JPH03127306A - 複合磁気ヘッドとその製造方法 - Google Patents

複合磁気ヘッドとその製造方法

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JPH03127306A
JPH03127306A JP26644989A JP26644989A JPH03127306A JP H03127306 A JPH03127306 A JP H03127306A JP 26644989 A JP26644989 A JP 26644989A JP 26644989 A JP26644989 A JP 26644989A JP H03127306 A JPH03127306 A JP H03127306A
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JP
Japan
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glass
head
core
amorphous
magnetic
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JP26644989A
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English (en)
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Terumasa Sawai
瑛昌 沢井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、VTRの特殊再生ヘッドやフロッピーディス
ク用トンネルイレースヘンド等に使用する2個の磁気ヘ
ッドを一体結合した複合磁気ヘッドとその製造方法に関
するものである。
従来の技術 第5図(A)、 (B)は従来の2個のヘッド28及び
ヘッド29を非磁性体30を介して両側に配し、それら
を接着剤N31で接着し一体化した複合ヘッド32であ
る。
同図(A)は、VTRで使用される特殊再生ヘッドであ
り、同図(B)は、フロンピーディスク等で使用するト
ンネルイレーズ型ヘッドである。いずれもギヤ716部
分が磁性合金33で形成されている。従来、このような
複合ヘッド32は次のような製造方法で造っていた。即
ち、ギャップG及びそのトラック端34に設けたガラス
溜を高融点の非結晶ガラス35で封着して個々のヘッド
28及びヘッド29を造った後、それらのヘッド間に非
&fff’1体30を挟んで前記ガラス溜め35のガラ
スよりも低融点ガラスからなる接着剤層31で封着し一
体化する方法で製造していた:このように構成した従来
の複合磁気ヘッド32は、そのトラック端非結晶ガラス
35と接着剤層31両ガラスはその融点に差をもつもの
でなければ接着剤層31のガラス融着工程の熱処理時に
ガラス溜中のガラス融着部分を緩めることになる。即ち
、接着剤層31ガラスに対してトラック端ガラス35の
融点が低い場合はトランク端ガラス35に緩みが生しギ
ャップ寸法の低下を招いていた。一方、アモルファス合
金を用いたへンドコアは、そのアモルファス合金の結晶
化温度によって、トラック端34に用いるガラスは温度
制限を受けるため、接着剤7331に低融点ガラスを使
用することによって両者間の温度差をつくりギャップが
動かないようにしてそのギャップ精度を得ていた。しか
し、その反面接着剤層31の機械的強度が弱く、欠けや
割れ等が生じヘッドの品質低下と生産性が低下する等の
問題があった。また非磁性体30の両側にコア半体を高
融点ガラスで接着し、接着後にギャップ形成を前記接着
剤層31より低融点ガラスで行ったヘッドはそのギャッ
プ強度が弱い。このXs、ギヤツブ崩れを招きヘッド特
性の劣化と品質の低下が生し、でいた。
特に、ヘッドコアにアモルファス合金を用いた場合は、
アモルファス合金の結晶化温度以上の融点を持つガラス
が使用できない制限を受ける。従って、アモルファス合
金の結晶化温度がおよそ500°C前後であって、その
温度以下でトラック端34と接着剤層31のガラスを温
度差を持って形成し、ギャップGの精度や接着面の機械
的強度を得ることは不可能であった。
発明が解決しようとする課題 少なくとも2個の磁気ヘッドをそれらのトランク端及び
ヘッド間を非結晶ガラスで融着する接着方法の場合、ギ
ャップの緩みや欠は或は接着層部の機械的強度が不足で
あった。
課題を解決するための手段 トランク端の封着ガラスに非結晶ガラスを用いヘッド間
の非磁性体の接着に使用するガラスを結晶化ガラスとす
る。
作用 磁気ヘッドと非磁性体を接着するガラスに非晶質ガラス
を設゛け熱処理によって結晶化させ結晶化ガラスを得る
。結晶化ガラスになると機械的強度が大きく融点が高く
なるので、トランク端ガラスに高融点ガラスを使用でき
