが、作業工具,作業機などの取
付け替えを要する作業を行うときには、上記作業工具,
作業機などをシャーシの前部及び後部に設けた収納ブラ
ケットに収納保管することができる。
(2)イ.作業アタッチメントのブーム及びアームの長
さは、作業アタッチメントを操作したときアーム先端部
が収納ブラケットに収納している作業工具などの取付部
にとどくように予め設定してある。そのためにたとえば
アームには、ロングアーム、あるいはテレスコピックア
ーム、あるいはエクステンションアーム(アームの先端
部に付加して接続する延長形の補助アーム)を装備して
いおく。
ロ.作業アタッチメント先端部に装着した作業工具,作
業機などを、作業アタッチメントを操作することにより
収納ブラケットに移動して収納することができる。
ハ.また収納ブラケットに収納している作業工具,作業
機などに対し作業アタッチメントを操作して、作業アタ
ッチメントのアーム先端部に上記作業工具,作業機など
を取付けることができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この考案にかかる油圧ショベル12の一
部断面要部側面図である。図において、4は上部旋回
体、2′は下部走行体、3′は下部走行体2′のシャー
シ、13はシャーシ3′の前部に設けた収納ブラケット、
14はシャーシ3′の後部に設けた収納ブラケット、8は
収納ブラケット13に収納保管している作業工具であるバ
ケット、15はバケット8が収納ブラケット13より落下し
ないように設けている係止用ブロック、16は収納ブラケ
ット14に収納保管している作業機であるブラーカ、17は
ブラーカ16が収納ブラケット14より落下しないように設
けている係止用プレート18は係止用ピンである。第2図
は、作業工具,作業機などを収納していないときの油圧
ショベル12の後面図である。図において寸法Hは油圧シ
ョベル12のいわゆる最低地上高さであるが、収納ブラケ
ット14の底面部の高さとほぼ同じである。第3図は、こ
の考案の油圧ショベル12のシャーシ3′を示す斜視図で
ある。
次に、この考案にかかる請求項第1項の油圧ショベル
12の構成及び作用機能を第1図〜第3図について述べ
る。下部走行体2′のシャーシ3′の前部及び後部に収
納ブラケット13及び14を設け、その収納ブラケット13及
び14にそれぞれ、作業アタッチメント用の作業工具,作
業機などたとえばバケット8,ブレーカ16などを収納する
ようにした。それにより、油圧ショベル12がバケット8,
ブレーカ16などの取付け替えを要する作業を行うときに
は、そのバケット8,ブレーカ16などをシャーシ3′の前
部及び後部に設けた収納ブラケット13及び14にそれぞれ
収納保管することができる。なお収納ブラケットは、シ
ャーシ3′の前部又は後部のいずれか一方だけに設ける
ようにしてもよい。
次に第4図は、この考案にかかる請求項第2項の油圧
ショベル12を示す側面図である。図において、19は上部
旋回体4′のフロント部に装着している作業アタッチメ
ント、6は作業アタッチメント19のブーム、20はテレス
コピックアーム、21はテレスコピックアーム20のアーム
先端部、イはバケット8のアーム先端部21に対する取付
部、ロはブレーカ16のアーム先端部21に対する取付部で
ある。
次に、この考案にかかる請求項2項の油圧ショベル12
の構成及び作用機能を第4図について述べる。作業アタ
ッチメント19先端部に装着したたとえばバケット8又は
ブレーカ16などを、作業アタッチメント19を操作するこ
とにより収納ブラケット13又は14に移動して収納するよ
うにした。また収納ブラケット13又は14に収納している
たとえばバケット8又はブレーカ16などに対し作業アタ
ッチメント19を操作して、テレスコピックアーム20のア
ーム先端部21に上記バケット8又はレーカ16などを取付
けるように構成した。それで作業アタッチメント19のブ
ーム及びアームの長さは、作業アタッチメント19を操作
したときアーム先端部が収納ブラケット13,14に収納し
ているバケット8の取付部イ,またブレーカ16の取付部
ロ(ブレーカ16の取付部ロに対するときには上部旋回体
4′を180°旋回して前後方向位置に逆にする)にとど
くように予め設定してある。そのためにたとえばアーム
にはロングアーム(図示しない)、あるいはテレスコピ
ックアーム(第4図にて図示しているテレスコピックア
