JPS61243907A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS61243907A JPS61243907A JP8513285A JP8513285A JPS61243907A JP S61243907 A JPS61243907 A JP S61243907A JP 8513285 A JP8513285 A JP 8513285A JP 8513285 A JP8513285 A JP 8513285A JP S61243907 A JPS61243907 A JP S61243907A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- point glass
- gap
- glass part
- high melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
磁気記録再生装置に用いるリング状磁気ヘッドに関する
壽吻。
壽吻。
従来の技術
従来の技術としては、例えば、特開昭58−13362
0号又は特開昭58−224421号に示されるように
、ギャップスペーサを介して左右コアを接着することに
よりリング状磁気ヘッドを製造する時に接着面にガラス
層を設け、その融着により製造したもの、または磁心窓
中に別途接着用のガラスを配置し、そのガラスの溶融接
着により左右コアを接着したもの、もしくはエポキシ樹
脂等による左右コアの接着により所定のギャップスペー
サに相当するギャップ長を得たもの等がある。
0号又は特開昭58−224421号に示されるように
、ギャップスペーサを介して左右コアを接着することに
よりリング状磁気ヘッドを製造する時に接着面にガラス
層を設け、その融着により製造したもの、または磁心窓
中に別途接着用のガラスを配置し、そのガラスの溶融接
着により左右コアを接着したもの、もしくはエポキシ樹
脂等による左右コアの接着により所定のギャップスペー
サに相当するギャップ長を得たもの等がある。
発明が解決しようとする問題点
従来の製造法では、磁気ギャップ形成時に接着面のガラ
スのゆるみのため、適正なギャップ長を得ることが出来
なかったり、接着部分が限られた部分のみのため接着力
に不安定性をもたらしたり、ましてエポキシ等の樹脂接
着によるギャップ形成では、耐候性の点より信頼性の高
い磁気ギャップを得ることが出来なかった。
スのゆるみのため、適正なギャップ長を得ることが出来
なかったり、接着部分が限られた部分のみのため接着力
に不安定性をもたらしたり、ましてエポキシ等の樹脂接
着によるギャップ形成では、耐候性の点より信頼性の高
い磁気ギャップを得ることが出来なかった。
本発明はこのような問題点を解決するので、簡単な構成
で、強度の強い信頼性の高い磁気ギャップを有する磁気
ヘッドを提供することを目的としている。
で、強度の強い信頼性の高い磁気ギャップを有する磁気
ヘッドを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段
本発明は、上記問題点を解決するため、金属磁性体層よ
りなる主磁気コアの両側を、磁気ギャップ部近傍に高融
点ガラス部を有するフェライト・ガラス複合基板でもつ
・て挟持し、その磁気ギャップ近傍の高融点ガラス部内
に低融点ガラス部を設け、その低融点ガラス部で左右コ
アを接合させた構造にしたものである。
りなる主磁気コアの両側を、磁気ギャップ部近傍に高融
点ガラス部を有するフェライト・ガラス複合基板でもつ
・て挟持し、その磁気ギャップ近傍の高融点ガラス部内
に低融点ガラス部を設け、その低融点ガラス部で左右コ
アを接合させた構造にしたものである。
作用
本発明は上記した構成により、磁気ギャップよりの洩れ
磁界は金属磁性体層の特性を呈し、リングヘッドとして
の周回磁路はフェライト磁性体を挟持することにより磁
気抵抗的にも高能率化され、磁気ギャップ接合力は高融
点ガラス中の低融点ガラス部で行なわれるため、金属磁
性体層に基板のゆるみによる悪影響を与えず、しかも低
融点ガラス部と高融点ガラス部を併設することにより、
ガラスが互いに溶は合い、低融点ガラス部のみに限らず
、高融点ガラス部の一部も左右コアの接合に関与し、更
に強固な接合力で高信頼性の磁気ヘッドを得ることがで
きる。
磁界は金属磁性体層の特性を呈し、リングヘッドとして
の周回磁路はフェライト磁性体を挟持することにより磁
気抵抗的にも高能率化され、磁気ギャップ接合力は高融
点ガラス中の低融点ガラス部で行なわれるため、金属磁
性体層に基板のゆるみによる悪影響を与えず、しかも低
融点ガラス部と高融点ガラス部を併設することにより、
ガラスが互いに溶は合い、低融点ガラス部のみに限らず
、高融点ガラス部の一部も左右コアの接合に関与し、更
に強固な接合力で高信頼性の磁気ヘッドを得ることがで
きる。
実施例
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明によるVTR用ヘッドの例を示し、非晶質合
