JPS607624A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPS607624A JPS607624A JP11630783A JP11630783A JPS607624A JP S607624 A JPS607624 A JP S607624A JP 11630783 A JP11630783 A JP 11630783A JP 11630783 A JP11630783 A JP 11630783A JP S607624 A JPS607624 A JP S607624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- dispersant
- layer
- recording medium
- back layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/842—Coating a support with a liquid magnetic dispersion
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オーディオ、ビデオ機器あるいはコンピュー
ター等に用いられる、磁気テープ、磁気ソート等の磁気
記録媒体に関するものである。
ター等に用いられる、磁気テープ、磁気ソート等の磁気
記録媒体に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、これらの各記録媒体は増々高密度記録に向い、そ
のために記録波長は短く、記録トラック幅は狭く、記録
媒体厚は薄くという方向にある。
のために記録波長は短く、記録トラック幅は狭く、記録
媒体厚は薄くという方向にある。
このために、Sハ比、感度2周波数特性等が一般に不利
ドなってくるが、この対策として平滑性の高い非磁性支
持体を用いて磁性層の表面性を一層高めるという方法が
とられている。しかしながら、記録媒体の表裏とも表面
性が上がるために各々の摩擦係数が増大し、走行性、耐
久性の面で不利になってくる。
ドなってくるが、この対策として平滑性の高い非磁性支
持体を用いて磁性層の表面性を一層高めるという方法が
とられている。しかしながら、記録媒体の表裏とも表面
性が上がるために各々の摩擦係数が増大し、走行性、耐
久性の面で不利になってくる。
上記の問題点を改良する主たる方法として、磁気記録媒
体の支持体」二の磁性層とは反対面に非磁性粉末とバイ
ンダーより成るバック層を付与する手段が知られている
。しかし、この場合においても摩擦係数ぽ改善されるも
のの、磁性層面よりも粗いバック層面のだめに、磁性層
面が荒されるという問題(裏写り現象)が生じ、電磁変
換特性に悪影響を及ぼしていた。その原因としては、特
に非磁性粉末の分散性の悪さが考えられ、バック層成分
表して、非磁性粉末とバインダーの他に塗料製造時の分
散剤の添加が種々提案されてめだ。分散剤の添加により
、非磁性粉の分散性は向上するものの、バック層の表面
性を充分向上させるには過度の分散剤が必要となり、そ
の結果、得られるバンク層表面に分散剤のブルーミング
現象が生じ、層間粘着(ブロッキング現象)更には磁性
層表面への分散剤の移行力S生じるなどして、S/Hの
低下、磁気ヘッドの目づまり、粉付着等の問題を生じる
など好ましくなかった。
体の支持体」二の磁性層とは反対面に非磁性粉末とバイ
ンダーより成るバック層を付与する手段が知られている
。しかし、この場合においても摩擦係数ぽ改善されるも
のの、磁性層面よりも粗いバック層面のだめに、磁性層
面が荒されるという問題(裏写り現象)が生じ、電磁変
換特性に悪影響を及ぼしていた。その原因としては、特
に非磁性粉末の分散性の悪さが考えられ、バック層成分
表して、非磁性粉末とバインダーの他に塗料製造時の分
散剤の添加が種々提案されてめだ。分散剤の添加により
、非磁性粉の分散性は向上するものの、バック層の表面
性を充分向上させるには過度の分散剤が必要となり、そ
の結果、得られるバンク層表面に分散剤のブルーミング
現象が生じ、層間粘着(ブロッキング現象)更には磁性
層表面への分散剤の移行力S生じるなどして、S/Hの
低下、磁気ヘッドの目づまり、粉付着等の問題を生じる
など好ましくなかった。
