JPS6121942A - 軽量骨材の吸水防止法 - Google Patents
軽量骨材の吸水防止法Info
- Publication number
- JPS6121942A JPS6121942A JP14295084A JP14295084A JPS6121942A JP S6121942 A JPS6121942 A JP S6121942A JP 14295084 A JP14295084 A JP 14295084A JP 14295084 A JP14295084 A JP 14295084A JP S6121942 A JPS6121942 A JP S6121942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water absorption
- aggregate
- water
- lightweight aggregate
- lightweight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はピルトン、メサライト等の人工軽量骨材なら
びにパーライト、シラス等の軽量骨材をコンクリートス
ラリー等のセメント系組成物スラリーに混合した際にス
ラリー中の水分を吸収するのを防止する方法に関する。
びにパーライト、シラス等の軽量骨材をコンクリートス
ラリー等のセメント系組成物スラリーに混合した際にス
ラリー中の水分を吸収するのを防止する方法に関する。
従来技術
ピルトン、メサライト等の人工軽量骨材ならびにパーラ
イト、シラス等の中空ガラス質の軽量骨材をセメント系
組成物スラリー、例えばコンクリートスラリー等番と混
入するとスラリー中の水分を吸水し、スラリー中の水比
が低下して流゛れが悪くなり、ポンプ圧送する場合にパ
イプ 。
イト、シラス等の中空ガラス質の軽量骨材をセメント系
組成物スラリー、例えばコンクリートスラリー等番と混
入するとスラリー中の水分を吸水し、スラリー中の水比
が低下して流゛れが悪くなり、ポンプ圧送する場合にパ
イプ 。
内で閉塞を起し圧送不能になる。このためコンクリート
をポンプ圧送する場合は予め充分に吸水せしめた後、ス
ラリーに混入し混入後の吸水を防止する必要があった。
をポンプ圧送する場合は予め充分に吸水せしめた後、ス
ラリーに混入し混入後の吸水を防止する必要があった。
しかし予め充分に吸水せしめた軽量骨材を混入したコン
クリートは、凍結融解抵抗性が低下するために寒冷地で
は使用することができない欠点があった。
クリートは、凍結融解抵抗性が低下するために寒冷地で
は使用することができない欠点があった。
発明の目的
この発明は上記事情に鑑みなされたものであり、その目
的は、軽量骨材を乾燥状態でセメント系組成物スラリー
に混合し、安定したポンプ圧送を可能とし、寒冷地にお
いても耐凍結融解性を付与できる軽量骨材の吸水防止法
を提案するにある。
的は、軽量骨材を乾燥状態でセメント系組成物スラリー
に混合し、安定したポンプ圧送を可能とし、寒冷地にお
いても耐凍結融解性を付与できる軽量骨材の吸水防止法
を提案するにある。
発明の構成
この発明の要旨は、軽量骨材をセメント系組成物スラリ
ーに混合するに先だち、該軽量骨材を乾燥した後に防水
剤を塗着または防水剤に浸漬してその表面および表殻部
に防水被膜を形成することを特徴とする軽量骨材の吸水
防水法である。
ーに混合するに先だち、該軽量骨材を乾燥した後に防水
剤を塗着または防水剤に浸漬してその表面および表殻部
に防水被膜を形成することを特徴とする軽量骨材の吸水
防水法である。
この吸水防止法で用いる防水剤は骨材の表面ならびに表
殻部に水の浸入を防止できる防水層”膜を形成でき、し
かもその被覆はコンクリート等のセメント系組成物スラ
リーとなじみがよく、骨材と母材とが密着一体化して硬
化物を構成するものでなくてはならない。防水剤として
ゴム類は防水性があり、コンクリート等とのなじみがよ
く好適である。また、比較的親水性がある合成樹脂類、
例えば酢酸ビニル系樹脂、一部鹸化し、た酢酸ビニル樹
脂あるいはマレイン酸等の親水性基を導入したビニル系
樹脂等を用いてもよい。これら防水剤は水エマルジョン
あるいは溶剤溶液となし骨材に塗着または防水剤に浸漬
する。水エマルジョンは溶剤溶液のものに比べ低コスト
であり、大量の骨材に薄く塗着するのに適し、エマルジ
ョンに共存する界面活性剤がセメント系組成物スラリー
とのなじみを改善し、骨材と母材との密着性を向上せし
めるに効果があり好適である。
殻部に水の浸入を防止できる防水層”膜を形成でき、し
かもその被覆はコンクリート等のセメント系組成物スラ
リーとなじみがよく、骨材と母材とが密着一体化して硬
化物を構成するものでなくてはならない。防水剤として
ゴム類は防水性があり、コンクリート等とのなじみがよ
く好適である。また、比較的親水性がある合成樹脂類、
例えば酢酸ビニル系樹脂、一部鹸化し、た酢酸ビニル樹
脂あるいはマレイン酸等の親水性基を導入したビニル系
樹脂等を用いてもよい。これら防水剤は水エマルジョン
あるいは溶剤溶液となし骨材に塗着または防水剤に浸漬
する。水エマルジョンは溶剤溶液のものに比べ低コスト
であり、大量の骨材に薄く塗着するのに適し、エマルジ
ョンに共存する界面活性剤がセメント系組成物スラリー
とのなじみを改善し、骨材と母材との密着性を向上せし
めるに効果があり好適である。
軽量骨材としては、ピルトン、メラサイト等の人工軽量
骨材ならびにシラス、パーライト等のカラス質中空体粒
状物が用いられる。防水剤の塗着こと先だち乾燥を行な
うが必ずしも絶乾状態とする必要はない。骨材製造後の
流通、保管の段階で水濡れ等がなく、特に湿気がなく乾
燥状態と認められるものはその才ま使用しても差支えな
