JPS6119352A - 可撓性多層ラミネート及びその製法 - Google Patents

可撓性多層ラミネート及びその製法

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JPS6119352A
JPS6119352A JP60142680A JP14268085A JPS6119352A JP S6119352 A JPS6119352 A JP S6119352A JP 60142680 A JP60142680 A JP 60142680A JP 14268085 A JP14268085 A JP 14268085A JP S6119352 A JPS6119352 A JP S6119352A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、もはや成形性でない先金芳香族ポリイミドか
らなる少なくとも1つの層及び担体材料からなる少なく
とも1つの層からなる可焼性多層ラミネートに関する。
更に、本発明は縫ラミネートの製法にも関する。
ポリイミドからなる1つ以上の鳩及び担体材料からなる
1つ以上の層を含有するラミネ−トは多方面に、vIO
えは強化材料として使用される。。
文に、このようなラミネートはポリイミドを積層した金
属箔の形でプリント′−4気回路のために使用される。
この除、ポリイミドの・可読性並びに世れた機械的、熱
的及び′電気的特性を利用する。つまり、該ラミネート
は加工の際に、例えばはんだ付又は4孔の除に、しばし
ば高温にさらされる。更に、該ラミネートに対してt’
s6及び機械的特性に関して高い要求がなされる。
金属又は合金からなる1つの担持層及びポリイミドから
、なる1つの層だけを有するラミネート、いわゆるシン
グルクラッド、は多1m 9ミネート11例えばいわゆ
るダブル・クラッド、又は多くの金属層及び/又は多く
のポリイミド層を有する多Jf1回路と同僚に使用する
ことができる。
しかしながら、一定の場合には、多ノーラミネートはシ
ングル・クラッドより優れている。例えはプリント回路
において相互に交差する導体路を設けることはしばしば
必要である。シングルクラッドを使用する際、シばしば
所望の扁い記録密度は達せられず、多層ラミネート、例
えばダブル・クラッドを使用する際にのみ達せられるの
である。本発明の課題はダブル・クラッド及び多重クラ
ッドの製造に著しく好適な多層ラミネートである。ダブ
ル・クラッドとは2つの(金属)担体層をMするラミネ
ートであり、多重クラッドとは2つより多数の(金属)
担体層を有するラミネートである。
従来技術 ポリイミド及び担体材料を有するラミネートは公知であ
る。この際、しばしばポリイミド層は従来の接層剤によ
り担体材料に結合している。
こうして、例えば米国特許第3900332号明細書(
は、ポリイミドと金属とのアクリレートペースの接層層
を介しての結合か記載されている。米国物奸第5822
175号明細d中に記載された課題においては、このh
」能性を利用している。しかしなから、従来の接層剤、
例えばアクリレート、エポキシド、ポリアミド、フェノ
ール樹脂等を基質とする接層剤を使用する場合、これら
の接着剤からなる接層性中間層を介してポリイミドが金
属に結合しているラミネートは多くの高い要求を瀾たす
ために十分な特性を示さない。1つには、このことは接
着1−の熱安定性がポリイミドの熱安定性より低いとい
うことに起因する。こうして、該ラミネートの加工の際
に使用する高い温度で、該接層剤が流動性となり、製品
の品質をそこなうことがあるので、該接着層はラミネー
トの加工の際に重大な欠点を示すことがある。更に、こ
れらの接着剤はその電気的特性、すなわちその絶縁作用
に関してポリイミドより劣るのである。
ポリイミドと金属の間の従来の接着剤からなる接着層を
有するラミネートの欠点のために、ポリイミドが直接、
すなわち接層性中間層なしに蚤椙と結合している多)v
IIIラミネートか提案された。こうして例えば西ドイ
ツ国軸許公開第3215944号公報は2つの雀属J1
iliiがポリイミドからなる中間層を介して結合して
いるラミネートについて記載している。この際使用した
ポリイミドは主にジフェニルテトラカルボン酸を基礎と
して製造されており、尚圧高温の適用で金)l!4市と
結合する。すなわち、ここでは成形性ポリイミドである
。しかしながら、成形性ポリイミド又はフェノール性溶
剤に可溶性のポリイミドがその熱安定性において、フェ
ノール性溶剤中に不溶性の、もはや成形性でない、完全
芳香族ポリイミドより劣っているということが示された
接層剤の欠点のために、フェノール性溶剤中に不溶性の
、もはや成形性でない、先金芳香族ポリイミドに直接結
合している担体材料からなるシングルクラッドが提案さ
れている。このシングルクラッドは侵れた慎械特性、熱
特性及び電気特性を有する。
該、シングル・クラッドから出発し、同様に担体材料及
びもはや成形性でない、先金芳査族ポリイミドからのみ
なり、こうして同じ機械特性、熱特性及び電気特性を有
する多ノーラミネートが望ましい。しかしながら、この
揮の2個またはそれ以上のシングル・クラッドを直接相
互に結合させるか、又はこのようなシングルクラッドを
直接、すなわち接層性中間I−なしに、金属担体材料と
結合させることは不可能であることが示された。それと
いうのも、完全に硬化したポリイミド層上に担体材料か
らなるもう1つの層又は中間ノーのないもう1つのシン
グルクラッドを高い剥離強さが生じるように、すなわち
ポリイミドと付加的に担持させるノーとの間の高い接着
が生じるように担持させることはできない。
他方、ポリイミドの完全な硬化の前に、担体材料からな
るもう1つの層を担持させることも原則的に可能であり
、このことは剥離強さを上昇させる。しかしながら、ポ
リイミドノーの硬化の除に原発性成分3、例えば水を逃
がさなければならず、この揮発性成分の遊離が担体材料
からなる付加的な鳩によりさまたげられるので、ポリイ
ミド層中に気泡が形成する。
こうして、本発明の課題は、優れた熱特性、電気特性及
び穢械特性を有するダブルクラッド又は多層クラッドを
Jutすることのできる特許請求の範囲第1項の上位概
念による多層ラミネートであって、かつ担体材料と、も
はや成形性でない完全芳香朕ポリイミドとの直接積台の
利点を利用し、かつ公知多層ラミネートの欠点を回避し
ている多ノーラミネートを提供することである。
この課題は、本発明によるラミネートにおいて、もはや
ノ戎形注でないポリイミドからなる層が1方の側で担持
材料からなるノーに少なくとも4、ON/cInの剥離
強さで直接接層し、もはや成形性でないポリイミドはフ
ェノール性溶剤中に不溶性であり、かつもはや成形性で
ないポリイミドからなる鳩は引張り強さ100〜15O
N/闘2、破断伸長に15〜100%及び訪′成損失フ
ァクター1kHzで1.5 X 10−’ 〜5 X 
10−3であり、かつもはや崩形性でないボリイミrか
らなる層の担体材料と反対の側にヒートシール性ポリイ
ミドが存在することにより解決する。
本発明によるラミネートはもはや成形性でないポリイミ
ドからなる層少なくとも1つを有し、該ノJは2つの面
の1方で直接、すなわち中間層なしに、担体材料からな
るノーに接層している。
もはや成形性でないポリイミド及び担持材料からなる構
成体の剥離強さは、IPCTM350中2.4.9に記
載した方法により測定し、少なくとも4.3N/cIn
である。もはや成形性でないポリイミドの他の面(もし
くは六回)上にヒートシール性ポリイミドからなるノー
か存在する。本発明によるラミネートは、このラミネー
トの基体を構成し、次のように構成されている構成分少
な(とも1つをMする:担体材料/もはや成形性でンよ
いポリイミド/ヒートシール性ポリイミド。もはや成形
性でないポリイミドからなる層は引張り強さ101J〜
150N/mm” (ASTM D882により測定)
、破断伸長度15〜100%(ASTM D 882に
より測定)並びに紡電損失ファクター1.5 X 10
−3〜5 X 10−’ (1kHzにてンである( 
ASTM D −150により測定ン。
響フェノール溶剤中に年齢性の、もはや成形性でない、
先金芳香族ポリイミド−とは芳香族テトラカルボン酸も
しくはその二無水物からと、芳香族石1ジアミンとから
なるポリイミドを表わし、この除カルボキシル基及び第
17ミノ基は直接芳香族核に結合している。しかしなが
ら、もはや成形性でない完全芳香族ポリイミドは、いず
れの揚台にも正確にこれらの化合物から製造される必要
はない。それというのも同じ構造及び特性を有するポリ
イミドは他の出発物質からJA這することもできる、例
えば前記二無水物と好適な芳香族ジイソシア不一トとを
反応させることにより一埠することもできる。こりポリ
イミドは非分解溶融性ではなく、従来の溶剤、すなわち
フェノール、クレゾール及びノーロケ9ン化フエノール
のようなフェノール性溶剤中にも不浴性である。すなわ
ち、このポリイミドは浴融によっても、又は溶解によっ
ても新しい成形は不=jJ能である。