以上のことから、磁気記録媒体のバック層用塗料の製造
において、分散剤量を少なくして、いかに非磁性粉末の
分散性を上げ、表面性に優れ、かつ耐久性(耐摩耗性)
に優れたバック層の形成を可能にするかが大きな課題で
あった。
において、分散剤量を少なくして、いかに非磁性粉末の
分散性を上げ、表面性に優れ、かつ耐久性(耐摩耗性)
に優れたバック層の形成を可能にするかが大きな課題で
あった。
発明の目的
本発明の目的は、良好な特性を有する磁気記録媒体の製
造Jj法を提供することであり、特には磁 ′気記録体
の支持体裏面に形成される改良されたベック層の製造方
法を提供することである。
造Jj法を提供することであり、特には磁 ′気記録体
の支持体裏面に形成される改良されたベック層の製造方
法を提供することである。
発明の構成
本発明は−に記の問題点について鋭意研究した結果、非
磁性支持体の一方の面に磁性層を設け、もう一方の面に
少なくとも非磁性粉末と熱硬化性樹脂を含むバインダー
、及び分散剤より成るバック層を設けた磁気記録媒体に
お−て、該バンク層相塗料製造時の分散剤添加を 1 非磁性粉末とバインダー及び溶剤から成る組成物に
あらかじめ分散剤を共存させて混合分散を行う混練段階
。
磁性支持体の一方の面に磁性層を設け、もう一方の面に
少なくとも非磁性粉末と熱硬化性樹脂を含むバインダー
、及び分散剤より成るバック層を設けた磁気記録媒体に
お−て、該バンク層相塗料製造時の分散剤添加を 1 非磁性粉末とバインダー及び溶剤から成る組成物に
あらかじめ分散剤を共存させて混合分散を行う混練段階
。
2 」二記の混線物を必要に応じた粘度調整を行なった
後、塗布前に該分散剤を更に添加し前分散を行う段階。
後、塗布前に該分散剤を更に添加し前分散を行う段階。
02段階に分けて行うことにより、従来より少ない分散
剤量で非磁性粉とバインダーとの分散性を上げ、表面性
の優れたバック層を形成できることを見い出したことに
基いて成されたものである。
剤量で非磁性粉とバインダーとの分散性を上げ、表面性
の優れたバック層を形成できることを見い出したことに
基いて成されたものである。
従来のように、組成物を調合して、混練物を作る段階で
全量の分散剤を添加する方法では、非磁性粉に必要以上
の分散剤が吸着され、バインダー中に必要とされる分散
剤を含ませるには、さらに多くの分散剤がいるというこ
とになる。このことが後の磁気テープ用バック層とした
場合のバック層宍面に分散剤のブルーミング現象をもた
らす原因になっている。本発明のように分散剤を2段階
に分けて添加すれば、総量として少ない分散剤量で、そ
の働きを充分に生み出し上記欠点を解消できる。
全量の分散剤を添加する方法では、非磁性粉に必要以上
の分散剤が吸着され、バインダー中に必要とされる分散
剤を含ませるには、さらに多くの分散剤がいるというこ
とになる。このことが後の磁気テープ用バック層とした
場合のバック層宍面に分散剤のブルーミング現象をもた
らす原因になっている。本発明のように分散剤を2段階
に分けて添加すれば、総量として少ない分散剤量で、そ
の働きを充分に生み出し上記欠点を解消できる。
実施例の説明
本発明の製造方法において用いられる分散剤としては、
高級脂肪酸、高級アルコール、高級脂肪酸エステル、レ
シチン等があるが、なかでも炭素数1o〜18の高級飽
和脂肪酸とレシチンが特に好ましい。これら分散剤の総
量は、バンク層材料として使用される非磁性粉末の種類
、非磁性粉末とバインダーとの混合比率等によって最適
範囲はおのずと異なるが、一般的には、非磁性粉末10
0重量部に対し、0.2〜5重量部の添加が望才しく、
前添加と後添加との添加割合は、1対9〜9対1である
のがよい。
高級脂肪酸、高級アルコール、高級脂肪酸エステル、レ
シチン等があるが、なかでも炭素数1o〜18の高級飽
和脂肪酸とレシチンが特に好ましい。これら分散剤の総
量は、バンク層材料として使用される非磁性粉末の種類
、非磁性粉末とバインダーとの混合比率等によって最適
範囲はおのずと異なるが、一般的には、非磁性粉末10
0重量部に対し、0.2〜5重量部の添加が望才しく、
前添加と後添加との添加割合は、1対9〜9対1である
のがよい。
上記分散剤量が0.2重量部より少ないところでは、分
散効果が小さく、4重量より多いところでは、ブルーミ
ング現象が犬となる。寸た前記添加割合で、分散剤の総
