JPS5992434A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS5992434A JPS5992434A JP57202779A JP20277982A JPS5992434A JP S5992434 A JPS5992434 A JP S5992434A JP 57202779 A JP57202779 A JP 57202779A JP 20277982 A JP20277982 A JP 20277982A JP S5992434 A JPS5992434 A JP S5992434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- acicular
- particles
- back coat
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/735—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer characterised by the back layer
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
一ター等に用いられる、磁気テープ、磁気シート等の磁
気記録媒体に関するものである。
気記録媒体に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、これらの各記録媒体は増々高密度記録に向い、そ
のために記録波長は短く、記録トラック幅は狭く、記録
媒体厚は薄くという方向にある。
のために記録波長は短く、記録トラック幅は狭く、記録
媒体厚は薄くという方向にある。
さらにＳ／Ｎ比、感度、周波数特性を向上させるために
、高平滑な非磁性支持体を用いて磁性層の表面性を一層
高めようとしている。しかしながら、一方では摩擦係数
が上がり、走行後、耐久性の面で不利になっている。
、高平滑な非磁性支持体を用いて磁性層の表面性を一層
高めようとしている。しかしながら、一方では摩擦係数
が上がり、走行後、耐久性の面で不利になっている。
このために、高密度記録、高Ｓ／Ｎ比、高感度を目ざし
た磁気記録媒体では、磁性面の表面性が良くかつ記録媒
体の表裏とも摩擦係数が低く耐摩耗性に優れたものが所
望されている。
た磁気記録媒体では、磁性面の表面性が良くかつ記録媒
体の表裏とも摩擦係数が低く耐摩耗性に優れたものが所
望されている。
発明の目的
本発明の目的は、走行性、耐久性に優れた磁気記録媒体
を提供することにある。
を提供することにある。
発明の構成
本発明は上記点について鋭意研究した結果、非磁性支持
体の他方の主面上に少くとも針状の非磁性無機質微粒子
を含むバックコート層を設けることにより、従来より摩
擦係数が低くて走行安定性。
体の他方の主面上に少くとも針状の非磁性無機質微粒子
を含むバックコート層を設けることにより、従来より摩
擦係数が低くて走行安定性。
耐久性に優れた磁気記録媒体が得られることを見い出し
たことに基づいて成されたものである。
たことに基づいて成されたものである。
すなわち、本発明は針状の非磁性無機質微粒子粉末、結
合剤、必要に応じて加えられる潤滑剤および溶媒からな
る組成物を充分混合分散したものをバックコート用塗料
とし、この塗料を磁性層を形成する面と反対側の非磁性
支持体上に塗布し乾燥したものであり、非磁性支持体の
片面に磁性層を、もう一方の片面にバックコート層を設
けることによって非常に走行性に優れた磁気記録媒体を
提供するものである。
合剤、必要に応じて加えられる潤滑剤および溶媒からな
る組成物を充分混合分散したものをバックコート用塗料
とし、この塗料を磁性層を形成する面と反対側の非磁性
支持体上に塗布し乾燥したものであり、非磁性支持体の
片面に磁性層を、もう一方の片面にバックコート層を設
けることによって非常に走行性に優れた磁気記録媒体を
提供するものである。
針状の非磁性無機質微粒子を含むバックコート層を設け
た磁気記録媒体は、従来のバックコート層のない磁気記
録媒体あるいは粒状の非磁性無機質微粒子を含むバック
コート層を有する磁気記録媒体に比べ、磁性面側でない
裏面の摩擦係数および耐摩耗性がさらに良くなる。
た磁気記録媒体は、従来のバックコート層のない磁気記
録媒体あるいは粒状の非磁性無機質微粒子を含むバック
コート層を有する磁気記録媒体に比べ、磁性面側でない
裏面の摩擦係数および耐摩耗性がさらに良くなる。
この理由から、本発明の磁気記録媒体は、上記に述べた
ような従来型の磁気記録媒体に比べ走行性が安定で耐久
性が向上するものと思われる。
