JPS61273734A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS61273734A
JPS61273734A JP60115396A JP11539685A JPS61273734A JP S61273734 A JPS61273734 A JP S61273734A JP 60115396 A JP60115396 A JP 60115396A JP 11539685 A JP11539685 A JP 11539685A JP S61273734 A JPS61273734 A JP S61273734A
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JP
Japan
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carbon black
fatty acid
layer
magnetic
treated
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Pending
Application number
JP60115396A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogino
浩 荻野
Yukio Matsumoto
幸雄 松本
Hiroshi Togashi
冨樫　弘
Kumiko Kojima
久美子 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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    • G—PHYSICS
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    • Y10T428/30—Self-sustaining carbon mass or layer with impregnant or other layer

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば磁気テープ、磁気ディスク等の磁気記
録媒体に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
オーディオ用、ビデオ用あるいはコンピュータ用の磁気
記録媒体は、高密度化の一途をたどっている。すなわち
、記録信号は次第に高周波なものとなっており、この為
磁気ヘッドと磁気記録媒体とのスペーシングロスが出力
に対して大きな影響を及ぼすようになってきている。
そこで、このようなスペーシングロスに対する対策とし
て、磁気記録媒体の磁性層゛を出来るだけ平坦にするこ
とが提案されている。
しかし、磁性層表面を平坦にしすぎると、摩擦係数が増
大して磁気テープには巻き乱れが起きやすく、又、張力
変動によってスティックスリップを起こしやすくなり、
記録再生動作が悪くなるのみならず、記録再生装置のガ
イド部材あるいはフランジ等で磁気テープには損傷が引
き起こされるようになる。
そこで、このような欠点を克服する為に、磁気記録媒体
の非磁性支持体の磁性層形成面と反対側の面、つまりバ
ック層を特別に構成することが考えられている。
すなわち、パック層表面を粗面にし、これによって摩擦
係数を低減しようとすることが考えられたが、表面が粗
面にされた磁気テープは、例えば巻回状態ではこの粗面
である凹凸が磁性層に転写されてしまい、磁性層表面に
凹凸が形成されることになり、前述したスペーシングロ
スが増大することになって出力の低下をもたらすので、
いわゆるバンクコート層を設け、これにより摩擦係数を
低減しようとすることが試みられている。
そして、このバックコート層中にはカーボンブラック及
び潤滑剤を含有させることが提案されているが、単にカ
ーボンブラックと潤滑剤を含有させるのみでは、表面平
滑性に劣り、又動摩擦係数も大きくて走行性が良くなく
、さらにはカーボンブラックの分散性があまり良くない
欠点がある。
〔発明の開示〕
本発明者は、支持体の一面側に磁性層を、他面側にカー
ボンブラック含有層いわゆるバックコート層を設けた磁
気記録媒体についての研究を進めた結果、このバックコ
ート層中に含有させるカーボンブラックと潤滑剤とを独
立的に含有させるのではなく、一体的なものとして、潤
滑剤、特に脂肪酸で処理したカーボンブラックを含有さ
せることによって、極めて望ましいものが得られること
を見い出した。
すなわち、バックコート層中に含有させるカーボンブラ
ックを脂肪酸で処理していると、バックコート層を構成
する為の塗料中におけるカーボンブラックの分散性が向
上するものとなり、その結果バックコート層の表面性が
向上し、又、動摩擦係数も小さくなることを見い出した
のである。
尚、このような脂肪酸で処理されたカーボンブラックは
、カーボンブラックと脂肪酸とをその約２倍全稈度のト
ルエン等の溶剤中に入れて混合分散、望ましくは約数時
間程度加熱（約４０〜８０℃程度）分散させることによ
って得られるものであり、そしてカーボンブラックに対
シて約１〜２０重量％の脂肪酸が反応しているようにな
ったものが望ましい。
又、カーボンブラックに反応する脂肪酸としては、ＲＣ
ＯＯＨで表わされるＲが炭素数１３〜１７の直鎖の飽和
又は不飽和の炭化水素であるものが最も望ましい。すな
わち、Ｒの炭素数が少なすぎるとバックコート層を構成
するバ４ンダーとの相溶性が低下し、逆にＲの炭素数が
多ぐなりすぎると融点が高くなりすぎて好ましくなる場
合が多いことによる。
尚、脂肪酸としては単一のものでなく混合物であっても
よく、例えばステアリン酸やパルミチン酸が３０〜４０
％位含まれている通常市販されているオレイン酸であっ
てもよい。
又、カーボンブラックとしては、その比表面積（ＢＥＴ
）が約８００ｍ７／ｇ以下のものであって、その粒径が