基体が担体材料/もはや成形性でないポリイミド/ヒー
トシール性ポリイミドを有する本発明によるラミネート
から有利にダブルクラッド及び多重回路を製造すること
ができる。
こうして優れた電気特性、機械化学特性及び熱特性を有
する、特に次の製品を得ることができる: a)構造:担体材料/もはや成形性でないポリイミド/
ヒートシール性ポリイミド/もはや成形性でないポリイ
ミド/担体材料を有するダブルクラッド。
b)構造:担体材料/もはや成形性でないポリイミド/
ヒートシール性ポリイミド/ヒートシール性ポリイミド
/もはや地形性でないポリイミド/」置体材料を有する
ダブルクラッド。
C)構造:担体@料/もはや成形性でないポリイミド/
ヒートシール性ポリイミド/担体材料な有するダブルク
ラッド。
d)  a)〜C)にあげたラミネートの担体材料ノー
1つ又は2つの外側表面がもはや成形性でないポリイミ
ドと直接結合している多重クラッド。
基体(構造:担体材料/もはや成形性でないポリイミド
/ヒートシール性ポリイミドを有する)の担体材料層の
外側表面がもはや成形性でないポリイミドと直接結合し
ていてもよい。これらの製品は少なくとも1つの担体材
料からなる層を有し、この担体材料l−は2つの面でも
はや成形性でないポリイミドからなる1−とそれぞれ結
合していることを特徴とする。
a)〜りに記載したラミネートは本発明によるラミネー
トの有利な実施形である。その製造を以下に記載する。
製品a)及びb)は1方はヒートシール性ポリイミドか
うなる増を1つだけゼし、他方は多かれ少なかれ相互に
移行することかでさる、これらのI@を2つ有するとい
う点で異なる。a)及びb)であげた−品においては、
もはや地形性でないポリイミドからなる2つの層も、担
体制科からなる2つのノーもそれぞれ同−又は異なる化
学構造及び/又は層厚を臂してよい。b)にあげた製品
に関してはヒートシール性ポリイミドからなる2つの層
に関してもこのことは有効である。
a)及びb)にあげた製品においては、もはや成形性で
ないポリイミドからなる2つの層(この2つの層はそれ
ぞれ1つの面で担体材料と直接結合している)はそれぞ
れ担体材料と反対側の面でヒートシール性ポリイミドに
より相互に結合している。これらは本発明によるラミネ
ートの基体をすべて有する。2つのそのような(同−又
は異なる)基体をそれぞれヒートシール性ポリイミドか
らなる鳩で一緒にすると、b)に挙けた製品になる。a
)にあげた−品は、ヒートシール性ポリイミドからなる
本来別の2つの増が相互に移行し、完成した製品におい
てもはや唯1つに定義できる層を形成するように、2つ
の基体を相互に結合する時生じる。
C)にあげfS製品においては、基体のヒートシール性
ポリイミドからなる層上に担体材料からなる層が存在す
る。担体材料として金属箔を使用する時、プリント回路
のためのこれらのダブルクラッドを使用することができ
る。
C)にあげた製品には、本発明によるラミネートの基体
(担体材料/もはや成形性でないポリイミド/ヒートシ
ール性ポリイミド)をいわゆる1エンドキヤツゾーとし
て使用する場合に生じるものも入る。この際、基体はヒ
ートシール性ポリイミドからなる露出しているl−で完
成したプリント回路の金属層と結合している。
この場合、完成したプリント回路はC)で挙げた構造の
ヒートシール性ポリイミドと結合している担体材料であ
る。
本発明によるラミネートの基体並びにa) −d)にあ
げた実施形は担体材料の他に、すでに記載したように、
従来の接N剤のような他の材料より熱特性、機械特性、
化学特性及び電気特性に関して優れているポリイミドだ
けを含有している。こうして、このラミネートはプリン
ト回路の製造に著しく好適である。下にも記載するよう
に、高温で成形性であるヒートシール性ポリイミドは従
来の接着剤、例えばアクリルベース、フェノール樹脂ペ
ース等の接着剤より嶋い熱安定性を示すが、高温でも形
を完全に保持する、もはや成形性でないポリイミドの熱
安定性は当然得られない。プリント回路のために本発明
によるラミネートを使用する場合、担体材料として金属
又は合金を使用し、かつラミネートの加工の際に高い温
度を使用するので、本発明によるラミネートの基体の利
点は、ヒートシール性ポリイミドが金属とではなく、も
はや成形性でないポリイミドと結合しているということ
である。こうして、茜温は、例えばはんだ付の際に金属
ノーに存するので、熱的に、すンよりも形の保持に関し
て少々低い安疋性のヒートシール性ポリイミドは安定な
ポリイミドにより保−される。
本発明によるラミネート並びにa)〜d)に記載した一
品において、それぞれ1つ又は2つの面でもはや成形性
でないポリイミドと直接結合している、担体材料、例え
ば金属からなる層が4社することにより、必要な接着剤
ノーの数は最低に減少している。このことにより製品の
熱安定性が上昇し、その全増厚がうすくなるので、この
ことは大変に重要である。接着層が必要であるところで
は、該接層層はヒートシール性ポリイミドからなってお
り、これは他の接着剤よりその熱!ti:に性において
世れている。
すでに記載したように、担体材料からなる1つ又は2つ
の盾がそれぞれ2″)の面で、もはや成形性でない、完
全芳香族ポリイミドと結合しているのが有利である。こ
のようにして、複雑な構造のプリント回路においても高
い記録密度を可能にする多重クラッドを得ることができ
る。
この場合、もはや成形性でないポリイミドからなる、1
つ又は2つの外側表與上に他の鳩を担持させることもで
き、他のノーとはF9T友の使用目的が許すならばポリ
イミド以外のものであってもよい。
もはや成形性でない、元金芳香族ポリイミドとしては特
許請求の範flfl第16項及び第14項に記載した偽
造単位を有する化合物を使用するのが有オUである。こ
のポリイミドはテトラカルボン酸又はその−又は二無水
物とジアミンとの反応により得られる。好適な二無水物
の例は、ピロメリト酸二無水物、2,3,6.7−ナフ
タリン−テトラカルボンば二無水物、3,4゜3’、4
’−ジフェニルスルホン−テトラカルボン酸二無水物、
ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水
物、3 、4 、3’ 、 4’−ジフェニルエーテル
ーデトラカルボンぼ二無水物である。
テトラカルボン酸もしくはその誘導体と共にもはや成形
性でない元金芳香族ポリイミドに変換することのできる
ジアミンの例は4.4′−ジアミノジフェニルエーテル
:5−アミノ−2(p−7ミノフエニル)−ベンゾチア
ゾール:4−アミノ−2−(p−アミノフェニル)−ベ
ンゾチアゾール=5−アミノ−2−(m−アミノフェニ
ル)−ベンゾチアゾ−/l/;5−7ミノー2− (p
−アミノフェニル)−ベンゾキサゾール;4−アミノ−
2−(m−アミノフェニル)−ベンゾチアゾールs p
 −及びm−フェニレンジアミン; 4 、4’−ジア
ミノ−ジフェニル:ビス−(4−アミノフェニル)−メ
タン:4−アミノ−2−(p−アミノフェニル)−ベン
ゾキサゾール;4−アミノ−2−(m−アミノフェニル
)−ベンゾキサゾール;5−アミノ−2−(m−アミノ
フェニル)−ベンゾキサゾール=2、り一ジアミノーベ
ンゾキサゾール:2,5−ジアミノーペンゾチアゾール
である。
特に好適なものとしては、ピロメリト酸二無水物(PM
DA)と4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(DA
DE)とを反応させることにより得られたポリイミドで
ある。
本発明の範囲において、ヒートシール性ポリイミドとは
、15000〜500℃の範囲で成形性であり、例えば
圧力を通用してもよ<、20(J℃より低い温度で浴融
してはプLもない。しかしながら、このポリイミドは限
定された融点又は俗#Ii範囲を有している必要はない
。溶1武することなく記載した温度範囲において成形す
ることができれば、十分である。この特性はこのポリイ
ミドを本発明によるラミネート中に存在するポリイミド
の他の種類のものから区別する。ヒートシール性ポリイ
ミドが150℃〜500℃の範囲の温度で成形性でなけ
ればならないという要求は、この要求を満たすすべての
ポリイミドカー、本発明によるラミネートのすべての使
用目的に好適であるということではもちろんない。
むしろ、一定の使用目的のためには250℃又はそれよ
り高い温度で始めて成形性を示すポリイミドのみを使用
することが必・要である。
ヒートシール性ポリイミドに鉤に有利な例はベンゾフェ
ノンテトラカル1メン蛾二無水物(BTDA)又はこの
二無水物とビロメIJ)[二無水物との混合物と4.4
′−ジアミノジフェニルエーテル、3 、3’−ジアミ
ノジフェニルエーテル、3 、3’−ソ7 ミノジフェ
ニル久々ホン、3.3’−ジアミノジフェニルメタン、
4 、4’−シアミノジフェニルスルホン(DD8) 
、4 # 4’7 ジアミノジフェニルメタン(DDM
) 、ペンチジン又はこれらジアミンの混合物とを反応
させることにより得られる。この除、前記ジアミンの2
種、以上を含有する混合物を使用してよい。ベンゾフェ
