JP2580002B2 - 化粧繊維セメント板の製造方法 - Google Patents

化粧繊維セメント板の製造方法

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JP2580002B2 JP63127992A JP12799288A JP2580002B2 JP 2580002 B2 JP2580002 B2 JP 2580002B2 JP 63127992 A JP63127992 A JP 63127992A JP 12799288 A JP12799288 A JP 12799288A JP 2580002 B2 JP2580002 B2 JP 2580002B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、化粧繊維セメント板の製造方法に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、養生硬化後
に塗布形成する化粧層の塗膜密着性、塗膜耐候性を向上
させることのできる、ノンアスベスト配合基板等からな
る化粧繊維セメント板の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、グラスウーム、ファイバー等の繊維によっ
て補強した建築用板として有用な化粧繊維セメント板が
知られている。この化粧繊維セメント板の表面の化粧
は、通常、養生硬化した後の繊維セメント板に有機系の
塗料によって塗膜を形成することにより行われている。
一方、この外装材や屋根材等の建築用板として用いら
れている化粧繊維セメント板については、従来アスベス
ト配合の繊維セメント基板が多用されてきていたが、近
年、アスベストを配合しないノンアスベスト配合への社
会的要請が高まってきている。このため、アスベストの
代替品としてパルプや、ビニロン、アクリル、ポリプロ
ピレン等の樹脂繊維を配合したノンアスベスト配合の化
粧繊維セメント板の開発が進められてきている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このノンアスベスト配合品について
は、養生硬化後に基板表面に塗布する化粧層の基板への
密着性や、その耐候性が低下するという問題があり、依
然としてこの問題は未解決のままになっている。
すなわち、アスベストの代替品としてパルプや有機繊
維を配合する場合には、繊維セメント板は低比重で吸水
率が大きいものとなる。このため、この繊維セメント板
からなる基板の表面に塗料を塗布する場合には、第2図
の塗膜の顕微鏡観察の結果に示したように、従来のアス
ベスト配合の基板(ア)の場合(第2図(a))の塗膜
(イ)の厚さ(t0)に比べて、1/4〜1/2の厚さ(第2図
(b))にしかならない。これはノンアスベスト配合の
基板の場合には、低比重のため塗料が基板に浸み込み、
このため基板に十分な厚さの塗膜が得られないことによ
るものと考えられる。このことは、塗間形成後の化粧繊
維セメント板の塗膜の密着性、耐候性を低下させ、クラ
ックを生じやすい原因になっている。
この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもの
であり、これまでに知られているノンアスベストの配合
の化粧繊維セメント板の欠点を解消し、アスベスト配合
品と同程度以上の塗膜の密着性と耐候性を有し、クラッ
クの発生を防止することのできる新しい化粧繊維セメン
ト板の製造方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の課題を解決するために、基板スラ
リーから上抄き上げた基板シートを湿熱養生するに先立
って、基板シート表面にエポキシ基またはシラン基を有
する樹脂エマルジョンを塗布することを特徴とする化粧
繊維セメント板の製造方法を提供する。
基板シートは、いわゆる湿式抄造法によって得られる
グリーンシートであり、セメント、スラグ、フライアッ
シュ等からなる混和材に、アルミナ、シリカ、炭酸カル
シウム、マグネシアなどの充填材を加え、さらにパルプ
またはビニロン、アクリル、ポリプロピレン等の有機樹
脂繊維を混入して調製した基板スラリーから抄き上げた
ものを使用する。この時、アスベストは繊維混入材とし
ては使用しない。
抄造法としては、その種類に格別の限定はなく、たと
えば長網式抄造法、ハチェック式抄造法などの適宜なも
のを採用することができる。
養生前の基板シート表面に塗布するエポキシ基または
シラン基を有する樹脂エマルジョンとしては、アクリル
を主体とした軟質樹脂の一部にエポキシ基またはシラン
基を付加した樹脂のエマルジョンとすることができる。
たとえば樹脂成分としては、2−エチルヘキシルアク
リレート、ブチルアクリレート等を含むアクリル樹脂