添加量に対し、前添加量が10%より少ないと、前分散
が難しくなり、90%を越えると従来の一括添加と変ら
ないようになる。
散効果が小さく、4重量より多いところでは、ブルーミ
ング現象が犬となる。寸た前記添加割合で、分散剤の総
添加量に対し、前添加量が10%より少ないと、前分散
が難しくなり、90%を越えると従来の一括添加と変ら
ないようになる。
本発明において、非磁性支持体及びその一方の面vC設
けらノする磁性層は特徴部を構成するものでなく、従来
から採用されている材料いずれの使用をも意図するもの
である。非磁性支持体としては、ポリエチレンテレフタ
レートの他、ポリイミド。
けらノする磁性層は特徴部を構成するものでなく、従来
から採用されている材料いずれの使用をも意図するもの
である。非磁性支持体としては、ポリエチレンテレフタ
レートの他、ポリイミド。
ポリアミド舌が使用さhる。磁性層は、磁性酸化鉄、二
酸化クロム、金属磁性粉等の磁性微粉末を公知の樹脂と
有機溶剤、及び必要に応じて加えられる分散剤、(σ[
層剤、潤滑剤、帯電防止剤等と共V:、混合分散さぜる
ことによって得られる磁性塗料を前記非磁性支持体上に
塗布、乾燥して形成され、本発明の方法において用いら
れるバック層用非磁性粉末は、バンク層の表面粗さや電
気抵抗の調節の他、バック層の補強効果を上げる等の目
的で添加されるものであり、例えば、カーボンブラック
、グラファイト、SiO2,TiO2,Al2O3゜C
r 203.CaCO3,Zn○、Cab、タルク、カ
オリン。
酸化クロム、金属磁性粉等の磁性微粉末を公知の樹脂と
有機溶剤、及び必要に応じて加えられる分散剤、(σ[
層剤、潤滑剤、帯電防止剤等と共V:、混合分散さぜる
ことによって得られる磁性塗料を前記非磁性支持体上に
塗布、乾燥して形成され、本発明の方法において用いら
れるバック層用非磁性粉末は、バンク層の表面粗さや電
気抵抗の調節の他、バック層の補強効果を上げる等の目
的で添加されるものであり、例えば、カーボンブラック
、グラファイト、SiO2,TiO2,Al2O3゜C
r 203.CaCO3,Zn○、Cab、タルク、カ
オリン。
Ca S 04等、一般忙無機顔料或いは無機光てん剤
として知られるもので、一種乃至数種同時に使用される
。
として知られるもので、一種乃至数種同時に使用される
。
本発明の方法において用いられるバ・、り履用バインダ
ーは、非磁性粉末の保持材としての役割の他、優れた塗
膜強度(耐熱性、耐摩耗性等)が要求されることから、
一般に熱硬化性樹脂が用いられる。成る種の硬化剤の存
在下で、熱硬化可能な樹脂としては、ポリウレタン樹脂
、塩ビー酢ビ共重合樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、アクリル樹脂、セルロース系樹脂、ブチラール樹脂
。
ーは、非磁性粉末の保持材としての役割の他、優れた塗
膜強度(耐熱性、耐摩耗性等)が要求されることから、
一般に熱硬化性樹脂が用いられる。成る種の硬化剤の存
在下で、熱硬化可能な樹脂としては、ポリウレタン樹脂
、塩ビー酢ビ共重合樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、アクリル樹脂、セルロース系樹脂、ブチラール樹脂
。
ポリアミド樹脂、尿素樹脂等が有り、実際には、これら
の単独もしくは2種以上の組合せの系で用いればよい。
の単独もしくは2種以上の組合せの系で用いればよい。
更に熱硬化させるのに必要な硬化剤としては、ポリイソ
/アネート、ポリアミン、ポリアミド化合物等がある。
/アネート、ポリアミン、ポリアミド化合物等がある。
以上に述べた非磁性粉末とバインダーに前述の分散剤の
一部を加え、有機溶剤を共存させて混合機にて充分混合
分散して混練物を作る。次に、該混線物の粘度調整を行
った後に上記分散剤の残りを添加1−1分散機を用いて
充分に攪拌混合し、それをバック層用塗布液とする。
一部を加え、有機溶剤を共存させて混合機にて充分混合
分散して混練物を作る。次に、該混線物の粘度調整を行
った後に上記分散剤の残りを添加1−1分散機を用いて
充分に攪拌混合し、それをバック層用塗布液とする。
ここで使用する有機溶剤は主として、メチルエチルケト
ン、トルエン、メチルイソブチルケトン。
ン、トルエン、メチルイソブチルケトン。
