JP4565848B2 - パチンコ球の揚送研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパチンコ球などを磨きながら揚送する遊戯媒体の揚送研磨装置に関する。
従来、パチンコ球と研磨ペレットとを混合して攪拌しながら揚送することにより、パチンコ球を研磨する揚送研磨装置がある。
例えば、特開平7−136337号公報に開示された揚送研磨装置では、内部に第1の螺旋体を挿通しパチンコ球と研磨ペレットとを螺旋体の回転により攪拌混合してパチンコ球を磨きながら揚送する揚送筒と、揚送筒の上端開口部に設けられパチンコ球と研磨ペレットを選別する選別装置と、選別された研磨ペレットを揚送筒の下端側へ戻す循環筒とを備えている。
循環筒の途中には研磨ペレットの清浄部を設けてある。清浄部は研磨ペレットよりも細い網目の網で形成された網状筒とその網状筒の内部に配置した羽根車と網状筒の外周を密閉状に囲む集塵筒とからなり、羽根車の表面には顆粒状の研磨材を被着してあって、羽根車に当たる研磨ペレットの汚れをこすり落とすようになっている。
揚送筒および循環筒の下端はそれぞれ横送り筒に接続している。横送り筒にはその上部にパチンコ台列から還流されるパチンコ球を受け入れる供給口が設けられるとともに、第2の螺旋体を内蔵し、供給口から供給されるパチンコ球と循環筒から還流される研磨ペレットを第2の螺旋体で混合しながら揚送筒の下端開口へ送る。
第1の螺旋体は第1のモータで駆動され、第2の螺旋体は第2のモータで駆動される。
選別装置の底部には循環筒とは別に吸引パイプが接続され、吸引パイプの下端は集塵装置に接続されている。また、清浄部の集塵筒も吸引パイプの途中に接続されている。これにより、選別装置で研磨ペレットがパチンコ球から選別される際に研磨ペレットから分離した微細な汚れ屑や清浄部で落とされた汚れ屑が吸引パイプを通じて集塵装置へ吸引される。
特開平7−136337号公報
しかしながら、上記従来の揚送研磨装置の清浄部では、吸引パイプを介して吸引されるといえ、わずかに循環筒を落下する際に研磨材を被着した羽根車に衝突したペレットの汚れが落とされるだけで、ペレットの汚れ除去について満足できるものではなかった。
ペレットの汚れ除去はペレットが確実に多く集まる部位で効率よく行うのが望ましく、この観点からは揚送筒下部のいわゆる球貯留部に清浄部を組み込むことが考えられるが、パチンコ球の供給口はパチンコ台列につながった傾斜樋に接続しており、所定の傾斜角度を確保してパチンコ球を滑らかに還流するためには供給口の位置は可能な限り低いほうが望ましい。
ところが、特開平7−136337号のものでは、揚送筒の下端開口へパチンコ球と研磨ペレットを供給するために横送り筒を備えており、横送り筒は第2の螺旋体を内蔵するため大きな断面積を必要とする。すなわち、供給口の下にすでに大断面積の横送り筒があるため、供給口はそれ以上低くできない。したがって横送り筒に加えてさらに清浄部を球貯留部に形成しようとしても、供給口の高さを増大せざるを得ないから実際上困難であった。
このため、頻繁にペレットを取り出して、外部で洗浄作業を行わなければならなかった。
おなじく、上記揚送研磨装置では、揚送筒のほかに、大きな構造体として第2の螺旋体を第2のモータで駆動する横送り筒を必要とするので、大型化とコストの増大を招く。
さらに、揚送筒と循環筒のほかに、吸引パイプも必要として配管スペースを確保しなければならない。
したがって本発明は、上記の問題点を解決するため、簡単で小型の構成で、効率よく遊戯媒体が研磨され、かつ汚れ屑の効率的な集塵が可能な遊戯媒体の揚送研磨装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は、遊戯媒体と研磨材との混合物を貯留する貯留部と、該貯留部から立ち上がる揚送筒と、該揚送筒内に配置されて回転駆動される螺旋体とを有して、該螺旋体の回転により揚送筒内を揚送される間に遊戯媒体が研磨される揚送研磨装置において、貯留部のベースが、研磨材のサイズよりも小さい径の多数の研磨孔を備えるとともに、該研磨孔の裏面側に吸引路を備えて、該吸引路を集塵機に接続してあるものとした。
貯留部に外部から供給あるいは還流された遊戯媒体と研磨材が、貯留部内で揚送筒へ運ばれる間に、遊戯媒体は研磨材により研磨されるとともに、研磨材はベースの多数の研磨孔のエッジに擦りつけられて汚れが落とされ、その汚れ屑は集塵機からの負圧により研磨孔から吸引路へ吸引されるから、遊戯媒体を研磨して汚れた研磨材も効率よく清浄化される。