い。防水剤の塗着は浸漬あるいは噴霧塗着等により行な
われ、骨材、の表面に数μ〜数１０μ程度の厚さの防水
被膜を形成するか軽量骨材を防水剤に浸漬し骨材の表殻
部に防水層膜を形成する２方法がある。なお、防水剤と
して水エマルジョンを用いる場合は、比較的高温、短時
間の加熱により、内部への水の浸透を防止し、欠点がな
い被膜を形成するのが好ましい。
骨材ならびにシラス、パーライト等のカラス質中空体粒
状物が用いられる。防水剤の塗着こと先だち乾燥を行な
うが必ずしも絶乾状態とする必要はない。骨材製造後の
流通、保管の段階で水濡れ等がなく、特に湿気がなく乾
燥状態と認められるものはその才ま使用しても差支えな
い。防水剤の塗着は浸漬あるいは噴霧塗着等により行な
われ、骨材、の表面に数μ〜数１０μ程度の厚さの防水
被膜を形成するか軽量骨材を防水剤に浸漬し骨材の表殻
部に防水層膜を形成する２方法がある。なお、防水剤と
して水エマルジョンを用いる場合は、比較的高温、短時
間の加熱により、内部への水の浸透を防止し、欠点がな
い被膜を形成するのが好ましい。
作用・効果
この発明は以上の構成である。この吸水防止法は骨材の
表面に予め防水被膜が形成しであるので、コンクリート
等のセメント系組成物スラリーに混入しても骨材内部に
スラリーの水が浸入せず、水比の低下にするスラリーの
流れ不良が発生しない。従って、線上りコンクリートの
スランプ空気量も、予め充分吸水せしめた軽量骨材を用
いた場合と同等の安定性を有し、しかもパイプ閉塞を起
すことなくポンプ圧送を可能にする。また、骨材は乾燥
しており、内部に水が浸入しないので、凍結融解抵抗性
の低下も起らず、寒冷地での使用に耐え得る。
表面に予め防水被膜が形成しであるので、コンクリート
等のセメント系組成物スラリーに混入しても骨材内部に
スラリーの水が浸入せず、水比の低下にするスラリーの
流れ不良が発生しない。従って、線上りコンクリートの
スランプ空気量も、予め充分吸水せしめた軽量骨材を用
いた場合と同等の安定性を有し、しかもパイプ閉塞を起
すことなくポンプ圧送を可能にする。また、骨材は乾燥
しており、内部に水が浸入しないので、凍結融解抵抗性
の低下も起らず、寒冷地での使用に耐え得る。
防水剤としてコム類、あるいは親水性合成樹脂類を用い
るとコンクリート等の母材と骨材とが強固に固着一体と
なり硬化物の強度が向上し好適である。
るとコンクリート等の母材と骨材とが強固に固着一体と
なり硬化物の強度が向上し好適である。
手続補正書
■、事件の表示
昭和５９年 特 願第１４２９５０号２、発 明の
名称 軽量骨材の吸水防止法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 住友建設株式会社 氏名 ４、代 理 人 電話（５８６） ８７４１ ＠ ５、補正命令の日刊 自発補正 昭和 年 月 日 （発送日）６１、補正
により増加する発明の数 いてもよい。」を「また、比較的親水性がある合成樹脂
類、例えば酢酸ビニル系樹脂、一部数化した酢酸ビニル
樹脂、マレイン酸等の親水性基を導入したビニル系樹脂
、ケイ素を主成分とするシランモノマー、シリコン樹脂
系の 水剤あるいは塩化ビニリデン系樹脂エマルジョン
等もこの目的に用い好適である。」と補正する。
名称 軽量骨材の吸水防止法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 住友建設株式会社 氏名 ４、代 理 人 電話（５８６） ８７４１ ＠ ５、補正命令の日刊 自発補正 昭和 年 月 日 （発送日）６１、補正
により増加する発明の数 いてもよい。」を「また、比較的親水性がある合成樹脂
類、例えば酢酸ビニル系樹脂、一部数化した酢酸ビニル
樹脂、マレイン酸等の親水性基を導入したビニル系樹脂
、ケイ素を主成分とするシランモノマー、シリコン樹脂
系の 水剤あるいは塩化ビニリデン系樹脂エマルジョン
等もこの目的に用い好適である。」と補正する。
手続補正書
昭和６０年９月２６日
昭和５９年 特 許 願第１４２９５０号２、発 明
の名称 軽量骨材の吸水防止法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 氏８ 住友建設株式会社 ５、補正命令の日付 自発補正 −−−−−−月−一一一日−（置部ぐＦｒ６、補正によ
り増加する発明の数 「明細書牙６頁１４行〜１８行：「また、比較的・・・
・・・・・・用いてもよい。」を［また、比較的親水性
がある合成樹脂類く例えば酢酸ビニル果樹を主成分とす
るシランモノマー、シリコン樹脂等の撥水剤、あるいは
アクリル酸エステル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、な
らびにポリオレフィン系樹脂等もこの目的に用い好適で
ある。」水剤の・・・・・・・・・２方法がある。」を
「防水剤の塗着は骨材温度が常温〜１００℃以上の温度
範囲で浸漬あるいは噴霧塗着等により行い、防水被膜の
形成は常温あるいは加熱雰囲気中で骨材表面に数μ〜数
百μの厚さの防水被膜を形成するか、あるいは軽量骨材
を防水剤に浸漬、浸透後骨材の表殻部に浸透防水層膜を
形成する２方法がある。」と補正する。
の名称 軽量骨材の吸水防止法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 氏８ 住友建設株式会社 ５、補正命令の日付 自発補正 −−−−−−月−一一一日−（置部ぐＦｒ６、補正によ
り増加する発明の数 「明細書牙６頁１４行〜１８行：「また、比較的・・・
・・・・・・用いてもよい。」を［また、比較的親水性
がある合成樹脂類く例えば酢酸ビニル果樹を主成分とす
るシランモノマー、シリコン樹脂等の撥水剤、あるいは