ノンテトラカルポン醒二無水物は2,3.2’、3’−
異性体又は3 、4 、5’ 、 4’−異性体又は2
,6゜3’、4’−異性体又はこれらの異性体の混合物
であってよい。ヒートシール性ポリイミドが二無水物と
ジアミンとの反応混合物であり、この際該二無水物が式
: 〔式中、Xは敲素原子を表わすか、又&! CnF+n
基(n=1〜10)を表わすか又&l!i(ここで、R
は水素原子又は弗素原子を表わし、(CR5)2−基は
それぞれ該当するハ嬌原子に対してメタ位又はパラ位に
ある)を表わす〕のものであり、かつこの際該ジアミン
が式: 又は式: H,N−Cl>−NH。
〔式中、Yは酸素原子を表わすか、又はCnF2n(n
=1〜10)を表わすか、又はカルボニル基を表わし、
かつこの際Yはそれぞれ該当するアミノ基にメタ位又は
パラ位にある)を表わす〕のものであることを特徴とす
るヒートシール性ポリイミドは非常に好適であることが
示された。
CnF2n基は直鎖又は分枝鎖の過弗素化アルキ/I/
:4であってよい。
シアミンと共に反応させて、ヒートシール性ポリイミド
にすることのできる、その他の好適な二無水物の例は上
記の式: (ここでnは1〜10の数値であってよ<、Rは直鎖又
は分枝アルキル基、完全に、又は部分的にハロゲン化し
た直鎖又は分枝アルキル基、芳香族基又は複素環基を、
懺わす)を表わす〕の化合物である。
二無水物と反応させることによりヒートシール性ポリイ
ミドが得られる、好適なジアミンのその他の例は一般式 〔式中Xは前記のものと同じものを表わす〕のジアミン
である。前記ジ°アミンにおいては1つ又は2つの芳香
環に、場合により1個以上のその他の置換分が存在して
いてよい。このヒートシール性ポリイミドはもちろん他
の出発物質から、例えばテトラカルボン酸(これは二無
水物の基礎となっている)と前記ジアミンとの反応によ
り製造される。この公知のヒートシール性ポリイミドの
一群は、例えば西ドイツ国特許第2413595号、同
第2441101号明細書、米国特許第3234250
号明細書中及び−ケミストリー・アンド・インダストリ
ー(Chemistry and Tndustry 
、 1939年12月7日、第934頁)雪に6己載さ
れている。
ポリイミドのヒートシール性もしくは成形性の要件は出
@物質、すなわち二無水物及びジアミンの化学的特性だ
けが間鴎ではない。むしろ製造条件、例えば温度又は反
応成分のモル比がM要である。言い換えると、同じ出発
化合物からもはや成形性でないポリイミドが生じるか、
又は成形性であり、従ってヒートシール性であるポリイ
ミドが生じるかは製造条件の選択にも依任するというこ
とである。
本発明によるラミネートの有利な実施形においては、も
はや成形性でないポリイミドからなる層が特許請求の範
囲M1項に挙げた引張り強さ、破防伸張度及び誘電損失
ファクターのための値を有するだけでなく、もはや成形
性でないポリイミドの1つ又は2つの層と、ヒートシー
ル性ポリイミドからなる1つ又は2つの層とからなる績
ノ一体も有する。これらの値はラミネートの基体から担
体層を除去した後、前記標準法により測置する。
もはや成形性でないポリイミドとヒートシール性ポリイ
ミドの非常に有効な結合は、有利な実施形において、こ
の結付がこれらの材料の相互の混入により互いに作用し
あって生じる。この際、これらのポリイミドの分離は層
の破壊なしには不可能である程強い結合力が生じる。更
に、前記ダブルフジラドにあるように、ヒートシール性
ポリイミドからなる2つの1−の、このような相互の混
入も有利である。もはや崩形性でないポリイミドからな
る層の厚さは、例えばプリント回路のためにラミネート
を使用する場合に、絶縁の機能が得られる厚さは広い範
囲で変化させることができる。本発明によるラミネート
の有利な製法(@に記載する)は、このラミネートに対
する筒い要求な洞たすポリイミドの比較的厚い層を有す
るラミネートの製造も可能にする。もはや成形性でない
ポリイミドからなる各層の厚さは1μm〜1uの範囲に
あるのが有利である。′ボ子工学の範囲で常用のプリン
ト回路のために本発明によるラミネートを使用する際、
もはや成形性でないポリイミドの層厚10μm〜1m、
%に50〜250μmが特に好適であることが判明した
。゛−気気モーター中ローター及び/又は固定子巻線と
して使用されるプリント回路のために該ラミネートを使
用する揚付、有利なノー厚はこれに対してうす(,1μ
m〜15μmである。その理由としては、この場合的い
記録密度を得るためにできるだけ場所をとらないのが良
いからである。もう1つの有利な実施形においては、も
はや地形性でないポリイミドからなるすべての層(1つ
以上の層がある場合)が同じ厚さでない。単一の品質の
同じシングルクラッドから製造される多重ラミネートで
ある時、特にこのようなものが得られる。
ヒートシー・ル性ポリイミドからなる層の厚さは、前記
の電気モーターの使用分野の場合有利に0.5〜6μm
であり、′亀子工学の分野の常用の回路に使用する場合
2〜50μmである。
ラミネートの有利な実施形においては、担体材料として
金属又は合金からの箔及び/又はポリマー箔及び/又は
繊維材料からなる平面構造物を使用している。
この除、ポリマー箔としては例えば芳香族ボリアミド又
はポリイミドからなる泊を享げることができ、平面構造
物の1こめの1賊維栃料とし【は金属繊維、例えば芳香
族ポリアミドからなる付成絨維、及びグラスファイバー
、石英ファイバー、アスベストファイバー又は炭素ファ
イバーのような鉱物繊維を挙げることができる。
姥にプリント回路にラミネートを使用する場合、特に有
利な担体材料は銅、ニッケル、アルミニウムからなる箔
、又はこれらの金属1種以上を主成分として含有する合
金、例えばクロム/ニッケルー合金からなる箔である。
スチールからなる箔も非常に好適である。特別な実施形
においては担体材料は圧延し、熱処理した銅からなる箔
又は圧延し、熱処理した銅合金である。
更に、本発明による方法の有利な実施形においては担体
材料として無定形金属を使用する。ラミネートの特別な
特性がこれにより達せられる。
この特性は無定形金属により生じる。この無定形金属は
金属に通常の結晶構造を示さない。従って、これは−金
属ガラス−とも呼ばれる。この′S建形雀属は金属溶融
物又は合金醪融物を急冷することにより製造される。本
発明によるラミネートのために担体材料として好適な無
定形金属は、例えば鉄を含有する無定形合金である。
その他の好適な無定形金属は一スペクトルム・デル・ピ
ッセンシャフト(Spektoum der Wias
−enschaft戸1980年6月、第43頁にgg
されている。
担体材料として働も(箔の層厚は、これが金属もしくは
合金箔の場合、有利に5〜250μmであり、特に有利
な実施形においては10〜50μmである。
本発明によるラミネートの有利な実施形においてはヒー
トシーρ性ポリイミドからなる層が繊維材料を有する。
この繊維は強化に作用する。
繊維材料としては特に温度安定なグラスファイバー(ナ
トリウムアルミニウムシリケート繊維入    1アル
アミドフアイバー(芳香族ポリアミドからなる繊維)、
炭素ファイバー及び/又は珪酸  −(810,・nH
go )−ファイバーを挙げることかできる。この繊維
がエンドレスフィラメントからなる織物であるのが有利
である。この繊維はフリースとしても、又ルーズなステ
ーグルファイバーとして使用してもよい。
強化ファイバーの使用は、もちろんファイバー直径もし
くは織物直往に対するポリアミドj−厚の最低比より太
きい、場合のみ可能であるか、もしくは意義がある。
本発明によるラミネートは特許請求の範囲第27項に記
載した処置を411i’徴とする製法により製造される
製法の第1工程は担体材料及び該担体材料と直接結合し
ているもはや成形性でない完全芳香族ポリイミドからな
るシングルクラッドの製造である。
この第1の装造工程を記載する。ポリアミド酸の製造は
芳香族テトラカルボン敵、有利にピロメリト酸二無水物
(PMDA)と芳香族zipミルアミン利には4.4′
−ジアミノジフェニルエーテル(DADE)と、d剤、
例えばジメチルアセトアミド(DMAc )中で反応さ
せることにより行なわれる。金)14蒲又はポリマー材
料又は繊維材料からなる平面構造物のような担体材料上
にポリアミド改溶液の膜を担持させ、かつ該層をその物
で加熱処理して硬化させることにより、少なくとも二工
程でシングルクラッドとし、こうしてポリイミド箔と支
持体との結合のために接層性中間層の使用を必要とせず
に、ポリイミド層が前記担体材料にしっかりと接着して
いるシングルクラッドが得られる。
シングルクラッドにおいては、銅又は他の金属性材料、
例えばアルミニウム、ニッケル又はスチール又は前記金
属の1種以上を主要成分として含有する合金からなる箔
又は無定形金属からなる箔に接着している平面構造物、
すなわち可撓性ポリイミド層である。すべての場合にお
いて、ポリイミド層は支持体上に固着しており4、ON
/N/上の剥離強さを有する。
担体材料としては、例えば金属材料から又は合成ポリマ
ーからなる部材を使用することができる。金属性部材の