ような従来型の磁気記録媒体に比べ走行性が安定で耐久
性が向上するものと思われる。
本発明で使用される針状のバックコート用非磁性無機質
微粒子は、高硬度な針状性粒子ならばいずれでも良い。
微粒子は、高硬度な針状性粒子ならばいずれでも良い。
またこれらを単独あるいは２種類以上組み合せて使用し
ても良い。これらの針状粒子の大きさは長さ０．０１〜
１．０μｍまでが好ましく、長さ０．０１μｍ以下の粒
子だと効果が小さく、長さ１．０μｍ以上だとバックコ
ート層面が粗れるという問題がある。代表的な針状非磁
性無機質粒子を挙げると、ａ−Ｆｅ２０３ 、 Ｆｅ０
ＯＨ、Ａｌ２Ｏ３、Ｔｉ０２ＳｉＯ□、Ｃ，５ｉＣ１４
−などがある。
ても良い。これらの針状粒子の大きさは長さ０．０１〜
１．０μｍまでが好ましく、長さ０．０１μｍ以下の粒
子だと効果が小さく、長さ１．０μｍ以上だとバックコ
ート層面が粗れるという問題がある。代表的な針状非磁
性無機質粒子を挙げると、ａ−Ｆｅ２０３ 、 Ｆｅ０
ＯＨ、Ａｌ２Ｏ３、Ｔｉ０２ＳｉＯ□、Ｃ，５ｉＣ１４
−などがある。
次に、本発明の磁気記録媒体の製造方法について磁気テ
ープを例として説明する。
ープを例として説明する。
まず、磁性層の形成は以下のようにして行なう。
磁性粉末としては、磁性酸化鉄、二酸化クロム。
金属磁性粉のいずれでもよい。必要に応じて加えられる
研磨剤には、Ｃ”２０３１ ’ ４０３＋ ” ｌＣ＋
ＴｉＯ２等の高硬度微粉末があり、帯電防止剤にはカ
ーボンブラックあるいはグラファイト粒子がある。これ
らの無機顔料、前記の熱硬化型結合剤、高級脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸、およびレシチン等を、溶剤とともに
混合拶にて十分に混合分散して、所望の成分比を有する
磁性塗布液を作る。
研磨剤には、Ｃ”２０３１ ’ ４０３＋ ” ｌＣ＋
ＴｉＯ２等の高硬度微粉末があり、帯電防止剤にはカ
ーボンブラックあるいはグラファイト粒子がある。これ
らの無機顔料、前記の熱硬化型結合剤、高級脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸、およびレシチン等を、溶剤とともに
混合拶にて十分に混合分散して、所望の成分比を有する
磁性塗布液を作る。
ここで使用する有機溶剤には、主として、メチルエチル
ケトン、トルエン、メチルイソブチルケトン、シクロ−
、キサノン、酢酸エチル等を使用することができる。混
合機としては、ボールミル。
ケトン、トルエン、メチルイソブチルケトン、シクロ−
、キサノン、酢酸エチル等を使用することができる。混
合機としては、ボールミル。
サンドミル、ディゾルレノ＜−、アトライタ、高速ミキ
サー、ニーダ等を使えばよい。
サー、ニーダ等を使えばよい。
次に、磁性塗布液をポリエステルレフ４）レム力どの支
持体上に塗布する。塗布方法としては、ドクターブレー
ド方式、グラビア方式、１ツノゝ−スロール方式のいず
れでもよい。塗布直後、塗膜の平滑性をさらに上げるた
めにスムーザを接触させるのであるが、これにはノ２−
ヌムーザ、ワイヤスムーザ、フィルムスムーザ等のいず
れ７５１を用いればよい。
持体上に塗布する。塗布方法としては、ドクターブレー
ド方式、グラビア方式、１ツノゝ−スロール方式のいず
れでもよい。塗布直後、塗膜の平滑性をさらに上げるた
めにスムーザを接触させるのであるが、これにはノ２−
ヌムーザ、ワイヤスムーザ、フィルムスムーザ等のいず
れ７５１を用いればよい。
この後、乾燥直前に塗布膜中の磁性粉を一方向に配列す
るために磁場配向装置を用い、適当な磁場強度のもとを
通過させる。この磁場強度は磁性粉の抗磁力によって異
なるが、その約２〜４倍程度が好ましい。磁石としては
永久磁石または電磁石がある。このような配向処理後、
乾燥して溶剤１を離脱させる。
るために磁場配向装置を用い、適当な磁場強度のもとを
通過させる。この磁場強度は磁性粉の抗磁力によって異
なるが、その約２〜４倍程度が好ましい。磁石としては
永久磁石または電磁石がある。このような配向処理後、
乾燥して溶剤１を離脱させる。
次に、塗布、乾燥した広巾の磁性フィルムの磁性層表面
をさらに平滑にするために、スーツく−カレンダロール
にて表面加工処理を行う。このときのカレンダロールの
表面性が磁気テープの電磁変換特性に大きな影響を与え
る。カレンタ”条件としては、温度５０〜１００℃、圧
力５０〜４００ ｋｇ／ｃｍ 。
をさらに平滑にするために、スーツく−カレンダロール
にて表面加工処理を行う。このときのカレンダロールの
表面性が磁気テープの電磁変換特性に大きな影響を与え
る。カレンタ”条件としては、温度５０〜１００℃、圧