る。この為、ギャップや接着ガラスの機械的強度が増し
ギヤ・7ブ崩れや接着の緩みがなく、ギャップ精度を高
めテープ潜動時にテープに損傷を与えず、ヘッド品質と
ヘッドの生産性を高める作用がある。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
実施例1 第1図は、本発明の複合ヘッド12を示すものである。
即ち、ヘッド1とヘッド2はそのコアの一部にアモルフ
ァス合金コア3を用い、それぞれのトランク@4を非結
晶ガラス5で封着し個々のヘッドを構成した後、非磁性
体板10を介し結晶化ガラス7′で融着し複合ヘッド1
2としたものである。第2図(A)〜(E)にこのよう
な本発明による複合ヘッド12の製造方法の一例を示し
説明を行う。同図(A)は、ギャップgがアモルファス
合金コア3で形成され、しかも、そのトラック端4及び
巻線窓8から非結晶ガラス5で封着したヘッドを複数個
連ねたヘッドブロック9を得る。この場合アモルファス
合金コア3はそのアモルファス合金の結晶化温度がおよ
そ500 ’C程度であって、これ以上の温度を加える
とアモルファス合金の結晶化が進みiffff性が劣化
する。従って、使用する封着のための非結晶ガラス5は
コア特性を劣化させず、しかもヘッドブロック9の機械
的強度が高いものを得る必要性を考慮し、出来る限り融
着温度を高<1,500°C程度で融着できる非結晶ガ
ラスを用い封着する。同図CB)は、必要な厚さtの非
磁性体IfilOの)反の両側に非晶質ガラス7をスパ
ッタリング等の方法によって膜付けを行う。
前記スパッタリングは高周波スパッタリング装置により
鉛を主成分とする他シリコンやボロン及び亜鉛等の酸化
物からなる非晶質ガラスの円盤状ターゲフトを用い、ア
ルゴンガス中又はアルゴンと酸素の混合雰囲気中等で行
うことによってガラス膜が形成されるものである。又、
上記非晶質ガラスはおよそ0.l〜5ミクロン程度の膜
付けを行う。
前記非晶質ガラス7はアモルファス合金の結晶化温度よ
りも低い軟化点を有するものを選択する。
ここではその軟化点がおよそ440 ’Cのものを使用
した。同図(C)は、前記の通り構成したへンドブロン
ク9とへンドブロツタ9′の2個を非磁性体板10の非
晶質ガラスのスパッタ膜7に瓜ねそれらの位置合わせを
行った後に熱処理を施し、前記非晶質ガラス7を結晶化
せしめた結晶化ガラス接着層7′により一体結合し複合
ヘッド体11を得る。前記非晶質ガラスのスパッタ膜7
はへッドブロノク9.9′側に構成されてもよい。前記
熱処理はアモルファスコアを結晶化させないよう最高お
よそ480 ’Cで30分の温度で行い非晶質ガラスを
結晶化せしめ融着した。前記結晶化ガラスは微結晶化状
態でそのガラス強度を増すと共に融点がおよそ100度
高くなる。同図(D)は、切断線c−c’で示すように
所定の寸法位置で切断し、同図(E)の複合ヘッド12
を得るものである。
又、前記複名ヘッド12がアモルファス合金コアを用い
た場合について説明したがセンダスト合金等、他の磁性
合金やフェライトコアでは、前記非結晶ガラスや結晶化
ガラスがより高融点のものを使用できる点でより強固な
ガラス結合による複合ヘッドを得ることが可能である。
更に、前記複合ヘッド12はアモルファス合金がギャッ
プ形成面の近傍のみであるが、第3図の如く磁性合金に
よる積層膜13をたとえばチタマグ系酸化物等の非磁性
基板14で挟んだ構造からなるコアを用いた複合ヘッド
12であっても前記ガラスを使用することができるもの
であり、結合するヘッド数はデジタルVTR等に使用で
きるよう2個以上であっても可能である。又、前記へン
ドはフロッピーディスク用としては記録へンドと消去ヘ
ッドからなるトンネル消去型ヘッドの構造であっても構
わない。
実施例2 第4図(A)〜(E)は、本発明の製造方法による他の
実施例である。即ち、同図(A)は非tf!性体ブロン
ク10の両側面にスパッタリングによって非晶質ガラス
粒子層7を付着させた状態を示す。尚スパッタリング条
件やガラス層厚みは前記の実施例1と同しで行った。同
図(B)は、前記非晶質ガラス粒子層7のそれぞれの面
にコア半体17及び別のコア半体18を重ねて熱処理を
行い結晶化させて接着しコア半体結合ブロック25を作
成した状態を示すものである。前記熱処理温度はコア半
体結合ブロック25の外面にアモルファス合金20を形
成しているためそのアモルファス合金の結晶化温度より
も低いおよそ500 ’C前後で処理し、非晶質ガラス
層だけを結晶化させて接着を行った。
前記結晶化ガラスの融点はおよそ100度前後高くなっ
ている。又、コア半体結合ブロック25の両側のアモル
ファス合金部分20にはその両端がi締約にはトランク
端22を形成する切り溝21がその使用状態で定まる間
隔で配列されており、前記切り溝21内には非結晶の低
融点ガラス23が熔着充填されである。前記低融点ガラ
