JPS61209684A - パチンコ玉の揚送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パチンコ玉と玉磨ペレットとを揚送筒内に導
入して該揚送筒内に挿入した螺旋コイルの回転によりパ
チンコ玉を揚送しながら清浄すると共に、玉磨ペレット
が汚れた場合に清浄部に導いて汚れを除去しながら再び
揚送筒へ供給して循環させるようにしたパチンコ玉の揚
送装置に関するものである。

［従来の技ｔＩＩＩｉ］ 本出願人は、揚送筒の下端に清浄装置を設け、揚送筒の
上端開口に設けた選別装置と清浄装置とを玉磨ペレット
循環パイプにより接続して玉磨ペレットを清浄装置で浄
化しながら再び揚送筒へ供給して循環させることを、特
願昭５９−２１６５５６号によって提案した。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、このようなパチンコ玉の揚送装置にあっては玉
磨ペレットが汚れていない場合でも清浄装置により常時
浄化処理が行なわれるものであるから、玉磨ペレットの
損耗が著しく短期間で交換を余儀なくされて非常に不経
済であった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によるパチンコ玉の揚送装置の特徴は、内部に螺
旋コイルを挿通し、該螺旋コイルの回転により玉磨ペレ
ツＩ−とパチンコ玉を撹拌混合しながら揚送する揚送筒
の上端開口にパチンコ玉と玉磨ペレットの選別部を設け
、揚送筒の下端にはパチンコ玉と玉磨ペレットの供給部
を有した横送り筒を゛連設すると共に横送り筒の外端に
玉磨ペレットの清浄部を連設し、前記選別部と供給部と
を玉磨ペレツ１〜４Ｆｉ環パイプで接続すると共に、該
循環パイプに分岐パイプを設けて清浄部に接続した構成
とする。尚、ここでいう玉磨ペレツ］〜とは例えば合成
樹脂粒状物である。

［作用］ パチンコ玉と玉磨ペレットは供給部から揚送筒内へ供給
され、螺旋コイルの回転によって撹拌混合しながらパチ
ンコ玉を研磨する。玉磨ペレツ１〜は選別部でパチンコ
玉と選別されて玉磨ペレツ１〜楯環パイプによって再び
供給部から揚送筒へ供給される。一方、玉磨ペレツ１へ
が汚れた場合には該玉磨ペレットを分岐パイプによって
清浄部へ導き、清浄部で浄化処理しながら再び揚送筒内
へ供給する。

［実施例］ 以下、図示の実施例について本発明を説明する。

図において、１は基台、２はその基台１の上面に垂直に
設置された揚送筒であって、内部には全長に亘って螺旋
コイル３が挿入されている。螺旋コイル３は線材を螺旋
状に捻って形成され、上端部が揚送筒２の頂部に設置さ
れたモータ４の出力軸５に接続されている。６は揚送筒
２の上端側部を開口して形成した排出口であって、この
排出口６にはパチンコ玉Ｂと玉磨ペレットＰの選別部７
を設けている。８は基台１上に設置した箱体９の内部に
定置され、一端を揚送筒２の下端に連着した横送り筒で
あって、これの外端には玉磨ペレットＰの清浄部１０が
配設される。１１は横送り筒８と連通状に箱体９の外側
に形成したパチンコ玉Ｂの供給部、１２は玉磨ペレット
Ｐの供給部である。

前記清浄部１０は第２図ないし第４図に示すように、箱
体９の外側に取付けたモータ１３と、該モータ１３のモ
ータ軸に固定した回転部材１４と、該回転部材１４を収
納した円筒体１５より成る。回転部材１４はモータ軸と
の連結部近くの前端にスクリュウ部１４ａを有し、中間
位置に削り刃１４ｂを備え、さらにその後端に横送り筒
８の内部へ延長する螺旋コイル１４ｃを取付けて一体状
に構成される。

