JP2548572B2 - パチンコ球の揚送清浄方法 - Google Patents

パチンコ球の揚送清浄方法

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JP2548572B2 JP62168146A JP16814687A JP2548572B2 JP 2548572 B2 JP2548572 B2 JP 2548572B2 JP 62168146 A JP62168146 A JP 62168146A JP 16814687 A JP16814687 A JP 16814687A JP 2548572 B2 JP2548572 B2 JP 2548572B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパチンコ球の揚送清浄方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 本出願人は、パチンコ球と合成樹脂ペレツトを揚送パ
イプ内に導入し、その揚送パイプ内に挿入した螺旋体の
回転によりパチンコ球を揚送しながら研磨すると共に、
パチンコ球と分離した合成樹脂ペレツトを清浄装置に送
つてその表面に付着した汚れを切削により清浄化した
後、揚送パイプに環流させるようにしたパチンコ球の揚
送装置を、特開昭61−209684号公報によつて提案した。
ところで、合成樹脂ペレツトの表面に付着するパチン
コ球の汚れは手垢等のような油脂性のものが多く、その
表面にべつたりと吸着されるので除去は容易ではない。
従つて、これまでこのような合成樹脂ペレツトの汚れを
除去して再使用する場合、洗剤を使用して洗浄するか、
又は上述のように表面を削りとつて浄化する方法以外に
は考えられなかつた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、洗浄するには合成樹脂ペレツトを揚送装置か
ら取出す必要があるため、その作業に手間がかかるし、
大掛かりな設備を必要とする等の欠点があり、また、表
面を削りとる浄化方法の場合は、合成樹脂ペレツトの消
耗が激しく非常に不経済である等の問題点があつた。
本発明は、この点を改善するため脱脂固形浄化剤を使
用した新らしいパチンコ球の揚送清浄方法を提案する。
[問題点を解決するための手段] 本発明のパチンコ球の揚送清浄方法は、パチンコ球に
合成樹脂ペレットと脱脂固形浄化剤を混合して攪拌しな
がら揚送し、その揚送経路において合成樹脂ペレットに
よりパチンコ球の汚れを除去すると共に、合成樹脂ペレ
ットに付着した汚れを脱脂固形浄化剤により除去する。
そして、揚送経路の上方においてパチンコ球と合成樹脂
ペレット及び脱脂固形浄化剤とを分離させ、その分離し
た合成樹脂ペレットと脱脂固形浄化剤とを分離装置に送
つて合成樹脂ペレツトから分離された汚れを外部に排除
した後、再び揚送経路の下方に環流させるのである。
[作用] 本発明によれば、合成樹脂ペレツトと脱脂固形浄化剤
との接触摩擦によつて合成樹脂ペレツトの表面に吸着し
た油脂性の汚れは表面に浮き出して分離される。そし
て、分離された汚れは微小な固まりとなつて合成樹脂ペ
レツトと一緒に移動しながら分離装置に運ばれて外部に
落下排除される。これによつて汚れた合成樹脂ペレツト
を浄化や切削等を全く必要としないで清浄化しつつ再使
用することができる。
[実施例] 以下、本発明を図面により説明する。第1図は、本発
明を実現するためのパチンコ球の揚送装置全体を断面に
して示す正面図である。第1図においては、1は基台、
2はその基台1の上面に垂直に設置された揚送パイプ、
3は揚送パイプ2の下端に連通する横送りパイプであ
る。揚送パイプ2内には第1の螺旋体4が挿入されてい
る。また、揚送パイプ2の上端には第1の螺旋体4を回
転する第1のモータ5が設けられ、その上端近くの開口
部には選別装置6が設けられている。
前記横送りパイプ3内には、第2の螺旋体7が挿入さ
れる。第2の螺旋体7は、横送りパイプ3の端部を塞ぐ
端板8の軸受9に軸支された回転軸10に連結される。回
転軸10には、第2の螺旋体7を回転する第2のモータ11
が連結されている。12は横送りパイプ3内にパチンコ球
Bを導くための供給口、13は供給口12近くに設けられた
合成樹脂ペレツトP及び脱脂固形浄化剤Wの供給口、14
は横送りパイプ3の外側上部に配設された分離装置であ
る。
前記選別装置6は、揚送パイプ2内を揚送されてくる
パチンコ球Bと研磨ペレツトP及び脱脂固形浄化剤Wを
分離するためパチンコ球Bの径より小さい隙間の簀の子
15と、該簀の子15から落下した研磨ペレツトP及び脱脂
固形浄化剤Wを集める受皿16を備える。17は受皿16に落
下した合成樹脂ペレツトP及び脱脂固形浄化剤Wを分離
装置14へ導くための循環パイプである。
前記分離装置14は、第2図に示すように合成樹脂ペレ
ツトP及び脱脂固形浄化剤Wを導入する室18を形成する
箱形のケース体19を備えている。ケース体19は一側壁に
開口20が形成され、その開口20を囲うようにケース体19
に取付けるようにした側部部材21を備えている。側部部
材21は締付ねじ等の固定手段を用いてケース体19に取り
外し自在に取付けてある。ケース体19の室18内には両端
が開口した円筒状のスクリーン22を収めてある。スクリ
ーン22は合成樹脂ペレツトPより小さい多数の網目を有
する金属材料又は合成樹脂材料から成る。分離装置14は
またスクリーン22の円筒状内部に挿入される螺旋コイル