ス23の熔着温度は前記接着部分の結晶化ガラスj!J
7がその融点が600°C程度に高く成っているためア
モルファス合金20を結晶化させない範囲の比較的高い
温度が使用可能であり500°C前後で行った。
又、非磁性体ブロックIOを挟む両側のコア半体17と
コア半体18のアモルファス合金20間の距諦を所定寸
法に揃え平滑研磨を行い、それぞれギャップ形成面24
を有するコア半体結合ブロック25を構成する。同図(
C)は、前記コア半体結合ブロック25に設けた両側の
ギャップ形成面24に前記コア半体結合ブロック25を
形成したコア半体と同様にアモルファス合金コアで構成
しギヤツブ構成面に所定の厚みのガラス材等からなるギ
ャップ材層26を形成した他のコア半体17′とコア半
体18′を配置した様子を示す。次に示す同図(D)は
、コア半体ブロックとそのトラック幅が所定寸法に成る
位置で重ね合わせると共に、前記コア半体17′及びコ
ア半体18′に設けた巻線窓27からガラス熔着し、非
磁性体ブロンク10の両側にヘッド1とへラド2の2個
を合体した複合へンドブロノク11を得るものである。
尚、前記巻線窓27の熔着ガラス及びその熱処理温度条
件は、前記へラドコア半体結合ブロック25作成時と同
一であってもよく、且つ、前記複合へッドブロンク11
は切り満21に設けた低融点ガラス23を再加熱して熔
着することによって得ることもできる。又、前記ギャッ
プ材層26はコア半体結合ブロック25のギヤツブ形成
部24に設けてもよい、同図(E)は、前記複合ヘッド
ブロック11をc−c’で示す切断線で分離して得た複
合へラド12を示す。
発明の詳細 な説明したように本発明によれば、接着を結晶化ガラス
で行うために接着部の機械強度を高めるだけでなく、ギ
ャップの接合にも融点の高いガラスが使用可能となり、
接着部からの欠けや崩れによるヘッド前面の出傷がなく
、しかもギヤ・7プ精度を高めることができる。またヘ
ッドの電磁気特性や品質を高め記録媒体との接触を良好
にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複合磁気ヘッドの正面図、第2図
は同製造工程図、第312Iは積層膜コアにより構成し
た本発明による複合磁気ヘッドの正面図、第4図は同製
造工程図、第5図は従来の複合ヘッドの正面図である。 l・・・・・・ヘラFl、2・・・・・・ヘッド2.3
・・・・・・アモルファス合金コア、4・・・・・・ト
ラック端、5・・・・・・非結晶ガラス、7・・・・・
・非晶質ガラス、7′・・・・・・結晶化ガラス、8・
・・・・・巻線窓、9,9′・・・・・・へンドブロツ
タ、10・・・・・・非磁性体板、11・・・・・・複
合ヘッドブロック、12・・・・・・複合ヘッド、13
・・・・・・積層膜、14・・・・・・非磁性基板、1
7.18・・・・・・コア半体、17’、1B’・・・
・・・コア半体、2o・旧・・アモルファス合金、21
・・・・・・切り溝、22・・・・・・トランク端、2
3・・・・・・低融点ガラス、24・・・・・・ギヤツ
ブ形成面、25・・・・・・コア半体結合ブロック、2
6・・・・・・ギャップ材層、27・・・・・・巻線窓
、28.29・・・・・・単体へラド、30・・・・・
・非磁性体、31・・・・・・接着剤、32・・・・・
・複合ヘッド、33・・・・・・磁性合金、34・・・
・・・トラック端、35・・・・・・非結晶ガラス。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のヘッドチップを少なくとも非磁性体を挟み
    、その両側に接着剤層を介し一体に結合した構造の磁気
    ヘッドであって、前記接着剤層が結晶化ガラスであるこ
    とを特徴とする複合磁気ヘッド。
  2. (2)磁気ヘッドの少なくともギャップをアモルファス
    或はセンダスト等の磁性合金膜で形成したことを特徴と
    する請求項(1)記載の複合磁気ヘッド。
  3. (3)2個の磁気ヘッドを構成するそれぞれのコア半体
    を非磁性体を挟みその両側に配し重ね合わせ熱処理を施
    し、予めその接合面にスパッタリング等により介在した
    接着用非晶質ガラス層を結晶化させて結合する工程と、
    前記非磁性体を挟む両コア半体の外側面をヘッドギャッ
    プ面として仕上げる工程と、予めSiO_2などによっ
    て所定のギャップ構成膜を有するそれぞれの他のコア半
    体を前記工程のギャップ面に重ね合わせ、それぞれのコ
    ア半体とその近傍から非結晶ガラスを熔着し一体結合す
    る事を特徴とする複合磁気ヘッドの製造方法。
JP26644989A 1989-10-13 1989-10-13 複合磁気ヘッドとその製造方法 Pending JPH03127306A (ja)

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