シクロヘキザノン、酢酸エチル、酢酸ブチル等である。
混合機1分散機としては、ボールミル、ザンドミル、デ
ィシルバー、アトライタ、高速ミキサー等を使えばよい
。
ィシルバー、アトライタ、高速ミキサー等を使えばよい
。
このようにして調合しだバック層用塗布液を前記非磁性
支持体に塗布する時期は、I磁性層を形成する前、11
磁性層を形成した後のいずれの時期でも良い。
支持体に塗布する時期は、I磁性層を形成する前、11
磁性層を形成した後のいずれの時期でも良い。
以下、本発明をさらに具体的な実施例によって説明する
。
。
なお、以下の実施例に述べている部数は全て重量部を示
している。
している。
(実施例1)
磁性塗料およびバックコート用塗料は次のようにして調
整した。
整した。
1 磁性塗料の調整 7
CO含有γ−Fe203磁性酸化鉄粉末・−・・100
部 平均粒子サイズ 長さ=0.31部m イ針状比−10
/1 抗磁力−6300e ポリウレタン樹脂 ・・・・・16部 (日本ポリウレタン社製 N−3113)塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体 ・・・・5部(UCC社製 VA
GH) ニトロセルロース樹脂 ・・・−・−5部(ダイセル社
製 R81/2) 酸化クロム(Cr203)粉末 ・・・3部平均粒子ザ
イズー0.311m 大豆油レシチン ・・2部 ステアリン酸ブチル ・・・・1部 メチルエチルケ[・ン ・・・160部トルエン ・・
・160部 シクロへギザノン ・・・50部 」二記組成物をボールミルで48時間混合分散し矩後、
ポリイソシアネート(日本ポリウレタン社製コロネー)
L)6部を添加して得らノtた混練物を平均孔径3μR
1を有するフィルターで濾過して随性塗布液を準備した
。
部 平均粒子サイズ 長さ=0.31部m イ針状比−10
/1 抗磁力−6300e ポリウレタン樹脂 ・・・・・16部 (日本ポリウレタン社製 N−3113)塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体 ・・・・5部(UCC社製 VA
GH) ニトロセルロース樹脂 ・・・−・−5部(ダイセル社
製 R81/2) 酸化クロム(Cr203)粉末 ・・・3部平均粒子ザ
イズー0.311m 大豆油レシチン ・・2部 ステアリン酸ブチル ・・・・1部 メチルエチルケ[・ン ・・・160部トルエン ・・
・160部 シクロへギザノン ・・・50部 」二記組成物をボールミルで48時間混合分散し矩後、
ポリイソシアネート(日本ポリウレタン社製コロネー)
L)6部を添加して得らノtた混練物を平均孔径3μR
1を有するフィルターで濾過して随性塗布液を準備した
。
2 バノクコ−1・用塗料
炭酸カルシウム粉末 −・100部
平均粒径 0.1μ711
ニトロセルロース −・・・26部
(旭化成社製 H−1716)
ポリウレタン樹脂 ・・・25部
分散剤 (第1表前添加項参照)
メチルエチルケトン ・・ 24部部
トルエン ・−180部
メチルインブチルケトン ・・・・180部上記組成物
をボールミルで48時間混合分散して混線物を取り出し
た後、第1表後添加項に示す分散剤量とポリイソシアネ
ート化合物(日本ポリウレタン社製 コロネートL)1
0部を該混練物に添加して高速ディシルバーで約30分
攪拌分散を行ない、更に平均孔径3μmのフィルタで沖
過してバックコート用塗料を準備した。
をボールミルで48時間混合分散して混線物を取り出し
た後、第1表後添加項に示す分散剤量とポリイソシアネ
ート化合物(日本ポリウレタン社製 コロネートL)1
0部を該混練物に添加して高速ディシルバーで約30分
攪拌分散を行ない、更に平均孔径3μmのフィルタで沖
過してバックコート用塗料を準備した。
次に、上記磁性塗料を16μm厚のポリエステルフィル
ム上に塗布、配向、乾燥した後、スーパーカレンダロー
ルによる鏡面加工処理1次いで熱処理を施し、約6μm
厚の磁性層を有する原反ロールを得だ。上記原反ロール
の磁性層とは反対の面に、上記バックコート用塗料を塗
布、乾燥し、所定の熱処理を施し、塗膜厚O,Sμmの
バックコート層を形成した。これを1/2インチ中に細
断してビデオ用磁気テープを作製した。
ム上に塗布、配向、乾燥した後、スーパーカレンダロー
ルによる鏡面加工処理1次いで熱処理を施し、約6μm