で、アクリル成分の一部にエポキシ基またはシラン基を
付加したものを好適に用いることができる。これらの樹
脂は、アニオン、カチオ、ノニオンの任意のエマルジョ
ンとして使用することができる。
養生硬化に先立ってのこの樹脂エマルジョンの散布
は、5〜50倍程度の水と混和した状態において、基板シ
ート表面に、たとえば、0.002〜0.020g/cm2程度の量で
塗布するようにすればよい。もちろん、この範囲は格別
に限定的なものではなく、基板シートの組成、物性等に
よって適宜に選択することができる。
樹脂エマルジョンは、基布シート表面に適宜な方法に
よって塗布することができる。スプレー塗布でもよい。
以上の樹脂エマルジョンの塗布の終了後に養生硬化
し、次いで塗料を塗布することによって化粧繊維セメン
ト板を製造する。
(作 用) この発明の樹脂エマルジョンを塗布する方法によっ
て、ノンアスベスト配合のグリーンシートにおいてもそ
の基板表面への塗料塗布における塗料の浸み込み防止
と、これにより実質塗膜厚みを確保することができる。
化粧層塗膜の密着性、耐候性の低下を防止し、アスベス
ト配合品と同等以上の特性を実現する。
樹脂エマルジョンの塗布は、基板表面の目止め作用を
実現する。
(実施例) 第1図に示したハチェック式抄造方法によって基板シ
ートを製造した。すなわち、基板スラリー槽(1)にフ
ェルトシート(2)を通して、メーキングロール(3)
上に基板シート(4)を作製した。次いで得られた基板
シート(4)の表面に樹脂エマルジョン(5)をスプレ
ー装置(6)によって塗布し、その後湿熱養生し、さら
に有機塗料を塗布して化粧繊維セメント板を製造した。
この際に、配合繊維としてはアスベストを使用せず、
叩解パルプ(100 CSF:NUKP)4%、およびビニロン
(径1.8デニール、長さ4mm)1%を配合した。
樹脂エマルジョンとして、表1に示した通り、アニオ
ンおよびカチオンの4種の樹脂エマルジョンを塗布し
た。これにアクリルエマルジョン塗料0.01g/cm2を塗布
して化粧繊維セメント板を得た。このセメント板につい
て化粧層塗膜の厚みと耐温水テスト後の塗膜のクラック
巾、さらに耐候性について評価した。
その結果を示したものが表1の実施例1〜4である。
また、比較のために、上記のノンアスベスト繊維配合
であるが、樹脂エマルジョンを塗布しない場合(比較例
1)、さらに、繊維としてアスベスト13%を配合し、樹
脂エマルジョンを塗布しない場合(比較例2)について
も同様に評価を行った。この結果も表1に示した。
表1の結果から明らかなように、ノンアスベスト配合
の基板シートの表面に樹脂エマルジョンを塗布する場合
には、エマルジョンの塗布量が0.008g/cm2において化粧
槽の塗膜の厚みはアスベスト配合の場合(比較例2)と
同等以上であり、塗布のクラックはアスベスト配合の場
合以上に発生しにくくなっている。
樹脂エマルジョンはアニオンの場合よりもカチオンの
ものが特性はさらに良好である。
なお、ノアスベスト配合の場合に樹脂エマルジョンを
塗布しないものは、その特性がかなり劣っている(比較
例1)。
(発明の効果) 以上詳しく説明した通り、この発明の方法により、ノ
ンアスベスト配合の湿式抄造基板シートにおいても、養
生後の化粧槽塗布における塗料の浸み込みを防止し、実
質塗膜厚みを確保することができる。
塗膜の密着性および耐候性をアスベスト配合の場倍と
同等以上に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法の一例を示した工程断面図で
ある。 第2図(a)(b)は、従来のアスベスト配合化粧繊維
セメント板をノンアスベスト配合化粧繊維セメント板と
の各々の塗料塗膜の状態を顕微鏡観察の結果として示し
た断面図である。 1……基板スラリー槽、2……フェルトシート 3……メーキングロール、4……基板シート 5……樹脂エマルジョン、6……スプレー装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板スラリーから抄き上げた基板シートを
    湿熱養生するに先立って、基板シート表面にエポキシ基
    またはシラン基を有する樹脂エマルジョンを塗布するこ
    とを特徴とする化粧繊維セメント板の製造方法。
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JP4871521B2 (ja) * 2005-03-29 2012-02-08 株式会社エーアンドエーマテリアル 無機質板およびその製造方法
JP5244310B2 (ja) * 2006-12-22 2013-07-24 太平洋マテリアル株式会社 ポリマーセメント組成物のドライアウト防止方法

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