アクリル酸エステル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、な
らびにポリオレフィン系樹脂等もこの目的に用い好適で
ある。」水剤の・・・・・・・・・２方法がある。」を
「防水剤の塗着は骨材温度が常温〜１００℃以上の温度
範囲で浸漬あるいは噴霧塗着等により行い、防水被膜の
形成は常温あるいは加熱雰囲気中で骨材表面に数μ〜数
百μの厚さの防水被膜を形成するか、あるいは軽量骨材
を防水剤に浸漬、浸透後骨材の表殻部に浸透防水層膜を
形成する２方法がある。」と補正する。
手続補正書
昭和６０年１０月４ 日
Claims (1)
- （１）軽量骨材をセメント系組成物スラリーに混合する
に先だつて、該軽量骨材を乾燥した後防水剤を塗着して
その表面および表殻部に防水被膜を形成することを特徴
とする軽量骨材の吸水防止法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14295084A JPS6121942A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 軽量骨材の吸水防止法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14295084A JPS6121942A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 軽量骨材の吸水防止法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6121942A true JPS6121942A (ja) | 1986-01-30 |
Family
ID=15327416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14295084A Pending JPS6121942A (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | 軽量骨材の吸水防止法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121942A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62241853A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-22 | ダイヤライト工業株式会社 | 木繊維セメント板の製造方法 |
| JPS63123847A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-27 | 清水建設株式会社 | コンクリ−ト用吸水性骨材及びそれを使用するコンクリ−ト強化施工法 |
| JPH04105986U (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-11 | 株式会社アツギユニシア | 内接型オイルポンプ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244350A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-07 | Masaaki Uchida | Pressure recovering device used for a wave-energy transforming unit |
| JPS58110463A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-01 | 大成道路株式会社 | 複合コンクリ−ト |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP14295084A patent/JPS6121942A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5244350A (en) * | 1975-10-03 | 1977-04-07 | Masaaki Uchida | Pressure recovering device used for a wave-energy transforming unit |
| JPS58110463A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-01 | 大成道路株式会社 | 複合コンクリ−ト |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62241853A (ja) * | 1986-04-10 | 1987-10-22 | ダイヤライト工業株式会社 | 木繊維セメント板の製造方法 |
| JPS63123847A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-27 | 清水建設株式会社 | コンクリ−ト用吸水性骨材及びそれを使用するコンクリ−ト強化施工法 |
| JPH0575709B2 (ja) * | 1986-11-14 | 1993-10-21 | Shimizu Construction Co Ltd | |
| JPH04105986U (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-11 | 株式会社アツギユニシア | 内接型オイルポンプ |
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