円筒体１５は外周面に多数の斜状の刃溝１６を穿設した
中空の網状筒として形成し、かつ上半体１５ａと下半体
１５ｂとに二分割して形成され、各々のフランジ部１７
．１７をポル１−１８により締着して一体構造としてい
る。そして、円筒体１５はその前および後を箱体９の内
部に固設した半円状の支持ブラケット１９．１．９Ｊ二
に載置し、さらに箱体９の蓋２０の内面に突設した押え
板２１．２１下端の半円状切欠２２゜２２により上半体
１５ａの外周面をしっかりと押圧して横送り筒８と連通
状にその位置に固定される。

また、円筒体１５は回転部材１４のスクリュウ部１４ａ
に対応する外周位置に開口部２３を有する。

前記箱体９は横送り筒８と円筒体１５の連通個所におい
て仕切壁２４により区画して円筒体１５の上部と下部に
それぞれ空室２５および２６を備えさせ、その下部空室
２６には箱体９の壁面に設けた開口より箱状引出２７を
抜挿自在に挿入している。また、上部空室２５の上面開
口を閉塞する箱体９の蓋２０には汚れた玉磨ペレットＰ
′の取入口２８と上部空室２５に連通する集じん口２９
を設け、取入口２８を円筒体１５の開口部２３に臨ませ
ると共に集じん口２９には吸込パイプ３６を取付けて集
じん器３７に接続させる。

前記選別部７はパチンコ玉Ｂと玉磨ペレットＰとを分離
するため、パチンコ玉Ｂの径より小さい隙間の簀の子３
０と、該簀の子３０から落下した玉磨ペレットＰを受け
るホッパ３１を設けて構成される。

前記ホッパ３１の底部には玉磨ペレット循環パイプ３２
を接続し、この循環パイプ３２の下端は玉磨ペレットＰ
の供給部１２に接続する。また、循環パイプ３２の途中
に分岐パイプ３３の一端を接続し、この分岐パイプ３３
の他端を汚れた玉磨ペレットＰ′の取入口２８に接続す
る。前記供給部１２および取入口２８には各々開閉シャ
ッター３４および３５を設け、その開閉シャッター３４
．３５を人手或いは自動的に開閉操作して玉磨ペレット
を供給部１２又は取入口２８に供給する。尚、３９は新
しい玉磨ペレットの供給口、４０は玉磨ペレツ１−の抜
取口である。

」〕記構成からなる本発明のパチンコ玉の揚送装置は、
常時は取入口２８の開閉シャッター３５を閉じると共に
、供給部１２の開閉シャッター３４を開放する。そして
、汚れたパチンコ玉Ｂは樋部材撃合して供給部１１から
横送り筒８に導入し、新しい玉磨ペレツＩ−Ｐは供給口
３９から横送り筒８に充填供給する。しかして、モータ
１３の駆動で回転部材１４が回転するとき、パチンコ玉
Ｂと玉磨ペレツＩ−Ｐはその螺旋コイル１４ｃによって
混合されつつ揚送筒２内へ移送される。揚送筒２内へ移
送されたパチンコ玉Ｂと玉磨ペレットＰは別のモータ４
の駆動により回転される螺旋コイル３によってさらに撹
拌混合されながら除々にその量を増加し排出口６に向っ
て上昇を続ける。パチンコ玉Ｂと玉磨ペレツＩへＰが螺
旋コイル３で撹拌混合されるとき、互いの接触摩擦によ
ってパチンコ玉Ｂの汚れが玉磨ペレットＰに付着し、或
いは除去されて玉磨きが充分に行われる。揚送筒２の上
方に達したパチンコ玉は玉磨ペレットＰと一諸に排出口
６から選別部７の賛の子３０上に送り出されて補給樋３
８を介して各パチンコ機に供給され、玉磨ペレットＰは
簀の子３０の隙間からホッパ３１に落下して再び循環パ
イプ３２により供給部１２から横送り筒８へ供給される
。