力５０〜４００ ｋｇ／ｃｍ 。
速度２０〜２００ ｎ１７分が好ましい。
次に、バックコート層の形成は以下のようにして行なう
。
。
前記の針状の非磁性無機質微粒子粉末と、結合剤、必要
に応じて微量加えられる潤滑剤１等を溶剤１で充分混合
分散して所望の成分比を有するノくツクコート用塗料を
作製する。この時の結合剤１としては、従来から知られ
ている熱可塑性樹月旨、熱硬イヒ性樹脂あるいは反応型
樹脂等の単ざ虫もしくは混合系を使用することができる
。潤滑剤１には、高級１１旨肪酸、高級脂肪酸エステル
、シ１ノコンオイル系または弗素オイル系潤滑剤がある
。
に応じて微量加えられる潤滑剤１等を溶剤１で充分混合
分散して所望の成分比を有するノくツクコート用塗料を
作製する。この時の結合剤１としては、従来から知られ
ている熱可塑性樹月旨、熱硬イヒ性樹脂あるいは反応型
樹脂等の単ざ虫もしくは混合系を使用することができる
。潤滑剤１には、高級１１旨肪酸、高級脂肪酸エステル
、シ１ノコンオイル系または弗素オイル系潤滑剤がある
。
このようにして得られたノζツクコート用塗料を、磁性
層を設ける反対側の支持体上に塗布する。以下乾燥する
までは、配向処理を除いて磁性層を形成する方法と全く
同様である。
層を設ける反対側の支持体上に塗布する。以下乾燥する
までは、配向処理を除いて磁性層を形成する方法と全く
同様である。
このバックコート層を設ける時期は、（１＋磁性塗布膜
を形成する前、（１１）磁性塗布膜を形成した後、（曲
磁性塗布膜をカレンダ処理した後などが考えられるが、
いずれの時期でも良い。
を形成する前、（１１）磁性塗布膜を形成した後、（曲
磁性塗布膜をカレンダ処理した後などが考えられるが、
いずれの時期でも良い。
以上のようにして磁性面の表面加工処理およびバックコ
ート層を付与した広巾の磁性フィルム（ジャンボロール
）を所定ｌ」に細断するのであるが、その際に片伸びし
ないで「１】精度を出し、かつｒｌ】変動を小さくする
ことが肝要である。
ート層を付与した広巾の磁性フィルム（ジャンボロール
）を所定ｌ」に細断するのであるが、その際に片伸びし
ないで「１】精度を出し、かつｒｌ】変動を小さくする
ことが肝要である。
最後の製品組立工程では、ドロップアウトの原因になる
ような塵埃等の付着物がテープ表面に付かないようにす
ることが重要である。
ような塵埃等の付着物がテープ表面に付かないようにす
ることが重要である。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について具体的に説明する。なお
、実施例に述べている成分比の部は、すべて重量部を示
している。
、実施例に述べている成分比の部は、すべて重量部を示
している。
（実施例１）
磁性塗料およびバックコート用塗料は次のようにして調
製した。
製した。
１、磁性塗料の調製
ｃｏ金含有−Ｆｅ２Ｏ３磁性酸化鉄粉末・・・１００部
（日本ポリウレタン社製Ｎ−３１１３）塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体 ・・・・・・・・５部（ＵＣＣ社
製ＶＡＧＨ） ニトロセルロース樹脂 ・・・・・ ５部（
ダイセル社製Ｒ８１／２） 酸化クロム（Ｃｒ２０３）粉末 、、、 、、、
３ 音Ｂ平均粒子サイズ−〇・３μｍ ミリスチン酸 ・・・・・ ２部レシチ
ン ・・・・・・ ２部メチルエ
チルケトン（ＭＫＫ） ・・・・・・１００部メ
チルイソブチルケトン（ＭＩＢＫ） ・・・・・・
１００部トルエン ・・・・・
・１００部上記組成物をボールミルで４８時間混合分散
した後、ハードナー（コロネートＬ）６部を添加して得
られた混線物を平均孔径３μｍを有するフィルターで濾
過して磁性塗布液を準備した。
（日本ポリウレタン社製Ｎ−３１１３）塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体 ・・・・・・・・５部（ＵＣＣ社
製ＶＡＧＨ） ニトロセルロース樹脂 ・・・・・ ５部（
ダイセル社製Ｒ８１／２） 酸化クロム（Ｃｒ２０３）粉末 、、、 、、、
３ 音Ｂ平均粒子サイズ−〇・３μｍ ミリスチン酸 ・・・・・ ２部レシチ
ン ・・・・・・ ２部メチルエ
チルケトン（ＭＫＫ） ・・・・・・１００部メ
チルイソブチルケトン（ＭＩＢＫ） ・・・・・・
１００部トルエン ・・・・・
・１００部上記組成物をボールミルで４８時間混合分散
した後、ハードナー（コロネートＬ）６部を添加して得
られた混線物を平均孔径３μｍを有するフィルターで濾
過して磁性塗布液を準備した。
２、バックコート用塗料
α−Ｆｅ２０３針状粒子 ・・・・・・１８