場合には輩楓は純粋な形の元累である必要はない。特に
、合金、例えばニッケル、クロム及び鉄又はニッケル及
び銅を含有する合金又は鉄を含有する無定形台金からな
る担体材料も使用することができる。特に好適な担体材
料としては、圧延し、熱処理した銅又は圧延し、熱処理
した銅合金からなる船を挙けることかでさる。多(の場
合、被覆の前に担体材料を前処置するのが有利である。
この前処置とは化学的処置、例えば酸性塩溶液の作用又
は機械的@同化である。この前処理によりポリイミド層
の接着性の上昇、及びこれにより剥離強さの上昇が達せ
られる。化学的前処置は表面の粗面化の他に、担体材料
を積j−すべき表面の金pAハ化物群の形成に導びき、
これにより場合によりポリイミド層への金属性担体の接
着性がさらに上昇する。前処置を、少なくとも平均祖面
値(Ra) 0.2μmが得られるように実施するのが
有利である。
シングルクラッドを得るためには芳香族第1ジアミンと
芳香族テトラカルボン酸又はその二無水物とを、醒剤中
のポリアミド酸の篩渣が生しるような条件下に、本発明
の実施形においては押出機中で、反応させる。引き続き
、ポリアミド咳溶液の層の押出しを支持体上に直接材な
い、この際引き続き溶剤をその場で、まず第1の加熱域
中で十分にポリアミド酸)−から除去し、次いでポリア
ミド離層を少なくとも1つの第2の加熱域中で、より誦
い、実質的に完全なイミド化に導びく温度で熱処理する
ことにより、その場で硬化させる。担体材料上に押出成
形することにより71<リアミド酸溶液を担持させるか
わりに、ナイフ塗布により担持させることもできる。溶
剤の除去及びポリイミドの形成に導びく熱処理は前記と
同様である。表皮効果と溶剤の又はイミド化又は硬化の
際に生じる水蒸気の迅速すぎる蒸発とが共に作用へ\し
て生じる気泡    粋による中断又は欠陥を有さす、
かつ支持体に固着している、10μmより厚いポリイミ
ド層は、熱処理の特別な結果により達せられL0本発明
において便用した、芳香族テトラカルボン酸又はその二
無水物と芳香族第1シアミンとの極性有機溶剤中での反
応により得られたポリアミド酸前編体は仄の構造式: 〔式中、Rは41dliの芳香”族基を表わし、R′は
2価の芳香族基を表わし、かつnは0.5以上の還元粘
度を有するポリアミド[(0,1モルlAK化リチウム
を含有するジメチルアセトアミド中0.5%溶液として
測定)を形成するために十分である数値である〕を有す
る。該ポリアミド酸は支持体上に担持させた後、公知の
加熱法により硬化し、この際もはや成形性でない、フェ
ノールもしくはフェノール性溶剤中に不溶性の、次の練
り返し構造: 〔式甲、R及びR′は前記のものを底わす〕を有するポ
リイミドが生じる。
ポリアミドばの製造の敵には、出発物質としてボリメリ
ト敏二無水物及び4.4′−ジアミノジフェニルエーテ
ルを使用するのが有利であり、溶剤としてはジメチルア
セトアミドを使用するのが有利である。
本発明による方法によれば、シングルクラッドを製造す
るために、従来のフェノール性溶剤、例えばフェノール
又は置換フェノ−/I/()10デン化フエノール)、
中に不溶性の、もはや成形性でないポリイミドを形成す
る、他の反応成分も押出成形することができる。
溶剤として、有、利にジメチルアセトアミド(DMAc
 )を使用するけれども、他の極性有機溶剤、例えばN
、N−ジメチル−メトキシアセトアミド、ジメチルフォ
ルムアミド(DMF);ジエチルホルムアミド二N−メ
チル−2−ピロリドン(NMP)及びジメチルスルホキ
シド(DMSO)を使用することもできる。その他の溶
剤としては、例えばN−メチルカノロラクタム、ジメチ
ルスルホン、ピリジン、ヘキサメチル燐酸トリアミド、
N−アセチル−2−ピロリドン、テトラメチル尿素及び
テトラメチレンスルホンを使用する。
ポリアミド酸の製造は、例えば米国特許第317961
4号及び同第5179634号明細誓中に記載されてい
るような公知技術により行なう。
第1図中には本発明による方法の第1工程を冥施するた
めの有利な装置が概略図として示されている。第2図は
濃縮炉もしくは硬化炉の巌2−2に沿った断面を示す図
である。
第1図に示した装置中で、例えば二無水物及びジアミン
からモル比;ピロメリト酸二無水物(PMDA): 4
14’−ジアミノジフェニルエーテル(DADR)= 
IJ、9571〜1.05 : 1を有する乾燥混合物
を製造する。該混合物を″JjL意測定供絽装置3に導
入する。次いで該混合物を梢確にl511節した速度で
反応押出機4に供給する。起重ポンプ5を用いて反応押
出様4中に存在する乾燥混合物に極性解削を重加する。
ポリアミド酸の分子量は二無水物とジアミンのモル比に
より決定される。ポリアミド酸の最適分子量はモル比0
.98〜1.02の間で得られ、この分子量は0.1モ
ル/J臭化すチウム含有ジメチルアセトアミド中の肌5
%溶液の還元粘度(ηred)として測定される。ポリ
アミド酸の還元粘度はPMDA :DADg O,95
及び1.05のモル比において、約0.5であり、最適
な比(PMDA : DADE O−98〜1.02)
においては1.0〜4.0である。モル比0.95の場
合、生じたポリアミド酸の平均分子量は32000であ
り、1.0の場合は約      野200000.1
.06の場合約35000であった( 1jllJ定は
FIKA−散乱光測定機を用いた、A= 436 nm
においてそデルPGD 42000)反応押出機4中の
温度を約80℃より低く保持する;実際には約20℃か
ら徐々に上昇させてもよいし、又は最扁80℃に上昇す
る温度を有する区域に上げてもよい。溶剤は反応押出機
4のs1区域中で添加する。反応押出機4中でのm留時
間は1〜5分の範囲である。この面゛留時間の終了時に
はポリアミド酸の形成のための反応は終っている。次い
で0.5〜4.0、有利に1.0より犬の還元粘度を有
するポリアミド酸をスリットノズル6を介して担体材料
T上に押出す。この担体羽料7はスゾール又はロール8
から引き出される、銅又は他の金属から又は合金からな
る箔又は繊維材料からなる平面構造物である。
ポリアミド酸溶液を41 )VjJ L 7.−支持体
は、5〜。20分又はそれ以上かけてポリイミドへの縮
合のために炉10中を通過する。この炉には供給管11
によりN2が供給されている。通過時間は、層が厚いと
長時間を必要とするので、換の厚さに恒り決まる。
炉中の連続する区域で温度を調節することが憲要である
ことが判明した;しかしながら前記範囲内でこの調節を
行なう時、非常に短時間で支持体T上に、4.ON/c
lILを越える剥離強さで支持体上に接着している、優
れた電気的及び機械的特性を有する、気泡を有さす、も
はや成形性でない、ポリイミド層が生じる。この結果の
8!論的説明に限定されることなく、拡大し、ポリマ一
層マトリックス中に封入保持される溶剤気泡が生じない
ようにゆっくりと溶剤をポリアミド酸j−中に拡散させ
、露出している層表面から遊離させることが必要である
左いうことはわかる。更に、イミド化が終る前にポリア
ミド酸層の露出した側から溶剤の大部分は遊離しなけれ
ばならない。約180℃より低い温度で80〜90%ま
でイミド化反応が終わっていなげればならないので、環
化反応の除に生じる水の大部分も層表面で拡散し、遊離
する。
前記目的を達成するためには、濃縮に作用する炉中に抵
抗部材12.13.14.15と続く加熱域が設置され
ている: 第1区域では温度を電気抵抗部材12で100〜15D
00に保持し;第2区域では約160°O〜約200℃
、有利には180℃より以下に上昇し;第6区域では約
200〜400℃に温度は上昇し、主に全溶剤が拡散し
、除去され、順化反応において生じた水の大部分も除去
された後:第4区域において温度はもう1度、有利に約
600〜600℃に尚められる。各区域はほぼ同じ長さ
であり、従って個々の区域中での滞留時間もほぼ同じで
ある。第1及び/又は第2区域を艮くするか、又は第1
区域の前に付加的に、50℃を越えるが、第1区域の温
度以下に保持されている加熱区域を接続することにより
、通過速度、従って流量を編めることができる。
第2図中に示した装置において、炉10中の積層体に容
易に接近可能に、炉10は可動の蓋16を備える。
第2工程でヒートシール性ポリイミド又はヒートシール
性ポリイミドに硬化する前駆体をもはや成形性でないポ
リイミドからなる層の担体材料とは反対の面上に担持さ
せる。
ヒートシール性ポリイミドのかわりに、その前駆体、例
えばポリアミド醒溶液を使用する場合、これを引き続き
硬化しなければならない。
このようにして得られた本発明による可撓性多層ラミネ
ートの基体は、更に種々の方法で加工することができる
; a)同−又は異なる2つのこれらの基体をヒートシール
性ポリイミドからなる露出した表面で結合させて、ダブ
ルクラッドにする。これは150〜500℃の範囲で、
場合により加圧下に行なう。有利な温度範囲は250〜
400℃の間である。2つのこのために使用した槓J一
体は担体の及び/又はもはや成形性でないポリイミドの