23を収納した円筒状の導入部24を備える。導入部24には
循環パイプ17の終端部分が接続される。螺旋コイル23は
モータ25により回転駆動される。
前記側部部材21は、スクリーン22の出口部に対向する
位置に空間部26が形成され、その空間部26に受圧弁板27
を設けてある。受圧弁板27は合成樹脂ペレツトPの排出
量を調節するべくスプリング28によつて進退自在に支持
されている。側部部材21の空間部26は筒部29によつて供
給口13に連なる。前記ケース体19の室18の底部部分は開
口され、出し入れ自在な箱状引出30によつて閉塞してあ
る。ケース体19はまた後側壁部分に室18と連通する開孔
31が形成され、吸引ホース32を介して収塵装置33に接続
してある。収塵装置33は箱体34の内部に前記モータ25に
より回転するターボフアン35と集塵パツク36とを備え
る。また収塵装置33には網目板37で区画された受皿16の
底部と連通するエアーパイプ38が吸引ホース32を介して
接続してある。
本発明で用いられる脱脂固形浄化剤Wは、例えば有機
工業薬品を含み、パチンコ球Pより小さく、合成樹脂ペ
レツトPより若干大きなワツクス状の固形物として形成
される。そして、上記のようなパチンコ球の揚送装置に
おいて、脱脂固形浄化剤Wを合成樹脂ペレツトPと一緒
に供給口13から横送りパイプ3内に少量投入する。しか
して第2の螺旋体7の回転によつて合成樹脂ペレツトP
と脱脂固形浄化剤Wは、供給口12から横送りパイプ3内
に導入されるとパチンコ球Pと共に揚送パイプ2内へ移
送される。揚送パイプ2内へ移送されたパチンコ球Bと
合成樹脂ペレツトP及び脱脂固形浄化剤Wは第1の螺旋
体4の回転によつて攪拌混合されながら上端開口部に向
つて上昇する。パチンコ球Bと合成樹脂ペレツトP及び
脱脂固形浄化剤Wが第1の螺旋体4で攪拌混合されると
き、互いの接触摩擦によつてパチンコ球Bの汚れが合成
樹脂ペレツトPの表面に付着してパチンコ球Bの研磨が
十分に行われ、また、合成樹脂ペレツトPの表面に吸着
した汚れは脱脂固形浄化剤Wにより除去される。揚送パ
イプ2の上方に達したパチンコ球Bは合成樹脂ペレツト
P及び脱脂固形浄化剤Wと一緒に開口部から選別装置6
の簀の子15上に送り出されて図示しない樋部材を介して
各パチンコ機に供給され、合成樹脂ペレツトP及び脱脂
固形浄化剤Wは簀の子15の隙間から受皿16の網目板37上
に落下して循環パイプ17により分離装置14の導入部24に
導かれる。また合成樹脂ペレツトPから除去された微小
な汚れ屑も揚送パイプ2内を移動しながら分離装置14へ
導かれる。
導入部24に導かれた合成樹脂ペレツトPと脱脂固形浄
化剤W及び汚れ屑は、螺旋コイル23の回転によつてスク
リーン22内に送られ、汚れ屑は遠心力によりスクリーン
22の周囲に集められて網目から箱状引出30に落下して溜
められる。また、スクリーン22内において螺旋コイル23
による攪拌混合作用によりさらに合成樹脂ペレツトPの
表面に付着している汚れが脱脂固形浄化剤Wとの接触摩
擦により除去される。そして、浄化された合成樹脂ペレ
ツトPは側部部材21の空間部26に送り出され筒部29を通
つて供給口13へ環流される。一方、脱脂固形浄化剤Wは
合成樹脂ペレツトPとの接触摩擦によつて徐々に消耗し
なくなるか或いは合成樹脂ペレツトPと一緒に供給口13
へ環流される。また、微細な汚れ屑はターボフアン35の
高速回転による吸引作用により室18の開孔31から空気と
ともに吸引ホース32を介して集塵パツク36に吸い込まれ
る。また、受皿16の網目板37から落下した微細な汚れ屑
はエアーパイプ38を介して集塵装置33に吸い込まれる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、パチンコ球と合成樹
脂ペレツトの循環揚送経路に脱脂固形浄化剤を混入して
合成樹脂ペレツトの表面に吸着した油脂性の汚れを抽出
除去するようにしたものである。これによつて、従来の
ように合成樹脂ペレツトの表面の汚れを洗剤を使用して
洗浄したり表面を削りとることなく簡単に除去分離する
ことができるので、全く手間が掛からず、かつ合成樹脂
ペレツトの消耗が少ないので非常に経済的である等、本
発明にかかるパチンコ球の揚送清浄方法は極めて産業上
価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現するための一実施例のパチンコ球
の揚送装置であり、その全体を断面にして示す正面図、
第2図は分離装置部分の拡大断面図である。 B……パチンコ球、P……合成樹脂ペレツト、W……脱
脂固形浄化剤、14……分離装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ球に合成樹脂ペレットと脱脂固形
    浄化剤を混合して攪拌しながら揚送し、その揚送経路に
    おいて合成樹脂ペレットによりパチンコ球の汚れを除去
    すると共に、合成樹脂ペレットに付着した汚れを脱脂固
    形浄化剤により除去し、揚送経路の上方においてパチン
    コ球と合成樹脂ペレット及び脱脂固形浄化剤とを分離さ
    せ、その分離した合成樹脂ペレットと脱脂固形浄化剤を
    分離装置に送つて合成樹脂ペレツトから分離された汚れ
    を外部に排除した後、再び揚送経路の下方に環流させる
    ようにしたことを特徴とするパチンコ球の揚送清浄方
    法。
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