部ポリウレタン樹脂 ・・・・・・３０部
（日本ポリウレタン社製Ｎ−２３０４）塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体 ・・・・・・２０部（ａｃｅ社製
ＶＡＧＨ） メチルエチルケトン（ＭＫＫ） ・・・・・・１０
０部メチルイソブチルケトン（ＭＩＢＫ）・・・・・・
１００部トルエン ・・・・・・１
００部上記組成物をボールミルで２４時間混合分散した
後、ハードナー（コロネー）Ｌ）１０部を添加して得ら
れだ混練物を平均孔径３μｍを有するフィルターで濾過
してバックコート用塗料を準備し＼ た。
部ポリウレタン樹脂 ・・・・・・３０部
（日本ポリウレタン社製Ｎ−２３０４）塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体 ・・・・・・２０部（ａｃｅ社製
ＶＡＧＨ） メチルエチルケトン（ＭＫＫ） ・・・・・・１０
０部メチルイソブチルケトン（ＭＩＢＫ）・・・・・・
１００部トルエン ・・・・・・１
００部上記組成物をボールミルで２４時間混合分散した
後、ハードナー（コロネー）Ｌ）１０部を添加して得ら
れだ混練物を平均孔径３μｍを有するフィルターで濾過
してバックコート用塗料を準備し＼ た。
次に、上記磁性塗料を１５μｍ厚のポリエステルフィル
ム上に塗布、配向、乾燥して後、スーパーカレンダロー
ルにより磁性層を表面加工処理し、磁性層６μｍの広巾
のジャンポロニルを得た。このジャンボロールを使って
磁性層と反対側の裏面に上記バックコート用塗料を塗布
、乾燥し、塗膜厚０．８μｍのバックコート層を形成し
た。これを棒インチ＋１】に細断してビデオテープを作
製した。
ム上に塗布、配向、乾燥して後、スーパーカレンダロー
ルにより磁性層を表面加工処理し、磁性層６μｍの広巾
のジャンポロニルを得た。このジャンボロールを使って
磁性層と反対側の裏面に上記バックコート用塗料を塗布
、乾燥し、塗膜厚０．８μｍのバックコート層を形成し
た。これを棒インチ＋１】に細断してビデオテープを作
製した。
（実施例２）
実施例１０バツクコート用塗料において、α−Ｆｅ２０
３粉末の代りに針状のＴ ｉ Ｏ２粉末（平均長さ＝０
６２μｍ 、針状比−７／１ ）を用い、他は実施例１
と全く同様にして磁気テープを作製した。
３粉末の代りに針状のＴ ｉ Ｏ２粉末（平均長さ＝０
６２μｍ 、針状比−７／１ ）を用い、他は実施例１
と全く同様にして磁気テープを作製した。
実施例
実施例１のバックコート用塗料において、α−Ｆｅ２ｏ
３粉末の代りに針状のＳ工Ｃ粉末（平均長さ一〇、５μ
ｍ、針状比−５／１）を用い、他は実姉例１と全く同様
にして磁気テープを作製した・（比較例１） 実姉例１でハックコート層を設けていない磁性層のみを
有する表面加工処理済のジャンボロールを得て、これを
棒インチ幅に細断してビデオテープを作製した。
３粉末の代りに針状のＳ工Ｃ粉末（平均長さ一〇、５μ
ｍ、針状比−５／１）を用い、他は実姉例１と全く同様
にして磁気テープを作製した・（比較例１） 実姉例１でハックコート層を設けていない磁性層のみを
有する表面加工処理済のジャンボロールを得て、これを
棒インチ幅に細断してビデオテープを作製した。
（比較例２）
実施例１のバックコート用塗料において、針状のα−Ｆ
ｅ２０３粉末の代りに粒状のα−Ｆｅ２０３（平均粒径
−０，２μｍ）を用い、他は実施例１と全く同様にして
磁気テープを作製した。
ｅ２０３粉末の代りに粒状のα−Ｆｅ２０３（平均粒径
−０，２μｍ）を用い、他は実施例１と全く同様にして
磁気テープを作製した。
（比較例３）
実施例１のバックコート用塗料において、針状のα−Ｆ
ｅ２０３粉末の代りに粒状のＴｉ０７（平均粒径＝０．
１μｍ）を用い、他は実施例１と全く同様にして磁気テ
ープを作製した。
ｅ２０３粉末の代りに粒状のＴｉ０７（平均粒径＝０．
１μｍ）を用い、他は実施例１と全く同様にして磁気テ
ープを作製した。
以上の各サンプルの磁性層と反対側の裏面の摩擦係数、
劇スクラッチ特性およびテープの巻乱れ状態等の特性を
次表に示す。
劇スクラッチ特性およびテープの巻乱れ状態等の特性を
次表に示す。
（以下余白）
上記表において
（１） 摩擦係数は、直径１２６酊のアルミ合金ドラ
ムにテープ裏面がその半周にわたって接触するようにし
、ドラムに対して入側張力を３５１゜テープ走行速度を
３ 、２ Ｃ１１ｔ／秒に設定した時の出側張力を測定
し、次式から摩擦係数を求めた。
ムにテープ裏面がその半周にわたって接触するようにし
、ドラムに対して入側張力を３５１゜テープ走行速度を
３ 、２ Ｃ１１ｔ／秒に設定した時の出側張力を測定
し、次式から摩擦係数を求めた。