以下、本発明をパチンコ球の揚送研磨装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態の全体構造を示す概念図である。
球貯留部10が基本形状を円筒形とする側壁11と底部のベース15とからなり、球貯留部の側壁11に、不図示のパチンコ台列につながった傾斜樋を接続するための樋連結部12が設けられ、パチンコ球の供給口13となっている。この供給口13から研磨材としてのペレットの補給も行われる。
球貯留部10内からは揚送筒30が、パチンコ台列からなる島の上部まで垂直に延びている。揚送筒30内には、上端寄りの途中に分離ブロック40を備える螺旋体35が配置され、揚送筒30の上端に設置されたモータ39により螺旋体35が揚送筒内で回転駆動されて、ペレットと混合状態のパチンコ球を揚送する。
球貯留部10内にはベース15に回転可能に支持された回転ブロック25が設けられ、螺旋体35の下端が回転ブロック25に連結されている。
球貯留部10内には、所定の間隙で揚送筒30を囲むペレットガイド筒50が設けられている。ペレットガイド筒50の下端は、揚送筒30の下端よりも下方に延び、上端は球貯留部10の側壁11の上端よりも上方に突出している。
揚送筒30の分離ブロック40に対応する部位には第1ペレット分離部B1が形成されている。さらに、分離ブロック40対応部位より上方の揚送筒30の上端部に形成された排出口62に接続されて、第2ペレット分離部B2が設けられている。第1ペレット分離部B1および第2ペレット分離部B2でパチンコ球から分離されたペレットは、ペレット循環パイプ53を経てペレットガイド筒50の内側へ還流される。
球貯留部10のベース15は回転ブロック25を囲んで多数の研磨孔22を備えるとともに、該研磨孔22からペレットの汚れ屑を集塵機55に吸引するようになっている。
螺旋体35と一体に回転する回転ブロック25は、ガイドロッド29を備えている。ガイドロッド29は、ベース15から所定の高さで、径方向外側へかつ回転進行方向へ水平に湾曲して延びている。
供給口13からのパチンコ球およびペレット循環パイプ53からペレットガイド筒50に還流されたペレットは、ガイドロッド29によって中心部へ付勢され移動される間に、ベース15の多数の研磨孔22のエッジにより汚れ屑を掻き落とされて、螺旋体35へ案内される。また、揚送筒30上部の第1ペレット分離部B1および第2ペレット分離部B2でパチンコ球から分離される際に発生する汚れ屑も、ペレットガイド筒50を経てベース15の研磨孔から集塵機55で吸引される。
以下、各部の詳細について説明する。
まず、図2は球貯留部周りの一部破断斜視図、図3は球貯留部周りの上面図、図4は球貯留部の側壁とペレットガイド筒とを取り除いてベース回りの構成を示す斜視図である。
なお、図3には螺旋体35を省略してある。
とくに図2に示すように、球貯留部10の側壁11の中間高さ位置に樋連結部12が設けられ、側壁11は当該位置から上半部が切り欠かれてパチンコ球の供給口13となっている。
ベース15は、ベース本体16の中央部に立ち上がった軸受け部17を有し、回転ブロック25の下端を支持するベアリング18を保持している。ベース本体16の軸受け部17を囲む外側にはリング溝19が形成され、さらにその外側にリング状の吸引溝20が形成されている。吸引溝20をカバーして円盤状の研磨板21が設けられ、研磨板21の上面とその周囲のベース本体16の上面とは面一となっている。
研磨板21には、吸引溝20に対応して、多数の研磨孔22が設けられ、吸引溝20と上部空間とが連通している。ペレットのサイズを直径3〜4mmとするとき、研磨孔22の孔径は1.2〜1.5mmが好ましい。
ベース本体16の外周面に接続させて、球貯留部10を形成する側壁11が立ち上がっている。
ベース本体16の裏面側には吸引溝20から径方向へ延びる連通路23が設けられ、吸引溝20を側壁11の外部に形成された集塵機接続室24に連通させている。集塵機接続室24に集塵機55(図1参照)が接続される。集塵機55は常時駆動される。
回転ブロック25は、キャップ状の台座26と、中間部にフランジ27を備える軸部28とからなり、軸部の下部を台座26の中心穴に差し込んでフランジ27を台座26の頂面に当接させて、軸部28を台座26に固定してある。台座26の側面26aは円錐形状で、3本のガイドロッド29が側面から等間隔に水平面上径方向に対して斜めに取り付けられている。