及び/又はヒートシール性ポリイミドのゴ 性質及び/又は各層の厚さにより異なる。2つのヒート
シール性ポリイミドの性質及び/又は方法乗件(温度、
圧力)により、この際ヒートシール性ポリイミドから1
よる2つの&’Lつ@9L。
′fS)vJを雉めることのでさるダブルクラッド、又
はヒートシール性ポリイミドからなる、もともと分離し
に増が唯1つの層を示すダブルクラッドが生じる。ここ
で記載した方法においてはヒートシール性ポリイミドは
2つの結合すべき層上に担持されている。
b)該基体を第1の工程により得られた、担体ともはや
成形性でないポリイミドとからなるシングルクラッドと
結合させる。この際、本発明によるラミネートの基体の
ヒートシール性ポリイミドからなる鳩を、シングルクラ
ッドのもはや成形性でないポリイミドからなる層とN”
)にあけた温度下に、かつ場合により減圧下に結合させ
る。a)の第2の可能性としてあげた(ヒートシール性
ポリイミドからなる唯一のM)と同じ生成物が生じる。
該方法工程においてはヒートシール性ポリイミドからな
る層は結合すべき層の1つの上にのみ担持される。
C)担体材料からなるJWIを150〜500°Oの範
囲の温度でヒートシール性ポリ、イミドからなる′崩上
に担持させる。担体材料は前記製品の1つであってよく
、かつ有利に金属箔、特に前記の銅箔であってよい。担
体材料は、すでに基体上に存在する担体材料と同一か、
又は基体上に存在する担体材料とその性質及び/又は層
厚において異なっていてよい。基体と担体材料との結合
は、場合により圧力の適用下に行なう。
担体材料からなる増は完成したプリント回路の露出した
層であってもよい。この場合、本発明によるラミネート
の基体を完成した回路と結合させ、この際本発明による
基体はいわゆる「エンドキャップ−として働らく。 □ d)ラミネートの基体又は記載した方法によりJA造し
た製品から出発し、場合により、その他の層を露出した
外側表吋上に担持させ、多重クラッドを得ることもでき
る。
ダブルクラッド又は多頁クラッドの製造のために、又は
儒エンドキャップ1法のために使用すべきラミネートの
製造の猷に、ヒートシール性ポリイミドのかわりにその
前駆体、例えばポリアミド戚俗液を使用する場合、加工
の前ヒートシール性ポリイミドに硬化又は少なくともほ
ぼ十分に硬化するのが有利である。硬化の際に、ポリア
ミドば溶液の溶剤と同様に除去しなければならない水が
遊離する。この除去は、他の層と結合させる前に行なう
時答易に行なわれる。
本発明によるラミネートの基体と結合すべき材料が水及
び俗剤蒸気を不透過性の物質、例えば金属箔である場合
、ヒートシール性ポリイミドへの硬化は、積層化すなわ
ち積層体の結合の前に通常強制的に行なわれる。そうで
ないと、ラミネート中での気泡の形成による品質損失が
生じる。
基体と他の層の結合は使用したヒートシール性ポリイミ
ドが成形性である温度で行なわれる。
それぞれ、結合すべき賽の種類、ヒートシール性ポリイ
ミドの種類並びに所望のラミネート特性により、わずか
な又は高い圧力を適用することにより結合は生じる。ヒ
ートシール性ポリイミドはその溶液の形で、その前駆体
の溶液の形で、又は固体の形で担持される。固体の形の
場合、ヒートシール性ポリイミドは、例えば薄い紬とし
て使用される。
もはや成形性でないポリイミドとヒートシール性ポリイ
ミドとの結合安冗性の上昇は本発明による方法の有利な
実施形により達せられる。
このことは、ヒートシール性ポリイミド又はその前駆体
を、もはや成形性でないポリイミドの完全な硬化の前に
担持させることよりなる。該担持はシングルクラッドの
製法の第2工程のはじめに、すなわちもはや成形性でな
いポリイミドになる層からすでに溶剤の主な部分が蒸発
した時点に行なうのが有利である。引き続き、第2工程
においてもはや成形性でないポリイミドへの硬化が行な
われる。ヒートシール性ポリイミドの前駆体を使用す、
る時、ヒートシール性ポリイミドが同時に生じる。この
有利な方法により、異なるポリイミドが相互に拡散し混
入したラミネートが製造される。このかみ合いはポリイ
ミド層の接着性の上昇に作用する。
本発明によるラミネートの基体に導びく記載した方法に
引き続き、所望の場合、他の層を担持する。直方法のも
う1つの実施形によれば、担体材料からなる1つ又は2
つの層のその2つの面で、もはや成形性でないポリイミ
ドと直接結合している、前記のラミネートが製造される
このためには第1工程によりまず担体及びポリイミドか
らなるシングルクラッドを製造し、該ポリイミドを完全
に硬化させる。担体の第2の面を、もはや成形性でない
ポリイミドになるポリアミド醒溶液で被覆し、溶剤を蒸
発させる。
引き続き、直接完全に硬化するか、又は完全な硬化の前
にヒートシール性ポリイミドもしくはその前駆体を担持
させる。引き続き、記載したように実施し、ラミネート
のもう1つの実施形が得られる。こうして、この実施形
により得られたラミネートは次のノ屓序の層構造を有す
る:もはや成形性でないポリイミド−担体材料−もはや
成形性でないポリイミド−ヒートシール性ポリイミド、
これに場合によりその他のJ−が続く。
実施例 次に実施例につき本発明の詳細な説明する。
例1〜6: これらの例はシングルクラッドに導びく第1工程を明ら
かにし、続〈実施例に記載した工程により該シングルク
ラッドを更に加工して本発明によるラミネートにするこ
とができる。
例  1 市販の粉末混合機中で、ポリメリト酸二無水物(PMD
A)及び4,4′−ジアミノ−ジフェニルエーテル(D
ADB)からなる乾燥混合物を製造した。全部で、PM
DA 5.Okg及びDAJ)E 4.45〜(モル比
PMDA : DADE 1.01 )を混合機中に秤
量し、その後48時間最高速度段階で混合した。
引き続き、該混合物の約1.6#を重量配量装置中に入
れ、販Ntht配意装置は混合物を1時間あたり約20
DIの速度でネガティブ・フィード(negative
−feed )二軸スクリュー押出機に導びいた。20
℃に保付さ・れている第1の押出機中でDMAcを1時
間あたり約430gの速度で添加し、固体閾度61.7
重tiチを得た。押出機中の残りの滞留時間の間、温度
を連続する区域において50℃まで上昇させる。この際
、還元粘度1.37を有するポリアミド酸が生じ、これ
を押出機シリンダーから薄い箔のためのノズルを介して
押し出した。ノズル開口部は200X0.35 mNの
四角い横断面を有していた。ノズルヘッドの圧力は85
バールであった。ポリアミド酸溶液を圧延し、熱処理し
た銅箔(Oak F −111)からなる厚さ35μm
のウェブ上に押出し、次いで阪ラミネートを4つの同じ
長さの温度域140℃、180”C,350℃及び40
0℃を有する炉中に窒素雰囲気下に導入した。ラミネー
トの全面質時間は10分間であった。この時間の間に、
該ボ′リアミド威は実賀的に先金にポリイミドに変換し
た。ポリイミド消は鋼支持体に固着し、気泡及び中断は
なかった。
前記0akF−111−鋼箔とはオーク・マテリアルズ
・グループ(Oak Materials Group
 )社、USA在の一品であり、これはIPC−CF’
 1501Hの要求を満たす。
例  2 例1における混合物と同じ第2の試料1.6kgに例1
におけると同様の処理を行なうが、支持体としてmm(
0akF−111)70μmを使用した。該ポリイミド
膜は銅箔に固着し、気泡及び中断を有さなかりた。例1
及び2からなるラミネートの特性を次の表に記載する。
例  6 二頭フラスコにPMDA 8.1711を装入し、DM
A060 g中に@カL、りDADE 7.58 #を
添加した。DADBは最高速度段階の攪拌下にDMAc
中にあらかじめ溶かした。モル比PMDA : FAD
Eは0.99 : 1.00であった。その後、反応容
器中に、その中でDADEを溶かしたフラスコを洗浄し
たDMAC29,2511を更に加えた。反応を窒素雰
囲気下に温度22℃で攪拌下に80分間行なった0生じ
たポリアミド酸溶液の1部を、FeCJ430g、12
NHC1!6Qcm3及び水180 (Xlfi3から
なる塩化鉄(II) 浴液であらかじめ腐蝕した厚さ2
6μmのニッケル壽りロム箔(Fa、 SowθrsT
hin−8trip/Brass Group、 01
in Corp、、Waterbury 、 Conn
ecticutのインコネル(工nconel))上に
注ぐ。このインコネル基は主成分としてニッケル並びに
クロム及び鉄を含有する合金からなる。注いだポリアミ
ド酸溶液を、直径356μmの銅線で巻かれているガラ
ス棒を用いて、厚さ356μmにのばした。合金箔をガ
ラスゾレート上に担持させ、接層テープで固足した。
直換を20分間70℃で乾燥させ、次いで真空乾燥機中
で、窒素雰囲気下に160′Cで約2ml!Hgの減圧
で処理した。次いで乾燥機の温度を4偽時間かけて31
0℃に上昇させる。咳膜が温度160℃K a L ′
r:、時(約1〜2分間後)、溶剤の大部分は除去され
、このことは膜の色、透明な薄黄色、により確認するこ
とができる。
硬化乾燥しFMは厚さ25μmを有した。
例1により得られたポリアミド酸試料をポリアミド#!