約０．０１〜０．０５μｍ程度のものを用いるのが望ま
しい。
そして、上記のような＆ｆ肪酸処理カーボンブラックは
、いわゆるバックコート層を構成するバインター１００
ｉ量部に対してカーボンブラックカ約２５〜４００重量
部程度であることが望ましい。
〔実施例１〕 オレイン酸処理カーボンブラック（カーボンブラックの
ＢＥＴ値２５０　ｍ　／　ｇで粒径的ｏ、０２　μｍ、
オレイン酸量５重量％）１００重量部、ニトロセルロー
ス６０重量部、ポリウレタン５０重量部、潤滑剤２重量
部、溶剤４５０重量部をサンドミルで充分に混線分散し
た後、これにポリイソシアネート系の硬化剤を３０重量
部添加混合して塗料を作り、この塗料を磁性塗膜層が形
成された磁気テープの磁性塗膜層形成面側と反対側のベ
ースフィルム面に塗布し、乾燥及び表面処理を施して約
０．３〜１．５μｍ厚の脂肪酸処理カーボンブラック含
有層を形成し、本発明に係る磁気記録媒体の磁気テープ
を得る。
〔実施例２〕 実施例１において、オレイン酸処理カーボンブラックの
代りにステアリン酸で同様に処理されたカーボンブラッ
クを用いて同様に行ない、本発明に係る磁気記録媒体の
磁気テープを得る。
〔実施例３〕 実施例１において、オレイン酸処理カーボンブラックの
代りにパルミチン酸で同様に処理されたカーボンブラッ
クを用いて同様に行ない、本発明に係る磁気記録媒体の
磁気テープを得る。
〔実施例４〕 実施例１において、オレイン酸処理カーボンブラックの
オレイン酸量が１０重量％であるものを用いて同様に行
ない、本発明に係る磁気記録媒体の磁気テープを得る。
〔比較例１〕 実施例１において、オレイン酸処理カーボンブラックの
代りにオレイン酸で処理されていないカーボンブラック
を用いて同様に行ない、磁気テープを得る。
〔比較例２へ・４〕 実施例２〜４において、脂肪酸処理カーボンブラックの
代りに脂肪酸で処理されていないカーボンブラックを用
いると共に、塗料中にステアリン酸（比較例２）、バル
ミチン酸（比較例３）、オレイン酸（比較例４）を５重
量部加えておき、同様にして磁気テープを得る。
〔特性〕
上記各側で得た磁気テープについて、その動摩擦係数、
中心線平均粗さＲａ及び光沢度を調べると表に示す通り
である。
尚、動摩擦係数μには、直径６顛のステンレスビンにバ
ックコート層を内側にして磁気テープを巻付角１８００
で巻き付け、バックテンション５０ｇ、速度Ｌｏｗ／ｓ
で磁気テープを走行させた際、ステンレスビンに対して
入口側のテンションＴＩト出ロ側のテンションＴ、の比
Ｔ　ｔ　／　Ｔ　＋をμに＝　　ｌ（１ｆＴｔ／Ｔ＋　
） に挿入して求めたものである。
又、中心線平均粗さＲａは、カットオフ０．０８で求め
たものである。
又、光沢度は、グロスメーター（入射角４５°）で測定
したものである。
表 この表かられかるように、脂肪酸で処理されたカーボン
ブラックをバックコート層中に含有させることにより、
この磁気テープの動摩擦係数は小さく、走行性の良いも
のとなる。又、表面平滑性の良いものとなるので、リー
ルに巻回されていても磁性層表面に凹凸が形成されにく
く、従ってスペーシングロスの少ないものとなり、それ
だけ再生出力も良いものとなる。さらには光沢度のデー
タかられかるように、カーボンブラックが脂肪酸で処理
されているとバックコート層を構成する塗料中における
カーボンブラックの分散性が良いものとなっているのに
対して、カーボンブラックが脂肪酸で処理されていない
比較例に係るものは、これらの脂肪酸をバックコート層
中に含有していても動摩擦係数は大きく、走行性はそれ
だけ悪く一又、表面平滑性も悪く、従って巻回状態では
磁性層表面にそれだけ凹凸を形成するものとなってスペ
ーシングロスの増大をもたらし、それだけ再生出力が低
下するものとなり、又、バックコート層中におけるカー
ボンブラックが均一に分散していないものとなっている
。
〔効果〕
本発明に係る磁気記録媒体は、いわゆるバックコート層
中に含有させるカーボンブラックを脂肪酸で処理したも
のであるから、動摩擦係数は小さく、走行性が良いもの
となり、又、表面平滑性が良く、磁性層表面に凹凸を形
成しにくいものとなっているので、スペーシングロスは
小さいものとなり、かつ、再生出力の低下が起きにくい
ものとをや、又、カーボンブラックは均一に分散するな
どの効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体の一面側に磁性層を、かつ他面側に脂肪酸で処理
    したカーボンブラックを含む層を構成したことを特徴と
    する磁気記録媒体。
JP60115396A 1985-05-30 1985-05-30 磁気記録媒体 Pending JPS61273734A (ja)

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JP60115396A JPS61273734A (ja) 1985-05-30 1985-05-30 磁気記録媒体
KR8603993A KR900002973B1 (en) 1985-05-30 1986-05-22 Magnetic recording medium
US06/867,684 US4761331A (en) 1985-05-30 1986-05-28 Magnetic recording medium having a back coat layer containing carbon black treated with fatty acids
DE19863617879 DE3617879A1 (de) 1985-05-30 1986-05-28 Magnetisches aufzeichnungsmedium mit einer rueckueberzugsschicht, die mit fettsaeuren behandelten russ enthaelt

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