（２１１００パス後の摩擦係数は、ＶＨ８方式ビデオテ
ーテープーダ、ＮＹ−８２００（松下電器産業■製）を
用いて１００回の通常走行させた後のテープ裏面を、（
１）と同様の方法で測定した。
ーテープーダ、ＮＹ−８２００（松下電器産業■製）を
用いて１００回の通常走行させた後のテープ裏面を、（
１）と同様の方法で測定した。
（３）耐スクラッチ特性は、４．７φの鋼球に４０ｐの
荷重−をかけ、２０酊／秒の速度でテープ裏面上を同一
トラックで３０回こすった時の条こんを観察し、傷の程
度により無、極わずか有、わずか有、やや有、有の６段
階にわけて示した。
荷重−をかけ、２０酊／秒の速度でテープ裏面上を同一
トラックで３０回こすった時の条こんを観察し、傷の程
度により無、極わずか有、わずか有、やや有、有の６段
階にわけて示した。
（４）巻乱れは、ビデオテープレコーダで早送り。
巻き戻しをした時の巻姿を目視判定した。
上記表から明らかなように、以上のようにして得られた
磁気テープは、従来品に比べて摩擦係数が低く、走行が
安定で耐久性にも優れている。なお、上記実施例では磁
気テープについて説明したが、本発明は磁気テープのみ
ならず磁気シート等の他の磁気記録媒体に応用できるこ
とはいうまでもない。
磁気テープは、従来品に比べて摩擦係数が低く、走行が
安定で耐久性にも優れている。なお、上記実施例では磁
気テープについて説明したが、本発明は磁気テープのみ
ならず磁気シート等の他の磁気記録媒体に応用できるこ
とはいうまでもない。
発明の効果
以上詳述したように、本発明によれば走行耐久性に優れ
た磁気記録媒体が得られるため、その実用上の価値は犬
なるものがある。
た磁気記録媒体が得られるため、その実用上の価値は犬
なるものがある。
Claims (1)
- 非磁性支持体上の一方の主面上に磁性層を設けるととも
に、前記非磁性支持体の他方の主面上に少くとも針状の
非磁性無機質微粒子を含むバックコート層を設けてなる
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57202779A JPS5992434A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57202779A JPS5992434A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5992434A true JPS5992434A (ja) | 1984-05-28 |
Family
ID=16463043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57202779A Pending JPS5992434A (ja) | 1982-11-17 | 1982-11-17 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5992434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09167333A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-24 | Kao Corp | 磁気記録媒体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5240304A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-29 | Sony Corp | Manufacturing method of magnetic recording medium |
-
1982
- 1982-11-17 JP JP57202779A patent/JPS5992434A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5240304A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-29 | Sony Corp | Manufacturing method of magnetic recording medium |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09167333A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-24 | Kao Corp | 磁気記録媒体 |
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