22重量%及び還元粘度(ηred)1.22にDMS
cで希釈し、Cu約70%及びN1約60チを有する銅
・ニッケル合金(Somers Th1n−8trip
/ Brass Group、 01in Corp、
 、 Waterbury。
connecttcutのキュゾロ・ニッケル(Cup
ro−Nickel ) 30 #715 )からなる
厚さ58μmの合金箔上に流し、356μmの湿潤時箔
厚までのばす。注いだ膜を該例中に記載した方法と同様
に乾燥させ、硬化させた。光沢があり、未処理の合金箔
上に存在する類似の膜試料が容易に剥離される(剥離強
さL]、7 N /[)のに対して、この2つの膜は著
しく高い剥離強さを有する。腐蝕しにか、又は粗面にし
た苗土に存在するポリイミド層は、この方法で剥離強さ
を測定するためにポリイミドr6の損傷なしには剥離で
きない。260℃で7日間処理した後も、粗面にした苗
土のポリイミド膜は優れた接着性及び展性をゼする。
例  4 攪拌容器中で、BTDA (3+ 4−5’ * 4’
−異性体) 9,36 ylDADE 5.34 El
及びN−メチルピロリドン85gから15%ポリアミド
酸(PAC)−溶液を製造した。コイル担持装置(10
0μm−ワイヤンを用いて厚さ35μmの黄銅積層鋼?
6(ゴールド)及び厚さ2574mの成分PMDA及び
DADRからなるポリイミドからなるシング“°°クラ
ッド上に塗布した・′j1き続き・該積層     。
り2ツドを窒素雰囲気中で、j臓次80℃で60分間、
1′50℃で15分間、150℃で15分間、500℃
で60分間及び400℃で60分間熱処理を行ない、次
のノー配列を有するそれぞれ剥離不可能なりラッド材料
からなる成形体2個が得られた:黄銅積層鋼、PMDA
 / DADE−ポリイミド及びBTDA / DAD
E−ポリイミド。   −積層し【ダブルクラッドにす
る前に、このように製造したシングルクラッドを窒素流
中で400℃で2時間調整した。約20x1[)C:I
nの大きさの単りラッド各2個の槓j−は第1表中に記
載した条件下に、両方のクラッドのBTDA /DAD
E−ポリイミド層が接触するように行なった。得られた
ダブルクラッドは平坦であった。
ダブルクラッドの剥離強さは同様に第1表から明らかで
ある。ポリイミド層は分離の実験において、ポリイミド
層が分離することな(、−緒に金属から離れた。
第1表 2.596   320   30      9.3
5195  110   3Ll       7.3
4.595  520   30     8.2、ダ
ブルクラッドから銅層なはがした後、2x25 amの
PMDA / DADE−ポリイミド及び2x9μmの
BTDA / DADE−ポリイミドを有するポリイミ
ド複合体が得られた。次の機械的特性が確認された: 引裂強さ:   117N/關2 引裂伸び=  29% 弾性率:    180ON/is” ポリイミドラミネートは導体路の腐蝕及びI・ンダ浴中
への浸漬の後、気泡を有していなかった0 本例及びその他の例に記載した、シングルクラッドのN
2流中でのN整は必要な処置ではなく、例えば2個のシ
ングルクラッドをその製造仮に直接結合することもでき
る。
例5(比較例) 例4との比較において、BTDA / DADE−ポリ
イミドを積層していない、2つの35μmの厚さの黄銅
槓ノm1m及び25 μmの厚さのPMDA/DADE
−ポリイミドからなる単クラッド2個を二つずつ395
℃、320kp/確2で4時間圧縮する。
この場合、ポリイミド層の接層強さは、わずかに3.4
0 N/[で確認された。両方のポリイミド層は金属か
らポリイミド層が離れるより前に相互に分離する。
例  6 PAC−溶液を200#/hで配量するPMDA499
.07 g及びDADE458.291/からなる粉末
混合物、及び570g/hで配量するN−メチルビロリ
ドン(NMP)から二軸スクリュー押出機中で製造し、
これを29.6%溶液として厚さ100μmのアルミニ
ウム箔上にスリットノズルにより4.83 m/分で担
持させる。引き続き、アルミニウム箔上の湿潤膜を12
0℃、140℃、180℃及び200℃で、各温度段階
において平均滞留時間2.5分で乾燥させ、部分的にイ
ミド化した。
部分的に硬化したポリマー層上に、コイル担持装置(4
0μmワイヤーコイル)を用いて、BTDA 9.25
 g 、DADE 5.7511及びNMP B 5.
□gから攪拌容器中で製造した15%PACQ液を塗布
した。このように積層したクラッドを窒素雰囲気中に順
次80℃で30分間、160℃で15分間、150℃で
15分間、600℃で60分間及び400℃で60分間
乾燥させ、硬化した。BTDAは6.4 、3’ 、 
4’−異性体であった。
その他の加工の前に、該クラッドを更に2時間窒素雰囲
気下に200℃で乾燥させた。これらのクラッドの2個
を両方のBTDA / DADE−ポリイミドの接触下
に圧力320kl)/(mに及び温度374℃で6時間
圧縮した。該ダゾルクラッドは平坦で気泡をMさなかっ
た。剥離強さは7.3ON/!であった。
ラミネートの強引な分離において、ポリイミド層は相互
にはかれることなく、アルミニウム箔から常に一緒には
がれる。
例7〜9 20011/hで配量δれる、PMDA 605.Og
及びDADE 555.6 gの粉末混合物、及びN−
メチルピロリドン(420,F/h)から、二軸スクリ
ュー押出機中で61.7%PAC−溶液を製造し、速度
12m/hで前進する黄銅積層した厚さ25μmの銅箔
〔ゴールド・メタル(Gould−Metal入アイヒ
ステツテン(Eichstetten))上にスリット
ノズルを介して3.25v/分の量で押出した。液体P
AC−膜を窒素雰囲気中で140℃で5分間乾燥させた
試料に関しては、400℃までの温度でのポリマ一層の
完全な乾燥及びイミド化の後、25μmのポリイミド層
厚が測定された。
前乾燥し、部分イミド化した単クラッドそれぞれをコイ
ル担持装置(20μmワイヤコイル)を用いて、仄の組
成のPAC−溶液を迩布した。
例7 : (3t 4 + 5’* 4’) −BTD
A154.76g及び4,4′−ジアミノジフェニルメ
タン(DDM)95.24 &及びNMP 75011
からなる25%PAC、ηrea (DMAc / L
iBr) = 1.58゜例8 : <5 * 4 t
 3’t 4’)−B’l’DA25.42、SF、4
.4’−ジアミノシフ、エニルスルホン(DDS) 1
9.59 Ji’ %アニソール60g及び前61.6
gからなる27%PAC、ηred (DMAC/Li
Br) = [+、39゜ 例9: (3,4,3’、4’)−B’rpA18.5
8g、DADE5.71g、DDS 5.7111 N
アニン−ルミs、o、v及びNMP 102 gからな
る20チPAC。
ηr6d(DMAC/LiBr) =2.02゜PAC
積層した単クラッドを窒素雰囲気中、80℃で60分間
、400℃まで6℃/分で上昇する温度で、かつ400
℃で45分間乾燥させ、イミド化した。
引き続き、同様に完全に硬化した単クシツド2個を内側
のポリイミド表面で600℃及び300kp/crn”
)圧力で60分間、平坦C−1気泡な肩さないダブルク
ラッドに積層した。個々のポリイミド層相互の接着強さ
は、ダブルクラッドの強引な分岐の除にポリイミド層が
綱から離れる程、大である。
例8の場合、金属層の腐蝕(H20□6.5%を含有す
る約20%H2SO,)の後、誘電損失ファクター(i
 kHz及び25°O) 4.9−10−3が測定され
た。
例10 200 #/hで配量されるPMDA 6050.OI
及びDADE 5556.41の粉末混合物から、57
5、li’/hの配量での■の添加下に、二軸スクリュ
ー押出機中で29.6%PAC−m液を製造した。反応
温度は最筒500aであった。
PACは還元粘度ηred = 1.22を有した。該
ポリマー溶液をスリットノズルを介して3.5E3d/
分の量で黄銅積層した、厚さ35μmのNMP鍼潤鋼ウ
ェつ上に押出し、引き続き連続法において140℃で5
分間前処理した。この第1のポリマ一層上に第2のスリ
ットノズルから、BTDA 135.7 g −、DA
DE 86.43 g %アニソール80g及びNMP
 7 [1[1gからなるPAC溶液(回転粘度針によ
り20℃における浴液粘度:3500ポイス、ηred
 (pmc/LiBr) = 2.22)を1.25t
nt/分の供給量で担持させるが、この際アニソールは
出任と共に溶剤である。引き続き、前処理済の及び粘性
液体の2つのポリマ一層を窒素雰囲気下に140.18
0.600及び400℃の温度で、温度工程あたり滞留
時間2.5分で、−緒に完全に硬化した。2つのポリイ
ミドJ−の全層厚は33〜35μmであり、この除PM
DA / DADIB−ポリイミド層は29〜60μm
であった。
10X204’mの大きさのこのように製造したクラッ
ドをもう1度窒素雰囲気下に400℃で     。
2時間乾燥させ、引き続き1対ずつポリイミド表面の接
触下に段プレス中で30分間295℃及び520 kp
 / cm3とし、加圧下に100℃まで冷却し、銅に
対するポリイミドの剥離強さ12〜2ON/cInを有