金コア1を、高融点ガラス部3中に低融点ガラス部4を
含むフェライト補助基板2で挟持しており、磁気ギャッ
プ5を境として、左右コアは低融点ガラス部4でもって
接合されている。
図は本発明によるVTR用ヘッドの例を示し、非晶質合
金コア1を、高融点ガラス部3中に低融点ガラス部4を
含むフェライト補助基板2で挟持しており、磁気ギャッ
プ5を境として、左右コアは低融点ガラス部4でもって
接合されている。
順をおってその製造法を説明する。本実施例は通常家庭
用VTRに用いられるビデオヘッドの製造法を例にとつ
いている。第2図(a)に示すように、先ず高融点ガラ
ス部13を両側表面にほぼ対向して有するフェライト補
助基板12を作成する。その基板12の両面にコアとな
る非晶質合金層11をスパッタリングでもって第2図(
b)のように所定のトラック幅相当の厚みだけ形成する
。本実施例ではCo−Nb−Zrを主成分とする非晶質
合金層11を形成した。その上に第2図(c)のように
非晶質合金層を有しないでかつ対向する高融点ガラス部
13のみを有するフェライト補助基板12を前記非晶質
合金層11を挟持する構成で接合した。それを第2図(
d)に示すように高融点ガラス部13を分断する位置で
数個の短冊状に切断し、かつ一方の切断面に巻線溝16
を形成し、左右のコアブロック17.18とした。
用VTRに用いられるビデオヘッドの製造法を例にとつ
いている。第2図(a)に示すように、先ず高融点ガラ
ス部13を両側表面にほぼ対向して有するフェライト補
助基板12を作成する。その基板12の両面にコアとな
る非晶質合金層11をスパッタリングでもって第2図(
b)のように所定のトラック幅相当の厚みだけ形成する
。本実施例ではCo−Nb−Zrを主成分とする非晶質
合金層11を形成した。その上に第2図(c)のように
非晶質合金層を有しないでかつ対向する高融点ガラス部
13のみを有するフェライト補助基板12を前記非晶質
合金層11を挟持する構成で接合した。それを第2図(
d)に示すように高融点ガラス部13を分断する位置で
数個の短冊状に切断し、かつ一方の切断面に巻線溝16
を形成し、左右のコアブロック17.18とした。
次に、第3図に示す如く1巻線溝16を有しない左コア
ブロック17の高融点ガラス部13の非晶質合金層11
を挟む両側に低融点ガラス部14を形成した。
ブロック17の高融点ガラス部13の非晶質合金層11
を挟む両側に低融点ガラス部14を形成した。
実施例では、ダイヤモンド切断器により高融点ガラス部
の一部に溝加工を行い、その溝加工部に低融点ガラスを
溶融充填させた。・その後第4図に示す如く、スペーサ
を介して左右コアブロック17゜18を突き合せて磁気
ギャップ部15を形成し、加熱・加圧して左右コアブロ
ックを接合した。なおこの時の高融点ガラス部13の軟
化点温度は600℃であり、接合用ガラスの低融点ガラ
ス部14の軟化点温度は380℃であった。また非晶質
合金の結晶化温度は560℃であり、ギャップ形成時の
温度は480℃であった。その後接合コアブロックより
個々のヘッドを切り出し、第1図に示すビデオヘッドを
製造した。
の一部に溝加工を行い、その溝加工部に低融点ガラスを
溶融充填させた。・その後第4図に示す如く、スペーサ
を介して左右コアブロック17゜18を突き合せて磁気
ギャップ部15を形成し、加熱・加圧して左右コアブロ
ックを接合した。なおこの時の高融点ガラス部13の軟
化点温度は600℃であり、接合用ガラスの低融点ガラ
ス部14の軟化点温度は380℃であった。また非晶質
合金の結晶化温度は560℃であり、ギャップ形成時の
温度は480℃であった。その後接合コアブロックより
個々のヘッドを切り出し、第1図に示すビデオヘッドを
製造した。
なお、本実施例で、左コアブロックにのみ低融点ガラス
部を設けたが、第5図に示す如く、左コアブロックに限
ることなく、両コアブロック、または互いのコアブロッ
クの一方にのみ低融点ガラス部を設けることも可能であ
る。
部を設けたが、第5図に示す如く、左コアブロックに限
ることなく、両コアブロック、または互いのコアブロッ
クの一方にのみ低融点ガラス部を設けることも可能であ
る。
ギャップ形成時に480℃に加熱した時に、軟化点温度
が380℃の低融ガラスは十分溶融するが、軟化点が6
00℃の高融ガラスそのものは全く溶融しない、しかし
両者を併設することにより、その界面では軟化点が連続
的に変化する部分を有する。
が380℃の低融ガラスは十分溶融するが、軟化点が6
00℃の高融ガラスそのものは全く溶融しない、しかし
両者を併設することにより、その界面では軟化点が連続
的に変化する部分を有する。
そのため接合時には低融点ガラス部のみの接合力ではな
く、それよりも融点の高いガラスの接合力が働いている
。一般に軟化点が380℃程度のガラスは、ガラス的に
も不安定であり1強度も不足である。また非晶質合金を
考えると、その熱的不安定性により結晶化温度よりも5
