JPS61296069A - 水性濃厚染料溶液組成物 - Google Patents

水性濃厚染料溶液組成物

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JPS61296069A
JPS61296069A JP13687185A JP13687185A JPS61296069A JP S61296069 A JPS61296069 A JP S61296069A JP 13687185 A JP13687185 A JP 13687185A JP 13687185 A JP13687185 A JP 13687185A JP S61296069 A JPS61296069 A JP S61296069A
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brown
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Koichi Taniguchi
谷口 紘一
Kaname Inoue
要 井上
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Nippon Chemical Works Co Ltd
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Nippon Chemical Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (式中Xはそれぞれ独立にLl、−NH2(C2H40
H) 2tiは−NH(CH20H20H) 5であり
、そしてnは1または2の数を示す)で表わされる、褐
色テトラキスアゾ染料の新規な安定濃厚な水性溶液組成
物に関する。
従来一般式 (式中nは前記と同じ意味を表わす)の褐色色テトラキ
スアゾ染料はナトリウム塩の微細に粉砕された粉末の形
、そして場合によっては適当な希釈剤および助剤を配合
した形で市販され且つ実用化されているが、これら粉末
染料は作業環境、作業能率および染色つの品質管理上等
多くの欠点を有することは良く知られている。需要先で
ある製紙業界や染色業界から濃厚且つ安定な水性溶液組
成物の提供を強く要望されている。
このような要望に対して本染料はそのナトリラム塩の形
で水溶液にした場合低濃度、25℃で2チ程度のものが
得られるにすぎずしかもそれは経時的変化、不溶解物の
析出および変色を起しやすく、その解決策が見出されて
いなかった。
したがって本発明の主たる目的は前述したような欠点を
完全に克服した高濃度、かつ安定な褐色染料水溶液組成
物を提供するのにある。
本発明者等の研究によれば前記一般式(Dの褐色テトラ
キスアゾ染料を形成する酸基をリチウム塩ジェタノール
アミン塩またはトリエタノールアミン塩にすることによ
り、例えば25℃において20%+Li塩)ないし約4
0係(ジェタノールアミン塩)程度に親水性および易溶
性が増大することを見出し、さらに水溶性ポリアルキレ
ングリコールを全組成物(染料土水+ポリアルキレング
リコール)重iあたり1〜40チ添加することにより安
定性が特異的に向上することを見出した。
本発明によれば従来と全く異なった理想的な純染料分全
組成物重量あたり10〜40%を含む高濃度できわめて
安定な褐色テトラキスアゾ染料の水性溶液組成物を4す
ることかできる。
本発明の新規な濃厚水性溶液中で染料成分として使用さ
れる褐色テトラキスアゾ染料は、それ自体既知の方法を
使用して製造することができる。
例えばもつとも有利にはC,1,Ba5ic Brow
n 1とナフチルアミンモノスルホン酸類例えば1−ア
ミノナフタリン−6、−4、または−5−スルホン酸、
2−アミノナフタリン−1−1−3−1−5−1−6−
1−7−1または−8−スルホン酸およびナフチルアミ
ンジスルホン酸類例えば1−アミンナフタリン−4,6
−または−4,7−または−5,7−ジスルホン酸、2
−アミンナフタリン−6,6−1−3,7−1−4,7
−1−5,7−1−4,8,−1および−6,8−ジス
ルホン酸を公知の方法でジアゾ化した、ジアゾニウム塩
を約1=20モル比で水酸化リチウム、炭酸リチウム、
ジェタノールアミンまたはトリエタノールアミンで…を
調整しつつカップリングさせ一般式(1)で表わ・され
るテトラキスアゾ染料のリチウム、ジェタノールアミン
またはトリエタノールアミン塩およびそれらの混合物を
製造しつる。
あるいはまた上述したテトラキスアゾ染料は相当するナ
トリウ、ム塩を水に溶解させ塩酸または硫酸で酸析し、
析出する遊離酸をい過して次いで得られた遊離酸の湿ケ
ーキに水酸化リチウム、炭酸リチウム、ジェタノールア
ミンまたはトリエタノ−ルアばンを加えることによって
も得られる。このようにして得られた塩は文献未載の新
規な塩であって、既知のナトリウム塩またはカリウム塩
に比して顕著に増大した水溶性を示す。
本発明は上述のような新規な塩である褐色テトラキスア
ゾ染料と共に、ポリアルキレングリコールを含有せしめ
てなる水性溶液組成物である。本発明においてはポリア
ルキレングリコールはテトラキスアゾ染料の水溶液を調
製した後で添加してもよいし、あるいはまたこれらを先
に水溶液とした後でこれにテトラキスアゾ染料を溶解さ
せてもよい。あるいはまた前述したような新規な塩とし
ての褐色テトラキスアゾ染料生成過程で例えばカップリ
ング反応過程でその反応溶液にポリアルキレングリコー
ルを添加することもできる。もちろんこの場合には得ら
れた添加混合物を所定の最終染料濃度となるように適宜
希釈または濃縮して差支えない。
本発明において使用する水溶性ポリアルキレングリコー
ルとしてはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等があけられる。これらポリアルキレングリコ
ールは重合度6以上であって分子量約2000以下のも
のが好ましい。
ジエチレングリコールのようなジアルキレングリコール
では本発明の効果を期待しえないことは興味深いことで
ある。これらは通常最終目的物としての濃厚水溶液重量
の1〜40チ特に好ましくId5〜10重1t%の量で
使用されるのがよく、そのようにすることによって高安
定高濃度な水性溶液組成物を得ることが可能である。
本発明にかかる染料水溶液組成物は、なお必要に応じて
当業者には既知の種々の添加剤を含有させることができ
、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコールの
クリコール類、クリセリンのごとき多価アルコール、イ
ソプロピルアルコール等のアルコールM、>オキサン、
ジメチルスルホオキシド、ホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン
、グリコールモノアルキルエーテル類等の水溶性有機溶
剤、尿素、アルキル尿素、ε−カプロラクタム等の酸ア
ミド化合物類、トリエチルアミン、プロパツールアミン
、エチルジェタノールアミン等の脂肪族アミン類および
各種界面活性剤、消泡剤等があげられる。
このような補足的添加剤は染料水溶液の最終用途に応じ
て当業者により適宜選択されるものである。
本発明による褐色トリスアゾ染料濃厚水溶液は種々の天
然または再生セルロースまたはアセチルセルロースのご
ときセルロース誘導体、例えば紙、木綿等の染色のみな
らず絹、羊弔、ポリアミド繊維、皮革などの天然または
合成ポリアミド材料を褐色に染色するのに使用できる。
特に本発明において褐色テトラキスアゾ染料がテトラス
ルホン酸リチウム型の場合には上述したようなポリアミ
ド材料の染色に対して特に有用である。
以下実施例により具体的に本発明を説明する。
説明中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例 1 ナフチオン酸ソーダ490部を水400部に溶解し35
チ塩酸57.4部を加えた後20℃で亜硝酸ソーダ14
0部、水40部に溶解した液を加え公知の方法でジアゾ
化する。ジアゾ化終了後析出したす7チオン酸のジアゾ
ニウム塩をF別することにより得られた湿ケーキ80部
を公知の方法で得られた、式 の構造を有するC、1. Ba5ic Brown 1
 41.9部、水100部、ポリエチレングリコール(
MW400)200部、尿素20.0部と伴に均一なス
ラリーとし10℃においてトリエタノールアミンでpH
9に調整しながらカップリングを終了させ、次いで30
℃に昇温し水で全量を300部とした後わずかな不溶解
分を除去すれば濃厚な液状組成物が得られた。この組成
物は遊離酸の形の染料分27チを含有しており、冷水で
任意の割合で希釈することができ6ケ月間保存しても何
等の変質も認められなかった。これに対して従来のナト
リウム塩の染料は水に対して25℃に於て2%、80℃
に於て5チ溶解するにすぎない。
上記の組成物を水で希釈しこれをストック液としてバル
ブを連続的に染色すると褐色の紙製品を得る。この得ら
れた染色物の均染性は極めて良好である。
l O− 使用例 1 叩解度258Rのり、B、に、P、 3 [) II/
zのバルブ溶液330部の中へ実施例1で得られた染料
浴液組成物0.1部を入れ10分間よく攪拌した後サイ
ズ剤0.1部金入れ、更に10分後熱水硫酸アルミニウ
ム0.3部を添加し、10分間攪拌を続けて染色する。
これを抄紙すると褐色の均染性の優れた紙を得る。
実施例 2 公知の方式で得られた、ナトリウム塩の染料を酸析する
ことにより得られた式 の構造をもった染料90部を含む湿ケーキ200部、水
酸化リチウム1水塩17.5部、ポリプロピレングリ=
y−ル(MW200 ) 15部、水39部の混合物を
40℃に加温して均一な褐色溶液とし少量の不溶解残渣
を除去すると濃厚な溶液組成物が得られた。この組成物
は遊離酸の形の染料66重量%を含有する。
実施例1と同様な試験を行った結果、この組成物は冷水
で任意の割合に希釈することができ、6ケ月間保存して
も何等の変質も認められなかった。なお別に前記で水酸
化リチウムと等モルのジェタノールアミンを使用しても
同様に前記のごとく高濃度且つ高安定な組成物が得られ
友。
使用例 2 クロムれ甲皮を60分間水洗しマングルローラで絞り率
100チとした後、それの20部をドラム中で水100
部および重炭酸ナトリウム0.4部で5分間処理し、2
0分間水洗した抜水100部および実施例2で得られた
染料溶液組成物0.2部を加えて40〜50℃で60分
間染色後、さらに加脂剤0.6部を加えて45〜50℃
で60分間加脂処理を行った。
その後染色ドラムの残水を捨て、新たに水100部およ
び90チ蟻酸0.2部を加えて40℃で10分間処理し
た後に水洗乾燥すると均染性のすぐれたクロム揉甲皮の
褐色染色物を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Xはそれぞれ独立にLi、−NH_2(CH_2
    CH_2OH)_2または−NH(CH_2CH_2O
    H)_3であり、そしてnは1または2の数を示す)で
    表わされる、褐色染料と水溶性ポリアルキレングリコー
    ルを含有することを特徴とする、安定な水性濃厚溶液組
    成物。
JP60136871A 1985-06-25 1985-06-25 水性濃厚染料溶液組成物 Expired - Fee Related JPH07748B2 (ja)

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