する気泡を有さないダブルクラッドに積層した。銅の腐
蝕の後、ポリイミドラミネートの次の特性が確認された
:引裂強さ:    118N/朋2引 裂伸び:   24チ 弾性率 ’   184ON/gas”厚  さ  二
       70 μmm誘電損ラフアクター: 4
.5 ・10−’(1kHz 、 25℃)例11 例10と同じ朱件丁に、LかしなからBTDA/DAI
 −PACのより大きな供給量で、黄銅g/mした、厚
さ55 pmの銅つェデ、厚さ25〜30μmのPMD
A / DADE−ポリイミド層及び厚さ15μmのB
TDA / DADE−ポリイミドM−h″−製造さt
ty、−0PMDA / DADEからなルPACは3
.25 td/分で、BTDA / DADEからなる
PACは2.42td/分でスリットノズルから供給し
た。単クラッドを例10に記載したと同じ条件下に、付
加的な乾燥なしに、すぐにイλノーシ、ポリイミド全厚
さ85〜90μmの気泡を有さないダブルクラッドニし
た。38X18c!ILの大きさのダブルクラッドの剥
離強さは12.5N/cmであり、電気的衝撃強さは3
.6 kV/ 25μmであった。誘電損失ファクター
は金属のX繊径に測足した。これは1kHz 125℃
で4.2−10−3であった。
例12 線側は構成:担体材料/もはや硬化性でないポリイミド
/ヒートシール性ポリイミド/担体材料を有するダブル
クラッドの製造である。
黄銅積ノ鱒鋼、PMDA / DADR−ポリイミド及
びBTDA / DADE−ポリイミドから、例4と同
様にしてなるクラッドを銅箔(Oak F −111)
及びアルミニウム箔と積層した。金属箔をBTDA/D
ADE−ポリイミド層と接触させた。積層条件及び接着
強さを次の表にまとめた。
積層朱件               依庸強さ e
NAml、370  520  25     500
     6002.370  320  60   
  350     450、lS、370  320
  180     800     7304.39
5  520  6UJ     1100     
8005.395  11LI   30    10
00     7506.395  320  240
     550     900例16 28.6%PAC−溶液な二軸スクリュー中で、配量2
00g/hの、PMDA 6050.Og及びDADE
5556.411からなる粉末混合物及び配m500g
/hの溶剤NMPから、最高反応温度55℃で製造し、
スリットノズルを介して6.58−7分の瀘で厚さ10
0μmのアルミニウムウェブ上に押出す。該金属ウェブ
な12m/hの速度で搬送した。アルミニラムラニジ上
の液体PACdを140及び180℃で前乾燥し、部分
旧にイミド化するが、この除温度段階あたり滞留時間は
2.5分間であった。部分的に硬化した膜上にBTDA
 117.21i、 DA172.8 、!i’及びN
MP 810 g・かうなる19%PAC−溶液を連続
的に担持させ、ワイヤコイル(500μmワイヤ)を用
いて一様にのばす。
引き続き、部分的に硬化したポリイミド層及びその上の
PAC−液体膜を有するクラッドを4温度段階(140
,180,600,400℃)で乾燥させ、この除各温
度段階での滞留時間は2.5分間であった。
塩酸でアルミニウムをはがした後、次のポリイミド特性
が得られた: 層厚      :25μm 電気的衝撃強さ  : 6.6kV/25pm−電率 
     :2.6 誘電損失ファクター  =6.7 ・ 10−3引裂強
さ    : 151N/m” 引鋏伸び    = 39% 弾性率     :256ON/順に 前記例において次の記号を用いた: PAC=ポリアミド咳 PMDA =ポリメリト酸二無水物 DADE = 4 、4’ −ジアミノジフェニルエー
テルBTDA =ベンゾフェノンー3 、4 、3’ 
、 4’−デトラカルポンば二無水物 NMP  =N−メチルピロリドン DMAc = N 、 N−ジメチルアセトアミドPM
DA / DADE−ポリイミドはもはや硬化性で7よ
いポリイミドでありBTDA / DADE−ポリイミ
ドはヒートシール性ポリイミドである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を実施するための有利な装置
の1実施例を示す概略図である。第2図は第1図の線2
−2に沿った断面を示す図である。 3・・・給供装置、   4・・・反応押出機、5・・
・配量ポンプ、6・・・スリットノズル、7・・・支持
体、8・・・スゾール、10・・・炉11・・・供給管
、12.13.14.15・・・抵抗部材、16・・・
蓋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、担体材料からなる少なくとも1つの層及びもはや成
    形性でない完全芳香族ポリイミドからなる少なくとも1
    つの層からなる可撓性多層ラミネートにおいて、もはや
    成形性でないポリイミドからなる層が1方の面で担体か
    らなる層に少なくとも4.0N/cmの剥離強さで直接
    接着し、もはや成形性でないポリイミドはフェノール性
    溶剤中に不溶性であり、かつもはや成形性でないポリイ
    ミドからなる層は引張り強さ100〜150N/mm^
    2破断伸長度15〜100%及び誘電損失ファクター1
    kHzで1.5×10^−^3〜5×10^−^3を有
    し、かつもはや成形性でないポリイミドからなる層は担
    体材料と反対の面にヒートシール性ポリイミドを有して
    いることを特徴とする可撓性多層ラミネート。 2、少なくとも2つの、もはや成形性でないポリイミド
    からなる層が担体材料と反対の面で、ヒートシール性ポ
    リイミドにより相互に結合している特許請求の範囲第1
    項記載のラミネート。 3、担体材料からなる少なくとも1つの層が2つの面で
    それぞれもはや成形性でない完全芳香族ポリイミドと直
    接結合している特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    ラミネート。 4、もはや成形性でないポリイミドとヒートシール性ポ
    リイミドとの間の結合がこれら材料の相互の混入により
    生じている特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか1項記載のラミネート。 5、もはや成形性でないポリイミドから、及びヒートシ
    ール性ポリイミドからなる積層体は、引張り強さ100
    〜150N/mm^2破断伸長度15〜100%及び誘
    電損失ファクター1kHzで1.5×10^−^3〜5
    ×10^−^3を有する特許請求の範囲第1項から第4
    項までのいずれか1項記載のラミネート。 6、もはや成形性でないポリイミドからなる各層の厚さ
    は1μm〜1mmである特許請求の範囲第1項から第5
    項までのいずれか1項記載のラミネート。 7、層厚が1μm〜15μmである特許請求の範囲第6
    項記載のラミネート。 8、もはや成形性でないポリイミドからなる各層の厚さ
    が10μm〜1mmである特許請求の範囲第6項記載の
    ラミネート。 9、もはや成形性でないポリイミドからなる各層の厚さ
    は50〜250μmである特許請求の範囲第8項記載の
    ラミネート。 10、ヒートシール性ポリイミドからなる層の厚さが0
    .5〜3μmである特許請求の範囲第1項から第9項ま
    でのいずれか1項記載のラミネート。 11、ヒートシール性ポリイミドからなる層の厚さが2
    〜50μmである特許請求の範囲第1項から第9項まで
    のいずれか1項記載のラミネート。 12、もはや成形性でないポリイミドからなるすべての
    層が同じ厚さである特許請求の範囲第2項から第11項
    までのいずれか1項記載のラミネート。 13、もはや成形性でないポリイミドからなる層が次の
    練り返し構造: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは4価の芳香族基を表わし、R′は2価の芳
    香族基を表わす〕を有するポリイミドからなる特許請求
    の範囲第1項から第12項までのいずれか1項記載のラ
    ミネート。 14、Rは▲数式、化学式、表等があります▼を表わし
    、R′は▲数式、化学式、表等があります▼を表わす特
    許請求の範囲第13項記載のラミ ネート。 15、担体材料が金属又は合金からなる箔及び/又はポ
    リマー箔及び/又は繊維材料からなる平面構造物である
    特許請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項
    記載のラミネート。 16、担体材料が銅、ニッケル、アルミニウム、又はこ
    れら金属の1種以上を主成分として含有する合金からな
    る箔、又は無定形金属からなる箔又はスチールからなる
    箔である特許請求の範囲第15項記載のラミネート。 17、箔が圧延し、熱処理した銅からなるか、又は圧延