0℃〜100℃下の温度でしか熱処理が行なえない制約
を有している。このため、接合力を強度の弱い低融点ガ
ラスのみで行なう必要があり、しかも本発明の如く接合
力を増強することが必要である。
く、それよりも融点の高いガラスの接合力が働いている
。一般に軟化点が380℃程度のガラスは、ガラス的に
も不安定であり1強度も不足である。また非晶質合金を
考えると、その熱的不安定性により結晶化温度よりも5
0℃〜100℃下の温度でしか熱処理が行なえない制約
を有している。このため、接合力を強度の弱い低融点ガ
ラスのみで行なう必要があり、しかも本発明の如く接合
力を増強することが必要である。
発明の効果
以上述べたきたように、本発明によると、接合強度の強
い、高信頼性の磁気ギャップを有する磁気ヘッドを提供
することが出来る。
い、高信頼性の磁気ギャップを有する磁気ヘッドを提供
することが出来る。
第1図は本発明によるビデオヘッドの斜視図、第2図(
a)〜(d)、第3図および第4図は本実施例の製造工
程を示す斜視図、第5図(a)〜(c)および(d)は
本実施例以外の構成の例を示す正面図および平面図であ
る。 1・・・非晶質合金コア、11・・・非晶質合金層、2
゜12・・・フェライト補助基板、3.13・・・高融
点ガラス部、4.14・・・低融点ガラス部、5,15
・・・磁気ギャップ、17.18・・・コアブロック 代理人 森 本 義 弘 第1図 2−・−フェライト補助基板 3−−一高融永、ガラズ寥ν 4−°−イtts ’fi1’!、 メ5、i’71f
jシ3−一石島ytN〜・17゜ 第2図 第3図 第5図
a)〜(d)、第3図および第4図は本実施例の製造工
程を示す斜視図、第5図(a)〜(c)および(d)は
本実施例以外の構成の例を示す正面図および平面図であ
る。 1・・・非晶質合金コア、11・・・非晶質合金層、2
゜12・・・フェライト補助基板、3.13・・・高融
点ガラス部、4.14・・・低融点ガラス部、5,15
・・・磁気ギャップ、17.18・・・コアブロック 代理人 森 本 義 弘 第1図 2−・−フェライト補助基板 3−−一高融永、ガラズ寥ν 4−°−イtts ’fi1’!、 メ5、i’71f
jシ3−一石島ytN〜・17゜ 第2図 第3図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属磁性体層よりなる主磁気コアの両側を、磁気ギ
ャップ部近傍に高融点ガラス部を有するフェライト・ガ
ラス複合基板で挟持し、ギャップ近傍の高融点ガラス部
の一部に低融点ガラス部を設け、その低融点ガラス部で
左右コアをギャップスペーサを介し接合した磁気ヘッド
。 2、金属磁性体層が非晶質合金であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド。 3、金属磁性体層が蒸着またはスパッタリングにより形
成された非晶質合金であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8513285A JPS61243907A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8513285A JPS61243907A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243907A true JPS61243907A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13850122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8513285A Pending JPS61243907A (ja) | 1985-04-20 | 1985-04-20 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243907A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130421A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-03 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-04-20 JP JP8513285A patent/JPS61243907A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58130421A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-03 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
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