ーム)、あるいはエクステンションアーム(図示しな
い)を装備しておく。そこで第4図のように、テレスコ
ピックアーム20のアーム先端部21に装着したバケット8
又はブーレーカ16などを、作業アタッチメント19を操作
することにより収納ブラケット13又は14に移動して収納
することができる。また収納ブラケット13又は14に収納
しているバケット8又はブレーカ16などに対し作業アタ
ッチメント19を操作して、テレスコピックアーム20のア
ーム先端部21に上記バケット8又はブレーカ16などを取
付けるこができる。
またアーム先端部にクイックキャッチ(短時間脱着装
置のことであるが図示しない)を取付けることにより、
アームに対し作業工具又は作業機などを簡単に脱着させ
ることができる。また油圧配管にクイックカプラ付ホー
スを使用すれば、その油圧接続を容易かつ短時間にでき
る。
考案の効果 この考案にかかる油圧ショベルでは、下部走行体のシ
ャーシの前部及び後部に収納ブラケットを設け、その収
納ブラケットに作業アタッチメント用の作業工具,作業
機などを収納するようにした。また、作業アタッチメン
ト先端部に装着した作業工具,作業機などを、作業アタ
ッチメントを操作することにより収納ブラケットに移動
して収納するようにし、また収納ブラケケットに収納し
ている作業工具,作業機などに対し作業アタッチメント
を操作して、作業アタッチメントのアーム先端部に上記
作業工具、作業機などを取付けるようにした。
それにより作業工具などを放置状態にすることがなく
なるので、その保管・管理状態が良くなると同時に作業
工具が現場の邪魔にならない。また作業工具などを収納
ブラケットのきめられた位置に係止して収納しているの
で、アーム先端部に対する結合ピンの位置合わせが容易
で、取付け替え作業を短時間かつ安全にできる。従来技
術の油圧ショベルの場合のように作業工具などを置いて
いる場所まで走行移動することや、別の移動式クレーン
などで運んでくる手間や無駄な時間を無くすことができ
る。またシャーシに収納している作業工具などを下部走
行体に後側にして作業を行うと、車体の重心が後方へ移
動するので、車体バランスが良くなり安定した作業を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる油圧ショベルの一部断面要部
側面図、第2図はこの考案の油圧ショベルの後面図、第
3図はこの考案の油圧ショベルのシャーシを示す斜視
図、第4図はこの考案の油圧ショベルを示す側面図、第
5図は従来技術の油圧ショベルの側面図である。 1,12……油圧ショベル 2,2′……下部走行体 3,3′……シャーシ 5,19……作業アタッチメント 7……アーム 8……バケット 13,14……収納ブラケット 16……ブレーカ 20……テレコスピックアーム 21……アーム先端部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部走行体の上部に上部旋回体を設け、そ
    の上部旋回体のフロント部に作業アタッチメントを装着
    した油圧ショベルにおいて、下部走行体のシャーシの前
    部及び後部に収納ブラケットを設け、その収納ブラケッ
    トに作業アタッチメント用の作業工具、作業機などを収
    納するようにしたことを特徴とする油圧ショベル。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の油圧
    ショベルにおいて、作業アタッチメント先端部に装着し
    た作業工具,作業機などを、作業アタッチメントを操作
    することにより収納ブラケットに移動して収納するよう
    にし、また収納ブラケットに収納している作業工具,作
    業機などに対し作業アタッチメントを操作して、作業ア
    タッチメントのアーム先端部に上記作業工具,作業機な
    どを取付けるように構成したことを特徴とする油圧ショ
    ベル。
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KR102430102B1 (ko) * 2022-02-23 2022-08-04 안치현 틸트 동작이 가능한 지게발 수납 장치와 이를 구비하는 굴삭기

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