    し、熱処理した銅合金からなる特許請求の範囲第16項
    記載のラミネート。 18、箔の層厚が5〜250μmである特許請求の範囲
    第16項又は第17項記載のラミネート。 19、箔の層厚が10〜50μmである特許請求の範囲
    第18項記載のラミネート。 20、ヒートシール性ポリイミドがベンゾフェノンテト
    ラカルボン酸二無水物(BTDA)又はBTDA及びピ
    ロメリト酸二無水物からなる混合物と4,4′−ジアミ
    ノジフェニルエーテル、3,3′−ジアミノジフェニル
    エーテル、3,3′−ジアミノジフェニルスルホン、3
    ,3′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミ
    ノジフェニルスルホン、4,4′−ジアミノジフェニル
    メタン、ベンチジンとの、又はこれらのジアミンの混合
    物との反応生成物である特許請求の範囲第1項から第1
    9項までのいずれか1項記載のラミネート。 21、ヒートシール性ポリイミドが二無水物とジアミン
    との反応生成物であり、この際二無水物は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子又はC_nF_2_n基(ここで
    n=1〜10である)又は基: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Rは水素原子又は弗素原子を表わし、(CR
    _3)_2−基は該当する酸素原子に対してメタ位又は
    パラ位である)〕のものであり、かつジアミンは式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは酸素原子を表わすか、又は C_nF_2_n(n=1〜10)又はカルボニル基を
    表わし、かつYはそれぞれ該当するアミノ基にメタ又は
    パラ位である〕のものである特許請求の範囲第1項から
    第19項までのいずれか1項記載のラミネート。 22、ヒートシール性ポリイミドからなる層が繊維材料
    を含有する特許請求の範囲第1項から第21項までのい
    ずれか1項記載のラミネート。 23、繊維材料はグラスファイバー、アルアミドファイ
    バー、炭素ファイバー及び/又は珪酸ファイバーからな
    る特許請求の範囲第22項記載のラミネート。 24、繊維材料はエンドレスフィラメントからなる織物
    である特許請求の範囲第22項又は第23項記載のラミ
    ネート。 25、もはや成形性でないポリイミドからなる層がヒー
    トシール性ポリイミドからなる2つの層を介して相互に
    結合している特許請求の範囲第2項から第24項までの
    いずれか1項記載のラミネート。 26、ヒートシール性ポリイミドからなる層がもはや成
    形性でないポリイミドと反対の面上に担体材料からなる
    層を有している特許請求の範囲第1項又は第3項から第
    24項までのいずれか1項記載のラミネート。 27、担体材料からなる少なくとも1つの層及びもはや
    成形性でない完全芳香族ポリイミドからなる少なくとも
    1つの層からなる可撓性多層ラミネートであり、もはや
    成形性でないポリイミドからなる層が1方の面で担体か
    らなる層に少なくとも4.0N/cmの剥離強さで直接
    接着し、もはや成形性でないポリイミドはフェノール性
    溶剤中に不溶性であり、かつもはや成形性でないポリイ
    ミドからなる層は引張り強さ100〜150N/mm^
    2、破断伸長度15〜100%及び誘電損失ファクター
    1kHzで1.5×10^−^3〜5×10^−^3を
    有し、かつもはや成形性でないポリイミドからなる層は
    担体材料と反対の面にヒートシール性ポリイミドを有し
    ている可撓性多層ラミネートを製造するために、芳香族
    テトラカルボン酸又はその二無水物及び芳香族第1ジア
    ミンから形成されるポリアミド酸溶液を担体材料上に中
    間層なしに担持させ、積層した担体材料を加熱するが、
    この際芳香族テトラカルボン酸又はその二無水物と芳香
    族ジアミンとを0.95:1〜1.05:1のモル比で
    、極性有機溶剤中で反応させ、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは芳香族4価の基を表わし、R′は芳香族2
    価の基を表わし、nは少なくとも 0.5のη_r_e_d値を有するポリアミド酸を得る
    ことができる数値である〕のポリアミド酸からなるポリ
    マー化合物とし、こうして得られた担体材料上のポリア
    ミド酸溶液から溶剤を、温度範囲が100〜200℃で
    ある第1工程中ですぐに除去し、この際主に全溶剤量を
    除去し、該膜を温度が200℃を越える第2工程中です
    ぐに硬化して、フェノール性溶剤中に不溶性で、もはや
    成形性でないポリイミドにするが、この際ポリアミド酸
    の少なくとも95%がポリイミドに変換し、かつこの際
    このもはや成形性でないポリイミドからなる層の担体材
    料と反対の面上にヒートシール性ポリイミドを担持させ
    るか、又はヒートシール性ポリイミドに硬化性の前駆体
    を担持させ、かつ該前駆体を硬化してポリイミドにする
    ことを特徴とする可撓性ラミネートを製造するための方
    法。 28、ヒートシール性ポリイミドからなる露出した層上
    に150〜500℃の範囲の温度で担体材料からなる層
    を担持させる特許請求の範囲第27項記載の方法。 29、得られた積層体の少なくとも2個を150〜50
    0℃の範囲の温度で相互に結合させ、この際積層体の結
    合はそれぞれヒートシール性ポリイミドの露出した表面
    で行なう特許請求の範囲第27項記載の方法。 30、積層体の結合を250〜400℃の温度範囲で実
    施する特許請求の範囲第29項記載の方法。 31、ポリアミド酸溶液を積層した担体材料を少なくと
    も2つの上昇温度を有する加熱域を連続的に通過させる
    特許請求の範囲第27項から第30項までのいずれか1
    項記載の方法。 32、芳香族テトラカルボン酸又はその二無水物と芳香
    族ジアミンとのポリアミド酸溶液への反応を押出機中で
    実施する特許請求の範囲第27項から第31項までのい
    ずれか1項記載の方法。 33、ポリアミド酸溶液を混合及び供給装置から連続的
    に配量し、成形した開口部を通して担体材料上に押し出
    す特許請求の範囲第27項から第32項までのいずれか
    1項記載の方法。 34、ポリアミド酸溶液を担体材料上にナイフ塗布によ
    り担持させる特許請求の範囲第27項から第32項まで
    のいずれか1項記載の方法。 35、第2工程中で膜を300〜600℃の温度範囲に
    加熱する特許請求の範囲第27項から第34項までのい
    ずれか1項記載の方法。 36、極性有機溶剤は非プロトン溶剤である特許請求の
    範囲第21項から第35項までのいずれか1項記載の方
    法。 37、非プロトン極性有機溶剤がジメチルアセトアミド
    、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン
    及び/又はジメチルスルホキシドである特許請求の範囲
    第36項記載の方法。 38、担体材料として金属又は合金からなる箔及び/又
    はポリマー箔及び/又は繊維材料からなる平面構造物を
    使用する特許請求の範囲第27項から第37項までのい
    ずれか1項記載の方法。 39、担体材料として銅、ニッケル、アルミニウム、又
    はこれらの金属1種以上を主成分として含有する合金か
    らなる箔、又は無定形金属からなる箔又はスチールから
    なる箔を使用する特許請求の範囲第38項記載の方法。 40、箔が圧延し、熱処理した銅からなるか、又は圧延
    し、熱処理した銅合金からなる特許請求の範囲第39項
    記載の方法。 41、ポリアミド酸溶液を積層すべき、担体材料の表面
    をあらかじめ機械的及び/又は化学的処理により粗面化
    もしくは腐蝕する特許請求の範囲第39項又は第40項
    記載の方法。 42、前処理の後、積層すべき担体材料の表面は少なく
    とも0.20μmの平均粗面値を有するように、化学的
    及び/又は機械的前処理を実施する特許請求の範囲第4
    1項記載の方法。 43、結合すべき層2つの上にヒートシール性ポリイミ
    ド又はその前駆体を担持させる特許請求の範囲第29項
    から第42項までのいずれか1項記載の方法。 44、もはや成形性でないポリイミドになる層上にヒー
    トシール性ポリイミド又はその前駆体を第2工程のはじ
    めに担持させる特許請求の範囲第27項から第43項ま
    でのいずれか1項記載の方法。
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