ガイドロッド29は直径8〜10mm円形断面で、それぞれ先端が回転進行方向へ向くよう湾曲している。とくに図4に示されるように、ガイドロッド29の先端はペレットガイド筒50より若干大きい径上で円周方向に向いている。軸部28の上半部に螺旋体35の下端部が巻きつけられて、回転ブロック25は螺旋体35と一体に回転する。
ガイドロッド29の高さは、異物を噛み込んで回転ブロック25の回転が止まることがないように、ベース本体16の上面からパチンコ球1個分の径よりも高い位置を回転通過するように設定されている。
ペレットガイド筒50の下端は軸部28のフランジ27の位置とほぼ対応する高さに設定され、樋連結部12よりも低い。またペレットガイド筒50の上端は球貯留部10の側壁11の上端よりも高い位置となっている。
揚送筒30の下端はペレットガイド筒50の下端よりも高く、樋連結部12と同程度の高さとなっている。揚送筒30とペレットガイド筒50の間、およびペレットガイド筒50と球貯留部の側壁11の間にはそれぞれスペーサ8、9が設けられて、側壁11に対するペレットガイド筒50および揚送筒30の支持部材を兼ねている。
ペレットガイド筒50の上部には、ペレット循環パイプ53と接続するパイプ接続部51が設けられている。
供給口13の樋連結部12から球貯留部10内に供給されたパチンコ球と、パイプ接続部51からペレットガイド筒50に還流されたペレットとは、回転ブロック25の回転に伴いそのガイドロッド29により混合されるとともに、積極的にベース15上を転がされる。この結果、とくにペレットは研磨板21の多数の研磨孔22のエッジに擦りつけられて研磨され、その汚れ屑は集塵機55からの負圧により研磨板21裏側の吸引溝20に吸引され、連通路23、集塵機接続室24を経て集塵機55へ集塵される。
なお、ガイドロッド29は円形断面であるから、パチンコ球およびペレットが堆積して球貯留部10の底部におけるパチンコ球にかかる圧力が大きくなった場合にも、滑らかに回転しやすい。
一方、混合されたパチンコ球とペレットはガイドロッド29により回転ブロック25の中心方向へ導かれ、これにより台座26の傾斜した側面26aも相俟って揚送筒30へ付勢されて、回転する螺旋体35によって揚送筒30内を上方へ運ばれる。
つぎに、図5は揚送筒上部の第1ペレット分離部および第2ペレット分離部まわりの詳細を示す一部破断斜視図である。
螺旋体35は途中の一部が切断され、分離ブロック40が介挿されている。分離ブロック40は断面台形の突条リングを軸方向に複数個、ここでは4個並べた形状を有し、この連続した台形山部41の両端に螺旋体35が巻きつけられる連結軸42、42’を備えている。
分割された上側の螺旋体の上端はエンド部材37に巻きつけて結合されている。エンド部材37は、端板46の上部に設置されたモータ39の出力軸に連結され、モータ39の駆動により螺旋体35および分離ブロック40が一体に回転する。
揚送筒30は、単純形状の下部円筒31と、分離ブロック40に対応する部分から上部の籠構造部33とからなっている。籠構造部33は円周方向に複数本の細ロッド34を並べて構成され、隣接する細ロッド34間の間隙はパチンコ球の径より小さく、ペレットの径よりも大きく設定されている。したがってパチンコ球の通過を許さず、ペレットの通過は許すものとなっている。
また、細ロッド34を並べた円周の径は、分離ブロック40の台形山部41と細ロッド34間の間隙をパチンコ球が乗り越えながら上方へ移動可能の値に設定されている。
下部円筒31は上端にフランジ32を備えている。籠構造部33の細ロッド34の上端、下端には雌ネジが形成されており、下端をフランジ32に当接されて、当該フランジを貫通するネジによりフランジに結合されている。また細ロッド34の上端は端板46に当接されて、同様にネジにより端板46に結合されている。
これらの分離ブロック40と籠構造部33とで第1ペレット分離部B1が形成されている。
籠構造部33を囲んで、端板46を天井とする上部室45が設けられている。上部室45の底壁47は下部円筒31のフランジ32の下方に位置し、ペレット循環パイプ53と接続するパイプ接続部48(図1参照)が設けられている。
籠構造部33における細ロッド34の隣接する一部複数本は、端板46より下方で、かつ分離ブロック40よりも高い位置で切断され、上部室45内で排出口62を形成している。切断された細ロッド34の上端部はブラケット49に固定されている。
第2ペレット分離部B2は、傾斜させた簀の子60の上端をブラケット49に支持させ、簀の子60の下端を上部室45の壁面に形成された開口64の下縁へ延ばして形成されている。