このように本発明によれば、玉磨ペレットＰを循環パイ
プ３２により循環流動させてパチンコ玉Ｂを揚送しなが
ら浄化するのであるが、玉磨ペレットＰの表面が汚れて
浄化作用が弱くなった場合には供給部１２の開閉シャッ
ター３４を閉じると共に、取入口２８の開閉シャッター
３５を開放して分岐パイプ３３により循環パイプ３２と
清浄部ＩＯとを連通させる。

したがって、選別部７で選別された汚れた玉磨ペレット
Ｐ′は循環パイプ３２から分岐パイプ３３を通って清浄
部１０の円筒体１５内へ導かれる。円筒体１５内へ導か
れた汚れた玉磨ペレットＰ′は回転部材１４のスクリュ
ウ部］、’ｌａにより横送り筒８に向って移動する。そ
して、玉磨ペレットＰ′が円筒体　　　　“１５の外周
面の刃溝１６と回転部材１４の削り刃１４ｂにより引掛
けられるとき、その表面に付着した汚れが除去される。

すなわち、汚れた玉磨ペレッｌ−Ｐは多数の刃溝１６と
削り刃］、４ｂにより、移動する途中で向きを変えつつ
その汚れが完全に除去されて横送り筒８の内部に達し、
最後に螺旋コイル］、４ｃによりパチンコ玉Ｂに混入し
て揚送筒２に積極的に移送されることになる。　　゛ 一方、玉磨ペレットＰ′から除去された付着物は刃溝１
６から円筒体１５の外部へ落下して箱状引出２７に集め
られ、また微細な削り紛は集じん器３７の吸引作用によ
り吸込みパイプ３６を経て該集しん器３７に集められる
。これによって、除去された付着物を完全に玉磨ペレッ
トＰと分離して排除することができる。そして、玉磨ペ
レツ１〜がきれいになったら取入口２８の開閉シャッタ
ー３５を閉じ、供給部１２の開閉シャッター３４を開放
して再び循環パイプ３２により供給部１２から横送り筒
８へ循環供給するのである。

［発明の効果］ 以」一実施例について説明したように本発明によれば、
常時は玉磨ペレットを循環パイプを介して直接に揚送筒
へ循環供給し、玉磨ペレットが汚れた場合にはその循環
系路を変更して分岐パイプにより清浄部へ導き、汚れを
除去しながら再び揚送筒へ循環供給するようにしたもの
であるから、揚送筒内へ常にきれいな玉磨ペレットが循
環供給されるためにパチンコ玉の清浄効果を著しく向上
させる。

そして、玉磨ペレットは汚れた場合だけ清浄部で浄化す
るようにしたものであるから、該玉磨ペレットを損耗さ
せることもなく長期間に亘って繰り返えし使用できて非
常に経済的であり、パチンコ玉の揚送装置として画期的
なものになる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は装置全
体を断面にして示す正面図、第２図は要部の外観斜視図
、第３図は清浄部を分解して示す斜視図、第４図は要部
の拡大断面図である。 ２・・・・揚送筒、３・・・・螺旋コイル、７・・・・
選別部、８・・・・横送り筒、１０・・・・清浄部、１
１・・・・パチンコ玉の供給部、１２・・・・玉磨ペレ
ツＩ〜の供給部、２８・・・・玉磨ペレットの取入口、
３２・・・・玉磨ペレット循環パイプ、３３・・・・分
岐パイプ、Ｂ・・・・パチンコ玉、Ｐ・・・・玉磨ペレ
ット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部に螺旋コイルを挿通し、該螺旋コイルの回転により
   玉磨ペレットとパチンコ玉を撹拌混合しながら揚送する
   揚送筒の上端開口にパチンコ玉と玉磨ペレットの撰別部
   を設け、揚送筒の下端にはパチンコ玉と玉磨ペレットの
   供給部を有した横送り筒を連設すると共に該横送り筒の
   外端に玉磨ペレットの清浄部を連設し、前記撰別部と玉
   磨ペレットの供給部とを玉磨ペレット循環パイプで接続
   すると共に、該循環パイプの途中に分岐パイプの一端を
   接続し、その他端を清浄部の玉磨ペレット取入口に接続
   させてなるパチンコ玉の揚送装置。