厚の磁性層を有する原反ロールを得だ。上記原反ロール
の磁性層とは反対の面に、上記バックコート用塗料を塗
布、乾燥し、所定の熱処理を施し、塗膜厚O,Sμmの
バックコート層を形成した。これを1/2インチ中に細
断してビデオ用磁気テープを作製した。
(実施例2〜8及び比較例1〜5)
実施例1に示したバックコート用塗料の分散剤の種類及
びそれらの前部、後添加量をそれぞれ第1表のようにし
た他は、実施例1と全く同様にして磁気テープを作製し
た。
びそれらの前部、後添加量をそれぞれ第1表のようにし
た他は、実施例1と全く同様にして磁気テープを作製し
た。
以」二のようにして得られた各磁気テープ試料について
、ビデオS、’N 、磁性層及びノくツク層の表面粗さ
、バンク層の摩擦係数、耐スクラッチ性。
、ビデオS、’N 、磁性層及びノくツク層の表面粗さ
、バンク層の摩擦係数、耐スクラッチ性。
分散剤のブルーミングの有無等を調べた結果を第1表に
示した。
示した。
以 下 余 白
第1表において、
1 表面粗さは、RankTaylar Hobson
社製。
社製。
Ta1ystep表面粗さ計(LPF:25Hz)を用
いて2龍長測定し、その間を10等分した各区間でのR
maxをめ、最大値と最小値を除いた8点を平均化した
ものである。
いて2龍長測定し、その間を10等分した各区間でのR
maxをめ、最大値と最小値を除いた8点を平均化した
ものである。
2 ビデオS/N(dB)は、松下(株)製VHS方式
VTR(NV−82010)を用い、TV信号発生器に
よる規定の輝度信号(SO%白レベル信号)を基準テー
プの最適記録電流で記録し、ビデオカラーノイズメータ
によシ再生時のビデオ復調信号に含まれる信号と雑音と
の比を測定し、基準テープのそれをodBとして比較し
たものである。なお、基準テープは松下(株)製ビデオ
テープ(磁性粉長径ザイズ0.5μm、針状比10対1
.バンク層無し)を用いた。
VTR(NV−82010)を用い、TV信号発生器に
よる規定の輝度信号(SO%白レベル信号)を基準テー
プの最適記録電流で記録し、ビデオカラーノイズメータ
によシ再生時のビデオ復調信号に含まれる信号と雑音と
の比を測定し、基準テープのそれをodBとして比較し
たものである。なお、基準テープは松下(株)製ビデオ
テープ(磁性粉長径ザイズ0.5μm、針状比10対1
.バンク層無し)を用いた。
3 摩擦係数は、直径12fi5mmのアルミ合金ドラ
ムにテープ裏面がその半周にわたって接触するようにし
、ドラムに対して入側張力を359゜テープ走行速度を
3.2〜働に設定した時の出側張力を測定し、次式から
摩擦係数をめた。
ムにテープ裏面がその半周にわたって接触するようにし
、ドラムに対して入側張力を359゜テープ走行速度を
3.2〜働に設定した時の出側張力を測定し、次式から
摩擦係数をめた。
1 出側張力(xg)
“−7′1人側張力(35,9)
4 11i=lスクラツチ特性は、 4.7mmφの鋼
球に40gの荷重をかけ、2omm/秒の速度でノ<・
ツクコート面」二を同一トラックで30回こすった時の
条こんを観察し、傷の程度により、無し。
球に40gの荷重をかけ、2omm/秒の速度でノ<・
ツクコート面」二を同一トラックで30回こすった時の
条こんを観察し、傷の程度により、無し。
極めてわずかに有り、やや有り、有りの4段階にわけて
いる。
いる。
6 ブルーミングは、目視判定で斑点模様の見られる程
度により、無し、極くわずか有り、やや有り、有りの4
段階に分けている。
度により、無し、極くわずか有り、やや有り、有りの4
段階に分けている。
第1表から明らかなように、以上のようにして得られた
磁気テープは、従来の製法によって得られた磁気テープ
に比べて、表面性、電磁変換特性。
磁気テープは、従来の製法によって得られた磁気テープ
に比べて、表面性、電磁変換特性。
走行性、而・1摩耗性に優れていることがわかる。
なお、上記実施例では磁気テープについて説明したが、
本発明は磁気テープのみならず、磁気シごト等の他の磁
気記録媒体に応用できることは言うまでもない。
本発明は磁気テープのみならず、磁気シごト等の他の磁
気記録媒体に応用できることは言うまでもない。
発明の効果
以上、詳述したように、本発明の磁気記録媒体の製造方
法によれば電磁変換特性、走行性及び耐久性に優れた磁