簀の子60は隙間がパチンコ球の径より小さく、ペレットの径より大きく設定されている。
上記構成により、揚送筒30内のパチンコ球とペレットは、下部円筒31を螺旋体35により運ばれる間混合状態で互いに揉みあい擦れる。これにより、パチンコ球が研磨される。
パチンコ球とペレットは下部円筒31から籠構造部33に入ると、第1ペレット分離部B1において、分離ブロック40の台形山部41を乗り越えながら分離ブロック40と細ロッド34間の間隙を押し上げられる。台形山部41を乗り越える際にはパチンコ球とペレットのとくに大きなかき混ぜ現象が生じるので、ここでも効率よくパチンコ球の研磨が促進されるとともに、ペレットの一部はペレットの径よりも大きい細ロッド34間の間隙から分離ブロック40の台形山部41によって押し出されて上部室45内にこぼれて分離される。
分離ブロック40部分を通過した後も、螺旋体35により運ばれる間パチンコ球の研磨が継続する。
パチンコ球とペレットは、上昇して排出口62に達すると、第2ペレット分離部B2の傾斜した簀の子60上へ流れる。排出口62から排出されて簀の子60上を移動する間にべレットが隙間から落下し、パチンコ球だけが開口64からパチンコ台列への補給樋へ供給される。
実施の形態は以上のように構成され、パチンコ球とペレットとの混合物を貯留する球貯留部10と、球貯留部から立ち上がる揚送筒30と、揚送筒内に配置されて回転駆動される螺旋体35とを有して、螺旋体35の回転により揚送筒30内を揚送される間にパチンコ球が研磨されるパチンコ球の揚送研磨装置において、球貯留部のベース15が、ペレットのサイズよりも小さい径の多数の研磨孔22を備えるとともに、該研磨孔22の裏面側に吸引溝20を備えて、該吸引溝を集塵機55に接続してある。
これにより、パチンコ球とペレットが、球貯留部10内で揚送筒30へ運ばれる間に、パチンコ球はペレットにより研磨されるとともに、ペレットはベース15の多数の研磨孔22のエッジに擦りつけられて汚れが落とされ、その汚れ屑は集塵機55からの負圧により研磨孔22から吸引溝20へ吸引されるから、パチンコ球を研磨して汚れたペレットも効率よく清浄化され、またベース15上に汚れ屑や塵埃が蓄積することがない。したがって、従来定期的に取り出して行っていたペレットの洗浄作業を軽減することができる。
そして、吸引溝20は浅くて済むから、球貯留部10の高さを低くすることができ、したがって、供給口13の高さも低くなるから、供給口に接続されてパチンコ台列からのパチンコ球を還流する傾斜樋の傾斜を望ましい角度に設定することが可能となる。
また、螺旋体35の下端に回転ブロック25を連結してベース15に回転可能に支持させ、回転ブロック25の側面からはガイドロッド29を張り出させているので、回転するガイドロッド29によりパチンコ球とペレットと掻き混ぜられるとともに、研磨孔22を備えるベース15上を積極的に転がされ、ペレットの清浄化がとくに促進される。
さらに、回転ブロック25のガイドロッド29を張り出させた側面は円錐形状をなし、ガイドロッド29はその先端を回転ブロック25の回転進行方向に向けて曲がっているので、混合されたパチンコ球とペレットは、ガイドロッド29により回転ブロック25の中心方向へ導かれ、効率よく揚送筒30へ案内される。
同じく、パチンコ球とペレットはガイドロッド29によって導かれ、揚送筒30へ寄せられるので、これによって、球貯留部10の高さ(側壁11の高さ)も低くすることができる。
揚送筒30の上半部途中には第1ペレット分離部B1を設け、これは螺旋体35の途中に設けた軸方向に外径が変化する分離ブロック40と、揚送筒30における分離ブロック40に対応する部分に設けた籠構造部33とで形成してあり、籠構造部33は、パチンコ球のサイズよりも小さくペレットのサイズよりも大きく設定した間隔で細ロッド34を並べて構成したので、揚送筒30内を上昇してきた間にパチンコ球を研磨して汚れたペレットの一部を早期に分離することができる。ペレットは分離ブロック40により押し出されるので、分離能力が高い。
分離したペレットおよび分離の際に生じる汚れ屑は球貯留部10へ還流することにより、上述のように、研磨孔22を備えるベース15で清浄化され、吸引される。
さらに、揚送筒30の上端部に達したパチンコ球とペレットは、第2ペレット分離部B2の簀の子60の上を転がり、ここでもペレットが分離される。分離されたペレットは球貯留部10へ還流される。