気記録媒体が得られるためにその実用上の価値は犬なる
ものがある。
法によれば電磁変換特性、走行性及び耐久性に優れた磁
気記録媒体が得られるためにその実用上の価値は犬なる
ものがある。
Claims (3)
- (1)非磁性支持体上の一方の主面上に磁性層を設ける
と共に前記非磁性支持体上の他方の主面上に、非磁性粉
末、熱硬化性樹脂を含むバインダー及び分散剤より成る
バック層を具備した磁気記録媒体の製造方法におりて、
前記バック層用の塗料中の分散剤が、非磁性粉末と前記
バインダーとの混練時及び塗料塗布時の2度に分けて添
加されていることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法
。 - (2)分散剤が、炭素数10〜18からなる高級脂肪酸
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁
気記録媒体の製造方法。 - (3)分散剤が、レシチンであることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11630783A JPS607624A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11630783A JPS607624A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS607624A true JPS607624A (ja) | 1985-01-16 |
Family
ID=14683765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11630783A Pending JPS607624A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607624A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3617879A1 (de) * | 1985-05-30 | 1986-12-04 | Victor Company Of Japan, Ltd., Yokohama, Kanagawa | Magnetisches aufzeichnungsmedium mit einer rueckueberzugsschicht, die mit fettsaeuren behandelten russ enthaelt |
JPS6252713A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-07 | Nec Corp | フロツピイデイスク |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11630783A patent/JPS607624A/ja active Pending
Cited By (2)
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DE3617879A1 (de) * | 1985-05-30 | 1986-12-04 | Victor Company Of Japan, Ltd., Yokohama, Kanagawa | Magnetisches aufzeichnungsmedium mit einer rueckueberzugsschicht, die mit fettsaeuren behandelten russ enthaelt |
JPS6252713A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-07 | Nec Corp | フロツピイデイスク |
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JPS607624A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
US4640863A (en) | Magnetic recording media | |
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