上述のとおり、揚送筒30の途中に第1ペレット分離部B1を設けてペレットの一部を早期に分離しているので、第2ペレット分離部の簀の子の長さは短くて済み、したがって第2ペレット分離部の幅方向への突出量が小さく、小型の揚送研磨装置とすることができる。
なお、実施の形態はパチンコ台島に設置されるパチンコ球の揚送研磨装置について説明したが、揚送研磨する対象はパチンコ球に限定されず、本発明はメダルなど種々の遊戯媒体を対象とする揚送研磨装置に適用することができる。
実施の形態では、ベース15が、ベース本体16と、該ベース本体に形成した吸引溝20をカバーする研磨板21とからなるものとしたが、研磨板をベース本体と一体に形成し、吸引溝はベース本体の裏面側から加工形成するものとしてもよい。
また、実施の形態では、集塵機55は常時駆動されるものとしたが、これに限らず、間欠的に作動させてもよい。
本発明の実施の形態の全体構成を示す図である。 球貯留部周りの詳細を示す一部破断斜視図である。 球貯留部周りの上面図である。 球貯留部の側壁とペレットガイド筒とを取り除いてベース回りの構成を示す斜視図である。 揚送筒上部の詳細を示す一部破断斜視図である。
符号の説明
8、9 スペーサ
10 球貯留部
11 側壁
12 樋連結部
13 供給口
15 ベース
16 ベース本体
17 軸受け部
18 ベアリング
19 リング溝
20 吸引溝
21 研磨板
22 研磨孔
23 連通路
24 集塵機接続室
25 回転ブロック
26 台座
26a 側面
27 フランジ
28 軸部
29 ガイドロッド
30 揚送筒
31 下部円筒
32 フランジ
33 籠構造部
34 細ロッド
35 螺旋体
37 エンド部材
39 モータ
40 分離ブロック
41 台形山部
42、42’ 連結軸
45 上部室
46 端板
47 底壁
48 パイプ接続部
49 ブラケット
50 ペレットガイド筒
51 パイプ接続部
53 ペレット循環パイプ
60 簀の子
62 排出口
64 開口
55 集塵機
B1 第1ペレット分離部
B2 第2ペレット分離部

Claims (4)

  1. パチンコ球と研磨材との混合物を貯留する貯留部と、
    該貯留部から立ち上がる揚送筒と、
    該揚送筒内に配置されて回転駆動される螺旋体とを有して、
    該螺旋体の回転により揚送筒内を揚送される間にパチンコ球が研磨される揚送研磨装置において、
    前記貯留部は、
    円筒形の側壁と、円筒側壁底部のベース本体とから構成され、
    該ベース本体には、
    貯留内部となる円盤面に環状溝と、
    ベース本体の裏面側には該環状溝から径方向へ延びる連通路と、
    該環状溝の上面に前記研磨材のサイズよりも小さい径の多数の研磨孔を設けた研磨板と、を備え、
    該連通路に集塵機を接続し、
    研磨材の研磨屑を研磨孔から環状溝を経て連通路へ吸引して集塵機に集塵することを特徴とするパチンコ球の揚送研磨装置
  2. 前記螺旋体の下端に連結されるとともに、前記ベース本体に回転可能に支持された回転ブロックを有し、
    連結された螺旋体下端とベース本体との間に、
    先端を回転ブロックの回転進行方向に向けて湾曲形状のガイドロッドを、該回転ブロックの側面から水平方向に張り出させて設け、
    パチンコ球と研磨材の攪拌と、当該研磨材を前記研磨板に擦過させ研磨剤の清浄化を図ることを特徴とする請求項1記載のパチンコ球の揚送研磨装置
  3. 前記回転ブロックのガイドロッドを張り出させた側面は円錐形状をなし、
    前記ガイドロッドはベース本体上面からパチンコ球1個分の径よりも高い位置に設け、パチンコ球と研磨材が攪拌される際に、噛み込み停止の防止を図ることを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ球の揚送研磨装置
  4. 前記揚送筒の上半部途中に第1の研磨材分離部が設けられ、
    該第1の研磨材分離部は、前記螺旋体の途中に設けられた軸方向に外径が変化する分離ブロックと、前記揚送筒の前記分離ブロックに対応する部分に設けた籠構造部とで形成され、
    該籠構造部は、パチンコ球のサイズよりも小さく研磨材のサイズよりも大きく設定した間隔で細ロッドを並べて構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のパチンコ球の揚送研磨装置
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